JPH0235262Y2 - - Google Patents
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- JPH0235262Y2 JPH0235262Y2 JP1985081701U JP8170185U JPH0235262Y2 JP H0235262 Y2 JPH0235262 Y2 JP H0235262Y2 JP 1985081701 U JP1985081701 U JP 1985081701U JP 8170185 U JP8170185 U JP 8170185U JP H0235262 Y2 JPH0235262 Y2 JP H0235262Y2
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- container
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 41
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 14
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Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Cookers (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば弁当等において料理とくに
揚物の盛付けに使用される揚物入れ用容器に関す
るものである。
揚物の盛付けに使用される揚物入れ用容器に関す
るものである。
従来の技術
従来、弁当等において揚物の盛付けに使用され
るアルミニウム箔製容器(アルミカツプ)は、底
壁とこれの周縁に立上がり状に連なる側壁とより
なるものであつた(例えば実開昭58−33460号公
報参照)。
るアルミニウム箔製容器(アルミカツプ)は、底
壁とこれの周縁に立上がり状に連なる側壁とより
なるものであつた(例えば実開昭58−33460号公
報参照)。
考案が解決しようとする課題
一般に、揚物は、調理した直後にその油切りを
充分に行なつても余剰の油が付着しているもので
あり、従つて揚物を容器に入れた場合、これに付
着している余剰の油が流れ出し、この油が空気と
の接触によつて次第に酸化されて変質し、味落ち
が生じた。ところが、従来のアルミニウム箔製容
器は、単に底壁とこれの周縁に立上がり状に連な
る側壁とよりなるものであるため、このような従
来の容器に揚物を入れると、揚物より流れ出て変
質した油が揚物に再付着するため、揚物の味が低
下するという問題があり、揚物より流れ出た油の
再付着を確実に阻止し得る容器の出現が強く望ま
れていた。
充分に行なつても余剰の油が付着しているもので
あり、従つて揚物を容器に入れた場合、これに付
着している余剰の油が流れ出し、この油が空気と
の接触によつて次第に酸化されて変質し、味落ち
が生じた。ところが、従来のアルミニウム箔製容
器は、単に底壁とこれの周縁に立上がり状に連な
る側壁とよりなるものであるため、このような従
来の容器に揚物を入れると、揚物より流れ出て変
質した油が揚物に再付着するため、揚物の味が低
下するという問題があり、揚物より流れ出た油の
再付着を確実に阻止し得る容器の出現が強く望ま
れていた。
この考案は、上記の要望に応えんとするもので
あつて、弁当等の料理とくに揚物の盛付けにおい
て揚物から流れ出た余剰の油が揚物に再付着する
のを確実に阻止することができて、揚物の味の低
下を防止することができる、揚物入れ用容器を提
供することを目的としている。
あつて、弁当等の料理とくに揚物の盛付けにおい
て揚物から流れ出た余剰の油が揚物に再付着する
のを確実に阻止することができて、揚物の味の低
下を防止することができる、揚物入れ用容器を提
供することを目的としている。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、多
数の油収集用凹部を有する底壁と側壁とよりなる
アルミニウム箔製容器本体の内部に、これの底壁
上面と側壁内面全体を覆う油吸収シートが収めら
れている揚物入れ用容器を要旨としている。
数の油収集用凹部を有する底壁と側壁とよりなる
アルミニウム箔製容器本体の内部に、これの底壁
上面と側壁内面全体を覆う油吸収シートが収めら
れている揚物入れ用容器を要旨としている。
作 用
上記の揚物入れ用容器においては、容器内に揚
物を入れた場合、揚物より流れ出た油は、容器本
体の底壁上では勿論のこと、側壁内面においても
油吸収シートに直ちに吸収されるため、揚物への
油の再付着を確実に阻止することができ、揚物の
味の低下を防止することができる。
物を入れた場合、揚物より流れ出た油は、容器本
体の底壁上では勿論のこと、側壁内面においても
油吸収シートに直ちに吸収されるため、揚物への
油の再付着を確実に阻止することができ、揚物の
味の低下を防止することができる。
実施例
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
この考案の第1実施例を示す第1図と第2図に
おいて、この考案による揚物入れ用容器は、多数
の油収集用凹部3を有する断面波形の底壁1a
と、これの周縁に立上がり状に連なる平たい側壁
1bとによつて構成されたアルミニウム箔製容器
本体1の内部に、これの底壁1a上面と側壁1b
内面全体を覆う油吸収シート2が収められている
ものである。
おいて、この考案による揚物入れ用容器は、多数
の油収集用凹部3を有する断面波形の底壁1a
と、これの周縁に立上がり状に連なる平たい側壁
1bとによつて構成されたアルミニウム箔製容器
本体1の内部に、これの底壁1a上面と側壁1b
内面全体を覆う油吸収シート2が収められている
ものである。
ここで、油吸収シート2としては、油吸収性を
有する紙、あるいは紙と合成樹脂の複合シート等
を使用する。この実施例では、油吸収シート2の
底壁2aが容器本体1の底壁1aと同様に断面波
形となされていて、シート2の底壁2aが油収集
用凹部3の内部にも嵌め込まれている。
有する紙、あるいは紙と合成樹脂の複合シート等
を使用する。この実施例では、油吸収シート2の
底壁2aが容器本体1の底壁1aと同様に断面波
形となされていて、シート2の底壁2aが油収集
用凹部3の内部にも嵌め込まれている。
この考案による揚物入れ用容器内に揚物を入れ
ると、揚物より流れ出た余剰の油は、容器本体1
の底壁1a上では勿論のこと、側壁1b内面にお
いても油吸収シート2に直ちに吸収される。そし
て容器本体底壁1aにおいて油吸収シート2の底
壁2aに吸収された油は、そこに溜まるが、容器
本体1の側壁1bにおいて油吸収シート2の側壁
2bに吸収された油は、重力と毛細管現象により
下方に移動して、油吸収シート2の底壁2aに至
るものであり、こうして揚物より流れ出た余剰の
すべての油を吸収シート2の底壁2aに集めるこ
とができる。さらに集められた油が多い場合に
は、これらは重力により容器本体底壁1aの油収
集用凹部3内に移行するので、同凹部3内に溜め
ることができるものである。
ると、揚物より流れ出た余剰の油は、容器本体1
の底壁1a上では勿論のこと、側壁1b内面にお
いても油吸収シート2に直ちに吸収される。そし
て容器本体底壁1aにおいて油吸収シート2の底
壁2aに吸収された油は、そこに溜まるが、容器
本体1の側壁1bにおいて油吸収シート2の側壁
2bに吸収された油は、重力と毛細管現象により
下方に移動して、油吸収シート2の底壁2aに至
るものであり、こうして揚物より流れ出た余剰の
すべての油を吸収シート2の底壁2aに集めるこ
とができる。さらに集められた油が多い場合に
は、これらは重力により容器本体底壁1aの油収
集用凹部3内に移行するので、同凹部3内に溜め
ることができるものである。
このように揚物より流れ出た余剰の油は、容器
本体1の底壁1aおよび側壁1bにおいて直ちに
油吸収シート2に吸収されるので、空気酸化によ
つて変質した油が揚物に再付着するのを確実に阻
止することができ、揚物の味の低下を防止するこ
とができるものである。
本体1の底壁1aおよび側壁1bにおいて直ちに
油吸収シート2に吸収されるので、空気酸化によ
つて変質した油が揚物に再付着するのを確実に阻
止することができ、揚物の味の低下を防止するこ
とができるものである。
上記揚物入れ用容器は、例えばつぎのようにし
てつくられる。すなわち、容器本体1の素材であ
る所要の大きさのアルミニウム箔と油吸収シート
とを平らな状態で重ね合わせ、これらの重合物を
所定のプレスにより成形して波付け加工を施し、
これらを共に断面波形に成形する。アルミニウム
箔と油吸収シートとは予め接着剤により部分的も
しくは全面的に接着してもよく、あるいは全く接
着しなくてもよい。つぎにこの重合物を別のプレ
スにより容器の形に成形するが、このとき容器本
体1と油吸収シート2の底壁1a,2a部分は断
面波形のままとし、側壁1b,2b部分は平らな
ものとする。
てつくられる。すなわち、容器本体1の素材であ
る所要の大きさのアルミニウム箔と油吸収シート
とを平らな状態で重ね合わせ、これらの重合物を
所定のプレスにより成形して波付け加工を施し、
これらを共に断面波形に成形する。アルミニウム
箔と油吸収シートとは予め接着剤により部分的も
しくは全面的に接着してもよく、あるいは全く接
着しなくてもよい。つぎにこの重合物を別のプレ
スにより容器の形に成形するが、このとき容器本
体1と油吸収シート2の底壁1a,2a部分は断
面波形のままとし、側壁1b,2b部分は平らな
ものとする。
なお、図示は省略したが、揚物入れ用容器は、
容器本体1の底壁1aのみを予めプレス成形によ
り断面波形として油吸収用凹部3を形成するとと
もに、側壁1bを平たいものとし、この容器本体
1の内部に平らな底壁2aと側壁2bを有する油
吸収シート2を被せるようにしてもよい。
容器本体1の底壁1aのみを予めプレス成形によ
り断面波形として油吸収用凹部3を形成するとと
もに、側壁1bを平たいものとし、この容器本体
1の内部に平らな底壁2aと側壁2bを有する油
吸収シート2を被せるようにしてもよい。
第3図と第4図は、この考案の第2実施例を示
すものである。ここで、上記第1実施例の場合と
異なる点は、アルミニウム箔製容器本体1の底壁
1aにプレスによりいわゆるデインプル加工を施
して多数の半球形の油吸収用凹部13を形成し、
この容器本体1の内面全周に平たい油吸収シート
2が被せられている点にある。
すものである。ここで、上記第1実施例の場合と
異なる点は、アルミニウム箔製容器本体1の底壁
1aにプレスによりいわゆるデインプル加工を施
して多数の半球形の油吸収用凹部13を形成し、
この容器本体1の内面全周に平たい油吸収シート
2が被せられている点にある。
上記第2実施例の揚物入れ用容器は、容器本体
1の素材である所要の大きさのアルミニウム箔を
プレスにより成形してデインプル加工を施し、つ
いでこれに平らな油吸収シート2を重ね合わせ
て、これらの重合物を別のプレスにより容器に成
形することによりつくられる。アルミニウム箔と
油吸収シートとは予め接着剤により部分的に接着
しておくのが好ましいが、場合によつては接着し
ていなくてもよい。
1の素材である所要の大きさのアルミニウム箔を
プレスにより成形してデインプル加工を施し、つ
いでこれに平らな油吸収シート2を重ね合わせ
て、これらの重合物を別のプレスにより容器に成
形することによりつくられる。アルミニウム箔と
油吸収シートとは予め接着剤により部分的に接着
しておくのが好ましいが、場合によつては接着し
ていなくてもよい。
なお、図示は省略したが、容器本体1の素材と
なるアルミニウム箔と油吸収シート2とを平らな
状態で重ね合わせてデインプル加工を施すことに
より、油吸収シート2の底壁2aを多数の油収集
用凹部3を有する容器本体1の底壁1aと同じ形
状に成形するようにしてもよい。
なるアルミニウム箔と油吸収シート2とを平らな
状態で重ね合わせてデインプル加工を施すことに
より、油吸収シート2の底壁2aを多数の油収集
用凹部3を有する容器本体1の底壁1aと同じ形
状に成形するようにしてもよい。
なお、この考案による揚物入れ用容器は、一般
家庭においてあるいは料理販売業務などにおい
て、弁当や夕食のおかずのうちとくに揚物の盛付
けに使用されるものである。
家庭においてあるいは料理販売業務などにおい
て、弁当や夕食のおかずのうちとくに揚物の盛付
けに使用されるものである。
考案の効果
この考案による揚物入れ用容器は、上述のよう
に、多数の油収集用凹部を有する底壁と側壁とよ
りなるアルミニウム箔製容器本体の内部に、これ
の底壁上面と側壁内面全体を覆う油吸収シートが
収められているもので、容器内には揚物を入れる
と、揚物より流れ出た余剰の油は、容器本体の底
壁上では勿論のこと、側壁内面においても油吸収
シートに直ちに吸収され、容器本体底壁において
は、油吸収シートの底壁に吸収された油は、そこ
に溜まるが、容器本体の側壁においては、油吸収
シートの側壁に吸収された油は、重力と毛細管現
象により下方に移動して、油吸収シートの底壁に
至るため、揚物より流れ出た余剰のすべての油を
油吸収シートの底壁に集めることができ、さらに
集められた油が多い場合には、これらを容器本体
底壁の油収集用凹部内に溜めることができ、これ
によつて空気酸化により変質した油が揚物に再付
着するのを確実に阻止することができて、揚物の
味の低下を防止することができ、ひいては弁当等
の料理を非常においしく食べるることができると
いう効果を奏する。
に、多数の油収集用凹部を有する底壁と側壁とよ
りなるアルミニウム箔製容器本体の内部に、これ
の底壁上面と側壁内面全体を覆う油吸収シートが
収められているもので、容器内には揚物を入れる
と、揚物より流れ出た余剰の油は、容器本体の底
壁上では勿論のこと、側壁内面においても油吸収
シートに直ちに吸収され、容器本体底壁において
は、油吸収シートの底壁に吸収された油は、そこ
に溜まるが、容器本体の側壁においては、油吸収
シートの側壁に吸収された油は、重力と毛細管現
象により下方に移動して、油吸収シートの底壁に
至るため、揚物より流れ出た余剰のすべての油を
油吸収シートの底壁に集めることができ、さらに
集められた油が多い場合には、これらを容器本体
底壁の油収集用凹部内に溜めることができ、これ
によつて空気酸化により変質した油が揚物に再付
着するのを確実に阻止することができて、揚物の
味の低下を防止することができ、ひいては弁当等
の料理を非常においしく食べるることができると
いう効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の斜視図、第2図は第1図−線
に沿う断面図、第3図は第2実施例の斜視図、第
4図は第3図−線に沿う断面図である。 1……アルミニウム箔製容器本体、1a……底
壁、1b……側壁、2……油吸収シート、2a…
…底壁、2b……側壁、3,13……油収集用凹
部。
は第1実施例の斜視図、第2図は第1図−線
に沿う断面図、第3図は第2実施例の斜視図、第
4図は第3図−線に沿う断面図である。 1……アルミニウム箔製容器本体、1a……底
壁、1b……側壁、2……油吸収シート、2a…
…底壁、2b……側壁、3,13……油収集用凹
部。
Claims (1)
- 多数の油収集用凹部3,13を有する底壁1a
と側壁1bとよりなるアルミニウム箔製容器本体
1の内部に、これの底壁1a上面と側壁1b内面
全体を覆う油吸収シート2が収められている揚物
入れ用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985081701U JPH0235262Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985081701U JPH0235262Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196673U JPS61196673U (ja) | 1986-12-08 |
JPH0235262Y2 true JPH0235262Y2 (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=30628730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985081701U Expired JPH0235262Y2 (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235262Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6195721B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2017-09-13 | ユニ・チャーム株式会社 | 食品容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833460B2 (ja) * | 1976-01-08 | 1983-07-20 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833460U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-04 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | カツプ状成型品の包装用容器 |
JPS58119326U (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-15 | 昭和アルミニウム株式会社 | 揚げ物用受け |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP1985081701U patent/JPH0235262Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833460B2 (ja) * | 1976-01-08 | 1983-07-20 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196673U (ja) | 1986-12-08 |
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