JPH0938035A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH0938035A
JPH0938035A JP7212510A JP21251095A JPH0938035A JP H0938035 A JPH0938035 A JP H0938035A JP 7212510 A JP7212510 A JP 7212510A JP 21251095 A JP21251095 A JP 21251095A JP H0938035 A JPH0938035 A JP H0938035A
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JP
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eye
light
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light source
optical system
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JP7212510A
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Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検眼に外部遠方が見えるようにし、検者に
は被検眼が見易いようにする。 【構成】 固視用光源28からの光束は、光分割部材2
0のミラー部20bに反射され、光分割部材14、1等
を通り、瞳孔Pにおいて細い光束となって被検眼Eに投
影され、被検眼Eはその視度に拘わらず、光分割部材1
を通して外部遠方と重なった固視用光源28を見ること
ができ、このとき視線は測定光軸O1と一致する。また、
光軸O1の周囲にある前眼部照明用光源による被検眼Eの
前眼部からの反射光は、光分割部材1、14、ユニット
18等を通って検者眼eに至り、検者眼eは斜め横に向
いている光軸O4から被検眼Eを観察する。このようにし
て、検者眼eにより被検眼Eの前方視野が遮ぎられるこ
とがなく、検者は遠方視の被検眼Eを容易に観察するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科病院や眼鏡店
で検眼測定のために使用される眼科装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、オートレフラクトメータやオ
ートケラトメータとして使用される眼科装置が、特開平
4−288120号公報、特開昭55−42624号公
報、特開平4−141135号公報、特開昭61−12
8937号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の特開平4−288120号公報に開示された装
置では、被検眼が外部遠方を見ることができず、特開昭
55−42624号公報の装置は据置型を前提としてお
り、観察光学系を一体的に設けたり観察光学系を斜めに
した開示はない。また、特開平4−141135号公報
に開示の装置はセンサとして4要素素子を使用してお
り、絞りがなくまた前眼部の観察光学系がない。更に、
特開昭61−128937号公報の装置は、2つの投影
光学系を使用しているので構成が複雑である。
【0004】本発明の第1の目的は、上述の問題点を解
消し、被検眼が外部遠方を見ることができ、検者には被
検眼を見易くした眼科装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、検者が被検者顔と
被検眼像の両方を見ながら容易に位置合わせができる眼
科装置を提供することにある。
【0006】本発明の第3の目的は、構造が簡単な位置
合わせ光学系を備えた小型軽量な眼科装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼科装置は、被検眼の前面に配設し可
視光を部分的に反射透過する第1の光分割部材と、該第
1の光分割部材に分割された光路に配設し被検眼観察光
路及び検眼測定光路を分割する第2の光分割部材と、光
束を被検眼に投影しその反射光を前記第1及び第2の光
分割部材を介して検眼測定する検眼測定系と、被検眼を
前記第1及び第2の光分割部材を介して被検眼の斜め前
方から観察する観察光学系とを有することを特徴とす
る。
【0008】第2発明に係る眼科装置は、被検眼の撮像
光学系及び検眼測定系を収納した被検眼の高さ位置で眼
幅よりも幅が狭い筐体部と、該筐体部と一体化し被検眼
の斜め前方から前記撮像光学系による被検眼像を観察す
る観察光学系とを有することを特徴とする。
【0009】第3発明に係る眼科装置は、被検眼の観察
手段と、被検眼に光束を投影する単一の投影光学系と、
該投影光学系による角膜反射を互いに異なる2方向から
受光する受光光学系とを有し、該受光光学系により位置
合わせ信号を得ることを特徴とする。
【0010】上述の構成を有する第1発明の眼科装置
は、被検眼の前面に可視光を部分的に反射透過する第1
の光分割部材を配置し、第1の光分割部材に分割された
光路を第2の光分割部材により被検眼観察光路と検眼測
定光路に分割し、これら2つの光分割部材を介して、被
検眼の斜め前方から被検眼を観察して位置合わせを行
い、被検眼に光束を投影しその反射光をこれらの光分割
部材を介して受光して検眼測定を行う。
【0011】第2発明の眼科装置は、被検眼の撮像光学
系と検眼測定系を一体化して、被検眼の高さ位置で眼幅
よりも幅が狭い筐体部に収納し、撮像光学系により被検
眼を撮像し、被検眼の斜め前方から被検眼像を観察して
位置合わせを行う。
【0012】第3発明の眼科装置は、被検眼の観察手段
で被検眼の略位置合わせをし、単一の投影光学系により
被検眼に光束を投影し、その角膜反射を互いに異なる2
方向から受光し、この両信号に基づいて位置合わせを行
う。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の側面図、図2は
平面図を示し、オートレフラクトメータとオートケラト
メータの複合機能を有する眼科装置の構成図である。被
検眼Eの前方の光軸O1上には、赤外光を反射し可視光を
部分的に反射透過する光分割部材1が配置されており、
光軸O1の周囲には、図3に示すように赤外光を発する6
組の角膜測定用光源2、レンズ3が配置され、更に位置
合わせのために可視光を発する2組の前眼部照明用光源
4、レンズ5が配置されている。
【0014】光分割部材1において、光軸O1に略垂直な
光軸O2の光分割部材1の入射方向には、レンズ6、被検
眼Eの前眼部と共役な視標板7、この視標板7を照明す
るために可視光を発するアライメント用光源8が順次に
配列されている。なお、視標板7は丸視標と横棒視標と
から成る光透過部を有している。
【0015】光軸O2の光分割部材1を介してレンズ6の
反対方向には、ダイクロイックミラー10、このレンズ
11、レンズ11の後側焦点にある絞り12、ミラー1
3が順次に配列され、ダイクロイックミラー10の反射
方向の光軸O3上には、光分割部材14、レンズ15、ミ
ラー16が配列されている。また、ミラー16の反射方
向には図2に示すようにミラー17が配置され、ミラー
17の斜め反射方向の光軸O4は検者眼eに至っている。
なお、ミラー16と17から成るユニット18は、光軸
O3の回りに自在に回転するようになっており、180°
回転させることにより反対側からも検者が操作ができる
ようになっている。
【0016】光分割部材14の反射方向の光軸O5上に
は、レンズ19、被検眼Eの前眼部と共役で6個の透過
部20a、中心部のミラー部20bを有する光分割部材
20、ダイクロイックミラー21、光軸O2を通る光路に
おいて被検眼Eの前眼部と共役なエリアCCDのような
撮像素子22が順次に配列されており、ダイクロイック
ミラー21の側方からの入射方向にはミラー13が配置
されている。なお、撮像素子22は光軸O5を通る屈折測
定光路においては正視の被検眼E眼底Rと共役になって
いる。また、光分割部材20のミラー部20bの入射方
向には、レンズ25、ダイクロイックミラー26、角膜
測定用光源2と波長の異なる赤外光を発する屈折測定用
光源27が配列され、ダイクロイックミラー26の入射
方向には、固視用光源28が配置されている。
【0017】被検眼を固視させる場合に、固視用光源2
8からの光束はダイクロイックミラー26、レンズ25
を通って光分割部材20のミラー部20bに反射され、
レンズ19、光分割部材14、ダイクロイックミラー1
0、光分割部材1を通って被検眼Eに投影される。この
光束はミラー部20bを介して瞳孔Pにおいて細い光束
となるので、被検眼Eはその視度に拘わらず見ることが
でき、被検眼Eが光分割部材1を通して外部遠方と重な
った固視用光源28を見ることにより、その視線は測定
光軸O1と一致する。なお、検者眼eが観察する光軸O4は
斜め横を向いているので、検者眼eにより被検眼Eの前
方視野が遮ぎられることはなく、検者も遠方視の被検眼
を容易に観察することができる。
【0018】前眼部照明用光源4からの光束は、レンズ
5により集光されて被検眼Eの角膜Cを照明し、その反
射光は光分割部材1、ダイクロイックミラー10で反射
し、光分割部材14、レンズ15、ミラー16、17を
通って被検眼eに至り、被検眼Eと共に角膜反射像4’
として図4に示すように検者眼eに観察される。
【0019】アライメント用光源8は視標板7を照明
し、その透過光はレンズ6、光分割部材1を透過し、ダ
イクロイックミラー10に反射されて光軸O3、O4上を進
み、検者眼eに至り、図4に示すように位置合わせ用の
丸視標7aと横棒視標7bが表示され、検者は角膜反射
像4’が横棒視標7b上に左右対称に掛かるように位置
合わせを行う。
【0020】角膜測定時において、角膜測定用光源2か
らの光束はレンズ3で平行光となって被検眼Eの角膜C
を照明する。その反射光は光分割部材1で反射され、ダ
イクロイックミラー10、レンズ11、絞り12、ミラ
ー13、ダイクロイックミラー21を通って、撮像素子
22に図5に示すように角膜反射像2’として受光され
る。位置合わせ中は角膜反射像2’の位置とぼけ具合
が、図示しないコンピュータにより所定間隔で連続的に
モニタされ、角膜反射像2’が所定位置にあってぼけが
一定以下のときに位置が合っていると認識される。その
ときの角膜反射像2’の位置をコンピュータにより解析
して、各径線方向の角膜曲率半径を演算する。
【0021】角膜曲率半径の測定に連続して眼屈折測定
を行う場合には、屈折測定用光源27を点灯すると、光
束はダイクロイックミラー26を透過して固視用光源2
8と同じ光路を進み、光分割部材1を通って、被検眼E
の瞳孔Pの中心から眼底Rにスポット光を投影する。そ
の反射光は同じ光路を戻り、光分割部材20の周囲の6
個の光透過部20aを通って分離され、6個の光束とし
て撮像素子22に受光される。この光束は図5の角膜反
射像2’と同様であり、コンピュータによりその位置が
演算されて眼屈折値が求められる。
【0022】なお、角膜測定用光源2ではなく屈折測定
用光源27を使用して位置合わせのモニタを行うことも
できる。その場合は、位置合わせ時に屈折測定用光源2
7を点灯しておき、ダイクロイックミラー10、21が
屈折測定用光源27からの光束を一部を反射し一部を透
過するようにしておけば、屈折測定用光源27の角膜反
射光は角膜測定光路を戻って撮像素子22の中心にスポ
ット光として受光され、このスポット光の位置とぼけを
コンピュータで演算して位置が合っているかを判断す
る。
【0023】図6は第2の実施例のオートレフラクトメ
ータの側面図であり、図7は光路を平面的に表示した図
である。被検眼Eの前方の光軸O6上には光分割部材30
が配置され、光分割部材30において光軸O6に略垂直な
光軸O7の光分割部材30の入射方向には、レンズ31、
光軸O7を中心にしたリング状の光透過部を有し、観察視
野でアライメントマークとなる視標板32、この視標板
32を照明するアライメント用光源33が順次に配列さ
れている。光軸O7の光分割部材30に関しレンズ31の
反対方向には、赤外光を透過し可視光を部分的に反射透
過する光分割部材34、レンズ35、光透過部36aと
ミラー部36bから成る光分割部材36、撮像素子37
が順次に配列されている。光分割部材36のミラー部3
6bの入射方向には、レンズ40、ダイクロイックミラ
ー41、屈折測定用光源42が順次に配列され、ダイク
ロイックミラー41の入射方向には固視用光源43が配
置されている。
【0024】また、光分割部材34の反射方向にはレン
ズ44、ミラー45、46が配列され、検者の観察光路
08が形成されている。被検眼Eから光軸O7の両側の斜め
方向に伸びる光軸O9a 、O9b 上には、それぞれレンズ4
7a、47b、これらのレンズ47a、47bによって
角膜反射と共役とされ角膜反射光よりも稍々大きい小開
口を有する絞り48a、48b、位置合わせ用の光電セ
ンサ49a、49bが配列されている。
【0025】図9は信号関係のシステム回路の構成図を
示し、撮像素子37、光電センサ49a、49bの出力
はコンピュータを含む制御演算手段50に接続され、制
御演算手段50の出力は液晶表示板51、アライメント
用光源33、屈折測定用光源42、固視用光源43に接
続されている。
【0026】測定開始信号が入力されると、制御演算手
段50によりアライメント用光源33、屈折測定用光源
42、固視用光源43が点灯する。固視用光源43から
の光束は、ダイクロイックミラー41、レンズ40、光
分割部材36のミラー部36b、レンズ35、光分割部
材34、30を介して被検眼Eに呈示される。アライメ
ント用光源33は視標板32を照明し、視標板32から
の光束はアライメントマークAとなり、レンズ31、光
分割部材30、34、レンズ44、ミラー45、46を
介して図8に示すように前眼部像E’と共に検者に観察
される。検者はアライメントマークAと瞳孔Pを合わせ
て概略の位置合わせを行う。
【0027】位置合わせ時において、屈折測定用光源4
2からの光束はダイクロイックミラー41を透過し、固
視用光源43からの光束と同じ光路を通って被検眼Eの
前眼部に照射され、角膜反射像を結像する。この角膜反
射像は光軸O9a 、O9b を進み光分割部材30に反射さ
れ、それぞれレンズ47a、47b、絞り48a、48
bを介して光電センサ49a、49bに受光される。光
電センサ49a、49bに受光された両信号は制御演算
手段50によりモニタされ、被検眼Eが所定位置にきた
ときに、両光電センサ49a、49bは最大出力を示
し、この出力差が所定以下で、それぞれの出力が所定以
上の時に位置が合ったことが認識される。
【0028】屈折力測定時に、屈折測定用光源42から
の光束は被検眼Eの瞳孔Pの中心から眼底Rにスポット
光として投影され、その反射光は光路を逆に戻り、光分
割部材36の光透過部36aを通って撮像素子37に撮
像され、この撮像素子37の信号により屈折値が演算さ
れて、結果が液晶表示板51に表示される。
【0029】図10は第3の実施例の構成図であり、オ
ートレフラクトメータとオートケラトメータの機能を有
する眼科装置を示している。被検眼Eの高さ位置でその
幅が眼幅よりも狭く形成された筐体60には光学系が収
納されており、筐体60の上部には表示ユニット61が
軸62により回転自在に取り付けられている。筐体60
の前面の被検者側には、赤外光を発する前眼部照明用光
源63が設けられ、筐体60内において被検眼Eの斜め
前方に角膜測定用光源64、レンズ65が配置されてい
る。
【0030】被検眼Eの前方の光軸O10 上には、ダイク
ロイックミラー66、ミラー67が配列され、ダイクロ
イックミラー66の反射方向の光軸O11 上には、レンズ
68、絞り69、ミラー70が配列され、ミラー67の
反射方向の光軸O12 上には、レンズ71、周囲に透過部
72a、中心にミラー部72bを有する光分割部材7
2、ダイクロイックミラー73、撮像素子74が配列さ
れており、ダイクロイックミラー73とミラー70の反
射方向は一致している。また、光分割部材72のミラー
部72bへの入射方向には、レンズ75、ダイクロイッ
クミラー76、屈折測定用光源77が順次に配列され、
ダイクロイックミラー76の入射方向には固視用光源7
8が配置されている。また、表示ユニット61には液晶
画像表示素子79が設けられ、その光軸O13 上にレンズ
80が配置されている。
【0031】固視用光源78からの光束は、ダイクロイ
ックミラー76、レンズ75、光分割部材72のミラー
部72b、レンズ71、ミラー67、ダイクロイックミ
ラー66を通って被検眼Eに至り、被検眼Eは光軸O10
上に固視用光源78を見る。このとき、被検眼Eの高さ
位置で筐体60の幅は、被検者Hの眼幅よりも狭くなっ
ているので、被検者Hは検査していない右眼E’により
光源O14 方向の外部遠方を見ることができる。
【0032】また、筐体60に取り付けられた表示ユニ
ット61を自在に回転させて検者Iは見ることができ、
検者Iは図11に示すように被検者Hの顔の斜め前方で
操作することができるので、被検者Hの右眼E’を検査
する場合には、検者Iは表示ユニット61を回転して被
検者Hの右前方で操作すれば、常に被検者Hの遠方視を
遮ぎらずに操作することができる。
【0033】ダイクロイックミラー66、73は前眼部
照明用光源63と角膜測定用光源64の波長光を共に反
射するので、位置合わせ時には、前眼部照明用光源64
による被検眼Eの前眼部像と、角膜測定用光源64によ
る角膜反射像とが光軸O11 を経て撮像素子74に結像
し、その映像は電気的に発生されたアライメントマーク
と共に液晶画像表示素子79に表示され、レンズ80を
通して検者眼eにより観察される。
【0034】角膜測定時には、撮像素子74からの信号
は位置合わせ時にモニタされ、前眼部照明用光源64の
像位置が演算され、その位置とぼけが所定状態にあれば
位置が合っていると認識され、その後で光源64の角膜
反射像により角膜測定が行われて角膜曲率半径が算出さ
れる。
【0035】角膜測定に続いて眼屈折測定が行われ、屈
折測定用光源77からの光束は、ダイクロイックミラー
76を透過して固視用光源78の光束と同じ光路を辿
り、被検眼Eの瞳孔Pから眼底Rに照射され、眼底Rか
らの反射光はダイクロイックミラー66を通過してミラ
ー67で反射され、レンズ71、光分割部材72の透過
部72a、ダイクロイックミラー73を通って撮像素子
74に受光され、その受光信号から眼屈折値が求められ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
装置は、2つの光分割部材を介して被検眼を斜め前方か
ら観察して位置合わせを行うことにより、被検眼は外部
遠方を見ることができ、同時に検者は容易に被検眼を観
察できるので、視度誘導光学系や複雑な被検眼観察光学
系は不要となる。
【0037】第2発明に係る眼科装置は、光学系を一体
化して筐体に収納し、被検眼の高さ位置の筐体幅を眼幅
よりも狭くし、斜め前方から被検眼を観察して位置合わ
せを行うことにより、被検眼は外部遠方を見ることがで
き、視度誘導光学系が不要な、簡素な構成となる。
【0038】第3発明に係る眼科装置は、単一の投影光
学系による角膜反射を互いに異なる2方向から受光して
位置合わせ信号を得ることにより、簡素な構成により正
確な位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面図である。
【図2】平面図である。
【図3】光源部の正面図である。
【図4】モニタ画面の説明図である。
【図5】撮像素子上の光源像の説明図である。
【図6】第2の実施例の側面図である。
【図7】正面図である。
【図8】モニタ画面の説明図である。
【図9】電気ブロック回路の構成図である。
【図10】第3の実施例の側面図である。
【図11】操作時の平面図である。
【符号の説明】
1、14、20、30、34、36、72 光分割部材 2、64 角膜測定用光源 4、63 前眼部照明用光源 7、32 視標板 8、33 アライメント用光源 22、37、74 撮像素子 27、42、77 屈折測定用光源 28、43、78 固視用光源 49a、49b 光電センサ 50 制御演算手段 51 液晶表示板 60 筐体 61 表示ユニット 79 液晶画像表示素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の前面に配設し可視光を部分的に
    反射透過する第1の光分割部材と、該第1の光分割部材
    に分割された光路に配設し被検眼観察光路及び検眼測定
    光路を分割する第2の光分割部材と、光束を被検眼に投
    影しその反射光を前記第1及び第2の光分割部材を介し
    て検眼測定する検眼測定系と、被検眼を前記第1及び第
    2の光分割部材を介して被検眼の斜め前方から観察する
    観察光学系とを有することを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 被検眼の撮像光学系及び検眼測定系を収
    納した被検眼の高さ位置で眼幅よりも幅が狭い筐体部
    と、該筐体部と一体化し被検眼の斜め前方から前記撮像
    光学系による被検眼像を観察する観察光学系とを有する
    ことを特徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】 被検眼の観察手段と、被検眼に光束を投
    影する単一の投影光学系と、該投影光学系による角膜反
    射を互いに異なる2方向から受光する受光光学系とを有
    し、該受光光学系により位置合わせ信号を得ることを特
    徴とする眼科装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111627085A (zh) * 2020-06-01 2020-09-04 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种波前分视场曲率传感方法和装置、自适应oct系统

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CN111627085A (zh) * 2020-06-01 2020-09-04 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种波前分视场曲率传感方法和装置、自适应oct系统
CN111627085B (zh) * 2020-06-01 2023-05-05 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种波前分视场曲率传感方法和装置、自适应oct系统

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