JPH042324A - 自覚式検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、視力検査に必要な直線距離が確保できないよ
うな狭い場所でも使用できる自覚式検査装置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来、床面積の狭い眼鏡店や眼科医院において用いる自
覚式検査装置として、自覚式の眼屈折力検査装置を被検
者眼に対応させてテーブル上に支持し、投影式の遠用視
力表表示手段及びこの遠用視力表表示手段からの光束を
案内する第１反射装置をテーブルに配設すると共に、第
１反射装置で案内される光束を被検者眼に向けて案内す
る第２反射装置をテーブル上に設けて、被検者眼から視
力表表示手段までの光路長を確保するようにした多反射
タイプのものが知られている。

この構成では、第１反射装置で案内される遠用視力表表
示手段からの光束は、第２反射装置により被検者側に反
射された後、自覚式の眼屈折力検査装置を介して被検者
眼に入射することになる。

ところで、上述した第１．第２反射装置は遠用視力表表
示手段における視標を被検査眼に見せるだめのものであ
り、例えば上述した遠用視力表表示手段とは別の近用視
力表表示手段等を使用するときは、前記第２反射装置と
近用視力表表示手段とを手動操作等により交互に検査位
置９非検査位置に切換えて、遠用検査又は近用検査を行
っていた。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記構成の従来装置では、第２反射装置と近用
視力表表示手段との切換えに際して、この装置の検者は
その都度手を伸ばして両者の切換操作を行わなければな
らず、操作性が極めて悪いという問題があった。

そこで、本発明は装置の構成を改良することにより、遠
用、近用各検査の切換時の操作性向上を図ることかでき
る自覚式検査装置を提供することを目的とするものであ
る。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、自覚式視機能検査用の検査手段を備えると共
に、遠用視力表表示手段と、この遠用視力表表示手段か
らの光束を反射する第１反射装置と、この第１反射装置
からの光束を前記検査手段に向けて反射する第２反射装
置と、近用視力表表示手段とを具備した自覚式検査装置
において、遠用検査、近用検査の各切換信号を送出する
切換操作手段と、この切換操作手段からの遠用検査切換
信号により前記第２反射装置を検査位置に近用視力表表
示手段を非検査位置に駆動すると共に、近用検査切換信
号により前記近用視力表表示手段を検査位置に第２反射
装置を非検査位置に駆動する駆動手段とを有するもので
ある。

（作　用） 上記構成の装置によれば、切換操作手段から遠用検査又
は近用検査の切換信号を送るだけで、駆動手段が第２反
射装置、近用視力表表示手段を各々遠用検査、近用検査
に対応する検査位置又は非検査位置に自動的に切換駆動
する。

（実施例） 以下に本発明の実施例を第１図乃至第６図を参照して説
明する。

第１図に示す自覚式検査装置１において、３は視力検査
に用いるテーブルであり、テーブル本体３ａと、このテ
ーブル本体３ａの一側部を支持する箱型状の第１脚部４
と、テーブル本体３ａの他側部を支持する中空の光学部
品収納用ボックス５を有する。

前記ボックス５は、テーブル本体３ａより下部の第２脚
部５ａと、テーブル本体３ａより上部の上ボツクス部５
ｂから構成されている。そして、第２脚部５ａと上ボッ
クス５ｂとの間には検者側に解放する切欠空間６が形成
され、第２脚部５ａの切欠空間６に臨む上面５Ｃはテー
ブル本体３と面一に同一平面となるように形成されてい
る。また、上ボツクス部５ｂの上端部には、テーブル本
体３側に突出する中空のミラー取付突部７が形成されて
いる。

第２脚部５ａの上面５Ｃには第１図に示した視力表表示
手段８の投影スクリーン９が設けられ、第２脚部５ａ内
には視力表表示手段８の投影光学系が配設されている。

この投影光学系は、光源１−０．コンデンサーレンズ１
１．視力表板］２．変倍レンズ］３９反射ミラー１４，
１５．１６を有する。そして、光源１０からの照明光を
コンデンサーレンズ１１を介して視力表板１−２に照射
すると、視力表板１−２の視標１２ａが変倍レンズ１３
９反射ミラー１４゜コ、５，１６を介して投影スクリー
ン９に視標１２ａ′　として投影結像される。尚、視力
表板］２としては、透明な回転円板に多数の異なる視力
表を周方向に向けて付した構造のものを採用してもよい
し、スライド投影装置のような構造のものを使用しても
よい。

上ボックス部５ｂ内には反射光学系５０を構成する第１
反射装置１７７の反射ミラー１８，１９゜２０が収納さ
れ、ミラー取付突部７内には第１反射装置１７の反射ミ
ラー２１．２２が収納されている。この反射ミラー１８
．１９は上ボツクス部５ｂの上部にへの字状に配設され
ていると共に、一方の反射ミラー１８は投影スクリーン
９の上方に配設されている。また、反射ミラー２０は、
投影スクリーン９と路間−の高さの位置で反射ミラー１
９の真下に配設されている。そして、この様な第１反射
装置１７では、投影スクリーン９からの光束が、反射ミ
ラー１８，１９．２０．２１の順に反射した後、反射ミ
ラー２２で下方に向けて反射するようになっている。

この反射ミラー２２の真下には、反射ミラー２２からの
光束を被検者側限に反射案内させる反射光学系３５の一
部としての第２反射装置である反射ミラー２３が配設さ
れている。この反射ミラー２３は支持部材としてのミラ
ーアーム２４の自由端部に取り付けられ、このミラーア
ーム２４の基部は上ボツクス部５ｂの下側部に設けた」
１下に延びるスリット２８に挿通されている。前記ミラ
ーアーム２４は、上ボックス部５ｂ内に配設した第１の
モータ２６と、送りねじ２７とによりＺｌ。

Ｚ２方向に昇降駆動可能に設けられている。

前記ミラーアーム２４．スリット２８．第１のモータ２
６．送りねじ２７により反射ミラー２３を後述する自覚
式の検査手段である眼屈折力検査装置３１前方に位置さ
せ又はその位置から２１方向に退避させる第１の駆動部
３３を構成している。

即ち、この第１の駆動部３３の動作により、前記反射ミ
ラー２３は、前記投影スクリーン９からの光束を、Ｚ、
方向に変位した状態で眼屈折力検査装置３１の検査位置
へ反射し、Ｚ１方向に退避した状態で非検査位置へ反射
する選択動作を行うようになっている。

前記、上ボツクス部５ｂの側部には支持部材としてのア
ーム２９か矢印３０方向に回動可能且つ被検者２８に対
して移動調整可能に装着され、このアーム２９の自由端
部には自覚式の検査手段としての眼屈折力検査装置３１
が移動調整可能に装着されている。

この眼屈折力検査装置３］−は、第５図にも示すように
、その上端部に第２の駆動部３４を構成する第２のモー
タ３５と、この第２のモータ３５の原動軸に連結された
支持アーム３６と、この支持アーム３６により支持され
た近用検査用の視標３７を表示した近用視力表表示手段
３８（第２図に拡大して示す）とを具備している。

前記テーブル本体３ａ上には、第３図に拡大し７て示す
ように遠用検査、近用検査の各切換信号を出力するため
の遠用キー４１．近用キー４２．その他品種のキーを具
備する切換操作手段４０か設置されている。尚、遠用キ
ー４１．近用キー４２は共通の溝とすることもできる。

第４図は、前記切換操作手段４０及び前記第１゜第２の
駆動部３３．３４からなる駆動手段４５の回路系を示す
ものである。

この回路系は、前記切換操作手段４０と、駆動手段４５
の第１．第２のモータ２６．３５と、前記切換操作手段
４０の遠用キー４１．近用キー４２の押下により出力さ
れる遠用検査、近用検査の各切換信号を基に第１．第２
のモータ２６゜３５を各々回転制御するモータコントロ
ーラ４３とを具備している。

次に、上記構成の装置１−の作用を、遠用検査。

近用検査の切換動作を主にし、且つ、第１図、第５図、
第６図（ａ）、　　（ｂ）をも参照して説明する。

尚、初期状態として前記反射ミラー２３は第６図（ａ）
にも示すように第１図に示す眼屈折力検査装置３１の前
方、即ち、検査位置に存在し、光源１−Ｏからの光に基
き投影スクリーン９からの光束が自覚式検査装置３１に
入射して、この装置１は遠用検査の状態にセットされて
いるものとする。

この状態から、検者が切換操作手段４０の近用キー４２
を押下すると、この切換操作手段４０からモータコント
ローラ４３に近用検査用の切換信号が送出される。

モータコントローラ４３は、前記切換信号を基に第１−
１第２のモータ２６．３５を各々回転制御する。

即ち、第１のモータ２６が始動して、ミラーアーム２４
と共に反射ミラー２３を矢印Ｚ１方向に変位させてこの
反射ミラー２３を非検査位置とすると共に、第２のモー
タ３５が始動して支持アーム３６と共に近用視力表表示
手段３８を第６図（ａ）の状態から矢印α１方向に回動
させて近川視力表表示手段３８を第５図、第６図（ｂ）
に示す検査位置に変位させる。

このようにして、検者による近用キー４２の押下という
簡略な操作だけで、第２の反射装置としての反射ミラー
２３が非検査位置へ、近用視力表表示手段３８が検査位
置へと自動的に切換わり、操作性が極めて良好となる。

上述した場合とは逆に、近用検査から遠用検査への切換
を行う場合には、切換操作手段４０の遠用キー４１を押
下するだけで、近用視力表表示手段３８が非検査位置に
、反射ミラー２３が検査位置に各々自動的に切換わり、
この場合にも操作性が極めて良好となる。

本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
その要旨の範囲内で種々の変形が可能である。

例えば、上述した自覚式検査装置１において、遠用検査
終了後、近用視力表表示手段３８の代りに手持ち視標を
用いる場合には、切換操作手段４０に予め手持ち視標モ
ード用のキーを設けておき、このキーの押下により反射
ミラー２３のみをＺユ方向に退避させるように構成する
ことも可能である。

［発明の効果］ 以上詳述した本発明によれば、上記構成としたことによ
り、切換操作手段の操作だけで、遠用検査、近用検査に
各々対応する状態に第２反射装置と近用視力表表示手段
とを自動的に切換えることができ操作性の向上を図るこ
とができる自覚式検査装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の斜視図、第２図は同装置
における近用視力表表示手段の拡大斜視図、第３図は同
装置における切換操作手段の部分拡大平面図、第４図は
同装置の回路系を示すブロック図、第５図は実施例装置
の動作説明用斜視図、第６図（ａ）は遠用検査状態の説
明図、第６図（ｂ）は近用検査状態の説明図である。 １・・・自覚式検査装置、８・・・遠用視力表表示手段
、２３・・・反射ミラー　　３］−・・・眼屈折力検査
装置、３８・・・近用視力表表示手段、 ４０・・・切換操作手段、４５・・・駆動手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自覚式視機能検査用の検査手段を備えると共に、遠用視
   力表表示手段と、この遠用視力表表示手段からの光束を
   反射する第１反射装置と、この第１反射装置からの光束
   を前記検査手段に向けて反射する第２反射装置と、近用
   視力表表示手段とを具備した自覚式検査装置において、
   遠用検査、近用検査の各切換信号を送出する切換操作手
   段と、この切換操作手段からの遠用検査切換信号により
   前記第２反射装置を検査位置に近用視力表表示手段を非
   検査位置に駆動すると共に、近用検査切換信号により前
   記近用視力表表示手段を検査位置に第２反射装置を非検
   査位置に駆動する駆動手段とを有することを特徴とする
   自覚式検査装置