JPH0423176A - 図面作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータを利用した図面作成装置において
、その作成図面の変更箇所に該当する部分を変更するだ
けで自動的に図面の履歴管理を行う装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のＣＡＤによる図面管理システムは、その図面の修
正又は変更来歴管理について、利用者が入力手段から登
録図面−層表の要求指令を入力すると、中央処理装置内
の一覧表表示手段が作動し図面データベースに格納され
ている図面名の一覧を表示するシステムであり、その判
別は図面番号に一連の番号を設けることによって管理す
る方式％式％ 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は変更前の図面データを、その図面全体を
１枚とする図面単位にデータベースに持っており、変更
箇所でない部分のデータまで記憶領域に持つため、記憶
領域に対し不必要に負担をかけている６また、変更箇所
に関する特別な情報を持たないので、どの部分をどの程
度変更したのかが不明瞭である。さらに、変更仕様書の
作成に関しては何ら手段が構じられておらず、変更仕様
書が必要とされるときには手書きされているのが現状で
あり、変更履歴管理システムとしては必ずしも十分な機
能を備えていないという問題があった。

本発明は図面に変更があった場合には、その部品又は部
分が属する層を設け、この層に関してのみ修正を行い、
その層毎に履歴を持たせることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために１文字データ及び図形データ
を入力するデータ入力手段と、入力されたデータを格納
するデータ記憶手段と、データを編集する編集制御部を
持つ文字及び図面作成装置において、表示画面上の部品
毎に層を定義し、その定義された領域を単位として該層
内の文字又は図形の編集を可能にする手段を設け、この
層を単位として修正履歴をデータ記憶領域に持たせたも
のである。

〔作用〕

本システムは、図面上の図形データあるいは文字データ
に変更の必要な生じた時には、その修正箇所を含む部分
に該当する層においてデータの変更を行ない、修正した
層をまた元の図面の上から重ね合わせることにより修正
済図面として表示させる。履歴データとしては、初回登
録の図面を先頭の履歴とする。さらに修正が行なわれる
毎に設けられた層を代々の履歴として登録し、記憶領域
に持たせることにより、修正が行なわれていない領域ま
で記憶するという記憶領域の労資を防止することができ
る。

〔実施例〕

以下１本発明の１実施例を図により説明する。

本発明を実施するにあたり、まず装置の構成について第
１図を用いて説明する。

第１図は各種のファイルにより構成されている図面作成
装置の構成を図化したものである。

１はメニューファイルであり、図形データや文字データ
を入力しながら図面を作成するにあたって必要となるコ
マンドのメニューを格納するファイルである。２は図面
管理ファイルであり、３の図面データを格納しておくフ
ァイルを管理している９部品管理ファイル４は各種部品
を予め格納しである部品ファイル５を管理している。こ
こで図面ファイル３と部品ファイル４を管理しているフ
ァイルを管理ファイルを管理ファイルと呼び５図面管理
テーブルと層性テーブルにより構成されている。

６は図面層性ファイルで、図面に付加するユーザ層性を
格納しておくファイルである。

７は表ファイルで各種表データを格納しておくファイル
である。

８は文章ファイルで、注記等に用いる文章を登録してお
くファイルである。

第２図は図面に対する各種構成要素を図にしたものであ
る。１枚の図面は複数の層という単位に分類することが
できる。これは図形や要素などの形状データをグループ
化するために層という新しい単位を定義したものである
０層は独自の座標系。

原点１尺度、属性を持ち、移動９回転、複写９表示、非
表示の操作が可能である。この機能により例えば正面図
、平面図をそれぞれ別の層として定義したり、各部分を
層に分けて管理することができる。

本発明ではこの層の特長を生かし図面中で変更する部分
があった場合、その部分に相当する新たな層を定義して
その層状に新しいデータを記入し来歴として記憶領域に
格納することにより、図面の履歴管理を実現しようとす
るものである。

第２図における図面／層／図形／要素の組み合わせは、
図面において形状データの管理構成形態を表わしている
。これに対し図面／層／データの組み合わせは図面にお
ける寸法データの管理で、仕上記号の管理も同じ組み合
わせにより管理されている。

第３図に具体的な層と図面の関係を示す。初期図形に対
して修正がなされたとき、その修正部分に該当する層の
みを作図して初期図面上に重ねる。

こうして修正部分を貼り重ねたイメージで第１回履歴回
面ができる。ここで新たに作成した層には認識番号、例
えばｌ−１，１−２などを付ける。

認識番号の上１桁は履歴番号、下１桁は各履歴で、作成
された新規の層の通し番号である。第３図に示すように
履歴が第２図、第３図と移るにつれ、次々に過去の図面
の上にそれぞれの履歴毎の認識番号を持つ層が重ねられ
、最新図面へ至る。この方式によれば、この認識番号を
持った各履歴の層を第１図における３の図面ファイルに
記憶することにより全ての履歴データを格納したことに
なる。

過去の履歴を参照する場合には、その履歴番号を指示す
ることにより、その履歴図面に至るまでの全ての層を初
期図面上に重ねて表示し、１枚の図面を得ることができ
る。

このような仕組みによって図面の履歴を管理する方式で
は、各履歴毎の図面の再現性も備えた上で、変更部分の
みを記憶領域に持つだけでよくなり、記憶領域の専有部
分を最小限に抑えることができる。また、各履歴毎に色
を変えるなどの方法を構じて、過去の図面上に透かして
重ねることにより変更点明示も可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によればＣＡＤで作られた図面データに関し、そ
の履歴データを管理するにあたってその変更箇所に該当
する層の変更、登録をするだけで履歴データとして一連
の管理ができるため、記憶領域の負担軽減することがで
きる。

また、変更箇所毎に個別の層として登録しているので、
図会体から変更箇所をさがさずに済むなど、ユーザ側に
とっての判り易さが実現できる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施のために必要な図面作成装置のフ
ァイル構成を示す図、第２図は図面における層や図形、
要素、各種データの樹状層系を示す図、第３図は図面の
変更履歴における層の概念と実図面上での対応関係を示
す図である。 １・・・メニューファイル、２・・・図面管理ファイル
、３・・・図面ファイル、４・・・部品管理ファイル、
５・・・部品ファイル、６・・・図面層性ファイル、７
・・表フ第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、図形データ及び文字データの入力装置と、これらの
   データを処理する中央処理装置と、処理済みデータを格
   納する記憶装置から構成される図面作成装置において、
   作成し登録されている図面データの変更を必要とする場
   合にはその変更箇所に該当する“層”という単位部分毎
   に修正を行ない、修正前後のデータをこの層単位にデー
   タベースに格納することによりその図面の変更履歴を管
   理することを特徴とする図面作成装置。