JPH0423794Y2 - - Google Patents

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JPH0423794Y2
JPH0423794Y2 JP1987104864U JP10486487U JPH0423794Y2 JP H0423794 Y2 JPH0423794 Y2 JP H0423794Y2 JP 1987104864 U JP1987104864 U JP 1987104864U JP 10486487 U JP10486487 U JP 10486487U JP H0423794 Y2 JPH0423794 Y2 JP H0423794Y2
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container
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JP1987104864U
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、主として生肉・鮮魚その他の生鮮食
料品の包装用に使用される容器であつて、容器の
底部に包装生鮮食品から出た液汁を吸い取る吸液
用のマツトを敷設してある生鮮食品用容器に関す
るものである。
<従来の技術> 従来この種の生鮮食品用容器は、容器と吸液用
のマツトとが別々に形成されていて、生鮮食品の
包装時に、食品の包装者自身が、または包装者と
は別の人が包装者のそばにいて、容器に吸液用マ
ツトを入れているのが現状である。
<考案が解決しようとする問題点> したがつて、従来この種の生鮮食品用容器は、
使用に際して意外に手数を要し面倒で能率の悪い
ものであつた。殊に、通風性のある場所にあつて
は、マツトが風で飛んだり姿勢を変えたりして極
めて包装能率を悪化させるという問題を屡生じて
いた。
そこで、本考案は、かかる従来の問題点を解決
するために、包装用容器そのものに改変を加え、
容器本体と底部に貫通口を形成した容器様体との
間に吸液用マツトを挟圧させたものとすることに
よつて、そのまま直ちに包装に使用することが出
来るようにしたものである。
<問題点を解決するための手段> 該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図及び第2図を用いて説明する
と、本考案は、合成樹脂シート材料製の成形容器
であつて、無孔の底壁12の周部に立ち上がり周
壁11を有する容器本体1と、該容器本体1の前
記底壁12上に敷設された吸液マツト3と、貫通
口23が形成されている底壁部22の周部に立ち
上がり周壁部21を有する容器様体2とからな
り、該容器様体2は前記容器本体1に比して周壁
部21が僅かに小形に形成され、深さが浅く形成
されていて、周壁部21が容器本体1の内面に沿
つて位置し、当該底壁部22が前記吸液マツト3
の上面側に位置し、かつ、容器本体1と二重容器
状に重合された構造とし、かつ容器本体1の底壁
12が容器の内方に突出するリブ13を有してい
ると共に、前記の貫通口23を、底壁部22の周
縁部分のみを残した状態で形成された大穴にした
ものである。
<作用> 本考案は、容器の構造をこのような構造とした
ものであるから、これを生鮮食品用の包装容器と
して使用する場合には、吸液マツトを使用しない
容器の場合と全く同様に、容器様体内に直ちに生
鮮食品を入れて包装すればよく、被包装生鮮食品
は吸液マツト上に直接載置することにより、該マ
ツトのクツシヨン性により輸送途中のシヨツクか
ら該食品を護り、しかも該食品から出る液汁は直
接かつ迅速にマツトへ吸収されることになる。
<実施例> 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
図中第1図及び第2図は、本考案の参考例を示
す図で、厚さ0.3mmの合成樹脂シート材料で、平
面形状が長方形状の浅い皿形で、無孔の底壁12
に容器の内方に向かつて突出するリブ13が形成
され、周部にやや上方広がり状の立ち上がり周壁
11を有し、周壁11の上縁に外広がりの逆樋状
の周縁14を有する容器本体1を形成し、該容器
本体1の前記底壁12上に生鮮食品から滴下した
液汁を吸収する吸液マツトとしての厚さ1.5mmの
吸水紙3を敷設し、別途厚さ0.15mmの合成樹脂シ
ート材料で、底壁部22のほぼ全面に多数の貫通
小穴23……を点在配置形成し、該底壁部22の
周部に、前記容器本体1における周壁11に比し
て僅かに小形で、深さを少し浅くした立ち上がり
周壁部21を有しその上縁に外広がり状の逆樋状
周縁部24を有する容器様体2を形成し、該容器
様体2を、その周壁部21が容器本体1の周壁1
1の内面に密着し、周縁部24が容器本体1の周
縁14の上面に密着し、底壁部22が前記吸水紙
3の上面側に位置する姿勢として、容器本体1と
二重容器状に重合させ、これら両容器1,2を周
縁部分で加熱溶着して不分離状態に連結したもの
である。
このようにした容器に生鮮食品例えば生肉を収
容包装する場合には、容器様体2内に直ちに入
れ、上部開口部分を例えば包装膜でラツピング包
装すればよい。
このようにして包装しておけば、生肉に付着し
ていた肉汁や包装後に生肉から染み出た肉汁は、
多数の貫通小穴23……の任意の穴23……から
吸水紙3上へ移行し、該吸水紙3によつて吸水さ
れ、生肉が肉汁に浸かつて部分的に変色したり味
覚変化を速めることを防止するのである。
第3図及び第4図に示した図は他の参考例を示
したもので、前記第1実施例において示した容器
様体2の形状を、貫通小穴23……の形成部分を
除く底壁部22に、容器の内方に向かつて突出す
る数本のリブ25……を有する形状としたもので
ある。
このように形成してある場合には、包装した食
品をこれらのリブ25……上に載置した状態とし
ておくことが出来るのである。
第5図及び第6図に示した図は第1実施例を示
したもので、前記参考例において示した容器様体
2の形状を、底壁部22の周縁部分所定幅を残し
てその中央部分全域を貫通させて形成した大穴の
貫通口23を有する形状としたものである。
このように形成してある場合には、包装した食
品を直接吸液マツト3上に載置した状態としてお
くことが出来、吸液マツト3をクツシヨン材とし
て利用することが出来る。
また、該実施例にあつては、容器様体2の長手
方向両側の底壁部分22を他の部分よりも深目に
形成して、第6図に示したように吸液マツト3を
容器本体1側に向けて押さえ付ける形に形成し、
マツト3の移動を阻止させ、包装した食品がマツ
ト3の移動に伴つて容器内で移動することのない
ようにしてある。
しかしながら、本考案にいう容器は、容器様体
2の底壁部22が必ずしも吸液マツト3に接当し
ているものである必要はなく、第7図に示したよ
うに、マツト3との間に空隙を有する状態に形成
してある構造としてあるものであつてもよい。
また、第8図に示したものは、前記第5,6図
に示した第1実施例における大穴の貫通口23と
同様に、貫通口23の形状を大形のものとした第
2実施例で、該貫通口23の形状を、中央部分を
長方形状としその長手方向両側にY字状に延長し
た部分を有する形に形成したものである。
貫通口23の形状をこのように形成し、容器様
体2の成型時において、底壁部22をやや中央下
方向きに成型しておくと、容器本体1への重合時
に底壁部22が自動的に吸液マツト3を押圧する
状態として重合することができる。
本考案にいう容器本体1と容器様体2との接合
は、超音波などを利用した加熱溶着のほか、接着
剤を利用したもの、内外両容器1,2を圧着状に
重合したもの、上縁部分をカール状として重合し
たもの等、要するに両容器1,2が容易に分離し
ないようにしてあるものであればよい。
また、容器は、容器本体1および容器様体2の
一方もしくは両方の周壁11、周壁部21に深さ
方向に沿う縦リブを形成したもの、底壁12にリ
ブ13が形成されていないもの、底壁12、底壁
部22に縦横方向に交差状にリブが形成されてい
るもの等容器の形状については任意な形状に形成
することができるものである。また、本考案にい
うる吸液マツトは、吸水紙のほか、不織布、発泡
樹脂その他吸水性、吸液性に富み、マツト状に形
成することが出来るものであればよいことは言う
までもない。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することがきるものである。
<考案の効果> 以上の説明から既に明らかなように本考案は、
容器の構造を、容器本体と底部に貫通口を形成し
た容器様体との二重構造とし、これら両体の底間
に吸液用マツトを挟圧させた構造としたものであ
るから、これを生鮮食品用の包装容器として使用
する場合には、吸液用マツトを使用しない容器の
場合と全く同様に、容器様体内に直ちに生鮮食品
を入れて該マツトのクツシヨン性により衝撃から
該食品を保護すると共に、じかに触れている該マ
ツトへ生鮮食品の液汁は迅速かつ完全に吸収され
るから、該食品は部分的に変色したり味覚変化を
速めたりすることがない状態を、長時間に亙つて
維持する事ができるという実用上の顕著な効果を
期待することが出来るにいたつたのである。
【図面の簡単な説明】
図中第1図及び第2図は本考案における参考例
を示した図で、第1図は斜視図、第2図は第1図
における−線断面図、第3図・第4図は他の
参考例、第5図・第6図は本考案の実施例を示す
図で第3図・第5図は斜視図、第4図・第6図は
−,−断面図、第7図及び第8図はそれ
ぞれ更に他の実施例を示した断面図及び斜視図で
ある。 図中1は容器本体、2は容器様体、3は吸液マ
ツト、11は周壁、12は底壁、21は周壁部、
22は底壁部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂シート材料製の成形容器であつて、
    無孔の底壁12の周部に立ち上がり周壁11を
    有する容器本体1と、該容器本体1の前記底壁
    12上に敷設された吸液マツト3と、貫通口2
    3が形成されている底壁部22の周部に立ち上
    がり周壁部21を有する容器様体2とからな
    り、該容器様体2は前記容器本体1に比して周
    壁部21が僅かに小形かつ浅く形成されて容器
    本体1の内面に沿つて位置し、容器様体2の底
    壁部22が吸液マツト3に載せられて容器本体
    1と二重容器状に重合されたものにおいて、容
    器本体1の底壁12が容器の内方に突出するリ
    ブ13を有していると共に、前記の貫通口23
    が底壁部22の周縁部分のみを残した状態で形
    成された大穴であつて、包装した食品を吸液マ
    ツト3上に直接載置することが可能な構成であ
    ることを特徴とする生鮮食品用容器。 内側の容器様体2の底壁部22に開設する大
    穴状の貫通口23を、長方形状の中央部とその
    両側のY字形延長部とからなる輪郭のものと
    し、底壁22をやや中央下方向きに成型した実
    用新案登録請求の範囲第項に記載の生鮮食品
    用容器。 容器本体1と容器様体2とが同質の合成樹脂
    材料で形成され、加熱溶着により重合一体化さ
    れていると共に、吸液マツト3が不織布、吸水
    紙、発泡樹脂から選ばれたものである実用新案
    登録請求の範囲第項に記載の生鮮食品用容
    器。
JP1987104864U 1987-07-07 1987-07-07 Expired JPH0423794Y2 (ja)

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JPS649137U JPS649137U (ja) 1989-01-18
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JPS5530827U (ja) * 1978-08-17 1980-02-28

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