JPH04236556A - 分散型音声サービス処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は汎用もしくは専用の音声
応答装置を使用した音声処理サービスの分散処理方式に
係り、特に音声処理に関するフロント処理とマスター処
理を網に対して、加入者線インタフェースで負荷ならび
に機能分散配備した分散型音声サービス処理方式に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の音声処理サービスは、網
に対して中継線インタフェースで音声処理ノードとして
負荷的には分散配備されているが、機能的には集約配備
されており、また加入者線インタフェースの音声処理ノ
ードにおいても機能的には集中配備方式であり、負荷的
には分散配備もしくは集中配備方式のものが混在してい
る。なお、負荷的に集中配備方式の音声処理サービスは
音声応答装置を小容量から大容量へと増設もしくは装置
更改により音声サービス処理量の増加に対処していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上述した従来の音声処理サービス方式に関し、中
継線インタフェースの音声処理ノードでは、網側の影響
を受けやすくサービスの拡張性に難がある点である。な
お、音声処理サービスの制御方式について、負荷集中配
備方式では音声処理サービス量の増大およびサービス地
域の広域化に対する柔軟性に乏しい。また、解決しよう
とする問題点は、負荷分散配備方式のみでは音声処理サ
ービス内容の変更に伴う音声ガイダンスメッセージなら
びにシステムファイルの更新に対し、一般に負荷分散配
備された音声処理ノード個々に音声ガイダンスメッセー
ジおよびシステムファイルの更新作業が必要となり、運
用効率が悪い点である。一方、音声ガイダンスメッセー
ジおよびシステムファイルの更新，さらには保守診断等
の処理をセンターより一括処理するシステムもあるが、
音声処理サービスに関しては機能集中配備方式となって
いるので、負荷分散配備された音声処理ノードの複雑化
を伴う場合が多く、システムの維持管理が一般に煩雑と
なりやすく、また、将来予想される多様な音声処理サー
ビスニーズの増大に対して、拡張性および運用性に乏し
いという課題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、ＰＢ信号受信
機能とＤＰ信号識別機能および音声信号識別機能の何れ
か１つ以上の機能とガイダンス機能を備えた複数個の音
声処理ノードを電話網に対して加入者線インタフェース
で接続し、上記複数個の音声処理ノードの第１の音声ガ
イダンスとサービス処理の更新機能を有し、かつ第２の
音声ガイダンス送出機能とデータ処理機能を有したマス
ター処理ノードを電話網に対して加入者線インタフェー
スで接続し、提供するサービスの処理を登録または更新
する際はサービスの提供者の処理端末をマスター処理ノ
ードに接続し、サービスの提供者はマスター処理ノード
から送出する第２の音声ガイダンスにしたがってデータ
を登録し、マスター処理ノードは電話網を介して上記複
数の音声処理ノードのサービス処理内容、サービスデー
タの登録更新を行い、サービスの提供を受ける際はサー
ビスの被提供者の処理端末を音声処理ノードに接続し、
サービスの被提供者は音声処理ノードから送出する第１
の音声ガイダンスにしたがってサービスの提供を受ける
ことにより、音声処理ノードとマスター処理ノードでの
音声サービス処理に関する機能分散処理を行うようにし
たものである。

【０００５】

【作用】本発明においては、音声サービス処理全体を負
荷的のみならず機能的にも網に対して加入者線インタフ
ェースで音声処理ノード別にシステムとして分散配備す
ることにより、各音声サービス処理ノードの処理負荷を
軽減すると共に処理内容をもより単純化することが可能
となり、また、マスター処理ノードの管理・制御を実行
するマスターステーションとフロント処理ノード間の制
御インタフェースを標準化する。

【０００６】

【実施例】図１は本発明の一実施例を示したブロック図
で、求人求職情報システムに適用した場合を示すもので
ある。この図１において、１ａ，１ｂはＩＮＳネット６
４網、２はマスター処理ノード内管理・制御ステーショ
ン（ＭＳ）、３はマスター処理ノード内音声応答装置（
ＶＳｍ）、４−１・・・４−ｎはＩＳＮ６４網接続アダ
プタ（ＴＡ）、５−１・・・５−ｎはＰＣ（パーソナル
コンピュータ）またはＦＡＸ端末（ＰＣまたはＦＡＸ）
、６−１・・・６−ｎはＰＢ電話機（ＰＢ）、７−１・
・・７−ｎはフロント処理ノード内音声応答装置（ＶＳ
ｆ）、８−１・・・８−ｎはフロント処理ノード内管理
・制御ステーション（ＦＳ）、９−１・・・９−ｎはフ
ロント処理ノード内メモリ（音声ガイダンスメッセージ
，音声サービス制御用データおよびシステムファイル等
格納用）（ＦＭ）である。

【０００７】そして、ＰＢ信号受信機能とＤＰ信号識別
機能および音声信号識別機能の何れか１つ以上の機能と
ガイダンス機能を備えた複数個の音声処理ノードを電話
網に対して加入者線インタフェースで接続し、その複数
個の音声処理ノードの第１の音声ガイダンスとサービス
処理の更新機能を有し、かつ第２の音声ガイダンス送出
機能とデータ処理機能を有したマスター処理ノードを電
話網に対して加入者線インタフェースで接続し、提供す
るサービスの処理を登録または更新する際はサービスの
提供者の処理端末をマスター処理ノードに接続し、サー
ビスの提供者はマスター処理ノードから送出する第２の
音声ガイダンスにしたがってデータを登録し、マスター
処理ノードは電話網を介して複数の音声処理ノードのサ
ービス処理内容，サービスデータの登録更新を行い、サ
ービスの提供を受ける際はサービスの被提供者の処理端
末を音声処理ノードに接続し、サービスの被提供者は音
声処理ノードから送出する第１の音声ガイダンスにした
がってサービスの提供を受けることにより、音声処理ノ
ードとマスター処理ノードでの音声サービス処理に関す
る機能分散処理を行うように構成されている。

【０００８】つぎにこの図１に示す実施例の動作を説明
する。まず、求人者は求人求職処理サービスセンタ（マ
スター処理ノード）Ｊに対して、職種，勤務内容，勤務
地ならびに各種求人条件等求人に必要な情報および条件
を全て、マスター処理ノード内音声応答装置３（ＶＳｍ
）からの音声ガイダンスメッセージにしたがって、求人
者用端末群Ｉ（１〜ｉ）内のＰＢ電話機６もしくはＰＣ
（パソコン）またはＦＡＸ端末５により入力することに
より、求人情報の全内容はＩＮＳネット６４網１を通し
て求人求職処理サービスセンタ（マスター処理ノード）
内のコンピュータシステムにより構成されたマスター処
理ノード内管理・制御ステーション２であるＭＳ（マス
ターステーション）に登録されるものとする。一方、求
職者は公衆または家庭内等に設置された求職者用端末群
Ｌ（１〜ｌ）内のＰＢ電話機６もしくはＰＣ（パソコン
）またはＦＡＸ端末５より、発信接続を行った後、希望
職種，勤務内容，勤務地ならびに各種求職条件等求職に
必要な情報および条件を全てフロント処理ノード群Ｋ（
１〜ｋ）内のいずれかのフロント処理ノードとの間で、
ＩＮＳネット６４網１を通して、フロント処理ノードか
らの音声ガイダンスメッセージにしたがい会話形式にて
、情報検索形式にて入力するものとする。

【０００９】ここで、そのフロント処理ノードは求職受
付状況をマスター処理ノードへ同じくＩＮＳネット６４
網１を通して情報伝送を行う。そして、マスター処理ノ
ードでは直ちにその求職情報とマスター処理ノード内管
理・制御ステーション３（ＭＳ（マスターステーション
））に登録済みの求人情報とのオンラインリアルタイム
検索を行い求職および求人情報の条件が合致した場合に
は直ちにこの求職者に対しその旨をそのフロント処理ノ
ード内音声応答装置７（ＶＳｆ）を通して音声メッセー
ジにて必要な手続き等も合わせて連絡するものとする。 なお、確証情報を求職者用端末設備としてのＰＳ（パソ
コン）またはＦＡＸ端末５へ送付するのが一般的である
。また、マスター処理ノード内管理・制御ステーション
２（ＭＳ（マスターステーション））でのオンラインリ
アルタイム検索で求職および求人情報の条件が合致しな
い場合には、その旨をその求職者に対し、フロント処理
ノード内音声応答装置７（ＶＳｆ）を通して音声メッセ
ージにて結果を通報すると共に、後日求人者の求人条件
変更ならびに求人者の増加によりその後の定期検索にて
求職および求人条件が合致した場合、マスター処理ノー
ドおよびフロント処理ノードからの自動発信接続により
、その旨をその求職者にフロント処理ノード内音声応答
装置７（ＶＳｆ）より音声メッセージにより通報するも
のとする。

【００１０】なお、各フロント処理ノード群には、マス
ター処理ノードより求職受付に必要な各種音声ガイダン
スメッセージならびに求職用データ求職受付に必要な全
情報がＩＮＳネット６４網１を通して事前にダウンロー
ド形式にて格納ならびに随時更新されているものとする
。そして、フロント処理ノード群内の各フロント処理ノ
ードは求職受付に必要な音声ガイダンスメッセージ量な
らびにデータ量により負荷分散配置されており、また、
職種別等に機能分散配置され、一般に求職者にはフリー
ダイヤル番号などによりアドレス情報が連絡されること
となる。なお、各種フリーダイヤルサービスを適宜利用
することによりフロント処理ノードの効果的な負荷なら
びに機能分散配置が可能となる。以上により、求人なら
びに求職者に対して迅速な受付が可能になると同時に求
人者および求職者が負担する通信料金の低減をも可能と
している。

【００１１】そして、この図１に示す実施例では、求職
者に対する求職要求受付処理に必要な音声ガイダンスメ
ッセージの送出ならびに結果通知などの音声メッセージ
送出はフロント処理ノード内音声応答装置７（ＶＳｆ）
で実行し、また、求人者に対する求人要求受付処理に必
要な音声ガイダンスメッセージの送出ならびに結果通知
などの音声メッセージ送出はマスター処理ノード内音声
応答装置３（ＶＳｍ）で実行するという機能分散，さら
にはフロント処理ノード内音声応答装置７（ＶＳｆ）を
職種別に機能分散，地域別および求職受付処理量に応じ
た分散型音声サービス処理方式を採用しており、フロン
ト処理ノードおよびマスター処理ノードの拡張性ならび
に運用性の向上を可能としている。また、本発明を実施
することにより、通常の音声サービス処理以外にフロン
ト処理ノードでの求職受付トラヒックの監視およびフロ
ント処理ノードの障害監視，音声ガイダンスメッセージ
の更新ならびにシステムファイルの更新などの運用およ
び保守管理をも容易にすることができるという副次的な
効果の提供も可能となる。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように本発明の分散型音声
サービス処理方式は、音声サービス処理全体を負荷的の
みならず機能的にも網に対して加入者線インタフェース
で音声処理ノード別にシステムとして分散配備すること
により、各音声サービス処理ノードの処理負荷を軽減す
ると共に処理内容をもより単純化することが可能となり
、音声サービス処理システムの広域拡張性，運用性およ
び経済性を向上することができる効果がある。また、マ
スター処理ノードの管理・制御を実行するマスター処理
ノード内管理・制御ステーションであるマスターステー
ションとフロント処理ノード間の制御インタフェースを
標準化することにより、マルチベッダ環境下でも音声サ
ービス処理システムを構築することが可能となり、より
一層の音声サービス処理システムの拡張性と運用性なら
びに経済性を実現できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示したブロック図である。

【符号の説明】

１　　ＩＮＳネット６４網 ２　　マスター処理ノード内管理・制御ステーション３
　　マスター処理ノード内音声応答装置４　　ＩＮＳ６
４網接続アダプタ ５　　ＰＣ（パーソナルコンピュータ）またはＦＡＸ端
末６　　ＰＢ電話機 ７　　フロント処理ノード内音声応答装置８　　フロン
ト処理ノード内管理・制御ステーション９　　フロント
処理ノード内メモリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ＰＢ信号受信機能とＤＰ信号識別機能
   および音声信号識別機能の何れか１つ以上の機能とガイ
   ダンス機能を備えた複数個の音声処理ノードを電話網に
   対して加入者線インタフェースで接続し、前記複数個の
   音声処理ノードの第１の音声ガイダンスとサービス処理
   の更新機能を有し，かつ第２の音声ガイダンス送出機能
   とデータ処理機能を有したマスター処理ノードを電話網
   に対して加入者線インタフェースで接続し、提供するサ
   ービスの処理を登録または更新する際はサービスの提供
   者の処理端末を前記マスター処理ノードに接続し、サー
   ビスの提供者はマスター処理ノードから送出する第２の
   音声ガイダンスにしたがってデータを登録し、マスター
   処理ノードは電話網を介して前記複数の音声処理ノード
   のサービス処理内容、サービスデータの登録更新を行い
   、サービスの提供を受ける際はサービスの被提供者の処
   理端末を音声処理ノードに接続し、サービスの被提供者
   は音声処理ノードから送出する第１の音声ガイダンスに
   したがってサービスの提供を受けることにより、音声処
   理ノードとマスター処理ノードでの音声サービス処理に
   関する機能分散処理を行うようにしたことを特徴とする
   分散型音声サービス処理方式。