JP2001503647A - 携帯可能な走査レーザー検眼鏡 - Google Patents

携帯可能な走査レーザー検眼鏡

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JP2001503647A JP53731797A JP53731797A JP2001503647A JP 2001503647 A JP2001503647 A JP 2001503647A JP 53731797 A JP53731797 A JP 53731797A JP 53731797 A JP53731797 A JP 53731797A JP 2001503647 A JP2001503647 A JP 2001503647A
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リー. ヒーコック,グレゴリー
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オデッセイ オプティカル システムズ,リミティド ライアビリティー カンパニー
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/1025Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for confocal scanning

Abstract

(57)【要約】 広範囲の視野を有する携帯可能な走査レーザー検眼鏡は、臨床医が、外部のモニター又はディスプレーを使用することなく、患者の眼の内部を直接的に検査することを可能とする。携帯可能な走査レーザー検眼鏡は、臨床医によって担持かつ保持されるほど十分に小さなハウジングを有する。このハウジングは、照明の二次元領域を生み出す走査装置によって走査されるレーザー光の源を有する。このハウジングは、動力を走査装置へ付与するための電源を有する。ハウジング内に収納された光学的装置は、照明を走査装置から患者の眼へ向け、眼底を照明しかつ患者の眼によって反射された光を遮断して患者の眼の内部の拡大像を発生させる。光学的装置は、接眼レンズを有し、臨床医は、接眼レンズを通して患者の眼の内部の拡大像を直接的に検査するために見る。

Description

【発明の詳細な説明】 携帯可能な走査レーザー検眼鏡 発明の技術分野 本発明は、走査レーザー検眼鏡に関し、とりわけ、外部のモニタを使用するこ となく、臨床医が患者の眼の内部を直接的に検査することを可能とする広い視野 を有する携帯可能な走査レーザー検眼鏡に関する。 発明の背景 ウェブの米国特許第4765730号、同第4764006号及び同第476 8873号において示されるような走査レーザー検眼鏡は、レーザー光線を多面 で回転する多角形のリフレクタ走査装置へ向ける回転鏡を有することが知られ、 このリフレクタ走査装置は、光の線を形成する第一方向でレーザ光線を走査する 。第二の走査装置は、走査の第一方向に直角な第二方向で第一の走査装置によっ て発生させられた光の線を走査するために、検流計の形態で使用される。走査さ れた光は、一連の収束鏡によって、患者の眼へ向けられる。患者の眼から反射さ れた光は、走査装置及び収束鏡を介して回転鏡へ戻る。回転鏡は、眼から反射さ れた光が回転鏡の回りでアバランシェダイオードという形態の光学的検知器へ通 過するほど小さい。光学的検知器の出力は、ディスプレーへ連結され、患者の網 膜の二次元画像を提供する。この種類の走査レーザー検眼鏡は、患者の瞳孔が薬 で膨張させられる必要なく、患者の眼との接触の必要なく患者の網膜の像を発生 させることができるが、いくつかの欠点を有する。まず、ウェブの走査レーザー 検眼鏡において使用された レーザー光源は、非常に明るく、検眼鏡で実施される診断の手続きに続くある時 に患者の目をくらませる。さらに、ウェブの装置は、大きく、複雑で非常に高価 である。ウェブの装置は、さらに、約30°の小さな視野で苦しむ。 固定した的を投射するレーザー光線の強さを調節するための第一音波光学的調 節器を利用するさらなる種類の走査レーザー検眼鏡は、コバヤシの米国特許第4 781453号において示される。第一音波光学的調節器の駆動信号の周波数は 、さらに、レンズ及び中にスリットを有する装置を使用して、多数の波長を有す るレーザー光線の一つの波長を選択するために変化する。そして、レーザーの一 つの選択された波長は、走査装置へ通過する。走査装置は、第一方向にレーザの 選択された波長を走査するように、駆動される第二音波光学的調節器を有する。 しかしながら、走査する前に、第二音波光学的調節器の範囲は、レーザーの選択 された波長を調節するように変化されなければならない。走査されたレーザーは 、第二音波光学的調節器から鏡へリレーレンズによってガイドされ、鏡は、第二 音波光学的調節器の走査方向に垂直な第二方向に、レーザーを走査するために検 流計に取り付けられる。そして、小さな鏡は、走査された光から患者の眼へ反射 する。眼から反射された光は、小さな鏡の回りを通過し、レンズによって捕らえ られ、フォトセンサに集められる。レーザーの選択された波長に対応するフィル タは、フォトセンサの前に配置され、センサへの選択された光を通過させること を可能とする。選択された波長に対応する深さにおける眼の像は、選択された波 長と関連するフレームメモリ内に貯蔵され、この装置は、選択されることができ る異なる波長の異なるフレームメモリを有する。フレームメモリ内に貯蔵された 異なる像は、カラーモニターにおける異なる色の個々のディスプレーの装置の電 気回路装置を 介して選択されることができる。小林の検眼鏡は、極端に複雑な装置であり、こ の装置において、第二音波光学的調節器の走査範囲は、レーザー光の選択された 波長を調節するようにその都度変化されなければならず、新しい波長は、第一音 波光学的調節器を介して選択される。さらに、フォトセンサの前に配置されたフ ィルタは、選択された波長に応じて変化されなければならない。この走査レーザ ー検眼鏡の視野は、さらに小さく、ウェブの走査レーザー検眼鏡のために以上に 記述されたオーダーと同じオーダーである。 ウェブの装置と小林の装置両方において、鏡は、患者の眼から検知器へ反射さ れた光の光学的通路内に配置され、それは陰影作用を引き起こす。この陰影作用 は、像の形の縁部を暗くし、その中心に向かって漸進的に像の形を明るくしする ように写される。例えば、この効果は、暗い平行な線とこの暗い平行な線の間の 明るい中心である時に、表示された血管の像を現させる。この効果は、これらの 装置の像の検知部内に使用される小さな穴の直径によってさらに悪化させられる 。検知部から望ましくない反射を除去するけれども、この小さな穴は、実質的に 全ての所定のシーンを同じ焦点面における焦点を合わせる。患者の眼底の像は、 光の選択された波長を反射する眼底内の特定の深さにおけるレーザー光線の波長 及び患者の眼の部分に関係なく、同様であるということであるという結果を生じ る。 さらに、以上に記述されたような公知の走査レーザー検眼鏡は、大きく携帯不 可能である。結果として、患者は、眼の検査のための器具に順応しなければなら ず、それは寝たきりの病気の患者には困難である可能性がある。これらの検眼鏡 は、さらに、眼の像を表示するためのこれらの光学的装置と、像検知器及びモニ ターの必要性のために極端に複雑で高価である。 発明の要約 本発明によれば、先行技術の走査レーザー検眼鏡の不利な点が克服された。本 発明の走査レーザー検眼鏡は、携帯可能であり、広い視野を提供し、外部のモニ タを使用することなく、臨床医が患者の眼の内部を直接的に検査することを可能 とする。本発明の走査レーザー検眼鏡は、先行技術の装置の極端に簡単化され、 先行技術の走査レーザー検眼鏡によって発生させられた表示された眼の像内にお いて見出される陰影作用を除去する。 とりわけ、本発明の携帯可能な走査レーザー検眼鏡は、臨床医によって担持か つ保持されるのに十分に小さなハウジングを有する。このハウジングは、照明の 二次元領域を発生させるための走査装置によって走査されるレーザー光の源を有 する。このハウジングは、走査装置に動力を供給するための電源を有する。ハウ ジング内に収納された光学的装置は、照明を患者の眼へ向けて眼底を照明し、患 者の眼によって反射された光を遮断して患者の眼の内部の拡大像を発生させる。 光学的装置は、さらに、接眼レンズを有し、臨床医は、接眼レンズを通して患者 の眼の内部の拡大像を直接的に検査するために見る。 本発明のさらなる特徴によれば、走査レーザー検眼鏡によって捕られた像にお ける陰影は、患者の眼と走査装置との間の光学的な通路を、患者の眼と接眼レン ズとの間の光学的な通路から分離することによって妨げられる。患者の眼と接眼 レンズとの間の光学的な通路は、接眼レンズへの通路上の患者の眼の任意の所定 位置で反射された主な光線を遮断しないビーム分割器を有する。 本発明のさらなる特徴によれば、走査装置は、移動可能な反射面と受動型の静 止した光学的要素を有する唯一の走査装置を有する。受動型の光学的要素が、光 が光学的要素に一点で衝突して光学的要 素がその点から光の線を発生するように、レーザー光の通路上に配置される。そ して、移動可能な反射面を有する一つの走査装置は、照明の二次元領域を発生す るように、線に直角な方向に受動型の光学的要素によって発生される光の線を走 査するように使用される。移動可能な反射面を有する一つの走査装置が、検眼鏡 を携帯可能にするこのような二つの走査装置とは対照的に使用されるので、走査 レーザー検眼鏡は、先行技術の装置より頑丈で、より小型である。さらに、受動 型の静止した光学的要素が、走査する駆動信号を必要とする音波光学調節器のよ うな能動型の光学的装置と対照的に配置される。 本発明のさらなる特徴によれば、非対称の非球面レンズは、照明装置からの照 明光を患者の瞳孔にほぼ近い領域に集め、患者の眼から反射された光を捕え、そ の反射された光を像平面へ集めるために使用される。患者の眼と接眼レンズとの 間に配置されたこの非球面対物レンズは、本発明の走査レーザー検眼鏡の光学的 装置を簡単にし、装置の光学的構成要素を大いに減らす。 さらに、本発明のさらなる特徴によれば、源からのレーザー光は、第一方向に 偏光され、非球面対物レンズと接眼レンズとの間に配置された偏光子は、第一方 向と異なる第二方向に偏光され、所望の光だけを接眼レンズへ通過させる。こう して、望まれない反射が、臨床医によって検査される拡大像から除去される。 これらの及び他の利点及び新しい特徴は、図示された実施態様の詳細と共に、 以下の記述及び添付図面からより十分に理解される。 図面の簡単な説明 図1は、臨床医が患者の眼の内部を検査することができるように、患者の眼に 関して配置された本発明による携帯可能な走査レーザ ー検眼鏡の斜視図である。 図2は、患者の眼に関して示されるような図1の携帯可能な走査レーザー検眼 鏡の平面図である。 図3は、図2の携帯可能な走査レーザー検眼鏡の構成要素の斜視図である。 図4A及び4Bは、それぞれに、図1〜3及びの検眼鏡の走査レーザーを介し て見られた時の眼の像及び、影響を遮断する先行技術で表示された眼の像を示す 。 好適な実施態様の記述 図1に示されるような本発明による携帯可能な走査レーザー検眼鏡10は、臨 床医によって担持されて患者の眼の検査中に患者の手の中に保持されるほど十分 に小さなハウジング12を有する。とりわけ、眼の検査中に、臨床医は、走査レ ーザー検眼鏡10のハウジング12を保持し、対物レンズを有するハウジング部 16が患者の眼の近くに位置する。そして、臨床医は、ハウジング12内に収納 されている電源から走査レーザー検眼鏡10の走査装置へ動力を提供するように 、オンオフボタン18を押す。電源は、アクセスパネル20を介して使用者に容 易に出し入れ可能である。走査レーザー検眼鏡が作動された時、検眼鏡の走査装 置は、患者の眼14の内部の二次元領域を照明する。この照明による患者から反 射された光は、検眼鏡10の光学的装置によって捕らえられ、患者の眼14の内 部の拡大像は、接眼レンズ22を通して、臨床医によって直接的に検査されるこ とができる。 図2及び3に詳細に示されるように携帯可能な走査レーザー検眼鏡10は、患 者の眼14の内部を照明する二次元の照明領域を走査するために、走査装置24 を有する。走査レーザー検眼鏡10は、 さらに、移動可能な視野レンズ28を有する光学的装置26を有し、患者の眼1 4から反射された光を捕らえ、臨床医30は、接眼レンズ22を通して患者の眼 14の内部を検査することができる。走査装置24から患者の眼への光学的通路 は、患者の眼から視野レンズ28及び接眼レンズ22への光学的通路と分離され 、本発明の携帯可能な走査レーザー検眼鏡10において、接眼レンズ22への光 学的通路の所定領域において、患者の眼14から反射された光をほぼ遮断する走 査装置、鏡又は他の光学的要素がない。この特徴は、先行する走査レーザー検眼 鏡の陰影の問題を明らかにする。 走査装置24と、患者の眼と接眼レンズ22との間の光学的通路を分離するた めに、走査レーザー検眼鏡10は、ビーム分割器32を有する。このビーム分割 器32は、部分的に反射する照明鏡であり、少なくとも25%の照明光を走査装 置24から患者の眼14へ反射させ、その一方で、患者の眼14から反射された 光はビーム分割器を通過し、接眼レンズ22を通して臨床医によって検査される ことができる。従来技術の走査レーザー検眼鏡を悩ませる陰影作用は、患者の眼 から眼の像の捕獲装置への光学的通路において配置された走査装置又は鏡のよう な光学的要素によって生じるということが見出されてきた。これらの光学的要素 は、患者の眼から像捕獲光学素子への経路上で、主な光線を任意の所定の像の位 置から遮断する。本発明は、接眼レンズ22への通路を走査装置24から分離す ることによってかつ接眼レンズ22への経路上で任意の所定の像の位置からの主 な光線を遮断しない患者の眼から接眼レンズ22への光学的通路内で光学的要素 を使用することによって、この問題を除去する。結果として、検眼鏡10を用い て臨床医によって検査される眼の像は、陰影作用を有する図4Bにおいて示され るような眼の像とは対照的に、図4Aにおいて示される通りである。 陰影作用は、像の形の縁部を暗くする時かつ形の中央を明るくする時に、図4 Bにおいて示される可能性がある。例えば、図4Bにおいて、血管の中心に向か って漸進的に明るくした暗い平行な線のように、血管の像を写された形が示され る。この影響は、眼内の任意の所定の位置からの主な光線が接眼レンズ22への 経路上で遮断されないので、図4Aにおいて記述されるように、本発明の走査レ ーザー検眼鏡10によって表示される像が存在しない。 図2及び3において示されるように、検眼鏡10の走査装置24は、レーザー 源34を有する。レーザー源34は、一点で受動型の静止した光学的要素38上 で衝突するレーザー光線36を発生させる。受動型の静止した光学的要素38は 、示されるようにシリンドリカルレンズであり、光がレンズ38と衝突する点か ら光の線40を発生させる。レーザー光の線40は、走査鏡42によって線40 の方向に直角な方向に走査され、光の線は走査鏡42に衝突する。走査鏡42は 、軸45を介して連結された走査モータ44によって駆動される。電源46は、 動力をオンオフスイッチ18を介して、走査モータ44及びレーザー源34へ提 供する。走査鏡42が振動する時、走査鏡は、図3において示されるように、部 分的に反射するビーム分割器32の面を水平に横切って、線40を走査し、照明 の矩形領域は、ビーム分割器32の面で発生される。ビーム分割器32は、眼1 4に照明の光の矩形領域を反射させ、眼は、実像面48及び非対称の非球面対物 レンズ50の中心に置かれる。照明光が患者の眼14に向かって移動する時に、 照明光はわずかに散開する。非球面レンズの弱い面52は、わずかに散開する照 明光を平行にし、照明光を非球面レンズ50の強い面54へ向ける。非球面レン ズの強い面54は、照明光を一点56へ集める。この一点は、患者の瞳孔の中心 又はほぼ中心近くに置かれる。照明光が眼14の網膜 58に衝突するまで、照明光はこの通路をたどり、こうして、光線60及び62 の境界内の患者の眼の領域を照明する。受動型の光学的要素38は、音波の光学 的調節器によって必要とされる時に使用される外部の駆動信号なしでかつ走査鏡 のように要素の移動なしで光学的要素に衝突する光の一点を光の線へ転換し、こ の受動型の光学的要素38の使用は、本発明の光学的装置を簡単化し、走査レー ザー検眼鏡10が携帯可能なハウジング12内に包装されることを可能とするよ うに光学的装置の寸法を減少させる。 眼の像の捕獲装置26を患者の眼14の異なる領域へ集中させるために、この 光学的装置26は、移動可能な視野レンズ34を有する。とりわけ、図2及び3 において示されるように、患者の眼14の眼底58において照明された点70は 、光線72及び74によって示される光を反射し、反射された光は捕獲され非球 面対物レンズ50によって実像面48の一点76へ集められる。患者の眼14か ら反射された光は、ビーム分割器32を通って視野レンズ28へ通過する。視野 レンズ28は、非対称対物レンズ50に近い又は遠い位置へ変えるように、矢印 75の方向に移動でき、こうして、一点70の位置を変える。患者の眼から反射 した光は、視野レンズ28を通過し、視野レンズから偏光薄膜78を通って像レ ンズ80へ通過する。像レンズ80及び視野レンズ28は、臨床医が接眼レンズ 22を見る時に臨床医30によって監視される患者の眼の内部の拡大像82を形 成する。 所望の光だけを接眼レンズ22へ通過させるために、レーザー源からのレーザ ー光は、第一方向に偏光され、光学的装置26の偏光薄膜78は、第一方向と異 なる第二方向に偏光される。特に、偏光薄膜78は、好ましくは、レーザー源3 4からのレーザー光の偏光に垂直な方向に偏光される。この偏光薄膜112の偏 光は、患者の 角膜、光学的装置の非球面レンズ50及び他の要素からの望ましくない反射が像 レンズ80及び接眼レンズ22へ届くことを妨げ、患者の眼の内部からの無作為 化された反射された像だけが、光学的装置を通して接眼レンズ22へ通過する。 本発明の非球面レンズ50は、瞳孔にほぼ近い患者の眼の領域に、照明装置2 4からの照明光を集め、遮断された光を非球面レンズと接眼レンズとの間に配置 された実像面48へ集める。このような非球面レンズを提供するために、レンズ の弱い面52と強い面54の各々は、好ましくは、多項式の関数によって記述さ れる。 f(Y,A2,A4,A6,C,cc)=A2Y2+A4Y4+A6Y6+CY2/(1+√(1-C2cc)) ここで、A2、A4及びA6は定数であり、Cは面の湾曲を表し、ccは円錐定数を表す 。非球面レンズ50の強い面54のために、これらの値は、以下の範囲内でなけ ればならない。 0.0<A2<0.003 −0.02<A4<0.02 −0.01<A6<0.01 −0.1<C<0.0 −2.0<cc<1.0 非球面レンズ50の弱い面52のために、これらの値は、以下の範囲内でなけれ ばならない −0.003<A2<0.0 0.0<A4<0.001 −0.001<A6<0.01 −0.1<C<0.0 −2.0<cc<1.0 さらに、弱い面52の湾曲Cは、好ましくは、強い面54の湾曲Cの−1/2倍 より大きい。 本発明の好適な実施態様において、非球面レンズ50の強い面54は、A2=0 .000444、A4=0.000001、A6=0.0、C=−0.092及びcc =−0.933という値を有し、しかるに、非球面レンズ50の強い面54は、 A2=−0.00243、A4=0.0000012、A6=0.0、C=−0.04 5及びcc=−1.213という値を有する。 非球面レンズ50の直径dが変えられることができる一方で、好適な直径は、 35mmである。非球面レンズ50は、先行技術の走査レーザー検眼鏡及び全体 としての検眼鏡に比べて極端に広い走査レーザー検眼鏡10のための60°の視 野を生み出す。さらに、非球面レンズ50によって生み出される実像は、実質的 にゆがみがない。 本発明の多くの修正及び変形は、以上の教えの公知において可能である。こう して、添付された請求の範囲内において、本発明は、以上ここに記述されたもの の他の方法で実施されることができるということが理解されることができる。 請求され、特許証によって守られることが望まれているものは以下の通りであ る。
【手続補正書】 【提出日】平成10年11月5日(1998.11.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.携帯可能な走査レーザー検眼鏡であって、担持されるほど十分に小さなハ ウジングと、前記ハウジング内に収納されるレーザー光の源と、前記レーザー光 からの照明の二次元の領域を発生させるために、前記源からレーザー光を受ける ように前記ハウジング内に位置する走査装置と、前記走査装置へ動力を付与する ために前記ハウジング内に収納される電源と、人の眼の眼底を照明するために前 記照明を前記走査装置から前記人の眼へ向けるために前記ハウジング内に収納さ れている光学的装置とを有し、前記光学的装置が、前記患者の眼から反射される 光を遮断して前記人の眼の内部の拡大像を生じさせる携帯可能な走査レーザー検 眼鏡。 2.前記光学的装置は、接眼レンズを有し、臨床医は、前記拡大像を直接的に 検査するために前記接眼レンズを通して見る請求項1に記載の携帯可能な走査レ ーザー検眼鏡。 3.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔の ほぼ近傍領域に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間において 、前記ハウジング内に配置される第二レンズを有する請求項2に記載の携帯可能 な走査レーザー検眼鏡。 4.前記光学的装置が、前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ前 記受けた光を前記第二レンズと前記接眼レンズとの間に配置される像平面へ集中 させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間において、前記ハウジング内 に配置される第二レンズを有する請求項2に記載の携帯可能な走査レーザー検眼 鏡。 5.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔の ほぼ近傍の領域に集中させるためにかつ前記患者の眼から反射された光を受けて 前記受けた光を非対称の非球面レンズと前記接眼レンズとの間に配置された像平 面に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間かつ前記接眼レンズ と前記患者の眼との間の光学的通路に配置される前記非対称の非球面レンズを有 する請求項2に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 6.前記走査装置は、移動可能な反射面及び受動型の静止した光学的要素を有 し、前記面及び前記光学的要素は、前記レーザー光が前記受動型の光学的要素に 一点で衝突するように前記レーザー光の通路内に配置され、前記光学的要素は、 衝突した前記光の点から光の線を発生させ、前記走査装置は、前記線が延びる方 向に垂直な方向に前記光の線を走査して照明の二次元領域を生じさせる請求項1 に記載の走査レーザー検眼鏡。 7.前記受動型の光学的要素がシリンドリカルレンズである請求項6に記載の 走査レーザー検眼鏡。 8.前記源からの前記レーザー光が第一方向に偏光され、さらに前記接眼レン ズと前記患者の眼との間に配置される偏光子を有し、前記偏光子は、前記レーザ ー光の偏光の第一方向と異なる第二方向に偏光され、臨床医によって検査するた めに前記接眼レンズに所望の光を通過させる請求項2に記載の走査レーザー検眼 鏡。 9.前記偏光子が、前記レーザー光の偏光に直角に偏光される請求項8に記載 の走査レーザー検眼鏡。 10.前記光学的装置は、前記患者の眼と前記走査装置との間かつ前記患者の 眼と前記接眼レンズとの間の光学的通路に配置されるビーム分割器を有し、前記 患者の眼から前記接眼レンズへの主な光線を遮断することなく前記光学的通路を 分離する請求項2に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.携帯可能な走査レーザー検眼鏡であって、臨床医によって担持されるほど 十分に小さなハウジングと、前記ハウジング内に収納されるレーザー光の源と、 前記レーザー光からの照明の二次元の領域を発生させるために、前記源からレー ザー光を受けるように前記ハウジング内に位置する走査装置と、前記走査装置へ 動力を付与するために前記ハウジング内に収納される電源と、患者の眼の眼底を 照明するために前記照明を前記走査装置から前記患者の眼へ向けるために前記ハ ウジング内に収納されている光学的装置とを有し、前記光学的装置が、前記患者 の眼から反射される光を遮断して前記患者の眼の内部の拡大像を生じさせ、前記 光学的装置は、接眼レンズを有し、前記臨床医は、前記患者の内部の前記拡大像 を直接的に検査するために前記接眼レンズを通して見る携帯可能な走査レーザー 検眼鏡。 2.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔の ほぼ近傍領域に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間において 、前記ハウジング内に配置される第二レンズを有する請求項1に記載の携帯可能 な走査レーザー検眼鏡。 3.前記光学的装置が、前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ前 記受けた光を前記第二レンズと前記接眼レンズとの間に配置される像平面へ集中 させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間において、前記ハウジング内 に配置される第二レンズを有する請求項1に記載の携帯可能な走査レーザー検眼 鏡。 4.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔の ほぼ近傍の領域に集中させるためにかつ前記患者の眼から反射された光を受けて 前記受けた光を非対称の非球面レンズと 前記接眼レンズとの間に配置された像平面に集中させるために、前記走査装置と 前記患者の眼との間かつ前記接眼レンズと前記患者の眼との間の光学的通路に配 置される前記非対称の非球面レンズを有する請求項1に記載の携帯可能な走査レ ーザー検眼鏡。 5.前記走査装置は、移動可能な反射面及び受動型の静止した光学的要素を有 し、前記面及び前記光学的要素は、前記レーザー光が前記受動型の光学的要素に 一点で衝突するように前記レーザー光の通路内に配置され、前記光学的要素は、 衝突した前記光の点から光の線を発生させ、前記走査装置は、前記線が延びる方 向に垂直な方向に前記光の線を走査して照明の二次元領域を生じさせる請求項1 に記載の走査レーザー検眼鏡。 6.前記受動型の光学的要素がシリンドリカルレンズである請求項5に記載の 走査レーザー検眼鏡。 7.前記源からの前記レーザー光が第一方向に偏光され、さらに前記接眼レン ズと前記患者の眼との間に配置される偏光子を有し、前記偏光子は、前記レーザ ー光の偏光の第一方向と異なる第二方向に偏光され、臨床医によって検査するた めに前記接眼レンズに所望の光を通過させる請求項1に記載の走査レーザー検眼 鏡。 8.前記偏光子が、前記レーザー光の偏光に直角に偏光される請求項7に記載 の走査レーザー検眼鏡。 9.前記光学的装置は、前記患者の眼と前記走査装置との間かつ前記患者の眼 と前記接眼レンズとの間の光学的通路に配置されるビーム分割器を有し、前記患 者の眼から前記接眼レンズへの主な光線を遮断することなく前記光学的通路を分 離する請求項1に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 10.臨床医によって担持されるほど十分に小さなハウジングと、前記ハウジ ング内に収納されかつ第一方向に偏光されるレーザー 光の源と、走査装置であって、前記走査装置は、患者の眼へ向けられた前記レー ザー光から照明の二次元領域を発生させて前記患者の眼の内部を照明させるため に、前記源からの前記レーザー光を受けるように位置する走査装置と、前記患者 の眼から反射された光を受けるための接眼レンズであって、臨床医が前記接眼レ ンズを通して前記患者の眼の内部の拡大像を直接的に検査するために見る接眼レ ンズと、前記患者の眼から前記接眼レンズへ反射される前記光の通路内に配置さ れる偏光子であって、前記偏光子は、前記レーザー光の偏光の前記第一方向と異 なる第二方向に偏光され、所望の反射された光を前記接眼レンズへ通過させる偏 光子とを具備する携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 11.前記光学的装置は、前記走査装置からの前記照明光を前記患者の眼にほ ぼ近傍の領域に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間の前記ハ ウジング内に配置される第二レンズを有する請求項10に記載の携帯可能な走査 レーザー検眼鏡。 12.前記光学的装置は、前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ 前記受けた光を前記第二レンズと前記接眼レンズとの間に配置された像平面へ集 中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間の前記ハウジング内に配置 される第二レンズを有する請求項10に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 13.前記光学的装置は、前記走査装置からの前記照明光を前記患者の眼の瞳 孔にほぼ近傍の領域へ集中させるためにかつ前記患者の眼から反射された光を受 けるためにかつ前記受けた光を前記非対称の非球面レンズと前記接眼レンズとの 間に配置された像平面に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼の間か つ前記接眼レンズと前記患者の眼との間の光学的通路内に配置される非対称の非 球面レンズを有する請求項10に記載の携帯可能な走査レーザー検 眼鏡。 14.前記走査装置は、移動可能な反射面及び受動型の静止した光学的要素を 有し、前記面及び前記光学的要素は、前記レーザー光が前記受動型の光学的要素 に一点で衝突するように前記レーザー光の通路内に配置され、前記光学的要素は 、衝突した前記光の点から光の線を発生させ、前記走査装置は、前記線が延びる 方向に垂直な方向に前記光の線を走査して照明の二次元領域を生じさせる請求項 10に記載の走査レーザー検眼鏡。 15.前記受動型の光学的要素がシリンドリカルレンズである請求項14に記 載の走査レーザー検眼鏡。 16.臨床医によって担持されるほどに十分に小さなハウジングと、前記ハウ ジング内に収納されたレーザー光の源と、受動型で静止した光学的要素であって 、前記光学的要素は、前記光が一点で前記受動型光学的要素に衝突するように前 記源からの前記レーザー光の通路内に配置され、前記光学的要素は衝突した前記 光の点から光の線を発生させる光学的要素と、前記線が延びる方向に垂直な方向 に前記光の線を走査して照明の二次元領域を発生させる走査装置と、動力を前記 走査装置へ付与するために前記ハウジング内に収納される電源と、前記照明の二 次元領域を前記患者の眼へ向けて前記眼の眼底を照明する光学的装置であって、 前記光学的装置は、前記患者の眼から反射された光を遮断して前記患者の眼の内 部の拡大像を発生させ、前記光学的装置は、接眼レンズを有し、臨床医が前記接 眼レンズを通して前記患者の眼の内部の前記拡大像を直接的に検査するために見 る光学的装置とを具備する携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 17.前記受動型の光学的要素がシリンドリカルレンズである請求項16に記 載の走査レーザー検眼鏡のための照明装置。 18.前記光学的装置は、前記走査装置からの前記照明光を前記患者の眼にほ ぼ近傍の領域に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間の前記ハ ウジング内に配置される第二レンズを有する請求項16に記載の携帯可能な走査 レーザー検眼鏡。 19.前記光学的装置は、前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ 前記受けた光を前記第二レンズと前記接眼レンズとの間に配置された像平面へ集 中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間の前記ハウジング内に配置 される第二レンズを有する請求項16に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 20.前記光学的装置は、前記走査装置からの前記照明光を前記患者の眼の瞳 孔にほぼ近傍の領域へ集中させるためにかつ前記患者の眼から反射された光を受 けるためにかつ前記受けた光を前記非対称の非球面レンズと前記接眼レンズとの 間に配置された像平面に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼の間か つ前記接眼レンズと前記患者の眼との間の光学的通路内に配置される非対称の非 球面レンズを有する請求項16に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。 21.前記源からの前記レーザー光が第一方向に偏光され、さらに前記接眼レ ンズと前記患者の眼との間に配置される偏光子を有し、前記偏光子は、前記レー ザー光の偏光の第一方向と異なる第二方向に偏光され、臨床医によって検査する ために前記接眼レンズに所望の光を通過させる請求項16に記載の走査レーザー 検眼鏡。 22.前記偏光子が、前記レーザー光の偏光に直角に偏光される請求項12に 記載の走査レーザー検眼鏡。 23.前記光学的装置は、前記患者の眼と前記走査装置との間かっ前記患者の 眼と前記接眼レンズとの間の光学的通路に配置されるビーム分割器を有し、前記 患者の眼から前記接眼レンズへの主な光 線を遮断することなく前記光学的通路を分離する請求項16に記載の携帯可能な 走査レーザー検眼鏡。 24.臨床医によって担持されるほど十分に小さなハウジングと、前記ハウジ ング内に収納されかつ第一方向に偏光されるレーザー光の源と、走査装置であっ て、前記走査装置は、患者の眼へ向けられた前記レーザー光から照明の二次元領 域を発生させて前記患者の眼の内部を照明させるために、前記源からの前記レー ザー光を受けるように位置する走査装置と、動力を前記走査装置へ付与するため に前記ハウジング内に収納される電源と、前記患者の眼から反射された光を受け るための接眼レンズであって、臨床医が前記接眼レンズを通して前記患者の眼の 内部の拡大像を直接的に検査するために見る接眼レンズと、前記患者の眼から前 記接眼レンズへ反射される前記光の通路内に配置される偏光子であって、前記偏 光子は、前記レーザー光の偏光の前記第一方向と異なる第二方向に偏光され、所 望の反射された光を前記接眼レンズへ通過させる偏光子と、非対称の非球面レン ズであって、前記走査装置からの前記照明光を前記患者の瞳孔のほぼ近傍の領域 へ集中させかつ前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ前記受けた光 を前記非対称の非球面レンズと前記接眼レンズとの間に配置された像平面へ集中 させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間かつ前記接眼レンズと前記患 者の眼との間の光学的通路内に配置される非対称の非球面レンズとを具備する携 帯可能な走査レーザー検眼鏡。 25.前記走査装置は、移動可能な反射面及び受動型の静止した光学的要素を 有し、前記面及び前記光学的要素は、前記レーザー光が前記受動型の光学的要素 に一点で衝突するように前記レーザー光の通路内に配置され、前記光学的要素は 、衝突した前記光の点から光の線を発生させ、前記走査装置は、前記線が延びる 方向に垂直な 方向に前記光の線を走査して照明の二次元領域を生じさせる請求項24に記載の 走査レーザー検眼鏡。 26.前記受動型の光学的要素がシリンドリカルレンズである請求項25に記 載の走査レーザー検眼鏡。 27.前記源からの前記レーザー光が第一方向に偏光され、さらに前記接眼レ ンズと前記患者の眼との間に配置される偏光子を有し、前記偏光子は、前記レー ザー光の偏光の第一方向と異なる第二方向に偏光され、臨床医によって検査する ために前記接眼レンズに所望の光を通過させる請求項24に記載の走査レーザー 検眼鏡。 28.前記偏光子が、前記レーザー光の偏光に直角に偏光される請求項27に 記載の走査レーザー検眼鏡。 29.臨床医によって担持されるほど十分に小さなハウジングと、前記ハウジ ング内に収納されかつ第一方向に偏光されるレーザー光の源と、走査装置であっ て、前記走査装置は、患者の眼へ向けられた前記レーザー光から照明の二次元領 域を発生させて前記患者の眼の内部を照明させるために、前記源からの前記レー ザー光を受けるように位置する走査装置と、動力を前記走査装置へ付与するため に前記ハウジング内に収納される電源と、ビーム分割器であって、前記患者の眼 と前記走査装置との間かつ前記患者の眼と前記接眼レンズとの間の光学的通路に 配置され、前記患者の眼から前記接眼レンズへの主な光線を遮断することなく前 記光学的通路を分離するビーム分割器とを具備する携帯可能な走査レーザー検眼 鏡。 30.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔 のほぼ近傍領域に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間におい て、前記ハウジング内に配置される第二レンズを有する請求項29に記載の携帯 可能な走査レーザー検眼鏡。 31.前記光学的装置が、前記患者の眼から反射された光を受けるためにかつ 前記受けた光を前記第二レンズと前記接眼レンズとの間に配置される像平面へ集 中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間において、前記ハウジング 内に配置される第二レンズを有する請求項29に記載の携帯可能な走査レーザー 検眼鏡。 32.前記光学的装置が、前記走査装置からの前記照明の光を前記患者の瞳孔 のほぼ近傍の領域に集中させるためにかつ前記患者の眼から反射された光を受け て前記受けた光を非対称の非球面レンズと前記接眼レンズとの間に配置された像 平面に集中させるために、前記走査装置と前記患者の眼との間かつ前記接眼レン ズと前記患者の眼との間の光学的通路に配置される前記非対称の非球面レンズを 有する請求項29に記載の携帯可能な走査レーザー検眼鏡。
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