JPH08116357A - 局間呼均等分配方式 - Google Patents

局間呼均等分配方式

Info

Publication number
JPH08116357A
JPH08116357A JP25038094A JP25038094A JPH08116357A JP H08116357 A JPH08116357 A JP H08116357A JP 25038094 A JP25038094 A JP 25038094A JP 25038094 A JP25038094 A JP 25038094A JP H08116357 A JPH08116357 A JP H08116357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception line
line group
partial reception
call
congestion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25038094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Toriyama
豊司 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP25038094A priority Critical patent/JPH08116357A/ja
Publication of JPH08116357A publication Critical patent/JPH08116357A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の交換機を有する交換網における局間呼
均等分配方式に関し、各交換機に収容される部分受付回
線群相互間で、負荷が極力均等に分配されることを目的
とする。 【構成】 各交換機(100)に共通に、各部分受付回
線群(210)の輻輳状態を収集する輻輳情報収集手段
(300)と、各交換機から部分受付回線群への着信呼
の転送先の問合わせがあった場合に、収集済の各部分受
付回線群の輻輳状態を比較し、最も輻輳程度の低い部分
受付回線群を通知する転送先選択手段(400)とを設
け、各交換機に、自局の部分受付回線群の輻輳状態を監
視し、輻輳情報収集手段に通知する輻輳状態監視手段
(101)と、輻輳中の部分受付回線群に着信した場合
に、転送先選択手段に対して転送先を問合わせ、転送先
選択手段から通知された転送先の部分受付回線群に呼を
転送する転送管理手段(102)とを設ける様に構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の交換機を有する
交換網における局間呼均等分配方式、特に同一の受付回
線群に所属する複数の受付回線から成る部分受付回線群
を収容し、自交換機に生起した受付回線群に対する着信
呼を、各受付回線に均等に分配する機能を具備する複数
の交換機を有する交換網における局間呼均等分配方式に
関する。
【0002】交換機の具備機能の一つとして、自動呼分
配機能〔Automatic Call Distribution 機能、以後AC
D機能と略称する場合がある〕が広く採用されている。
ACD機能は、例えば電話による商品の予約申込み、或
いはアンケートに対する電話による回答等、特定電話番
号への着信呼を複数の受付回線で分担して受付ける場合
に、着信呼を各受付回線へ均等に分配する機能である。
【0003】更に同一目的の受付回線が、複数の交換機
に分散して収容されている場合には、各交換機に収容さ
れる受付回線相互間でも、負荷が極力均等に分配される
ことが望まれる。
【0004】
【従来の技術】図4は従来ある交換網の一例を示す図で
ある。図4に示される交換網は、それぞれネットワーク
(11)および呼処理部(12)を具備する三つの交換
機(1)〔個々の交換機を(1i )(但しiは1乃至3
の何れか)と称する、以下同様〕を有している。
【0005】各交換機(1)には、同一目的の着信呼を
受付ける複数の受付回線(31)が、分散して収容され
ている。なお交換網に収容されている総ての受付回線
(31)の集合を受付回線群(G)(3)と称し、各交
換機(1i )に収容される受付回線(31i )の集合を
部分受付回線群(SG)(30i )と称する。
【0006】各交換機(1i )は、それぞれ収容する部
分受付回線群(SG)(30i )に対して、ACD機能
を提供している。また各交換機(1i )の呼処理部(1
i )には、各交換機(1i )に収容されている部分受
付回線群(SG)(30i )相互間の負荷の均等化を図
る目的で、輻輳程度監視部(121i )および転送制御
部(122i )が設けられている。
【0007】例えば交換機(11 )に収容される加入者
(21 )が、自局の部分受付回線群(SG)(301
に対して発呼すると、交換機(11 )の呼処理部(12
1 )は、自交換機(11 )に収容される部分受付回線群
(SG)(301 )の中に空き受付回線(311 )が存
在すれば、ACD機能に基づき空き受付回線(311
に着信させるが、空き受付回線(311 )が存在しない
場合には、待行列に連結して待機させ、任意の受付回線
(311 )が空き次第、待機中の呼を先着順に待行列か
ら抽出し、空き受付回線(311 )に着信させる。
【0008】一方、呼処理部(121 )内の輻輳程度監
視部(1211 )は、自局の部分受付回線群(SG)
(301 )の輻輳状態を、前述の待行列に連結されてい
る各呼〔以後滞留呼と称する〕の待時間て監視し、待時
間が予め定められた閾値に達すると、部分受付回線群
(SG)(301 )が輻輳状態となったと判定し、転送
制御部(1221 )を起動する。
【0009】起動された転送制御部(1221 )は、予
め定められている他の交換機〔例えば(12 )〕の輻輳
程度監視部(1212 )に、交換機(12 )に収容され
ている部分受付回線群(SG)(302 )の輻輳状態を
問合せる。
【0010】交換機(12 )においては、呼処理部(1
2 )内の輻輳程度監視部(121 2 )が、現在把握し
ている自局の部分受付回線群(SG)(302 )の輻輳
状態〔例えば平均待時間〕を、問合元の転送制御部(1
221 )に回答する。
【0011】なお輻輳状態の問合せおよび回答は、各交
換機(1i )がISDN適用交換機であり、交換機(1
1 )と(12 )とを接続する中継線(412)に、ユーザ
・網インタフェースに設けられていると同様のDチャネ
ルが設けられている場合には、Dチャネルを経由して転
送し、また中継線(412)が共通線信号方式を採用して
いる場合には、共通線信号網を経由して転送することが
考慮される。
【0012】問合元の転送制御部(1221 )は、交換
機(12 )から回答された部分受付回線群(SG)(3
2 )の輻輳状態と、自局の部分受付回線群(SG)
(30 1 )の輻輳状態とを比較し、部分受付回線群(S
G)(302 )の輻輳状態が軽度の〔即ち平均待時間が
短い〕場合には、加入者(21 )から部分受付回線群
(SG)(301 )に着信する呼を、中継線(412)を
経由して交換機(12 )へ転送する。
【0013】交換機(12 )においては、呼処理部(1
2 )が、交換機(11 )におけると同様の過程で、交
換機(11 )から転送された呼を、自局の部分受付回線
群(SG)(302 )へ着信させる。
【0014】なお比較の結果、部分受付回線群(SG)
(301 )の輻輳状態が軽度の〔即ち平均待時間が短
い〕場合には、加入者(21 )から部分受付回線群(S
G)(301 )に着信する呼を、交換機(12 )へ転送
させること無く、部分受付回線群(SG)(301 )に
対する待行列に連結して待機させる。
【0015】この時、交換機(13 )に収容されている
部分受付回線群(SG)(303 )が、最も輻輳状態が
低いことも考慮されるが、転送制御部(1221 )は交
換機(13 )の輻輳程度監視部(1213 )へ輻輳状態
を問合せることは指定されていない為、部分受付回線群
(SG)(303 )への転送は実行されない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある交換網においては、交換機(11
に、輻輳状態にある部分受付回線群(SG)(301
に着信する呼が生起した場合に、予め定められている交
換機(12 )に収容されている部分受付回線群(SG)
(302 )の輻輳状態と比較し、着信呼を交換機
(12 )へ転送するか否かを判定していた為、他の交換
機(13 )に収容されている部分受付回線群(SG)
(303 )の輻輳状態が更に低い場合にも、部分受付回
線群(SG)(303)へ転送されることは無く、各部
分受付回線群(SG)(30i )相互間で着信呼が均等
に分配されぬ問題があった。
【0017】本発明は、各交換機に収容される部分受付
回線群相互間で、負荷が極力均等に分配される自動呼分
配機能を実現することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は、本発明の対象と
なる交換網を構成する複数の交換機である。
【0019】また201は、同一種類の着信呼を分担し
て受付ける複数の受付回線であり、交換網に収容される
総ての受付回線(201)の集合を受付回線群(20
0)と称し、また各交換機(100)に収容される受付
回線(201)の集合を部分受付回線群(210)と称
する。
【0020】101は、本発明により各交換機(10
0)に設けられた輻輳状態監視手段である。102は、
本発明により各交換機(100)に設けられた転送管理
手段である。
【0021】300は、本発明により各交換機(10
0)に共通に設けられた輻輳情報収集手段である。40
0は、本発明により各交換機(100)に共通に設けら
れた転送先選択手段である。
【0022】
【作用】輻輳情報収集手段(300)は、各交換機(1
00)に収容される部分受付回線群(210)の輻輳状
態を収集する。
【0023】転送先選択手段(400)は、各交換機
(100)から、自交換機(100)に生起した受付回
線群(200)への着信呼の転送先の問合わせがあった
場合に、輻輳情報収集手段(300)に収集されている
各部分受付回線群(210)の輻輳状態を比較し、最も
輻輳程度の低い部分受付回線群(210)を通知する。
【0024】輻輳状態監視手段(101)は、各自交換
機(100)に収容される部分受付回線群(210)の
輻輳状態を監視し、輻輳情報収集手段(300)に通知
する。
【0025】転送管理手段(102)は、輻輳状態にあ
る部分受付回線群(210)に着信する呼が生起した場
合に、転送先選択手段(400)に対して部分受付回線
群(210)に着信する呼の転送先を問合わせ、転送先
選択手段(400)から通知された転送先の部分受付回
線群(210)に、呼を転送する。
【0026】なお輻輳状態監視手段(101)は、各部
分受付回線群(210)の輻輳状態を、受付を待機中の
滞留呼数で測定することが考慮される。また転送管理手
段(102)は、転送先選択手段(400)から通知さ
れた転送先交換機(100)に至る経路が塞がっていた
場合に、経路が空く迄転送を待機させることが考慮され
る。
【0027】また転送管理手段(102)は、転送先交
換機(100)に至る経路が空くのを待機中に、自交換
機(100)に収容される部分受付回線群(210)に
空き受付回線(201)が生じた場合に、空き受付回線
(201)に着信させることが考慮される。
【0028】また転送管理手段(102)は、他の部分
受付回線群(210)に呼を転送する場合に、転送元交
換機(100)および転送元部分受付回線群(210)
の識別情報を、転送先部分受付回線群(210)に転送
し、表示させることが考慮される。
【0029】従って、本発明によれば、輻輳状態にある
部分受付回線群への着信呼の転送先が、全受付回線群に
含まれる総ての部分受付回線群の輻輳状態を比較した上
で決定される為、各部分受付回線群に対する負荷が一層
均等に分配可能となり、当該受付回線群の着信呼に対す
るサービス性が向上する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による交換網を示す図であ
り、図3は図2における自動呼分配処理過程の一例を示
す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
【0031】図2においては、図1における交換機(1
00)として交換機(1)が示され、また図1における
受付回線群(200)として受付回線群(G)(3)が
示され、また図1における部分受付回線群(210)と
して部分受付回線群(SG)(30i )が示され、また
図1における受付回線(201)として受付回線(31
i )が示されている。
【0032】各交換機(1i )内の呼処理部(12i
には、図1における輻輳状態監視手段(101)として
輻輳程度監視部(123i )が設けられ、また図1にお
ける転送管理手段(102)として転送管理部(124
i )が設けられている。
【0033】また各交換機(1i )に共通に、集中輻輳
管理装置(5)が設けられ、各交換機(1i )と信号線
(6i )により接続されている。集中輻輳管理装置
(5)には、図1における輻輳情報収集手段(300)
として呼輻輳管理表(521)が設けられ、また交換機
(1i )における転送先選択手段(400)として部分
受付回線群選択表(522)が設けられ、更に制御部
(51)が輻輳情報収集手段(300)と転送先選択手
段(400)とに共用されている。
【0034】呼輻輳管理表(521)は、各受付回線群
(G)(3)に対応して設けられ、各受付回線群(G)
(3)に含まれる総ての部分受付回線群(SG)(30
i )の輻輳状態を、前述の待行列内の滞留呼数(Ni
で収集・保持している。
【0035】また部分受付回線群選択表(522)に
は、各部分受付回線群(SG)(30 i )に着信する為
の電話番号(DNi )が記録されている。図2および図
3において、各交換機(1i )に収容される各受付回線
(31i)が総て塞がっており、各部分受付回線群(S
G)(30i )の待行列には1呼以上の滞留呼が待機し
ており、集中輻輳管理装置(5)の呼輻輳管理表(52
1)には、各部分受付回線群(SG)(30i )の滞留
呼数(Ni )が、例えば部分受付回線群(SG)(30
1 )の滞留呼数(N1 )は3呼、部分受付回線群(S
G)(302 )の滞留呼数(N2 )は2呼、部分受付回
線群(SG)(303)の滞留呼数(N3 )は1呼等
と、それぞれ保持されているものとする。
【0036】かかる状態で、例えば交換機(11 )に収
容される加入者(21 )が、自局の部分受付回線群(S
G)(301 )に対して発呼すると〔図3ステップS1
1〕、交換機(11 )の呼処理部(121 )は、前述と
同様に、自交換機(11 )に収容される部分受付回線群
(SG)(301 )の中に空き受付回線(311 )が存
在すれば、ACD機能に基づき空き受付回線(311
に着信させるが、現在は空き受付回線(311 )が存在
しない為、輻輳程度監視部(1231 )を起動する。
【0037】起動された輻輳程度監視部(1231
は、加入者(21 )からの着信呼を、部分受付回線群
(SG)(301 )に対応する待行列に着順に連結して
待機させると共に、新たに着信呼が生起し、滞留呼数
(N1 )が一つ増加したことを示す呼着信情報(C〔+
1〕)を組立て、信号線(61 )を経由して集中輻輳管
理装置(5)へ転送する〔ステップS11〕。
【0038】集中輻輳管理装置(5)においては、制御
部(51)が、交換機(11 )から信号線(61 )を経
由して転送される呼着信情報(C〔+1〕)を受信する
と、呼輻輳管理表(521)を参照し、部分受付回線群
(SG)(301 )に対応する滞留呼数(N1 )〔=3
呼〕に1呼を加算し、滞留呼数(N1 )=4呼に更新す
る〔ステップS51〕。
【0039】一方交換機(11 )においては、輻輳程度
監視部(1231 )が、待行列に連結された各滞留呼の
待時間(t)を計測しており、待時間(t)が予め定め
られた閾値(T)に達すると〔ステップS13〕、部分
受付回線群(SG)(301)が輻輳状態となったと判
定し、転送管理部(1241 )を起動する。
【0040】起動された転送管理部(1241 )は、受
付回線群(G)(3)に関する転送先部分受付回線群
(SG)(30i )を問合せる問合情報(Q)を組立
て、信号線(61 )を経由して集中輻輳管理装置(5)
に転送する。
【0041】集中輻輳管理装置(5)においては、制御
部(51)が、交換機(11 )から信号線(61 )を経
由して転送された問合情報(Q)を受信すると、呼輻輳
管理表(521)を参照し、各部分受付回線群(SG)
(30i )に対応して保持されている滞留呼数(Ni
の中で、最小滞留呼数(Ni )を保持する部分受付回線
群(SG)(30i )〔前例では(N3 )(=1呼)を
保持する部分受付回線群(SG)(303 )〕を検出す
る〔ステップS52〕。
【0042】続いて制御部(51)は、検出した部分受
付回線群(SG)(303 )が、問合情報(Q)の送信
元部分受付回線群(SG)(301 )と同一であるか否
かを解析し〔ステップS53〕、同一でなければ、検出
した部分受付回線群(SG)(303 )を転送先と決定
し、続いて部分受付回線群選択表(522)を参照し、
部分受付回線群(SG)(303 )に対応する電話番号
(DN3 )を抽出し、抽出した電話番号(DN3 )を含
む回答情報(A〔DN3 〕)を組立て、信号線(61
を経由して交換機(11 )に返送する〔ステップS5
6〕。
【0043】なおステップS53における解析の結果、
問合情報(Q)の送信元部分受付回線群(SG)(30
1 )と同一である場合には、自部分受付回線群(SG)
(301 )が最も輻輳状態が低い為、転送の必要が無い
ことを示す転送不可(NG)を含む回答情報(A〔N
G〕)を組立て〔ステップS55〕、信号線(61 )を
経由して交換機(11 )に返送する〔ステップS5
6〕。
【0044】交換機(11 )においては、転送管理部
(1241 )が、集中輻輳管理装置(5)から信号線
(61 )を経由して返送される回答情報(A)を受信す
ると〔ステップS15〕、回答情報(A)に転送先の電
話番号(DN3 )が含まれるか、或いは転送不可(N
G)が含まれるかを解析し〔ステップS16〕、転送不
可(NG)が含まれる場合には、加入者(21 )からの
着信呼を部分受付回線群(SG)(301 )に対応する
待行列に連結した儘、待機させるが、転送先の電話番号
(DN3 )が含まれる場合には、回答情報(A〔D
3 〕)から転送先の電話番号(DN3 )を抽出し〔ス
テップS17〕、加入者(21 )からの着信呼を前述の
待行列から抽出し、電話番号(DN3 )を着番号として
中継線(413)を経由して交換機(13 )へ転送し、部
分受付回線群(SG)(303 )へ着信させると共に
〔ステップS18〕、着信呼を転送した結果、滞留呼数
(N1 )が一つ減少したことを示す呼着信情報(C〔−
1〕)を組立て、信号線(61 )を経由して集中輻輳管
理装置(5)へ転送する〔ステップS19〕。
【0045】集中輻輳管理装置(5)においては、制御
部(51)が、交換機(11 )から信号線(61 )を経
由して転送される呼着信情報(C〔−1〕)を受信する
と、呼輻輳管理表(521)を参照し、部分受付回線群
(SG)(301 )に対応する滞留呼数(N1 )〔=4
呼〕から1呼を減算し、滞留呼数(N1 )=3呼に更新
する〔ステップS57〕。
【0046】一方、転送呼を受信した交換機(13 )に
おいては、呼処理部(123 )が、交換機(11 )にお
けると同様の過程で、転送呼を部分受付回線群(SG)
(303 )へ着信処理する。
【0047】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、交換網に共通に設けられた集中輻輳管理装置
(5)には、当該交換網に収容される全受付回線群
(G)(3)に所属する総ての部分受付回線群(SG)
(30i )の輻輳状態が、滞留呼数(Ni )により収集
・保持されており、加入者(21 )から部分受付回線群
(SG)(301 )に着信し、部分受付回線群(SG)
(301 )が輻輳状態にあった場合に、集中輻輳管理装
置(5)に転送先を問合せ、最小の滞留呼数(N3
〔=1呼〕を有する部分受付回線群(SG)(303
が転送先として選定され、通知される為、同一受付回線
群(G)(3)に所属する各部分受付回線群(SG)
(30i )相互間で呼が最適に均等分配されることとな
る。
【0048】なお、図2および図3はあく迄本発明の一
実施例に過ぎず、例えば転送管理部(1241 )は着信
呼を転送する際に、単に着番号(DN3 )を用いて部分
受付回線群(SG)(303 )に転送するものに限定さ
れることは無く、呼設定メッセージに当初着信した交換
機(11 )および部分受付回線群(SG)(301 )の
識別情報〔例えば電話番号(DN1 〕をユーザ・ユーザ
情報要素として付加し、部分受付回線群(SG)(30
3 )内の着信受付回線(313 )に表示させることも考
慮されるが〔請求項5〕、かかる場合にも本発明の効果
は変わらない。
【0049】また転送管理部(1241 )は、着信呼を
交換機(13 )へ転送を試みた際に、中継線(413)が
塞がり状態にあった場合に、中継線(413)が空き状態
となる迄、中継線(413)を収容する中継線トランク
(1313)で待機させることも考慮されるが〔請求項
3〕、かかる場合にも本発明の効果は変わらない。
【0050】また転送管理部(1241 )は、中継線
(413)が塞がり状態にあり、待合わせる際に、部分受
付回線群(SG)(301 )の待行列にも連結して置
き、中継線(413)が空き状態となる前に部分受付回線
群(SG)(301 )に空き受付回線(311 )が生じ
た場合には、部分受付回線群(SG)(303 )へ転送
すること無く受付回線(311 )へ着信させることも考
慮されるが〔請求項4〕、かかる場合にも本発明の効果
は変わらない。
【0051】更に本発明の対象となる交換機(10
0)、受付回線群(200)、輻輳情報収集手段(30
0)および転送先選択手段(400)は、図示される交
換機(1)、受付回線群(G)(3)および集中輻輳管
理装置(5)に限定されぬことは言う迄も無い。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記交換網にお
いて、輻輳状態にある部分受付回線群への着信呼の転送
先が、全受付回線群に含まれる総ての部分受付回線群の
輻輳状態を比較した上で決定される為、各部分受付回線
群に対する負荷が一層均等に分配可能となり、当該受付
回線群の着信呼に対するサービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による交換網を示す図
【図3】 図2における自動呼分配処理過程の一例を示
す図
【図4】 従来ある交換網の一例を示す図
【符号の説明】
1、100 交換機 2 加入者 3 受付回線群(G) 4 中継線 5 集中輻輳管理装置 6 信号線 11 ネットワーク 12 呼処理部 13 中継線トランク 30 部分受付回線群(SG) 31 受付回線 51 制御部 52 記憶部 101 輻輳状態監視手段 102 転送管理手段 121、123 輻輳程度監視部 122 転送制御部 124 転送管理部 200 受付回線群 201 受付回線 210 部分受付回線群 300 輻輳情報収集手段 400 転送先選択手段 521 呼輻輳管理表 522 部分受付回線群選択表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の受付回線群に所属する複数の受付
    回線から成る部分受付回線群を収容し、自交換機に生起
    した前記部分受付回線群に着信する呼を前記各受付回線
    に均等に分配する機能を具備する複数の交換機を有する
    交換網において、 前記各交換機に共通に、前記各交換機に収容される前記
    部分受付回線群の輻輳状態を収集する輻輳情報収集手段
    と、 前記各交換機から、自交換機に生起した前記部分受付回
    線群への着信呼の転送先の問合わせがあった場合に、前
    記輻輳情報収集手段に収集されている前記各部分受付回
    線群の輻輳状態を比較し、最も輻輳程度の低い部分受付
    回線群を通知する転送先選択手段とを設け、 前記各交換機に、各自交換機に収容される前記部分受付
    回線群の輻輳状態を監視し、前記輻輳情報収集手段に通
    知する輻輳状態監視手段と、 輻輳状態にある前記部分受付回線群に着信する呼が生起
    した場合に、前記転送先選択手段に対して前記部分受付
    回線群に着信する呼の転送先を問合わせ、前記転送先選
    択手段から通知された転送先の部分受付回線群に、前記
    呼を転送する転送管理手段とを設けることを特徴とする
    局間呼均等分配方式。
  2. 【請求項2】 前記輻輳状態監視手段は、前記各部分受
    付回線群の輻輳状態を、受付を待機中の滞留呼数で測定
    することを特徴とする請求項1記載の局間呼均等分配方
    式。
  3. 【請求項3】 前記転送管理手段は、前記転送先選択手
    段から通知された転送先交換機に至る経路が塞がってい
    た場合に、前記経路が空く迄転送を待機させることを特
    徴とする請求項1記載の局間呼均等分配方式。
  4. 【請求項4】 前記転送管理手段は、前記転送先交換機
    に至る経路が空くのを待機中に、自交換機に収容される
    部分受付回線群に空き受付回線が生じた場合に、該空き
    受付回線(201)に着信させることを特徴とする請求
    項3記載の局間呼均等分配方式。
  5. 【請求項5】 前記転送管理手段は、他の部分受付回線
    群に呼を転送する場合に、転送元交換機および転送元部
    分受付回線群の識別情報を、転送先部分受付回線群に転
    送し、表示させることを特徴とする請求項1記載の局間
    呼均等分配方式。
JP25038094A 1994-10-17 1994-10-17 局間呼均等分配方式 Withdrawn JPH08116357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25038094A JPH08116357A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 局間呼均等分配方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25038094A JPH08116357A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 局間呼均等分配方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08116357A true JPH08116357A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17207062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25038094A Withdrawn JPH08116357A (ja) 1994-10-17 1994-10-17 局間呼均等分配方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08116357A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6625275B1 (en) 1999-04-26 2003-09-23 Nec Corporation Private branch exchange network system
AU768733B2 (en) * 1999-04-06 2004-01-08 Nec Platforms, Ltd. Autonomous coordinated distributed processing management information system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU768733B2 (en) * 1999-04-06 2004-01-08 Nec Platforms, Ltd. Autonomous coordinated distributed processing management information system
US6625275B1 (en) 1999-04-26 2003-09-23 Nec Corporation Private branch exchange network system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6327364B1 (en) Reducing resource consumption by ACD systems
KR100257089B1 (ko) 호출서비스방법 및 호출배분기
CA2069015C (en) Acd multiflow network call distribution
JP3023956B2 (ja) 着信呼を分配する方法及び電話交換機
US6487290B1 (en) Call routing based on local status evaluation
US4577065A (en) Meet-me conference arrangement
CA1253241A (en) Automatic call distributor telephone service
AU729882B2 (en) Work at home ACD agent network with cooperative control
US5450482A (en) Dynamic network automatic call distribution
US5404350A (en) Routing calls destined for inaccessible destinations
EP0647051A1 (en) Telecommunication network with integrated network-wide automatic call distribution
CN1084998C (zh) 分配核实通信网络中空闲的代理通信终端设备的方法
CN1174460A (zh) 用于选择代理目标和监控向网上用户呼叫的系统和方法
US6721417B2 (en) Method and apparatus for controlling network automatic call distribution
EP0526103B1 (en) Method of serving calls in a network having a plurality of call distributor serving centres
CA2174681C (en) Telecommunications network for serving users from two switches
JP3473223B2 (ja) 着信呼分配制御方式
JP3248692B2 (ja) 適応形経路選択制御方法
EP0696148B1 (en) Communication system with queues and switching station therefor
JPH08116357A (ja) 局間呼均等分配方式
JPH04371056A (ja) 着信優先順位決定方式
JPH03101551A (ja) 資源割り当て制御装置および方法と、トランク資源割り当て装置および方法
JP3322843B2 (ja) 自動呼分配サービス制御方式
JP3509679B2 (ja) 自動呼分配システム
JP2983369B2 (ja) パケット交換網における代表番号接続方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115