JP2000207337A - デ―タ配信システム - Google Patents
デ―タ配信システムInfo
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- JP2000207337A JP2000207337A JP11011224A JP1122499A JP2000207337A JP 2000207337 A JP2000207337 A JP 2000207337A JP 11011224 A JP11011224 A JP 11011224A JP 1122499 A JP1122499 A JP 1122499A JP 2000207337 A JP2000207337 A JP 2000207337A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 サーバ装置に保有されている最新データを1
度に各端末装置に配信することにより、サーバ装置の負
荷を低減し、トラフィックを削減することができるデー
タ配信システムを提供する。 【解決手段】 システムはサーバ装置A,B,Cと、こ
れらに保存されている最新データを、そのバージョン情
報とともに、予め決められたスケジュールに従って、一
度に複数の端末装置に対して配信するデータ配信手段D
と、配信情報を受信して保存することが可能な、端末装
置E,F,Gから成る。なお、サーバ装置A,B,Cは
端末EFGと通信回線により接続される。前記サーバ装
置は、個々の端末からの要求に応じて、所要データを作
成し、通信回線を介して端末装置に送信するとともに、
前記端末装置は、前記サーバ装置より送信されたデータ
に基づいて、端末装置で保存しているデータを、更新す
る。
度に各端末装置に配信することにより、サーバ装置の負
荷を低減し、トラフィックを削減することができるデー
タ配信システムを提供する。 【解決手段】 システムはサーバ装置A,B,Cと、こ
れらに保存されている最新データを、そのバージョン情
報とともに、予め決められたスケジュールに従って、一
度に複数の端末装置に対して配信するデータ配信手段D
と、配信情報を受信して保存することが可能な、端末装
置E,F,Gから成る。なお、サーバ装置A,B,Cは
端末EFGと通信回線により接続される。前記サーバ装
置は、個々の端末からの要求に応じて、所要データを作
成し、通信回線を介して端末装置に送信するとともに、
前記端末装置は、前記サーバ装置より送信されたデータ
に基づいて、端末装置で保存しているデータを、更新す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ装置に保存
されているデータを、データ放送及び通信回線を経由し
て、各端末装置に配布するデータ配信システムに関する
ものである。
されているデータを、データ放送及び通信回線を経由し
て、各端末装置に配布するデータ配信システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーバ装置と端末装置とを通
信回線で接続し、該通信回線を介してサーバ装置から各
種情報を提供するオンライン情報提供サービスが実現し
ている。このような情報提供システムにおいて、例えば
特開平10−143407号公報には、端末装置側のロ
ーカルな機能として使用される情報を更新する必要が生
じたときに、更新すべき情報を効率良く各端末装置に配
布するものが提案されている。
信回線で接続し、該通信回線を介してサーバ装置から各
種情報を提供するオンライン情報提供サービスが実現し
ている。このような情報提供システムにおいて、例えば
特開平10−143407号公報には、端末装置側のロ
ーカルな機能として使用される情報を更新する必要が生
じたときに、更新すべき情報を効率良く各端末装置に配
布するものが提案されている。
【0003】これによれば、通信網として、発サブアド
レス情報を通知する発サブアドレス情報通知機能を有す
る通信網が利用され、端末装置は、その端末装置が保有
する情報のバージョン番号を発サブアドレス情報に設定
し、サーバ装置は、情報ファイル毎に、最新バージョン
とそれ以前のバージョンとのファイルの差分ファイルを
有している。
レス情報を通知する発サブアドレス情報通知機能を有す
る通信網が利用され、端末装置は、その端末装置が保有
する情報のバージョン番号を発サブアドレス情報に設定
し、サーバ装置は、情報ファイル毎に、最新バージョン
とそれ以前のバージョンとのファイルの差分ファイルを
有している。
【0004】また、サーバ装置は、端末装置からの着信
を検知すると、通信網を介して通知された発サブアドレ
ス情報中に設定されているバージョン番号を求め、該バ
ージョン番号が上記情報の最新版のバージョン番号より
も古い場合は、当該着信に対して応答動作を行い、サー
バ装置が保有している情報の最新版と端末装置が保有し
ている情報のバージョンとの差分ファイルを端末装置に
ダウンロードする。尚、端末装置が保有している情報の
バージョン番号が最新版のバージョン番号と同じである
場合は、当該着信に対して応答信号を返さないように制
御する。
を検知すると、通信網を介して通知された発サブアドレ
ス情報中に設定されているバージョン番号を求め、該バ
ージョン番号が上記情報の最新版のバージョン番号より
も古い場合は、当該着信に対して応答動作を行い、サー
バ装置が保有している情報の最新版と端末装置が保有し
ている情報のバージョンとの差分ファイルを端末装置に
ダウンロードする。尚、端末装置が保有している情報の
バージョン番号が最新版のバージョン番号と同じである
場合は、当該着信に対して応答信号を返さないように制
御する。
【0005】さらに、端末装置は、ダウンロードされた
差分ファイルとそれまで保有していた情報とを合成して
情報の最新版を作成し、端末装置が保有する情報のバー
ジョン番号を最新番号に更新するように制御する。
差分ファイルとそれまで保有していた情報とを合成して
情報の最新版を作成し、端末装置が保有する情報のバー
ジョン番号を最新番号に更新するように制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−143407号公報に記載のものにおい
ては、サーバ装置と端末装置とが1対1でデータのやり
とりを行うため、端末装置の数と同じ回数、データを配
信する必要があり、従って、サーバ装置の負荷や通信容
量が増大するという問題があった。
た特開平10−143407号公報に記載のものにおい
ては、サーバ装置と端末装置とが1対1でデータのやり
とりを行うため、端末装置の数と同じ回数、データを配
信する必要があり、従って、サーバ装置の負荷や通信容
量が増大するという問題があった。
【0007】また、データのバージョンを示す情報とし
て、バージョン番号(更新回数)を用いているので、複
数のデータを利用するために、複数の差分ファイルを要
求する場合、各データ毎にバージョン番号を添付して要
求する必要があるという問題があった。
て、バージョン番号(更新回数)を用いているので、複
数のデータを利用するために、複数の差分ファイルを要
求する場合、各データ毎にバージョン番号を添付して要
求する必要があるという問題があった。
【0008】さらに、端末装置が保有しているデータの
バージョン番号が最新版のバージョン番号と同じである
場合は、当該着信に対して応答信号を返さないようにし
て、データが最新か否かを判別しているので、サーバ装
置の応答が遅いために応答が返ってこない場合との区別
できないという問題があった。
バージョン番号が最新版のバージョン番号と同じである
場合は、当該着信に対して応答信号を返さないようにし
て、データが最新か否かを判別しているので、サーバ装
置の応答が遅いために応答が返ってこない場合との区別
できないという問題があった。
【0009】一方、例えば特開平6−13996号公報
には、同一の提供情報を一定間隔の遅延時間を持たせて
複数チャンネルに送信し、該複数チャンネルを受信主体
が選択或いは切り替えることにより、送信主体が1度し
か情報を送信していないにもかかわらず、受信主体の視
聴開始時刻が送信主体の送出時刻から遅れても、受信主
体が提供情報の先頭から視聴可能とする情報分配制御方
式が提案されている。
には、同一の提供情報を一定間隔の遅延時間を持たせて
複数チャンネルに送信し、該複数チャンネルを受信主体
が選択或いは切り替えることにより、送信主体が1度し
か情報を送信していないにもかかわらず、受信主体の視
聴開始時刻が送信主体の送出時刻から遅れても、受信主
体が提供情報の先頭から視聴可能とする情報分配制御方
式が提案されている。
【0010】しかしながら、同一の情報を繰り返し複数
チャンネルに送信しているので、通信容量が多くなると
ともに、このための大掛かりな通信ネットワークが必要
になるという問題があった。
チャンネルに送信しているので、通信容量が多くなると
ともに、このための大掛かりな通信ネットワークが必要
になるという問題があった。
【0011】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、サーバ装置に保有されている最新デー
タを1度に各端末装置に配信することにより、サーバ装
置の負荷を低減し、通信容量を削減することができるデ
ータ配信システムを提供することを目的とする。
れたものであり、サーバ装置に保有されている最新デー
タを1度に各端末装置に配信することにより、サーバ装
置の負荷を低減し、通信容量を削減することができるデ
ータ配信システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係るデータ配信システムは、最新データ及びそのバ
ージョン情報を保存しているサーバ装置と、該サーバ装
置に保存されている最新データを、そのバージョン情報
とともに、予め決められたスケジュールに従って、一度
に複数の端末装置に対して配信するデータ配信手段と、
該データ配信手段より配信されたデータ及びそのバージ
ョン情報を受信して保存することが可能であり、且つ前
記サーバ装置と通信回線により接続された端末装置とを
備えたデータ配信システムであって、前記サーバ装置
は、個々の端末装置からの要求に応じて、サーバ装置で
保存している最新データと、端末装置で保存しているデ
ータとの差分データを夫々のバージョン情報に基づき作
成し、前記通信回線を介して端末装置に送信するととも
に、前記端末装置は、前記サーバ装置より送信された差
分データに基づいて、端末装置で保存しているデータ
を、最新データに更新するものである。
明に係るデータ配信システムは、最新データ及びそのバ
ージョン情報を保存しているサーバ装置と、該サーバ装
置に保存されている最新データを、そのバージョン情報
とともに、予め決められたスケジュールに従って、一度
に複数の端末装置に対して配信するデータ配信手段と、
該データ配信手段より配信されたデータ及びそのバージ
ョン情報を受信して保存することが可能であり、且つ前
記サーバ装置と通信回線により接続された端末装置とを
備えたデータ配信システムであって、前記サーバ装置
は、個々の端末装置からの要求に応じて、サーバ装置で
保存している最新データと、端末装置で保存しているデ
ータとの差分データを夫々のバージョン情報に基づき作
成し、前記通信回線を介して端末装置に送信するととも
に、前記端末装置は、前記サーバ装置より送信された差
分データに基づいて、端末装置で保存しているデータ
を、最新データに更新するものである。
【0013】これによって、一度に複数の端末装置に対
してデータを配信することができるため、個々の端末装
置にデータを配信する場合に比べて、サーバ装置の負荷
を大幅に低減することが可能となる。また、サーバ装置
からデータ配信手段にデータを一回だけ送信すれば良い
ので、通信容量を削減することが可能である。
してデータを配信することができるため、個々の端末装
置にデータを配信する場合に比べて、サーバ装置の負荷
を大幅に低減することが可能となる。また、サーバ装置
からデータ配信手段にデータを一回だけ送信すれば良い
ので、通信容量を削減することが可能である。
【0014】本願請求項2に記載の発明に係るデータ配
信システムは、前記請求項1に記載のデータ配信システ
ムにおいて、前記バージョン情報として、データの作成
時間を用いるものである。
信システムは、前記請求項1に記載のデータ配信システ
ムにおいて、前記バージョン情報として、データの作成
時間を用いるものである。
【0015】これによって、複数のデータを利用するた
めに、複数の差分データを要求する際、バージョン情報
を共通化することが可能となる。また、データの作成時
間は一意に決まるので、バージョン管理を簡単にするこ
とができる。
めに、複数の差分データを要求する際、バージョン情報
を共通化することが可能となる。また、データの作成時
間は一意に決まるので、バージョン管理を簡単にするこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ配信システ
ムの一実施形態を、図1乃至図5とともに説明する。こ
こで、図1は本実施形態のデータ配信システムの概略構
成を示す説明図、図2は本実施形態のデータ配信システ
ムにおけるサーバ装置を示す機能ブロック図である。
ムの一実施形態を、図1乃至図5とともに説明する。こ
こで、図1は本実施形態のデータ配信システムの概略構
成を示す説明図、図2は本実施形態のデータ配信システ
ムにおけるサーバ装置を示す機能ブロック図である。
【0017】また、図3は本実施形態のデータ配信シス
テムにおけるデータ放送局を示す機能ブロック図、図4
は本実施形態のデータ配信システムにおける端末装置を
示す機能ブロック図、図5は本実施形態のデータ配信シ
ステムにおけるデータ及びそのバージョン情報を示す説
明図である。
テムにおけるデータ放送局を示す機能ブロック図、図4
は本実施形態のデータ配信システムにおける端末装置を
示す機能ブロック図、図5は本実施形態のデータ配信シ
ステムにおけるデータ及びそのバージョン情報を示す説
明図である。
【0018】本実施形態のデータ配信システムは、図1
に示すように、基本的にサーバ装置A,B,Cと、デー
タ放送局Dと、端末装置E,F,Gとから構成されてお
り、夫々のサーバ装置A,B,Cと端末装置E,F,G
とは通信回線で接続されている。尚、サーバ装置、端末
装置の数はこれに限られず、任意の数で構成しても良
い。また、図1においては、サーバ装置B,Cと端末装
置F,Gとの間の通信回線は図示していない。
に示すように、基本的にサーバ装置A,B,Cと、デー
タ放送局Dと、端末装置E,F,Gとから構成されてお
り、夫々のサーバ装置A,B,Cと端末装置E,F,G
とは通信回線で接続されている。尚、サーバ装置、端末
装置の数はこれに限られず、任意の数で構成しても良
い。また、図1においては、サーバ装置B,Cと端末装
置F,Gとの間の通信回線は図示していない。
【0019】さらに、夫々のサーバ装置A,B,Cはデ
ータ放送局Dに対しても通信回線で接続されており、デ
ータ放送局Dと各端末装置E,F,Gとは放送形態によ
る通信路で結ばれている。
ータ放送局Dに対しても通信回線で接続されており、デ
ータ放送局Dと各端末装置E,F,Gとは放送形態によ
る通信路で結ばれている。
【0020】サーバ装置A,B,Cは、各々の端末装置
E,F,Gで使用される最新データを常に保持してお
り、この最新データは予め決められたスケジュールに従
って、データ放送局Dより各端末装置E,F,Gに放送
される。例えば、サーバ装置Aの最新データを毎時丁度
に、サーバ装置Bの最新データを毎時20分に、サーバ
装置Cの最新データを毎時40分に放送する。
E,F,Gで使用される最新データを常に保持してお
り、この最新データは予め決められたスケジュールに従
って、データ放送局Dより各端末装置E,F,Gに放送
される。例えば、サーバ装置Aの最新データを毎時丁度
に、サーバ装置Bの最新データを毎時20分に、サーバ
装置Cの最新データを毎時40分に放送する。
【0021】尚、このような放送スケジュールは、放送
するデータの量により適当に設定することが可能である
が、そのスケジュールは番組表や事前の契約、各サーバ
装置A,B,Cへのオンラインでの問い合わせ等によっ
て、各端末装置E,F,G側で認知することができる。
するデータの量により適当に設定することが可能である
が、そのスケジュールは番組表や事前の契約、各サーバ
装置A,B,Cへのオンラインでの問い合わせ等によっ
て、各端末装置E,F,G側で認知することができる。
【0022】データ放送局Dは、データの転送が間に合
うように、例えば毎時55分にサーバ装置Aに対して最
新データの要求を行い、毎時丁度にサーバ装置Aの最新
データを放送する。そして、各端末装置E,F,Gは、
この放送を受信して、サーバ装置Aの最新データが配信
される。
うように、例えば毎時55分にサーバ装置Aに対して最
新データの要求を行い、毎時丁度にサーバ装置Aの最新
データを放送する。そして、各端末装置E,F,Gは、
この放送を受信して、サーバ装置Aの最新データが配信
される。
【0023】このとき、夫々の端末装置E,F,Gで
は、必要なデータを記憶・保存するが、必ずしも放送さ
れた全てのデータを記憶しているわけではない。また、
端末装置E,F,Gが動作していない時に放送されたデ
ータは記憶していない。同様の動作がサーバ装置B,C
のデータについても時間を変えて行われる。
は、必要なデータを記憶・保存するが、必ずしも放送さ
れた全てのデータを記憶しているわけではない。また、
端末装置E,F,Gが動作していない時に放送されたデ
ータは記憶していない。同様の動作がサーバ装置B,C
のデータについても時間を変えて行われる。
【0024】各端末装置E,F,Gでは、データを利用
する際に保存されているデータを用いるが、さらに新し
いデータが必要な場合、サーバ装置A,B,Cに対して
最新データに対する差分データの要求を行う。この要求
を受けて、サーバ装置Aは各端末装置E,F,Gに対
し、通信回線を利用して差分データを通信する。これ
は、サーバ装置B,Cのデータを利用するときも同様で
ある。
する際に保存されているデータを用いるが、さらに新し
いデータが必要な場合、サーバ装置A,B,Cに対して
最新データに対する差分データの要求を行う。この要求
を受けて、サーバ装置Aは各端末装置E,F,Gに対
し、通信回線を利用して差分データを通信する。これ
は、サーバ装置B,Cのデータを利用するときも同様で
ある。
【0025】さらに、本実施形態のデータ配信システム
を構成する各装置について、詳細に説明する。まず、本
実施形態のサーバ装置は、図2に示すように、最新デー
タを適時更新するためのデータ入力部11と、最新デー
タが保存されるデータ保存部12と、差分要求を行った
端末装置に保存されているデータとデータ保存部12に
保存されている最新データとの差分データを作成する差
分作成部13と、各端末装置及びデータ放送局との通信
を行うためのデータ管理部14とを有している。
を構成する各装置について、詳細に説明する。まず、本
実施形態のサーバ装置は、図2に示すように、最新デー
タを適時更新するためのデータ入力部11と、最新デー
タが保存されるデータ保存部12と、差分要求を行った
端末装置に保存されているデータとデータ保存部12に
保存されている最新データとの差分データを作成する差
分作成部13と、各端末装置及びデータ放送局との通信
を行うためのデータ管理部14とを有している。
【0026】尚、データ管理部14は、端末装置からの
差分要求を受けて、差分作成部13で作成された差分デ
ータを端末装置へ送信するとともに、データ放送局から
の最新データ要求を受けて、データ保存部12に保存さ
れている最新データをデータ放送局へ転送する。
差分要求を受けて、差分作成部13で作成された差分デ
ータを端末装置へ送信するとともに、データ放送局から
の最新データ要求を受けて、データ保存部12に保存さ
れている最新データをデータ放送局へ転送する。
【0027】また、本実施形態のデータ放送局は、図3
に示すように、各々のサーバ装置のデータ放送時間を管
理するための時間管理部21と、時間管理部21からの
動作要求を受けてサーバ装置に対して最新データの要求
を行い、最新データを受信する放送管理部22と、受信
した最新データを保存するデータ保存部23と、時間管
理部21からの動作要求を受けて放送管理部22より送
出される放送要求に応じ、データ保存部23に保存され
ている最新データを、全ての端末装置に対して一度に配
信する放送配信部24とを有している。
に示すように、各々のサーバ装置のデータ放送時間を管
理するための時間管理部21と、時間管理部21からの
動作要求を受けてサーバ装置に対して最新データの要求
を行い、最新データを受信する放送管理部22と、受信
した最新データを保存するデータ保存部23と、時間管
理部21からの動作要求を受けて放送管理部22より送
出される放送要求に応じ、データ保存部23に保存され
ている最新データを、全ての端末装置に対して一度に配
信する放送配信部24とを有している。
【0028】さらに、本実施形態の端末装置は、図4に
示すように、データ放送局より配信された各サーバ装置
の最新データを受信するとともに、各サーバ装置との通
信を行うためのデータ管理部31と、その時点までに得
たデータを保存しているデータ保存部32と、データ保
存部32の最新データを使用するためのデータ使用部3
3と、データ保存部32に保存されているデータとサー
バ装置の最新データとの差分要求に応じて、サーバ装置
より送られた差分データに基づき、データ保存部32の
データを最新データに更新するための差分更新部34と
を有している。
示すように、データ放送局より配信された各サーバ装置
の最新データを受信するとともに、各サーバ装置との通
信を行うためのデータ管理部31と、その時点までに得
たデータを保存しているデータ保存部32と、データ保
存部32の最新データを使用するためのデータ使用部3
3と、データ保存部32に保存されているデータとサー
バ装置の最新データとの差分要求に応じて、サーバ装置
より送られた差分データに基づき、データ保存部32の
データを最新データに更新するための差分更新部34と
を有している。
【0029】尚、データ管理部31は、データ使用部3
3からの最新データ要求を受けると、データ保存部32
のデータに基づき、サーバ装置に対して最新データとの
差分要求を行う。また、サーバ装置より得られた最新デ
ータとの差分データに基づいて、データ保存部32のデ
ータが最新か否かを判別し、最新である場合には、デー
タ保存部32のデータを最新データとしてデータ使用部
33に転送するとともに、最新でない場合には、差分デ
ータを差分更新部34へ送出する。
3からの最新データ要求を受けると、データ保存部32
のデータに基づき、サーバ装置に対して最新データとの
差分要求を行う。また、サーバ装置より得られた最新デ
ータとの差分データに基づいて、データ保存部32のデ
ータが最新か否かを判別し、最新である場合には、デー
タ保存部32のデータを最新データとしてデータ使用部
33に転送するとともに、最新でない場合には、差分デ
ータを差分更新部34へ送出する。
【0030】差分更新部34は、差分データを受ける
と、データ保存部32に対してデータ要求を行い、差分
データに基づいてデータ保存部32のデータを更新した
上で、更新データを最新データとしてデータ保存部32
に保存する。そして、データ管理部31は、データ保存
部32へデータ要求を行い、得られたデータをデータ使
用部33に転送する。
と、データ保存部32に対してデータ要求を行い、差分
データに基づいてデータ保存部32のデータを更新した
上で、更新データを最新データとしてデータ保存部32
に保存する。そして、データ管理部31は、データ保存
部32へデータ要求を行い、得られたデータをデータ使
用部33に転送する。
【0031】次に、上記のように構成してなるデータ配
信システムにおいて、データを利用する際の具体的な動
作を説明する。ここで、サーバ装置には4種類のデータ
F1,F2,F3,F4が保存されているものとし、そ
れぞれのデータは時間が経つにつれて蓄積され、図5に
示すように、データが最後に更新されたときの時間が作
成時間として一緒に記憶されている。サーバ装置のデー
タは、データ放送局より各端末装置に配信され、各端末
装置では、将来使用するデータのみが保存される。
信システムにおいて、データを利用する際の具体的な動
作を説明する。ここで、サーバ装置には4種類のデータ
F1,F2,F3,F4が保存されているものとし、そ
れぞれのデータは時間が経つにつれて蓄積され、図5に
示すように、データが最後に更新されたときの時間が作
成時間として一緒に記憶されている。サーバ装置のデー
タは、データ放送局より各端末装置に配信され、各端末
装置では、将来使用するデータのみが保存される。
【0032】例えば、端末装置が図5に示すようなデー
タを保持していて、1998年11月6日の16時30
分にデータF1を利用するときの手順について説明す
る。端末装置のデータ保存部32で保存されているデー
タF1の作成時間とともに、最新のデータF1の差分要
求を、通信回線を介してサーバ装置に送信すると、サー
バ装置側では、受信した端末装置のデータ保存部32で
保存されているデータF1の作成時間と、データ保存部
12で保存されている最新のデータF1の作成時間とが
比較される。
タを保持していて、1998年11月6日の16時30
分にデータF1を利用するときの手順について説明す
る。端末装置のデータ保存部32で保存されているデー
タF1の作成時間とともに、最新のデータF1の差分要
求を、通信回線を介してサーバ装置に送信すると、サー
バ装置側では、受信した端末装置のデータ保存部32で
保存されているデータF1の作成時間と、データ保存部
12で保存されている最新のデータF1の作成時間とが
比較される。
【0033】この場合は、端末装置のデータ保存部32
で保存されているデータF1が最新のものであるため、
サーバ装置の差分作成部13で差分データは作成され
ず、差分データがないという情報が通信回線を介して端
末装置へ戻される。
で保存されているデータF1が最新のものであるため、
サーバ装置の差分作成部13で差分データは作成され
ず、差分データがないという情報が通信回線を介して端
末装置へ戻される。
【0034】この情報を受けて、端末装置側はデータ保
存部32で保存されているデータF1を更新せず、その
ままデータ使用部33で使用する。このとき、通信容量
はほとんど必要としない。また、データが最新の場合で
も、その旨を返答することによって、データの最新性を
確実に判別することが可能である。
存部32で保存されているデータF1を更新せず、その
ままデータ使用部33で使用する。このとき、通信容量
はほとんど必要としない。また、データが最新の場合で
も、その旨を返答することによって、データの最新性を
確実に判別することが可能である。
【0035】また、同じく1998年11月6日の16
時30分にデータF2を利用するときの手順について説
明する。端末装置のデータ保存部32で保存されている
データF2の作成時間とともに、最新のデータF2の差
分要求を、通信回線を介してサーバ装置に送信すると、
サーバ装置側では、受信した端末装置のデータ保存部3
2で保存されているデータF2の作成時間と、データ保
存部12で保存されている最新のデータF2の作成時間
とが比較される。
時30分にデータF2を利用するときの手順について説
明する。端末装置のデータ保存部32で保存されている
データF2の作成時間とともに、最新のデータF2の差
分要求を、通信回線を介してサーバ装置に送信すると、
サーバ装置側では、受信した端末装置のデータ保存部3
2で保存されているデータF2の作成時間と、データ保
存部12で保存されている最新のデータF2の作成時間
とが比較される。
【0036】この場合は、端末装置のデータ保存部32
で保存されているデータF2が最新でないため、サーバ
装置の差分作成部13では比較結果に基づいてデータ保
存部12で保存されている最新のデータF2との差分デ
ータが作成され、通信回線を介して端末装置へ戻され
る。
で保存されているデータF2が最新でないため、サーバ
装置の差分作成部13では比較結果に基づいてデータ保
存部12で保存されている最新のデータF2との差分デ
ータが作成され、通信回線を介して端末装置へ戻され
る。
【0037】この差分データを受けて、端末装置側では
データ保存部32で保存されているデータF2を更新し
て、更新後のデータF2がデータ使用部33で使用され
る。尚、更新後のデータF2が最新データとしてデータ
保存部32に保存されるが、保存された更新後のデータ
F2の作成時間も、サーバ装置側で作成された最新デー
タF2の作成時間に更新される。
データ保存部32で保存されているデータF2を更新し
て、更新後のデータF2がデータ使用部33で使用され
る。尚、更新後のデータF2が最新データとしてデータ
保存部32に保存されるが、保存された更新後のデータ
F2の作成時間も、サーバ装置側で作成された最新デー
タF2の作成時間に更新される。
【0038】さらに、データF3,F4を利用するとき
の手順について説明する。端末装置のデータ保存部32
には、データF3,F4が保存されていないので、サー
バ装置に対して差分要求を行った場合、サーバ装置から
送られる差分データは、データF3,F4全体となる。
の手順について説明する。端末装置のデータ保存部32
には、データF3,F4が保存されていないので、サー
バ装置に対して差分要求を行った場合、サーバ装置から
送られる差分データは、データF3,F4全体となる。
【0039】ここで、差分データとして受信したデータ
F3,F4は、端末装置のデータ保存部32に保存して
も保存しなくても良い。保存する場合は、サーバ装置側
で作成された最新データF3,F4の作成時間とともに
保存される。保存しない場合は、データの作成時間を空
白のままにしておき、次に必要なときには再度サーバ装
置からデータF3,F4全体を取り寄せて使用する。
F3,F4は、端末装置のデータ保存部32に保存して
も保存しなくても良い。保存する場合は、サーバ装置側
で作成された最新データF3,F4の作成時間とともに
保存される。保存しない場合は、データの作成時間を空
白のままにしておき、次に必要なときには再度サーバ装
置からデータF3,F4全体を取り寄せて使用する。
【0040】尚、上記一実施形態において、サーバ装置
のデータを一度に配信するデータ配信手段として、デー
タ放送局を用いているが、このデータ配信手段はサーバ
装置内に構成しても良いことは明らかである。
のデータを一度に配信するデータ配信手段として、デー
タ放送局を用いているが、このデータ配信手段はサーバ
装置内に構成しても良いことは明らかである。
【0041】また、データのバージョン情報として、デ
ータの作成時間を用いた場合は、サーバ装置に保存する
データF1,F2,F3,F4の作成時間を同じにする
と、端末装置側で保存されるデータF1,F2,F3,
F4の作成時間も同じになるため、サーバ装置に差分デ
ータを要求する際のデータのバージョン情報を共通化す
ることができ、端末装置からの最新データの要求が簡単
になる。さらに、データの作成時間は一意に決まるの
で、バージョン管理が簡単になる。
ータの作成時間を用いた場合は、サーバ装置に保存する
データF1,F2,F3,F4の作成時間を同じにする
と、端末装置側で保存されるデータF1,F2,F3,
F4の作成時間も同じになるため、サーバ装置に差分デ
ータを要求する際のデータのバージョン情報を共通化す
ることができ、端末装置からの最新データの要求が簡単
になる。さらに、データの作成時間は一意に決まるの
で、バージョン管理が簡単になる。
【0042】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係るデータ
配信システムは、上述したような構成としているので、
一度に複数の端末装置に対してデータを配信することが
できるため、個々の端末装置にデータを配信する場合に
比べて、サーバ装置の負荷を大幅に低減することが可能
となる。また、サーバ装置からデータ配信手段にデータ
を一回だけ送信すれば良いので、通信容量を削減するこ
とが可能である。
配信システムは、上述したような構成としているので、
一度に複数の端末装置に対してデータを配信することが
できるため、個々の端末装置にデータを配信する場合に
比べて、サーバ装置の負荷を大幅に低減することが可能
となる。また、サーバ装置からデータ配信手段にデータ
を一回だけ送信すれば良いので、通信容量を削減するこ
とが可能である。
【0043】本願請求項2に記載の発明に係るデータ配
信システムは、バージョン情報として、データの作成時
間を用いているため、複数のデータを利用するために、
複数の差分データを要求する際、バージョン情報を共通
化することが可能となる。また、データの作成時間は一
意に決まるので、データのバージョン管理を簡単にする
ことができる。
信システムは、バージョン情報として、データの作成時
間を用いているため、複数のデータを利用するために、
複数の差分データを要求する際、バージョン情報を共通
化することが可能となる。また、データの作成時間は一
意に決まるので、データのバージョン管理を簡単にする
ことができる。
【図1】本発明のデータ配信システムの一実施形態の概
略構成を示す説明図である。
略構成を示す説明図である。
【図2】本発明のデータ配信システムの一実施形態にお
けるサーバ装置を示す機能ブロック図である。
けるサーバ装置を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明のデータ配信システムの一実施形態にお
けるデータ放送局を示す機能ブロック図である。
けるデータ放送局を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明のデータ配信システムの一実施形態にお
ける端末装置を示す機能ブロック図である。
ける端末装置を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明のデータ配信システムにおけるデータ及
びそのバージョンを示す説明図である。
びそのバージョンを示す説明図である。
A,B,C サーバ装置 D データ放送局 E,F,G 端末装置 11 データ入力部 12 データ保存部 13 差分作成部 14 データ管理部 21 時間管理部 22 放送管理部 23 データ保存部 24 放送配信部 31 データ管理部 32 データ保存部 33 データ使用部 34 差分更新部
Claims (2)
- 【請求項1】 最新データ及びそのバージョン情報を保
存しているサーバ装置と、 該サーバ装置に保存されている最新データを、そのバー
ジョン情報とともに、予め決められたスケジュールに従
って、一度に複数の端末装置に対して配信するデータ配
信手段と、 該データ配信手段より配信されたデータ及びそのバージ
ョン情報を受信して保存することが可能であり、且つ前
記サーバ装置と通信回線により接続された端末装置とを
備えたデータ配信システムであって、 前記サーバ装置は、個々の端末装置からの要求に応じ
て、サーバ装置で保存している最新データと、端末装置
で保存しているデータとの差分データを夫々のバージョ
ン情報に基づき作成し、前記通信回線を介して端末装置
に送信するとともに、 前記端末装置は、前記サーバ装置より送信された差分デ
ータに基づいて、端末装置で保存しているデータを、最
新データに更新することを特徴とするデータ配信システ
ム。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータ配信システ
ムにおいて、 前記バージョン情報は、データの作成時間であることを
特徴とするデータ配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011224A JP2000207337A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | デ―タ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11011224A JP2000207337A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | デ―タ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000207337A true JP2000207337A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11772000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11011224A Pending JP2000207337A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | デ―タ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000207337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7103354B2 (en) | 2000-10-30 | 2006-09-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Node structure information management method and radio network system |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP11011224A patent/JP2000207337A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7103354B2 (en) | 2000-10-30 | 2006-09-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Node structure information management method and radio network system |
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