JPH04233396A - 直列制御装置 - Google Patents

直列制御装置

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JPH04233396A
JPH04233396A JP40852890A JP40852890A JPH04233396A JP H04233396 A JPH04233396 A JP H04233396A JP 40852890 A JP40852890 A JP 40852890A JP 40852890 A JP40852890 A JP 40852890A JP H04233396 A JPH04233396 A JP H04233396A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメインコントローラ及
び複数ノードを直列に接続し、各ノードにはそれぞれ少
なくとも複数のアクチュエータ類を接続した直列制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス、工作機械、建設機械、船舶、航
空機、無人搬送装置、無人倉庫等を集中管理する場合、
装置各部の状態を検出する多数のセンサおよび装置各部
の状態を制御する多数のアクチュエータが必要となる。 このセンサおよびアクチュエータの数は例えばプレスを
考えた場合3000以上にも及び、他の装置においては
更に多数となるものもある。
【0003】この種の装置を集中管理する集中管理シス
テムとして、図4に示すような直列制御装置が本出願人
により既に出願されている。この直列制御装置の主な特
徴は、ノードを直列に接続する構成をとりながらも各ノ
ードにアドレスを割当てるという発想を捨て、各ノード
をその接続の順番によって識別するようにし、これによ
ってアドレス処理を不要にするとともにアドレス処理に
伴う時間遅れを解消し、更にはノードの構成を大幅に簡
略化できるようにした点である。
【0004】図4の直列制御装置において、センサ群1
−1,1−2,…1−Nは機械の各部に配設され、機械
の各部の状態を検出するものである。アクチュエータ群
2−1,2−2,…2−Nは機械の各部に配設され、機
械の各部を駆動するものである。これらセンサ群1−N
およびアクチュエータ群2−Nはそれぞれノード10−
N(N=1〜N)に接続されており、これらノード10
−1〜10−Nはメインコントローラ100を含んでル
ープ状に直列接続されている。メインコントローラ10
0は主に接続された複数のノード10−1〜10−Nと
のデータ授受制御を行うものである。ホストコントロー
ラ200は、このシステムが搭載される機械(プレスな
ど)を統括的に制御するものであり、メインコントロー
ラ100の上位コントローラとなっている。
【0005】図5は、ノードの数Nを5とした場合の当
該システムで用いられるデータ信号のフレーム構成を示
すもので、このデータフレーム信号はメインコントロー
ラ100から送出され、ノード10−1、10−2、…
…10−Nを経由した後、メインコントローラ100に
戻される。なお、図5(a)はメインコントローラ10
0から出力された直後のデータフレーム信号を、同図(
b)、(c)、(d)、(e)はノード10−1、10
−2、10−3、10−4から出力されるデータフレー
ム信号を、同図(f)はノード10−5から出力される
信号(N=5の場合はメインコントローラ100へ帰還
入力される信号)をそれぞれ示している。  図5のフ
レーム構成における各信号の内容は以下のとおりである
【0006】STI;入力データ(センサデータ)DI
の先頭位置を示す第1のスタートコードDI  ;入力
データ(センサデータ)DIq ;第q番目のノードに
接続されたセンサからの入力データSTO;出力データ
(アクチュエータ駆動データ)の先頭位置を示す第2の
スタートコードDO  ;出力データ(アクチュエータ
駆動データ)DOq ;第q番目のノードに接続された
アクチュエータへの出力データSP  ;データ列の終
端位置を示すストップコードDL;出力データDOの長
さを示すデータCRC;CRCチェックのためのCRC
コードERR;エラーの有無、エラー内容およびエラー
位置を示すコード、図4に示した各ノード10−1〜1
0−Nでは、図5(b)〜(f)に示すように、スター
トコードSTIとスタートコードSTOの間に当該ノー
ドに接続されたセンサ1の検出データDIq を付加す
るとともに、スタートコードSTOの後から当該ノード
に接続されたアクチュエータ2への出力データDOq 
を抜き取るよう動作する。したがって、このシステムで
は、メインコントローラ100からノード10−1に対
して図5(a)に示すようなアクチュエータ制御データ
DOを含むデータフレ−ム信号を送出すれば、このデー
タフレーム信号がノード10−1→ノード10−2→ノ
ード10−3→ノード10−4→10−5へと順次伝播
されることにより上記データフレ−ム信号中のアクチュ
エータ制御データDOが該当するノードへ割り振られる
とともに、各ノードで得たセンサ群の検出データが同デ
ータフレ−ム信号中へ取り込まれる。この結果、上記デ
ータフレ−ム信号がメインコントローラ100へ帰還さ
れたときには、図5(f)に示すように、アクチュエー
タ制御データDOは全てなくなり、センサ群の検出デー
タが同フレーム信号中に含まれることになる。
【0007】またこのシステムでは、各ノード間の信号
線や接続コネクタなどの断線が発生したときは、この断
線は断線位置の直後のノードで検出されるようになって
いる。すなわち、前記データフレーム信号は所定のサン
プリング周期Tsでメインコントローラから送出される
ようになっており、各ノードではこのデータフレーム信
号が所定の断線検出時間Td(例えばTd=n×Ts、
n=2〜5)以上の間受信されないときにこれを断線と
して検出するようになっている。断線を検出したノード
では、図6に示すような断線フレーム信号を送出する。 この断線フレーム信号は、断線発生を示す断線コードB
RKと断線発生位置を識別するための断線番号部分で構
成されており、断線を検出したノードでは上記断線フレ
ーム信号中の断線番号部分を例えば番号1(00000
…001、2進コード)に初期設定して送出する。各ノ
ードではこの断線フレーム信号を受信すると断線フレー
ム信号中の断線番号部分を+1して次段のノードに送出
するようになっており、メインコントローラ100では
受信された断線フレーム信号中の断線番号部分を判定す
ることで断線発生位置を検出することができる。すなわ
ち、断線フレーム信号中の断線番号部分は断線を検出し
たノードの後段のノード以降で順次+1されるので、メ
インコントローラにおいてこの断線番号部分を逆算する
ことで断線発生位置を検出することができる。
【0008】ところでかかるシステムにおいて、メイン
コントローラ100は、あるノードからの断線フレーム
信号を受信すると、断線番号部分を判定して断線位置を
確認した後、再びメインコントローラ100から断線フ
レーム信号を繰り返し送出することで、断線発生位置を
再確認するとともに、断線が検出されたノード以降のノ
ードのみならず断線が検出されたノードより手前のノー
ドのアクチュエータを強制オフすることでより安全性を
向上させるようにしている。すなわち、各ノードには断
線フレーム信号を受信したときまたは自ノードで断線発
生を検出したとき、当該ノードに接続されたアクチュエ
ータを強制オフする機能が備えられているので、断線を
検出したノードから送出された断線フレーム信号によっ
て断線を検出したノードより後段のノードのアクチュエ
ータは強制オフされるが、このままでは断線を検出した
ノードより前段のノードのアクチュエータはオフされて
いないので、メインコントローラ100から再度断線フ
レーム信号を送出することで、断線が検出されたノード
より前段のノードに接続されたアクチュエータも強制オ
フするとともに断線発生位置を再確認するようにしてい
るのである。
【0009】ところが、かかるシステムにおいて、ノー
ド間の信号線が切れかかっていたり、信号線とノードを
結合するコネクタが外れかかっているなどの不完全断線
が発生したときには、この不完全断線が不完全断線位置
の直後のノードで検出されて断線フレーム信号がメイン
コントローラ100に受信される場合があるが、この後
メインコントローラ100から送出される断線フレーム
信号がこの不完全断線発生位置で必ずしも途切れるとは
限らず、該不完全断線発生位置を断線フレーム信号が通
過してしまう場合もある。この様な場合は、メインコン
トローラ100から送出した断線フレーム信号中の断線
番号部分が全てのノードで+1されてメインコントロー
ラ100に入力されてしまうため、このときの断線番号
部分によって判定した断線位置(断線が発生していない
として判定される)と最初ノードから入力された断線フ
レーム信号の断線番号部分で判定した断線位置(実際の
不完全断線位置が判定される)とが異なることになり、
メインコントローラ100において断線発生位置を明確
に特定できなくなり、原因究明に多大な労力及び時間を
要することになる。
【0010】またこのシステムでは、上記断線フレーム
信号は、メインコントローラ100内で上記断線発生と
は異なる他の各種異常が検出された際にも、メインコン
トローラ100からノードに送出されるようになってお
り、これによりメインコントローラ100やホストコン
トローラ200に関する異常が発生したときにシステム
の全アクチュエータを強制オフしてシステムの安全性を
向上させるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようにこの直列制
御装置によれば、メインコントローラ100は、断線発
生を検出したときとメインコントローラ100やホスト
コントローラ200に関する異常が発生したときに断線
フレーム信号をノードに送出してシステムの全アクチュ
エータを強制オフするようにしている。
【0012】ところが、かかるシステムにおいては、従
来、メインコントローラ100は断線によるエラーとメ
インコントローラ100やホストコントローラ200に
関するエラーとを区別して断線フレーム信号を送出して
いなかったので、前述した不完全断線が発生したときの
ような事態、すなわちノードからの断線フレーム信号の
入力によりメインコントローラは断線フレーム信号を送
信したがこの断線フレーム信号が不完全断線箇所を通過
してそのまま(断線番号部分は全ノードで+1されてい
る)メインコントローラで受信されてメインコントロー
ラでは断線が発生していないと判定されるような事態が
発生したときには、メインコントローラでは、メインコ
ントローラ100やホストコントローラ200に関する
異常も発生していなくかつ断線も発生していないのに、
メインコントローラが断線フレーム信号を発生している
かのようにオペレータに判定されることになり、原因究
明に多大な労力及び時間を要していた。
【0013】また、図4のシステムによれば、各ノード
はメインコントローラ100からデータフレーム信号が
伝播される順番にノード識別番号が割り付けられること
になる。このためこのシステムによれば、ノードが新た
に追加あるいは削除された場合には、各ノードに付され
ていたノード番号が最初に付されていた番号と変わって
しまうので、メインコントローラ100及びホストコン
トローラ200によって上記ノード番号を再割り付けす
る作業を行っている。このノード番号の割り付け作業の
ときには、なにも措置を講じないと、メインコントロー
ラ100からでたらめなデータフレーム信号が各ノード
に送出されて各ノードのアクチュエータがでたらめな動
作をする可能性があるので、従来はメインコントローラ
100の出力信号線を外したり、あるいは各ノードの電
源を切るなどの面倒な作業を行うようにしていた。
【0014】この発明はこの様な事情に鑑みてなされた
もので、ノード間の断線によるエラーかメインコントロ
ーラに関するエラーかを明確に識別できるようにした直
列制御装置を提供することを目的とする。
【0015】またこの発明では、ノード番号の割り付け
作業のときに簡単にアクチュエータを強制オフすること
ができる直列制御装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1発明では、1乃至複
数のアクチュエータを接続したノードを直列接続し、該
複数のノードをメインコントローラを含んで閉ループ状
に接続し、前記メインコントローラは前記アクチュエー
タへの出力データを含むデータフレーム信号を所定の送
出周期で送出することで前記各ノードのアクチュエータ
へデータを付与すると共に、当該メインコントローラ内
で異常が検出されたときまたはノードから断線発生を示
す断線発生信号が入力されたとき前記全ノードのアクチ
ュエータを強制オフする所定の強制オフフレーム信号を
送出するようにした直列制御装置において、ノードから
入力された前記断線発生信号によるエラーおよび当該メ
インコントローラ内で異常検出によるエラーのいずれに
よって前記強制オフフレーム信号が送出されたかを識別
する識別手段を前記メインコントローラ内に設けるよう
にする。
【0017】また第2発明では、1乃至複数のアクチュ
エータを接続したノードを直列接続し、該複数のノード
をメインコントローラを含んで閉ループ状に接続し、前
記メインコントローラから前記アクチュエータへの出力
データを含むデータフレーム信号を所定の送出周期で送
出することで前記各ノードのアクチュエータへデータを
付与するようにした直列制御装置において、ノードの割
り付けアドレスの変更をメインコントローラで行ってい
る際には、前記全ノードのアクチュエータを強制オフす
る所定の強制オフフレーム信号を周期的に送出するよう
にする。
【0018】
【作用】かかる第1発明によれば、前記識別手段によっ
てノードから入力された前記断線発生信号によるエラー
および当該メインコントローラ内で異常検出によるエラ
ーのいずれによって前記強制オフフレーム信号が送出さ
れたかが識別される。
【0019】第2発明では、ノードの割り付けアドレス
の変更をメインコントローラで行っている際には、所定
の強制オフフレーム信号を送出することで、全ノードの
アクチュエータを強制オフするようにする。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0021】図1は、この発明の第1実施例を示すもの
で、メインコントローラ100内の要部構成を概略的に
示すものである。
【0022】断線検出回路20は、図6に示した断線フ
レーム信号を受信して断線コードBRKを検出するとと
もに断線番号の判別により受信した断線フレーム信号が
ノードから送信された断線フレーム信号と判定されたと
きに、断線検出信号BRK(図2(e)参照)を出力す
る。
【0023】エラー検出回路30は、メインコントロー
ラ100およびホストコントローラ200などに関する
エラーを検出するもので、この場合は以下の2つのエラ
ーを検出するようにしている。
【0024】(1)ER1;ホストコントローラ200
の異常やホストコントローラ200とメインコントロー
ラ100間の信号線の断線などにより例えばクロック信
号等、正常ならばメインコントローラ100がホストコ
ントローラ200から受信すべき信号が受信されなくな
ったとき、これを異常として検出する。
【0025】(2)ER2;ウォッチドッグの監視によ
りメインコントローラ100内のCPUの暴走を検出し
、異常発生とする。
【0026】ノード割り付けモードスイッチ40は、前
述したノードの追加あるいは削除の際のノード番号の再
割り付けが行われる際にオペレータによって投入される
ものであり、スイッチ投入の際はCGN信号が出力され
る。
【0027】オアゲート41は、断線検出信号BRK、
エラー検出回路30の出力ER1、ER2およびノード
割り付けモードスイッチ40の出力CGNのオアをとり
、その出力をオアゲート42に出力する。オアゲート4
2はD型フリップフロップ43の出力BSENDとオア
ゲート41の出力のオアをとり、これをフリップフロッ
プ43のD端子に入力する。フリップフロップ43のク
ロック端子CKにはさきの図5に示したデータフレーム
信号および図6に示した断線フレーム信号の送出周期に
同期したSEND信号(図2(a)参照)が入力されて
おり、前記データフレーム信号および断線フレーム信号
のいずれを送出するかを示すBSEND信号(図2(d
)参照)をゲート44〜46からなるセレクタ回路に出
力する。通常データフレーム送出回路50は、図5に示
した通常のデータフレーム信号を形成しこれを送出する
。断線フレーム送出回路55は図6に示した断線フレー
ム信号を形成しこれを送出する。ゲート44〜46から
なるセレクタ回路は、オアゲート41の出力がHになる
と、すなわち断線検出回路20で断線が検出されるかエ
ラー検出回路30でエラーが検出されるかあるいはノー
ド割り付けモードスイッチ40が投入されたときには断
線フレーム送出回路55から出力される断線フレーム信
号を選択し、これ以外のときには通常データフレーム送
出回路50から出力される通常データフレーム信号を選
択するものであり、その選択出力SD(図2(g)参照
)は送信回路60を介してノードに送信される。なお、
断線フレーム信号が送出されたときは、前述したように
全ノードのアクチュエータが強制的にオフされる。
【0028】一方、ゲート71、72およびD型フリッ
プフロップ73からなる構成は、断線検出回路20から
出力される断線検出信号BRKがHで前記BSEND信
号がLのときを検出しこの検出出力を記憶保持するもの
である。すなわち、メインコントローラ100が断線フ
レーム信号を送出していないのに断線検出信号BRKが
入力されたとき、これを記憶保持するものである。すな
わち、フリップフロップ73の出力LBRK(図2(f
)参照)は断線検出信号BRKがHでBSEND信号が
Lになるとシステムクロック信号SCKの立ち上がりで
Hに立ち上がり、これ以降フリップフロップ73をリセ
ットするまでこのH状態を保持する。したがって、フリ
ップフロップ73の出力LBRKはノードにより断線が
1回でも検出されるとHに立ち上がり、以後この状態を
保持している。
【0029】したがって、このフリップフロップ73の
出力LBRKを例えば適宜の表示装置に出力し、ノード
で断線が少なくとも1回検出された旨を表示するように
すれば、オペレータは断線フレームが送出されている原
因がノード間の断線(不完全断線も含む)によるものか
あるいはメインコントローラ100でのかの異常検出に
よるものかを一目瞭然に知ることができる。
【0030】図2は、前述した不完全断線を原因として
、断線検出信号BRKが時刻t0 に立ち上がってメイ
ンコントローラ100からは断線フレーム信号が送出さ
れたものの、この断線フレーム信号が不完全断線箇所を
通過してそのまま(断線番号部分は全ノードで+1され
ている)メインコントローラ100で受信されて断線検
出回路20で断線が発生していないと判定されることで
断線検出信号BRKが時刻t1 に立ち下がった状況を
示すものであるが、この場合前記フリップフロップ73
の出力LBRKは断線検出時刻t0 に立ち上がって以
後この状態を保持しているので、オペレータはこの信号
を根拠に不完全断線が発生していることを知ることがで
きるようになる。
【0031】また図1の構成では、ノード割り付けモー
ドスイッチ40が投入されたときには、断線フレーム信
号が自動的に送出されて全ノードのアクチュエータが自
動的に強制オフされるようになるので、オペレータはケ
ーブルを外したりノードの電源を切るといった面倒な作
業を行なう必要がなくなる。
【0032】なお、上記実施例では、断線フレーム信号
を送出することで全ノードのアクチュエータを強制オフ
するようにしたが、この断線フレーム信号の代わりに図
3に示すような強制オフフレーム信号を用いるようにし
てもよい。
【0033】この図3に示す強制オフデータフレーム信
号は、図5に示した通常データフレーム信号中のアクチ
ュエータ2−1〜2−Nへの出力データDOを全て「0
」にしたものである。なお、この強制オフデータフレー
ム信号中の出力データDOの長さmは、全ノードに接続
された全アクチュエータ数が不明のときは、予想される
全アクチュエータ数より多い値とする。
【0034】また実施例では、断線検出信号を保持する
ことで断線エラーか他のエラーかを区別するようにした
が、前述したように不完全断線の場合は、ノードから送
られてきた断線フレーム信号によって判定した断線位置
とメインコントローラ100が断線フレーム信号を送出
した後受信された断線フレーム信号によって判定した断
線位置が異なることがあるので、最初受信した断線フレ
ーム信号中の断線番号部分を記憶保持するレジスタを別
個に用意し、このレジスタの内容とその後メインコント
ローラ100が断線フレーム信号を送出した後受信され
た断線フレーム信号中の断線番号部分とを比較し、この
比較結果による不一致発生によって不完全断線によるエ
ラーと他のエラーとを区別するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ノードから入力された前記断線発生信号によるエラーお
よび当該メインコントローラ内で異常検出によるエラー
のいずれによって前記強制オフフレーム信号が送出され
たかがメインコントローラで識別されるので、ノード間
の信号線が切れかかったりコネクタが外れかかるなどの
不完全断線が発生したときでも、メインコントローラで
この不完全断線発生を他のエラーと区別して容易に認知
することができる。またこの発明では、ノードの割り付
けアドレスの変更をメインコントローラで行っている際
には、所定の強制オフフレーム信号を送出することで全
ノードのアクチュエータを強制オフするようにするよう
にしたので、上記ノード割り付けアドレスの変更作業の
際オペレータはケーブルを外したりノードの電源を切る
といった面倒な作業を行なう必要がなくなり、上記作業
を能率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】実施例の作用を説明するタイムチャート。
【図3】強制オフフレーム信号の一例を示す図。
【図4】この発明を適用する直列制御装置の全体構成を
示すブロック図。
【図5】データフレーム信号の伝播態様を示す図。
【図6】断線フレーム信号を示す図。
【符号の説明】
1…センサ群 2…アクチュエータ群 10…ノード 20…断線検出回路 30…エラー検出回路 50…通常データフレーム送出回路 55…断線フレーム送出回路 100…メインコントローラ 200…ホストコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1乃至複数のアクチュエータを接続したノ
    ードを直列接続し、該複数のノードをメインコントロー
    ラを含んで閉ループ状に接続し、前記メインコントロー
    ラは前記アクチュエータへの出力データを含むデータフ
    レーム信号を所定の送出周期で送出することで前記各ノ
    ードのアクチュエータへデータを付与すると共に、当該
    メインコントローラ内で異常が検出されたときまたはノ
    ードから断線発生を示す断線発生信号が入力されたとき
    前記全ノードのアクチュエータを強制オフする所定の強
    制オフフレーム信号を送出するようにした直列制御装置
    において、前記メインコントローラ内に、ノードから入
    力された前記断線発生信号によるエラーおよび当該メイ
    ンコントローラ内で異常検出によるエラーのいずれによ
    って前記強制オフフレーム信号が送出されたかを識別す
    る識別手段を設けるようにしたことを特徴とする直列制
    御装置。
  2. 【請求項2】1乃至複数のアクチュエータを接続したノ
    ードを直列接続し、該複数のノードをメインコントロー
    ラを含んで閉ループ状に接続し、前記メインコントロー
    ラから前記アクチュエータへの出力データを含むデータ
    フレーム信号を所定の送出周期で送出することで前記各
    ノードのアクチュエータへデータを付与するようにした
    直列制御装置において、ノードの割り付けアドレスの変
    更をメインコントローラで行っている際には、前記全ノ
    ードのアクチュエータを強制オフする所定の強制オフフ
    レーム信号を周期的に送出するようにした事を特徴とす
    る直列制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02150139A (ja) * 1988-12-01 1990-06-08 Komatsu Ltd 直列制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02150139A (ja) * 1988-12-01 1990-06-08 Komatsu Ltd 直列制御装置

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