JPH04231353A - ガラス物品のスカフィング−マスク用改良コ―ティング - Google Patents

ガラス物品のスカフィング−マスク用改良コ―ティング

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JPH04231353A
JPH04231353A JP3216560A JP21656091A JPH04231353A JP H04231353 A JPH04231353 A JP H04231353A JP 3216560 A JP3216560 A JP 3216560A JP 21656091 A JP21656091 A JP 21656091A JP H04231353 A JPH04231353 A JP H04231353A
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JP
Japan
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JP3216560A
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English (en)
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Prakash K Pawar
プラカシュ・キサナロ・パワー
Frank J Traver
フランク・ジョン・トラバー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B9/00Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00
    • B32B9/04Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00 comprising such particular substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/28Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material
    • C03C17/30Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material with silicon-containing compounds

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  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス物品上のスカフ
ィングマ―クを隠蔽(マスク)するためのコ―ティング
組成物に係る。特に本発明は、ガラスびんのスカフィン
グマ―クを隠蔽するための改良された速硬性コ―ティン
グ組成物に係る。
【0002】
【従来の技術】いくつかの国でビ―ル、ソフトドリンク
、牛乳などに使われているガラス容器は通常通い容器で
あり、使用後小売店から回収され再使用される。このよ
うなびんは、たとえば包装などのびん詰め作業や輸送の
間に、たとえばこすったり、引掻いたり、擦りむいたり
、傷付いたり、その他類似の摩耗作用(本明細書中では
これを「スカフィングィング」と総称する)によるかな
りの摩耗損傷を受け、その結果ガラスびんの表面にスカ
フィングマ―クが残る。スカフィングィング現象は、び
んとびんとの圧力、モ―ルドライン、ガイドレ―ル、な
らびにアルカリ液によるエッチングおよび浸出に起因す
る機械的研磨作用によって増長される。その結果ガラス
びんの外観がひどく損われ、それを用いてびん詰めにさ
れた飲料の商品価値が低下する。
【0003】びん表面のスカフィングマ―クを隠すため
のガラス組成と表面処理を改良するために研究が続けら
れている。たとえば、ヨコクラ(Yokokura)ら
の米国特許第4,273,834号、クリタ(Kuri
ta)らの同第4,656,221号、およびマルヤマ
(Maruyama)らの同第4,467,068号を
参照されたい。
【0004】ヨコクラ(Yokokura)らの米国特
許第4,273,834号には、フェニル基、メチル基
およびアルコキシ基で末端停止したオルガノポリシロキ
サンと硬化触媒(たとえばテトラブチルチタネ―トまた
はジブチルスズジラウレ―ト)からなるガラス容器のス
カフィングマスキング用組成物が開示されている。この
ヨコクラ(Yokokura)のコ―ティングでは、フ
ェニル基、メチル基およびアルコキシ基間の比がスカフ
ィングマスキング特性にとって特に重大な意味をもって
いる。
【0005】クリタ(Kurita)らの米国特許第4
,656,221号には、ケイ素に結合した有機基(フ
ェニル基、アラルキル基およびアルキル基の中から選択
される)を含有するポリジオルガノシロキサン、直鎖の
ジオルガノシロキサン部分と、アミノ基もしくは窒素基
とエポキシ基および酸素原子との反応によって形成され
た架橋部分とを含有する膜形成性のポリオルガノシロキ
サン、カチオン性界面活性剤、ならびに水からなる、透
明なガラスびんのこすり傷を隠すための組成物が開示さ
れている。
【0006】マルヤマ(Maruyama)らの米国特
許第4,467,068号は、膜形成性のポリオルガノ
シロキサンを主成分とする組成物(A)と液体ポリジオ
ルガノシロキサンを主成分とする組成物(B)とから形
成されたエマルションからなる、ガラス表面のこすり傷
または引掻き傷を隠すための組成物を開示している。
【0007】日本で現在使われている他の表面処理法と
して、オルガノオキシで連鎖停止したオルガノポリシル
セスキオキサン、高レベル(たとえば75%以上)の揮
発性希釈剤、および低レベルの硬化触媒を含有するシリ
コ―ンコ―ティングを使用するものがある。このシリコ
―ンコ―ティングはいくつかの重大な欠点を有する。
【0008】上記シリコ―ンコ―ティングの欠点のひと
つは、その本質的に遅い硬化速度(すなわち、周囲条件
に応じて約2〜4日)である。これはこのコ―ティング
の揮発性希釈剤含量が高く硬化触媒の含量が低い(この
ために硬化速度が抑制される)ためである。この硬化速
度が遅いために、コ―ティングが粘着質である期間が長
くなる。粘着質である時間が長くなるとひとつの問題が
生じる。すなわち、米国ではびんの表面にコ―ティング
を施した後ビ―ルやソフトドリンクのびんをクレ―をコ
―トした紙容器に包装するからである。びんに塗布した
シリコ―ンコ―ティングが硬化過程の間粘着質であると
、そのコ―ティングが紙容器からクレ―物質を拾い上げ
ることになり、その結果、コ―トされたびんの表面に汚
点が残ることになる。すなわち、コ―ティングが粘着質
である時間が長いと、拾い上げられるクレ―物質の量が
それだけ多くなると共に汚点がそれだけ多くなる。
【0009】上記シリコ―ンコ―ティングのもうひとつ
の欠点は「湿った」びん表面を完全に被覆することがで
きないということである。米国においてビ―ルは殺菌工
程を経る。すなわち、ビ―ルを入れたびんを冷水浴に漬
けて急冷する。この滅菌工程の完了後急冷したびんを水
浴から取出し、乾燥する。しかし、この急冷したびんと
周囲雰囲気との温度の違いに基づく凝縮の結果急冷した
びんの表面上に水が生成し、びんの表面を濡らす。
【0010】上に記載した固形分の少ないシリコ―ンコ
―ティングは、湿ったびんを完全に被覆するようにみえ
るが硬化した際のコ―ティングは一様ではなくびん表面
に汚点を形成し、その結果スカフィングマ―クを隠蔽す
るのに不完全であり、美しくない外観を呈する。
【0011】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、ガラス物
品の速硬性スカフィング−マスク用コ―ティングを提供
することである。
【0012】また、本発明の別の目的は、硬化して、湿
ったガラス表面上に均一でしみのないコ―ティングを形
成する、ガラス物品の速硬性スカフィング−マスク用コ
―ティングを提供することである。
【0013】これらの目的は本発明で達成される。
【0014】
【発明の概要】本発明の基礎となった発見は、オルガノ
オキシで連鎖停止したオルガノポリシルセスキオキサン
と揮発性希釈剤を含有するシリコ―ンコ―ティング組成
物の硬化速度およびマスキング特性が、高めの濃度のテ
トラオルガノチタネ―ト硬化触媒とゼロまたは低レベル
の揮発性希釈剤を使用することによって改良されるとい
うことである。
【0015】本発明は、ガラス物品上のスカフィングマ
―クを隠すのに適切な改良された硬化性コ―ティング組
成物を提供する。この組成物は、以下の成分(A)と(
B)からなる。 (A)次の成分(1)〜(4)からなる成分約70〜約
100重量%。
【0016】(1)25℃で約5〜約1000センチポ
イズの粘度を有し、RSiO3/2 単位とR(R1 
O)3−2nSiOn 単位で本質的に構成される、オ
ルガノオキシで連鎖停止したオルガノポリシルセスキオ
キサン約50〜75重量%[ただし、nは0、1/2ま
たは1に等しい数であり、RとR1 はそれぞれ独立し
て、1〜約20個の炭素原子を含有する一価の炭化水素
基であり、RSiO3/2 単位とR(R1 O)3−
2nSiOn 単位の比は約1:1から約50:1まで
である]。
【0017】(2)一般式 Ti(OR2 )4  を有するテトラオルガノチタネ―ト約5〜約15重量%
[ただし、R2は約1〜約10個の炭素原子を含有する
一価の炭化水素基である]。
【0018】(3)一般式R3 (R4 O)3 Si
を有するオルガノトリオルガノオキシシラン約0〜約2
5重量%[ただし、R3 とR4 はそれぞれ独立して
、1〜約20個の炭素原子を含有する一価の炭化水素基
である]。
【0019】(4)カルボン酸エステル約0〜約15重
量%。 (B)揮発性希釈剤約0〜約30重量%。
【0020】本発明の組成物からは、ガラス物品(たと
えば、ガラスびんなど)上のスカフィングマ―クを隠す
ためのコ―ティングが得られる。このコ―ティングは従
来品より速く硬化して湿ったびんの表面を完全に隠蔽す
る。
【0021】さらに、本発明は、本発明の硬化性組成物
または硬化した組成物を表面に有するガラス物品、特に
ガラスびんに関する。
【0022】
【詳細な説明】
本発明の組成物は、(A)(1)オルガノオキシで連鎖
停止したオルガノポリシルセスキオキサン約50〜75
%(重量)、(2)テトラオルガノチタネ―ト約5〜約
15%、(3)オルガノトリオルガノオキシシラン約0
〜約25%、および(4)カルボン酸エステル約0〜約
15%からなる成分約70〜約100%(重量)、なら
びに(B)揮発性希釈剤約0〜約30%からなっている
【0023】成分(A)は、成分(A)と(B)の合計
重量を基準にして、70〜約100重量%、好ましくは
約80〜100重量%、最も好ましくは約90〜約10
0重量%の範囲の量で存在する。
【0024】成分(A)(1)は、約5〜約1000、
好ましくは約5〜500、最も好ましくは約10〜約2
00の粘度を有し、本質的にRSiO3/2単位とR(
R1 O)3−2nSiOn 単位とで構成される、オ
ルガノオキシで連鎖が停止したポリオルガノシルセスキ
オキサンである。ただし、RとR1 はそれぞれ独立し
て、1〜約20個、好ましくは約1〜12個、最も好ま
しくは約1〜約8個の炭素原子を含有する一価の炭化水
素基であり、RSiO3/2 単位とR(R1 O)3
−2nSiOn 単位の比は約1:1から約50:1ま
で、好ましくは約3:1から約20:1まで、最も好ま
しくは約4:1から約8:1までである。RとR1 で
表わされる基の例としては、メチル、エチルおよびイソ
プロピルなどのようなアルキル基、シクロペンチルやシ
クロヘキセニルなどのような環式脂肪族基、ビニルやア
リルなどのようなオレフィン基、ならびにフェニル基が
ある。RとR1 がどちらもメチル基であるのが好まし
い。
【0025】成分(A)(1)は、成分(A)の合計重
量を基準にして、50〜75重量%、好ましくは約60
〜約70重量%、最も好ましくは約60〜約65重量%
の範囲内の量で存在する。
【0026】成分(A)(1)は、脂肪族アルコ―ルの
水溶液の存在下でオルガノトリオルガノオキシシランの
低度の酸部分水解によって製造することができる。触媒
のHClはオルガノトリクロロシランとして調節された
低レベルで導入する。こうすると、水を生成して臨界的
な加水分解化学量論を変化させることになるHCl/メ
タノ―ル副反応が最小限に抑制される。部分加水分解に
続いてアルカリ土類金属炭酸塩の存在下60〜70℃で
20トルの減圧ストリッピングをすることによって、固
形分基準で5〜10重量%のメトキシ含量を有する樹脂
が得られる。
【0027】成分(A)(1)の樹脂の出発原料として
適したオルガノトリオルガノオキシシランの例としては
、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシ
シランなどがある。メチルトリメトキシシランが好まし
い。
【0028】適切な脂肪族アルコ―ルの例としては、メ
タノ―ル、エタノ―ル、プロパノ―ルなどがある。メタ
ノ―ルが好ましい。
【0029】適切なオルガノトリクロロシランの例とし
ては、メチルトリクロロシラン、エチルトリクロロシラ
ンなどがある。メチルトリクロロシランが好ましい。
【0030】成分(A)(2)は次の一般式を有するテ
トラオルガノチタネ―トである。
【0031】Ti(OR2 )4  ここで、R2 は約1〜約10個の炭素原子、好ましく
は約2〜約8個の炭素原子を含有する一価の炭化水素基
である。R2 がブチル基であるのが最も好ましい。す
なわち、成分(A)(2)はテトラブチルチタネ―トが
最も好ましい。
【0032】成分(A)(2)は成分(A)(1)の樹
脂に対する触媒すなわち架橋剤として機能する。
【0033】成分(A)(2)の量は本発明にとって極
めて重要である。存在量が少な過ぎると硬化速度がかな
り遅いままとなる。成分(A)(2)が多過ぎるとびん
の湿った表面上に白い膜、すなわちTiO2 が生成す
る。このような問題を避けるために成分(A)(2)は
、成分(A)の重量を基準にして、約5〜約15重量%
、好ましくは約8〜約15重量%、最も好ましくは約1
2〜約15重量%の範囲内の量で存在する。
【0034】成分(A)(3)は一般式R3 (R4 
O)3 Siを有するオルガノトリオルガノオキシシラ
ンである。ここで、R3 とR4 はそれぞれ独立して
、1〜約20個、好ましくは約1〜約12個、最も好ま
しくは約1〜約8個の炭素原子を含有する一価の炭化水
素基である。適切なオルガノトリオルガノオキシシラン
の例としては、たとえばメチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン
およびメチルトリブトキシシランなどのようなメチルト
リアルコキシシランがある。成分(A)(3)はメチル
トリエトキシシランが好ましい。
【0035】成分(A)(3)は、従来法に従ってオル
ガノトリクロロシラン(たとえばメチルトリクロロシラ
ン)を適当なアルコ―ル(たとえばエタノ―ル)でアル
コキシル化することによって得ることができる。
【0036】成分(A)(3)は、成分(A)の重量を
基準にして、約0〜約25重量%、好ましくは約10〜
約20重量%、最も好ましくは約14〜約20重量%の
範囲内の量で存在する。
【0037】本発明の組成物中の成分(A)(3)の機
能は硬化速度を促進することである。
【0038】成分(A)(4)はカルボン酸エステルで
ある。約6〜約22個の炭素原子を有するカルボン酸エ
ステルが好ましい。これらは脂肪族でも芳香族でもよく
、1個かまたはそれ以上のエステル基を含むことができ
る。適切なカルボン酸エステルの例としては、ラウリン
酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ベヘン酸イソプロピル、酢酸デシル、酪酸
ベヘニル、酢酸ヘキサデシル、デカン酸デシル、オレイ
ン酸メチル、ラウリン酸ラウリル、酢酸オレイル、およ
びアジピン酸ジオクチルがある。本発明で使用するのに
特に好ましいのはミリスチン酸イソプロピルである。
【0039】成分(A)(4)は、成分(A)の重量を
基準にして、0〜約15重量%、好ましくは約5〜約1
5重量%、最も好ましくは約8〜約12重量%の範囲内
の量で存在する。
【0040】成分(A)(4)は本発明の組成物中で可
塑剤として機能する。
【0041】本発明の組成物は、揮発性希釈剤からなる
第二の成分(B)を、成分(A)と(B)の合計重量を
基準にして約0〜約30重量%含んでいる。成分(B)
は揮発性のシリコ―ンまたは有機の流体である。本明細
書中で使用する「揮発性」という用語は周囲条件で測定
可能な蒸気圧を有する物質をさしている。
【0042】適切な揮発性シリコ―ン流体は環状でも線
状でもよい。さまざまな揮発性シリコ―ンオイルが、ト
ッド(Todd)らの「化粧品用の揮発性シリコ―ン流
体(Volatile Silicone Fluid
s for Cosmetics)」、91化粧品(C
osmetics and Toiletries)、
第27〜32頁(1976年)に記載されている。一般
に、線状の揮発性シリコ―ンは25℃で約5センチスト
―クス未満の粘度をもっており、環状のシリコ―ンは約
10センチスト―クス未満の粘度をもっている。
【0043】一般に、揮発性のシリコ―ン流体はテトラ
マ―、ペンタマ―およびヘキサマ―の任意の組合せまた
は低粘度のジオルガノ流体であることができる。一般に
適切な環状の揮発性シリコ―ン流体は次式で表わすこと
ができる。
【0044】
【化1】 ここで、R5 は炭素1〜3個のアルキル基であり、x
は3から10までの数であり、3から7までの数が好ま
しい。
【0045】本発明で有用な揮発性シリコ―ン流体の例
を挙げると、たとえば、(a)(i)最低で95%の量
のペンタマ―と5%の他の環状物を含むSF1202、
(ii)85%のペンタマ―と15%のテトラマ―を含
むSF1204、(iii)95%のテトラマ―と5%
の他の環状物を含むSF1173[以上すべてゼネラル
・エレクトリック社(General Electri
c Company)から入手できる]、および(b)
R5 がメチルであり、通常約88重量%のテトラマ―
、約11.8重量%のペンタマ―ならびに微量のトリマ
―およびヘキサマ―からなるダウ・コ―ニング(Dow
 Corning)344流体がある。
【0046】本発明で使用するのに好ましい揮発性のシ
リコ―ン流体は、シクロメチコンペンタマ―やシクロメ
チコンテトラマ―などのような環状物質、およびフェネ
チルペンタメチルジシロキサンなどのような線状物質で
ある。最も好ましい揮発性シリコ―ン流体はシクロメチ
コンペンタマ―である。
【0047】適切な揮発性の有機流体の例は約6〜約1
6個の炭素原子、好ましくは約10〜約14個の炭素原
子を有する直鎖または分枝のイソパラフィン系炭化水素
である。最も好ましいイソパラフィン系炭化水素はエク
ソン社(Exxon Corporation)から入
手できるアイソパ―(ISOPAR)という名称(登録
商標)のものである。
【0048】本発明の組成物は揮発性の流体の存在を必
要としない。存在する場合、揮発性流体の量は比較的低
いことが重要である。揮発性流体があまりに多く存在す
ると組成物の硬化速度が遅くなり、すでに論じた問題が
生じる。したがって、揮発性流体は組成物全体の重量の
0〜約30%、好ましくは約0〜約20%、最も好まし
くは約0〜約10%の範囲内の量で本発明の組成物中に
存在する。
【0049】本発明の組成物は、成分(A)(3)のオ
ルガノトリオルガノオキシシランを成分(A)(1)の
ポリオルガノシルセスキオキサンと混合した後成分(A
)(4)の可塑剤を添加することによって製造すること
ができる。成分を均一になるまで混和する。その後この
混合物に成分(A)(2)の触媒を加える。
【0050】次に、この硬化性組成物をブラシ塗装、パ
フ塗装、浸漬塗装などによってびんやその他のガラス物
品の表面に塗布し、硬化が完了するまでそのびんを室温
に放置する。このコ―ティングの厚みは、スカフィング
マ―クを有効に隠すのに必要な厚みに応じて変化させる
ことができる。通常このコ―トの厚みは約1.3〜約4
.0ミクロンの範囲内である。ガラスびんの表面に形成
されるコ―ティングは屈折率が約1.35〜約1.45
、好ましくは約1.40〜約1.45である。
【0051】
【実施例の記載】当業者が本発明の実施をより良く理解
できるように、限定ではなく例示の意味で以下の実施例
を挙げる。
【0052】実    験   実施例1は以下の実施例で成分(A)(1)として
使用するメトキシで連鎖停止したポリメチルシルセスキ
オキサンの製造法を例示する。
【0053】実施例1   還流冷却器を備えガラスライニングを有する加水分
解容器にメチルトリメトキシシラン(81部)を仕込ん
だ。次に加水分解器にメタノ―ル(9.2部)を加えた
。その後、HCl濃度が少なくとも900ppm とな
るのに充分な量のメチルトリクロロシランを加えた。適
当な添加容器に水(9.8部)を入れ、15〜30分の
期間に亘って前記のシランブレンドに加えた。溶液は熱
せられて極めて容易に還流(約65℃)した。水の添加
が終了した後必要に応じて加熱しながら120℃で30
〜60分還流を続けてメタノ―ルを除去した。還流が完
了した後、還流混合物に炭酸ナトリウム0.31部を加
えた。次に、この混合物を145℃、45トルで還流し
て固形分を95重量%とした。
【0054】実施例2は本発明の組成物の製造を例示す
る。
【0055】実施例2   実施例1で製造したメトキシで連鎖停止したポリメ
チルシルセスキオキサンを、室温で連続的にストリッピ
ングしながらメチルトリエトキシシランおよびミリスチ
ン酸イソプロピルと混合した。均質な混合物が形成され
るまで成分を撹拌した。次いでチタン酸テトラブチルを
加え、得られた混合物が均一になるまで撹拌した。その
後この組成物をブラシ塗装とパフ塗装の組合せにより湿
った12オンスビ―ルびんの表面に塗布して硬化させた
。 実験室の温度はほぼ72°F、相対湿度はほぼ40%で
あった。コ―ティングの厚みはひとびん当たり約1.3
〜約4.0ミクロンであった。
【0056】以下の実施例で表に挙げた成分の量は組成
物全体の重量を基準にした重量%で表示してある。
【0057】実施例3〜9   上記実施例2に記載した方法に従って、下記表1に
示す組成を有する組成物を8種製造した。下記表中で「
MPMS」という略語は上記実施例1で製造したメトキ
シで連鎖停止したポリメチルシルセスキオキサンを表わ
している。また、「MTES」という略語はメチルトリ
エトキシシランを、「IPM」はミリスチン酸イソプロ
ピルを、「TBT」はテトラブチルチタネ―トを表わす
【0058】
【表1】                          
       表    1      実施例   
 MPMS      MTES        IP
M        TBT      番  号   
   (%)        (%)        
(%)        (%)          3
      69.77    18.61    1
0.47      1.16        4  
    63.64    14.55      8
.18    13.14        5    
  57.69    19.23      8.6
5    14.42        6      
70.0      20.0        9.0
        1.0        7     
 58.82    15.69    10.78 
   14.71        8      71
.43    16.33    11.23    
  1.02        9      65.2
2    21.74    11.96      
1.09      10      60.35  
  17.24      9.48    12.9
3実施例3〜10で製造した組成物の硬化時間、マスキ
ング特性および密着力を試験した。硬化時間は、コ―テ
ィングがその厚さ全体に亘って硬化するのに要する時間
のことである。マスキング度は裸眼で観察して決定した
。 硬化の完了と密着性は擦り取り試験と移行試験によって
決定した。シリコ―ンコ―ティングが基材に密着してな
くて硬化したシリコ―ンが軽い指圧で小さい球状に擦り
取ることができる場合、擦り取られたと評価する。移行
はスコッチ(Scotch)(商標)セロファンテ―プ
試験によって検出する。610番のスコッチ(Scot
ch)テ―プ片がこれをまずシリコ―ンコ―ティングに
きつく押付けてから剥がして折畳んだ後自身に粘着する
場合、コ―ティングは充分硬化していて移行がないもの
と考える。結果は下記表2に示す。
【0059】
【表2】                          
       表    2          実施
例        硬化時間          番 
 号        (時間)        マスク
        密着力            3 
         24            完 
 全        優  秀           
 4            0.5        
完  全        優  秀         
   5            0.5      
  完  全        優  秀       
     6          24       
     完  全        優  秀    
        7            0.5 
       完  全        優  秀  
          8          24  
          完  全        優  
秀            9          2
4            完  全        
優  秀          10         
   0.5        完  全       
 優  秀実施例3〜10で製造したサンプルすべてで
、湿ったびん表面の完全な隠蔽(マスキング)、ならび
にコ―ティングとガラス表面との優秀な密着性が得られ
た。しかし、硬化時間は触媒(すなわちTBT)の使用
量に応じて変化することが判明した。約13〜約15重
量%のTBTを含有する組成物、すなわち実施例4、5
、7および10では硬化時間が30分であったのに、約
1重量%のTBTを含有する実施例3、6、8および9
の組成物では硬化時間が24時間以上であった。このよ
うに、速い硬化時間を達成するにはTBTの量を多めに
することが臨界的な意味をもっていた。
【0060】実施例11〜14   実施例11〜14は触媒濃度が硬化時間に及ぼす効
果をさらに立証する。下記表3に示した組成を有する4
種の組成物を製造した。パ―セントの値は組成物の全重
量を基準にした重量%である。
【0061】
【表3】                          
       表    3            
    MPMS      MTES       
 IPM        TBT      実施例 
     (%)        (%)      
  (%)        (%)        1
1      69.62    18.99    
10.55      0.84      12  
    67.90    18.52    10.
29      3.29      13     
 64.71    17.65      9.80
      7.84      14      5
9.2      16.3        9.04
    15.0実施例11〜14で製造した組成物の
硬化時間とマスキングデ―タをすでに記載した手順に従
って測定した。結果は下記表4に示す。
【0062】
【表4】                          
       表    4            
実施例            硬化時間(時間)  
      マスク             11           
         6〜10          完 
 全            12         
           5〜8           
 完  全            13      
              3〜6        
    完  全            14   
           0.25〜0.5      
  完  全表4に挙げたデ―タは、触媒の使用量と硬
化時間との間に比例関係があることを示している。触媒
の存在量が多ければ多い程硬化は速い。実施例11〜1
4で製造したサンプルはすべて、完全な硬化と完全な隠
蔽特性とを示した。
【0063】実施例15〜20   実施例15〜20では、希釈剤、特にペンタマ―D
5 を含有する組成物に対する触媒レベルの影響を測定
した。
【0064】実施例15〜20で製造したサンプルの組
成を下記表5に示す。これらの組成物をひとびんに付き
0.06〜0.09グラムとして2.4〜約3.6ミク
ロンの厚さでびんに塗布した。これらのサンプルの25
℃、湿度60%での硬化時間とマスキング特性をすでに
記載した方法に従って試験した。結果は表5に示す。
【0065】
【表5】                          
       表    5      実施例   
MPMS    MTES    IPM     T
BT    D5   硬化時間      番  号
    %      %      %      
%    %    (時間)  マスク      
  15    69.62   18.99   1
0.55    0.84    0.0    6−
10      C        16    55
.7    15.2     8.44    0.
67   20.0    6−12      C 
       17    34.81    9.5
     5.28    0.42   50.0 
  10−15      C        18 
   58.82   15.69   10.78 
  14.71    0.0  0.5−1.0  
   C        19    47.06  
 12.55    8.62   11.77   
20.0    2−4       C      
  20    29.41    7.85    
5.39    7.36   50.0    4−
6       C表5に挙げたデ―タは、触媒のレベ
ルが低くなりD5 のレベルが高くなると硬化時間が長
くなることを示している。
【0066】実施例21〜25   この実施例21〜25では、下記組成を有する組成
物の硬化時間とマスキング特性に対するTBT触媒レベ
ルの効果を試験した。
【0067】 MPMS                69.5%
IPM                  10.5
%METS                19  
  %D5                    
 76.3%実施例21〜25で製造したサンプルでは
触媒レベルを表6に示したように変えた。これらのサン
プルの硬化時間とマスキング特性とを表6に示す。
【0068】
【表6】                          
       表    6        実施例番
号      触媒レベル      硬化時間   
   外  観            21    
        2.5          1  時
間    しみあり          22    
        5          1/4  時
間    しみあり          23    
        7.5      1/4  時間 
   しみあり          24      
    10          1/4  時間  
  しみあり          25       
   15          1/4  時間   
 しみあり硬化時間が短くはなったが、実施例21〜2
5で製造した組成物では高いレベルのTBT触媒で湿っ
たびん表面にしみのあるコ―ティングが生成した。これ
らの結果は、サンプルの希釈剤含量が高いと湿ったガラ
スびん表面で均一なコ―ティングの形成が妨げられると
いうことを示している。
【0069】実施例26〜31   実施例26〜31では、下記表7に挙げた組成を有
するコ―ティングの硬化時間と外観に対する希釈剤、特
にペンタマ―の効果を例示する。これらの実施例で製造
したサンプルはいずれも次の組成を有する固形分をもっ
ていた。
【0070】 MPMS                69.6 
 %IPM                  10
.5  %MTMS                
19      %TBT             
       0.84%実施例26〜31で製造した
サンプルは含有する固形分の量が違っていた。これらの
実施例で製造したコ―ティングの硬化時間と外観特性を
下記表7に示す。
【0071】
【表7】                          
       表    7        実施例 
     固形分        D5       
硬化時間        番  号      (%)
        %          時間    
    外    観        26     
 100          0          
6〜10    良    好        27 
       80        20      
    6〜12    良    好       
 28        60        40  
      10〜15    良    好    
    29        50        5
0        10〜15    しみあり   
     30        30        
70        15〜24    しみあり  
      31        23.7    7
6.3    15〜24    しみあり上の表7に
挙げたデ―タは、D5 のレベルが高い方が、硬化時間
が長くてマスキング特性が低下することを示している。
【0072】高めのレベルのペンタマ―を含有する組成
物の硬化が遅いということは、深くてひどいスカフィン
グを隠蔽しなければならない場合には有利であると思わ
れる。固形分含量が高くて触媒レベルが高い溶液は硬化
速度が速いため、深くてひどいスカフィングを非常に短
い時間で隠蔽することができない。しかしながら、一般
に、ガラスびんのスカフィングはひどくても極端に深い
ことはないことが判明している。したがって、本発明の
組成物のような速硬化性組成物はガラスびん用として適
切なスカフィングマスク剤である。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)(1)25℃で約5〜約100
    0センチポイズの粘度を有し、RSiO3/2 単位お
    よびR(R1 O)3−2nSiOn 単位[ただし、
    nは0、1/2または1に等しい数であり、RおよびR
    1 は、それぞれ独立して、1〜約20個の炭素原子を
    含有する一価の炭化水素基であり、RSiO3/2 単
    位とR(R1 O)3−2nSiOn 単位の比は約1
    :1から約50:1までである]で本質的に構成される
    、オルガノオキシで連鎖停止したオルガノポリシルセス
    キオキサン約50〜75重量%、(2)一般式Ti(O
    R2 )4 [式中、R2 は約1〜約10個の炭素原
    子を含有する一価の炭化水素基である]を有するテトラ
    オルガノチタネ―ト約5〜約15重量%、(3)一般式
    R3 (R4 O)3 Si[式中、R3 およびR4
     は、それぞれ独立して、1〜約20個の炭素原子を含
    有する一価の炭化水素基である]を有するオルガノトリ
    オルガノオキシシラン約0〜約25重量%、および(4
    )カルボン酸エステル約0〜約15重量%からなる成分
    約70〜約100重量%、ならびに(B)揮発性希釈剤
    約0〜約30重量%からなるガラス物品上のスカフィン
    グマ―クを隠すのに適切な改良された硬化性コ―ティン
    グ組成物。
  2. 【請求項2】  成分(A)(1)においてRとR1 
    がいずれもアルキル基である、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】  RとR1 がいずれもメチルである、
    請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】  成分(A)(2)においてR2 が2
    〜約8個の炭素原子を有する、請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】  成分(A)(2)がテトラブチルチタ
    ネ―トである、請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】  成分(A)(3)においてR3 とR
    4 がアルキル基である、請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】  成分(A)(3)がメチルトリエトキ
    シシランである、請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】  成分(A)(4)が約6〜約22個の
    炭素原子を有するカルボン酸エステルである、請求項1
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】  成分(A)(4)がミリスチン酸イソ
    プロピルである、請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】  成分(B)がシクロメチコンシリコ
    ―ンテトラマ―またはシクロメチコンシリコ―ンペンタ
    マ―である、請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】  成分(B)がシクロメチコンペンタ
    マ―である、請求項10記載の組成物。
  12. 【請求項12】  成分(B)がフェネチルペンタメチ
    ルジシロキサンである、請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】  成分(A)が約80〜約100重量
    %の範囲内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】  成分(A)が約90〜約100重量
    %の範囲内の量で存在する、請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】  成分(A)(1)が約60〜約70
    %の範囲内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  16. 【請求項16】  成分(A)(1)が約60〜約65
    %の範囲内の量で存在する、請求項11記載の組成物。
  17. 【請求項17】  成分(A)(2)が約8〜約15%
    の範囲内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  18. 【請求項18】  成分(A)(2)が約12〜約15
    %の範囲内の量で存在する、請求項17記載の組成物。
  19. 【請求項19】  成分(A)(3)が約10〜約20
    %の範囲内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  20. 【請求項20】  成分(A)(3)が約14〜約20
    %の範囲内の量で存在する、請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】  成分(A)(4)が約5〜約15%
    の範囲内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  22. 【請求項22】  成分(A)(4)が約8〜約12%
    の範囲内の量で存在する、請求項21記載の組成物。
  23. 【請求項23】  成分(B)が約0〜約20%の範囲
    内の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  24. 【請求項24】  成分(B)が約0〜約10%の範囲
    内の量で存在する、請求項23記載の組成物。
  25. 【請求項25】  硬化した請求項1記載の組成物。
  26. 【請求項26】  請求項1記載の硬化性組成物が表面
    に配置されているガラス物品からなる複合体。
  27. 【請求項27】  ガラス物品がびんである、請求項2
    6記載の複合体。
  28. 【請求項28】  硬化した請求項1記載の組成物が表
    面に配置されているガラス物品からなる複合体。
  29. 【請求項29】  ガラス物品がびんである、請求項2
    8記載の複合体。
  30. 【請求項30】  (A)(1)25℃で約5〜約10
    00センチポイズの粘度を有し、RSiO3/2 単位
    およびR(R1 O)3−2nSiOn 単位[ただし
    、nは0、1/2または1に等しい数であり、Rおよび
    R1 は、それぞれ独立して、1〜約20個の炭素原子
    を含有する一価の炭化水素基であり、RSiO3/2 
    単位とR(R1 O)3−2nSiOn 単位の比は約
    4:1から約8:1までである]で本質的に構成される
    、オルガノオキシで連鎖停止したオルガノポリシルセス
    キオキサン約60〜65重量%、(2)テトラブチルチ
    タネ―ト約12〜約15重量%、(3)メチルトリエト
    キシシラン約14〜約20重量%、および(4)ミリス
    チン酸イソプロピル約8〜約12重量%からなる成分約
    90〜約100重量%、ならびに(B)シクロメチコン
    シリコ―ンペンタマ―約0〜約10重量%からなるガラ
    ス物品上のスカフィングマ―クを隠すのに適切な改良さ
    れたコ―ティング組成物。
  31. 【請求項31】  硬化した請求項30記載の組成物。
  32. 【請求項32】  請求項30記載の硬化性組成物が表
    面に配置されているガラス物品からなる複合体。
  33. 【請求項33】  ガラス物品がびんである、請求項3
    2記載の複合体。
  34. 【請求項34】  硬化した請求項30記載の組成物が
    表面に配置されているガラス物品からなる複合体。
  35. 【請求項35】  ガラス物品がびんである、請求項3
    4記載の複合体。
JP3216560A 1990-08-08 1991-08-02 ガラス物品のスカフィング−マスク用改良コ―ティング Pending JPH04231353A (ja)

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US564,927 1990-08-08
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