JPH04232911A - レ−ザビ−ム検出装置 - Google Patents
レ−ザビ−ム検出装置Info
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- JPH04232911A JPH04232911A JP2416408A JP41640890A JPH04232911A JP H04232911 A JPH04232911 A JP H04232911A JP 2416408 A JP2416408 A JP 2416408A JP 41640890 A JP41640890 A JP 41640890A JP H04232911 A JPH04232911 A JP H04232911A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 39
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレ−ザビ−ム検出装置に
関し、詳しくは、ビ−ムの走査方向に近接して配設され
る2つの光センサを備えた装置に関する。本発明の装置
は、例えば、レ−ザプリンタに於いて、主走査方向の同
期信号の発生に用いられる。
関し、詳しくは、ビ−ムの走査方向に近接して配設され
る2つの光センサを備えた装置に関する。本発明の装置
は、例えば、レ−ザプリンタに於いて、主走査方向の同
期信号の発生に用いられる。
【0002】
【従来の技術】レ−ザプリンタに於いて、各走査ライン
の走査開始位置のズレを防止するために、走査開始位置
の手前の所定位置にてレ−ザビ−ムを検出し、該ビ−ム
の検出時刻(=基準時刻)から一定時間を経過した後の
時刻から、各走査ラインのデ−タの書出しを開始する制
御方式(ライン同期制御)が採用されている。
の走査開始位置のズレを防止するために、走査開始位置
の手前の所定位置にてレ−ザビ−ムを検出し、該ビ−ム
の検出時刻(=基準時刻)から一定時間を経過した後の
時刻から、各走査ラインのデ−タの書出しを開始する制
御方式(ライン同期制御)が採用されている。
【0003】上記制御方式に於いて、近年、2分割型の
光センサを備えたレ−ザビ−ム検出装置が用いられてい
る。これは、単一の光センサを用いた場合の欠点、即ち
、図4に示すように、レ−ザビ−ムの強度の変動に対応
して光センサの出力が変動すると、該出力が所定の閾値
θを越える時刻 (=上記基準時刻)が、時刻tsLo
(出力の低い場合) から時刻tsHi (出力の高
い場合) のように変動してしまうため、基準時刻を正
確に検出できないという欠点に鑑みて、用いられている
ものである。
光センサを備えたレ−ザビ−ム検出装置が用いられてい
る。これは、単一の光センサを用いた場合の欠点、即ち
、図4に示すように、レ−ザビ−ムの強度の変動に対応
して光センサの出力が変動すると、該出力が所定の閾値
θを越える時刻 (=上記基準時刻)が、時刻tsLo
(出力の低い場合) から時刻tsHi (出力の高
い場合) のように変動してしまうため、基準時刻を正
確に検出できないという欠点に鑑みて、用いられている
ものである。
【0004】なお、レ−ザビ−ムの強度は、レ−ザ出力
装置の温度の変動、或いは、レ−ザビ−ムを感光体へ導
く光学系の構成部材のむら(例えば、ポリゴンミラ−の
各反射面の反射率のむら)等により、比較的容易に変動
する。また、特に、高速のプリンタでは、レ−ザビ−ム
検出装置へ入射するビ−ムのパワ−を十分に安定させて
おくことは、困難である。このため、2分割型の光セン
サを備えたレ−ザビ−ム検出装置を用いることにより、
前述の欠点を克服しているのである。
装置の温度の変動、或いは、レ−ザビ−ムを感光体へ導
く光学系の構成部材のむら(例えば、ポリゴンミラ−の
各反射面の反射率のむら)等により、比較的容易に変動
する。また、特に、高速のプリンタでは、レ−ザビ−ム
検出装置へ入射するビ−ムのパワ−を十分に安定させて
おくことは、困難である。このため、2分割型の光セン
サを備えたレ−ザビ−ム検出装置を用いることにより、
前述の欠点を克服しているのである。
【0005】即ち、2分割型の光センサを備えた検出装
置では、レ−ザビ−ムの走査方向に近接して配置した2
つの光センサの出力の差(前段の光センサの出力から後
段の光センサの出力を減じた成分)を取り出し、その値
が“0”になる時刻(=前段の光センサの出力の立ち下
がり部と後段の光センサの出力の立ち上がり部との交叉
する時刻)が、レ−ザビ−ムの強度の変動にかかわらず
一定となるという事実に着目して、該時刻を、前記基準
時刻として採用することにより、前述の欠点を克服して
いる。
置では、レ−ザビ−ムの走査方向に近接して配置した2
つの光センサの出力の差(前段の光センサの出力から後
段の光センサの出力を減じた成分)を取り出し、その値
が“0”になる時刻(=前段の光センサの出力の立ち下
がり部と後段の光センサの出力の立ち上がり部との交叉
する時刻)が、レ−ザビ−ムの強度の変動にかかわらず
一定となるという事実に着目して、該時刻を、前記基準
時刻として採用することにより、前述の欠点を克服して
いる。
【0006】なお、上述のような2分割型の光センサを
備えたレ−ザビ−ム検出装置、若しくは、該レ−ザビ−
ム検出装置による検出方式は、例えば、特公昭61−1
3207号公報、特開昭63−216017号公報、特
開昭64−2014号公報等に開示されている。
備えたレ−ザビ−ム検出装置、若しくは、該レ−ザビ−
ム検出装置による検出方式は、例えば、特公昭61−1
3207号公報、特開昭63−216017号公報、特
開昭64−2014号公報等に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レ−ザビ−ム検出装置
から出力されるSOS(Start Of Scan)
信号は、次段の回路の動作タイミングを与える信号であ
るため、該次段の回路にて検出可能なパルス幅を有する
ものでなければならない。ここに、SOS信号とは、レ
−ザプリンタにおける主走査方向の同期信号であり、該
SOS信号が入力されると、イメ−ジコントロ−ル回路
22(図5参照)では、デ−タの書出しタイミング用の
計時が開始される。
から出力されるSOS(Start Of Scan)
信号は、次段の回路の動作タイミングを与える信号であ
るため、該次段の回路にて検出可能なパルス幅を有する
ものでなければならない。ここに、SOS信号とは、レ
−ザプリンタにおける主走査方向の同期信号であり、該
SOS信号が入力されると、イメ−ジコントロ−ル回路
22(図5参照)では、デ−タの書出しタイミング用の
計時が開始される。
【0008】上述の条件を満足するパルス幅をSOS信
号に与えるために、レ−ザビ−ム検出装置では、例えば
、光センサの受光面の走査方向での幅を十分に大きくす
るという対策が行われている。このことは、2分割型の
光センサを備えたレ−ザビ−ム検出装置でも同様である
。即ち、2分割型の光センサを備えた装置では、各光セ
ンサの受光面の走査方向での幅を、上述の如く十分に大
きく構成している。
号に与えるために、レ−ザビ−ム検出装置では、例えば
、光センサの受光面の走査方向での幅を十分に大きくす
るという対策が行われている。このことは、2分割型の
光センサを備えたレ−ザビ−ム検出装置でも同様である
。即ち、2分割型の光センサを備えた装置では、各光セ
ンサの受光面の走査方向での幅を、上述の如く十分に大
きく構成している。
【0009】しかるに、2分割型の光センサを備えた装
置では、後段の光センサの出力のみが、SOS信号のパ
ルス幅の決定に関与している。即ち、前段の光センサの
出力は、その立ち下がり部によりSOS信号の前端側時
刻の決定に関与するにとどまり、パルス幅の決定には実
質的に関与していない。したがって、前段の光センサの
幅をも、上述の如く大きく構成することは、受光面積の
無駄であり、また、検出に要する時間も無駄に長くなる
という欠点がある。本発明は、かかる事情に鑑みたもの
であり、2分割型の光センサを備えたレ−ザビ−ム検出
装置に於いて、光センサの受光面の走査方向での幅を最
小にし、且つ、検出に要する時間を最短にすることを目
的とする。
置では、後段の光センサの出力のみが、SOS信号のパ
ルス幅の決定に関与している。即ち、前段の光センサの
出力は、その立ち下がり部によりSOS信号の前端側時
刻の決定に関与するにとどまり、パルス幅の決定には実
質的に関与していない。したがって、前段の光センサの
幅をも、上述の如く大きく構成することは、受光面積の
無駄であり、また、検出に要する時間も無駄に長くなる
という欠点がある。本発明は、かかる事情に鑑みたもの
であり、2分割型の光センサを備えたレ−ザビ−ム検出
装置に於いて、光センサの受光面の走査方向での幅を最
小にし、且つ、検出に要する時間を最短にすることを目
的とする。
【0010】なお、2分割型の光センサを備えた装置に
於いて、2つの光センサの受光面の走査方向での幅を短
く構成するとともに、出力部にワンショットマルチバイ
ブレ−タを介設することにより、SOS信号のパルス幅
を、前述の条件を満足するようにした装置も提案されて
いる。しかし、これは、余分な回路構成素子を必要とす
るという欠点がある。
於いて、2つの光センサの受光面の走査方向での幅を短
く構成するとともに、出力部にワンショットマルチバイ
ブレ−タを介設することにより、SOS信号のパルス幅
を、前述の条件を満足するようにした装置も提案されて
いる。しかし、これは、余分な回路構成素子を必要とす
るという欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項に記載
の構成を備えたレ−ザビ−ム検出装置であり、前段の光
センサの受光面の走査方向での幅を、走査時に入射する
レ−ザビ−ムによって該前段のセンサから発生する出力
信号が完全に立ち上がった後直ちに立ち下がり始めるよ
うな大きさに構成するとともに、後段の光センサの受光
面の走査方向での幅を、本装置から出力されるパルス信
号が次段の回路に於いて検出可能となるような大きさに
構成することにより、2つの光センサの受光面の幅の和
を最小にした装置である。
の構成を備えたレ−ザビ−ム検出装置であり、前段の光
センサの受光面の走査方向での幅を、走査時に入射する
レ−ザビ−ムによって該前段のセンサから発生する出力
信号が完全に立ち上がった後直ちに立ち下がり始めるよ
うな大きさに構成するとともに、後段の光センサの受光
面の走査方向での幅を、本装置から出力されるパルス信
号が次段の回路に於いて検出可能となるような大きさに
構成することにより、2つの光センサの受光面の幅の和
を最小にした装置である。
【0012】
【作用】レ−ザビ−ムは、本レ−ザビ−ム検出装置の2
つの光センサの受光面を、前段の光センサ→後段の光セ
ンサの順に、略連続して走査する。該走査により、前段
の光センサは、立ち上がった後、直ちに立ち下がる波形
の信号を出力する。また、後段の光センサは、立ち上が
った後、SOS信号のパルス幅に略相当する時間、その
状態を継続し、その後、立ち下がる波形の信号を出力す
る。
つの光センサの受光面を、前段の光センサ→後段の光セ
ンサの順に、略連続して走査する。該走査により、前段
の光センサは、立ち上がった後、直ちに立ち下がる波形
の信号を出力する。また、後段の光センサは、立ち上が
った後、SOS信号のパルス幅に略相当する時間、その
状態を継続し、その後、立ち下がる波形の信号を出力す
る。
【0013】前段の光センサと後段の光センサとは近接
して配設されている。このため、前段の光センサ出力の
立ち下がり部と後段の光センサの立ち上がり部とは、或
る時刻に於いて、交叉する。該交叉時刻を前端側の時刻
とし、且つ、後段の光センサの立ち下がり部によって決
定される時刻を後端側の時刻とするパルス信号が、本レ
−ザビ−ム検出装置から出力される。ここに、『後段の
光センサの立ち下がり部によって決定される時刻』とは
、例えば、該立ち下がり部が、完全に立ち下がった時刻
である。なお、上記パルス信号は、例えば、レ−ザプリ
ンタに於いて、主走査方向の同期を与えるSOS(St
art Of Scan)信号として、利用される。
して配設されている。このため、前段の光センサ出力の
立ち下がり部と後段の光センサの立ち上がり部とは、或
る時刻に於いて、交叉する。該交叉時刻を前端側の時刻
とし、且つ、後段の光センサの立ち下がり部によって決
定される時刻を後端側の時刻とするパルス信号が、本レ
−ザビ−ム検出装置から出力される。ここに、『後段の
光センサの立ち下がり部によって決定される時刻』とは
、例えば、該立ち下がり部が、完全に立ち下がった時刻
である。なお、上記パルス信号は、例えば、レ−ザプリ
ンタに於いて、主走査方向の同期を与えるSOS(St
art Of Scan)信号として、利用される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
(1)レ−ザプリンタの構成
まず、図5に即して、実施例にかかるレ−ザビ−ム検出
装置を搭載するレ−ザプリンタの要部 (電子写真記録
に関連する部分) の概略的な構成を説明する。
装置を搭載するレ−ザプリンタの要部 (電子写真記録
に関連する部分) の概略的な構成を説明する。
【0015】図示のように、レ−ザプリンタは、レ−ザ
ダイオ−ド51と、レ−ザダイオ−ド51から出力され
るレ−ザビ−ムのビ−ム径を平行光状態のまま拡大する
ビ−ムエキスパンダ52と、ビ−ムエキスパンダ52を
通過したレ−ザビ−ムを、反射面を高速回転することに
より水平方向に掃引するようにして反射する多面体回転
鏡 (ポリゴンミラ−)53 と、ポリゴンミラ−53
により反射されるレ−ザビ−ムを感光体ドラム55上に
結像させるf・θ特性を有する結像レンズ54と、帯電
されている表面に、水平方向 (図の矢印方向) に走
査されるレ−ザビ−ムによって静電潜像を形成される感
光体ドラム55とを有する。
ダイオ−ド51と、レ−ザダイオ−ド51から出力され
るレ−ザビ−ムのビ−ム径を平行光状態のまま拡大する
ビ−ムエキスパンダ52と、ビ−ムエキスパンダ52を
通過したレ−ザビ−ムを、反射面を高速回転することに
より水平方向に掃引するようにして反射する多面体回転
鏡 (ポリゴンミラ−)53 と、ポリゴンミラ−53
により反射されるレ−ザビ−ムを感光体ドラム55上に
結像させるf・θ特性を有する結像レンズ54と、帯電
されている表面に、水平方向 (図の矢印方向) に走
査されるレ−ザビ−ムによって静電潜像を形成される感
光体ドラム55とを有する。
【0016】また、感光体ドラム55の手前の位置 (
レ−ザビ−ムが感光体ドラム55の表面を水平方向に走
査する直前の位置) には、レ−ザビ−ムの通過を検出
するための光センサ部S が配設されており、該センサ
部S の出力信号は、波形整形回路21に入力されてS
OS(Start Of Scan)信号に変換された
後、イメ−ジコントロ−ル回路22へ出力される。
レ−ザビ−ムが感光体ドラム55の表面を水平方向に走
査する直前の位置) には、レ−ザビ−ムの通過を検出
するための光センサ部S が配設されており、該センサ
部S の出力信号は、波形整形回路21に入力されてS
OS(Start Of Scan)信号に変換された
後、イメ−ジコントロ−ル回路22へ出力される。
【0017】イメ−ジコントロ−ル回路22は、ホスト
コンピュ−タ等から送信されて来るイメ−ジデ−タを、
SOS信号によって規定される所定のタイミングで、ラ
イン単位でアクティブとし、LD(レ−ザダイオ−ド)
駆動回路23へ、ラインデ−タ(LDATA) として
出力する。LD駆動回路23は、ラインデ−タ(LDA
TA) に基づいてレ−ザダイオ−ド51を駆動する。 これにより、レ−ザダイオ−ド51からの出力ビ−ムは
、ラインデ−タ(LDATA) に対応するように変調
される。
コンピュ−タ等から送信されて来るイメ−ジデ−タを、
SOS信号によって規定される所定のタイミングで、ラ
イン単位でアクティブとし、LD(レ−ザダイオ−ド)
駆動回路23へ、ラインデ−タ(LDATA) として
出力する。LD駆動回路23は、ラインデ−タ(LDA
TA) に基づいてレ−ザダイオ−ド51を駆動する。 これにより、レ−ザダイオ−ド51からの出力ビ−ムは
、ラインデ−タ(LDATA) に対応するように変調
される。
【0018】(2)レ−ザビ−ム検出装置の構成次に、
図1〜図3に即して、本レ−ザビ−ム検出装置の構成を
説明する。図1は本レ−ザビ−ム検出装置の電気的構成
を示す回路図であり、図2は該装置の光センサ部S の
受光面を示す図である。また、図3は光センサ部S か
らの出力信号及びSOS信号を示す波形図である。
図1〜図3に即して、本レ−ザビ−ム検出装置の構成を
説明する。図1は本レ−ザビ−ム検出装置の電気的構成
を示す回路図であり、図2は該装置の光センサ部S の
受光面を示す図である。また、図3は光センサ部S か
らの出力信号及びSOS信号を示す波形図である。
【0019】光センサ部S には、図2に示すように、
前段の光センサS1の受光面と後段の光センサS2の受
光面とが、レ−ザビ−ム(LB)の走査方向に近接して
一体に配設されている。ここに、前段の光センサS1の
受光面の走査方向での幅は、後段の光センサS2よりも
、小さく構成されている。
前段の光センサS1の受光面と後段の光センサS2の受
光面とが、レ−ザビ−ム(LB)の走査方向に近接して
一体に配設されている。ここに、前段の光センサS1の
受光面の走査方向での幅は、後段の光センサS2よりも
、小さく構成されている。
【0020】前段の光センサS1の受光面をレ−ザビ−
ムが照射すると、レ−ザビ−ムの光量に対応する電流が
発生する。該電流は、図1に示すように、抵抗R1を介
して電圧に変換されて、コンパレ−タC1の非反転入力
端子に入力する。なお、コンパレ−タC1の非反転入力
端子には、常時、電圧Vaが入力されており、光センサ
S1による上記入力に重畳される。また、後段の光セン
サS2の受光面をレ−ザビ−ムが照射すると、上記と同
様にしてレ−ザビ−ムの光量に対応する電流が発生し、
抵抗R2を介して電圧に変換されて、コンパレ−タC1
の反転入力端子に入力する。
ムが照射すると、レ−ザビ−ムの光量に対応する電流が
発生する。該電流は、図1に示すように、抵抗R1を介
して電圧に変換されて、コンパレ−タC1の非反転入力
端子に入力する。なお、コンパレ−タC1の非反転入力
端子には、常時、電圧Vaが入力されており、光センサ
S1による上記入力に重畳される。また、後段の光セン
サS2の受光面をレ−ザビ−ムが照射すると、上記と同
様にしてレ−ザビ−ムの光量に対応する電流が発生し、
抵抗R2を介して電圧に変換されて、コンパレ−タC1
の反転入力端子に入力する。
【0021】コンパレ−タC1の非反転入力端子に入力
する信号 (光センサS1の出力信号と電圧Vaの重畳
された信号) は、図3に於いて、S1Lo (又はS
1Hi) として示される。また、反転入力端子に入力
する信号 (光センサS2の出力信号) は、S2Lo
(又はS2Hi) として示される。なお、S1Lo
及びS2Loは、それぞれ、光センサS1,S2 を照
射するレ−ザビ−ムの光量が小さい場合の入力信号であ
り、S1Hi及びS2Hiは大きい場合の入力信号であ
る。
する信号 (光センサS1の出力信号と電圧Vaの重畳
された信号) は、図3に於いて、S1Lo (又はS
1Hi) として示される。また、反転入力端子に入力
する信号 (光センサS2の出力信号) は、S2Lo
(又はS2Hi) として示される。なお、S1Lo
及びS2Loは、それぞれ、光センサS1,S2 を照
射するレ−ザビ−ムの光量が小さい場合の入力信号であ
り、S1Hi及びS2Hiは大きい場合の入力信号であ
る。
【0022】上記信号S1Loの立ち下がり部と信号S
2Loの立ち上がり部は、時刻tsLoに於いて交叉す
る。同様に、信号S1Hiの立ち下がり部と信号S2H
iの立ち上がり部は、上記時刻tsLoと同じ時刻であ
る時刻tsHiに於いて交叉する。これにより、時刻t
sLo (=tsHi)に於いて、コンパレ−タC1の
出力は、ハイレベルからロ−レベルへ反転して、SOS
信号を出力する。即ち、時刻tsLo (=tsHi)
が、SOS信号の前端側の時刻とされる。
2Loの立ち上がり部は、時刻tsLoに於いて交叉す
る。同様に、信号S1Hiの立ち下がり部と信号S2H
iの立ち上がり部は、上記時刻tsLoと同じ時刻であ
る時刻tsHiに於いて交叉する。これにより、時刻t
sLo (=tsHi)に於いて、コンパレ−タC1の
出力は、ハイレベルからロ−レベルへ反転して、SOS
信号を出力する。即ち、時刻tsLo (=tsHi)
が、SOS信号の前端側の時刻とされる。
【0023】一方、SOS信号の後端側の時刻 (コン
パレ−タC1の出力がロ−レベルからハイレベルへ反転
する時刻) は、信号S1Lo (又はS1Hi) と
信号S2Lo (又はS2Hi) とが、再び交叉する
時刻として与えられる。該時刻は、信号S2Lo (又
はS2Hi) の立ち下がり部が、信号S1Lo (又
はS1Hi) の完全に立ち下がった状態の値よりも低
下する時刻tLo(又はtHi)である。
パレ−タC1の出力がロ−レベルからハイレベルへ反転
する時刻) は、信号S1Lo (又はS1Hi) と
信号S2Lo (又はS2Hi) とが、再び交叉する
時刻として与えられる。該時刻は、信号S2Lo (又
はS2Hi) の立ち下がり部が、信号S1Lo (又
はS1Hi) の完全に立ち下がった状態の値よりも低
下する時刻tLo(又はtHi)である。
【0024】ここに、信号S1Lo (又はS1Hi)
の完全に立ち下がった状態の値は、前記”Va”であ
る。以上より明らかなように、前記電圧Vaは、光セン
サS1,S2 の何れにもレ−ザビ−ムの照射されてい
ない状態を、前記前端側及び後端側の時刻から区別する
ために設定されている。
の完全に立ち下がった状態の値は、前記”Va”であ
る。以上より明らかなように、前記電圧Vaは、光セン
サS1,S2 の何れにもレ−ザビ−ムの照射されてい
ない状態を、前記前端側及び後端側の時刻から区別する
ために設定されている。
【0025】このように、レ−ザビ−ムが光センサS1
,S2 を走査する(図2参照)と、図3に示すタイミ
ングで、波形整形回路21から、SOS信号が出力され
る。該SOS信号には、次段の回路 (イメ−ジコント
ロ−ル回路22) にて検出可能なパルス幅が必要とさ
れる。該パルス幅は、図1〜図3の比較対照より明らか
なように、略光センサS2の走査方向での幅によって決
定される。
,S2 を走査する(図2参照)と、図3に示すタイミ
ングで、波形整形回路21から、SOS信号が出力され
る。該SOS信号には、次段の回路 (イメ−ジコント
ロ−ル回路22) にて検出可能なパルス幅が必要とさ
れる。該パルス幅は、図1〜図3の比較対照より明らか
なように、略光センサS2の走査方向での幅によって決
定される。
【0026】(3)イメ−ジコントロ−ル回路の機能次
に、図6〜図7に即して、前記イメ−ジコントロ−ル回
路の機能を、簡単に説明する。イメ−ジコントロ−ル回
路22は、図6に示すように、タイマ回路部、イメ−ジ
処理回路部、及び、ORゲ−トより構成される。
に、図6〜図7に即して、前記イメ−ジコントロ−ル回
路の機能を、簡単に説明する。イメ−ジコントロ−ル回
路22は、図6に示すように、タイマ回路部、イメ−ジ
処理回路部、及び、ORゲ−トより構成される。
【0027】タイマ回路部は、前記SOS信号の前端側
の時刻から、1ライン分の走査に要する時間が経過する
と、信号D1をアクティブとする。これにより、ORゲ
−トからは、次のSOS信号を得るべく、レ−ザを発光
させる信号(LDATA)が、該次のSOS信号の後端
側の時刻まで、出力される。
の時刻から、1ライン分の走査に要する時間が経過する
と、信号D1をアクティブとする。これにより、ORゲ
−トからは、次のSOS信号を得るべく、レ−ザを発光
させる信号(LDATA)が、該次のSOS信号の後端
側の時刻まで、出力される。
【0028】イメ−ジ処理回路部は、前記SOS信号の
前端側の時刻から所定時間τが経過すると、ホストコン
ピュ−タ等から送信されて来る1ライン分のイメ−ジデ
−タである信号D2をアクティブとする。これにより、
ORゲ−トからは、該1ライン分のイメ−ジデ−タに対
応してレ−ザを発光させる信号(LDATA)が、該1
ライン分のイメ−ジデ−タの終了まで出力される。
前端側の時刻から所定時間τが経過すると、ホストコン
ピュ−タ等から送信されて来る1ライン分のイメ−ジデ
−タである信号D2をアクティブとする。これにより、
ORゲ−トからは、該1ライン分のイメ−ジデ−タに対
応してレ−ザを発光させる信号(LDATA)が、該1
ライン分のイメ−ジデ−タの終了まで出力される。
【0029】こうして、イメ−ジコントロ−ル回路22
からは、図7の最下段に示す信号(LDATA)が出力
される。 また、これにより、LD駆動回路23は、該信号(LD
ATA)に対応するようにレ−ザビ−ムを変調して、感
光体ドラム55上に、該信号(LDATA)に対応する
静電潜像を形成させる。
からは、図7の最下段に示す信号(LDATA)が出力
される。 また、これにより、LD駆動回路23は、該信号(LD
ATA)に対応するようにレ−ザビ−ムを変調して、感
光体ドラム55上に、該信号(LDATA)に対応する
静電潜像を形成させる。
【0030】(4)光センサS1,S2 の具体的寸法
等次に、図8〜図13に即して、光センサS1,S2
の受光面の走査方向での幅、及び、光センサS1,S2
間の間隔について説明する。なお、以下の説明に於い
て、前段の光センサS1を狭センサS1、後段の光セン
サS2を広センサS2と、それぞれ称する。
等次に、図8〜図13に即して、光センサS1,S2
の受光面の走査方向での幅、及び、光センサS1,S2
間の間隔について説明する。なお、以下の説明に於い
て、前段の光センサS1を狭センサS1、後段の光セン
サS2を広センサS2と、それぞれ称する。
【0031】狭センサS1の受光面の走査方向での幅と
しては、レ−ザビ−ムの走査により該受光面を照射され
た時に、該狭センサS1の出力が完全に立ち上がり、そ
の後、立ち下がり始めるために必要な幅があれば足りる
。 これは、図8に於いて、 ”レ−ザビ−ム(LB)径+
Δt1” の幅に相当する。ここに、 ”Δt1” は
、レ−ザビ−ムの後端が受光面に完全に入った後、狭セ
ンサS1の出力が完全に立ち上がるまでの時間である。
しては、レ−ザビ−ムの走査により該受光面を照射され
た時に、該狭センサS1の出力が完全に立ち上がり、そ
の後、立ち下がり始めるために必要な幅があれば足りる
。 これは、図8に於いて、 ”レ−ザビ−ム(LB)径+
Δt1” の幅に相当する。ここに、 ”Δt1” は
、レ−ザビ−ムの後端が受光面に完全に入った後、狭セ
ンサS1の出力が完全に立ち上がるまでの時間である。
【0032】例えば、上記に於いて、
レ−ザビ−ム(LB)径=60〔μm 〕Δt1
=500 〔nsec 〕変調
周波数 =2 〔MHz 〕印字密度
=300 〔dpi 〕とすると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕であり、Δt1で進む
距離は、 0.1693×500/1000=0.0847〔mm
〕したがって、狭センサS1の幅としては、少なくとも
、60+0.0847×1000=144.7 〔μm
〕あれば足りる。
=500 〔nsec 〕変調
周波数 =2 〔MHz 〕印字密度
=300 〔dpi 〕とすると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕であり、Δt1で進む
距離は、 0.1693×500/1000=0.0847〔mm
〕したがって、狭センサS1の幅としては、少なくとも
、60+0.0847×1000=144.7 〔μm
〕あれば足りる。
【0033】狭センサS1と広センサS2の間隔X と
しては、図9のように、狭センサS1の容量が小さく、
したがって、レ−ザビ−ムの先端側の部分d1が、狭セ
ンサS1の受光面を抜け出た時点で出力が立ち下がり始
める場合には、間隔X の最小幅は任意であり、最大幅
の制約条件のみを考慮すればよい。しかし、図10のよ
うに、狭センサS1の容量が大きく、したがって、レ−
ザビ−ムが完全に狭センサS1の受光面を抜け出た後に
、出力が立ち下がり始める場合には、最小幅、及び、最
大幅の両者の制約条件を考慮しなければならない。
しては、図9のように、狭センサS1の容量が小さく、
したがって、レ−ザビ−ムの先端側の部分d1が、狭セ
ンサS1の受光面を抜け出た時点で出力が立ち下がり始
める場合には、間隔X の最小幅は任意であり、最大幅
の制約条件のみを考慮すればよい。しかし、図10のよ
うに、狭センサS1の容量が大きく、したがって、レ−
ザビ−ムが完全に狭センサS1の受光面を抜け出た後に
、出力が立ち下がり始める場合には、最小幅、及び、最
大幅の両者の制約条件を考慮しなければならない。
【0034】まず、図11及び図12に即し、間隔X
の最大幅について説明する。なお、図11は狭センサS
1の容量が小さい場合を示し、図12は狭センサS1の
容量が大きい場合を示す。狭センサS1と広センサS2
の間隔の最大値Xmaxは、狭センサS1の出力が完全
に立ち下がる時点と、広センサS2の出力が ”Va
(狭センサS1の出力が完全に立ち下がった時点のコン
パレ−タC1の非反転入力端子への入力値)”まで立ち
上がった時点とが、一致する場合として求められる。
の最大幅について説明する。なお、図11は狭センサS
1の容量が小さい場合を示し、図12は狭センサS1の
容量が大きい場合を示す。狭センサS1と広センサS2
の間隔の最大値Xmaxは、狭センサS1の出力が完全
に立ち下がる時点と、広センサS2の出力が ”Va
(狭センサS1の出力が完全に立ち下がった時点のコン
パレ−タC1の非反転入力端子への入力値)”まで立ち
上がった時点とが、一致する場合として求められる。
【0035】即ち、図11及び図12に於いて、Xma
x= (THL間にレ−ザビ−ムの進む距離)+a+b
−(Δt2間にレ−ザビ−ムの進む距離) = (TH
L間にレ−ザビ−ムの進む距離)+(d1−LB径/2
)+(LB径/2−d2)−(Δt2間にレ−ザビ−ム
の進む距離) として与えられる。ここに、 a:狭センサS1の後端から、狭センサS1の出力の立
ち下がり開始時のレ−ザビ−ムの中心までの距離, d
1:狭センサS1の後端から、狭センサS1の出力の立
ち下がり開始時のレ−ザビ−ムの先端までの距離, b
:広センサS2の出力の立ち上がり開始時のレ−ザビ−
ムの中心から、広センサS2の前端までの距離, d2
:広センサS2の前端から、広センサS2の出力の立ち
上がり開始時のレ−ザビ−ムの先端までの距離, TH
L:狭センサS1の出力の立ち下がり開始時刻から、完
全に立ち下がるまでの時間, Δt2:広センサS2の出力の立ち上がり開始時刻から
、Vaに達する迄の時間, である。なお、図中、各セ
ンサS1,S2 の左端を前端、右端を後端とする。ま
た、左方から右方へ測定する場合を“正”とする。した
がって、上記に於いて、図11における“a”のみが、
“負”の値をとる。
x= (THL間にレ−ザビ−ムの進む距離)+a+b
−(Δt2間にレ−ザビ−ムの進む距離) = (TH
L間にレ−ザビ−ムの進む距離)+(d1−LB径/2
)+(LB径/2−d2)−(Δt2間にレ−ザビ−ム
の進む距離) として与えられる。ここに、 a:狭センサS1の後端から、狭センサS1の出力の立
ち下がり開始時のレ−ザビ−ムの中心までの距離, d
1:狭センサS1の後端から、狭センサS1の出力の立
ち下がり開始時のレ−ザビ−ムの先端までの距離, b
:広センサS2の出力の立ち上がり開始時のレ−ザビ−
ムの中心から、広センサS2の前端までの距離, d2
:広センサS2の前端から、広センサS2の出力の立ち
上がり開始時のレ−ザビ−ムの先端までの距離, TH
L:狭センサS1の出力の立ち下がり開始時刻から、完
全に立ち下がるまでの時間, Δt2:広センサS2の出力の立ち上がり開始時刻から
、Vaに達する迄の時間, である。なお、図中、各セ
ンサS1,S2 の左端を前端、右端を後端とする。ま
た、左方から右方へ測定する場合を“正”とする。した
がって、上記に於いて、図11における“a”のみが、
“負”の値をとる。
【0036】例えば、上記に於いて、
レ−ザビ−ム(LB)径=60〔μm 〕Δt2
=100 〔nsec 〕TH
L =1000〔nsec
〕d1 =20〔μ
m 〕d2 =20〔
μm 〕変調周波数 =2 〔MHz
〕印字密度 =300 〔dpi
〕とすると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕Δt2,THL間に進
む距離は、それぞれ、0.1693×100/1000
=16.9〔μm 〕0.1693×1000/100
0 =169.3 〔μm 〕である。 したがって、 となり、狭センサS1と広センサS2の間隔を、152
.4 〔μm 〕未満に設計しなければならない。
=100 〔nsec 〕TH
L =1000〔nsec
〕d1 =20〔μ
m 〕d2 =20〔
μm 〕変調周波数 =2 〔MHz
〕印字密度 =300 〔dpi
〕とすると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕Δt2,THL間に進
む距離は、それぞれ、0.1693×100/1000
=16.9〔μm 〕0.1693×1000/100
0 =169.3 〔μm 〕である。 したがって、 となり、狭センサS1と広センサS2の間隔を、152
.4 〔μm 〕未満に設計しなければならない。
【0037】次に、図13に即して、狭センサS1の容
量が大きい場合における、両センサ間隔X の最小幅に
ついて説明する。狭センサS1と広センサS2の間隔の
最小値Xminは、広センサS2の出力が完全に立ち上
がる時点と、狭センサS1の出力が立ち下がり始める時
点とが、一致する場合として求められる。
量が大きい場合における、両センサ間隔X の最小幅に
ついて説明する。狭センサS1と広センサS2の間隔の
最小値Xminは、広センサS2の出力が完全に立ち上
がる時点と、狭センサS1の出力が立ち下がり始める時
点とが、一致する場合として求められる。
【0038】即ち、図13に於いて、
Xmin=d1−LB径/2−(TLHにレ−ザビ
−ムの進む距離)+bとして与えられる。ここに、TL
H:広センサS2の出力の立ち上がり開始時刻から、完
全に立ち上がるまでの時間,である。
−ムの進む距離)+bとして与えられる。ここに、TL
H:広センサS2の出力の立ち上がり開始時刻から、完
全に立ち上がるまでの時間,である。
【0039】例えば、上記に於いて、
レ−ザビ−ム(LB)径=60〔μm 〕TLH
=1000〔nsec 〕d1
=200 〔μm
〕d2 =20〔μm
〕変調周波数 =2 〔MHz 〕印
字密度 =300 〔dpi 〕と
すると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕TLH間に進む距離は
、 0.1693×1000/1000 =169.3 〔
μm 〕である。 したがって、 となり、狭センサS1と広センサS2の間隔を、少なく
とも10.7〔μm 〕を越えるように設計しなければ
ならない。 以上のようにして、狭センサS1と広センサS2の各幅
、及び、間隔の値が求められる。
=1000〔nsec 〕d1
=200 〔μm
〕d2 =20〔μm
〕変調周波数 =2 〔MHz 〕印
字密度 =300 〔dpi 〕と
すると、 走査速度= (25.4/300)/(1/2)=0.
1693〔mm/ μsec 〕TLH間に進む距離は
、 0.1693×1000/1000 =169.3 〔
μm 〕である。 したがって、 となり、狭センサS1と広センサS2の間隔を、少なく
とも10.7〔μm 〕を越えるように設計しなければ
ならない。 以上のようにして、狭センサS1と広センサS2の各幅
、及び、間隔の値が求められる。
【0040】
【発明の効果】以上、本発明は、2分割型の光センサを
備え、2つの光センサの出力の差により決定される時刻
にパルス信号を出力するレ−ザビ−ム検出装置に於いて
、前段の光センサの幅を後段の光センサよりも短くし、
且つ、後段の光センサの幅として、上記パルス信号が、
次段の回路にて検出可能なパルス幅を有し得る程度の幅
を採用したレ−ザビ−ム検出装置である。
備え、2つの光センサの出力の差により決定される時刻
にパルス信号を出力するレ−ザビ−ム検出装置に於いて
、前段の光センサの幅を後段の光センサよりも短くし、
且つ、後段の光センサの幅として、上記パルス信号が、
次段の回路にて検出可能なパルス幅を有し得る程度の幅
を採用したレ−ザビ−ム検出装置である。
【0041】本発明によると、レ−ザビ−ムの強度の変
動にかかわらず、正確な時刻にパルス信号を出力するこ
とができる。また、2つの光センサの受光面の走査方向
での幅の和を最小にできるため、センサ面積に無駄が無
く、また、検出所要時間も短縮される。また、本装置か
ら出力されるパルス信号の幅は、次段の回路にて十分に
検出可能であり、且つ、該幅を与えるための特別な回路
構成素子も必要としない。
動にかかわらず、正確な時刻にパルス信号を出力するこ
とができる。また、2つの光センサの受光面の走査方向
での幅の和を最小にできるため、センサ面積に無駄が無
く、また、検出所要時間も短縮される。また、本装置か
ら出力されるパルス信号の幅は、次段の回路にて十分に
検出可能であり、且つ、該幅を与えるための特別な回路
構成素子も必要としない。
【図1】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の出力信
号からSOS信号を取り出す回路の構成図である。
号からSOS信号を取り出す回路の構成図である。
【図2】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の構成説
明図である。
明図である。
【図3】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の出力信
号からSOS信号を取り出す原理を示す説明図である。
号からSOS信号を取り出す原理を示す説明図である。
【図4】従来のレ−ザビ−ム検出装置の出力信号からS
OS信号を取り出す原理を示す説明図である。
OS信号を取り出す原理を示す説明図である。
【図5】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の搭載さ
れるレ−ザプリンタの構成を示す説明図である。
れるレ−ザプリンタの構成を示す説明図である。
【図6】SOS信号及びイメ−ジデ−タからレ−ザダイ
オ−ドの各ライン毎の駆動デ−タを取り出す回路の構成
説明図である。
オ−ドの各ライン毎の駆動デ−タを取り出す回路の構成
説明図である。
【図7】SOS信号及びイメ−ジデ−タからレ−ザダイ
オ−ドの各ライン毎の駆動デ−タを生成する原理の説明
図である。
オ−ドの各ライン毎の駆動デ−タを生成する原理の説明
図である。
【図8】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セン
サ(レ−ザビ−ムによって走査される長さが相対的に短
いセンサ)の最小幅を求める原理の説明図である。
サ(レ−ザビ−ムによって走査される長さが相対的に短
いセンサ)の最小幅を求める原理の説明図である。
【図9】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セン
サの容量が小さい場合の出力波形を示す説明図である。
サの容量が小さい場合の出力波形を示す説明図である。
【図10】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セ
ンサの容量が大きい場合の出力波形を示す説明図である
。
ンサの容量が大きい場合の出力波形を示す説明図である
。
【図11】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セ
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最大値を求める原理
の説明図であり、狭センサの容量が小さい場合を示す。
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最大値を求める原理
の説明図であり、狭センサの容量が小さい場合を示す。
【図12】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セ
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最大値を求める原理
の説明図であり、狭センサの容量が大きい場合を示す。
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最大値を求める原理
の説明図であり、狭センサの容量が大きい場合を示す。
【図13】実施例にかかるレ−ザビ−ム検出装置の狭セ
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最小値を求める原理
の説明図である。
ンサと広センサ(レ−ザビ−ムによって走査される長さ
が相対的に短いセンサ)との間隔の最小値を求める原理
の説明図である。
S ビ−ム検出装置
S1 狭センサ
S2 広センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 レ−ザビ−ムの走査方向に近接して配
設される2つの光センサを備え、前段の光センサの出力
信号の立ち下がり部と後段の光センサの出力信号の立ち
上がり部との交叉時刻を前端側の時刻とし、且つ、後段
の光センサの出力信号の立ち下がり部により決定される
時刻を後端側の時刻とする、パルス信号を出力するレ−
ザビ−ム検出装置に於いて、前段の光センサの受光面の
走査方向での幅を、走査時に入射するレ−ザビ−ムによ
って該センサから発生する出力信号が、完全に立ち上が
った後、直ちに立ち下がり始めるような大きさに構成し
、且つ、後段の光センサの受光面の走査方向での幅を、
走査時に入射するレ−ザビ−ムによって上記の如く出力
されるパルス信号が、該パルス信号の入力される次段の
回路に於いて検出可能となるような大きさに構成するこ
とにより、2つの光センサの受光面の上記幅の和を最小
にしたレ−ザビ−ム検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416408A JPH04232911A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | レ−ザビ−ム検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416408A JPH04232911A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | レ−ザビ−ム検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04232911A true JPH04232911A (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=18524632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2416408A Pending JPH04232911A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | レ−ザビ−ム検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04232911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3246744A1 (en) * | 2016-05-20 | 2017-11-22 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device, optical scanning method, and synchronization signal acquisition method |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2416408A patent/JPH04232911A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3246744A1 (en) * | 2016-05-20 | 2017-11-22 | Ricoh Company, Ltd. | Optical scanning device, optical scanning method, and synchronization signal acquisition method |
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