JPH04237075A - 画像形成装置におけるシート搬送装置 - Google Patents

画像形成装置におけるシート搬送装置

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Publication number
JPH04237075A
JPH04237075A JP3020464A JP2046491A JPH04237075A JP H04237075 A JPH04237075 A JP H04237075A JP 3020464 A JP3020464 A JP 3020464A JP 2046491 A JP2046491 A JP 2046491A JP H04237075 A JPH04237075 A JP H04237075A
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JP
Japan
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sheet
rollers
speed
roller
roller group
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Pending
Application number
JP3020464A
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English (en)
Inventor
Hideaki Watabe
英昭 渡部
Otoya Kosugiyama
小杉山 乙矢
Makoto Shikada
鹿田 真
Kazuhide Kudo
和秀 工藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH04237075A publication Critical patent/JPH04237075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タ、電子写真複写装置、静電記録装置等の画像形成装置
に係り、詳しくは画像形成装置の定着ローラよりも下流
のシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真技術を用いた画像形成装
置の一例として、レーザービームプリンタの概略構成図
を図12に示す。
【0003】図中、カセット101内に積載されたシー
ト102は給紙ローラ103により1枚ずつピックアッ
プされ、レジストローラ対104a,104bにタイミ
ングを合わされた後、公知のプロセスカートリッジ10
5内に内包されていて、かつレーザスキャナ107によ
り潜像を書き込まれ、公知の手段でトナー像を形成され
た感光ドラム106により画像を転写され、更に、定着
ローラ108、加圧ローラ109により転写画像が永久
定着される。
【0004】フェースダウン排紙が選択された場合には
、フラッパ110は図中実線で示された位置に、またフ
ラッパ111は破線で示された位置に各々回動し、シー
ト102はガイド112,113間に送り込まれ、中間
搬送ローラ114a,114bによって上方へ送られる
。排出トレイを121aに指定した場合には、フラッパ
117は図中破線で示された位置に回動し、中間搬送ロ
ーラ114a,114bに搬送されたシート102は、
ガイド115a,116a、フラッパ117を経て排出
ローラ120a、同ピンチローラ119aによりトレイ
121a上に排出される。
【0005】排出トレイを121bに指定した場合には
、フラッパ117は実線で示した位置に、フラッパ11
8は破線で示した位置に夫々回動して、排出トレイ12
1b上に排出される。
【0006】更に、排出トレイ121cを指定した場合
には、フラッパ117,118は夫々実線で示された位
置に回動し、シート102は排出ローラ120c、ピン
チローラ119cを介してトレイ121c上に排出され
る。
【0007】次に、フェースアップ排紙が選定された場
合には、フラッパ110は破線で示された位置に、フラ
ッパ111は実線で示された位置に夫々回動し、シート
102は反転ローラ対123a,123bにより一旦矢
印A方向へ送られる。公知の方式によるセンサ122に
よって紙後端が検知されると、反転ローラ対123a,
123bは公知の手段によって反転し、シート102が
逆方向へ送られる。同時にフラッパ111は破線で示さ
れた位置に回動し、前記シート102はガイド124,
125を介してフェースアップトレイ126へと送られ
る。定着ローラ108,109から排出トレイに至るま
でのシート102の搬送スピードには、プロセススピー
ドにほぼ等しいタイプ(以下タイプ1と称す)と、プロ
セススピードより大きくしているタイプ(以下タイプ2
と称す)と、の2種類がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下に示すような欠点があった。
【0009】タイプ1においては、定着ローラ108,
109以降のシート102の搬送速度がプロセススピー
ドとほぼ等しいため、装置起動後最初のシート102が
排出トレイ上へ排出されるまでに要する時間(以下、フ
ァーストプリント時間と称す)が長い、という欠点があ
った。また、特に毎分出力枚数が8枚程度、あるいはそ
れ以下のプリンタに関して言えることであるが排出され
るシート102に勢いがないので排出されたシート10
2の後端が、例えば排出トレイ126の縁、あるいは排
紙口などに引掛かり積載性が悪くなる、という欠点もあ
った。
【0010】一方、タイプ2においては、定着ローラ1
08,109以降のシート搬送速度がプロセススピード
より大きいため、シート102が排出ローラ119c,
120c、あるいは中間搬送ローラ114a,114b
によって搬送され、かつシート102の後端が定着ロー
ラ108,109から離脱していない場合には排出ロー
ラ120c,119cあるいは中間搬送ローラ114a
,114bがシート102の表面でスリップし、同ロー
ラが摩耗したりシート102の表面が汚れたりする場合
がある。また、定着ローラ108,109以降のシート
搬送路が湾曲している場合には、中間搬送ローラ、例え
ば114a,114bと定着ローラ108,109との
間でシート102が引っ張られることによって、このシ
ート102が湾曲したガイド部材に押し当てられ、シー
ト102のカール量が増加したりシート102上にガイ
ド跡がついたりする欠点がある。
【0011】そこで、本発明は中間搬送ローラと排出ロ
ーラとを1群または2群に分け、上流側のローラ群の設
定搬送速度を定着ローラの搬送速度よりも高速に設定し
、下流側ローラ群の設定搬送速度を上流側の設定搬送速
度よりも高速に設定する駆動手段を設け、シートの先端
が定着ローラを抜けたときには、ローラ群の搬送速度を
定着ローラの搬送速度に切換え、シートの後端が定着ロ
ーラを抜けたときに、ローラ群の搬送速度を上流側ロー
ラ群の設定搬送速度に切換え、かつシートの後端が上流
側ローラ群を抜けたときに、下流側ローラ群の搬送速度
を下流側ローラ群の設定搬送速度に切換える切換手段を
設けることにより、排出するシートが排出トレイの縁に
引掛ったり中間ローラや排出ローラに対してスリップし
たり、シートのカールが増加したり、シート搬送路の跡
がついたりすることを防止する画像形成装置におけるシ
ート搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の事情に
鑑みてなされたものであって、例えば図4を参照して示
すと、シート(P)に転写されたトナー像を定着する定
着ローラ(2a,2b)と、該シート(P)を装置外へ
導く搬送路(6a,6b,7a,7b)と、該搬送路(
6a,6b,7a,7b)に設けられて前記シート(P
)を搬送・排出するローラ群(3a,3b,5a,5b
)と、を有する画像形成装置(1)において、前記ロー
ラ群(3a,3b,5a,5b)を少なくとも1個のロ
ーラ群に分け、該上流側ローラ群(3a,3b)の搬送
速度を前記定着ローラ(2a,2b)の搬送速度よりも
高速に設定し、かつ該上流側ローラ群(3a,3b)の
設定搬送速度よりも下流側ローラ群(5a,5b)の設
定搬送速度を高速に設定する駆動手段(8)と、前記シ
ート(P)の先端が前記定着ローラ(2a,2b)を抜
けたときに、前記ローラ群(3a,3b,5a,5b)
の搬送速度を該定着ローラ(2a,2b)の搬送速度に
合せ、前記シート(P)の後端が該定着ローラ(2a,
2b)を抜けたときには、前記ローラ群(3a,3b,
5a,5b)の搬送速度を前記上流側ローラ群(3a,
3b)の設定搬送速度に切換え、かつ前記シート(P)
の後端が該上流側ローラ群(3a,3b)を抜けたとき
に、前記下流側ローラ群(5a,5b)の搬送速度を該
下流側ローラ群(5a,5b)の設定搬送速度に切換え
る切換手段(23,25)と、を有することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】以上の構成に基づき、トナー像をシート(P)
に転写し、定着ローラ(2a,2b)で定着した後に、
トナー像が定着されたシート(P)を搬送路(6a,6
b,7a,7b)を経て搬送・排出するローラ群(3a
,3b,5a,5b)により装置外へ搬送された後に排
出される。この際、前記ローラ群(3a,3b,5a,
5b)が少なくとも1個のローラ群(3a,3bと5a
,5b)に分けられており、シート(P)はその先端が
定着ローラ(2a,2b)を抜けると上流側ローラ群(
3a,3b)の搬送速度は切換手段(23)により上流
側ローラ群(3a,3b)の設定搬送速度に切換えられ
て、シート(P)は上流側ローラ群(3a,3b)の設
定搬送速度で搬送される。ついで、シート(P)の先端
が上流側ローラ群(3a,3b)を抜けると、下流側ロ
ーラ群(5a,5b)の搬送速度が下流側ローラ群(5
a,5b)の設定搬送速度となり、シート(P)は下流
側ローラ群(5a,5b)の設定搬送速度により装置(
1)外へ排出される。
【0014】なお、前記カッコ内の符号は例示であって
、何等本発明の構成を限定するものではない。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例を説明
する。
【0016】従来の技術の項で図12により説明したも
のと、本実施例とは全体的に各部材の配置は同じである
が、フラッパ110,117,118を除き、定着ロー
ラ108,109、中間ローラ114a,114bの符
号を変え、排出ローラ119a,120a,119b,
120b,119c,120c及び排紙トレイ121a
,121b,121cを夫々1個で代表すると共に符号
を変え、かつシートの符号をPとして、本発明の特徴あ
るところを以下に説明する。
【0017】第1図において、1はシート搬送装置であ
り、2a,2bは定着ローラ、3a,3bは中間ローラ
、5a,5bは排出ローラであり、6a,6bは定着ロ
ーラ2a,2bと中間ローラ3a,3bとの間の湾曲し
たガイド、7a,7bは中間ローラ3a,3bと排出ロ
ーラ5a,5bとの間の湾曲したガイドである。なお、
22はフェースダウン方式の排紙トレイである。
【0018】また、駆動手段8を形成するギヤ、プーリ
、ベルトは、先ず図示しない駆動源からギヤ9に回転力
が伝えられるようになっており、図3に示すように、こ
のギヤ9にギヤ10を介してギヤ10と同軸に固定され
た定着ローラ2aに回転力が伝えられている。また、こ
のギヤ10にギヤ11が噛み合わされ、このギヤ11に
ギヤ12が噛み合わされている。そして、ギヤ12には
トルクリミッタ13を介してギヤ12と同大のギヤ15
が取付けられていて、このギヤ15を介してギヤ16が
噛み合わされている。そして、ギヤ16にギヤ17が噛
み合わされていて、このギヤ17と一体に中間ローラ3
aが取付けられている。
【0019】また、ギヤ16に一体にプーリ19が取付
けられており、このプーリ19に対応するプーリ20が
設けられ、このプーリ20に一体に排出ローラ5aが設
けられ、プーリ19と20とにタイミングベルト21が
張設されている。
【0020】そして、定着ローラ5a,5bのシートP
を搬送する速度はプロセススピードであり、中間ローラ
3a,3b及び排出ローラ5a,5bの設定搬送速度は
プロセススピードより高速かつ同速に設定されている。
【0021】また、トルクリミッタ13のトルク伝達容
量はローラ3a,3b及び5a,5bによりシートPを
充分搬送できるが、シートPが定着ローラ2a,2bと
中間ローラ3a,3bとに同時に挟持されているとき、
シートPを介して、中間ローラ3a,3bにブレードが
掛ったときには、充分スリップするようになっているの
で、シートPの後端が定着ローラ2a,2bの挟持から
解放されると、中間ローラ3a,3b及び排出ローラ5
a,5bのシートPの搬送速度をプロセススピードから
ローラ3a,3b及び5a,5bの設定搬送速度に切換
える切換手段を構成していることになる。
【0022】このように実施例は構成されているので、
トナー像を感光ドラム106から転写されたシートPは
図1に示すように、プロセススピードで定着ローラ2a
,2bに挟圧・搬送され、図2に示すようにシートPが
定着ローラ2a,2bの挟圧から解放されると、トルク
リミッタ13のスリップが止まって、シートPは中間ロ
ーラ3a,3b及び排出ローラ5a,5bによりプロセ
ススピードより高速の設定搬送速度で排紙トレイ22上
に排出される。
【0023】従って、シートPは定着ローラ2a,2b
以降充分早く搬送されるので、画像形成後のシート排出
までの時間が長く、かつシートPの後端が排紙トレイ2
2後縁に引掛ってシートPの積載性が悪くなる等の欠点
が解消される。
【0024】また、シートPが定着ローラ2a,2bと
中間ローラ3a,3bとに挟持されているときに、シー
トPが中間ローラ3a,3bにトルクリミッタ13を介
して少ししか引かれないので、ローラ2a,2b及び3
a,3bとシートPとの間のスリップが生起しないため
、ローラ2a,3aの摩耗やシートPの汚れを防止でき
ると共に、シートPがほとんどローラ3a,3bにより
引っ張られないので、シートPが湾曲したガイド6a,
6bに押しあてられることがなく、カール量がほとんど
増大しない。
【0025】次に、図4ないし図6を参照して、他の実
施例を説明する。
【0026】本実施例においては、前記実施例に示した
トルクリミッタ13の代りに、ギヤ17と中間ローラ3
aとの間並びにプーリ20と排出ローラ5aとの間にト
ルクリミッタ23,25が取付けられており、中間ロー
ラ3a,3bが定着ローラ2a,2bよりも高速に設定
搬送速度が設定されており、かつ排出ローラ5a,5b
の設定搬送速度が中間ローラ3a,3bの設定搬送速度
よりも更に高速に設定されていると共に、トルクリミッ
タ25のトルク容量はシートPを充分搬送できるがそれ
以上のトルク容量はなく、また、トルクリミッタ23の
トルク容量はトルクリミッタ25のトルク容量より少し
大きく、定着ローラ2a,2bのトルクは上記トルクリ
ミッタ23,25のトルク容量よりもかなり大きく構成
されている。
【0027】従って、図4に示すように、シートPが定
着ローラ2a,2bに挟圧されているときには、トルク
リミッタ23,25が滑って、ローラ3a,3b及び5
a,5bのシート搬送速度は定着ローラ2a,2bの搬
送速度(プロセススピード)に等しい。
【0028】そして、図5に示すように、シートPが定
着ローラ2a,2bの挟圧から解放されると、トルクリ
ミッタ23の滑りがなくなり、シートPは増速され、中
間ローラ3a,3bの設定搬送速度で搬送される。この
間トルクリミッタ25は滑り、排出ローラ5a,5bの
搬送速度は中間ローラ3a,3bの搬送速度と同調する
【0029】ついで、図6に示すように、シートPが中
間ローラ3a,3bの挟持から解放されると、トルクリ
ミッタ25の滑りがなくなり、シートPは増速されて、
排出ローラ5a,5bの設定搬送速度で搬送され、排紙
トレイ22上に排出される。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
定着ローラ2a,2bを抜けた後に、2度増速に切換え
られて高速で排出されるため、効果はほぼ前記と同様で
あるが、排紙トレイ22上への積載性は向上する。
【0031】次に、更に他の実施例を図7ないし図9を
参照して説明する。
【0032】本実施例は前記2実施例に対して中心対称
的に配置されている。定着ローラ2aと一体に取付けら
れたギヤ10はギヤ9を介して図示しないギヤトレイン
を経て駆動源連結され、プロセススピードで定着ローラ
2a,2bが回転するようになっている。そして、定着
ローラ2a,2bの下流側に近接してシートセンサ26
が設けられている。
【0033】また、ステッピングモータ27が中間ロー
ラ3a,3bと排出ローラ5a,5bとの中間位置に配
設されており、このモータ27に取付けられたギヤ29
、ギヤ30、排紙ローラ5aと一体のギヤ31を介して
、排紙ローラ5a,5bが駆動され、またギヤ32,3
3、中間ローラ3aと一体のギヤ17を介して中間ロー
ラ3aが駆動されている。そして、中間ローラ3a,3
bと排出ローラ5a,5bとの設定搬送速度が等しく、
かつ前記プロセススピードよりも高速に設定されている
【0034】そして、シートPの先端がシートセンサ2
6に検知されるとその信号を受けた制御部35はモータ
27に指示して、中間ローラ3a,3b及び排出ローラ
5a,5bのシート搬送速度をプロセススピードするよ
うになっている。そして、シートPの後端が定着ローラ
2a,2bを抜けて、シートセンサ26がシートPの後
端を検知すると、その信号を受けた制御部35はモータ
26に指示して、中間ローラ3a,3b及び排出ローラ
5a,5bのシート搬送速度を設定搬送速度にして、回
転させるようになっている。
【0035】このように構成されているため、シートP
は定着ローラ2a,2bにより搬送され、シートPの先
端がセンサ26に検知されると中間ローラ3a,3b及
び排出ローラ5a,5bのシート搬送速度がプロセスス
ピードで、シートPは定着ローラ2a,2bと中間ロー
ラ3a,3b及び排出ローラ5a,5bとの間で引っ張
られることなく搬送され、シートPの後端がセンサ26
に検知されると、中間ローラ3a,3b及び排出ローラ
5a,5bのシート搬送速度はプロセススピードより高
速の設定搬送速度となり、シートPは加速されて、プロ
セススピードよりも高速で排出トレイ22に排出される
【0036】かくして、前記実施例と同じ効果を有する
【0037】また、図8に示すように、画像形成装置内
の熱気を装置外へ排出するためのファン36及びダクト
37を定着ローラ2a,2bのギヤ10と同じ側に配置
したい場合等に、中間ローラ3a,3bから排出ローラ
5a,5bに至るまでの駆動源をダクト37の反対側に
配置することにより、ファン36及びダクト37の配置
スペースの余裕をもたせることができる。
【0038】また、図9に示すように、シートPの搬送
が片側基準の場合、中間ローラ3a,3bを基準側に集
中して配置できるため、中間ローラ3a,3bの軸をほ
ぼ半分の長さに短縮できて、コストダウンを達成できる
【0039】なお、前記ギヤ列に代えてベルトとプーリ
の駆動系を用いてもよい。
【0040】次に、別の実施例を図10及び図11を参
照して説明する。
【0041】本実施例は、従来の技術の項で図12に示
した反転ローラ123a,123bと定着ローラ108
,109との間に駆動手段と、反転ローラ123a,1
23bの搬送速度を切換える切換手段と、を設けたもの
である。
【0042】なお、定着ローラは前記実施例のように、
2a,2bとし、反転ローラを改めて39a,39bと
する。
【0043】定着ローラ2aに一体に取付けられている
ギヤ10に噛み合っているギヤ40の軸40aには二又
の揺動アーム41が軸支されており、この揺動アーム4
1の上端に同心の双子ギヤ42,43が軸支され、下端
にギヤ45が軸支されていて、前記ギヤ42とギヤ45
とが前記ギヤ40に噛み合わされている。
【0044】一方、前記反転ローラ39aに一体にギヤ
46が取付けられており、このギヤ46にアイドルギヤ
47が噛み合わされ、このアイドルギヤ47にアイドル
ギヤ49が噛み合わされている。
【0045】そして、揺動アーム41を図上時計回り方
向に回動すると、ギヤ43とアイドルギヤ49とが噛み
合わされ、アーム41を図上反時計回り方向に回動する
と、ギヤ45とアイドルギヤ47とが噛み合わされるよ
うになっている。
【0046】そして、図10に示すように、ギヤ45が
アイドルギヤ47に噛み合わされると、反転ローラ39
a,39bのシート搬送速度が定着ローラ2a,2bの
搬送速度と等しく、即ち、排出ローラ39a,39bの
シート搬送速度がプロセススピードとなり、シートPが
矢印の方向に搬送され、また図11に示すように、ギヤ
43とアイドルギヤ49とが噛み合わされると、反転ロ
ーラ39a,39bが定着ローラ2a,2bのプロセス
スピードよりも高速に逆回転されるようになっている。
【0047】また、シートセンサ50が反転ローラ39
a,39bの上流側に近接して設けられており、シート
Pの先端がセンサ50に検知されると、その信号により
、図10に示すように、アーム41が反時計方向に回動
されて、ギヤ45と47とが噛み合わされ、シートPの
後端がセンサ50に検知されると、図11に示すように
、アーム41が時計回り方向に回動されて、ギヤ43と
49とが噛み合わされるようになっている。
【0048】かくして、シートPが定着ローラ2a,2
bにより、図10において右方向にプロセススピードで
搬送され、シートPの後端がセンサ50に検知されると
、反転ローラ39a,39bが反転して、図11に示す
ように、シートPはプロセススピードよりも高速で矢印
(左)方向に搬送されて、図12に示すフェースアップ
方式の排紙トレイ126に排出される。
【0049】なお、シートPの後端がセンサ50に検知
されると、その信号により揺動アーム41は図10に示
す状態に戻って、次の作動を待機する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートが定着ローラによりプロセススピードで搬送され
、シートの後端が定着ローラを抜けると、上流側ローラ
群の設定搬送速度にシートの搬送速度が加速され、更に
下流側ローラ群があれば、シートの先端が上流側ローラ
群を抜けると、シートの搬送速度は下流側ローラ群の設
定搬送速度に加速されて排出トレイに排紙されるので、
シートが装置外へ排出される所要時間が短縮できる。
【0051】また、シートが加速されて排出されるので
、シートの後端が排出トレイの縁などに引掛ることがな
く、シートの排紙積載性を向上できる。
【0052】また、中間ローラや排出ローラがシートに
対してスリップしないので、ローラの摩耗を防止できる
と共に、このスリップによるシートの表面汚れを防止で
きる。
【0053】更に、シートにローラ同士の引張力がほと
んどかからないので、湾曲した搬送路においてもシート
に搬送路のこすれ跡が付かない上に、シートのカール量
の増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシート搬送装置の縦断側
面図である。
【図2】それにおいてシートが定着ローラを抜けて搬送
されている状態を示した図である。
【図3】その斜視図である。
【図4】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図5】それにおいてシートが定着ローラを抜けた状態
を示す縦断側面図である。
【図6】それにおいて、シートが中間ローラを抜けた状
態を示す縦断側面図である。
【図7】更に他の実施例を示す縦断側面図である。
【図8】それに冷却用のファンとダクトとを取付けた斜
視図である。
【図9】その中間ローラを短くした斜視図である。
【図10】別の実施例におけるプロセススピードでシー
トが搬送されている状態を示す側面図である。
【図11】その加速して反転して搬送される状態を示す
側面図である。
【図12】従来のレーザービームプリンタを示す縦断側
面図である。
【符号の説明】
1…シート搬送装置  、  2a,2b…定着ローラ
  、  3a,3b…上流側ローラ群(中間ローラ)
  、  3a,3b,5a,5b…ローラ群(中間ロ
ーラ、排出ローラ)  、  5a,5b…下流側ロー
ラ群(排出ローラ)  、  6a,6b,7a,7b
…搬送路(ガイド、ガイド)  、  8…駆動手段 
 、  23,25…切換手段(トルクリミッタ)  
、  P…シート  。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シートに転写されたトナー像を定着す
    る定着ローラと、該シートを装置外へ導く搬送路と、該
    搬送路に設けられて前記シートを搬送・排出するローラ
    群と、を有する画像形成装置において、前記ローラ群を
    少なくとも1個のローラ群に分け、該上流側ローラ群の
    搬送速度を前記定着ローラの搬送速度よりも高速に設定
    し、かつ該上流側ローラ群の設定搬送速度よりも下流側
    ローラ群の設定搬送速度を高速に設定する駆動手段と、
    前記シートの先端が前記定着ローラを抜けたときに、前
    記ローラ群の搬送速度を該定着ローラの搬送速度に合せ
    、前記シートの後端が該定着ローラを抜けたときには、
    前記ローラ群の搬送速度を前記上流側ローラ群の設定搬
    送速度に切換え、かつ前記シートの後端が該上流側ロー
    ラ群を抜けたときに、前記下流側ローラ群の搬送速度を
    該下流側ローラ群の設定搬送速度に切換える切換手段と
    、を有することを特徴とする画像形成装置におけるシー
    ト搬送装置。
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