JP3341707B2 - 自律協調分散処理型管理情報方式 - Google Patents
自律協調分散処理型管理情報方式Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動着信呼分配機
能を有する構内電子交換機と外部コンピュータ装置、お
よび、このネットワークから構成される電話交換システ
ムに関する。
能を有する構内電子交換機と外部コンピュータ装置、お
よび、このネットワークから構成される電話交換システ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の構内電話交換システムの管理情報
方式には、例えば、特開平３−１４５８９２「管理情報
システム」の管理情報システム（ＭＩＳ）や、特開平５
−６８１０５の「自動着呼分配グループ構成人数の自動
設定方式」の業務処理コンピュータ、および、特開平１
０−５１５４９「共同制御を伴うホームＡＣＤ代行者網
における作業」の管理情報装置（ＭＩＳ）など、１つの
ノードに閉じたシステムとして動作する自律処理型管理
情報方式がある。そして、これらの自律処理型管理情報
方式を複数設置することによって、自律分散処理型管理
情報方式を構成することができる。この場合、複数の自
律処理型管理情報方式の間は完全に独立しているので、
各自律処理型管理情報方式は個別の管理を行う必要があ
る。
方式には、例えば、特開平３−１４５８９２「管理情報
システム」の管理情報システム（ＭＩＳ）や、特開平５
−６８１０５の「自動着呼分配グループ構成人数の自動
設定方式」の業務処理コンピュータ、および、特開平１
０−５１５４９「共同制御を伴うホームＡＣＤ代行者網
における作業」の管理情報装置（ＭＩＳ）など、１つの
ノードに閉じたシステムとして動作する自律処理型管理
情報方式がある。そして、これらの自律処理型管理情報
方式を複数設置することによって、自律分散処理型管理
情報方式を構成することができる。この場合、複数の自
律処理型管理情報方式の間は完全に独立しているので、
各自律処理型管理情報方式は個別の管理を行う必要があ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の方
式は、管理方式の本来の目的である管理機能、特にこの
場合には、ネットワーク全体の一元管理には効果を見出
すことはできない。すなわち、複数のＡＣＤシステムを
設置することにより構成されるネットワークシステムに
おいて、従来技術の管理情報方式では、ネットワーク全
体に対する管理機能に効果を見出すことができない。な
ぜならば、自律処理型管理情報方式はネットワークを意
識した構成を取っていないためであり、複数の自律処理
型管理情報方式を設置したとしても、１つに閉ざされた
ネットワークのノードに対する管理機能の効果はある
が、自律処理型管理情報方式の相互間は完全に独立して
いるため、ネットワーク全体に対する管理機能には効果
を見出すことができない。
式は、管理方式の本来の目的である管理機能、特にこの
場合には、ネットワーク全体の一元管理には効果を見出
すことはできない。すなわち、複数のＡＣＤシステムを
設置することにより構成されるネットワークシステムに
おいて、従来技術の管理情報方式では、ネットワーク全
体に対する管理機能に効果を見出すことができない。な
ぜならば、自律処理型管理情報方式はネットワークを意
識した構成を取っていないためであり、複数の自律処理
型管理情報方式を設置したとしても、１つに閉ざされた
ネットワークのノードに対する管理機能の効果はある
が、自律処理型管理情報方式の相互間は完全に独立して
いるため、ネットワーク全体に対する管理機能には効果
を見出すことができない。
【０００４】そこで、ネットワーク全体に対する管理機
能を目的とする集中処理型管理情報方式や自律集中処理
型管理情報方式などの構成が考えられる。すなわち、図
４は、図１のシステム構成でノード数が３のときの従来
の集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムのブロック
図である。また、図５は、図１のシステム構成でノード
数が３のときの従来の自律集中処理型管理情報方式とＡ
ＣＤシステムのブロック図である。
能を目的とする集中処理型管理情報方式や自律集中処理
型管理情報方式などの構成が考えられる。すなわち、図
４は、図１のシステム構成でノード数が３のときの従来
の集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムのブロック
図である。また、図５は、図１のシステム構成でノード
数が３のときの従来の自律集中処理型管理情報方式とＡ
ＣＤシステムのブロック図である。
【０００５】しかしながら、図４に示すような集中処理
型管理情報方式は、ネットワーク全体を管理するために
専用の外部コンピュータを必要とすることや、各ノード
においてネットワーク全体の状況を管理する要求に対応
するためには更に複数のコンピュータ機器およびネット
ワーク機器が必要となることや、専用の外部コンピュー
タが必要とするメモリ・ファイルなどのシステムリソー
スがノード数に比例して増大すること、および、この集
中処理型管理情報方式が故障した場合にはネットワーク
全体の管理機能が停止してしまうこと、などの問題があ
る。また、図５に示すような自律集中処理型管理情報方
式は、ネットワーク全体を管理するために専用の外部コ
ンピュータを必要としないことを除いては、前者の集中
処理型管理情報方式と同じ問題がある。すなわち、複数
のＡＣＤシステムを設置することにより構成されるネッ
トワークシステムにおいて、前述のような従来の技術で
は、ネットワーク全体に対する管理機能に効果を見出す
ことができないという問題がある。
型管理情報方式は、ネットワーク全体を管理するために
専用の外部コンピュータを必要とすることや、各ノード
においてネットワーク全体の状況を管理する要求に対応
するためには更に複数のコンピュータ機器およびネット
ワーク機器が必要となることや、専用の外部コンピュー
タが必要とするメモリ・ファイルなどのシステムリソー
スがノード数に比例して増大すること、および、この集
中処理型管理情報方式が故障した場合にはネットワーク
全体の管理機能が停止してしまうこと、などの問題があ
る。また、図５に示すような自律集中処理型管理情報方
式は、ネットワーク全体を管理するために専用の外部コ
ンピュータを必要としないことを除いては、前者の集中
処理型管理情報方式と同じ問題がある。すなわち、複数
のＡＣＤシステムを設置することにより構成されるネッ
トワークシステムにおいて、前述のような従来の技術で
は、ネットワーク全体に対する管理機能に効果を見出す
ことができないという問題がある。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ＡＣＤシステムとＭＩＳを複
数用いて構成される自律分散処理型管理情報方式におい
て、複数のＭＩＳ相互間でネットワークを備えること
で、ＭＩＳ相互間で協調作用を行ない、ネットワークで
結合された複数ノードのＭＩＳが全体として１つにまと
まることができる自律協調分散処理型管理情報方式を提
供することにある。
ものであり、その目的は、ＡＣＤシステムとＭＩＳを複
数用いて構成される自律分散処理型管理情報方式におい
て、複数のＭＩＳ相互間でネットワークを備えること
で、ＭＩＳ相互間で協調作用を行ない、ネットワークで
結合された複数ノードのＭＩＳが全体として１つにまと
まることができる自律協調分散処理型管理情報方式を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自律協調分散処理型管理情報方式は、Ａ
ＣＤ機能を有する電話交換システム（ＡＣＤシステム）
と、このＡＣＤシステムの現状表示機能、統計機能、構
成変更機能の実行・管理を担う外部コンピュータ装置で
構成される自律処理型管理情報方式（ＭＩＳ）との組み
合わせが、複数のネットワーク端局（ノード）のそれぞ
れに設置された自律分散処理型管理情報方式において、
複数のＭＩＳ相互間を結合するための高速通信パス（ネ
ットワーク）を備えることを特徴とする。
めに、本発明の自律協調分散処理型管理情報方式は、Ａ
ＣＤ機能を有する電話交換システム（ＡＣＤシステム）
と、このＡＣＤシステムの現状表示機能、統計機能、構
成変更機能の実行・管理を担う外部コンピュータ装置で
構成される自律処理型管理情報方式（ＭＩＳ）との組み
合わせが、複数のネットワーク端局（ノード）のそれぞ
れに設置された自律分散処理型管理情報方式において、
複数のＭＩＳ相互間を結合するための高速通信パス（ネ
ットワーク）を備えることを特徴とする。
【０００８】さらに、本発明の自律協調分散処理型管理
情報方式は、自律分散処理型管理情報方式において、Ｍ
ＩＳが担う現状表示機能用のメモリ情報を予め設定され
た一定の間隔でファイルとして格納する現状表示機能格
納手段（１０１）と、複数ノードのＭＩＳに関する現状
表示用のファイル情報を演算処理する現状表示ファイル
演算手段（２０１）とを備え、複数ノードのＭＩＳの現
状表示機能処理を行えるように動作することを特徴とす
る。
情報方式は、自律分散処理型管理情報方式において、Ｍ
ＩＳが担う現状表示機能用のメモリ情報を予め設定され
た一定の間隔でファイルとして格納する現状表示機能格
納手段（１０１）と、複数ノードのＭＩＳに関する現状
表示用のファイル情報を演算処理する現状表示ファイル
演算手段（２０１）とを備え、複数ノードのＭＩＳの現
状表示機能処理を行えるように動作することを特徴とす
る。
【０００９】また、本発明の自律協調分散処理型管理情
報方式は、ＭＩＳが担う統計管理機能用のメモリ情報を
予め設定された一定の間隔でファイルとして格納する統
計管理機能格納手段（１０２）と、複数ノードのＭＩＳ
に関する統計管理用のファイル情報を演算処理する統計
管理ファイル演算手段（２０２）とを備え、複数ノード
のＭＩＳの統計管理機能処理を行えるように動作するこ
とを特徴とする。
報方式は、ＭＩＳが担う統計管理機能用のメモリ情報を
予め設定された一定の間隔でファイルとして格納する統
計管理機能格納手段（１０２）と、複数ノードのＭＩＳ
に関する統計管理用のファイル情報を演算処理する統計
管理ファイル演算手段（２０２）とを備え、複数ノード
のＭＩＳの統計管理機能処理を行えるように動作するこ
とを特徴とする。
【００１０】また、本発明の自律協調分散処理型管理情
報方式は、ＭＩＳが担う構成変更機能を他ノードのＡＣ
Ｄシステムに対して行なう要求内容を該当ノードのＭＩ
Ｓに対応した構成変更用のファイル情報として格納する
構成変更ファイル格納手段（１０３）と、該当ノードの
ＭＩＳに構成変更要求があることを通知し、且つこれを
受け取る構成変更要求送受手段（３０１）と、他ノード
のＭＩＳから構成変更要求があることを通知された場合
に自ノードの構成変更用のファイル情報を参照し、これ
を解析する構成変更要求解析手段（３０３）と、この構
成変更の結果を自ノードの構成変更用のファイル情報に
格納する構成変更結果格納手段（３０４）と、構成変更
要求元ノードのＭＩＳに構成変更が完了したことを通知
し、且つこれを受け取る構成変更完了送受手段（３０
２）とを備え、複数ノードの相互間においてＡＣＤの構
成変更機能処理を行えるように構成することを特徴とす
る。
報方式は、ＭＩＳが担う構成変更機能を他ノードのＡＣ
Ｄシステムに対して行なう要求内容を該当ノードのＭＩ
Ｓに対応した構成変更用のファイル情報として格納する
構成変更ファイル格納手段（１０３）と、該当ノードの
ＭＩＳに構成変更要求があることを通知し、且つこれを
受け取る構成変更要求送受手段（３０１）と、他ノード
のＭＩＳから構成変更要求があることを通知された場合
に自ノードの構成変更用のファイル情報を参照し、これ
を解析する構成変更要求解析手段（３０３）と、この構
成変更の結果を自ノードの構成変更用のファイル情報に
格納する構成変更結果格納手段（３０４）と、構成変更
要求元ノードのＭＩＳに構成変更が完了したことを通知
し、且つこれを受け取る構成変更完了送受手段（３０
２）とを備え、複数ノードの相互間においてＡＣＤの構
成変更機能処理を行えるように構成することを特徴とす
る。
【００１１】
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図１は、公知の管理
情報方式または、自律処理型管理情報方式とＡＣＤシス
テムのブロック図である。また、図２は、図１のシステ
ムで、ノード数３のときの従来の自律分散処理型管理情
報方式とＡＣＤシステムのブロック図である。さらに、
図３は、図１のシステムで、ノード数３のときの本発明
の自律協調分散処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図１は、公知の管理
情報方式または、自律処理型管理情報方式とＡＣＤシス
テムのブロック図である。また、図２は、図１のシステ
ムで、ノード数３のときの従来の自律分散処理型管理情
報方式とＡＣＤシステムのブロック図である。さらに、
図３は、図１のシステムで、ノード数３のときの本発明
の自律協調分散処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
【００１３】すなわち、図１は、ＡＣＤ機能を有する電
話交換システム（以下、ＡＣＤシステムという）１０
と、ＡＣＤシステム１０の現状表示機能、統計機能、構
成変更機能の実行・管理を担う外部コンピュータ装置で
構成される公知の管理情報方式または、自律処理型管理
情報方式（以下、ＭＩＳという）２０とのシステム構成
を示し、図２は、図１のシステムを３組用いて構成され
るノード数が３（４１、４２、４３）のときの自律分散
処理型管理情報方式である。
話交換システム（以下、ＡＣＤシステムという）１０
と、ＡＣＤシステム１０の現状表示機能、統計機能、構
成変更機能の実行・管理を担う外部コンピュータ装置で
構成される公知の管理情報方式または、自律処理型管理
情報方式（以下、ＭＩＳという）２０とのシステム構成
を示し、図２は、図１のシステムを３組用いて構成され
るノード数が３（４１、４２、４３）のときの自律分散
処理型管理情報方式である。
【００１４】そして、図３は、複数のＭＩＳ相互間で疎
結合を行なうための高速通信パス（以下、ネットワーク
という）を備えてネットワーク・リンク６１を構成する
ことにより、ＭＩＳ相互間で協調作用を行ない、ネット
ワークで結合された複数のネットワーク端局（以下、ノ
ードという）のＭＩＳを全体として１つにまとめた、本
発明の自律協調分散処理型管理情報方式６０である。
結合を行なうための高速通信パス（以下、ネットワーク
という）を備えてネットワーク・リンク６１を構成する
ことにより、ＭＩＳ相互間で協調作用を行ない、ネット
ワークで結合された複数のネットワーク端局（以下、ノ
ードという）のＭＩＳを全体として１つにまとめた、本
発明の自律協調分散処理型管理情報方式６０である。
【００１５】図３に示す本発明の自律協調分散処理型管
理情報方式６０は、図１及び図３を参照すると、ネット
ワーク・インタフェース回路（ＮＩＣ）２３を備えたプ
ログラム制御により動作するコンピュータで構成される
ＭＩＳサーバ（管理情報方式の本体装置）２１と、プロ
グラム制御により動作するコンピュータのＭＩＳクライ
アント（管理情報方式の端末装置）２２と、ローカル・
エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）３０と、ネットワーク
・ルーティング装置（ルータ）３１と、自律協調分散処
理型管理情報方式のネットワーク・リンク６１とによっ
て構成されている。
理情報方式６０は、図１及び図３を参照すると、ネット
ワーク・インタフェース回路（ＮＩＣ）２３を備えたプ
ログラム制御により動作するコンピュータで構成される
ＭＩＳサーバ（管理情報方式の本体装置）２１と、プロ
グラム制御により動作するコンピュータのＭＩＳクライ
アント（管理情報方式の端末装置）２２と、ローカル・
エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）３０と、ネットワーク
・ルーティング装置（ルータ）３１と、自律協調分散処
理型管理情報方式のネットワーク・リンク６１とによっ
て構成されている。
【００１６】そして、この自律協調分散処理型管理情報
方式６０は、現状表示機能用のメモリ情報を予め設定さ
れた一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納
を行なう現状表示機能格納手段１０１と、統計管理機能
用のメモリ情報を予め設定された一定の間隔でハードデ
ィスクのファイルとして格納を行なう統計管理機能格納
手段１０２と、構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステ
ムに対して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノ
ードのＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報とし
て格納を行なう構成変更ファイル格納手段１０３と、Ｎ
ＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関する現状表示
用のファイル情報を演算処理する現状表示ファイル演算
手段２０１と、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳ
に関する統計管理用のファイル情報を演算処理する統計
管理ファイル演算手段２０２と、構成変更要求があるこ
とを通知し、且つこれを受け取る構成変更要求送受手段
３０１と、構成変更が完了したことを通知し、且つこれ
を受け取る構成変更完了送受手段３０２と、構成変更用
のファイル情報を参照し、これを解析する構成変更要求
解析手段３０３と、構成変更用のファイル情報に格納を
行なう構成変更結果格納手段３０４とを備えている。
方式６０は、現状表示機能用のメモリ情報を予め設定さ
れた一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納
を行なう現状表示機能格納手段１０１と、統計管理機能
用のメモリ情報を予め設定された一定の間隔でハードデ
ィスクのファイルとして格納を行なう統計管理機能格納
手段１０２と、構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステ
ムに対して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノ
ードのＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報とし
て格納を行なう構成変更ファイル格納手段１０３と、Ｎ
ＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関する現状表示
用のファイル情報を演算処理する現状表示ファイル演算
手段２０１と、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳ
に関する統計管理用のファイル情報を演算処理する統計
管理ファイル演算手段２０２と、構成変更要求があるこ
とを通知し、且つこれを受け取る構成変更要求送受手段
３０１と、構成変更が完了したことを通知し、且つこれ
を受け取る構成変更完了送受手段３０２と、構成変更用
のファイル情報を参照し、これを解析する構成変更要求
解析手段３０３と、構成変更用のファイル情報に格納を
行なう構成変更結果格納手段３０４とを備えている。
【００１７】すなわち、自律協調分散処理型管理情報方
式６０は、現状表示機能用のメモリ情報を予め設定され
た一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を
行なう現状表示機能格納手段１０１、統計管理機能用の
ファイル情報を予め設定された一定の間隔でハードディ
スクのメモリとして格納を行なう統計管理機能格納手段
１０２、構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステムに対
して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノードの
ＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報として格納
を行なう構成変更ファイル格納手段１０３、ＮＦＳで管
理された複数ノードのＭＩＳに関する現状表示用のファ
イル情報を演算処理する現状表示ファイル演算手段２０
１、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関する統
計管理用のファイル情報を演算処理する統計管理ファイ
ル演算手段２０２、構成変更要求があることを通知し、
且つこれを受け取る構成変更要求送受手段３０１、 構
成変更が完了したことを通知し、且つこれを受け取る構
成変更完了送受手段３０２、構成変更用のファイル情報
を参照し、これを解析する構成変更要求解析手段３０
３、構成変更用のファイル情報に格納を行なう構成変更
結果格納手段３０４を含んでおり、これらの手段はそれ
ぞれ概略つぎのように動作する。
式６０は、現状表示機能用のメモリ情報を予め設定され
た一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を
行なう現状表示機能格納手段１０１、統計管理機能用の
ファイル情報を予め設定された一定の間隔でハードディ
スクのメモリとして格納を行なう統計管理機能格納手段
１０２、構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステムに対
して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノードの
ＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報として格納
を行なう構成変更ファイル格納手段１０３、ＮＦＳで管
理された複数ノードのＭＩＳに関する現状表示用のファ
イル情報を演算処理する現状表示ファイル演算手段２０
１、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関する統
計管理用のファイル情報を演算処理する統計管理ファイ
ル演算手段２０２、構成変更要求があることを通知し、
且つこれを受け取る構成変更要求送受手段３０１、 構
成変更が完了したことを通知し、且つこれを受け取る構
成変更完了送受手段３０２、構成変更用のファイル情報
を参照し、これを解析する構成変更要求解析手段３０
３、構成変更用のファイル情報に格納を行なう構成変更
結果格納手段３０４を含んでおり、これらの手段はそれ
ぞれ概略つぎのように動作する。
【００１８】手段１０１は、自律協調分散処理型管理情
報方式が管理しているＡＣＤシステムのリソース（オペ
レータ、キュー、トランク、受付台グループ、トランク
グループなど）の現在の状態を格納しているメモリ情報
を、予め設定された一定の間隔でハードディスクのファ
イルとして格納を行なう。手段１０２は、自律協調分散
処理型管理情報方式が管理しているＡＣＤシステムのリ
ソースに関する統計情報を格納しているメモリ情報を、
予め設定された一定の間隔でハードディスクのファイル
として格納を行なう。手段１０３は、自律協調分散処理
型管理情報方式が構成変更機能を他ノードのＡＣＤシス
テムに対して行なう一時メモリの要求内容をＮＦＳで管
理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変更用のフ
ァイル情報として格納を行なう。
報方式が管理しているＡＣＤシステムのリソース（オペ
レータ、キュー、トランク、受付台グループ、トランク
グループなど）の現在の状態を格納しているメモリ情報
を、予め設定された一定の間隔でハードディスクのファ
イルとして格納を行なう。手段１０２は、自律協調分散
処理型管理情報方式が管理しているＡＣＤシステムのリ
ソースに関する統計情報を格納しているメモリ情報を、
予め設定された一定の間隔でハードディスクのファイル
として格納を行なう。手段１０３は、自律協調分散処理
型管理情報方式が構成変更機能を他ノードのＡＣＤシス
テムに対して行なう一時メモリの要求内容をＮＦＳで管
理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変更用のフ
ァイル情報として格納を行なう。
【００１９】手段２０１は、ＮＦＳで管理された複数ノ
ードのＭＩＳに関する現状表示用のファイル情報を演算
処理し、すべてのノードに関する現状表示を行なう。手
段２０２は、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに
関する統計管理用のファイル情報を演算処理し、すべて
のノードに関する統計レポート出力を行なう。手段３０
１は、構成変更要求があることを信号情報として通知す
ることとこの信号を受け取る。手段３０２は、構成変更
が完了したことを信号情報として通知することとこの信
号を受け取る。手段３０３は、自ノードの構成変更用の
ファイル情報を参照し、これを解析する。手段３０４
は、構成変更結果を自ノードの構成変更用のファイル情
報に格納を行なう。
ードのＭＩＳに関する現状表示用のファイル情報を演算
処理し、すべてのノードに関する現状表示を行なう。手
段２０２は、ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに
関する統計管理用のファイル情報を演算処理し、すべて
のノードに関する統計レポート出力を行なう。手段３０
１は、構成変更要求があることを信号情報として通知す
ることとこの信号を受け取る。手段３０２は、構成変更
が完了したことを信号情報として通知することとこの信
号を受け取る。手段３０３は、自ノードの構成変更用の
ファイル情報を参照し、これを解析する。手段３０４
は、構成変更結果を自ノードの構成変更用のファイル情
報に格納を行なう。
【００２０】次に、本実施の形態の全体の動作について
詳細に説明する。まず、自律協調分散処理型管理情報方
式６０の初期化処理において、ＭＩＳサーバ（管理情報
方式の本体装置）２１のハードディスク内に予め設けら
れた他ノードのリンク・ディレクトリに該当する他ノー
ドのディレクトリを公知技術のＮＦＳによりネットワー
ク・マウントを行い、自ノードを除くネットワーク内の
すべてのノードをＮＦＳの管理下に置くことができる。
尚、本動作はネットワーク内のすべてのノードにおいて
実行されることで、自律協調分散処理型管理情報方式の
ネットワーク・リンク６１が構成される。図７は、ノー
ド数３におけるネットワーク・ノード間のネットワーク
・ファイル・リンクを示す概念図であり、各ノードのＭ
ＩＳはハードディスク内に設けられた他ノード用のリン
ク・ディレクトリをたどることにより、他ノードのファ
イル情報にアクセスできるようになっている。
詳細に説明する。まず、自律協調分散処理型管理情報方
式６０の初期化処理において、ＭＩＳサーバ（管理情報
方式の本体装置）２１のハードディスク内に予め設けら
れた他ノードのリンク・ディレクトリに該当する他ノー
ドのディレクトリを公知技術のＮＦＳによりネットワー
ク・マウントを行い、自ノードを除くネットワーク内の
すべてのノードをＮＦＳの管理下に置くことができる。
尚、本動作はネットワーク内のすべてのノードにおいて
実行されることで、自律協調分散処理型管理情報方式の
ネットワーク・リンク６１が構成される。図７は、ノー
ド数３におけるネットワーク・ノード間のネットワーク
・ファイル・リンクを示す概念図であり、各ノードのＭ
ＩＳはハードディスク内に設けられた他ノード用のリン
ク・ディレクトリをたどることにより、他ノードのファ
イル情報にアクセスできるようになっている。
【００２１】一方、ＡＣＤシステム１０は音声呼を効率
良く処理するための様々な処理を行なうことにより、空
きオペレータと音声呼の接続処理を行なう。この時、Ａ
ＣＤシステム１０は音声呼とオペレータの状態遷移をイ
ベント情報として公知の手段により管理情報方式２０に
通知を行なう。そして、管理情報方式２０は公知の手段
により前記イベント情報を分析処理し、ＡＣＤシステム
１０のリソースに対応した現状表示の状態メモリと統計
管理の状態メモリの更新を随時行なっている。図６の、
ネットワークの各ノードにおけるネットワーク・ファイ
ル・システムへの情報格納を示す概念図が、この様子を
示している。
良く処理するための様々な処理を行なうことにより、空
きオペレータと音声呼の接続処理を行なう。この時、Ａ
ＣＤシステム１０は音声呼とオペレータの状態遷移をイ
ベント情報として公知の手段により管理情報方式２０に
通知を行なう。そして、管理情報方式２０は公知の手段
により前記イベント情報を分析処理し、ＡＣＤシステム
１０のリソースに対応した現状表示の状態メモリと統計
管理の状態メモリの更新を随時行なっている。図６の、
ネットワークの各ノードにおけるネットワーク・ファイ
ル・システムへの情報格納を示す概念図が、この様子を
示している。
【００２２】また、ＡＣＤシステム１０に対する構成変
更については、図８の自ノードのＡＣＤシステムに対す
る構成変更動作を示すフロー図、および、図９の他ノー
ドのＡＣＤシステムに対する構成変更動作を示すフロー
図に示す。このような構成変更は公知の技術である。す
なわち、ＭＩＳクライアント（管理情報装置の端末装
置）２２からの要求通知の信号を受け取り、ＡＣＤシス
テムに対して要求通知の信号を送信する。ＡＣＤシステ
ム１０は受け取った構成変更要求を実行し、この結果を
ＭＩＳサーバ（管理情報方式の本体装置）２１に対して
結果通知の信号を送信する。ＭＩＳサーバ２１は、ＡＣ
Ｄシステム１０からの結果通知の信号を受け取りＭＩＳ
クライアント２２に対して結果通知の信号を送信するこ
とで動作している。
更については、図８の自ノードのＡＣＤシステムに対す
る構成変更動作を示すフロー図、および、図９の他ノー
ドのＡＣＤシステムに対する構成変更動作を示すフロー
図に示す。このような構成変更は公知の技術である。す
なわち、ＭＩＳクライアント（管理情報装置の端末装
置）２２からの要求通知の信号を受け取り、ＡＣＤシス
テムに対して要求通知の信号を送信する。ＡＣＤシステ
ム１０は受け取った構成変更要求を実行し、この結果を
ＭＩＳサーバ（管理情報方式の本体装置）２１に対して
結果通知の信号を送信する。ＭＩＳサーバ２１は、ＡＣ
Ｄシステム１０からの結果通知の信号を受け取りＭＩＳ
クライアント２２に対して結果通知の信号を送信するこ
とで動作している。
【００２３】ここで、自律協調分散処理型管理情報方式
６０は、予め設定された一定の間隔で前記の現状表示の
状態メモリの内容をＮＦＳ管理下の該当エリアに書き込
みを行なう手段（１０１）により、現状表示の状態メモ
リがファイルとして格納される。すなわち、図１０の現
状表示用情報をネットワーク・ファイル・システムに格
納するフロー図がこの様子を示している。また、自律協
調分散処理型管理情報方式６０は、予め設定された一定
の間隔で前記の統計管理の状態メモリの内容をＮＦＳ管
理下の該当エリアに書き込みを行なう手段（１０２）に
より、統計管理の状態メモリがファイルとして格納され
る。すなわち、図１１の統計管理用情報をネットワーク
・ファイル・システムに格納するフロー図がこの様子を
示している。
６０は、予め設定された一定の間隔で前記の現状表示の
状態メモリの内容をＮＦＳ管理下の該当エリアに書き込
みを行なう手段（１０１）により、現状表示の状態メモ
リがファイルとして格納される。すなわち、図１０の現
状表示用情報をネットワーク・ファイル・システムに格
納するフロー図がこの様子を示している。また、自律協
調分散処理型管理情報方式６０は、予め設定された一定
の間隔で前記の統計管理の状態メモリの内容をＮＦＳ管
理下の該当エリアに書き込みを行なう手段（１０２）に
より、統計管理の状態メモリがファイルとして格納され
る。すなわち、図１１の統計管理用情報をネットワーク
・ファイル・システムに格納するフロー図がこの様子を
示している。
【００２４】このようにして、すべてのノードに関する
現状表示の状態メモリはＮＦＳ管理下の該当エリアのフ
ァイル情報を参照することで処理を行なうことができ、
この様子は図１２の現状表示を行うフロー図に示されて
いる（２０１）。同様に、すべてのノードに関する統計
管理の状態メモリはＮＦＳ管理下の該当エリアのファイ
ル情報を参照することで処理を行なうことができ、この
様子は図１３の統計レポート出力を行うフロー図に示さ
れている（２０２）。
現状表示の状態メモリはＮＦＳ管理下の該当エリアのフ
ァイル情報を参照することで処理を行なうことができ、
この様子は図１２の現状表示を行うフロー図に示されて
いる（２０１）。同様に、すべてのノードに関する統計
管理の状態メモリはＮＦＳ管理下の該当エリアのファイ
ル情報を参照することで処理を行なうことができ、この
様子は図１３の統計レポート出力を行うフロー図に示さ
れている（２０２）。
【００２５】尚、現状表示のリアルタイム性を追求する
場合、統計管理の最小単位を小さくする場合には、予め
設定する一定の間隔を短くすることで実現が可能となっ
ている。さらに、自律協調分散処理型管理情報方式６０
はＭＩＳクライアント２２からの構成変更要求を他ノー
ドのＡＣＤシステム１０に対して行なう要求内容をＮＦ
Ｓで管理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変更
用のファイル情報として格納を行なう手段１０３によ
り、構成変更要求がファイルとして格納される。
場合、統計管理の最小単位を小さくする場合には、予め
設定する一定の間隔を短くすることで実現が可能となっ
ている。さらに、自律協調分散処理型管理情報方式６０
はＭＩＳクライアント２２からの構成変更要求を他ノー
ドのＡＣＤシステム１０に対して行なう要求内容をＮＦ
Ｓで管理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変更
用のファイル情報として格納を行なう手段１０３によ
り、構成変更要求がファイルとして格納される。
【００２６】ＭＩＳサーバ２１には、該当ノードのＭＩ
Ｓサーバ２１に構成変更要求があることを通知し、且つ
これを受け取る手段３０１を備えているので、他ノード
のＭＩＳサーバ２１から構成変更要求があることを通知
された場合には、ＮＦＳで管理された自ノードの構成変
更用のファイル情報を参照し、これを解析する手段３０
３により、自ノードのＡＣＤシステム１０に対する構成
変更要求を入手できるとともに、公知の手段（図８）に
より構成変更を実施できる。
Ｓサーバ２１に構成変更要求があることを通知し、且つ
これを受け取る手段３０１を備えているので、他ノード
のＭＩＳサーバ２１から構成変更要求があることを通知
された場合には、ＮＦＳで管理された自ノードの構成変
更用のファイル情報を参照し、これを解析する手段３０
３により、自ノードのＡＣＤシステム１０に対する構成
変更要求を入手できるとともに、公知の手段（図８）に
より構成変更を実施できる。
【００２７】この構成変更の結果をＮＦＳで管理された
自ノードの構成変更用のファイル情報に格納を行なう手
段３０４と、構成変更要求元ノードのＭＩＳに構成変更
が完了したことを通知し、且つこれを受け取る手段３０
２を備えているので、ＭＩＳクライアント２２に構成変
更結果を通知でき、複数ノードの相互間においてＡＣＤ
システム１０の構成変更機能処理を行えるようにでき
る。
自ノードの構成変更用のファイル情報に格納を行なう手
段３０４と、構成変更要求元ノードのＭＩＳに構成変更
が完了したことを通知し、且つこれを受け取る手段３０
２を備えているので、ＭＩＳクライアント２２に構成変
更結果を通知でき、複数ノードの相互間においてＡＣＤ
システム１０の構成変更機能処理を行えるようにでき
る。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に述べるような効果がある。すなわ
ち、ＡＣＤシステムとＭＩＳを複数用いて構成される自
律分散処理型管理情報方式において、複数のＭＩＳ相互
間でネットワークを備えているので、ＭＩＳ相互間で協
調作用を行ない、ネットワークで結合された複数ノード
のＭＩＳが全体として１つにまとまることができる。ま
た、ＭＩＳが担う現状表示機能用のメモリ情報を、予め
設定された一定の間隔でハードディスクのファイルとし
て格納を行なう手段を備え、且つＮＦＳで管理された複
数ノードのＭＩＳに関する現状表示用のファイル情報を
演算処理する手段を備えているので、複数ノードのＭＩ
Ｓの現状表示機能処理を行うこともできる。
れているので、以下に述べるような効果がある。すなわ
ち、ＡＣＤシステムとＭＩＳを複数用いて構成される自
律分散処理型管理情報方式において、複数のＭＩＳ相互
間でネットワークを備えているので、ＭＩＳ相互間で協
調作用を行ない、ネットワークで結合された複数ノード
のＭＩＳが全体として１つにまとまることができる。ま
た、ＭＩＳが担う現状表示機能用のメモリ情報を、予め
設定された一定の間隔でハードディスクのファイルとし
て格納を行なう手段を備え、且つＮＦＳで管理された複
数ノードのＭＩＳに関する現状表示用のファイル情報を
演算処理する手段を備えているので、複数ノードのＭＩ
Ｓの現状表示機能処理を行うこともできる。
【００２９】さらに、ＭＩＳが担う統計管理機能用のメ
モリ情報を予め設定された一定の間隔でハードディスク
のファイルとして格納を行なう手段を備え、且つＮＦＳ
で管理された複数ノードのＭＩＳに関する統計管理用の
ファイル情報を演算処理する手段を備えているので、複
数ノードのＭＩＳの統計管理機能処理を行うこともでき
る。
モリ情報を予め設定された一定の間隔でハードディスク
のファイルとして格納を行なう手段を備え、且つＮＦＳ
で管理された複数ノードのＭＩＳに関する統計管理用の
ファイル情報を演算処理する手段を備えているので、複
数ノードのＭＩＳの統計管理機能処理を行うこともでき
る。
【００３０】さらにまた、ＭＩＳが担う構成変更機能を
他ノードのＡＣＤシステムに対して行なう要求内容をＮ
ＦＳで管理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変
更用のファイル情報として格納を行なう手段と、該当ノ
ードのＭＩＳに構成変更要求があることを通知し、且つ
これを受け取る手段と、他ノードのＭＩＳから構成変更
要求があることを通知された場合にＮＦＳで管理された
自ノードの構成変更用のファイル情報を参照し、これを
解析する手段と、この構成変更の結果をＮＦＳで管理さ
れた自ノードの構成変更用のファイル情報に格納を行な
う手段と、構成変更要求元ノードのＭＩＳに構成変更が
完了したことを通知し、且つこれを受け取る手段とを備
えているので、複数ノードの相互間においてＡＣＤの構
成変更機能処理を行うこともできる。
他ノードのＡＣＤシステムに対して行なう要求内容をＮ
ＦＳで管理された該当ノードのＭＩＳに対応した構成変
更用のファイル情報として格納を行なう手段と、該当ノ
ードのＭＩＳに構成変更要求があることを通知し、且つ
これを受け取る手段と、他ノードのＭＩＳから構成変更
要求があることを通知された場合にＮＦＳで管理された
自ノードの構成変更用のファイル情報を参照し、これを
解析する手段と、この構成変更の結果をＮＦＳで管理さ
れた自ノードの構成変更用のファイル情報に格納を行な
う手段と、構成変更要求元ノードのＭＩＳに構成変更が
完了したことを通知し、且つこれを受け取る手段とを備
えているので、複数ノードの相互間においてＡＣＤの構
成変更機能処理を行うこともできる。
【００３１】また、ＮＦＳで管理されたファイル（自ノ
ード以外はリンクファイル）を使用しているので、各ノ
ードのＭＩＳが必要とするメモリ、ファイルなどのシス
テムリソースは１ノードに相当する最低限度のリソース
で実現することもできる。さらに、ネットワーク内の各
ノードのＭＩＳは対等の立場・位置付けにあり、他ノー
ドのＭＩＳやその他からの制御を必要としない構成を取
っているので、ネットワーク内のあるノードのＭＩＳが
故障した場合においても、稼働ノード間にて１つにまと
まることができる。
ード以外はリンクファイル）を使用しているので、各ノ
ードのＭＩＳが必要とするメモリ、ファイルなどのシス
テムリソースは１ノードに相当する最低限度のリソース
で実現することもできる。さらに、ネットワーク内の各
ノードのＭＩＳは対等の立場・位置付けにあり、他ノー
ドのＭＩＳやその他からの制御を必要としない構成を取
っているので、ネットワーク内のあるノードのＭＩＳが
故障した場合においても、稼働ノード間にて１つにまと
まることができる。
【図１】 公知の管理情報方式または、自律処理型管理
情報方式とＡＣＤシステムのブロック図である。
情報方式とＡＣＤシステムのブロック図である。
【図２】 図１のシステム構成で、ノード数３のときの
従来の自律分散処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
従来の自律分散処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
【図３】 図１のシステム構成で、ノード数３のときの
本発明の自律協調分散処理型管理情報方式とＡＣＤシス
テムのブロック図である。
本発明の自律協調分散処理型管理情報方式とＡＣＤシス
テムのブロック図である。
【図４】 図１のシステム構成で、ノード数３のときの
従来の集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムのブロ
ック図である。
従来の集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムのブロ
ック図である。
【図５】 図１のシステム構成で、ノード数３のときの
従来の自律集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
従来の自律集中処理型管理情報方式とＡＣＤシステムの
ブロック図である。
【図６】 ネットワークの各ノードにおけるネットワー
ク・ファイル・システムへの情報格納を示す概念図であ
る。
ク・ファイル・システムへの情報格納を示す概念図であ
る。
【図７】 ノード数３のネットワーク・ノード間におけ
るネットワーク・ファイル・リンクを示す概念図であ
る。
るネットワーク・ファイル・リンクを示す概念図であ
る。
【図８】 自ノードのＡＣＤシステムに対する構成変更
動作を示すフロー図である。
動作を示すフロー図である。
【図９】 他ノードのＡＣＤシステムに対する構成変更
動作を示すフロー図である。
動作を示すフロー図である。
【図１０】 現状表示用情報をネットワーク・ファイル
・システムに格納するフロー図である。
・システムに格納するフロー図である。
【図１１】 統計管理用情報をネットワーク・ファイル
・システムに格納するフロー図である。
・システムに格納するフロー図である。
【図１２】 現状表示を行なうフロー図である。
【図１３】 統計レポート出力を行なうフロー図であ
る。
る。
１０ ＡＣＤシステム １１ 音声通信のトランク回路 １２ ＡＣＤ受付用の電話機 １３ ネットワーク・インターフェース回路（ＮＩＣ） ２０ 管理情報方式または、自律処理型管理情報方式 ２１ ＭＩＳサーバ（管理情報方式の本体装置） ２２ ＭＩＳクライアント（管理情報方式の端末装置） ２３ ネットワーク・インターフェース回路（ＮＩＣ） ３０ ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ） ３１ ネットワーク・ルーティング装置（ルータ） ４１ ノード１のＡＣＤシステムと管理情報方式 ４２ ノード２のＡＣＤシステムと管理情報方式 ４３ ノード３のＡＣＤシステムと管理情報方式 ５１ 音声通信用のネットワーク・リンク ６０ 自律協調分散処理型管理情報方式 ６１ 自律協調分散処理型管理情報方式のネットワーク
・リンク ７０ 集中処理型管理情報方式 ７１ 集中処理型管理情報方式のネットワーク・リンク ８０ 自律集中処理型管理情報方式 １０１ 現状表示機能用のメモリ情報を予め設定された
一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を行
なう現状表示機能格納手段 １０２ 統計管理機能用のメモリ情報を予め設定された
一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を行
なう統計管理機能格納手段 １０３ 構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステムに対
して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノードの
ＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報として格納
を行なう構成変更ファイル格納手段 ２０１ ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関す
る現状表示用のファイル情報を演算処理する現状表示フ
ァイル演算手段 ２０２ ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関す
る統計管理用のファイル情報を演算処理する統計管理フ
ァイル演算手段 ３０１ 構成変更要求があることを通知し、且つこれを
受け取る構成変更要求送受手段 ３０２ 構成変更が完了したことを通知し、且つこれを
受け取る構成変更完了送受手段 ３０３ 自ノードの構成変更用のファイル情報を参照
し、これを解析する構成変更要求解析手段 ３０４ 構成変更結果を自ノードの構成変更用のファイ
ル情報に格納を行なう構成変更結果格納手段
・リンク ７０ 集中処理型管理情報方式 ７１ 集中処理型管理情報方式のネットワーク・リンク ８０ 自律集中処理型管理情報方式 １０１ 現状表示機能用のメモリ情報を予め設定された
一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を行
なう現状表示機能格納手段 １０２ 統計管理機能用のメモリ情報を予め設定された
一定の間隔でハードディスクのファイルとして格納を行
なう統計管理機能格納手段 １０３ 構成変更機能を他ノードのＡＣＤシステムに対
して行なう要求内容をＮＦＳで管理された該当ノードの
ＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報として格納
を行なう構成変更ファイル格納手段 ２０１ ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関す
る現状表示用のファイル情報を演算処理する現状表示フ
ァイル演算手段 ２０２ ＮＦＳで管理された複数ノードのＭＩＳに関す
る統計管理用のファイル情報を演算処理する統計管理フ
ァイル演算手段 ３０１ 構成変更要求があることを通知し、且つこれを
受け取る構成変更要求送受手段 ３０２ 構成変更が完了したことを通知し、且つこれを
受け取る構成変更完了送受手段 ３０３ 自ノードの構成変更用のファイル情報を参照
し、これを解析する構成変更要求解析手段 ３０４ 構成変更結果を自ノードの構成変更用のファイ
ル情報に格納を行なう構成変更結果格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/64 H04M 7/00 - 7/16
Claims (4)
- 【請求項１】 ＡＣＤ機能を有する電話交換システム
（ＡＣＤシステム）と、前記ＡＣＤシステムの現状表示
機能、統計機能、構成変更機能の実行・管理を担う外部
コンピュータ装置で構成される自律処理型管理情報方式
（ＭＩＳ）との組み合わせが、複数のネットワーク端局
（ノード）のそれぞれに設置された自律分散処理型管理
情報方式において、 複数の前記ＭＩＳ相互間を結合するための高速通信パス
（ネットワーク）を備えることを特徴とする自律協調分
散処理型管理情報方式。 - 【請求項２】 前記ＭＩＳが担う現状表示機能用のメモ
リ情報を、予め設定された一定の間隔でファイルとして
格納する現状表示機能格納手段と、複 数ノードの前記ＭＩＳに関する現状表示用のファイル
情報を演算処理する現状表示ファイル演算手段とを備
え、 前記現状表示ファイル演算手段が、前記ネットワークに
接続された他ノードのＭＩＳからネットワーク・ファイ
ル情報の演算処理を行い、 複数ノードの前記ＭＩＳの現状表示機能処理を行うよう
に構成されたことを特徴とする請求項１記載の自律協調
分散処理型管理情報方式。 - 【請求項３】 前記ＭＩＳが担う統計管理機能用のメモ
リ情報を、予め設定された一定の間隔でファイルとして
格納する統計管理機能格納手段と、複 数ノードのＭＩＳに関する統計管理用のファイル情報
を演算処理する統計管理ファイル演算手段とを備え、 前記統計管理ファイル演算手段が、前記ネットワークに
接続された他ノードのＭＩＳからネットワーク・ファイ
ル情報の演算処理を行い、 複数ノードの前記ＭＩＳの統計管理機能処理を行うよう
に構成されたことを特徴とする請求項１記載の自律協調
分散処理型管理情報方式。 - 【請求項４】 前記ＭＩＳが担う構成変更機能を他ノー
ドのＡＣＤシステムに対して行なう要求内容を、該当ノ
ードのＭＩＳに対応した構成変更用のファイル情報とし
て格納する構成変更ファイル格納手段と、 該当ノードの前記ＭＩＳに構成変更要求があることを通
知し、且つこれを受け取る構成変更要求送受手段と、 他ノードの前記ＭＩＳから構成変更要求があることを通
知された場合に、自ノードの構成変更用のファイル情報
を参照し、これを解析する構成変更要求解析手段と、 自ノードのＡＣＤシステムに対して構成変更を行なう構
成変更手段と、 構成変更の結果を自ノードの構成変更用のファイル情報
に格納する構成変更結果格納手段と、 構成変更要求元ノードの前記ＭＩＳに対して、構成変更
が完了したことを通知し、且つこれを受け取る構成変更
完了送受手段とを備え、 複数ノードの相互間において、前記ＡＣＤシステムの構
成変更機能処理が行えるように構成されたことを特徴と
する請求項１記載の自律協調分散処理型管理情報方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09934599A JP3341707B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 自律協調分散処理型管理情報方式 |
| AU25249/00A AU768733B2 (en) | 1999-04-06 | 2000-04-04 | Autonomous coordinated distributed processing management information system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09934599A JP3341707B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 自律協調分散処理型管理情報方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295353A JP2000295353A (ja) | 2000-10-20 |
| JP3341707B2 true JP3341707B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=14245035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09934599A Expired - Lifetime JP3341707B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 自律協調分散処理型管理情報方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341707B2 (ja) |
| AU (1) | AU768733B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4678982B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2011-04-27 | Ｎｅｃエンジニアリング株式会社 | 電話交換システム、呼配信装置、制御プログラム及び記録媒体 |
| CN103238314B (zh) | 2012-05-07 | 2015-06-03 | 华为技术有限公司 | 线路处理板和交换网系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5450482A (en) * | 1992-12-29 | 1995-09-12 | At&T Corp. | Dynamic network automatic call distribution |
| JPH08116357A (ja) * | 1994-10-17 | 1996-05-07 | Fujitsu Ltd | 局間呼均等分配方式 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP09934599A patent/JP3341707B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-04-04 AU AU25249/00A patent/AU768733B2/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000295353A (ja) | 2000-10-20 |
| AU2524900A (en) | 2000-10-12 |
| AU768733B2 (en) | 2004-01-08 |
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