JPH0423115Y2 - - Google Patents

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JPH0423115Y2
JPH0423115Y2 JP1986098160U JP9816086U JPH0423115Y2 JP H0423115 Y2 JPH0423115 Y2 JP H0423115Y2 JP 1986098160 U JP1986098160 U JP 1986098160U JP 9816086 U JP9816086 U JP 9816086U JP H0423115 Y2 JPH0423115 Y2 JP H0423115Y2
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JP
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front floor
floor
fixed
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vehicle body
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はフロントピラーと閉じ断面を形成する
ロツカとで構成される車両側部をフロントフロア
に結合する車体構造に関する。
[従来の技術] フロントフロアと、フロントピラー部とはロツ
カ部を介して結合されるようになつている。
従来構造におけるフロントフロアとフロントピ
ラー部との結合構造は、第4図〜第6図に示され
るように、ピラーフロントボデーアウタ10の内
面に固着されたヒンジリインフオースメント12
とで閉じ断面を形成するロツカアウタパネル14
との車両側部下部の結合部26に固着され、車両
鉛直方向に立設されるメーンフロアサイド16と
フロントフロア20が接続されるようになつてい
る。この構造の中でピラーフロントボデーアウタ
10とロツカアウタパネル14との結合はヒンジ
リインフオースメント12が用いられており、そ
の結合剛性が高められている。
またこの構造ではロツカアウタパネル14の車
両前端部においてフロントトルクボツクス28を
介してフロントフロア20に接続されたダツシユ
パネル30とロツカアウタパネル14は結合され
ている。
またフロントフロア20にはフロントフロアー
20とで閉じ断面を形成するフロントフロアクロ
スアンダ22が車両前後方向に配設されその剛性
が高められている。
なお、ロツカアウタパネル14の車両前端部で
のフロントトルクボツクス28との結合構造につ
いてはその結合剛性を高める構造として実開昭60
−13864号に示される構造が開示されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが上記従来の構造においてフロントピラ
ー部に車両側方からの荷重が加わると結合部26
とメーンフロアサイド16を介して接続されてい
るフロントフロア20に荷重が加わる。このフロ
ントフロア20は一枚板で成形されており、フロ
ントピラー部に加わる荷重を支えるには十分な構
造ではなく、また車両前後方向に配設されている
フロントフロアクロスアンダ22と結合部26が
結合されていないので直接フロントフロア20に
力が加わる結合構造でありフロントフロア20が
変形する。従つてフロントピラー部とフロントフ
ロアとの結合剛性が低いという弱点があつた。
本考案は上記事実を考慮して、フロントピラー
部とフロントフロアとの結合剛性を向上すること
ができる車体構造を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ピラーフロントアウタ10の内面に
固着されたヒンジリインフオースメント12と、
前記ヒンジリインフオースメント12とで閉じ断
面を形成するロツカアウタパネル14と、前記ヒ
ンジリインフオースメント12と車体下部におい
て前記ロツカアウタパネル14と共に固着される
メーンフロアサイド16と、前記メーンフロアサ
イド16と固着されメーンフロアサイド16と共
に前記ヒンジリインフオースメント12とで閉じ
断面を形成するパネルカウルサイド18と、前記
メーンフロアサイド16と固着され車体水平方向
に配設されるフロントフロア20と、前記フロン
トフロア20の下面に固着され該フロントフロア
20とで閉じ断面を形成し車体前後方向に配設さ
れたフロントフロアクロスアンダ22と、で構成
される車体構造において、前記メーンフロアサイ
ド16とロツカアウタパネル14とヒンジリイン
フオースメント12との結合部に車両幅方向の端
部が固着され、前記フロントフロア20の下面に
中間部が固着され、該フロントフロア20とで閉
じ断面を形成するフロントフロアクロスメンバ2
4をピラーフロントアウタ10下部間の車両幅方
向に配設し、さらに、前記フロントフロアクロス
アンダ22における前記フロントフロアクロスメ
ンバ24との交叉位置に該フロントフロアクロス
メンバ24を受容する段差部22Aを設け、該段
差部22Aに該フロントフロアクロスメンバ24
を結合させたことを特徴としている。
[作用] 上記構成の車体構造では、フロントフロアクロ
スメンバ24の車両幅方向の端部がメーンフロア
サイド16とロツカアウタパネル14とヒンジリ
インフオースメント12との結合部26に固着さ
れるので、結合部26の結合剛性が向上される。
また、フロントフロアクロスメンバ24の中間部
がフロントフロア20の下面に固着されて、該フ
ロントフロア20とでピラーフロントアウタ10
下部間の車両幅方向に延びる閉じ断面が形成され
る。一方、車両前後方向に配設されるフロントフ
ロアクロスアンダ22も、フロントフロア20の
下面に固着されて、該フロントフロア20とで車
両前後方向に延びる閉じ断面が形成される。
これにより、フロントフロア20はその下面に
て車両前後方向及び車両幅方向の双方に閉じ断面
を持ち剛性が向上されると共に、フロントピラー
部とも剛に結合されることになる。このため、フ
ロントピラー部に車両側方からの荷重が加わつて
も、フロントピラー部に加わる複合捩れモーメン
トをフロントフロアクロスメンバ24及びフロン
トフロアクロスアンダ22を介してフロントフロ
ア20の車両幅方向及び車両前後方向に充分に分
散させることができる。従つて、フロントフロア
20の変形量を極力抑えることができ、フロント
フロア20の剛性を高く保持することができる。
また、フロントフロアクロスアンダ22におけ
るフロントフロアクロスメンバ24との交叉位置
にフロントフロアクロスメンバ24を受容する段
差部22Aを設け、この段差部22Aにフロント
フロアクロスメンバ24を結合させたため、フロ
ントフロアクロスアンダ22の車両下方側への突
出量を抑えることができる。従つて、悪路走行時
等において車体下部が損傷するのを防止すること
ができる。
[実施例] 第1図〜第3図には本考案に係る車体構造の実
施例が示されている。
第3図に示されるように車体幅方向外方側に位
置するピラーアウタパネル10の内面には同方向
に位置するヒンジリインフオースメント12が固
着されている。このヒンジリインフオースメント
12の外面とで閉じ断面を形成し、車両側端部前
後方向に配設されたロツカアウタパネル14の端
部は車体下部の結合部26でヒンジリインフオー
スメント12と固着されている。この結合部26
に一端が固着され車両鉛直方向に立設されたメー
ンフロアサイド16はパネルカウルサイド18に
他端が固着されてヒンジリインフオースメント1
2とで閉じ断面を形成している。
メーンフロアサイド16には車体水平方向に配
設されているフロントフロア20がメーンフロア
サイド16と略直角に固着されている。このフロ
ントフロア20とで閉じ断面を形成し、結合部2
6に一端が固着されてフロントフロアクロスメン
バ24が車両幅方向に配設されている。第2図及
び第3図に示されるようにこのフロントフロアク
ロスメンバ24の車両幅方向中間部で、フロント
フロア20とで閉じ断面を形成し、車両前後方向
に配設されたフロントフロアクロスアンダ22と
交叉し、フロントフロアクロスアンダ22の段差
部22Aでフロントフロアクロスアンダ22と固
着されている。
このフロントフロアクロスメンバ24はピラー
フロントボデーアウター10に加わる車両幅方向
の荷重に対してフロントフロア20の剛性を高め
ている。
以上の構成の車体構造において、車両幅方向に
配設されたフロントフロアクロスメンバ24の一
端が結合部26に固着されて、フロントフロア2
0とで閉じ断面を形成し、フロントフロアクロス
アンダ22と交叉しているのでフロントピラー部
に加わつた荷重をフロントフロア20以外に分散
して、フロントフロア20の剛性を高めると共に
フロントピラー部とフロントフロア20との結合
剛性を高めている。またフロントフロアの剛性を
高めたことによりフロントフロアの振動特性が改
善される。
なおフロントピラー上部はウインドシールドヘ
ツターで車両幅方向左右を結合し本考案と組み合
わせることによりメーンボデーの曲げ剛性を向上
することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、ピラーフロン
トアウタ10の内面に固着されたヒンジリインフ
オースメント12と、前記ヒンジリインフオース
メント12とで閉じ断面を形成するロツカアウタ
パネル14と、前記ヒンジリインフオースメント
12と車体下部において前記ロツカアウタパネル
14と共に固着されるメーンフロアサイド16
と、前記メーンフロアサイド16と固着されメー
ンフロアサイド16と共に前記ヒンジリインフオ
ースメント12とで閉じ断面を形成するパネルカ
ウルサイド18と、前記メーンフロアサイド16
と固着され車体水平方向に配設されるフロントフ
ロア20と、前記フロントフロア20の下面に固
着され該フロントフロア20とで閉じ断面を形成
し車体前後方向に配設されたフロントフロアクロ
スアンダ22と、で構成される車体構造におい
て、前記メーンフロアサイド16とロツカアウタ
パネル14とヒンジリインフオースメント12と
の結合部に車両幅方向の端部が固着され、前記フ
ロントフロア20の下面に中間部が固着され、該
フロントフロア20とで閉じ断面を形成するフロ
ントフロアクロスメンバ24をピラーフロントア
ウタ10下部間の車両幅方向に配設し、さらに、
前記フロントフロアクロスアンダ22における前
記フロントフロアクロスメンバ24との交叉位置
に該フロントフロアクロスメンバ24を受容する
段差部22Aを設け、該段差部22Aに該フロン
トフロアクロスメンバ24を結合させたので、フ
ロントフロア20とフロントピラー部との結合剛
性及びフロントフロア20自体の剛性を向上させ
ることができるという優れた効果を有する。
また、この効果に起因して、本考案に係る車体
構造は、フロントピラー部に車両側方からの荷重
が加わつても、フロントピラー部に加わる複合捩
れモーメントをフロントフロアクロスメンバ24
及びフロントフロアクロスアンダ22を介してフ
ロントフロア20の車両幅方向及び車両前後方向
に充分に分散させることができ、フロントフロア
20の剛性を高く保持することができるという優
れた効果を有する。
上記効果に加え、本考案に係る車体構造は、フ
ロントフロアクロスアンダ22におけるフロント
フロアクロスメンバ24との交叉位置にフロント
フロアクロスメンバ24を受容する段差部22A
を設け、この段差部22Aにフロントフロアクロ
スメンバ24を結合させたので、フロントフロア
クロスアンダ22の車両下方側への突出量を抑え
ることができ、悪路走行時等において車体下部が
損傷するのを防止することができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例が適用された車体構造を
示す車体の一部斜視図、第2図は本考案実施例に
適用されたフロントフロアクロスアンダとフロン
トフロアクロスメンバの交叉部分を示す分解斜視
図、第3図は第1図−線に沿つて切断した断
面図、第4図は従来の車体構造が適用された車体
の一部を示す斜視図、第5図は従来の車体構造を
示す斜視図、第6図は第5図−線に沿つて切
断した断面図。 10……ピラーフロントアウタ、12……ヒン
ジリインフオースメント、14……ロツカアウタ
パネル、16……メーンフロアサイド、18……
パネルカウルサイド、20……フロントフロア、
22……フロントフロアクロスアンダ、22A…
…段差部、24……フロントフロアクロスメン
バ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピラーフロントアウタ10の内面に固着された
    ヒンジリインフオースメント12と、前記ヒンジ
    リインフオースメント12とで閉じ断面を形成す
    るロツカアウタパネル14と、前記ヒンジリイン
    フオースメント12と車体下部において前記ロツ
    カアウタパネル14と共に固着されるメーンフロ
    アサイド16と、前記メーンフロアサイド16と
    固着されメーンフロアサイド16と共に前記ヒン
    ジリインフオースメント12とで閉じ断面を形成
    するパネルカウルサイド18と、前記メーンフロ
    アサイド16と固着され車体水平方向に配設され
    るフロントフロア20と、前記フロントフロア2
    0の下面に固着され該フロントフロア20とで閉
    じ断面を形成し車体前後方向に配設されたフロン
    トフロアクロスアンダ22と、で構成される車体
    構造において、 前記メーンフロアサイド16とロツカアウタパ
    ネル14とヒンジリインフオースメント12との
    結合部に車両幅方向の端部が固着され、前記フロ
    ントフロア20の下面に中間部が固着され、該フ
    ロントフロア20とで閉じ断面を形成するフロン
    トフロアクロスメンバ24をピラーフロントアウ
    タ10下部間の車両幅方向に配設し、 さらに、前記フロントフロアクロスアンダ22
    における前記フロントフロアクロスメンバ24と
    の交叉位置に該フロントフロアクロスメンバ24
    を受容する段差部22Aを設け、該段差部22A
    に該フロントフロアクロスメンバ24を結合させ
    たことを特徴とする車体構造。
JP1986098160U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0423115Y2 (ja)

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JPS636978U JPS636978U (ja) 1988-01-18
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329011B2 (ja) * 1971-12-02 1978-08-18
JPS5737088B2 (ja) * 1976-07-21 1982-08-07

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JPS636978U (ja) 1988-01-18

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