JPH04231614A - ディーゼル機関の排気ガス浄化装置 - Google Patents

ディーゼル機関の排気ガス浄化装置

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JPH04231614A
JPH04231614A JP2408358A JP40835890A JPH04231614A JP H04231614 A JPH04231614 A JP H04231614A JP 2408358 A JP2408358 A JP 2408358A JP 40835890 A JP40835890 A JP 40835890A JP H04231614 A JPH04231614 A JP H04231614A
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JP
Japan
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layer side
dpf
exhaust gas
carrier
particulate filter
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Application number
JP2408358A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Kanazawa
金沢 博敬
Kenichi Arakawa
健一 荒川
Yoshihiro Shikame
鹿目 義弘
Terutaka Kageyama
影山 照高
Toshiharu Kondo
寿治 近藤
Keiji Ito
啓司 伊藤
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Toyota Industries Corp
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の排気ガ
ス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディーゼル機関の排気ガス浄化装
置として、例えば、実開昭61−74616号公報開示
のものが知られている。この排気ガス浄化装置は、図6
に示すように、ディーゼル機関1と接続されたエキゾー
ストマニホールド2にエキゾーストパイプ3が接続され
、このエキゾーストパイプ3にはジャケット4が接続さ
れている。このジャケット4内には、ウォールフロー型
のディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPF
という。)95と、このDPF95の外周に対面する再
生用電気ヒータ6とが内装され、ディーゼル機関1の排
気ガスの一部を供給ガスとしてジャケット4内に供給す
るとともに残部をバイパス通路8により迂回させる構成
とされている。
【0003】この排気ガス浄化装置では、ディーゼル機
関1からの排気ガスがジャケット4内のDPF95へ導
かれ、このDPF95で排気ガス中に含まれる炭化水素
、カ−ボン等のパティキュレートを捕集する。ある程度
パティキュレートが捕集されれば、燃費性能に影響を及
ぼす程度にまで背圧が上昇してしまうため、再生処理と
して、再生用電気ヒータ6に搭載バッテリ7からスイッ
チを介して例えば12Vの電圧を印加するとともに、所
定量の排気ガスを再生用電気ヒータ6及びDPF95に
供給し、再生用電気ヒータ6の熱によりパティキュレー
トを燃焼させ、DPF95の再生を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の排気ガ
ス浄化装置では、DPF95が均一にパティキュレート
を捕集するものであるため、このDPF95の外周を再
生用電気ヒータ6により例えば1400℃程度まで加熱
しても、外層側でパティキュレートが少量にしか存在し
なければ、パティキュレートはその外層側で消火してし
まうことがある。この場合、DPF95内の熱伝導によ
っては両端部が500℃程度までしか昇温しないため、
約650℃程度で着火するパティキュレートは上流側及
び下流側の両端部で残存しやすい。たとえ公報記載の技
術によりDPFに白金(Pt)等の貴金属系活性物質を
担持させたとしても、パティキュレート着火温度は約5
50℃程度までしか低下せず、やはりそれら両端部では
パティキュレートが残存しやすい。このため、DPF9
5は、図7に示すように、両端部に広範囲に燃え残り9
5aが生じやすく、再生率が低くて捕集能力が充分に回
復せず、充分な再生が困難となっていた。
【0005】本発明は、再生処理の際にDPFを外周か
ら加熱するディーゼル機関の排気ガス浄化装置において
、DPFの両端部の燃え残りを極力減少させることを解
決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディーゼル機関
の排気ガス浄化装置は、上記課題を解決するため、DP
Fとして、外層側で背圧が低く、内層側で背圧が高く形
成されたものを採用するという新規な手段を講じている
。このようなDPFとしては、外層側から内層側にかけ
て次第に小さくなる気孔をもつもの、外層側から内層側
にかけて次第にセル径が大きくなる(次第に単位面積当
たりのセル数が小さくなる)ものを用いることができる
。この場合、ウォッシュコート層を形成することにより
気孔を次第に小さくすることができる。ウォッシュコー
ト層を形成するウォッシュコート液としては、γ−アル
ミナ、β−アルミナ、α−アルミナ、板チタン石型−チ
タニア、ルチル−チタニア等を含むものを採用すること
ができる。チタニア系のウォッシュコート層であること
が一層好ましい。また、この場合、異なるセル数の担体
を組み合わせることによりセル径を次第に大きくするこ
とができる。
【0007】DPFは、少なくとも両端部に五酸化バナ
ジウム(V2 O5 )が担持されているものであるこ
とが好ましい。このV2 O5 に白金(Pt)、パラ
ジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等刺激臭を低減させ
る貴金属系活性物質を組み合わせることもできる。V2
 O5 をDPFの全体に担持することもできる。
【0008】
【作用】本発明の排気ガス浄化装置では、外層側で背圧
が低く、内層側で背圧が高く形成されたDPFを採用し
ているため、外層側でパティキュレートを多く捕集し、
内層側でパティキュレートを少なく捕集する。例えば、
外層側から内層側にかけて次第に小さくなる気孔をもつ
DPFを採用した場合には、パティキュレートはまず通
気性のよい外層側の大きな気孔から捕集され、その大き
な気孔の通気性が悪くなってから、つまり背圧が高くな
ってから、内層側の小さな気孔で捕集される。また、外
層側から内層側にかけて次第にセル径が大きくなるDP
Fを採用した場合には、パティキュレートはまず単位体
積当たりの表面積が大きな外層側の小径のセルで大量に
捕集され、その小径のセルの通気性が悪くなってから、
つまり背圧が高くなってから、内層側の大径のセルで捕
集される。
【0009】再生処理の際、そのDPFを外周から加熱
すれば、パティキュレートは捕集量の多い外層側で確実
に燃え広がり、DPF内の熱伝導も加わって上流側及び
下流側の両端部が約650℃以上まで昇温し、パティキ
ュレートがそれら両端部でも燃焼しやすく、DPFは両
端部に燃え残りを残しにくい。DPFとしてV2 O5
 を担持したものを採用した場合には、再生処理の際、
最も熱が伝達しにくい両端部で着火温度が低下するため
、両端部に一層燃え残りを残しにくい。
【0010】また、従来のようにDPFとしてV2 O
5 を担持してないものを採用している場合には、燃料
中のイオウ(S)がPt等の貴金属系活性物質によりS
O2 、SO3 等のSOxへと酸化された状態でDP
Fに蓄積され、このSOxが再生処理時の高温下ですべ
てSO3 へと酸化され、このSO3 が空気中の水分
等と結合して硫酸(H2 SO4 )等のサルフェート
(硫酸塩)に変化し、これが高排気温によってミスト状
に排気されることにより白煙が生じやすい。しかし、本
発明のようにDPFとしてV2 O5 を担持したもの
を採用した場合には、貴金属系活性物質による酸化力が
弱められると考えられ、サルフェートを生じにくい。
【0011】なお、DPFにチタニア系のウォッシュコ
ート層を形成した場合には、TiSO4 が150℃以
上でTiO2 とSO2 とに分解されるチタン硫酸塩
の低温分解性のため、硫酸塩として存在不可能とされ、
上記サルフェート対策として一層好ましい。
【0012】
【実施例】〔実施例1〕以下、本発明を具体化した実施
例1を図面を参照しつつ説明する。この排気ガス浄化装
置は図示しないフォークリフトに装備されたものであり
、図6に示す従来の装置と同様に、ディーゼル機関1と
接続されたエキゾーストマニホールド2にエキゾースト
パイプ3が接続され、このエキゾーストパイプ3にはジ
ャケット4が接続されている。このジャケット4内には
、図1及び図2に示すDPF5と、このDPF5の外周
に図6に示す従来の装置と同様に対面する再生用電気ヒ
ータ6とが内装されている。
【0013】DPF5は、図1及び図2に示すように、
内層側の第2担体52にウォッシュコート層を形成し、
これを外層側の第1担体51と組み合わせたものである
。このDPF5は次のようにして得たものである。すな
わち、まず、上流側及び下流側の端面がそれぞれ交互に
閉塞された市販の第1担体(フィルタ材質;コージェラ
イト、セル数;200セル/in2 、Φ5.66”×
6”L)51と、同様に上流側及び下流側の端面がそれ
ぞれ交互に閉塞された市販の第2担体(フィルタ材質;
コージェライト、セル数;200セル/in2 、Φ4
.66”×6”L)52とを用意した。
【0014】また、以下に示す組成物を用意した。 γ−アルミナ粉末(平均粒径2μm);30〜50wt
% 硫酸アルミニウム(特級試薬);5〜20wt%アルミ
ナゾル(平均粒径0.1〜1μm);30〜50wt% これら組成物を上記重量%で混合し、水によりB型粘度
計で30〜50cpiに調整し、ウォッシュコート液と
した。
【0015】上記第2担体52を吸水処理した後、この
ウォッシュコート液に浸漬し、エアーブローすることに
より余分なウォッシュコート液を除去し、120℃×4
時間乾燥、650℃×2時間焼成した。こうして、第2
担体52に75±15g/lからなるウォッシュコート
層を形成した。この後、第1担体51の中央部にセラミ
ックコアリングドリルによりΦ4.7”の穴を貫設し、
この穴の周面にセラミック接着剤として超耐熱セラミッ
ク接着剤スミセラム53を塗布し、ウォッシュコート層
をもつ第2担体52をその穴に挿入した。そして、第1
担体51と第2担体52とを固着させるべく、これらを
約150℃×2時間保持し、DPF5とした。こうして
、このDPF5は、外層側の第1担体51と内層側の第
2担体52とが同一のフィルタ材質及びセル数のもので
ありながら、第1担体51がウォッシュコート層をもた
ないものであるため大きな気孔をもち、第2担体52が
ウォッシュコート層をもつものであるため小さな気孔を
もっている。
【0016】このDPF5は、ジャケット4との間に膨
張性セラミックマット7を介して保持されている。上記
のように構成されたこの排気ガス浄化装置では、フォー
クリフトの運転中、ディーゼル機関1から排出された排
気ガスがエキゾーストマニホールド2からエキゾースト
パイプ3を経てジャケット4内に導かれる。ここで、排
気ガスはDPF5に至る。このとき、排気ガスはDPF
5によってパティキュレートが捕集される。そして、浄
化された排気ガスは大気へ排出される。
【0017】このとき、この排気ガス浄化装置では、パ
ティキュレートはまず通気性のよい外層側の第1担体5
1の大きな気孔から捕集され、その大きな気孔の通気性
が悪くなってから、つまり背圧が高くなってから、内層
側の第2担体52の小さな気孔で捕集される。このため
、DPF5は、外層側の第1担体51でパティキュレー
トを多く捕集し、内層側の第2担体52ではパティキュ
レートを少なく捕集する。
【0018】ある程度パティキュレートが捕集されれば
、燃費性能に影響を及ぼす程度にまで背圧が上昇してし
まうため、再生処理として、再生用電気ヒータ6に搭載
バッテリ7等からスイッチを介して12V等の電圧を印
加するとともに、所定量の排気ガスを再生用電気ヒータ
6及びDPF5に供給し、再生用電気ヒータ6の熱によ
りパティキュレートを燃焼させ、DPF5の再生を図る
【0019】このとき、DPF5を再生用電気ヒータ6
の熱により外周から加熱すれば、パティキュレートは捕
集量の多い第1担体51で確実に燃え広がり、第1担体
51及び第2担体52の熱伝導も加わって上流側及び下
流側の両端部が約650℃以上まで昇温し、パティキュ
レートがそれら両端部でも燃焼される。このため、DP
F5は両端部の燃え残りを減少した高い再生率でほぼ確
実に再生される。 〔実施例2〕この排気ガス浄化装置は、図3及び図4に
示すDPF10を採用したものであり、他の構成は実施
例1のものと同一である。
【0020】DPF10は、それぞれ異なるセル数の第
1担体11と第2担体12とをスミセラム13を用いて
組み合わせたものである。このDPF10は次のように
して得たものである。すなわち、まず、セル数が200
セル/in2 で他の条件が実施例1のものと同一の第
1担体11と、セル数が100セル/in2 で他の条
件が実施例1のものと同一の第2担体12とを用意した
【0021】この後、第1担体11の中央部に実施例1
と同様に穴の貫設等を行い、DPF10とした。こうし
て、このDPF10は、外層側の第1担体11と内層側
の第2担体12とが同一のフィルタ材質でありながら、
第1担体11が200セル/in2 のものであるため
セル径が小さく(単位面積当たりのセル数が大きく)、
第2担体12が100セル/in2 のものであるため
セル径が大きく(単位面積当たりのセル数が小さく)さ
れている。
【0022】上記のように構成されたこの排気ガス浄化
装置においては、パティキュレートはまず単位体積当た
りの表面積が大きな外層側の第1担体11の小径のセル
で大量に捕集され、その小径のセルの通気性が悪くなっ
てから、つまり背圧が高くなってから、内層側の第2担
体12の大径のセルで捕集される。このため、この排気
ガス浄化装置においても、DPF10は両端部に燃え残
りを残しにくく、高い再生率でほぼ確実に再生される。 〔実施例3〕この排気ガス浄化装置は、図5に示すDP
F20を採用したものであり、他の構成は実施例1のも
のと同一である。なお、図5ではセルを図示していない
【0023】DPF20は、内層側の第2担体22にウ
ォッシュコート層を形成し、これを外層側の第1担体2
1とスミセラム23を用いて組み合わせるとともに、こ
れらの一体物にV2 O5 及びPtを担持したもので
ある。このDPF20は次のようにして得たものである
。 すなわち、まず、実施例1のものと同一の第1担体21
及び第2担体22とを用意した。
【0024】また、以下に示す組成物を用意した。 一酸化チタン粉末(平均粒径2μm);30〜50wt
% チタニアゾル(平均粒径0.1〜1μm);5〜30w
t% これら組成物を上記重量%で混合し、水により実施例1
と同様に調整し、ウォッシュコート液とした。そして、
実施例1と同様に第2担体22にウォッシュコート層を
形成した。
【0025】この後、第1担体21の中央部に実施例1
と同様に穴の貫設等を行い、ウォッシュコート層をもつ
第2担体22と第1担体21とを一体物とした。次に、
この一体物の両端からそれぞれ50mmの長さ分の容積
に該当する約160cm3 の水を用意した。また、バ
ナジウム(V)が約6g/lに相当する量のバナジン酸
アンモニウム(NH4 VO3 )と、等量のシュウ酸
(COOH)2 とを用意し、これらを上記水に加熱し
つつ溶解させた。この溶解液を上記一体物の一端から5
0mmの長さ分だけ吸水させ、乾燥炉で乾燥させた。そ
して、他端からも同様に吸水、乾燥させた。
【0026】この後、同様に吸水操作で白金アンモン液
によりPt;0.5〜2g/lを担持させた。そして、
その一体物を約500℃で焼成し、DPF20とした。 こうして、このDPF20は両端部20bにV2 O5
 及びPtが担持される。このDPF20の両端部20
bでは、TG−DSC熱分析によると、パティキュレー
ト着火温度が約450℃に低下されていた。
【0027】上記のように構成されたこの排気ガス浄化
装置においては、再生処理の際、最も熱が伝達しにくい
両端部20bでパティキュレートの着火温度が約450
℃に低下しているため、両端部20bには燃え残りがほ
とんど生じることはなく、DPF20は常に約90%以
上の背圧回復率で再生された。同時に、この排気ガス浄
化装置では、最も熱が伝達しにくいDPF20の両端部
20bにV2 O5 を担持しているため、V2 O5
 が熱劣化しにくく、耐久性に優れていた。
【0028】また、この排気ガス浄化装置では、DPF
20にV2 O5 が担持されていることにより、刺激
臭を削減するPtによる酸化力が弱められ、サルフェー
トを生じることもなかった。さらに、この排気ガス浄化
装置では、DPF20にチタニア系のウォッシュコート
層を形成しているため、より一層サルフェート対策とし
て好ましかった。
【0029】なお、上記実施例2の排気ガス浄化装置に
おいて、従来の装置と異なりバイパス通路8を設けない
構成と,ヒータ電源を100V交流電源とすれば、バッ
テリー上がりもなく、完全に再生することができる。ま
た、上記実施例1、2の排気ガス浄化装置では、2個の
担体を用いてDPFを構成したが、それ以上の担体を用
いてDPFを構成してもよく、ウォッシュコート層を形
成する粉末の粒径を異ならせたり、ウォッシュコート層
を複数層設けたりすることによりDPFを構成してもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のディ−ゼ
ル機関の排気ガス浄化装置では、外層側で背圧が低く、
内層側で背圧が高く形成されたDPFを採用し、外層側
でパティキュレートを多く捕集し、内層側でパティキュ
レートを少なく捕集するため、再生処理により両端部の
燃え残りを減少させた状態でDPFを高い再生率で再生
することができる。
【0031】また、DPFとしてV2 O5 を担持し
たものを採用した場合には、再生処理の際、最も熱が伝
達しにくい両端部でパティキュレートの着火温度を低下
させて両端部に一層燃え残りを残しにくいとともに、P
t等の貴金属による酸化力を弱めてサルフェートを生じ
にくくするという効果も得ることができる。したがって
、この排気ガス浄化装置をディーゼル機関に接続すれば
、低い再生頻度でほぼ確実にDPFを再生することがで
き、優れた実用的価値を得ることができる。また、環境
の維持という効果をも奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の排気ガス浄化装置に係るDPFの横
断面図である。
【図2】実施例1の排気ガス浄化装置に係るDPFの縦
断面図である。
【図3】実施例2の排気ガス浄化装置に係るDPFの横
断面図である。
【図4】実施例2の排気ガス浄化装置に係るDPFの縦
断面図である。
【図5】実施例3の排気ガス浄化装置に係るDPFの縦
断面図である。
【図6】従来の排気ガス浄化装置に係る全体模式断面図
である。
【図7】従来の排気ガス浄化装置に係るDPFの縦断面
図である。
【符号の説明】
1…ディーゼル機関 5…DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)6
…再生用電気ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの排気通路に排気中のパティキュ
    レートを捕集するウォールフロー型のディーゼルパティ
    キュレートフィルタを配設するとともに、該ディーゼル
    パティキュレートフィルタに捕集された該パティキュレ
    ートを燃焼除去する再生用電気ヒータを該ディーゼルパ
    ティキュレートフィルタの外周に介設し、前記ディーゼ
    ルパティキュレートフィルタは、外層側で背圧が低く、
    内層側で背圧が高く形成されたことを特徴とするディー
    ゼル機関の排気ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】ディーゼルパティキュレートフィルタは、
    少なくとも両端部に五酸化バナジウムが担持されたもの
    であることを特徴とする請求項1記載のディーゼル機関
    の排気ガス浄化装置。
JP2408358A 1990-12-27 1990-12-27 ディーゼル機関の排気ガス浄化装置 Pending JPH04231614A (ja)

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