JPH04233592A - テレビジョン画像表示方法及び表示装置 - Google Patents

テレビジョン画像表示方法及び表示装置

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JPH04233592A
JPH04233592A JP3138642A JP13864291A JPH04233592A JP H04233592 A JPH04233592 A JP H04233592A JP 3138642 A JP3138642 A JP 3138642A JP 13864291 A JP13864291 A JP 13864291A JP H04233592 A JPH04233592 A JP H04233592A
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television
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には非インタレ
ース式表示端末を用いたテレビジョン画像の表示に関す
るものであり、具体的には、デジタル・フィルタリング
、モーション検出および修正を行うためにデジタル化さ
れたカラー・テレビジョン画像へのアクセスを提供し、
同期化を達成するための、フレーム・バッファとその制
御装置を含む表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチ・メディア・ワークステーション
など、一部のグラフィクス・システムの望ましい特徴と
して、非インタレース式図形表示スクリーンでカラー・
テレビジョン画像などのインタレース式画像を表示する
ことがある。しかし、この能力を満足な形で提供するた
めには、いくつかの問題を克服しなければならない。
【0003】第1の問題は、テレビジョン画像の品質の
改善に関するものである。画像品質の改善を実現するた
めの既知の方法の1つは、図24に示すデジタル・フィ
ルタリング法またはデコード法を用いるものである。し
かし、この技法では、1ビデオ・フィールドの連続する
3本のテレビジョン走査線(2、3、4)上に位置する
近傍(A)内の画素(B)に、入力ビデオ信号に対して
相対的にリアルタイムでアクセスする必要がある。
【0004】第2の問題は、モーション適応式インタレ
ース解除の達成に関するものである。図25に示すよう
に、この技法では、3本のテレビジョン走査線(1、2
、3)上に位置する画素(B)にアクセスする必要があ
る。この3本の走査線のうちの2本(1、3)は、現ビ
デオ・フィールドに属するが、破線で示した第3の走査
線(2)は、前のビデオ・フィールドに関連するもので
ある。さらに、この3本の走査線の全てが、図形表示の
画像線と同期していなければならない。
【0005】第3の問題は、インタレース解除したテレ
ビジョン画像の、グラフィクス画像に対する完全な同期
化の達成に関するものである。このような同期化には、
グラフィクス・スクリーン上でのテレビジョン画像の視
覚映像化のために、それぞれが2フィールドからなるテ
レビジョン・ビデオのフレームをそっくり記憶し、これ
を使用しなければならない。
【0006】第2の問題の諸態様を図26に、第3の問
題の諸態様を図27にさらに示す。図26は、垂直線で
表される物体が水平方向に移動する時の、連続する2つ
のテレビジョン・フィールド内でのその物体の位置を示
す図である。第1フィールドは図26(a)に示され、
それに連続する第2フィールドは図26(b)に示され
ている。この物体の画像が2つのフィールドの間で水平
方向にずれているので、図26(c)に示すように、両
方のテレビジョン・フィールドの全ての走査線を同時に
グラフィクス・スクリーンに表示する場合、この物体の
画像がぼける(ブラー)。
【0007】図27は、図26(c)に示した同一の移
動する垂直の物体に関して、グラフィクス・スクリーン
が入力テレビジョン・ビデオ信号と同期していない場合
を示す図である。その結果、(a)に示すような前のフ
ィールドを保持するフレーム・バッファに(b)に示す
ような新しいフィールドが部分的に書き込まれた場合、
(c)の如く移動物体の画像が分割(スプリット)され
る。すなわち図27(c)は、インタレース解除と画像
分割の合成結果を示す図である。図からわかるように、
この合成の結果、非インタレース式図形表示スクリーン
上に表示されるテレビジョン画像がぼける。
【0008】米国特許第4694325号(日本特開昭
61−130998号)明細書は、テレビジョン受像機
と同期していないグラフィクス・クロック信号を有する
ホーム・コンピュータに、カラー・テレビジョン受像機
をインタフェースするためのインタフェース回路を開示
している。この回路には、カスケード式遅延段を有する
デジタル遅延線が含まれる。しかし、この特許は、デコ
ード済みの赤、緑および青の信号にのみ関係するのであ
って、複合信号の受信とその後の表示には関係がない。
【0009】米国特許第4344075号(日本特開昭
57−75083号)明細書は、NTSCカラー・キャ
リア信号によって非インタレース式表示装置上に表示さ
れるぎざぎざの縦エッジを除去するためのシステムを開
示している。この特許は、所与の非インタレース式テレ
ビジョン・ラスタ走査線パターンの連続する各フィール
ドの非表示部分のうちの選択された単一の走査線の間だ
け動作するタイミング制御回路を開示している(第2欄
、第45〜61行目)。
【0010】米国特許第4698674号明細書は、テ
レビジョン・カメラまたはその他のデータ供給源からの
、順次デジタル化されたインタレース式データを、コン
ピュータ・メモリに記憶すべく非インタレース式データ
に変換するための、データ・コンバータを開示している
。この手法は、画像の2フィールドを1メモリに記憶す
るというものである。明らかにこの特許は、テレビジョ
ン画像のフィールド群が、グラフィクス・スクリーンの
フレームと同期(ゲンロック)されていることを前提と
している。しかし、事実上全ての適用分野において、こ
れは当てはまらない。そうではなくて、通常、非インタ
レース式グラフィクス・コントローラのタイミングは、
テレビジョン・ビデオ信号供給源から完全に独立してい
る。
【0011】一般的に重要な参照文献としては、この他
に下記のものが含まれる。米国特許第3970776号
明細書は、2つの隣接するインタレース式フィールドか
らフレームが形成される、インタレース式フィールドを
有するテレビジョン信号の走査線数を変換するシステム
を開示している。米国特許第4484188号明細書は
、連続する走査線の間に追加のビデオ走査線を形成する
ことによってビデオ信号の解像度を向上させる、ビデオ
信号発生回路を開示している。このシステムは、隣接す
る走査線群のビデオ属性を組み合わせることによって追
加のビデオ走査線を形成する。米国特許第448026
7号明細書は、テレビジョン信号の連続する2つのフィ
ールドのそれぞれから、実質的に等しい振幅の情報を得
るための、フィールド補間法を開示している。この特許
は、走査線が313本のテレビジョン画面から625本
のテレビジョン画面への変換に関するものである。米国
特許第4694348号明細書は、テレビジョン受像機
の液晶表示パネル用の走査インタレース・コンバータを
開示している。米国特許第4660070号明細書は、
ビデオ画像データをビデオ・メモリに書き込むためのビ
デオ表示プロセッサを開示している。このビデオ表示プ
ロセッサは、水平同期信号と垂直同期信号に従って、メ
モリ・アドレス・データを発生する。米国特許第451
8984号明細書は、テキストとグラフィクスを混合し
た(ビデオテキスト)表示を生成する際に、フリッカの
ない画像を得るためのビデオ・フレーム記憶装置221
を含む回路を開示している。
【0012】しかし、前述の米国特許はいずれも、単独
でも組み合わせても、テレビジョン信号などのインタレ
ース式画像を非インタレース式図形表示システムを用い
て表示する際に、画像品質の改善、モーション適応式の
インタレース解除、および同期化に関する前述の問題の
全てを満足な形で克服する方法または装置を教示してい
ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
タレース式画像信号を非インタレース式図形表示スクリ
ーン上に表示するための方法と装置を提供することであ
る。
【0014】本発明のもう1つの目的は、前記した画像
品質、モーション適応式のインタレース解除および同期
化の問題を満足な形で克服し、非インタレース式図形表
示スクリーン上に、2つのインタレース式フィールドか
らなるテレビジョン・カラー画像フレームを表示するた
めの方法と装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、インタレース
式画像を表す画像信号を非インタレース式表示システム
で表示するための方法と装置を提供するものである。こ
のインタレース式画像は、別々に供給される複数の画像
フィールドを提供する複合カラー・テレビジョン信号に
よって提供できる。本発明は、3つのフィールド・バッ
ファ、すなわち、完了したフレームの2つのフィールド
を記憶するための2つのフィールド・バッファと、現在
のテレビジョン・フィールドを記憶するための第3のフ
ィールド・バッファを提供する。本発明の方法によれば
、(a)第1メモリに第1画像フィールドを記憶するス
テップと、(b)第2メモリに第2画像フィールドを記
憶するステップと、(c)第1メモリと第2メモリを読
み取るステップと、(d)表示スクリーン上に第1画像
フィールドと第2画像フィールドを単一の画像フレーム
として同時に表示するステップと、(e)前記読取りス
テップの実行中に、第3メモリに第3画像フィールドを
記憶するステップが開示される。1、2、3、4、5.
..n..の番号を付けた画像フィールド群に対して、
本発明のシステムは、1と2、2と3、3と4、4と5
、...(n−1)とn、nと(n+1)で与えられる
所定の順序に従って、1回に2つの画像フィールドを読
み取る。
【0016】画像フレームが画像フィールドよりも長い
持続時間を有するように選択されている場合、本発明は
、画像フレームと画像フィールドの間の関係を検出し、
(n−2)と(n−1)、(n−1)とn、(n+1)
と(n+2)で与えられる順序で画像フィールドが表示
されるように所定の表示順序を変更する。このようにし
て前記、同期化の問題が解消される。
【0017】画像フレームが画像フィールドよりも短い
持続時間を有するように選択されている場合には、本発
明は、(n−2)と(n−1)、(n−2)と(n−1
)、(n+1)と(n+2)で与えられる順序で画像フ
ィールドが表示されるように所定の表示順序を変更する
【0018】本発明のフレーム・バッファは、3×3、
4×3または8×3構成のメモリ・ブロックを有し、各
メモリ・ブロックがテレビジョン・フィールドの一部分
を記憶する。このフレーム・バッファを読み取ると、た
とえば3×3の隣接画素群が、表示のため、または補間
などその後の表示前の処理のために、並列に供給される
。このようにして、前記画像品質の改善及びモーション
適応式インタレース解除の問題が解消される。
【0019】
【実施例】図1、図2および図3は、本発明の3つの好
ましい実施例を示すブロック図である。図1の実施例に
は、奥行16ビットのフレーム・バッファ12に成分デ
ジタル・ビデオ信号を記憶するシステム10が示されて
いる。システム10はまた、補間回路を含み、前述の問
題のうちの2つ、すなわちモーション・アーティファク
ト(ブラー)の除去と、テレビジョン画像とグラフィク
ス画像の完全な同期化の問題を解決する。図1の実施例
は、テレビジョン画像を記憶するのに本発明の他の実施
例よりも多くのメモリが必要ではあるが、量産HDTV
標準(SMPTE  240M標準)などの成分ビデオ
表現を使用するシステムやNTSCよりも高品位である
S−VHSシステム向けの完全な解決策を提供する。色
/輝度アナログ成分入力を用いるHDTVまたはS−V
HSなどのシステムには、テレビジョン・デコーダが不
要であることに留意されたい。この場合、テレビジョン
・デコーダは不要であるが、色成分と輝度成分をデジタ
ル化するのに追加のアナログ/デジタル・コンバータ(
ADC)が必要である。
【0020】次に図1の実施例について詳細に論ずる。 テレビジョン信号源からの入力アナログ複合ビデオ信号
が、ADC14に印加される。ADC14は、デジタル
複合ビデオ信号を供給する。ADC14の出力は、8ビ
ットの解像度であれば、十分な映像品質を提供すること
が判っている。デジタル複合ビデオ信号は、通常のテレ
ビジョン・デコーダ(TVデコーダ)16に印加され、
TVデコーダ16は、デジタル輝度(Y)出力、デジタ
ル色(C)出力、テレビジョン垂直同期(TVVS)信
号、テレビジョン水平同期(TVHS)信号およびテレ
ビジョン・フィールド指示信号EVENFIELDを供
給する。
【0021】EVENFIELDの発生を除き、ADC
14とTVデコーダ16の機能を提供するのに適当な装
置は、Philips Corporationから装
置部品番号TDA8708およびSAA9051として
市販されている。これらの装置は、「デジタル・ビデオ
信号処理」(“Digital Video Sign
al Processing”PhilipsComp
onents Manual No. 9398 06
3 30011)に説明がある。12ビットと16ビッ
トの両方の装置が入手可能であり、これらの他にも、「
推奨される標準及び製品のハンドブック」(“Hand
bookof Recommended Standa
rds and Procedures, Inter
national Teleproduction S
ociety”(1987年)、p.62に記載のCC
IR 601−1recommendation fo
rdigital television encod
ing and transmissionに対応する
装置が入手可能であることに留意されたい。EVENF
IELD信号の発生については、後で説明する。
【0022】色信号と輝度信号は、それぞれ8ビットの
解像度で表され、フレーム・バッファ12に供給されて
記憶される。信号TVVS、TVHSおよびEVENF
IELDは、フレーム・バッファ・コントローラ18に
供給され、そこで以下に論ずるように使用される。
【0023】フレーム・バッファ・コントローラ18は
、行アドレス・ストローブ(RAS)信号、列アドレス
・ストローブ(CAS)信号、転送/出力イネーブル(
TR/QE)信号、フレーム・バッファ・アドレス(F
BAD)信号およびフレーム・バッファ書き込みイネー
ブル(FBWE)信号を含めて、複数のビデオRAM(
VRAM)制御信号を発生する。フレーム・バッファ・
コントローラ18のハードウェア・セットアップ・デー
タは、ホスト・コンピュータ・データ・バス(DB)か
らロードされる。フレーム・バッファ制御信号は、選択
したVRAMの仕様書に記載されたようにして発生され
使用される。たとえば、適当な形式の装置の1つが、東
芝からTC242561MビットVRAMとして市販さ
れている。フレーム・バッファ12は、VRAM装置か
らなることが好ましいが、VRAMの使用は必須ではな
い。通常のダイナミックRAM(DRAM)装置を使用
して同じ結果を得ることもできるが、その場合は、フレ
ーム・バッファ12の出力に必要なメモリ帯域幅を実現
するために、より多くのメモリ・チップが必要である。
【0024】コントローラ20は、高解像度グラフィク
ス画像(HR  VIDEO)信号を発生する。コント
ローラ20はまた、高解像度垂直同期(HRVS)信号
や高解像度水平同期(HRHS)信号など、高解像度カ
ラー・モニタ22用のタイミング機能を提供する。信号
HRVSおよびHRHSは、フレーム・バッファ・コン
トローラ18への入力としても使用される。コントロー
ラ20は、VRAM群のシリアル・ポートからのデータ
をシフトするためのシリアル・クロックSCLKと、シ
リアライザ24からのデータをシフトするための高解像
度ビデオ・クロックHRVCLKを発生する。HRVC
LKは、高解像度カラー・モニタ22の水平行上の画素
の総数に対応する。SCLKは、HRVCLKを3分す
ることによって得られる。高解像度カラー・モニタ22
は、たとえば表示可能画素1024×1024個などの
画素解像度を有する。
【0025】SCLKが与えられるごとに、フレーム・
バッファ12の出力が、シリアライザ24に16ビット
画素を9個、合計144ビットを提供する。この9つの
画素は、図24に示したように、144ビットからなる
3×3個の近傍画素Bを表す。言い換えると、フレーム
・バッファ12は、1回のシリアル・クロック時間に、
テレビジョン走査線3本×画素3個をサンプリングして
シリアライザ24に供給する。ただし、高解像度カラー
・モニタ22に最終的に表示されるのは1本だけである
。したがって、シリアライザ24は、フレーム・バッフ
ァ12の並列出力を、順次画素データ・ストリームに変
換し、それが最終的に表示スクリーン上に画素ごとに表
示される。
【0026】従来の方式では、シリアライザは、フレー
ム・バッファから並列に読み取ったデータのうち走査線
1本分だけをシリアルにシフトするのに用いられる。と
ころが、本発明によれば、3本分が並列にフレーム・バ
ッファ12から読み取られる。したがって、各HRVC
LK期間中に、シリアライザ24の出力は、図25のB
の如く垂直に隣接する3個の画素(48ビット)をシフ
トアウトして、走査制御装置26に渡す。
【0027】下記で詳しく述べる「3×3」ブロック・
メモリ構成の結果として、シリアライザ24の出力にお
ける3本の走査線は、連続するビデオ・走査線である必
要はない。さらに、この走査線の順序は可変であり、そ
の走査線の位置するフレーム・バッファの特定のアドレ
スに依存している。走査制御装置26は、以下で詳細に
説明するように、シリアライザ24の出力を再配置して
、補間回路26aの入力に必要な走査線順序の配列を提
供する。
【0028】モーション修正処理を用いない場合は、走
査制御装置26の出力を、補間することなく、カラー・
マトリクス28に直接結合することができる。さらに、
この最も簡単な場合では、3本のテレビジョン走査線に
並列にアクセスする必要がない。ただし、3×3のフレ
ーム・バッファ構成は、入力テレビジョン画像と表示さ
れるグラフィクス画像の間で適正な同期化を達成するた
めに使用される。
【0029】図1に示したように、モーション検出及び
モーション修正の処理を使用する場合には、補間回路2
6aを、図のように走査制御装置26とカラー・マトリ
クス28の間に設置する。適当な補間回路のアーキテク
チャ及び動作の説明は、レオナルド・フェルドマン(L
eonard Feldman)著の“Improve
d Definition Television”,
Radioelectronics Magazine
,1989年1月,p.43などの文献に出ている。
【0030】フェルドマンの記述したシステムは、2つ
の独立なビデオ・ソースを同一のスクリーン上に表示す
る必要がある時は使用できないことに留意されたい。こ
の補間回路では、2本が現テレビジョン・フィールドに
属し、1本が前のフィールドに属する、3本のテレビジ
ョン走査線に同時にアクセスすることが必要である。前
記のソースは、テレビジョン走査線速度が出力上で単純
に2倍される、すなわちビデオ出力がビデオ入力の直接
の関数であることを前提としている。この場合、現フィ
ールドは必ずシステムの入力上に存在し、前フィールド
は記憶されている。もう1本分の遅延を用いると、必要
な3本の走査線が、補間回路の入力で入手可能になる。 しかしながら、前述したように高解像度画像は通常、第
2の画像ソースからは絶対的に独立しており、現ビデオ
・フィールドはフレーム・バッファ出力と同期していな
い。本発明は、必要なデータを補間回路26aの入力に
常に供給することによって、この問題を克服する。
【0031】前述したように、補間回路26aは、カラ
ー・マトリクス28に入力信号を供給する。カラー・マ
トリクス28は、CCIR 601などの適当な標準に
従って、8ビットの色信号と8ビットの輝度信号を、8
ビットの赤信号、8ビットの青信号および8ビットの緑
信号に変換する。これらの原色信号は、マルチプレクサ
30への入力として働く。マルチプレクサ30への第2
の入力は、コントローラ20からの24ビットの原色か
らなるHR  VIDEO信号である。
【0032】高解像度カラー・モニタ22のスクリーン
上に、高解像度テレビジョン画像とHR  VIDEO
信号のどちらを表示するかの選択は、コントローラ20
のKEY信号出力によって制御される。KEY信号は、
グラフィック画素データの値のうちの1つをデコードす
るか、またはグラフィクス・ウィンドウを介してテレビ
ジョン画像を表示するつもりの位置を識別する、いわゆ
る「ウィンドウ識別番号」をデコードすることによって
、画素ごとに供給される。後者の場合、グラフィクス画
像の画素データが、「ウィンドウID」と称する特別な
フィールドを有する。前者の場合は、三原色の1つがス
クリーン上に表示されない。その代わりに、ビデオ画像
のサンプルが、スクリーン上のその画素位置まで通過す
る。たとえば、マルチプレクサ30の使用により、テレ
ビジョン画像を、HR  VIDEO信号として供給さ
れるテキスト情報またはグラフィック情報と共に表示す
ることができる。
【0033】マルチプレクサ30の24ビット出力は、
RGBデジタル/アナログ・コンバータ(DAC)32
に供給され、DAC32は、従来通り、高解像度カラー
・モニタ22を駆動するためのR、G、Bアナログ信号
を供給する。
【0034】図2の実施例には、図1のシステム10に
類似したシステム10aが示されている。ただし、シス
テム10aは、デジタル複合信号を記憶し、その結果、
奥行8ビットのフレーム・バッファ12を含む。さらに
、システム10aは、補間回路26aを含まない。その
結果、この実施例は、前述の同期化の問題だけを解決す
る。システム10aは、図1のシステムとは異なって、
データ経路のフレーム・バッファ12の後にTVデコー
ダ16を備えていることに留意されたい。その結果、図
1のシステム10では、サンプリング・クロック速度(
CCIR 601に従えば13.5MHz)で動作する
TVデコーダ16が必要であるのに対して、図2のシス
テムでは、サンプリング・クロック速度よりもはるかに
高い高解像度ビデオ・クロック速度で動作するTVデコ
ーダ16が必要である。たとえば、高解像度ビデオ・ク
ロック速度は、解像度640×480の場合には25M
Hzであり、解像度1280×1024の場合には11
0MHzである。適当な高周波TVデコーダは、ASI
C技術を用いることによって作成できる。
【0035】図3のシステム10bは、前述の問題の全
てに対する完全な解決策を提供する。システム10bに
は、デジタル複合信号を奥行8ビットのフレーム・バッ
ファ12に記憶する図2に示したアーキテクチャに加え
て、複数のライン・メモリ34と1つの補間回路26a
が組み込まれている。図3の実施例は、デジタル複合N
TSCに基づくテレビジョン・スタジオ環境に特に有用
である。このような環境では、広く使用されているいわ
ゆるD2タイプのデジタル・テープ・レコーダから直接
出力されるデジタル複合ビデオ信号を処理する。前記の
レコーダは、カラー・バースト周波数より4倍高い周波
数すなわち14.32MHzでサンプリングされた、複
合アナログ・ビデオ信号の8ビット複合デジタル表現と
して、ビデオ信号を記憶する。デジタル複合ビデオ信号
が、後の編集またはリモート・ワークステーション間で
の画像交換のために、フレーム・バッファ12に直接記
憶される場合、図3に示したADC14は不要である。
【0036】図2および図3に示したように、テレビジ
ョン画像が、8ビット複合信号として記憶され、フレー
ム・バッファ12の後でデコードされる場合には、TV
デコーダ16は、走査制御装置26とカラー・マトリク
ス28の間に置かれ、テレビジョン同期信号TVVSお
よびTVHSは、従来式の同期選択回路または同期セレ
クタ18aによって、アナログ複合信号から導出される
。適当な装置が、複数のテレビジョン部品製造業者から
市販されている。
【0037】図2のシステム10aで使用されるデコー
ド・プロセスでは、現フィールドのデータのうち走査線
2本分または3本分に並列にアクセスすることが必要で
ある。本発明は、どちらのデコード方式の使用も可能で
ある。たとえば、S.スズキ(Suzuki)他の論文
“High picture quality dig
ital TV for NTSC and PAL 
systems”,IEEE Transaction
s on Consumer Electronics
,Vol. CE−30,No. 3,1984年8月
,pp.213〜219に記載されているような、走査
線3本のデコード方式を使用する場合などである。この
技法を使用すれば、フレーム・バッファ12に記憶され
たテレビジョン・フィールドから走査線が読み取られ、
シリアライザ24に供給される。これらの走査線は、走
査制御装置26によって対応する順序に並べられ、TV
デコーダ16の入力に送られる。シリアライザ24は、
72ビットの入力と24ビットの出力、すなわち図1の
実施例に必要な信号線の半分の信号線を有することに留
意されたい。
【0038】図3に示したより複雑な場合、すなわちモ
ーション修正方式とテレビジョン信号デコード方式の両
方を使用する場合には、現フィールドの走査線3本と前
フィールドの1本への同時アクセスを実現する必要があ
る。しかし、フレーム・バッファ12は3×3のメモリ
構成であるため、走査線4本のビデオ情報に対する即時
アクセスを提供しない。このようなアクセスは、VRA
Mの1次ポートの書込みサイクルと読取りサイクルをイ
ンタリーブし、書込みサイクルを使用してサンプリング
されたデータを記憶し、読取りサイクルを使用して連続
する3本の走査線中の9画素へのアクセスを提供し、そ
の後、将来の処理のために、結果をシリアライザに直接
供給することによって実現できる。しかしながら、この
手法には、複雑な読取りおよび書込みの制御を行うフレ
ーム・バッファ・コントローラ18が必要であり、VR
AMの2次ポートを使用することの利点を生かしていな
い。
【0039】図3の好ましい実施例は、その代わりに、
下記のようにしてライン・メモリ34を提供することに
よって、3本のビデオ走査線にアクセスするためのより
簡単な技法を使用する。
【0040】次に、図2、図3および図4の3つの好ま
しい実施例の様々な様態について詳細に説明する。
【0041】図4からわかるように、フレーム・バッフ
ァ12は、9つのメモリ・ブロックまたはメモリ・モジ
ュールMM00〜MM22の3×3のマトリクスとして
構成されている。メモリ・モジュールMM00、MM0
1、MM02は、信号RAS0によって制御され、MM
10、MM11、MM12は、RAS1によって制御さ
れ、MM20、MM21、MM22は、RAS2によっ
て制御される。MM00、MM01、MM02の1次ポ
ート・データ端子が接続されて、16ビット幅(図1)
または8ビット幅(図2および図3)のデータ・バスD
Q0を形成する。同様にして、MM10、MM11、M
M12の1次データ端子が接続されて、データ・バスD
Q1を形成し、MM20、MM21、MM22の1次デ
ータ端子が接続されて、データ・バスDQ2を形成する
【0042】フレーム・バッファのメモリ・アドレス信
号FBAD、FBWEおよびその他のメモリ制御信号は
、すべてのメモリ・モジュールに共通に接続されている
が、図を簡単にするために、図4には示されていない。
【0043】メモリ・モジュールMM00、MM01、
MM02のシリアル出力は、結合されて、シリアル出力
バスSO0となっている。シリアル出力バスSO1は、
MM10、MM11、MM12のシリアル出力を表し、
シリアル出力バスSO2は、MM20、MM21、MM
22のシリアル出力を表す。
【0044】個々のメモリ・モジュールの記憶容量は、
デジタル複合信号とデジタル成分信号のどちらを記憶す
るのかに応じて、また使用するテレビジョン標準に応じ
て、実施様態ごとに変わる。たとえば、図5を参照する
と、比較的低解像度であるデジタル複合NTSC信号を
記憶するには、メモリ・モジュールは、それぞれが64
Kワード×4ビット、すなわち256×256ワード×
4ビットとして構成される、256Kビットのメモリ装
置を2個含めばよい。その結果、1メモリ・モジュール
は、8個の1次ポート・データ端子(DQ)と8本のシ
リアル出力ピン(SO)と共通の制御信号とを有する、
256×256×8ビットのメモリ装置と見なされる。
【0045】デジタル成分NTSC信号を記憶するのに
適したメモリ・ブロックを、図6に示す。64K×4ビ
ットのメモリ装置が4個組み合わされて、16ビット・
サンプル記憶装置を形成する。したがって、再び図4を
参照すると、データ・バスDQ0、DQ1、DQ2は、
8ビットのデジタル複合信号を使用する時は8ビットを
有し、成分16ビット信号を使用する時には16ビット
を有する。したがって、シリアル・データ・バス(SO
0〜SO2)は、メモリ装置のすべてのシリアル・デー
タ出力を並列に収容するために、24本または72本の
配線を有する。
【0046】サンプリングされた入力テレビジョン走査
線は、図7に示した構成に従ってフレーム・バッファ1
2に記憶される。3個のテレビジョン・フィールドを記
憶するのに必要なフレーム・バッファ12のメモリ空間
の総量が、図7にはメモリ・フィールドA、B、Cとし
て示されている。各メモリ・フィールドは、全メモリ装
置内に記憶され、各メモリ行(たとえば、MM00、M
M01、MM02)のメモリ空間の1/3を消費する。 フレーム・バッファ12は、特定の順序でテレビジョン
走査線を記憶し、各メモリ・ブロックが3個のビデオ・
フィールドの記憶に関与することがわかる。したがって
、偶フィールドを最初に受け取ると仮定すると、最初の
入力フィールドの走査線0、2、4が、上、中、下のメ
モリ・ブロックのメモリ行アドレス記憶位置0にロード
される。続いて、最初の入力フィールドの走査線6、8
、10が、同じ順序で、ただしメモリ行アドレス1を使
用して記憶される。入力走査線群は、最初の入力フィー
ルド全体が記憶されるまで、このようにして記憶される
。NTSCの1フィールドには約240本の活動走査線
があることを考慮すると、メモリ装置全体では256行
が使用可能であるが、1フィールドをそっくり各メモリ
装置に記憶するにはメモリ80行しか必要でない。最初
の入力フィールド(A)を記憶するのに必要なフレーム
・バッファ12のメモリ空間の総量は、フィールドAと
して示されるメモリ空間を消費する。この例では、フィ
ールドAには、3つのメモリ・ブロックにまたがって均
等に分割された、240行の記憶域が必要である。
【0047】第2の入力ビデオ・フィールドは、図7に
フィールドBとして示すメモリ空間を消費する。この第
2フィールドは、85に等しいアドレス・シフトまたは
オフセットでフレーム・バッファ12内に記憶されるが
、その順序は多少異なっており、メモリ装置の第3行か
ら始まる。
【0048】第3の入力フィールドは、図7にフィール
ドCとして示すメモリ空間を消費する。これは170に
等しいアドレス・オフセットで記憶されるが、この記憶
は、メモリ装置の第1行から始まる。
【0049】本発明によれば、最初の2つの入力フィー
ルド(AとB)を完全に記憶した後に、これらを並列に
読み出して、最初の高解像度フレーム画像として表示す
る。入力テレビジョン走査線の分配の詳細とフレーム・
バッファの行アドレスを、図8に示す。メモリ・フィー
ルドAは、3つのメモリ装置行の全てに記憶されている
。メモリ装置の第1行は、メモリ・フィールドAの部分
A1を記憶し、第2行はA2を記憶し、第3行はA3を
記憶する。メモリ・フィールドBおよびCも、同様に分
配される。図9のタイミング図からわかるように、6つ
のテレビジョン・フィールドのサンプリングと記憶を行
った後に、このアドレッシング・シーケンスが繰り返さ
れる。
【0050】NTSCは1フレームあたり約480本の
活動走査線または1フィールド当り約240本の活動走
査線を有することから、NTSCの場合には240行の
記憶位置が必要であることに留意されたい。したがって
、256×256のメモリ構成の場合、各装置のメモリ
80行だけが使用され、次の2フィールドのために十分
な未使用の記憶空間が残されている。いわゆるフレーム
の「オーバスキャン」のため、テレビジョン・フレーム
のうち約15%が、通常はTV受像機に表示されないこ
とにも留意されたい。したがって、テレビジョン・カメ
ラは、テレビジョン・モニタに通常表示されるよりも幅
が広く、縦に長い画像を提供する。その結果、サンプリ
ングする走査線の数を減らすことができる。さらに、1
フィールド当りサンプリングされる走査線の総数は、高
解像度カラー・モニタ22上に表示される走査線数の、
すなわちグラフィクス・スクリーンへのテレビジョン画
像の所望のマッピングの関数である。
【0051】主にヨーロッパで使用されている、1フレ
ーム当り512本以上の活動走査線を有するPALテレ
ビジョン標準の場合、全記憶域を利用することができる
。これは、255本の走査線をサンプリングする場合、
活動走査線のうちの約15%がスキップされることを意
味する。しかし、NTSCの場合と同様に、通常は画像
の15%が表示には不要であるので、このことは重要で
ない。もちろん、PAL画像の全走査線をサンプリング
して記憶する必要がある場合には、たとえば512×5
12の構成など、より大きなメモリ装置を使用すること
ができる。
【0052】現在、HDTVフォーマットを定義するた
めの提案がいくつか出されている。最も簡単な手法は、
走査線数を2倍にするというものである。したがって、
この提案によれば、NTSCの場合には、1フレーム当
り525本ではなく1050本の走査線があり、PAL
の場合には、1フレーム当り1250本の走査線がある
ことになる。中間的な手法として、1フレーム当り11
25本の走査線があり、1035本の活動走査線がある
ものがある。これらすべての標準案で、512×512
構成を備えたメモリ装置を使用すれば、必要な走査線数
をサンプリングするのに十分である。1536画素まで
の水平解像度を有する表示装置は、完全なHDTV解像
度を表示できないので、512×512として構成され
たメモリ装置を用いて、上述の3×3メモリ構成の手法
が応用できる。水平方向に2048画素を有する表示装
置などの超高解像度表示装置の場合に限って、フレーム
・バッファ12内でHDTV走査線を全てサンプリング
することが有利になると思われる。この場合、フレーム
・バッファ12の1メモリ行は、4個のメモリ・モジュ
ールを含み、必要なメモリ装置の量が25%増加するが
、これによって前述の3×3実施様態の代わりに4×3
のフレーム・バッファ12の実施例が提供される。この
手法の場合にも、本発明の教示は完全に適用可能であり
、これを修正して、シリアライザ24から入手可能な4
画素のうち水平方向に隣接する3画素が同時に使用され
るようにする。この場合、12画素が集められ、その後
4サイクルで処理されるが、この間に次の12画素がフ
レーム・バッファ12から3サイクルで読み取られる。
【0053】さらに別の実施例は、8×3のフレーム・
バッファ構成を使用するものである。これは、2048
×1536画素、60Hz非インタレース式走査で、対
応する260MHzのビデオ画素クロックと十分なビデ
オ・リフレッシュ帯域幅を有するものなど、超高解像度
表示装置を実現するのに必要となるかもしれない。現在
のVRAM技術には、シリアル・クロックが35または
40MHzという制限があり、したがってフレーム・バ
ッファ12のメモリ行に8個のメモリ装置が必要である
。この8×3のアーキテクチャも、本発明の教示と完全
に両立する。
【0054】本発明の教示が、PAL標準およびその他
の標準にも適用可能であることを了解した上で、議論を
簡単にするために、これ以降はNTSCの場合のみを扱
う。
【0055】高解像度グラフィクス・フレームとテレビ
ジョン・フィールドは、通常は同じ持続時間または期間
を有していないので問題があることが理解されよう。さ
らに、フレームの持続時間を指定する際の精度には、有
限の限界がある。さらに、高解像度フレームの持続時間
と精度は、高解像度表示装置の製造業者が指定し、シス
テムの要件に従って変更することができるが、テレビジ
ョンの同期パラメータは、その装置を使用する地域で有
効なテレビジョン標準によって規定される。したがって
、図形表示装置と入力テレビジョン・ビデオ・フィール
ドのタイミングの不一致が、高解像度グラフィクス・ス
クリーン上に表示されるテレビジョン画像の品質に悪影
響を及ぼす。
【0056】本発明は、高解像度ビデオ・フレームの期
間を、当該のテレビジョン標準で指定される最長のテレ
ビジョン・フィールド期間よりもわずかに長くなるか、
さもなければ最短のテレビジョン・フィールド期間より
もわずかに短くなるように選択することによって、タイ
ミングの不一致に関連する上記の問題を克服する。たと
えば、テレビジョン標準の要件が、フィールド周波数6
0Hz±1%である場合には、60.6Hz超または5
9.4Hz未満になるように図形表示フレームの周波数
を選択する。
【0057】本発明のこの様態を図9のタイミング図に
示す。これは、グラフィクス・フレームがテレビジョン
・フィールドよりも長い持続時間を有する場合である。 前述したように、高解像度グラフィクス・ビデオのリフ
レッシュ・プロセスには、記憶された2つのテレビジョ
ン・フィールドが必要であり、現在表示されているフィ
ールドのうちの1つは前のグラフィクス・フレーム中に
表示されたものである。
【0058】図9の第1行は、サンプリング・プロセス
の始めから順に番号を付けた、テレビジョン・フィール
ドのタイム・シーケンスを示す。A(WR)行は、メモ
リ・フィールドAがサンプリングしたデータを記憶する
時点を示し、入力フィールド1、4、7等に対応する。 A(RD)行は、フィールドAが表示装置の出力にデー
タを供給する時点を示す。その次の4行は、フレーム・
バッファ12のメモリ・フィールドBおよびCの入出力
シーケンスを示す。「高解像度フレーム」の行は、メモ
リ・フィールドA、B、Cから読み取られ、組み合わさ
れて高解像度カラー・モニタ22によって表示される高
解像度フレームを形成する、テレビジョン・フィールド
対のシーケンスを示す。たとえば、最初の2つのテレビ
ジョン・フィールド1および2は、メモリ・フィールド
AおよびBから読み取られ、高解像度カラー・モニタ2
2上に表示される最初の高解像度フレーム画像を提供す
る。次の2つのテレビジョン・フィールド2および3は
、メモリ・フィールドBおよびCから読み取られ、スク
リーン上で組み合わされて第2の高解像度フレームにな
り、以下同様である。高解像度垂直同期パルスHRVS
とテレビジョン垂直同期パルスTVVSも示されている
。テレビジョン垂直フィールド期間が、高解像度フレー
ム期間よりもΔ(デルタ)だけ短いことがわかる。さら
に、サンプリング期間A(WR)およびB(WR)が、
それぞれ2つのTVVSパルスの間に位置し、読取り期
間A(RD)およびB(RD)が、それぞれ2つのHR
VSパルスの間に位置することがわかる。
【0059】本発明の1様態によれば、フレーム・バッ
ファ12のメモリ・フィールドを読み取るシーケンスは
、HRVSとTVVSの間の位相差(デルタ)の関数で
ある。話を簡単にするために、このサンプリング・プロ
セスは、信号HRVSとTVVSの間の位相差デルタが
実質的に0の時に始まるものとする。デルタは徐々に増
加し、その後再び実質的に0の値まで低下する。
【0060】したがって、図9によれば、テレビジョン
・フィールド読取りシーケンスは、(1,2)、(2,
3)(3,4)、(4,5)であり、この間は次に表示
されるフィールドを現表示フィールドとして再使用し、
その後に(6、7)の対が続いている。読取りシーケン
スを変更する時点は、デルタ、すなわちTVVSとHR
VSの間の時間差の測定値に基づいて決定される。後で
示すように、デルタの値がテレビジョン・フィールド期
間に大体等しくなった時、メモリ・フィールド読取りシ
ーケンスが変更される。
【0061】図9からわかるように、メモリ・フィール
ドのサンプリング・プロセスは、通常は以前にサンプリ
ングして記憶したフィールドのうちの1つを、そのフィ
ールドが完全にスクリーンに読み取られないうちに、新
しいフィールドで上書きする。Δ(デルタ)の値が大体
テレビジョン・フィールド期間に達した時(Δ5)、両
方の新しいフィールドが、フレーム・バッファ12から
読み取られる。これは、時間上の「ジャンプ」をもたら
し、テレビジョン・フィールドがメモリ・フィールドに
記憶され終わるまでに、以前に記憶されたテレビジョン
・フィールド・データが完全に読み出されることを保証
する。デルタを測定する回路は、デルタの値が臨界にな
った時、INC信号を供給する。このINC信号は、フ
レーム・バッファ読取り(またはビデオ・リフレッシュ
)アドレスの順序に割り込んで、フレーム・バッファ1
2のビデオ・リフレッシュ・アドレス・カウンタを増分
させる。図9からわかるように、デルタは、INC信号
を発生するまで(Δ4)、徐々に増加する。その後、1
つの新しいフィールドと1つの「古い」フィールド(5
と6)の代わりに、2つの新しいフィールド(6と7)
が、フレーム・バッファ12から表示出力に読み出され
る。デルタの値は増加し続けるが(Δ5)、最終的には
大体0まで低下し(Δ6)、その後再び増加を始める(
Δ7、Δ8...)。デルタが再び臨界値に達した時、
次のINC信号が発生し、フィールド対(11、12)
の代わりに(12、13)を表示させる。
【0062】関連するフレーム・バッファ12のフィー
ルドA、BまたはCが、次の入力テレビジョン・フィー
ルドを記憶するのに必要なので、テレビジョン・フィー
ルドのうちの1つが完全に読み取ることができないと決
定される時点まで、上述の表示プロセスが繰り返される
。したがって、図9の例によれば、テレビジョン・フィ
ールド4および5を読み取って表示した後に、両方とも
新しいフィールド6および7を読み取って表示し、その
後フィールド7と8、8と9、9と10、10と11を
読み取って表示し、最後にやはり両方とも新しいフィー
ルド12および13を読み取って表示する。
【0063】フレーム・バッファ・コントローラ18は
、高解像度グラフィクス垂直同期パルスHRVSとテレ
ビジョン垂直同期パルスTVVSの間のデルタ(Δ)を
決定することによって、フィールド記憶域読取りプロセ
スのフィールド順序の変更を実施する。このデルタ(Δ
)は、テレビジョン・フレームとグラフィクス・フレー
ムの最小のオーバラップ時間以下になった時、次のこと
を示す。すなわち、テレビジョン・フィールド読取りシ
ーケンスが、2つの新しいフィールドを得るように変更
されていない場合、現表示フィールドが、次の高解像度
グラフィクス・フレーム表示期間中に再び表示されるな
らば、そのグラフィクス・フレーム表示期間の終了する
前に新しい入力テレビジョン・フィールドを記憶するた
めに、現表示フィールドが必要である。関連するフィー
ルドがこの期間中に再使用されるならば、望ましくない
フリッカその他の表示異常が発生するはずである。
【0064】グラフィクス・フレーム期間がテレビジョ
ン・フィールド期間よりも短い場合は、同じ基本手順を
使用するが、2つの新フィールドを表示する代わりに、
2つの前に表示されたフィールドが表示される。たとえ
ば、テレビジョン表示シーケンスは、フィールド1と2
、2と3、3と4、3と4、6と7である。その結果、
テレビジョン・フィールドの1つ(5)がスキップされ
る。この手法は、フリッカのアーティファクトを引き起
こす恐れがある。しかし、テレビジョン・フィールド期
間とグラフィクス・フレーム期間の間の差が十分に小さ
く、たとえば1%である場合には、100フレーム中の
約1フレームがスキップされるに過ぎない。その結果、
フリッカの視覚的な影響は微小になる。
【0065】前述の説明に戻ると、番号1、2、3、4
、5...n..の画像フィールドに関して、本発明の
システムは、1と2、2と3、3と4、4と5、...
(n−1)とn、nと(n+1)で与えられる所定のシ
ーケンスに従って、1回に2つづつ画像フィールドを読
み取る。画像フレームが、画像フィールドよりも長い持
続時間を有するように選択された場合には、本発明は、
画像フレームの持続時間と画像フィールドの持続時間の
関係を検出し、画像フィールドが(n−2)と(n−1
)、(n−1)とn、(n+1)と(n+2)で与えら
れるシーケンスで表示されるように所定の表示シーケン
スを変更する。画像フレームが、画像フィールドよりも
短い持続時間を有するように選択された場合には、本発
明は、画像フィールドが(n−2)と(n−1)、(n
−2)と(n−1)、(n+1)と(n+2)で与えら
れるシーケンスで表示されるように、所定のシーケンス
を変更する。
【0066】一方が偶、他方が奇の2つのフィールドが
、フレーム・バッファ12の出力で利用可能であること
に留意されたい。すなわち、利用可能なフィールドが常
に2つあって、「スプリット」アーティファクトなしに
インタレース式テレビジョン・フレームが高解像度の非
インタレース式モニタ上に表示できるようになる。
【0067】デルタ(Δ)の計算を、図10のタイミン
グ図でさらに詳しく示す。時間間隔RD1、RD2等は
、フレーム・バッファ12からの読取りの期間に対応し
、時間間隔WD1、WD2等は、フレーム・バッファ1
2への書込みの期間に対応する。時間間隔RD1の間に
読取りプロセスが完了し、その後に、フレーム・バッフ
ァ12の対応する記憶位置が、時間間隔WR1の間に新
しいテレビジョン・フィールドによって更新される。 時間間隔RD2は、同一のメモリ・フィールドの読取り
と書込みを「安全」に行える最後の時間間隔である。と
いうのは、この読取りが、書込みの終了と同時に完了す
るからである。これに対応して、HRVSパルス2の後
にINC信号を発行して、HRVSパルス3と4の間の
高解像度期間用のビデオ・リフレッシュ・アドレスが増
分されるようにする必要がある。デルタ(Δ)の値、す
なわちTVVSの発生とHRVSの発生の間の時間は、
デルタ  +  THR  ≧  2TTVである時、
警告信号を供給する。ただし、THRは高解像度フレー
ム期間であり、TTVはテレビジョン・フィールド期間
である。
【0068】安全マージンを提供するために、最も遅い
テレビジョン・フィールド周波数が61Hzであり、高
解像度フレーム周波数が59Hzであると仮定する。こ
のとき、   TTV  =  1/61  =  16393ナ
ノ秒であり、   THR  =  1/59  =  16949ナ
ノ秒であるので、   デルタ  =  2TTV  −  THR  =
  15387ナノ秒である。
【0069】デルタを測定するには、TVHS期間を利
用するのが便利である。NTSCのTVHS期間は、 
   TTV/262.5  =  16393/26
2.5  =  62.5ナノ秒に等しい。ただし、2
62.5は、1フィールド内のテレビジョン走査線の数
である。したがって、TVVSとHRVSの間のTVH
Sパルスの数が、(デルタ/62.5)  =  24
6よりも大きくなった場合、INC信号を発生する必要
があることを示す。
【0070】INC信号を発生した後にも、デルタは増
加を続けるが、デルタが246より小さくならないうち
は、INC信号は発生されない。
【0071】次にフレーム・バッファ12へのアクセス
を提供し、前述の問題を解決するための適当なデータ・
フローを提供するための制御回路について詳細に説明す
る。
【0072】シリアライザ24とフレーム・バッファ1
2の接続を、図11に詳細に示す。シリアライザ24は
、基本的に並列ロード能力を有するシフト・レジスタで
ある、同一の3つの構成要素SER0、SER1および
SER2を含む。これらのシフト・レジスタは、ビデオ
・クロックVCLKをシフト・クロックとして使用する
。このシフト・レジスタは、カウンタCNT24aの出
力が活動状態である間に、フレーム・バッファ12から
ロードされる。カウンタCNT24aは、VCLKを3
分し、シリアライザSER0〜SER2の内部のレジス
タをロードするための1VCLK期間と、そのデータを
レジスタからシフトアウトするための2VCLK期間を
もたらす。レジスタ間にあるマルチプレクサが、対応す
るレジスタの入力を、ロード中はフレーム・バッファの
シリアル・データ出力SOに切り替え、シフト中は前の
レジスタの出力に切り替える。カウンタCNT24aの
出力は、フレーム・バッファ12の2次ポートからデー
タをシフトアウトするためのシリアル・クロックSCL
Kとしても使用される。
【0073】フレーム・バッファ・コントローラ18を
図12に示す。フレーム・バッファ・コントローラ18
は、テレビジョン(TV)アドレス発生回路50、ビデ
オ・リフレッシュ・アドレス発生回路51、デルタ発生
回路52、状態マシン53、フレーム・バッファ・アド
レス・マルチプレクサ54、および行アドレス・ストロ
ーブ・マルチプレクサ55、56、57を含む。
【0074】TVアドレス発生回路50は、フレーム・
バッファ書込みアドレスWRAをフレーム・バッファ・
アドレス・マルチプレクサ54に供給し、テレビジョン
・データのフレーム・バッファ12へのサンプリング(
記憶)中にフレーム・バッファ書込み制御用の行アドレ
ス・ストローブWRAS0、WRAS1、WRAS2を
発生する。図7および図8に関連して前述したように、
書込みアドレスのシーケンスは、偶フィールドと奇フィ
ールドのどちらをサンプリングするかによって変わり、
6フィールドを書き込んだ後にこのシーケンスが繰り返
される。さらに、各テレビジョン走査線は、RASスト
ローブの制御下でメモリ装置の1つの行に記憶される。 TVアドレス発生回路50は、TVデコーダ16または
SYNCセレクタ18aからTVVS信号とTVHS信
号を受け入れ、フレーム・バッファ12のメモリ装置の
どの行にサンプリングされたTVデータを記憶しなけれ
ばならないかに応じて、状態マシン53の発生する信号
RASを、3つの出力WRAS0、WRAS1、WRA
S2のうちの1つに切り替える。
【0075】デルタ発生回路52は、TVVSとHRV
Sの間の時間をテレビジョン水平同期信号TVHSの1
期間分の精度で測定することによって、INC信号を発
生する。デルタ発生回路52はまた、タイミングを制御
するのにHRHSを使用する。デルタ発生回路52のI
NC出力はまた、デルタの値がサンプリング・プロセス
を開始するのに十分なだけ小さいかどうかの指示として
、状態マシン53にも入力される。
【0076】状態マシンは、ホスト・プロセッサからサ
ンプリング・イネーブル・コマンドSAMPLEENを
受け取る。SAMPLEEN信号が活動状態である時、
状態マシン53は、読取りサイクルまたは書込みサイク
ルに必要なRASタイミングを発生する。このRAS信
号は、TVアドレス発生回路50内およびビデオ・リフ
レッシュ・アドレス発生回路51内のカウンタを正しく
セットするために、各SAMPLEEN信号の後に発行
される。TVVSは、状態マシン53をイネーブルして
、テレビジョン・フレームの先頭からサンプリングが開
始できるようにする。信号R/Wの極性は、読取りサイ
クルと書込みサイクルのどちらが実行中であるかを示す
。書込みサイクルは、各TVHS信号の後に始まり、活
動テレビジョン走査線の間継続する。読取りサイクルは
、HRHS信号に対応する。サンプリングされたテレビ
ジョン・データをフレーム・バッファ12の1次ポート
に書き込むプロセスは、サンプリングされた1本のテレ
ビジョン走査線をフレーム・バッファ2次ポートに転送
させるために、少しの時間HRHSに割込む。前記の走
査線は、SCLKによって、フレーム・バッファからシ
リアライザ24にシフトアウトされる。
【0077】ビデオ・リフレッシュ・アドレス発生回路
51は、状態マシン53によってリセットされた後、フ
レーム・バッファ12の読取りアドレスRRA0、RR
A1、RRA2のシーケンスをフレーム・バッファ・ア
ドレス・マルチプレクサ54に供給する。ビデオ・リフ
レッシュ・アドレス発生回路51はまた、フレーム・バ
ッファ12のビデオ・リフレッシュ期間の間活動状態で
ある3つの行アドレス・ストローブRRAS0、RRA
S1およびRRAS2をも発生する。状態マシン53か
らのRAS信号は、ビデオ・リフレッシュ・アドレス発
生回路51が、ストローブRRA0〜RRA2を発生す
るのを助ける。さらに、ビデオ・リフレッシュ・アドレ
ス発生回路51は、走査制御装置26にSCANCNT
R信号を発行し、補間回路26aに補間動作制御信号I
OPを発行する。この最後の2つの信号の機能について
は、後で説明する。
【0078】行アドレス・ストローブ・マルチプレクサ
55、56、57は、読取りサイクル中にはTVアドレ
ス発生回路50からの行アドレス・ストローブをフレー
ム・バッファ12に到達させ、書込みサイクル中にはビ
デオ・リフレッシュ・アドレス発生回路51からの行ア
ドレス・ストローブをフレーム・バッファ12に到達さ
せる。これらのマルチプレクサは、状態マシン53から
のR/W信号によって制御される。
【0079】フレーム・バッファ・アドレス・マルチプ
レクサ54は、フレーム・バッファ12のアドレス・バ
スFBADを、書込みサイクル中にはTVアドレス発生
回路50からのバスWRAに接続し、読取りサイクル中
にはビデオ・リフレッシュ・アドレス発生回路51から
のバスRRA0〜RRA2に接続する。フレーム・バッ
ファ・アドレス・マルチプレクサ54は、状態マシン5
3からのR/W信号によって制御される。この信号は、
たとえば、読取りサイクル中はローであり、それ以外は
ハイである。読取りサイクルの間、信号RRAS0、R
RAS1、RRAS2が、それぞれ読取りアドレスRR
A0、RRA1、RRA2を、フレーム・バッファ・ア
ドレス・マルチプレクサ54の出力に切り替えることに
留意されたい。したがって、書込みサイクルの間には、
フレーム・バッファ12の全メモリ装置が、アドレスW
RAによって共通にアドレスされるが、RAS0、RA
S1、RAS2の制御下で書込みのためイネーブルされ
るメモリ行は、ただ1つである。読取りサイクルの間に
は、3つの異なるアドレスRRA0、RRA1、RRA
2が、フレーム・バッファのアドレス・バスに印加され
、これらのアドレスは、RRAS0〜RRAS2によっ
て時間多重化される。したがって、メモリ装置の各行が
、それ自体の関連するアドレスを受け入れ、その後、3
本の異なる走査線がメモリ装置の2次ポートにロードさ
れる。これらの走査線は、その後、並列にSCLKと同
期して読み取られる。
【0080】議論を簡単にするために、メモリ装置の列
アドレス制御には触れないことに留意されたい。メモリ
装置の動作のこの様態は、従来通りであり、特定のVR
AM装置の仕様に従って行われる。
【0081】デルタ発生回路52は、図13のブロック
図と図14のタイミング図に示されている。カウンタC
NTは、TVVSによってリセットされ、TVHSをク
ロックとして使用する。HRVSパルスで、カウンタC
NTの出力がレジスタR1にロードされる。したがって
、レジスタR1に記憶された値は、テレビジョン走査線
期間内に示されるデルタの値を表す。この数は255未
満であるから、CNTとR1のためには8ビットの解像
度で十分である。
【0082】ホスト・コンピュータが、システム・セッ
トアップの間に、デルタの臨界値をレジスタR2に記憶
する。前述したように、NTSCの場合、このデルタの
臨界値は246に等しい。比較器CMPが、R1とR2
の出力を比較して、ゲートAND1およびAND2の制
御を行う。さらに、ゲートAND1およびAND2の他
の入力は、XORの出力に接続されており、このXOR
は、図14のタイミング図に従って、各HRVSの間に
長さHRHSのパルスを供給する。
【0083】R1<R2の場合、XORの出力は、AN
D2を通過して、フリップフロップFF4をリセットす
る。R1>R2の場合は、AND1の出力がFF3を“
1”にセットして、INCパルスを開始する。次に、入
力HRHSがフリップフロップFF4をセットし、フリ
ップフロップFF4がAND2をオフに切り替える。 次のHRHSは、FF3をリセットし、したがってIN
Cを終了させる。その間、FF4のQ出力がORゲート
を介してD入力にフィードバックされるので、FF4は
セットされたままである。その結果、デルタの値がレジ
スタR2に記憶された値よりも大きくなった時に、IN
Cを一回発生し、デルタ発生回路52は、R1に記憶さ
れたデータがR2に記憶されたデータよりも小さくなっ
た後にのみ、再びINCを発生できる状態になる。
【0084】TVアドレス発生回路50は、2つの主要
ブロックからなっている。図15に示す第1ブロックは
、ストローブWRAS0〜WRAS2を発生する。図1
6に示す第2ブロックは、アドレスWRAを発生する。
【0085】図15のフリップフロップ(F/F)66
、67、68は、TVVSパルスによって、偶フィール
ドの始めにはそれぞれ1、0、0の状態にセットされ、
奇フィールドの始めにはそれぞれ0、0、1の状態にセ
ットされる。TVHSパルスは、新しいテレビジョン走
査線ごとに、フリップフロップ66、67、68内のデ
ータをシフトする。状態マシン53は、サンプリングが
イネーブルされた後に、RASストローブ信号をゲート
69に印加する。
【0086】偶フィールドの間、最初にサンプリングさ
れたテレビジョン走査線は、RAS信号から形成された
WRAS0信号を伴う。その後、SAMPLEENが活
動状態になった後の最初のTVHSパルスで、フリップ
フロップ66、67、68内のデータが状態010にシ
フトされ、RASストローブからWRAS1が形成され
る。次のTVHSパルスで、フリップフロップ・データ
が状態001にシフトされ、これによってRASからW
RAS2が発生される。フリップフロップ68の出力が
フリップフロップ66の入力に接続されているので、第
4の走査線がサンプリングされている間に、データ・パ
ターン100がもう一度繰り返される。その結果、偶フ
ィールドの間に、最初にサンプリングされた走査線がメ
モリ装置の第1行に記憶され、次の走査線は第2行に記
憶され、以下、図8および図9の記載に従う。
【0087】奇フィールドの間は、最初にサンプリング
されたテレビジョン走査線はWRAS2信号を伴い、第
2の走査線はWRAS0、第3の走査線はWRAS1を
伴う。したがって、最初の走査線はメモリ装置の第3行
に記憶され、第2の走査線は第1行に、第3の走査線は
第2行に記憶される。
【0088】偶フィールド・セレクタ60は、TVVS
パルスとTHVSパルスの間の位相差を調べる。偶フィ
ールドの場合、位相差は0であり、偶フィールド・セレ
クタ60の出力はハイである。奇フィールドの開始時に
は、位相差がテレビジョン走査線期間の半分に等しく、
偶フィールド・セレクタ60の出力が0に切り替わる。 したがって、偶フィールドの間は、状態マシン53から
のRES信号がフリップフロップ63をリセットし、フ
リップフロップ63の出力は、TVVSがゲート65の
出力に現れてフリップフロップ66をセットし、フリッ
プフロップ68をリセットすることを許す。フリップフ
ロップ67は、TVVSが来れば必ずリセットされる。 奇フィールドの間は、フリップフロップ63がセットさ
れ、ゲート64の出力が、フリップフロップ68をセッ
トし、フリップフロップ66を0にリセットする。
【0089】図16の書込みアドレス発生回路は、デー
タ・バスDBに入力が接続された3個のデータ・レジス
タ70、71、72を含む。ホスト・コンピュータは、
システム・セットアップの間に、これら3つのレジスタ
に、値0、85、170を書き込む。カウンタ76の状
態に応じて、マルチプレクサ73は、レジスタ70、7
1、72のうちの1つをカウンタ74の入力に接続する
。カウンタ74には、TVVSパルスによってマルチプ
レクサ73の出力がロードされ、奇フィールドの間は信
号WRAS1により、偶フィールドの間は信号WRAS
2によって増分される。カウンタ74のカウント制御は
、論理回路75によって図示の方式で行われる。カウン
タ76は、TVVS信号によってクロックされ、テレビ
ジョン垂直同期周波数を3分する。ゲート群77は、R
ESパルスがカウンタ76をセットするかリセットする
かを制御する。カウンタ76は、サンプリング・プロセ
スが偶フィールドから始まる場合にはリセットされ、奇
フィールドから始まる場合にはセットされる。その結果
、サンプリング・プロセスは、最初にサンプリングする
フィールドが偶フィールドである場合にはアドレス0か
ら始まり、最初にサンプリングするフィールドが奇フィ
ールドである場合には85に等しいアドレスから始まる
【0090】ゲート78の出力は、フリップフロップ7
9をもセットし、これによってゲート78をディスエー
ブルして、このサンプリングの間にカウンタ76のセッ
トとリセットが1回だけ行われることを保証する。フリ
ップフロップ79は、SAMPLEEN信号が非活動状
態の間にリセットされる。
【0091】図16の回路によれば、最初にサンプリン
グされるTVフィールドが偶フィールドである場合には
、サンプリング・プロセスの始めに、カウンタ76が、
カウンタ74にアドレス0をロードさせる。図15の部
分からWRAS0、WRAS1、WRAS2が発生され
た後に、カウンタ74が増分されて、フレーム・バッフ
ァ12に、次の3本のテレビジョン走査線用のアドレス
1を供給する。次のフィールド(この例では奇フィール
ド)の最初の走査線のサンプリングの間に、カウンタ7
6が増分されて、レジスタ71に記憶された値85が、
カウンタ74にロードできるようになる。そこで、WR
AS2が、サンプリングされたデータをフレーム・バッ
ファ12のメモリ装置の第3行の行アドレス85にロー
ドする。次の2本の走査線も、WRAS0信号によって
第1メモリ行MM00〜MM02の、またWRAS2信
号によって第2メモリ行MM10〜MM12の、行アド
レス85にサンプリングされる。WRAS1信号は、カ
ウンタ74をアドレス86に増分し、この奇フィールド
が完全にサンプリングされるまで、この処理が、同様に
して繰り返される。次のフィールド(偶フィールド)が
サンプリングされる時、カウンタ76が再び増分されて
、レジスタ72に記憶された数170をカウンタにロー
ドさせる。その結果、書込みアドレスのシーケンスは、
図8に示したシーケンスに対応する。
【0092】ビデオ・リフレッシュ・アドレス発生回路
51を図17に示す。読取りサイクルの間、状態マシン
53がRAS信号を供給する。このRAS信号は、フリ
ップフロップ81および82によって遅延されて、図1
8のタイミング図に示す3つの行アドレス・ストローブ
RRAS0、RRAS1、RRAS2を供給する。図1
2に示すように、フレーム・バッファ12の読取り(ビ
デオ・リフレッシュ)動作の間、各ストローブは、それ
ぞれ関連する行アドレス・ストローブ・マルチプレクサ
55、56または57を介して、フレーム・バッファ1
2のメモリ装置に接続され、各RRAS信号の立下りで
、対応するアドレスRRA0、RRA1またはRRA2
がイネーブルされて、フレーム・バッファ・アドレス・
マルチプレクサ54を介してフレーム・バッファ12に
送られる。その結果、個々のメモリ行が、それぞれビデ
オ・リフレッシュ・アドレスを受け取る。
【0093】ビデオ・リフレッシュ・アドレスは、3つ
のRAMメモリ装置RAM0  83、RAM1  8
4、RAM2  85によって発生される。RAM0 
 83は、メモリ・チップの上側の行のアドレス・シー
ケンスを供給し、RAM184は中央の行、RAM2 
 85は下側の行のアドレスを供給する。RAM83〜
85は、その上位ビットがカウンタCNT1  88か
ら供給される、共通アドレス・バスを有する。CNT1
  88は、サンプリングの始めにRES信号によって
0にリセットされた後にカウントを開始し、その後、6
を法とするカウントを行う。RAM83〜85のアドレ
スの下位ビットは、カウンタCNT2  87から供給
される高解像度表示走査線番号に対応する。CNT2 
 87は、HRVS信号によってリセットされ、その後
、HRHS信号をクロックとして用いて、高解像度走査
線の数をカウントする。
【0094】図1の場合、すなわちフレーム・バッファ
12の出力側にTVデコーダがない場合に、RAM83
〜85に記憶されるアドレスのシーケンスを図21に示
す。図21は、書込みアドレスの分配を示す図8と関連
させると最もよく理解できる。図8に従って、フィール
ド0と1がサンプリング済みであり、フィールド2が現
在サンプリング中であると仮定する。フィールド0と1
は、フレーム・バッファ12から読み取られると、この
2フィールドの組合せである非インタレース式フレーム
を形成する。奇フィールドが最後にサンプリングされた
フィールドであり、したがって、これが補間方式におい
て現フィールドと見なされることに留意されたい。すな
わち、奇走査線がスクリーン上に表示される時は、この
走査線は、フレームバッファ12から補間回路26aの
入力に直接与えられ、偶走査線が表示される時は、この
走査線は、その上下の2本の奇走査線と共にフレーム・
バッファ12から読み取られる。その結果、この3本の
走査線が全て、補間回路26aの入力に提示される。補
間回路26aは、そのうちの2個が「現」奇走査線に属
し、1個が「前の」偶走査線に属する(図25の1、3
と2に相当)、3個の隣接して垂直に位置する画素(図
25のBに相当)を比較する。この比較の結果に基づい
て、補間回路26aは、前画素と3つの画素全部の平均
値のどちらをスクリーンに送るかを決定する。別の実施
例では、画素値の他の任意の組合せが使用できることに
留意されたい。すなわち、平均値の代わりに、2つの現
画素の補間値をスクリーンに送ることができる。いずれ
の場合も、補間には3本の走査線が必要である。補間回
路26aに、その走査線を出力に渡すよう、あるいはそ
れを補間するよう指令するために、SCANRAM86
を使用する。SCANRAM86は、「補間動作」ビッ
トIOPを供給する。IOPが0に等しい場合は補間を
行わず、IOPが1に等しい場合は補間を行う。
【0095】図21の第1欄は、表示する走査線の番号
を示している。走査線1を表示する場合は、フィールド
・バッファB3のアドレス85からこの走査線を読み取
る。走査線2を表示する場合は、フレーム・バッファ1
2の、メモリ・フィールドB3の記憶位置85、メモリ
・フィールドA2の記憶位置0およびメモリ・フィール
ドB1の記憶位置85から、3本の走査線を読み取る。 IOPフィールドは、画素値を補間するか、それともこ
れらを直接表示スクリーンに送るかを補間回路26aに
指示する。このアドレスのシーケンスは、図7の情報か
ら容易に計算される。次に、フィールド1と2が、フレ
ーム・バッファ12から読み取られる。このアドレス・
シーケンスは、図7のフィールド1と2の書込みアドレ
スから導き出すことができる。同様にして、フィールド
対として可能な全ての組合せに対する他のアドレス・シ
ーケンスを導き出す。フレーム・バッファ12からフィ
ールド対(0、1)、(1、2)、(2、3)、(3、
4)、(4、5)および(5、6)を読み取るための、
6つの異なるシーケンスがある。フィールド(6、7)
は、フィールド(0、1)と同じ方式で読み取られ、フ
ィールド(7、8)は、フィールド(1、2)と同様に
して読み取られ、以下同様である。図17のCNT1 
 88は、次に読み取るフィールド対を選択するための
値を供給する。
【0096】フィールド対1と2を読み取った後にIN
C信号が発生される場合、ビデオ・リフレッシュ・アド
レス発生回路51は、フィールド対2と3の読取りをス
キップして、その代わりにフィールド対3と4を読み取
るように動作する。したがって、INC信号は、CNT
1  88を増分させて、次のアドレス・シーケンスで
、フィールド対(2、3)の代わりに(3、4)を読み
取らせる。
【0097】補間回路26aの入力に与えられる走査線
の順序が首尾一貫していなければならないことが理解で
きよう。たとえば、連続する3本の走査線1、2、3は
、「上」、「中」、「下」の走査線であると見なせる。 したがって、すべての「上」走査線は、補間回路26a
の同じ入力に印加されなければならない。すなわち、補
間回路26aが3本の入力バスを有する場合には、ある
バスが必ず「上」走査線を受け取り、別のバスが必ず「
中」走査線を受け取り、もう1本の入力バスが必ず「下
」走査線を受け取らなければならない。しかし、補間回
路26aの入力バスが、シリアライザ24のシリアル出
力に直接接続され、このシリアライザ24が、フレーム
・バッファ12のメモリ装置の上、中、下の行のシリア
ル出力に接続されている場合には、シリアライザ24の
入力に現れる走査線の順序は、図21の「走査線の順序
」の欄に示した形に変わる。
【0098】本発明の1様態によれば、走査線の順序が
、図19に示す走査制御装置26によって補正される。 シリアライザ24(図11)からのシリアル・ビデオ・
データ・バスSD0、SD1、SD2は、図17のSC
ANRAM86の出力からの6ビットの入力SCANC
NTRによって制御される、3個のマルチプレクサMU
X0  90、MUX1  91、MUX2  92に
結合されている。SCANRAM86が出力するSCA
NCNTRコードも図21に示されている。SCANC
NTRのコードを使用して、MUX0  90の上走査
線(TL)出力が補間回路26aに上走査線を供給し、
MUX1  91の中走査線(ML)出力が常に中走査
線を供給し、MUX2  92の下走査線(BL)出力
が常に下走査線を供給する。
【0099】図2の場合、すなわちTVデコーダ16が
走査制御装置26の後にある場合は、別の走査線シーケ
ンス・コードが、図17のRAM83〜85にロードさ
れる。TVデコーダ16は、輝度信号と色信号(Y、C
)を復元するために、同一のフィールドから3本の走査
線を受け取ることが好ましい。図22に示す表は、この
プロセスを示すものである。この表は、いくつかの点で
図21の表に類似しており、走査線2を表示するために
、走査線0、2、4がフレーム・バッファから読み取ら
れることを示している。フィールド・バッファ、行アド
レスおよび走査線順序の必要なシーケンスも、図22に
示されている。
【0100】図3の場合、すなわち補間回路26aとT
Vデコーダ16の両方を備える場合には、補間回路26
aはやはり2つのフィールドから3本の走査線を受け取
るが、TVデコーダ16がやはり同じフィールドから3
本つの走査線を受け取り、合計4本の走査線が受け取ら
れる。フレーム・バッファ12からは3本しか走査線が
読み取られないのに、3本より多い走査線を並列に供給
するために、TVデコーダ16が走査線群をデコードし
た後に、ライン・メモリ34を使用して、必要な走査線
を補間回路26aに供給する。
【0101】図20は、ライン・メモリ34を詳細に示
す図である。ライン・メモリ34は、それぞれ1本のT
V走査線を記憶する、3個のライン・メモリ(LM1 
 34a、LM2  34b、LM3  34c)から
なっている。TVデコーダ16からのデータは、3個の
ライン・メモリを介して順次シフトされる。ライン・メ
モリの出力は、図23の表に示すように、必要なテレビ
ジョン走査線のシーケンスを補間回路26aに供給する
。走査線1、3、5が、フレーム・バッファ12からT
Vデコーダ16に読み取られ、TVデコーダ16は、走
査線3を抽出して、ライン・メモリLM3  34cに
送る。次に、走査線2、4、6がフレーム・バッファ1
2から読み取られ、走査線4がTVデコーダ16によっ
てデコードされ、LM3  34cに記憶され、その間
に走査線3がLM2  34bにシフトされる。次のサ
イクルで、走査線3、5、7がフレーム・バッファ12
から読み取られ、走査線5がTVデコーダ16によって
デコードされ、LM3  34cに記憶され、その間に
走査線4がLM2  34bにシフトされ、走査線3が
LM1  34aにシフトされる。したがって、LM3
、LM2、LM1の出力は、補間回路26aに正しい走
査線シーケンスを供給する。
【0102】
【発明の効果】本発明によって、画像品質の改善、モー
ション適応式インタレース解除及び同期化の問題を克服
し、インタレース式画像信号を非インタレース式表示ス
クリーン上に表示できる方法と装置が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム・バッファの前で直列な位置にあるテ
レビジョン・デコーダと、フレーム・バッファの後の位
置にある補間回路を有する、本発明の1実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】フレーム・バッファの後で直列な位置にあるテ
レビジョン・デコーダを有する、本発明のもう1つの実
施例を示すブロック図である。
【図3】フレーム・バッファの後で直列な位置にあるテ
レビジョン・デコーダと補間回路を有する、本発明のも
う1つの実施例を示すブロック図である。
【図4】好ましい3×3メモリ・ブロック構成のフレー
ム・バッファを示す図である。
【図5】フレーム・バッファのメモリ・ブロックの1実
施例をより詳細に示す図である。
【図6】フレーム・バッファのメモリ・ブロックのもう
1つの実施例をより詳細に示す図である。
【図7】フレーム・バッファのビデオ走査線記憶の好ま
しい順序を示す図である。
【図8】図7の記憶順序をより詳細に示す図である。
【図9】連続して表示される複数の高解像度フレームに
対する本発明の表示システムの動作を示す、タイミング
図である。
【図10】増分(INC)信号と、高解像度垂直同期信
号及びテレビジョン垂直同期信号の関係を詳細に示す、
タイミング図である。
【図11】図1、図2および図3のシリアライザ・ブロ
ックを詳細に示すブロック図である。
【図12】図1、図2および図3のフレーム・バッファ
制御ブロックを詳細に示すブロック図である。
【図13】図12のデルタ・タイミング発生ブロックを
詳細に示すブロック図である。
【図14】図13のデルタ・タイミング発生ブロックの
動作を示すタイミング図である。
【図15】図12のテレビジョン・アドレス発生ブロッ
クの1部分を詳細に示すブロック図である。
【図16】図12のテレビジョン・アドレス発生ブロッ
クのもう1つの部分を詳細に示すブロック図である。
【図17】図12のビデオ・リフレッシュ・アドレス発
生ブロックを詳細に示すブロック図である。
【図18】図17のビデオ・リフレッシュ・アドレス発
生ブロックの動作を示すタイミング図である。
【図19】図1、図2および図3の走査制御ブロックを
詳細に示すブロック図である。
【図20】図3のライン・メモリの構成を詳細に示すブ
ロック図である。
【図21】本発明の第1の実施例の場合の、表示のため
のフレーム・バッファからの走査線シーケンス読取り動
作の様々な態様を示す表である。
【図22】本発明の第2の実施例の場合の、表示のため
のフレーム・バッファからの走査線シーケンス読取り動
作の様々な態様を示す表である。
【図23】本発明の第3の実施例の場合の、表示のため
のフレーム・バッファからの走査線シーケンス読取り動
作の様々な態様を示す表である。
【図24】連続する3本の走査線から選択された、隣接
する画像画素群に作用する、従来方式のデジタル・フィ
ルタリング方式またはデコード方式を示す図である。
【図25】モーション適応式インタレース解除技法を示
す図である。
【図26】従来技術のシステムで水平方向に移動してい
る垂直の直線状の物体を表示する際の、インタレース解
除の影響を示す図である。
【図27】従来技術のシステムで水平方向に移動してい
る垂直の直線状の物体を表示する際の、分割画面を伴う
インタレース解除の影響を示す図である。
【符号の説明】
12    フレーム・バッファ 14    アナログ/デジタル・コンバータ(ADC
)16    テレビジョン(TV)デコーダ18  
  フレーム・バッファ・コントローラ18a  SY
NCセレクタ(同期選択回路)20    コントロー
ラ 22    高解像度カラー・モニタ 24    シリアライザ 24a  カウンタCNT 26    走査制御装置 26a  補間回路 28    カラー・マトリクス 32    デジタル/アナログ・コンバータ(DAC
)34    ライン・メモリ 50    テレビジョン(TV)・アドレス発生回路
51    ビデオ・リフレッシュ・アドレス発生回路
52    デルタ発生回路 53    状態マシン 54    フレーム・バッファ・アドレス・マルチプ
レクサ 55    行アドレス・ストローブ・マルチプレクサ
56    行アドレス・ストローブ・マルチプレクサ
57    行アドレス・ストローブ・マルチプレクサ
60    偶フィールド・セレクタ

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順次供給される複数の画像フィールドから
    なるインタレース式画像を表す信号を非インタレース式
    画像表示手段に結合して、1表示フレームの間に表示す
    るための装置であって、デジタル形式で前記画像フィー
    ルドを供給する手段と、入力が前記供給手段に結合され
    、出力が前記画像表示手段に結合された、少なくとも3
    つの前記画像フィールドを記憶するのに十分な数の記憶
    位置を備えたバッファ・メモリと、前記画像表示手段で
    表示するため、前記バッファ・メモリ手段から以前に記
    憶された2つの前記画像フィールドを読み出すとともに
    、前記画像フィールド供給手段から現在供給中の1つの
    画像フィールドを前記バッファ・メモリ手段に書き込む
    手段とを備える画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記バッファ・メモリ手段が、それぞれが
    3つの画像フィールドのうちの1つの一部分を記憶する
    、複数のメモリ・ブロックとして構成されることを特徴
    とする、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記バッファ・メモリ手段が、それぞれが
    3つの画像フィールドのうちの1つの一部分を記憶する
    、3×3構成の9個のメモリ・ブロックとして構成され
    、各画像フィールドが複数の画像走査線からなり、記憶
    された画像フィールドのうちの1つがインタレース式画
    像の偶数番号の走査線からなり、記憶された画像フィー
    ルドのうちの1つがインタレース式画像の奇数番号の走
    査線からなることを特徴とする、請求項1に記載の画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】1、2、3、4、5...n..の番号を
    付けた連続して供給される画像フィールドに関して、前
    記読出し手段が、1と2、2と3、3と4、4と5、.
    ..(n−1)とn、nと(n+1)で与えられる所定
    の順序に従って、1回に2つの画像フィールドを読み出
    すことを特徴とする、請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記の各画像フィールドがそれに関連する
    第1の持続時間を有し、前記表示フレームがそれに関連
    する第2の持続時間を有し、前記読出し手段が、前記第
    1持続時間と前記第2持続時間の差に応答して周期的に
    所定の順序を変更することを特徴とする、請求項4に記
    載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記第1持続時間が、前記第2持続時間と
    異なり、これと同期していないことを特徴とする、請求
    項5に記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】前記表示フレームが画像フィールドの最長
    持続時間よりも長い持続時間を有し、前記所定のシーケ
    ンスが、前記画像フィールドが(n−2)と(n−1)
    、(n−1)とn、(n+1)と(n+2)で与えられ
    る順序で表示されるように変更されることを特徴とする
    、請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記表示フレームが画像フィールドの最短
    持続時間よりも短い持続時間を有し、前記所定の順序が
    、前記画像フィールドが(n−2)と(n−1)、(n
    −2)と(n−1)、(n+1)と(n+2)で与えら
    れるシーケンスで表示されるように変更されることを特
    徴とする、請求項6に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】前記画像信号が複合カラー・テレビジョン
    信号を含み、前記装置がさらに、前記デジタル信号供給
    手段と前記バッファ・メモリ手段の間に直列に結合され
    た、前記デジタル信号を輝度を表すデジタル信号と色成
    分を表すデジタル信号と、テレビジョン垂直同期信号を
    表す信号とにデコードするデコード手段を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記画像信号が複合カラー・テレビジョ
    ン信号を含み、前記装置がさらに、前記バッファ・メモ
    リ手段と前記非インタレース式表示手段の間に直列に結
    合された、前記デジタル信号を輝度を表すデジタル信号
    と色成分を表すデジタル信号とテレビジョン垂直同期信
    号を表す信号とにデコードするデコード手段を含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記画像信号が複合カラー・テレビジョ
    ン信号を含み、前記装置がさらに、前記デジタル信号供
    給手段と前記非インタレース式表示手段の間に直列に結
    合された、前記デジタル信号をデコードし、それから少
    なくとも第1垂直同期信号を抽出する手段を含み、前記
    読出し手段が、前記第1垂直同期信号と前記非インタレ
    ース式表示手段に関連する第2垂直同期信号との間の時
    間差を検出するように、前記第1垂直同期信号と前記第
    2垂直同期信号に結合されていることを特徴とする、請
    求項6に記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】次の画像フィールドを記憶するために関
    連するバッファ・メモリの記憶記憶位置が必要になる前
    に、ある画像フィールドを読み出すには時間が不足して
    いることを示す所定の時間差が、前記第1垂直同期信号
    の発生と前記第2垂直同期信号の発生との間に検出され
    た時に、前記読出し手段が前記所定の順序を変更するこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】別々に供給される複数の画像フィールド
    からなるインタレース式画像を表す画像信号を非インタ
    レース式表示手段で表示する方法であって、第1バッフ
    ァ手段に第1画像フィールドを記憶するステップと、第
    2バッファ手段に第2画像フィールドを記憶するステッ
    プと、前記第1バッファ手段と前記第2バッファ手段を
    読み取るステップと、前記第1画像フィールドと前記第
    2画像フィールドを、単一の画像フレームとして表示手
    段で表示するステップと、前記読取りステップの実行中
    に、第3バッファ手段に第3画像フィールドを記憶する
    ステップとを含む画像表示方法。
  14. 【請求項14】1、2、3、4、5...n..の番号
    を付けた画像フィールドに関して、前記読取りステップ
    が、1と2、2と3、3と4、4と5、...(n−1
    )とn、nと(n+1)で与えられる所定の順序に従っ
    て、1回に2つの画像フィールドを読み取ることを特徴
    とする、請求項13に記載の画像表示方法。
  15. 【請求項15】前記の各画像フィールドがそれに関連す
    る第1持続時間を有し、前記画像フレームがそれに関連
    する第2持続時間を有し、前記読取りステップが、前記
    第1持続時間と前記第2持続時間の間の時間的関係を決
    定するステップと、所定の時間的関係との比較に応答し
    て、前記所定の順序を変更するステップとを含むことを
    特徴とする、請求項14に記載の画像表示方法。
  16. 【請求項16】前記第1持続時間が、前記第2持続時間
    と異なり、それと同期していないことを特徴とする、請
    求項15に記載の画像表示方法。
  17. 【請求項17】前記画像フレームが画像フィールドの最
    長持続時間よりも長い持続時間を有し、前記変更ステッ
    プが、前記所定のシーケンスを、前記画像フィールドが
    (n−2)と(n−1)、(n−1)とn、(n+1)
    と(n+2)で与えられる順序で表示されるように変更
    することを特徴とする、請求項16に記載の画像表示方
    法。
  18. 【請求項18】前記画像フレームが画像フィールドの最
    短持続時間よりも短い持続時間を有し、前記変更ステッ
    プが、前記所定の順序を、前記画像フィールドが(n−
    2)と(n−1)、(n−2)と(n−1)、(n+1
    )と(n+2)で与えられるシーケンスで表示されるよ
    うに変更することを特徴とする、請求項16に記載の画
    像表示方法。
  19. 【請求項19】前記画像信号が複合テレビジョン信号か
    らなり、前記記憶ステップが、前記複合テレビジョン信
    号を輝度を表すデジタル信号と色成分を表すデジタル信
    号とテレビジョン垂直同期信号を表す信号とにデコード
    する初期ステップを含むことを特徴とする、請求項13
    に記載の画像表示方法。
  20. 【請求項20】前記画像信号が複合テレビジョン信号か
    らなり、前記表示のステップが、前記複合テレビジョン
    信号を輝度を表すデジタル信号と色成分を表すデジタル
    信号とテレビジョン垂直同期信号を表す信号とにデコー
    ドする初期ステップを含むことを特徴とする、請求項1
    3に記載の画像表示方法。
  21. 【請求項21】前記時間的関係決定ステップが、前記イ
    ンタレース式画像信号に関連する第1垂直同期信号の発
    生と、前記表示手段に関連する第2垂直同期信号の発生
    との間の時間差を検出するステップを含むことを特徴と
    する、請求項16に記載の画像表示方法。
  22. 【請求項22】前記第1垂直同期信号の発生と前記第2
    垂直同期信号の発生との間に所定の時間差が検出された
    場合に、前記変更ステップが前記所定の順序を変更する
    ことを特徴とする、請求項21に記載の画像表示方法。
  23. 【請求項23】前記表示ステップを実行する前に、記憶
    された画像フィールドを処理するステップを含む、請求
    項13に記載の画像表示方法。
  24. 【請求項24】前記処理ステップが、画像の1奇フィー
    ルドと1偶フィールドとに関連する、垂直に配置された
    3個の画素を処理することを特徴とする、請求項23に
    記載の画像表示方法。
  25. 【請求項25】前記処理ステップが、単一の表示画素の
    値を導出するために、少なくとも2個の垂直に配置され
    た画素を補間することを特徴とする、請求項24に記載
    の画像表示方法。
  26. 【請求項26】前記処理ステップが、単一の表示画素の
    値を導出するために、少なくとも3個の垂直に配置され
    た画素の平均値を決定することを特徴とする、請求項2
    4に記載の画像表示方法。
  27. 【請求項27】偶数番号のフィールド走査線からなる第
    1画像フィールドと奇数番号のフィールド走査線からな
    る第2画像フィールドとからなるインタレース式テレビ
    ジョン・ビデオ画像を表す画像信号を、非インタレース
    式高解像度画像表示手段に結合して、高解像度表示フレ
    ームの間に表示するための装置であって、前記第1画像
    フィールドと前記第2画像フィールドをデジタル形式で
    供給する手段と、前記供給手段に入力が結合され、前記
    高解像度画像表示手段に出力が結合された、少なくとも
    3つの画像フィールドを記憶するのに十分な数の記憶位
    置を備え、それぞれが前記3つの画像フィールドのうち
    の1つの一部分を記憶する、n×m構成のメモリ・ブロ
    ックとして構成されている、フレーム・バッファ・メモ
    リ手段と、前記画像表示手段で表示するため前記フレー
    ム・バッファ・メモリ手段から前に記憶された前記2つ
    の画像フィールドを読み出すとともに、前記画像フィー
    ルド供給手段から現在供給中の1つの画像フィールドを
    前記バッファ・メモリ手段に書き込む手段とを備えるテ
    レビジョン画像表示装置。
  28. 【請求項28】1、2、3、4、5...n..の番号
    を付けた連続して供給される画像フィールドに関して、
    前記読出し手段が、1と2、2と3、3と4、4と5、
    ...(n−1)とn、nと(n+1)で与えられる所
    定の順序に従って、1回に2つの画像フィールドを読み
    出すことを特徴とする、請求項27に記載のテレビジョ
    ン画像表示装置。
  29. 【請求項29】さらに、前記読出し手段に前記所定の順
    序を周期的に変更させるように前記読出手段に出力が結
    合された、高解像度フレーム期間とテレビジョン・フィ
    ールド期間との間の位相差を決定する手段を備えること
    を特徴とする、請求項28に記載のテレビジョン画像表
    示装置。
  30. 【請求項30】前記高解像度フレーム期間がテレビジョ
    ン・フィールド期間の最長持続時間よりも長い持続時間
    を有し、前記所定の順序が、前記画像フィールドが(n
    −2)と(n−1)、(n−1)とn、(n+1)と(
    n+2)で与えられる順序で表示されるように変更され
    ることを特徴とする、請求項29に記載のテレビジョン
    画像表示装置。
  31. 【請求項31】前記高解像度フレーム期間がテレビジョ
    ン・フィールド期間の最短持続時間よりも短い持続時間
    を有し、前記所定の順序が、前記画像フィールドが(n
    −2)と(n−1)、(n−2)と(n−1)、(n+
    1)と(n+2)で与えられる順序で表示されるように
    変更されることを特徴とする、請求項29に記載のテレ
    ビジョン画像表示装置。
  32. 【請求項32】前記テレビジョン・ビデオ信号が複合カ
    ラー・テレビジョン信号であり、前記装置がさらに、前
    記デジタル信号供給手段と前記フレーム・バッファ・メ
    モリ手段の間に直列に結合された、前記デジタル信号を
    輝度を表すデジタル信号と色成分を表すデジタル信号と
    テレビジョン垂直同期信号を表す信号とにデコードする
    デコード手段を含むことを特徴とする、請求項27に記
    載のテレビジョン画像表示装置。
  33. 【請求項33】前記テレビジョン・ビデオ信号が複合カ
    ラー・テレビジョン信号を含み、前記装置がさらに、前
    記フレーム・バッファ・メモリ手段と前記非インタレー
    ス式表示手段の間に直列に結合された、前記デジタル信
    号を輝度を表すデジタル信号と色成分を表すデジタル信
    号とテレビジョン垂直同期信号を表す信号とにデコード
    するデコード手段を含むことを特徴とする、請求項27
    に記載のテレビジョン画像表示装置。
  34. 【請求項34】さらに、前記フレーム・バッファ・メモ
    リ手段と前記高解像度表示手段の間に直列に結合された
    、垂直に配置された複数のテレビジョン画像画素を受け
    取り、そこから1つの高解像度画像画素を発生するため
    の手段を含む、請求項27に記載のテレビジョン画像表
    示装置。
  35. 【請求項35】さらに、前記受取り・発生手段の入力に
    直列に結合された、複数のテレビジョン走査線バッファ
    手段を備える、装置請求項34に記載のテレビジョン画
    像表示装置。
  36. 【請求項36】さらに、前記装置をホスト・データ処理
    システムに結合する手段を備える、請求項27に記載の
    テレビジョン画像表示装置。
  37. 【請求項37】高解像度表示フレーム期間をTHR、テ
    レビジョン・フィールド期間をTTVとして、前記所定
    の位相差が、式 (位相差)  +  THR  ≧  2TTVに関係
    することを特徴とする、請求項29に記載のテレビジョ
    ン画像表示装置。
  38. 【請求項38】mが3に等しいことを特徴とする、請求
    項27に記載のテレビジョン画像表示装置。
  39. 【請求項39】さらに、前記複数のテレビジョン走査線
    バッファ手段に結合された、前記走査線バッファ手段の
    内容を前記受取り・発生手段に提示する順序を変更する
    ための手段を備える、請求項35に記載のテレビジョン
    画像表示装置。
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