JPS5816529Y2 - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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Publication number
JPS5816529Y2
JPS5816529Y2 JP1979009156U JP915679U JPS5816529Y2 JP S5816529 Y2 JPS5816529 Y2 JP S5816529Y2 JP 1979009156 U JP1979009156 U JP 1979009156U JP 915679 U JP915679 U JP 915679U JP S5816529 Y2 JPS5816529 Y2 JP S5816529Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
water
packaging container
tray
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979009156U
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English (en)
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JPS55110483U (ja
Inventor
定雄 杉村
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトレー等の包装容器に関し、肉片等の収納時
にこれから出る肉汁を体裁良好に吸収でき、且つ容器周
側部への浸透を防止できるようにしたものである。
従来より、熱可塑性樹脂の発泡シートにて形成された包
装容器、特にトレー等は肉片等を収納するのに使用され
ているが、肉片等は肉汁が多く出てトレー底部に溜まり
、トレーを傾けたりした際にこぼれ出易く、買物時には
他物に付着したりするもので好ましいものではながった
そのためトレー内面に吸水性を有するシートを敷くこと
が考えられるが、周側部へも非常に浸透し易くて却って
不体裁となり易かった。
そこで、この考案は上記従来の問題点を解消できるよう
に考案したものであり、その構成としては、熱可塑性樹
脂の発泡シートにて形成された容器の内面全体を吸水性
を有するシートで覆い、容器における底面部外方の周側
部では吸水性シートが容器と圧着された吸水浸透の拡大
防止部を設けてなることを特徴としている。
次いで、この考案の実施態様を図を参照しながら以下に
例示する。
1は熱可塑性樹脂の発泡シート、例えば発泡ポリスチレ
ンシートにて形成された包装容器としてのトレー、2は
トレー1の内面全体を覆う吸水性(保水性)を有するシ
ートであり、全体ないしは適宜個所を部分的にトレー1
へ加熱圧着させてあり、その材質としては不織布等の吸
水率の高いものが好ましく、肉片等の肉汁が吸収されて
も外観的に不快感のない着色シートが望ましい。
そして、トレー1における底部外方の周側部3にあって
は吸水性シート2の周側部2aがホットプレス等の手段
でトレー1の発泡シートに加熱圧着されてあり、加熱軟
化された発泡シートに吸水性シート2がめり込んでいて
、該周側部2aでは吸水性シート2はその吸水浸透性が
極度に低下して、底面部2bからの毛細管現象等による
肉汁の浸透拡大を防止できるようにして、吸水浸透の拡
大防止部となしている。
また、トレー1の底面部4の形状としては、第1図およ
び第2図のように平滑なもののほかに、第3図に示すよ
うに底面部4に凸部を設けたり、第4図および第5図に
示すように底面部4が凹凸をなすように形成したりして
、吸水性シート2の底面部2bとの間に空間5を形成し
ておけば、肉汁等が吸水性シート2を若干透過するほど
多量の場合にも該空間5で保有できるため、肉汁等がこ
ぼれ出るのを規制するのに役立つ。
そして、上記の場合、底面部4において吸水性シート2
の底面部2bをトレー1に部分的に加熱圧着6しておけ
ば、該吸水性シート2の底面部2bがトレー1の底面部
4から離れて浮き上がったすせず、好ましい実施となる
なお、上記実施例はいずれも包装容器としてトレー1の
場合を示しているが、これより深い包装容器であっても
同様にして実施することができ、収納物としては、肉片
または刺身等の魚貝類などのように肉汁、血性などの水
分が多い食品の収納に対し好適に使用することができる
そして、包装容器に使用する発泡シートとしては、上記
発泡ポリスチレンシートのほか、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニルおよびこれらを主体とするコ
ポリマー等から製造される発泡シートが好適である。
上述のようなこの考案によれば、例えばトレー1等に肉
片等を収納して使用する場合に肉片から出る肉汁は吸水
性シート2の底面部2bに吸収され、一方周側部3では
吸水性シート2の周側部2aが圧着された吸水浸透の拡
大防止部として形成しているので、その吸水浸透性を極
度に低下させているために、肉汁等が周側部2aまで伝
わって来るのを防止し、吸水性シート2の周側部2aが
肉汁等で汚れず、収納時の外観上好ましいもので、しか
も周側部3を把持した際にも肉汁等が手に付着したりす
ることもなくなり非常に取扱上良好なものとなる。
またトレー1等を傾けたりした際に肉汁がこは゛れ出る
のを防ぐこともで゛きるもので゛、従来のように、こぼ
れ出た肉汁が他物に付着したりすることもなく、買物時
に他物と混在させて持ち運びを行なった場合の肉汁等に
よる問題を解消するものである。
また吸水性シート2でトレー1等の内面全体を覆ってい
るために緩衝包装が一層促進されると共に、外観上も良
好であり、特に着色シートを使用した場合には美麗なも
のとなるなど多くの長所を持つ包装容器を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は斜視図、第2図は前図II =II線の断面図、第3
図および第4図は変更例の断面図、第5図は変更例の一
部切欠斜視図である。 1・・・・・・トレー、2・・・・・・吸水性シート、
2a・・・・・・吸水性シートの周側部、2b・・・・
・・吸水性シートの底面図、3・・・・・・周側部、4
・・・・・・底面部、5・・・・・・空間、6・・・・
・・底面部の加熱圧着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.熱可塑性樹脂の発泡シートにて形成された容器の内
    面全体を吸水性を有するシートで覆い、容器における底
    面部外方の周側部では吸水性シートが容器と圧着された
    吸水浸透の拡大防止部を設けてなることを特徴とする包
    装容器。 2、吸水性シートが不織布からなる上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の包装容器。 3、容器の底面部に凹凸を形成し、吸水性を有するシー
    トと底面部との間に空間を形成してなる上記実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の包装容器。 4、発泡シートが発泡ポリスチレンシートからなる上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の包装容器。
JP1979009156U 1979-01-26 1979-01-26 包装容器 Expired JPS5816529Y2 (ja)

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JP1979009156U JPS5816529Y2 (ja) 1979-01-26 1979-01-26 包装容器

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Publication Number Publication Date
JPS55110483U JPS55110483U (ja) 1980-08-02
JPS5816529Y2 true JPS5816529Y2 (ja) 1983-04-04

Family

ID=28819406

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4120448Y1 (ja) * 1964-08-14 1966-10-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106602U (ja) * 1975-02-25 1976-08-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4120448Y1 (ja) * 1964-08-14 1966-10-03

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JPS55110483U (ja) 1980-08-02

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