JPH042345Y2 - - Google Patents

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JPH042345Y2
JPH042345Y2 JP1984044222U JP4422284U JPH042345Y2 JP H042345 Y2 JPH042345 Y2 JP H042345Y2 JP 1984044222 U JP1984044222 U JP 1984044222U JP 4422284 U JP4422284 U JP 4422284U JP H042345 Y2 JPH042345 Y2 JP H042345Y2
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plate
window
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indoor
frame
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JP1984044222U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は出窓を利用した室内換気装置に関する
ものである。
室内の換気は必要なものであるが、一般の家庭
においては、外観上の問題から換気装置を設置す
ることができず、窓障子の開閉により換気を行う
ようにしていた。
最近は部屋に出窓を設置することが多くなつて
おり、この出窓を利用して換気を行うべく種々研
究を重ねた結果、出窓の天板を利用して排気を行
うことにより良好な結果が得られることを見出
し、本考案として提案したものである。
本考案の構成を図面に示す実施例に基き詳細に
説明すると、出窓Aは両側の袖竪枠1,1と両コ
ーナー方立2,2と、袖上下枠3,4と、窓上下
枠5,6とで構成している。
袖竪枠1,1は第3図に示すように、竪挟持板
7の外側(窓開口部側を内側とした時の外側)に
室内外に延びる外側板8を設け、この外側板8の
室内端から外側に向つて取付片9を突設し、室外
端内面にガスケツト取付溝10を設け、竪挟持板
7の内側端に、室内側に向つて方形に突出した当
接部11を設け、竪挟持板7の室外側中央に外側
板8と平行する内側板12を外側板8よりも短か
く形成してその室外端に取付溝13を設けてガス
ケツト取付内側片14を取付けられるようになつ
ている。そして、袖竪枠1,1の上下端部は内側
板12とガスケツト取付溝10を切欠いて竪挟持
板7と外側板8のみが露出した形状に構成する。
又、両コーナー方立2,2は第3図に示すよう
に、方立外側板15と方立内側板16と方立室外
板17と方立挟持板18とで方形に形成し、方立
内側板16には内側3個所に突片19,20,2
1を突設し、方立挟持板18の室内側には方立外
側板15と面一にガスケツト取付溝22を有する
外側ガスケツト取付片23を、内側には内側ガス
ケツト取付片24を夫々突設している。このよう
に形成した両コーナー方立2,2は、上端部の内
外側ガスケツト取付片24,23を除去し、各突
片19,20,21を窓上枠5が取付けられるよ
うに除去する。又、両コーナー方立2,2の下端
部は方立挟持板18側は袖下枠4を挟持できるよ
うに内側ガスケツト取付片24及びガスケツト取
付溝22を除去し、方立内側板16側は窓下枠6
を方立外側板15に当接できるように方立内側板
16及び各突片19,20,21を除去してい
る。
又、袖上枠3は第2図に示すように、内側に天
板支持部25を突設し、下面にガラス取付溝26
を設けている。
又、袖下枠4は第2図に示すように本体27を
断面矩形状に形成し、上面に前記ガラス取付溝2
6と対向するガラス取付溝28を設け、そのガラ
ス取付溝28の内側に地板嵌入溝29を設けてい
る。
又、窓上枠5は第1図に示すように本体30の
下面に2本の障子上レール31,32と網戸上案
内溝33を形成し、室内側に天板支持部34を水
平に突設している。又、本体30の室内側上端に
取付片35を垂直に突設し、室外側を前記網戸案
内溝33よりも室内側に位置させ、逆L字形の取
付片36を突設している。
又、窓下枠6は本体37の上面を室外側が低く
なる階段状に形成し、障子下レール38,39及
び網戸レール40を突設し、上端室内側に地板嵌
入溝41を設けている。
出窓Aは両袖竪枠1,1の下端部の露出してい
る竪挟持板7と両コーナー方立2,2の方立挟持
板18との間に夫々袖下枠4,4を介在させ(第
1,3図参照)、竪挟持板7の室内側に当板42
を、方立挟持板18の室外側に平板状の当板43
を夫々当接し、当板42側から固定用ボルト44
を袖下枠4内を夫々挿通して当板43の室外側に
止ナツト45を螺合することにより締付け、袖下
枠4を竪挟持板7と方立挟持板18とで挟持す
る。又、両挟持板7,18の上部には袖上枠3,
3を介在させ、竪挟持板7の室内側に当板46を
当接し、方立挟持板18の室外側に当板47を当
接し、固定用ボルト48(第1,2図参照)を当
板46側から袖上枠3の上側を通し、当板47の
室外側に止ナツト49を螺合締付けることによ
り、袖上枠3を両挟持板7,18で挟持する。
又、コーナー方立2,2の下端部の夫々方立外側
板15,15間に窓下枠6を介在させ、窓下枠6
から通したビス(図示省略)をコーナー方立2,
2に夫々螺合することにより窓下枠6をコーナー
方立2,2に固定し、上端部の夫々方立外側板1
5,15間に窓上枠5を介在させ、窓上枠5から
通したビス(図示省略)をコーナー方立2,2に
夫々螺合することにより窓上枠5をコーナー方立
2,2に固定している。
又、出窓Aには屋根50を取付ける。この屋根
50は傾斜状態で形成して室内側に上方へ延びる
取付片51を一体に設け、室外端は窓上枠5の室
外端よりも室外側に突出させて傾斜した結合片5
2を設け、下面中央に連結片53を垂直に、室内
側下面に連結片54を垂直に突設し、両連結片5
3,54間に対向するようにL字形をした換気支
持片55,55を突設している。
前記屋根50の結合片52には鍵形をした鼻か
くし56の上端室内側に設けた結合片57を合致
させて複数個のネジ58,58,……で連結して
いる。この鼻がくし56は下端室内側に嵌合溝部
58を設け、高さ方向における中央室内側に支持
部材59を突設している。この支持部材59は中
央室内側に水平突出部60を設け、この水平突出
部60端から斜め下方に向つて遮閉部61を設
け、その先端に前記窓上枠5の取付片36に複数
個のネジ62,……で連結する結合片63を設け
ている。そして、遮閉部61の室外側上下に対向
する溝部64,64′を設けている。
又、窓上枠5と対向する中間枠65は、天板支
持34と対向する位置に形の天板支持部66を
設け、この天井支持部66の室内側端に形に上
方へ延びる連結片67を設けて上端を屋根50の
連結片54に複数個のネジ68,……で連結して
いる。又、連結片67の室内側下端にT字形の当
接部69を設けている。
尚、前記屋根50の連結片53と窓上枠5の取
付片35とを後記するダクト70の部分を除いて
連結板71で連結している。
屋根50と鼻かくし56の両側面には袖部鼻か
くし72,72を固定している。
前記のように組立てた出窓Aは袖竪枠1,1の
取付片9を窓開口部の両側に位置した柱73,7
3に当接して複数個のネジ74,74,……で柱
73,73に固定し、中間枠65の連結片67を
まぐさ75の室内側に当接し当接部69の室内側
上端をまぐさ75の下面に当接し、当接部69の
下面からまぐさ75の下面に複数個のネジ76,
76,……を通して中間枠65をまぐさ75に固
定し、屋根50の取付片51をまぐさ75の上面
に設けた壁体77に複数個のネジ78,78,…
…で固定する。
尚、図中79は地板で窓下枠の地板嵌入溝41
及び両側の袖下枠4の地板嵌入溝29,29に嵌
入支持されており、室内側端は係合部80を設け
て窓台81の室外面に固定した水切り82の上端
部室外側に設けた係合部83と係合している。
又、84は室内地板で窓台81上に載置し、前
記水切り82の室内側に突設した室内地板支持部
85に載置して複数個のネジ86,86,……で
固定し、前記地板79と先端で噛合うようになつ
ている。そして、室内地板84の両側は袖ガバー
87,87を固定している。
又、88は嵌殺しガラス板で、袖上下枠3,4
と袖竪枠1と方立コーナ2間に嵌合している。8
9,90は窓障子、91は網戸である。
一方、地板79の上方に位置した屋根空間の一
方に、換気用フアン92を設置する。この換気用
フアン92は下面に開口部を有するケース93の
上面をパツキング94,94,……を介して屋根
50の下面に設けた換気支持片55,55にネジ
95,95,……で固定している。このケース9
3の室外側には前記したダクト70を連結してお
り、ダクト70は内部の上部にシヤツター96を
枢着し、その枢着部の下側に突起96′を設けて
シヤツター96を内側に開かないようにして、換
気用フアン92の駆動による送風により外側に向
つて開くように形成する。そして、排気口97は
前記した遮閉部61にシール材98を介して密着
している。
遮閉部61は第1,4図に示すように、ダクト
70の取付部分は垂直方向に多数の長孔で形成し
た排気孔99,99,……を設け、その室内側に
方形をしたシール材98を固定し、このシール材
98にダクト70を嵌入させるように押込んでい
る。そして、反ダクト70側には方形をした吸気
口100を設け、この吸気口100の外側に網1
01を有し、複数個の長孔102,102,……
を設け、吸気口板103を溝部64,64′に嵌
合して両側をネジ104,104で遮閉部61に
固定するようになつている。
又、室内側は第1,5図に示すように、前記窓
上枠5の天板支持部34と中間枠65の天板支持
部66及び両袖上枠4の天板支持部25,25の
下面に天板105を当接し、複数個のネジ10
6,106,……で天板支持部34,66に固定
している。この天板105は屋根50側の室内外
側端に鍵形をした案内溝部材107,108を対
向するように突設して前記排気孔99,……と対
向する位置に多数の長孔で形成した換気用吸入口
109と、吸気口100と対向する位置に多数の
長孔で形成した換気用導出口110を形成する。
そして、換気用吸入口109と換気用導出口11
0との夫々屋根50側に移動板111,112を
案内溝部材109,108に摺動自在に嵌合し、
両移動板111,112に夫々換気用吸入に10
9と換気用導出口110との長孔と合致する長孔
113,114を設けてこの長孔113,114
を連通状態にして開口し、長孔をずらせて閉じた
状態にするようになつている。
尚、第1図中115は排風案内兼用補強板で鼻
かくし56の嵌合溝部58に下端を嵌合し、上端
を鼻かくし56の水平突出部60の下面に設けた
嵌合溝部116に嵌合して、鼻かくし56の下端
を補強すると共に、排気孔99,99,……から
排出される室内空気を円滑に排出させる案内の役
目を行う。
又、前記連結板71は吸気口100に対向する
位置に導入孔117を設けて室外空気を導入でき
るようになつている。
118は窓上枠5の上面に設けた両水抜孔で、
侵入した雨水を流下させて抜き取るようになつて
いる。
本実施例は前記のように構成したもので、室内
の換気を行う際には、天板105の両移動板11
1,112を移動させて、換気用吸入口109と
長孔113を、換気用導出口110と長孔114
を夫々合致させて開口した後、換気用フアン92
を駆動する。この駆動により換気用吸入口109
から室内空気が吸引され、ケース93及びダクト
70を通つて排気孔99から排出される。
一方、吸気口100からは室内空気の排出に伴
い自然に外気が吸入され、屋根50の内側を通つ
て換気用導出口110から室内に排出され換気を
行う。
換気を行なわない場合には移動板111,11
2で夫々換気用吸入口109と換気用導出口11
0を閉じておく。
尚、前記実施例においてはダクト70の排気口
97を鼻かくし56の遮閉部61に取付けるよう
に説明したが遮閉部61ではなく他の取付手段を
用いてもよいものである。
本考案は前記のような構成、作用を有するもの
で、出窓Aの天板105に換気用吸入口109を
設けているので、室内から見えず美観を損うよう
なことがなく、開口部全体を有効に利用して、十
分な採光を行うことができる。
換気は換気用フアン92にてダクト70を窓上
枠5と鼻かくし56との間に位置させることによ
り排気を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る出窓を利用した室内換気装置
の一実施例を示すもので、第1図は縦断側面図、
第2図は袖部のみを示す縦断正面図、第3図は横
断平面図、第4図は室外側の排気部分の断面図、
第5図は天板部分の断面図である。 図中Aは出窓、5は窓上枠、50は屋根、56
は鼻かくし、70はダクト、92は換気用フア
ン、105は天板、109は換気用吸入口であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出窓Aを形成する天板105と屋根50との間
    に換気用フアン92を設置し、天板105に換気
    用吸入口109を開口し、換気用フアン92にダ
    クト70を連通し、該ダクト70を出窓Aの窓上
    枠5と鼻かくし56との間に開口させたことを特
    徴とする出窓を利用した室内換気装置。
JP4422284U 1984-03-29 1984-03-29 出窓を利用した室内換気装置 Granted JPS60156327U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4422284U JPS60156327U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 出窓を利用した室内換気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4422284U JPS60156327U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 出窓を利用した室内換気装置

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Publication Number Publication Date
JPS60156327U JPS60156327U (ja) 1985-10-18
JPH042345Y2 true JPH042345Y2 (ja) 1992-01-27

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ID=30556604

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JP4422284U Granted JPS60156327U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 出窓を利用した室内換気装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652587B2 (ja) * 1977-12-26 1981-12-12

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027645U (ja) * 1973-07-03 1975-03-31
JPS6023435Y2 (ja) * 1979-09-29 1985-07-12 アルナ工機株式会社 換気装置付出窓

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652587B2 (ja) * 1977-12-26 1981-12-12

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JPS60156327U (ja) 1985-10-18

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