JP2826920B2 - 眼科測定装置 - Google Patents

眼科測定装置

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JP2826920B2
JP2826920B2 JP3320319A JP32031991A JP2826920B2 JP 2826920 B2 JP2826920 B2 JP 2826920B2 JP 3320319 A JP3320319 A JP 3320319A JP 32031991 A JP32031991 A JP 32031991A JP 2826920 B2 JP2826920 B2 JP 2826920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科測定装置に関し、
より詳しくは、被検眼の測定データや測定に伴う付帯情
報を光通信により他の眼科機器へ転送するようにした眼
科測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オートレフラクトメータ等の眼
科測定装置においては、従来、被検眼の測定データ等を
電話回線を用いたオンライン方式で他の他の眼科機器へ
転送し、眼科測定の効率向上を図ることが行われてい
る。
【0003】また、同様な目的から眼科測定装置に装着
したICカード等に被検眼の測定データ等を記憶し、こ
のICカード等を他の眼科機器へ装着して記憶済みの測
定データ等を次の眼科測定に利用することも行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オンラ
イン方式で被検眼の測定データ等を転送する眼科測定装
置の場合、専用のコネクタや電話回線ケーブルが不可欠
で装置構成が複雑化し、また、配線上の制約から眼科測
定装置の設置場所が限定されてしまうという問題があ
る。
【0005】また、ICカード等を用いるオフライン方
式では、配線上の制約は受けないものICカード等の記
憶媒体の他、カードリーダライタが不可欠となり、やは
り装置構成が複雑化し、操作も煩雑化するという問題が
ある。
【0006】そこで、本発明は、設置場所の制約を受け
ることがなく、また、構成、操作の複雑化を招くことが
無く、測定の効率向上を図れる眼科測定装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被検眼に対する光照射を行う照明光学系と、被検眼から
の光束を受光しこの被検眼の各種機能を測定する測定光
学系とを有する眼科測定装置において、前記照明光学
系、前記測定光学系の少なくともいずれか一方に前記測
定光学系で測定した測定データを光情報で外部に向けて
発信する光情報発信手段を付加するとともに、前記光情
報発信手段は、前記光学系の光源が使用されることを特
徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、被検眼に対する光
照射を行う照明光学系と、被検眼からの光束を受光しこ
の被検眼の各種機能を測定する測定光学系とを有する眼
科測定装置において、前記照明光学系、測定光学系の少
なくともいずれか一方に前記測定光学系で測定した測定
データを光情報で外部に向けて発信する光情報発信手段
を付加するとともに、装置本体に外部から光情報で送信
されてくる他の眼科機器の測定データを受信する光情報
受信手段を設け、前記光情報発信手段は、前記光学系の
光源が使用されることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記照明光学
系、前記測定光学系の少なくともいずれか一方に前記測
定光学系で測定した測定データを光情報で外部に向けて
発信する光情報発信手段を付加したものであるから、専
用のコネクタ等が不要でICカード等も用いる必要がな
く、設置場所の制約がなくなり、また、構成が簡略化
し、操作性も良好となり、眼科測定の効率向上を図るこ
とが可能となる。また、光情報発信手段を光学系の光源
と兼用させて有効利用を図ることができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、上述した請
求項1の発明の作用に加えて、装置本体に外部から光情
報で送信されてくる他の眼科機器の測定データを受信す
る光情報受信手段を設けたことにより、他の眼科機器の
測定データを専用のコネクタ等やICカード等を用いる
ことなく受信してこの眼科測定装置による被検眼の測定
に利用できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1,図2に示す眼科測定装置1は、装置
本体50Aに配置した被検眼Eに対する光照射を行う照
明光学系400と、被検眼Eからの光束を受光しこの被
検眼Eの各種機能を測定する測定光学系(以下、単に光
学系ともいう)500とを有し、前記光学系500に、
この光学系500で測定した測定データを光情報で外部
に向けて発信する光情報発信手段600を付加するとと
もに、装置本体50Aに外部から光情報で送信されてく
る他の眼科機器の測定データを受信する光情報受信手段
700を設けている。
【0013】前記装置本体50Aは、図1に示すよう
に、支持テーブル51上に固定した基台52と、この基
台52に対し前後左右及び上下各方向に移動可能に配置
した架台部53と、この架台部53を操作する操作レバ
54とを具備している。
【0014】前記架台部53には、照明光学系400及
び光学系500が設けられている。また、前記光情報受
信手段700は、架台部53の上面に配置している。
【0015】照明光学系400及び光学系500を含む
装置本体50Aについて以下に詳述する。
【0016】装置本体50Aは、被検眼Eの角膜Cの曲
率半径を計測するための角膜計測系1Aと、被検眼Eの
屈折力を他覚的に測定するための他覚屈折力計測系2
と、被検眼の視軸を測定中に固定するために被検眼Eを
固視させる固視標と自覚検査用の視標とを投影する固視
・自覚計測系3と、被検眼Eの前眼部観察と装置光軸と
被検眼視軸とのアライメントとを行うための照明光学系
400を構成する観察・アライメント系4とから大略構
成されている。
【0017】尚、この前眼部観察・アライメント系4の
光路は、その一部が角膜計測系1Aの光路と共用されて
いる。
【0018】角膜計測系1Aは、角膜の曲率半径を測定
するための円環状パターンを角膜に向けて投影するため
のパターン投影系10と、その円環状パターンの角膜反
射像の大きさと形状とを測定するための測定光学系11
とに大別されている。
【0019】パターン投影系10は、円環状開口100
を有するパターン板101と、この開口100の後方に
配置されて波長930nm乃至1000nmの角膜計測
光を発光する円環状光源102とから構成されている。
【0020】光源102からの出射光は円環状開口10
0を通って、被検眼Eの角膜Cに投影光として投影され
る。その投影光は角膜Cで反射され、開口100の虚像
を作る。
【0021】角膜Cで反射された角膜計測光は、虚像を
あたかも射出したかの如くして測定光学系11に入射す
る。
【0022】測定光学系11は、対物レンズ110と、
波長400nm乃至700nmの可視光は反射し、か
つ、角膜計測光(波長930nm乃至1000nm)を
含んで、波長800nm以上の長波長域の光を透過させ
るハーフミラー111と、波長865nmの赤外光は透
過させ、かつ、波長900nm以上の赤外光は反射する
ハーフミラー112と、リレーレンズ113と、絞り1
14と、波長700nmの赤色光は透過させ、かつ、角
膜計測光は反射するハーフミラー115と、リレーレン
ズ116と、赤外光は反射し、かつ、角膜計測光と赤色
光とは透過させるハーフミラー117と、結像レンズ1
18と、受像素子5としてのエリアCCDとから構成さ
れている。
【0023】前記角膜Cで反射された角膜計測光は、対
物レンズ110で集光された後、ハーフミラー111を
透過する。そして、その角膜計測光はハーフミラー11
2で反射され、リレーレンズ113を介して絞り114
の中央部114bを通過する。
【0024】その後、その角膜計測光はハーフミラー1
15で反射され、リレーレンズ116によって、ハーフ
ミラー117に導かれ、そのハーフミラー117を通過
する。
【0025】その角膜計測光は、結像レンズ118によ
って受像素子5上に角膜計測用リングパターンとして結
像される。
【0026】前記パターン投影系20を構成する発光ダ
イオード200から発光された波長865nmの屈折力
計測光はコンデンサーレンズ201で受光された後、円
錐状プリズム202で屈折され、屈折力計測用のリング
パターン203に照射される。
【0027】リングパターン203を通過した屈折力計
測光はリレーレンズ204,ミラー205,リレーレン
ズ206を介してリング絞り207に照射される。屈折
力計測光は、リング絞り207を透過した後穴開きミラ
ー208の反射面208aで反射される。
【0028】そして、その後、屈折力計測光はミラー2
09で反射され、角膜計測系1Aの測定光学系11の構
成要素としてのハーフミラー112,111を通過し、
対物レンズ110によって被検眼Eの角膜Cにリングパ
ターン203の像として投影される。ここで、発光ダイ
オード200とリング絞り207とは光学的に共役であ
り、かつ、リング絞り207と被検眼Eの瞳孔とは光学
的に共役な位置に設定している。
【0029】前記他覚屈折計測系2においては、被検眼
Eの眼底ER で反射されたリングパターン像の光は対物
レンズ110によって集光される。そして、その光はハ
ーフミラー111,112を透過した後、ミラー209
で反射され、穴開きミラー208の開口部208bを通
過して絞り210を通る。
【0030】屈折力計測光は、絞り210を通ってリレ
ーレンズ211を通った後、可視光を透過させるハーフ
ミラー212で反射され、リレーレンズ213,ミラー
214を介して絞り215に照射される。
【0031】この絞り215は、波長865nmの屈折
力計測光を透過させる周辺部215bと、その屈折力計
測光をカットする中央部215aとを有する。
【0032】また、この絞り215は、その全領域にお
いて、波長930nm乃至1000nmの角膜計測光は
不透過であり、かつ、400nm乃至700nmの可視
光cは透過させる特性を有する。これにより、屈折力計
測光は絞り215の周辺部215bのみを通過し、合焦
レンズ216を経て可視光は反射し、屈折力計測光は透
過させるハーフミラー217を通過した後、角膜計測系
1Aの測定光学系11のハーフミラー117で反射し、
結像レンズ118によって、受像素子5上にリングパタ
ーン像として結像する。
【0033】前記合焦レンズ216と絞り215とは、
パターン投影系20の発光ダイオード200,コンデン
サレンズ201,円錐状プリズム202,リングパター
ン203と一体に移動筐体部219内に収納され、図2
に矢印218で示すように光軸方向に移動可能でる。
【0034】以上の測定光学系21において、絞り21
0は対物レンズ110に関して被検眼Eの瞳孔の位置と
光学的に共役であり、かつ、受光素子5は被検眼Eが正
規(屈折力 0 Diopter)のときのリングパターン20
3の中間結像面と光学的に共役である。
【0035】光源30によって発光された波長400n
m乃至700nmの可視光はコンデンサレンズ31で集
光され、チャート板32を照明する。
【0036】チャート板32には、固視標としてのサン
バーストチャート(固視チャート)32a,自覚検査用
の視力表チャート32b等が周回り方向に配置され、各
チャートは軸34の回りに回転されることによって選択
的に光路内に挿入されるようになっている。
【0037】前記サンバーストチャート32a等の像
は、投影レンズ35によって被検眼Eに投影されるもの
で、ミラー36で反射された後、ハーフミラー217で
反射され、他覚屈折力計測系2の測定光学系21に合流
し、合焦点レンズ216を介して絞り215を通過し、
ミラー214,リレーレンズ213を介してハーフミラ
ー212に導かれ、ハーフミラー212を通過し、バリ
アブルクロスシリンダ37に導かれる。
【0038】可視光はそのバイアブルクロスシリンダ3
7を通過し、ミラー38を介してハーフミラー111で
反射され、対物レンズ110によって被検眼Eに投影さ
れ、被検眼Eによって観察されるようになっている。
【0039】また、チャート板32の近傍には、グレア
テスト用の可視光を発光するためのグレア光源33が複
数個配置されている。このグレア光源33は、対物レン
ズ110の近傍に配置することもできる。また、グレア
テストを行うために、光源33を設ける代りに、例え
ば、視力表チャート32bの視標とベースとのコントラ
ストを変える構成とすることもできる。
【0040】角膜計測系1におけるパターン投影系10
のパターン板101の外側には、複数の前眼部照明用の
発光ダイオード40が配置され、その各発光ダイオード
40から発光された波長900nmの赤外光は、被検眼
Eの前眼部を照明する。
【0041】前眼部で反射された光は、対物レンズ11
0によって集光された後、ハーフミラー111を通過
し、前述の角膜計測系1の測定光学系11に沿って伝搬
され、結像レンズ118によって受像素子5上に結像さ
れる。
【0042】対物レンズ110の外周部近傍には、波長
900nmの赤外光を発する複数の発光ダイオード41
が配置され、この複数の発光ダイオード41がアライメ
ント用光源である。
【0043】このアライメント用光源の発光ダイオード
41から発光されたアライメント光は被検眼Eで反射さ
れた後、対物レンズ110により集光され、前眼部照明
光と同様にハーフミラー111を通過後、角膜計測系1
Aの測定光学系11に沿って伝搬され、結像レンズ11
8により受像素子5上に結像される。
【0044】角膜計測系1Aにおける測定光学系11の
ハーフミラー115の前方には、照準スケール投影系4
が配置されている。この照準スケール投影系4は、波長
700nmの赤外光(スケール光)を発光する発光ダイ
オード42と、発光ダイオード42からのスケール光を
集光する集光レンズ43と、照準スケール44を通過し
たスケール光を反射して測定光学系11に合流させるた
めのミラー45とから構成されている。
【0045】照準スケール44からのスケール光は、ハ
ーフミラー115を透過後、測定光学系11を介して、
結像レンズ118によって受像素子5上に結像される。
【0046】次に、前記眼科測定装置1の制御系につい
て説明する。
【0047】この眼科測定装置1は、全体の制御及び各
種の演算を行う演算・制御回路301を具備している。
【0048】駆動回路313は演算・制御回路301の
指令を受けて受像素子5としてのエリアCCDを走査
し、その受像画像をアナログ信号として出力する。
【0049】演算・制御回路301は、ゲート回路30
2を制御しゲート回路302は受像素子5からのアナロ
グ信号をA/D変換器303又はディスプレイインター
フェイス304に対して出力する。
【0050】ディスプレイインターフェイス304は、
ゲート回路302を介して受像素子5からのアナログ信
号を受けて、例えば、CRT,液晶テレビあるいはプラ
ズマディスプレイからなる表示器305に受像素子5の
受像画像を表示させる。
【0051】A/D変換器303は受像素子5からのア
ナログ信号をデジタル信号に変換する機能を有し、その
デジタル信号は演算・制御回路301に入力される。
【0052】演算・制御回路301には、A/D変換器
303によりデジタル信号とされた受像素子5の一画面
分のデータ又は数画面分のデータを記憶するフレームメ
モリ324が接続されている。また、演算・制御回路3
01はパルス発生器312からのパルスをドライバ回路
318,319,320に選択的に供給する機能を有す
ると共に、そのパルス数を計数し、その計数値を信号と
して第1メモリ309に出力する機能を有し、この第1
メモリ309はその計数値を記憶する。
【0053】ドライバ回路318は演算制御回路301
からのパルスを屈折力計測系2の移動筐体部駆動用のパ
ルスモータ321に供給し、このパルスモータ321を
駆動する。ドライバ回路319は固視・自覚計測系3の
チャート板32の回転用のパルスモータ322にパルス
を供給してこのパルスモータ322を駆動する。ドライ
バ回路320はVCC37を回動させるためのパルスモ
ータ323にパルスを供給し、このパルスモータ323
を駆動する。
【0054】また、演算・制御回路301には、ドライ
バ回路314乃至317,325乃至327が接続され
ている。
【0055】ドライバ回路314は角膜計測系1Aの円
環状光源102に接続され、図示略の電源回路による円
環状光源102への電力供給を演算・制御回路301の
指令に基づいて行う。ドライバ回路315は屈折力計測
系2の発光ダイオード200への電力供給を演算・制御
回路301の指令に基づいて行う。
【0056】尚、ドライバ回路314,315の演算・
制御回路301の指令により同時に作動するように、即
ち、円環状光源102と発光ダイオード200とが同時
に点燈・消燈するように構成されている。
【0057】ドライバ回路316は、前眼部観察・アラ
イメント系4の前眼部照明光源40に、ドライバ回路3
17は発光ダイオード41に、ドライバ回路325は照
準スケール用光源42に、ドライバ回路327はグレア
光源33に各々接続されており、これらへの電力供給も
演算・制御回路301の指令に基づいて行う。
【0058】尚、ドライバ回路316,317,325
は、演算・制御回路301の共通の指令によって作動さ
れ、発光ダイオード40,41,42は同時に点燈・消
燈するように構成されている。また、ドライバ回路32
6は固視・自覚計測系3の光源30と接続され、この光
源30への電力供給を演算・制御回路301の指令に基
づいて行う。
【0059】さらに、演算・制御回路301には、測定
された強・弱各主経線の軸角度と各曲率半径とを記憶す
る第2メモリ310と、測定された屈折力に基づく球面
度数,円柱度数,軸角度を記憶する第3メモリ311と
が各々接続されている。
【0060】また、演算・制御回路301には、演算・
制御用のプログラムを記憶したプログラムメモリ307
と、測定開始,自覚計測時のチャート選択等の各種スイ
ッチを有するコントロールスイッチ308と、前記光情
報受信手段700と、前記光情報発信手段600と、モ
ード設定スイッチ326と、表示切り替えスイッチ32
7とが接続されている。
【0061】前記第2,第3メモリ310,311に記
憶された測定データを文字と数値とに変換してディスプ
レイインターフェイス304に出力するキャラクタ回路
306を演算・制御回路301に接続している。
【0062】前記光情報発信手段600は、図4に示す
ように、前記第2、第3メモリ310,311に記憶さ
れた測定データを取り込んで波形処理、増幅処理を行う
送信回路601と、この送信回路601の出力信号を光
情報として発信する前記角膜計測系1Aの発光ダイオー
ド42とを具備している。
【0063】前記発光ダイオード42は、測定データを
光情報として送信する機能をも兼備している。
【0064】前記光情報受信手段700は、図5に示す
ように、受光素子としてのフォトトランジスタ701
と、このフォトトランジスタ701の出力信号を増幅し
波形処理して前記演算・制御回路301に送る受信回路
702とを具備している。
【0065】次に、上述した構成の眼科測定装置1の作
用を、前記光情報受信手段600により測定データを図
1に示す視力測定装置800に送信する場合、視力測定
装置800からの視力測定データを光情報受信手段70
0により受信する場合を主にして説明する。
【0066】尚、視力測定装置800は、検眼デスク8
01と、デスク支持台802と、検眼デスク801の上
方に配置した検眼手段(ビジョンテスタ)803と、各
種の操作支持を行うキーボード等の入力部804と、前
記デスク支持台802内に配置されケーブル806によ
り入力部804に接続された制御箱805と、光情報の
送受信機能を具備した送受信部807とを具備してい
る。
【0067】前記光情報発信手段600により眼科測定
装置1で測定した測定データを図1に示す視力測定装置
800に送信する場合には、まず、演算・制御回路30
1の制御の基に第2メモリ310等に記憶している測定
データを送信回路601を経て発光ダイオード42に送
る。発光ダイオード42は測定データを光情報に変換し
て発光する。発光ダイオード42からの光情報は、観察
・アライメント系4からハーフミラー115、リレーレ
ンズ113、ハーフミラー112、対物レンズ110を
経由する光路を経て装置本体50Aから例えば前記視力
測定装置800の送受信部807に送信される。
【0068】この場合、前記視力測定装置800を複数
台設置し、また、発光ダイオード42からの光情報を複
数チャンネルとすることにより、一度に複数台の視力測
定装置800に光情報を送信することもできる。
【0069】送受信部807に送信された前記光情報
は、視力測定装置800の制御箱805内のメモリに記
憶され、視力測定装置800による被検眼Eの視力測定
に活用できる。
【0070】一方、視力測定装置800から送られてく
る光情報で視力測定データは、光情報受信手段700の
フォトトランジスタ701で電気信号に変換され、さら
に受信回路702により処理された後、演算・制御回路
301の制御の基に第2のメモリ310に記憶され、眼
科測定装置1の被検眼Eの視機能測定に活用できる。本
発明は、上述した実施例の他、その要旨の範囲内で種々
の変形が可能である。
【0071】例えば、前記光情報発信手段は、上述した
場合のほか、照明光学系400や測定光学系21の光源
に対して設ける構成でも実施できる。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上述した
構成としたので、専用のコネクタ等が不要でICカード
等も用いる必要がなく、設置場所の制約がなくなり、ま
た、構成が簡略化し、操作性も良好となり、眼科測定の
効率向上を図ることが可能な眼科測定装置を提供するこ
とができる。また、本来有している光源に光情報発信手
段を兼用させたので有効利用を図ることができる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、上述した請
求項1の発明の作用に加えて、装置本体に外部から光情
報で送信されてくる他の眼科機器の測定データを受信す
る光情報受信手段を設けたことにより、他の眼科機器の
測定データを専用のコネクタ等やICカード等を用いる
ことなく受信してこの眼科測定装置による被検眼の測定
に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の斜視図
【図2】本発明の実施例装置の光学構成図
【図3】本発明の実施例装置の制御系のブロック図
【図4】本発明の実施例装置の光情報発信手段の回路図
【図5】本発明の実施例装置の光情報受信手段の回路図
【符号の説明】 1 眼科測定装置 50A 装置本体 600 光情報発信手段 700 光情報受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−99835(JP,A) 特開 昭63−148636(JP,A) 特開 昭63−23640(JP,A) 特開 昭58−19997(JP,A) 特開 平1−256928(JP,A) 実開 昭63−40902(JP,U) 実開 昭62−66440(JP,U) 実開 昭63−169738(JP,U) 実開 昭61−163446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 3/00 A61B 3/028 A61B 3/103 A61B 3/107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼に対する光照射を行う照明光学系
    と、被検眼からの光束を受光しこの被検眼の各種機能を
    測定する測定光学系とを有する眼科測定装置において、
    前記照明光学系、前記測定光学系の少なくともいずれか
    一方に前記測定光学系で測定した測定データを光情報で
    外部に向けて発信する光情報発信手段を付加するととも
    に、前記光情報発信手段は、前記光学系の光源が使用さ
    れるものであることを特徴とする眼科測定装置。
  2. 【請求項2】 被検眼に対する光照射を行う照明光学系
    と、被検眼からの光束を受光しこの被検眼の各種機能を
    測定する測定光学系とを有する眼科測定装置において、
    前記照明光学系、測定光学系の少なくともいずれか一方
    に前記測定光学系で測定した測定データを光情報で外部
    に向けて発信する光情報発信手段を付加するとともに、
    装置本体に外部から光情報で送信されてくる他の眼科機
    器の測定データを受信する光情報受信手段を設け、前記
    光情報発信手段は、前記光学系の光源が使用されること
    を特徴とする眼科測定装置。
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