JP2846828B2 - アルミサッシ用換気装置 - Google Patents

アルミサッシ用換気装置

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JP2846828B2 JP34002094A JP34002094A JP2846828B2 JP 2846828 B2 JP2846828 B2 JP 2846828B2 JP 34002094 A JP34002094 A JP 34002094A JP 34002094 A JP34002094 A JP 34002094A JP 2846828 B2 JP2846828 B2 JP 2846828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミサッシの障子や
嵌め殺し窓等の框に装着し、その換気口を介し外気の流
通及び遮断を適宜手動で行うことによって、換気を促進
し得るアルミサッシ用換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物における気密性の向上に伴い各部
屋の換気は住人の健康のみならず住まい自体の呼吸機能
を高めるうえで不可欠な条件となっている。特に火を扱
う台所には換気扇とともに外気を吸入するための換気装
置を設ける例も多い。今日では既成アルミサッシの障子
枠に取り付け得る換気装置が存在し、居住後に実情に即
した換気を実現するうえで重宝されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
サッシのガラス溝幅はメーカーやサッシの種類によって
異なるために、溝幅に応じた専用の換気装置を製造しな
ければならなかった。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、アルミサッシの
ガラス溝幅の相違について汎用性をもったアルミサッシ
用換気装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明によるアルミサッシ用換気装置は、
閉自在の換気口を備え周囲端面にアリ溝を設けた換気装
置本体の上下に、アルミサッシのガラス溝に嵌め入れる
為の嵌合部又は当該アルミサッシのガラスの一辺を支持
する為の挟持部のうちのいずれか一方を備え、且つ前記
アリ溝に嵌合する突条を備えるアタッチメントを当該ア
リ溝を介して取換え自在に装着し、該換気装置本体の左
右両端に、アルミサッシのガラス溝に嵌め入れる為の嵌
合部を備えるコーナーキャップを装着して成ることを特
徴とする。その他、開閉自在の換気口を備え周囲端面に
アリ溝を設けた換気装置本体の左右に、アルミサッシの
ガラス溝に嵌め入れる為の嵌合部又は当該アルミサッシ
のガラスの一辺を支持する為の挟持部のうちのいずれか
一方を備え、且つ前記アリ溝に嵌合する突条を備えるア
タッチメントを当該アリ溝を介して取換え自在に装着
し、該換気装置本体の上下両端に、アルミサッシのガラ
ス溝に嵌め入れる為の嵌合部を備えるコーナーキャップ
を装着して成るものもある。
【0006】
【作用】換気装置本体とアタッチメントに共通の接合部
を設け、該アタッチメントにおける嵌合部の幅が異なる
ものを複数備えることによって換気装置本体の共用が可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明によるアルミサッシ用換気装置
の一例を図面に基き詳細に説明する。本実施例は、開閉
自在の換気口1を備え周囲端面にアリ溝2を設けた換気
装置本体3の上下に、アルミサッシのガラス溝4の幅に
対応した挟持部5又は嵌合部6のいずれか一方を備える
アタッチメント7を前記アリ溝2を介して嵌装し、該換
気装置本体3の両端にアルミサッシのガラス溝4の幅に
対応した嵌合部6を備えるコーナーキャップ8を嵌合
し、且つアタッチメント7にビス止めしたものである。
【0008】換気装置本体3は、屋内と屋外とを隔てる
仕切板9の上縁及び下縁に、全長に亘る横枠部10,1
0を一体的に設けて成るフレーム11と、前記仕切板9
と面接しつつ摺動するスライド板12と、風の直線的な
流入を防止するハーフ板13と、長孔を複数設けたガラ
リ板14とで構成される。
【0009】フレーム11には、その仕切板9に換気口
1Aが設けられ、上下横枠部10,10にあっては、外
面にはアリ溝2が、内面には、ガラリ板14用の嵌合溝
15A、ハーフ板13用の嵌合溝15B、スライド板1
2用の摺動溝16がそれぞれ横枠部10,10の全長に
亘って設けてある。前記換気口1Aは縦長の孔を等間隔
に並設したものであり、隣接する孔の間隔は、該孔の横
幅にほぼ等しくされている。
【0010】スライド板12は、少なくとも前記換気口
1Aが設けられた領域より大きい横幅を有し、前記仕切
板9の外面と面接して上下横枠部10,10の摺動溝1
6に嵌めてある。スライド板12は前記仕切板9と同様
に換気口1Bが設けてあり、更に各孔を覆う防虫ネット
17が張られている。該スライド板12を前記摺動溝1
6に沿って摺動することにより、仕切板9の孔とスライ
ド板12の孔との向合或いはズレによる換気口1A,1
Bの開閉が可能となる。
【0011】ハーフ板13は、前記スライド板12の外
側に、該スライド板12と平行に嵌め入れてあり、仕切
板9とほぼ等しい形状を呈し且つ同様の換気口1Cを有
するが、該換気口1Cは仕切板9の換気口1Aに対する
位相を隣接する孔の間隔の半分だけ横方向にずらして設
けてある。尚、前記換気口1A,1B,1Cを構成する
孔の間隔は、スライド板12が摺動する方向の孔幅より
大きく設けてあれば良く、仕切板9の孔に対するハーフ
板13の孔の位相のずれも前記孔の間隔に合わせて適宜
決めれば良い。
【0012】ガラリ板14は屋外に面して仕切板9と平
行に嵌め入れられる。大きさは前記仕切板9とほぼ等し
く、横方向に細長い換気口(図示省略)が多数設けてあ
る。該換気口には換気効果を損なうことなく雨が降り込
まないようにするため、該細孔を覆う庇18をそれぞれ
設けてある。
【0013】以上、換気装置本体3の構造及び構成部材
の一例を詳説したが、本発明における換気装置本体3の
構造及び構成部材の構成はそれらに限定されず、例えば
ハーフ板13の有無や換気口1の設け方等は適宜変更可
能である。また、戸幅の微妙な違いによって装着不能と
なることがないように、換気装置本体3の横幅を一般的
な標準規格(4.5尺、6尺、9尺、12尺等)におけ
る最大寸法のアルミサッシに合わせて設定し、その左右
両端部に設ける無加工部19の横幅を、少なくとも各規
格において適合する換気装置本体3の横幅の偏差長以上
に設定しておけば、戸幅に応じて切断することによって
標準規格のいかなるメーカーのアルミサッシにも装着す
ることができる。
【0014】アタッチメント7には、アルミサッシのガ
ラス溝4へ嵌め入れるための嵌合部6を備えたメイルア
タッチメントと、アルミサッシのガラス32の一辺を支
持する挟持部5を設けたフィーメイルアタッチメントと
が有り、各アタッチメント7は、前記フレーム11のア
リ溝2に嵌合する突条20と、アルミサッシのガラス溝
4の幅に対応した挟持部5又は嵌合部6の一方をそれぞ
れ相反する側に面して設けたものである。突条20のほ
ぼ中央には全長に亘って断面が円形の溝21又は穴28
が設けてあり、その両端部はコーナーキャップ8,8と
ビス26で止めるための雌捩子が切ってある。
【0015】コーナーキャップ8,8は、アルミサッシ
のガラス溝4へ嵌め入れるための嵌合部6を備え、それ
と相反する側に、アタッチメント7を装着した換気装置
本体3の端部が嵌まる一対の挟持片22,22を仕切板
9の縦幅に亘って平行に突設し、上下にコーナーキャッ
プ8の表裏を貫通するビス孔23,23を設けたもので
ある。前記挟持片22,22の間隔はガラリ板14の外
面から仕切板9の内面に至る間隔とほぼ等しく設定す
る。
【0016】本実施例は、アルミサッシの障子31の上
部に取り付けるように構成したもので、フレーム11の
上辺にメイルアタッチメントを装着し、下辺にフィーメ
イルアタッチメントを装着した。そうすることによって
換気装置本体3の4辺のうち3辺が、障子31の上部横
框29や縦框30のガラス溝4,4,4で支持され、残
る一辺でアルミサッシのガラス32の上辺を支持するこ
とができる。しかも、上下アタッチメント7,7を取り
換えてアルミサッシの下部に取り付けるように構成する
こともできるし、アルミサッシの縦幅が短く安全性を確
保できるものに対しては、アタッチメント7を左右に、
コーナーキャップ8を上下に装着することによって、換
気装置本体3をアルミサッシの障子31の左右隅に設け
るための構成も比較的容易に実現できる。
【0017】尚、本発明によるアルミサッシ用換気装置
を障子31等に装着する際、アタッチメント7やコーナ
ーキャップ8とガラス溝4の間、或いはガラス32とア
タッチメント7の間に、ゴム等より成るタイト材27を
装着したりシリコン等のコーキング材を充填するが、タ
イト材27を用いる場合とコーキング材を用いる場合に
備えて挟持部5や嵌合部6の構造が異なったものを用意
する。図11はアタッチメント7の挟持部5や嵌合部6
の形状を例示したものであるが、図示するように、タイ
ト材27を用いるアタッチメント7については、挟持部
5の先端において内側に屈曲した延出部24を長くと
り、嵌合部6の厚みは薄く設定する。これはコーナーキ
ャップ8の嵌合部6についても同様である。
【0018】また、換気装置本体3の上下端部の厚みよ
り幅広いガラス溝4に装着するアタッチメント7につい
ては、その嵌合部6が換気装置本体3の上下端部から逸
脱し強度に劣る構造となる、そこで図11の(B),
(E)のごとくアタッチメントの縁部25が換気装置本
体3の上下端部の側面に少し掛かるように構成すれば、
その掛かった部分が筋交い的な役割を果たし強度を確保
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく本発明によるアルミサッシ
用換気装置を使用すれば、アタッチメントとコーナーキ
ャップを取換えるだけで、いかなるアルミサッシにも容
易に装着することができると共に、排出用又は吸入用な
ど用途に適した位置に取り付けるように構成を選択する
ことができる。また、アタッチメントやコーナーキャッ
プだけを多様に備えておけば良いので製造等のコストも
割安となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアルミサッシ用換気装置の一例を
示す分解断面図である。
【図2】本発明によるアルミサッシ用換気装置の装着例
を示す断面図である。
【図3】本実施例のフレームの断面図である。
【図4】本発明によるアルミサッシ用換気装置のタイト
材を介在した装着例を示す略図である。
【図5】前記換気装置の屋内側から見た正面図である。
【図6】同屋外側から見た正面図である。
【図7】本実施例の摺動板の正面図である。
【図8】同ハーフ板の正面図である。
【図9】本発明によるアルミサッシ用換気装置を構成す
るコーナーキャップの一例を示す断面図である。
【図10】同換気装置の実施態様図である。
【図11】(A)(B)(C)(D)(E)(F)同換
気装置を構成するアタッチメントの類例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 換気口 2 アリ溝 3 換気装置本体 4 ガラス溝 5 挟持部 6 嵌合部 7 アタッチメント 8 コーナーキャップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在の換気口(1)を備え周囲端面
    にアリ溝(2)を設けた換気装置本体(3)の上下に、
    アルミサッシのガラス溝(4)に嵌め入れる為の嵌合部
    (6)又は当該アルミサッシのガラス(32)の一辺を
    支持する為の挟持部(5)のうちのいずれか一方を備
    え、且つ前記アリ溝(2)に嵌合する突条(20)を備
    えるアタッチメント(7)を当該アリ溝(2)を介して
    取換え自在に装着し、該換気装置本体(3)の左右両端
    に、アルミサッシのガラス溝(4)に嵌め入れる為の嵌
    合部(6)を備えるコーナーキャップ(8)を装着して
    成ることを特徴とするアルミサッシ用換気装置。
  2. 【請求項2】 開閉自在の換気口(1)を備え周囲端面
    にアリ溝(2)を設けた換気装置本体(3)の左右に、
    アルミサッシのガラス溝(4)に嵌め入れる為の嵌合部
    (6)又は当該アルミサッシのガラス(32)の一辺を
    支持する為の挟持部(5)のうちのいずれか一方を備
    え、且つ前記アリ溝(2)に嵌合する突条(20)を備
    えるアタッチメント(7)を当該アリ溝(2)を介して
    取換え自在に装着し、該換気装置本体(3)の上下両端
    に、アルミサッシのガラス溝(4)に嵌め入れる為の嵌
    合部(6)を備えるコーナーキャップ(8)を装着して
    成ることを特徴とするアルミサッシ用換気装置。
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