JPH04236645A - メモリ診断方式 - Google Patents

メモリ診断方式

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JPH04236645A
JPH04236645A JP3004727A JP472791A JPH04236645A JP H04236645 A JPH04236645 A JP H04236645A JP 3004727 A JP3004727 A JP 3004727A JP 472791 A JP472791 A JP 472791A JP H04236645 A JPH04236645 A JP H04236645A
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JP
Japan
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error detection
processor
memory
correction
data
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JP3004727A
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Atsushi Yoshioka
敦史 吉岡
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置におい
て、誤り検出訂正機能を具備するメモリを診断するメモ
リ診断方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来あるデータ処理装置の一例を
示す図であり、図4は図3におけるメモリ診断過程の一
例を示す図であり、図5は図3における誤り検出訂正機
能診断過程の一例を示す図であり、図6は従来あるデー
タ処理装置の他の一例を示す図である。
【0003】図3において、データ処理装置は、プロセ
ッサ(CPU)1と、メモリ(MEM)2と、誤り検出
訂正回路(ECC)3と、制御信号レジスタ(REG)
4と、バス5とを具備している。
【0004】メモリ(MEM)2には、プロセッサ(C
PU)1が実行する各種命令およびデータを記憶する。 また誤り検出訂正回路(ECC)3は、制御信号レジス
タ(REG)4から入力される制御信号ENが論理“1
”に設定された場合には、メモリ(MEM)2に格納さ
れるデータに誤り検出訂正符号を付加し、データと共に
メモリ(MEM)2に格納し、またメモリ(MEM)2
から抽出される誤り検出訂正符号付きデータに対して2
ビット迄の誤りを検出し、1ビットの誤りを自動的に訂
正するが、制御信号レジスタ(REG)4から入力され
る制御信号ENが論理“0”に設定された場合には、メ
モリ(MEM)2に格納されるデータに、誤り検出訂正
符号を付加すること無くその儘格納し、またメモリ(M
EM)2から抽出されるデータに対して誤り検出および
訂正を実行しない。
【0005】また制御信号レジスタ(REG)4は、プ
ロセッサ(CPU)1が誤り検出訂正機能を有効化する
命令を実行することにより、バス5を介して論理“1”
に設定された制御信号ENを蓄積し、その結果誤り検出
訂正回路(ECC)3に入力する制御信号ENを論理“
1”に設定し、またプロセッサ(CPU)1が誤り検出
訂正機能を無効化する命令を実行することにより、バス
5を介して論理“0”に設定された制御信号ENを蓄積
し、その結果誤り検出訂正回路(ECC)3に入力する
制御信号ENを論理“0”に設定する。
【0006】図3および図4において、メモリ(MEM
)2の正常性を試験する場合には、最初にプロセッサ(
CPU)1が誤り検出訂正機能を無効化する命令を実行
することにより、制御信号レジスタ(REG)4から誤
り検出訂正回路(ECC)3に入力される制御信号EN
を論理“0”に設定し、誤り検出訂正回路(ECC)3
の誤り検出訂正機能を無効化する(図4ステップS11
)。
【0007】以後プロセッサ(CPU)1は、データ格
納命令およびデータ抽出命令を順次実行することにより
、メモリ診断用に予め準備されたデータD1をメモリ(
MEM)2の或る番地に一旦格納した後(ステップS1
2)、該番地から格納したデータD1 を抽出し(ステ
ップS13)、抽出したデータD1 を格納前のデータ
D1 と照合することにより、データD1 に対する誤
りの有無を評価する(ステップS14)。
【0008】以上の過程を、メモリ(MEM)2の全番
地に対して実行することにより(ステップS15)、メ
モリ(MEM)2の正常性を診断する。次に図3および
図5において、誤り検出訂正回路(ECC)3の正常性
を診断する場合には、最初にプロセッサ(CPU)1が
誤り検出訂正機能を有効化する命令を実行することによ
り、制御信号レジスタ(REG)4から誤り検出訂正回
路(ECC)3に入力される制御信号ENを論理“1”
に設定し、誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂
正機能を有効化する(図5ステップS21)。
【0009】次にプロセッサ(CPU)1は、データ格
納命令を実行することにより、メモリ診断用に予め準備
されたデータD1 を、誤り検出訂正回路(ECC)3
を介してメモリ(MEM)2の或る番地に格納させる(
ステップS22)。
【0010】制御信号EN(=論理“1”)を入力され
た誤り検出訂正回路(ECC)3は、プロセッサ(CP
U)1から伝達されたデータD1 に、誤り検出訂正符
号E1 を付加し、メモリ(MEM)2の該当番地に格
納する。
【0011】次にプロセッサ(CPU)1は、1ビット
反転命令を実行することにより、データD1 の或る1
ビットの論理値を反転してデータD2 を作成する(ス
テップS23)。
【0012】次にプロセッサ(CPU)1は、誤り検出
訂正機能を無効化する命令を実行することにより、制御
信号レジスタ(REG)4から誤り検出訂正回路(EC
C)3に入力される制御信号ENを論理“0”に設定し
、誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能を
無効化する(ステップS24)。
【0013】次にプロセッサ(CPU)1は、データ格
納命令を実行することにより、データD2 を、誤り検
出訂正回路(ECC)3を介してメモリ(MEM)2の
、データD1 を格納済の番地に格納させる(ステップ
S25)。
【0014】制御信号EN(=論理“0”)を入力され
た誤り検出訂正回路(ECC)3は、プロセッサ(CP
U)1から伝達されたデータD2 に、誤り検出訂正符
号を付加すること無く、その儘メモリ(MEM)2の該
当番地に格納する。
【0015】その結果、メモリ(MEM)2の該当番地
には、データD1 と共に格納された誤り検出訂正符号
E1 と、データD1 の或る1ビットの論理値が誤っ
たデータD2 とが格納されることとなる。
【0016】次にプロセッサ(CPU)1は、誤り検出
訂正機能を有効化する命令を実行することにより、制御
信号レジスタ(REG)4から誤り検出訂正回路(EC
C)3に入力される制御信号ENを論理“1”に設定し
、誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能を
有効化する(ステップS26)。
【0017】次にプロセッサ(CPU)1は、データ抽
出命令を実行することにより、メモリ(MEM)2の該
当番地に格納されている誤り検出訂正符号E1 付きデ
ータD2 を、誤り検出訂正回路(ECC)3を介して
抽出させる(ステップS27)。
【0018】制御信号EN(=論理“1”)を入力され
た誤り検出訂正回路(ECC)3は、メモリ(MEM)
2の該当番地から誤り検出訂正符号E1 付きデータD
2 を抽出し、2ビット迄の誤りの検出、並びに1ビッ
トの誤りの訂正処理を実行することにより、誤ったデー
タD2 を正常なデータD1 に訂正した後、誤り検出
訂正結果と共にプロセッサ(CPU)1に伝達する。
【0019】プロセッサ(CPU)1は、誤り検出訂正
回路(ECC)3から伝達された誤り検出訂正結果、並
びに誤ったデータD2 が正常なデータD1 に訂正さ
れたことにより、誤り検出訂正回路(ECC)3の正常
性を確認する(ステップS28)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるデータ処理装置おいては、プロセッサ
(CPU)1が制御信号レジスタ(REG)4を介して
誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能の有
効性を制御することにより、メモリ(MEM)2および
誤り検出訂正回路(ECC)3の診断を実行していた。
【0021】然し、何れの診断過程においても、プロセ
ッサ(CPU)1は誤り検出訂正機能を無効化した状態
で、各種命令をメモリ(MEM)2から抽出し、実行す
る場合が生ずる為、誤った命令をその儘抽出して実行し
た結果、データ処理装置が暴走する可能性も生ずる問題
があった。
【0022】かかる問題を解決する為に、例えば図6に
示す如き方策が考慮される。図6においては、制御信号
レジスタ(REG)4が出力する制御信号ENは、ゲー
ト6を介して誤り検出訂正回路(ECC)3に入力され
ている。
【0023】ゲート6は、プロセッサ(CPU)1が出
力する読出書込信号W/Rにより導通性を制御され、プ
ロセッサ(CPU)1がメモリ(MEM)2から命令或
いはデータを抽出する場合に、読出書込信号W/Rを読
出状態(例えば論理“1”)に設定すると、制御信号レ
ジスタ(REG)4が出力する制御信号ENに拘らず、
誤り検出訂正回路(ECC)3に入力する制御信号EN
を有効状態(論理“1”)に設定し、またプロセッサ(
CPU)1がメモリ(MEM)2に対してデータを格納
する場合に、読出書込信号W/Rを書込状態(例えば論
理“0”)に設定すると、制御信号レジスタ(REG)
4が出力する制御信号ENをその儘検出訂正回路(EC
C)3に入力する。
【0024】その結果、プロセッサ(CPU)1がメモ
リ(MEM)2から命令を抽出する場合には、誤り検出
訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能が必ず有効と
なり、プロセッサ(CPU)1が誤った命令を実行して
暴走する恐れは無くなる。
【0025】然しゲート6を付加すると、図4ステップ
S13においてデータD1 を抽出する際にも誤り検出
訂正回路(ECC)3が誤り検出訂正を実行する為、メ
モリ(MEM)2の診断が不可能となり、必ずしも有効
な解決策とはならない。
【0026】本発明は、メモリの診断を妨げること無く
、誤った命令の実行による暴走を防止することを目的と
する。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1はプロセッサ、2はメモ
リ、21はメモリ2が具備する誤り検出訂正機能、10
0は誤り検出訂正制御手段、IFはプロセッサ1が命令
を抽出する際に送出す命令抽出信号である。
【0028】200は、本発明により誤り検出訂正制御
手段100に設けられた有効設定手段である。
【0029】
【作用】誤り検出訂正制御手段100は、プロセッサ1
からの制御に基づき、誤り検出訂正機能21の有効性を
制御する。
【0030】有効設定手段200は、プロセッサ1から
命令抽出信号IFが出力された場合に、プロセッサ1か
らの制御に拘らず誤り検出訂正機能21を有効化する。 その結果、プロセッサ1から誤り検出訂正制御手段10
0を制御して誤り検出訂正機能21を無効化した後、メ
モリ2に診断用データを格納および抽出し、抽出した診
断用データを、格納前のデータと照合することにより、
メモリ2の正常性を診断することが可能となる。
【0031】またプロセッサ1から誤り検出訂正制御手
段100を制御して誤り検出訂正機能21を有効化した
後、メモリ2に診断用データを格納し、次に誤り検出訂
正制御手段100を制御して誤り検出訂正機能21を無
効化した後、診断用データの一ビットを反転させた誤り
診断用データをメモリ2に格納し、次に誤り検出訂正制
御手段100を制御して誤り検出訂正機能21を有効化
した後、誤り診断用データをメモリ2から抽出して誤り
の検出訂正状態を評価することにより、誤り検出訂正機
能21の正常性を診断することが可能となる。
【0032】従って、メモリからは常に誤り検出訂正機
能を有効とした状態で命令を抽出することにより、誤っ
た命令を実行することによるデータ処理装置の暴走を防
止し乍ら、メモリおよび誤り検出訂正機能の診断が可能
となり、当該データ処理装置の信頼性が大幅に向上する
【0033】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるデータ処理装置を示
す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。また対象とするメモリ診断過程および誤り検出
訂正機能診断過程は、それぞれ図4および図5に示す通
りとする。
【0034】図2においては、図1における誤り検出訂
正機能21を具備する誤り検出訂正回路(ECC)3が
示され、また誤り検出訂正制御手段100として制御信
号レジスタ(REG)4が示され、更に図1における有
効設定手段200としてゲート7が設けられている。
【0035】ゲート7は、プロセッサ(CPU)1から
出力される命令抽出信号IFにより導通状態を制御され
乍ら、制御信号レジスタ(REG)4が出力する制御信
号ENを誤り検出訂正回路(ECC)3に入力する。
【0036】プロセッサ(CPU)1は、メモリ(ME
M)2から誤り検出訂正回路(ECC)3を介して命令
を抽出する場合には、出力する命令抽出信号IFを論理
“1”に設定し、データを格納および抽出する場合には
、出力する命令抽出信号IFを論理“0”に設定する。
【0037】その結果ゲート7は、プロセッサ(CPU
)1がメモリ(MEM)2から命令を抽出する場合に、
命令抽出信号IFを論理“1”に設定すると、制御信号
レジスタ(REG)4が出力する制御信号ENに拘らず
、誤り検出訂正回路(ECC)3に入力する制御信号E
Nを有効状態(論理“1”)に設定し、またプロセッサ
(CPU)1がメモリ(MEM)2に対してデータを格
納および抽出する場合に、命令抽出信号IFを論理“0
”に設定すると、制御信号レジスタ(REG)4が出力
する制御信号ENをその儘検出訂正回路(ECC)3に
入力する。
【0038】かかる状態で、プロセッサ(CPU)1が
図4に示される如き過程でメモリ(MEM)2の正常性
を試験する場合に、ステップS11においてプロセッサ
(CPU)1が誤り検出訂正機能を無効化する命令を実
行すると、制御信号レジスタ(REG)4が出力する制
御信号ENは論理“0”に設定され、ゲート7を介して
誤り検出訂正回路(ECC)3に入力され、誤り検出訂
正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能を無効化するが
(図4ステップS11)、プロセッサ(CPU)1がメ
モリ(MEM)2から命令を抽出する場合に限り、前述
の如く論理“1”に設定され、誤り検出訂正回路(EC
C)3の誤り検出訂正機能を無効化する。
【0039】その結果、プロセッサ(CPU)1は、図
4ステップS12乃至S15を順次実行することにより
、誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能を
無効化した状態でメモリ診断用のデータD1 をメモリ
(MEM)2の各番地に格納しては抽出し、抽出したデ
ータD1 を格納前のデータD1 と照合し、データD
1 に対する誤りの有無を評価することにより、メモリ
(MEM)2の正常性を診断する。然もプロセッサ(C
PU)1は、常に誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り
検出訂正機能を有効化した状態で各命令を抽出する為、
誤った命令を実行することにより、データ処理装置が暴
走する恐れは無くなる。
【0040】次にプロセッサ(CPU)1が、図5に示
される如き過程で誤り検出訂正回路(ECC)3の正常
性を診断する場合にも、各ステップS21乃至S28で
メモリ(MEM)2から各種命令を抽出する場合に、出
力する命令抽出信号IFを論理“1”に設定する為、ゲ
ート7から誤り検出訂正回路(ECC)3に入力される
制御信号ENは論理“1”に設定され、誤り検出訂正回
路(ECC)3の誤り検出訂正機能を有効化する。
【0041】従って、例えばステップS24においてプ
ロセッサ(CPU)1が、誤り検出訂正機能を無効化す
る命令を実行することにより、制御信号レジスタ(RE
G)4が出力する制御信号ENが論理“0”に設定され
、ゲート7を介して誤り検出訂正回路(ECC)3に入
力され、誤り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正
機能が無効化された状態でも、次にプロセッサ(CPU
)1がステップS23において作成したデータD2 を
メモリ(MEM)2に格納する為に実行すべきデータ格
納命令をメモリ(MEM)2から抽出する場合には、誤
り検出訂正回路(ECC)3の誤り検出訂正機能を有効
化する為、やはり誤った命令を実行することにより、デ
ータ処理装置が暴走する恐れは無くなる。
【0042】またプロセッサ(CPU)1が抽出したデ
ータD2 の格納命令を実行する場合には、プロセッサ
(CPU)1が出力する命令抽出信号IFは論理“0”
に設定されている為、誤り検出訂正回路(ECC)3に
は制御信号レジスタ(REG)4が出力する制御信号E
N(=論理“0”)がその儘入力され、誤り検出訂正回
路(ECC)3の誤り検出訂正機能を無効化する為、誤
り検出訂正回路(ECC)3は、プロセッサ(CPU)
1から伝達されたデータD2 に、誤り検出訂正符号を
付加すること無く、その儘メモリ(MEM)2の該当番
地に格納し、以後図5に示される誤り検出訂正過程を実
行可することにより、誤り検出訂正回路(ECC)3の
誤り検出訂正機能の正常性を診断可能となる。
【0043】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、プロセッサ(CPU)1が誤り検出訂正回路(
ECC)3から命令を抽出する場合に限り、出力する命
令抽出信号IFを論理“1”に設定すると、誤り検出訂
正回路(ECC)3に入力される制御信号ENは制御信
号レジスタ(REG)4から出力される制御信号ENに
拘らず、必ず論理“1”に設定され、誤り検出訂正回路
(ECC)3の誤り検出訂正機能が有効化される為、誤
り検出訂正回路(ECC)3が誤り検出および訂正処理
を実行した命令をプロセッサ(CPU)1に伝達するこ
ととなり、プロセッサ(CPU)1が誤った命令を実行
してデータ処理装置が暴走する恐れは無くなり、且つ命
令抽出以外においては、プロセッサ(CPU)1が出力
する命令抽出信号IFは論理“0”に設定される為、制
御信号レジスタ(REG)4が出力した制御信号ENが
その儘誤り検出訂正回路(ECC)3に入力され、図4
および図5に示されるメモリ(MEM)2および誤り検
出訂正回路(ECC)3の診断が実行可能となる。
【0044】なお、図2はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えば誤り検出訂正制御手段100および有効設
定手段200は図示される制御信号レジスタ(REG)
4およびゲート7に限定されることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。また本発明の対象となるデータ処理装置は、
図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0045】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記データ処理
装置において、メモリからは常に誤り検出訂正機能を有
効とした状態で命令を抽出することにより、誤った命令
を実行することによるデータ処理装置の暴走を防止し乍
ら、メモリおよび誤り検出訂正機能の診断が可能となり
、当該データ処理装置の信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理を示す図
【図2】  本発明の一実施例によるデータ処理装置を
示す図
【図3】  従来あるデータ処理装置の一例を示す図

図4】  図3におけるメモリ診断過程の一例を示す図
【図5】  図3における誤り検出訂正機能診断過程の
一例を示す図
【図6】  従来あるデータ処理装置の他の一例を示す
【符号の説明】
1  プロセッサ(CPU) 2  メモリ(MEM) 3  誤り検出訂正回路(ECC) 4  制御信号レジスタ(REG) 5  バス 6、7  ゲート 21  誤り検出訂正機能 100  誤り検出訂正制御手段 200  有効設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  命令を抽出中であることを示す命令抽
    出信号(IF)の送出機能を具備するプロセッサ(1)
    と、誤り検出訂正機能(21)を具備するメモリ(2)
    と、前記プロセッサ(1)からの制御に基づき前記誤り
    検出訂正機能(21)の有効性を制御する誤り検出訂正
    制御手段(100)とを具備するデータ処理装置におい
    て、前記誤り検出訂正制御手段(100)に、前記プロ
    セッサ(1)から前記命令抽出信号(IF)が出力され
    た場合に、前記プロセッサ(1)からの制御に拘らず前
    記誤り検出訂正機能(21)を有効化する有効設定手段
    (200)を設け、前記プロセッサ(1)から前記誤り
    検出訂正制御手段(100)を制御して前記誤り検出訂
    正機能(21)を無効化した後、前記メモリ(2)に診
    断用データを格納および抽出し、該抽出した診断用デー
    タを前記格納前のデータと照合することにより、前記メ
    モリ(2)の正常性を診断することを特徴とするメモリ
    診断方式。
  2. 【請求項2】  命令を抽出中であることを示す命令抽
    出信号(IF)の送出機能を具備するプロセッサ(1)
    と、誤り検出訂正機能(21)を具備するメモリ(2)
    と、前記プロセッサ(1)からの制御に基づき前記誤り
    検出訂正機能(21)の有効性を制御する誤り検出訂正
    制御手段(100)とを具備するデータ処理装置におい
    て、前記誤り検出訂正制御手段(100)に、前記プロ
    セッサ(1)から前記命令抽出信号(IF)が出力され
    た場合に、前記プロセッサ(1)からの制御に拘らず前
    記誤り検出訂正機能(21)を有効化する有効設定手段
    (200)を設け、前記プロセッサ(1)から前記誤り
    検出訂正制御手段(100)を制御して前記誤り検出訂
    正機能(21)を有効化した後、前記メモリ(2)に診
    断用データを格納し、次に前記誤り検出訂正制御手段(
    100)を制御して前記誤り検出訂正機能(21)を無
    効化した後、前記診断用データの一ビットを反転させた
    誤り診断用データを前記メモリ(2)に格納し、次に前
    記誤り検出訂正制御手段(100)を制御して前記誤り
    検出訂正機能(21)を有効化した後、前記誤り診断用
    データを前記メモリ(2)から抽出して誤りの検出訂正
    状態を評価することにより、前記誤り検出訂正機能(2
    1)の正常性を診断することを特徴とするメモリ診断方
    式。
JP3004727A 1991-01-18 1991-01-18 メモリ診断方式 Pending JPH04236645A (ja)

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JP (1) JPH04236645A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033700A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社デンソー 電子制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033700A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社デンソー 電子制御装置

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