JPH0423169Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423169Y2 JPH0423169Y2 JP1982111469U JP11146982U JPH0423169Y2 JP H0423169 Y2 JPH0423169 Y2 JP H0423169Y2 JP 1982111469 U JP1982111469 U JP 1982111469U JP 11146982 U JP11146982 U JP 11146982U JP H0423169 Y2 JPH0423169 Y2 JP H0423169Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- claw lever
- striker
- base plate
- guide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 33
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 13
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のフードロツク装置に関する
ものである。
ものである。
従来公知の自動車のフードロツク装置として
は、実開昭52−86111号公報記載の如く、ベース
プレートとガイドプレートとにおいてフオーク軸
支部に座面を設けたものがある。ところが、この
場合、座面の加工が面倒であるとともに、フオー
クおよびクローレバーの回動時のガタ付きを防止
するために、座面を比較的大きくする必要がある
ところから、摺動抵抗の増大を招くおそれが存す
るという問題を内包していた。
は、実開昭52−86111号公報記載の如く、ベース
プレートとガイドプレートとにおいてフオーク軸
支部に座面を設けたものがある。ところが、この
場合、座面の加工が面倒であるとともに、フオー
クおよびクローレバーの回動時のガタ付きを防止
するために、座面を比較的大きくする必要がある
ところから、摺動抵抗の増大を招くおそれが存す
るという問題を内包していた。
本考案は、上記問題点に鑑み、ベースプレート
およびガイドプレートに対して極めて簡単な加工
を施すことによつて、フオークおよびクローレバ
ーの摺動抵抗の低減を図り得るようにすることを
目的とするものであり、かかる目的達成のため、
自動車の車体とこの車体に開閉自在に取付けられ
たフードとのいずれか一方側にストライカが取付
け、他方側に、上記ストライカを係脱可能に係止
するフオークと、ストライカ係止状態を保持すべ
く前記フオークに係合するクローレバーとを該フ
オークおよびクローレバーを挟むように配置され
たベースプレートとガイドプレートとに回動自在
となして取付けるとともに、このベースプレート
およびガイドプレートに、上記フオークおよびク
ローレバーの軸支部周辺で該フオークおよびクロ
ーレバーの側面に接触すべく互いに向き合うよう
に内方に向つて隆起するビードを外方側からのプ
レス加工によりそれぞれ形成している。
およびガイドプレートに対して極めて簡単な加工
を施すことによつて、フオークおよびクローレバ
ーの摺動抵抗の低減を図り得るようにすることを
目的とするものであり、かかる目的達成のため、
自動車の車体とこの車体に開閉自在に取付けられ
たフードとのいずれか一方側にストライカが取付
け、他方側に、上記ストライカを係脱可能に係止
するフオークと、ストライカ係止状態を保持すべ
く前記フオークに係合するクローレバーとを該フ
オークおよびクローレバーを挟むように配置され
たベースプレートとガイドプレートとに回動自在
となして取付けるとともに、このベースプレート
およびガイドプレートに、上記フオークおよびク
ローレバーの軸支部周辺で該フオークおよびクロ
ーレバーの側面に接触すべく互いに向き合うよう
に内方に向つて隆起するビードを外方側からのプ
レス加工によりそれぞれ形成している。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例に
かかる自動車のフードロツク装置を説明する。
かかる自動車のフードロツク装置を説明する。
このフードロツク装置は、自動車のボンネツト
あるいはトランクフード等のフード側に設けたス
トライカ１を係脱可能に係止するフオーク２と、
ストライカ係止状態を保持すべく前記フオーク２
に係合するクローレバー３とを、車体側に取付け
られるベースプレート４とガイドプレート５との
間に挟持する如く回動可能に軸支して構成されて
いる。符号６および７は、それぞれフオーク２お
よびクローレバー３の回動軸を示している。
あるいはトランクフード等のフード側に設けたス
トライカ１を係脱可能に係止するフオーク２と、
ストライカ係止状態を保持すべく前記フオーク２
に係合するクローレバー３とを、車体側に取付け
られるベースプレート４とガイドプレート５との
間に挟持する如く回動可能に軸支して構成されて
いる。符号６および７は、それぞれフオーク２お
よびクローレバー３の回動軸を示している。
前記フオーク２には、一対の爪部２ａ，２ａ間
にストライカ１を係止すべき係止凹部８が形成さ
れるとともに、一方の爪部２ａに隣接して係合凹
部９がそれぞれ形成されている。
にストライカ１を係止すべき係止凹部８が形成さ
れるとともに、一方の爪部２ａに隣接して係合凹
部９がそれぞれ形成されている。
一方、前記クローレバー３には、前記フオーク
２の係合凹部９と係合する係合突部１０が形成さ
れており、両者の係合によつてフオーク２による
ストライカ係止状態を保持し得るようにされてい
る。
２の係合凹部９と係合する係合突部１０が形成さ
れており、両者の係合によつてフオーク２による
ストライカ係止状態を保持し得るようにされてい
る。
しかして、前記フオーク２とクローレバー３と
は、両者間に介設さらたスプリング１１によつ
て、前記係合凹部９と係合突部１０とが係合する
方向に付勢されている。即ち、フオーク２はスト
ライカ係止を解除する方向に、クローレバー３は
係合突部１０を係合凹部９に係合せしめる方向に
スプリング１１で付勢されているのである。
は、両者間に介設さらたスプリング１１によつ
て、前記係合凹部９と係合突部１０とが係合する
方向に付勢されている。即ち、フオーク２はスト
ライカ係止を解除する方向に、クローレバー３は
係合突部１０を係合凹部９に係合せしめる方向に
スプリング１１で付勢されているのである。
また、前記ベースプレート４およびガイドプレ
ート５には、前記フオーク２およびクローレバー
３の側面に接触すべく互いに向き合うように内方
に向つて隆起するビード１２および１３がそれぞ
れ形成されている。該ビード１２および１３は、
ベースプレート４およびガイドプレート５をプレ
ス加工により一方側から打ち出して形成された凸
隆条からなつている。そして、これらのビード１
２，１３は、前記フオーク２およびクローレバー
３を軸支している軸支部周辺を囲繞する如く適宜
形状にて多数形成されており、前記フオーク２お
よびクローレバー３の回動時におけるガタ付きを
防止し得るように作用する。
ート５には、前記フオーク２およびクローレバー
３の側面に接触すべく互いに向き合うように内方
に向つて隆起するビード１２および１３がそれぞ
れ形成されている。該ビード１２および１３は、
ベースプレート４およびガイドプレート５をプレ
ス加工により一方側から打ち出して形成された凸
隆条からなつている。そして、これらのビード１
２，１３は、前記フオーク２およびクローレバー
３を軸支している軸支部周辺を囲繞する如く適宜
形状にて多数形成されており、前記フオーク２お
よびクローレバー３の回動時におけるガタ付きを
防止し得るように作用する。
このようにすると、ベースプレート４およびガ
イドプレート５と、フオーク２およびクローレバ
ー３側面との間に、ビード１２，１３部分を除く
隙間Ｓが形成されることとなる結果、ベースプレ
ート４およびガイドプレート５と、フオーク２お
よびクローレバー３との接触面積が大幅に低減さ
れることとなる。従つて、フオーク２およびクロ
ーレバー３の回動時における摺動抵抗が大幅に低
減されることとなるのである。
イドプレート５と、フオーク２およびクローレバ
ー３側面との間に、ビード１２，１３部分を除く
隙間Ｓが形成されることとなる結果、ベースプレ
ート４およびガイドプレート５と、フオーク２お
よびクローレバー３との接触面積が大幅に低減さ
れることとなる。従つて、フオーク２およびクロ
ーレバー３の回動時における摺動抵抗が大幅に低
減されることとなるのである。
図示のフードロツク装置は次のように作用す
る。
る。
第１図には、フードロツク装置のロツク状態が
示されており、この状態から、クローレバー３の
端部３ａを矢印Ａ方向へ回動させると、クローレ
バー３の係合突部１０とフオーク２の係合凹部９
との係合が外れ、フオーク２がスプリング１１の
付勢力によつて矢印Ｂ方向に回動せしめられる。
従つて、フオーク２の係止凹部８が上向きに開口
することとなり、ストライカ１への係止が解除さ
れるのである。なお、本実施例においては、スト
ライカ１はボンネツト側に、ベースプレート４は
車体側にそれぞれ設けられているが、この取付関
係は逆にしてもよい。
示されており、この状態から、クローレバー３の
端部３ａを矢印Ａ方向へ回動させると、クローレ
バー３の係合突部１０とフオーク２の係合凹部９
との係合が外れ、フオーク２がスプリング１１の
付勢力によつて矢印Ｂ方向に回動せしめられる。
従つて、フオーク２の係止凹部８が上向きに開口
することとなり、ストライカ１への係止が解除さ
れるのである。なお、本実施例においては、スト
ライカ１はボンネツト側に、ベースプレート４は
車体側にそれぞれ設けられているが、この取付関
係は逆にしてもよい。
続いて、本考案の自動車のフードロツク装置の
効果を以下に列記する。
効果を以下に列記する。
(1) 自動車の車体とこの車体に開閉自在に取付け
られたフードとのいずれか一方側にストライカ
を取付け、他方側に、上記ストライカを係脱可
能に係止するフオークと、ストライカ係止状態
を保持すべく前記フオークに係合するクローレ
バーとを該フオークおよびクローレバーを挟む
ように配置されたベースプレートとガイドプレ
ートとに回動自在となして取付けるとともに、
このベースプレートおよびガイドプレートに、
上記フオークおよびクローレバーの軸支部周辺
で該フオークおよびクローレバーの側面に接触
すべく互いに向き合うように内方に向つて隆起
するビードをそれぞれ形成したので、該ビード
によつてベースプレートおよびガイドプレート
における軸支部周辺が補強されるとともに、ベ
ースプレートおよびガイドプレートと、フオー
クおよびクローレバー側面とは、ビードを介し
て接触することとなる結果、両者間の接触面積
が大幅に低減されることとなり、摺動抵抗が大
幅に低減せしめられ、円滑な作動状態が確保で
きる。
られたフードとのいずれか一方側にストライカ
を取付け、他方側に、上記ストライカを係脱可
能に係止するフオークと、ストライカ係止状態
を保持すべく前記フオークに係合するクローレ
バーとを該フオークおよびクローレバーを挟む
ように配置されたベースプレートとガイドプレ
ートとに回動自在となして取付けるとともに、
このベースプレートおよびガイドプレートに、
上記フオークおよびクローレバーの軸支部周辺
で該フオークおよびクローレバーの側面に接触
すべく互いに向き合うように内方に向つて隆起
するビードをそれぞれ形成したので、該ビード
によつてベースプレートおよびガイドプレート
における軸支部周辺が補強されるとともに、ベ
ースプレートおよびガイドプレートと、フオー
クおよびクローレバー側面とは、ビードを介し
て接触することとなる結果、両者間の接触面積
が大幅に低減されることとなり、摺動抵抗が大
幅に低減せしめられ、円滑な作動状態が確保で
きる。
(2) ベースプレートおよびガイドプレートにビー
ドを形成するという手段によつて、ベースプレ
ートおよびガイドプレートの補強とベースプレ
ートおよびガイドプレートとこれに挟持される
フオークおよびクローレバーとの接触摺動抵抗
の低減とを図るようにしているため、特別な部
材を必要としないところから、部品点数および
組付工数を増大させることもない。
ドを形成するという手段によつて、ベースプレ
ートおよびガイドプレートの補強とベースプレ
ートおよびガイドプレートとこれに挟持される
フオークおよびクローレバーとの接触摺動抵抗
の低減とを図るようにしているため、特別な部
材を必要としないところから、部品点数および
組付工数を増大させることもない。
(3) ベースプレートおよびガイドプレートに外方
側からのプレス加工によりビードを形成するよ
うにしているので、ベースプレートおよびガイ
ドプレートを製作する際に同時にビード形成も
行えることとなり、製作コストの低廉化に寄与
する。
側からのプレス加工によりビードを形成するよ
うにしているので、ベースプレートおよびガイ
ドプレートを製作する際に同時にビード形成も
行えることとなり、製作コストの低廉化に寄与
する。
第１図は本考案の実施例にかかる自動車のフー
ドロツク装置の正面図、第２図は第１図のフード
ロツク装置におけるベースプレートの正面図、第
３図は第１図の要部断面図である。 １……ストライカ、２……フオーク、３……ク
ローレバー、４……ベースプレート、５……ガイ
ドプレート、１２，１３……ビード。
ドロツク装置の正面図、第２図は第１図のフード
ロツク装置におけるベースプレートの正面図、第
３図は第１図の要部断面図である。 １……ストライカ、２……フオーク、３……ク
ローレバー、４……ベースプレート、５……ガイ
ドプレート、１２，１３……ビード。
Claims (1)
- 自動車の車体とこの車体に開閉自在に取付けら
れたフードとのいずれか一方側にストライカが取
付けられ、他方側には、上記ストライカを係脱可
能に係止するフオークと、ストライカ係止状態を
保持すべく前記フオークに係合するクローレバー
とが該フオークおよびクローレバーを挟むように
配置されたベースプレートとガイドプレートとに
回動自在とされて取付けられており、このベース
プレートおよびガイドプレートには、上記フオー
クおよびクローレバーの軸支部周辺で該フオーク
およびクローレバーの側面に接触すべく互いに向
き合うように内方に向つて隆起するビードが外方
側からのプレス加工によりそれぞれ形成されてい
ることを特徴とする自動車のフードロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982111469U JPS5915770U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 自動車のフ−ドロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982111469U JPS5915770U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 自動車のフ−ドロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5915770U JPS5915770U (ja) | 1984-01-31 |
| JPH0423169Y2 true JPH0423169Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30258810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982111469U Granted JPS5915770U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 自動車のフ−ドロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915770U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812815U (ja) * | 1971-06-21 | 1973-02-13 | ||
| JPS5717130U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-28 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5286111U (ja) * | 1975-12-23 | 1977-06-27 | ||
| JPS56102831U (ja) * | 1980-01-08 | 1981-08-12 |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP1982111469U patent/JPS5915770U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812815U (ja) * | 1971-06-21 | 1973-02-13 | ||
| JPS5717130U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5915770U (ja) | 1984-01-31 |
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