JPH04230925A - 押釦操作式安全スイッチ - Google Patents

押釦操作式安全スイッチ

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JPH04230925A
JPH04230925A JP3072757A JP7275791A JPH04230925A JP H04230925 A JPH04230925 A JP H04230925A JP 3072757 A JP3072757 A JP 3072757A JP 7275791 A JP7275791 A JP 7275791A JP H04230925 A JPH04230925 A JP H04230925A
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casing
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Ellenberger and Poensgen GmbH
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念に記
載の熱的なレリーズ装置を備えた安全スイッチに関する
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチは、例えば西ドイツ国
特許第2502579号明細書に公開されている。この
公知のスイッチは、熱的レリーズの原理に基づくバイメ
タルストリップによって作動している。
【0003】この場合バイメタルストリップは、ほぼ直
角状の折曲り部を有しており、かつ折曲り部の近くでス
イッチケーシングに1体成形された2つの隆起部によっ
て僅かの遊びを以って支承されている。バイメタルスト
リップには、隆起部の傍の対応する距離内に、直角状の
接触ブリッジの接触部材の方向で側方に突出している接
触突起部が1体成形されている。スイッチインの位置で
は、レリーズばねが接触部材を備えた接触ブリッジを接
触突起部に抗して押圧する。過電流が発生すると、バイ
メタルストリップは加熱によって折り曲げられ、その結
果、接触ブリッジが接触突起部から開放され、かつ圧縮
ばねの力によってそのスイッチオフの位置に押圧される
ようになる。
【0004】スイッチのレリーズ感度は調整ねじを介し
て調整される。調整ねじは、引張−圧縮−調整の原理に
基づき、予張力と変形とを介してバイメタルストリップ
に不動に結合された結合アームの上に作用を及ぼす。こ
の調整形式の欠点は、調整した状態の調整ねじが不安定
であるという点である。ねじの上に作用を及ぼしている
予張力は、調整範囲に亘って変化する。更に予張力は、
調整ねじ核の中心点の上で点状に作用するだけである。
【0005】この不安定性は、この種の安全スイッチが
有利には自動車の電流回路内の従来の溶融安全装置のた
めの代替品として組み込まれるような場合は不利である
。自動車運転による制限として、スイッチには種々の使
用条件が課せられる。スイッチは、突然の気候変化及び
極端な機械的衝撃負荷や振動負荷にも耐えなければなら
ない。特に予張力が小さい場合には、この気候上および
機械的な負荷のこの種の調整が充分ではない。
【0006】更に自動車内に安全スイッチを組み込むた
めには極く限られた組み込み空間が使用できるだけであ
るため、その内方にはこの種の安全スイッチを差込むこ
とのできる差込み基体が設けられている。そのためスイ
ッチは、ナイフラグの形状をした接触部材を有している
。この種のスイッチを最も狭い空間の上で互いに並んで
1つの基体内に、可限な限り多数位置せしめることがで
きるようにするため、個々のスイッチには極めて狭い構
成が許されるだけである。空間経済上の観点から同一の
理由で、スイッチの深さも可限な限り小さく保持する必
要がある。これに反しスイッチ高さには、より大きな遊
び空間が許容されている。
【0007】必然的に微小化の方向に進んでいる構造形
式にあっては、このナイフラグが一緒に極めて狭く位置
しているため、それらの間で使用可能な調整ねじのため
の組み込み空間が最も小さくなっている。しかし調整ね
じは作用する予張力に対して設計される必要があるため
、一定の大きさ以下にすることは許されない。更に調整
ねじの操作は、例えばねじ回しによって外部から行われ
るように保証されていなければならない。つまり調整ね
じの大きさは、この種のスイッチの更なる微小化を制限
する重要なパラメータである。
【0008】更にこの種の調整ねじは、金属材料つまり
導体材料から仕上げられており、互いに狭く並んで位置
しているナイフラグの間の中間位置で、短絡が発生する
という欠点を有している。また調整用ねじ回しによるナ
イフラグの損傷の危険が存在している。
【0009】米国特許第3265832号明細書にはバ
イメタル制御式の安全スイッチが公開されており、該ス
イッチは、バイメタルストリップを介して負荷されるそ
の調整突起によって調整されている。このため調整突起
部は外部から調整可能である。この安全スイッチの欠点
は、全体が多くの個々の部材から成る不安定な組立にな
っており、従って経費が嵩むという点である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の安全スイッチを改良して、その全体の構
成が自動化された製作の要請に適合することができるよ
うにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を請
求項1の特徴によって解決することができた。
【0012】
【発明の効果】スイッチのレリーズ機構は、西ドイツ国
特許第2502579号明細書に公開されているスイッ
チの原理に一致している。しかしそのレリーズ感度は、
その円筒形の套面が結合アームに当接するドラム状の回
動体を介して調整されている。
【0013】回動体は、回動軸線の周辺で偏心してスイ
ッチケーシング内に支承されており、かつ結合アームを
所定の予張力で負荷せしめている。この予張力は、その
偏心的な支承部のため回動体の回動に伴って変化する。 予張力の作用を受け乍ら結合アームが変形する。特にバ
イメタルストリップとの結合アームの運動学的な結合に
よって、結合アームの変形がバイメタルストリップに伝
達される。続いて安全スイッチのレリーズ関係を規定し
ているレリーズ特性が変化し、結合アームとバイメタル
ストリップとが規定された予変形を起こすようになる。
【0014】調整の最終位置では、面取り部と回動体の
当該領域とが結合アームに当接しており、該結合アーム
は、レリーズ方向で回動軸線に対し最小の半径方向距離
を有しているため、回動体が最小の予張力で結合アーム
の上に作用を及ぼすことができるようになる。面取り部
は、組み込み位置で回動体を、回動不可に零点位置に固
定する。
【0015】零点位置が簡単でかつ常に精確に決定する
ことができるため、自動化されたスイッチの製作を、特
に合理的なスイッチの製作を実現することができるよう
になる。自動化された又はロボット化された製作の場合
には、安全スイッチは先ず完全自動式にこれを組み立て
ることができる。その際回動体はどの位置に組み込まれ
ても構わない。製作された後、回動体は目立った抵抗が
克服されるまで回転せしめられる。この抵抗を克服した
後回動体は、その面取り部が結合アームに当接し、それ
によってその零点位置が達成される。
【0016】この零点位置から次のステップで、バイメ
タルストリップの調整が行われる。回動体の回転によっ
て結合アームに当接している套面領域の半径方向の距離
が増加し、その結果、結合アーム上に作用する予張力が
連続的に大きくなり、180°回転後、最大値に到達す
るようになる。
【0017】このように惹き起こされるバイメタルスト
リップの変形は、接触ブリッジの方向で接触突起の領域
内に作用するその予張力を低下せしめることになり、そ
のレリーズ感度も高められることになる。このレリーズ
感度の向上の結果、運転中の最大のレリーズ時間が減少
するようになる。
【0018】スイッチケーシング内の結合アームの不動
支承状の張設と、偏心調整状の回動体の使用とによって
、高い予張力が結合アーム上に伝達される。つまりバイ
メタルストリップ上に伝達される。回動体が大きな直径
を有しているため、そのレリーズ線が大きな間隔に亘っ
て調整可能なようにスイッチを構成することが可能にな
る。更に有利には、調整偏心輪により無段階の調整が可
能である。
【0019】調整偏心輪をスイッチの外方側部から操作
するのではなく、回動体の調整をケーシング側面から行
うことにより、接触部材を極度に近付けて互いに押圧せ
しめることができる。
【0020】スイッチケーシング内の回動体を接触部材
の間で支承することにより、コンパクトな構造形式のス
イッチを構成することができる。更に本発明に基づいて
構成された構造部材は、スイッチを水平方向で狭い構造
状に形成せしめるだけでなく、その固定方向に延びる狭
側面の高さもこれを極めて偏平に保持することが可能に
なっている。
【0021】接触部材は回動体の側面に起立し、その切
欠きが回動体のための組込み側板を形成している。それ
によって回動体のための組込み空間が拡大する。回動体
の側面に位置していない領域内では接続接触部は、水平
方向で広幅構造状に構成されており、特にスイッチケー
シングから外方に突き出た領域内で、接続のための大き
な接触面が差込み基体の接続ブッシュ内に形成されるよ
うになっている。
【0022】スイッチは、請求項4に基づくばねフック
の使用によって、車内で強烈な負荷に曝されている間も
、差込み基体内で特に安全で持続的な係止が保証される
ようになっている。
【0023】請求項5乃至8には、全スイッチ機構の機
能上特に有利な構造が示されている。そのように構成さ
れたスイッチは、特に垂直に高く構築されており、この
ことは、省スペース的な構成として水平方向と狭幅面の
方向との両方向に対して有利である。
【0024】結合アーム及びバイタルストリップの接触
面と、隆起部上のバイメタルストリップの支承部との間
の水平方向における距離が大きいため、バイメタルスト
リップのために比較的長い調整レバーアームを形成する
ことができ、それによってその容易でかつ精確な調整性
が促進されるようになる。更に接触突起部と結合したバ
イメタルストリップの構成により、同時に発生するバイ
メタルストリップ上の低い曲げ応力分力の場合に、より
高い引張応力分力を発生せしめるようになり、これによ
って使用中のバイメタルストリップが持ち揚げられるよ
うになる。
【0025】接触ブリッジ、支持基体及び押圧スイッチ
が1体構造であるため、スイッチの自動的な生産が有利
に促進されるようになる。つまり予め生産された構造部
品は、いくつかの作業工程を経てスイッチケーシングを
形成している両半割シェルの片方内に挿入せしめること
により、これをスイッチ内で組み立てることができるよ
うになる。この種の構成部品を使用することにより、ス
イッチのモヂュール化されたユニット形式の構造が促進
されるようになる。更に構造部品を、高度な同一の生産
精度で大量に予め生産することも可能である。
【0026】請求項9乃至15にはスイッチケーシング
の有利な構成が示されており、それによって組込み部材
が、特に有利にスイッチケーシング内で支承されている
。この有利な支承部の特性は、1方の側面上では結合ア
ームとバイメタルストリップとの1体的な構成により、
また他方の側面上では結合アーム、接続接触部及びばね
フックの一体的な構成により、夫々更に有利な影響を受
けるということである。1体的な構成により上述の部材
は、機械的にも電気的にも、共に極めて安全かつ信頼の
できるように協働している。更に上述の部材の1体構造
は、構造的に極めて簡単であり、従って生産技術的に有
利である。
【0027】上述の部材から成っている1体形の構成部
品が何重にも形状結合的な支承部を形成しているため、
構造部品をケーシングのケーシング半割シェルの1方の
内方に簡単に挿入するだけで、これが固定できるように
なる。このことは、本発明のスイッチの自動的な組立性
に対し有利な影響を与えている。更に1体的な構造部品
が何重にも支承されているため、これが運転の安全性を
促進し、かつスイッチの寿命を助長している。特に結合
アームの支承部がこのように堅牢であるため、回動体に
よって特に高い力を結合アームに伝達することができる
。つまりスイッチに何重もの支承部が存在しているため
、結合アームに作用する極めて高い予張力が適切に受容
できるようになっている。
【0028】更に側板、リブ、回動体のために窪んだ受
容部及び隆起部は、スイッチケーシング上に次のように
配置されている。つまりバイメタルストリップ上に作用
する変形が特に精確に制御可能であり、バイメタルスト
リップ自体も回動体により配位されて変形可能であるよ
うに配置されている。
【0029】請求項16乃至18には回動体の別の有利
な構成が示されており、この構成によってスイッチケー
シングは、それに1体成形された支承部材と共にプラス
チックから射出成形できるようになっている。プラスチ
ック射出の際に若干発生する仕上げ公差の欠陥は、この
構成に基づくスイッチにあっては、ディスク状の調整偏
心輪として形成された回動体の後調整運動によって簡単
に補正可能である。その調整を無段階に行うことができ
るため、単に仕上げ公差の欠陥を補正することができる
だけでなく、所望のレリーズ特性を調整することも可能
である。
【0030】回動体の套面は2つの回動体端側部によっ
て制限されている。この両面動体端側部の各々から夫々
1つの回動ピンが突出しており、これが回動体の回動軸
の回動ピンの中心長手方向軸線に完全に一致している。 有利にはシリンダとして構成されたこの回動ピンは、ス
イッチケーシング内で回動体を偏心的に支承している。 そのためケーシング内には、回動ピンを貫通する支承ア
イが成形されている。回動体端側部に成形された切欠き
は、特に内六角形として構成されているので、該切欠き
によって回動体は、組み立てられたスイッチケーシング
内で外部から操作可能になる。つまり回動体は結合アー
ムに作用を及ぼす調節偏心輪である。
【0031】請求項19乃至21に基づく特別な実施例
にあっては、回動ピンがほぼ星形の横断面形を有してい
る。回動ピンの套面は、この星状の横断面形に一致した
歯を装着している。この特殊な構成にあっては、支承ア
イに係止突起が設けられており、該係止突起は、歯と一
緒に回動ピンの套面に噛み合ってこれと係合している。 この歯との形状結合的な係合により、回動体には、その
夫々の相対位置において付加的に、機械的な回動に対す
る安全性が付与される。
【0032】本発明の特別な利点は、結合アームと調整
偏心輪との間で作用する力のベクトルが、調整偏心輪を
−回動軸線に常に鉛直に−切断しているという点である
。つまり回動軸線上のこの力の作用方向は一定である。
【0033】結合アームと調整偏心輪との間に作用して
いる予張力は、単に結合アームによって変化するだけで
なく、同時に調整偏心輪の夫々の位置を自縛作用によっ
て保護している。このことは、振動又は衝撃作用による
偏心輪の予期せざる回動を阻止するという特に有利な効
果を発揮している。
【0034】特に有利な点は接触部材間の偏心輪の位置
であり、しかも差込み領域の外方のその内方で、接触部
材がナイフラグとして構成されている。調整偏心輪の操
作のために有利に使用される六角スパナは、電気導体部
分と、特にナイフラグとは接触することがない。このた
め調整の際ナイフラグの損傷が初めから除外されている
【0035】スイッチケーシングを更に小さくするため
、調整偏心輪が有利には狭い構造の省スペース的なディ
スクとして構成されている。上述の力のベクトルが回動
軸線を貫通して垂直に延びることにより、極端に狭い構
成であっても合成力を受容することができるようになり
、そのため所望の自縛作用も常に保持されたままになっ
ている。
【0036】更に有利なことは、請求項22乃至24に
基づくスイッチの第2実施例の際、バイメタルストリッ
プの構成が特にメアンダバイメタルとして形成されてい
ることである。この種の構成にあっては、複数のバイメ
タル軌道が電流に沿って互いに並んで前後に接続されて
位置しており、それによってより大きな抵抗が達成され
る。比較的小さな合成電流を有する電流回路又は小さな
電流の強さの場合でも、バイメタルストリップのこの大
きな抵抗によって所要の加熱仕事が容易に達成可能にな
る。1体状のバイメタルストリップの場合と同じように
、この機械的な関係を達成するため互いに並んで位置す
るバイメタル軌道が、それらを取り囲むクランプによっ
て包帯状に束ねられている。
【0037】
【実施例】本発明の実施例を図面に図示し、次にこれを
詳しく説明する。
【0038】安全スイッチ10は、上半部シェル20と
下半部シェル30とから成るスイッチケーシング40内
に位置している。スイッチケーシング40の下方の狭幅
面は、接続側面50を形成している。接続側面50から
離反したスイッチケーシング40の上方狭幅面は、スイ
ッチ側面60を形成している。接続側面50とスイッチ
側面60とは、水平方向70に対し平行に延びている。 垂直方向80は、水平方向70に対し鉛直に延びている
。垂直方向80は、スイッチ側面60の方向に延びてい
るレリーズ方向90と、接続側面50の方向に延びるス
イッチイン方向100とから構成されている。
【0039】垂直方向80に延びる安全スイッチ10の
長手方向中心軸線110上にほぼ位置している押釦12
0が、スイッチ側面60からレリーズ方向90に突出し
ている。接続面50とスイッチ面60とは、垂直方向8
0において右側の狭側面130と左側の狭側面130′
との2つの狭側面によって互いに結合されている。スイ
ッチ側面60と、これに突き当って右側の狭側面130
を形成しているコーナ領域140とから、手動レリーズ
機構150に1体成形されたつまみ160が突出してい
る。
【0040】スイッチイン方向100でナイフラグとし
て構成されている、長手方向中心軸線110に対し対称
的で、水平方向70で互いに並んで位置している2つの
接触部材、つまり右側接続部材170と左側接触部材1
70′とが、接続側面50から突き出ている。互いに離
反した接触部材170,170′の外側部には、差込み
基体内で安全スイッチ10を固定するため夫々のばねフ
ック180,180′が1体成形されている。接触部材
170,170′は、水平方向70に対し鉛直な夫々の
固定孔190,190′により、同じように垂直方向8
0に対し鉛直に延びる固定方向200に貫通されている
。下半部シェル30には、接触側面50の領域内の固定
方向200に上半部シェル20に向い合う2つの固定節
210,210′が突き出ている。組み立てられた状態
で固定節210,210′は、固定孔190,190′
を貫通し、かつ上半部シェル20の接続側面50上で固
定方向200に延びている2つの固定開口部220,2
20′と係合し、かつ接触部材170,170′をスイ
ッチケーシング40内に固定している。
【0041】上半部シェル20と下半部シェル30は夫
々、接続側面50上を固定方向に延びて、固定開口部2
20,220′乃至固定節210,210′が位置して
いる水平方向70でほぼ直線上の、リベット孔230に
よって貫通されている。左側の狭側面130′とスイッ
チ側面60とによって形成される左側のコーナ領域14
0′は、固定方向200に延びるリベット孔230によ
って同じように貫通されている。上半部シェル20と下
半部シェル30とのスイッチケーシング40への統合は
、総てのリベット孔に装入されたリベットによって実現
される。
【0042】左側接触部材170′には、組込み位置で
左側狭側面130′の内方側面の近くを延びる接触保持
体240が、レリーズ方向90で1体成形されている。 レリーズ方向90に突出する接触保持体240の自由端
部には、ケーシング内部の方に向いている固定接触部2
50が形成されている。固定接触部250は、左側狭側
面130′の方向に向いている旋回可能な接触ブリッジ
280の垂直アーム270の旋回接触部260に当接し
ている。接触ブリッジ280は、垂直方向80に延びる
垂直アーム270と、そのレリーズ方向90に向いてい
る端部でこれと直角状に結合する水平アーム280とか
ら成っている。垂直アーム270から離反した水平アー
ム290の自由端部は、接触部材300を形成している
【0043】スイッチケーシング40内で長手方向中心
軸線110に対しほぼ同一方向に延びる圧縮ばね310
は、レリーズ方向に作用するそのばね力が、接触側面5
0に向い合う水平アーム290の平な側面に向かって押
圧している。スイッチインの位置で水平アーム290は
、水平方向70に対し平行に延びる水平位置を採ってい
る。
【0044】接触部材300は、そのスイッチ側面60
に向い合う上側面が接触突起320に当接してこれと係
合している。接触突起320は、圧縮ばね310の方向
に突出してバイメタルストリップ330に1体成形され
ている。バイメタルストリップ330は、先ず右側狭側
面130の内側面に沿う垂直方向80で、ほぼスイッチ
側面60から殆ど接続側面50まで延びている。バイメ
タルストリップ330のこの垂直部分には、ほぼ直角状
の折曲り部340の後に、水平方向70に延びるバイメ
タルストリップ330の水平部分が接続している。この
バイメタルストリップ330の水平部分は、スイッチケ
ーシング40に1体成形された2つの隆起部350,3
50′の間に、つまり接続側の隆起部350とスイッチ
側の隆起部350′との間に、僅かの遊びで支承されて
いる。
【0045】バイメタルストリップ330の垂直部分に
向き合って位置するバイメタルストリップ330の水平
部分の自由端部は、ほぼ垂直方向80で鉛直に延びる直
角状の折曲り部を有し、該折曲り部は、結合面として、
この領域内で同じように折れ曲っている結合アーム37
0を形成している。
【0046】従ってバイメタルストリップ330は、図
2の平面内でみてほぼU字状であり、その際その水平部
分はU字ウェブ331を形成し、垂直方向の長いU字脚
部と直角状に折れ曲った部分とが短い固定脚部360と
して形成されている。つまり固定脚部360は、結合ア
ーム370との結合面を形成している。
【0047】結合アーム370は、垂直方向80に延び
て固定脚部360を備えている結合面から、先ず水平に
傾斜して接続側面の方向に延びており、また別の曲線部
が、これに対し水平方向70で平行に延びている。接触
アーム370には、スイッチイン方向100で、右側の
ナイフラグとして形成された接触部材170が1体成形
成されている。
【0048】結合アーム370は、固定脚部360から
離反した自由端部371を備えているその結合面が、ス
イッチ側の側板372と接続側の側板373との間に張
設されて支承されている。右側ばねフック180と右側
接触部材170との間の固定方向200に、水平方向7
0に延びるリブ374が突き出ている。右側接触部材1
70は、リブ374と、回動体390を受容するための
窪んだ切欠き380との間に挿入されている。
【0049】結合アーム370、接続接触部材170及
び右側ばねフック180は、一体形のP字状構造部材と
して構成されており、その際、結合部材370が、P字
の横ヨークを形成し、接続接触部材170とばねフック
180とがP字の脚部を形成している。このP字形構造
部材は、接続側隆起部350、窪んだ切欠き380、リ
ブ374と、側板372,373との間に挿入されてお
り、そのため接続側の側板373、リブ374及び窪ん
だ切欠き380が、形状結合的な不動支承部として、P
字形構造部材の水平方向70へのスライドに抗して有効
に作用するようになっている。P字形構造部材は、側板
372,373間の垂直方向80におけるスライドに抗
して張設されており、またリブ374の端側面及び窪ん
だ切欠き380の端側面並びに接続側隆起部350に支
承されている。つまりP字形構成体は、側板372,3
73、リブ374及び窪んだ切欠き380と、接続側隆
起部350との間に形状結合的に挿入されている。
【0050】接触部材170,170′と、水平方向7
0に延びている結合アーム370の部分との間で、固定
方向200に延びるドラム形の回動体390のための切
欠き380が、スイッチケーシング40の半割シェル2
0,30内に成形されている。回動体390の端側面か
ら、固定方向200で夫々上半部シェル20乃至下半部
シェル30の方に向いている円筒形の回動ピン400が
突き出ている。上半部シェル20内及び下半部シェル3
0内には、切欠き380の領域内で固定方向200に向
いている、回動ピン400の体積輪郭のその中空輪郭に
一致する支承アイ410が加工されている。回動体39
0は、回動ピン400を介して支承アイ410内で自由
に回動可能に支承されている。
【0051】回動ピン400は、水平方向70で中心点
420を備えた円形横断面を有している。その中心点4
20で両回動ピン400は、固定方向に対し平行に延び
る仮想上の回動軸線430によって切断されている。回
動体390は、水平方向70で同じような円形横断面を
有しており、しかし、その中心点は、いずれの場合も回
動ピン400の中心点420の外方に位置し、かつ両中
心点はいかなる場合も決して同一ではない。回動体39
0は、回動ピン400と全く同じように、回動体中心点
の外方に延びる回動軸線430を中心に回動し、それに
よって回動体390は、偏心的な回動運動を行うことが
できるようになっている。
【0052】回動ピン400と回動体390とは、両回
動ピン400の夫々の端側面上の六角形の成形凹部44
0と共に調節偏心輪450を形成している。上半部シェ
ル20及び下半部シェル30を固定方向200で完全に
貫通している受容溝は、調整偏心輪450の操作のため
の六角形エンボスキーを六角形の成形凹部内に挿入でき
るようにしている。
【0053】図7に図示された調整偏心輪450の特別
な実施例は、修正された回動ピン400を有している。 この修正された回動ピン400は夫々歯401を装着し
ている。歯401は回動ピン400に固定方向200で
ほぼ星形の横断面形状を与えている。分離された支承ア
イ410の実施例は、分離されて噛み合っている回動ピ
ン400の実施例を補完している。この場合支承アイ4
10内には、水平方向に延びる係止突起402が突入し
ている。
【0054】係止突起402は、歯401と噛合ってい
て、そのために歯401が、調整偏心輪450の回動の
際係止突起402を介して滑動せしめられるようになっ
ている。他方では係止突起402の形状結合的な噛合い
によって、調整偏心輪450の支承保護のために歯40
1内でその夫々の相対位置が守られるようになっている
。結合アーム370に対し係止突起402は平行に配置
されているため、調整偏心輪が調整方向に持ち上げられ
るように保証され、かつ水平方向70で側方にスライド
せしめられないように保証されている。
【0055】調整偏心輪450は、その套面460の領
域が結合アーム370の上に当接し、かつこれに運動学
的に結合されている。中心点420に対し半径方向で最
小の距離を有している套面460の領域には、結合ア−
ム370に対し平行に延びている面取り部470が設け
られている。面取り部470を備えた套面460が結合
アーム370に当接すると、調整偏心輪450は組込み
位置に位置するようになる。この組込み位置で、調整偏
心輪450と結合アーム370との間に作用する力が最
も小さくなる。調整偏心輪450を時計方向で右側へ回
転せしめることにより、結合アーム370は、套面46
0の面取り部470のない領域の上に位置するようにな
る。結合アーム370に当接している套面460の領域
と、中心点420との間の半径方向の距離が大きくなれ
ばなる程、結合アーム370と、調整偏心輪450との
間に作用する力がそれに応じて大きくなる。
【0056】バイメタルストリップ330のレリーズ感
度の調整は、結合アーム370と調整偏心輪450との
間で作用している力に基づく結合アーム370の変形を
介して行われる。その場合結合アーム370がその変形
を、固定脚部360を備えた結合面を介してバイメタル
ストリップ330に更に伝達し、水平方向70のバイメ
タルストリップ330の垂直部分は、力が上昇した場合
、右側狭側面130の方向に変形せしめられる。
【0057】このことにより、接触部材300と接触突
起320との間の有効なオーバラップ部がより小さくな
る。バイメタルストリップ330が更に加熱されると、
これが更に水平方向70で右側の狭側面130の方に変
形し、それによって接触部材300と接触突起320と
が係合から外れるようになる(図3)。接触部材300
と接触突起320とが、発生した過電流によって係合か
ら外されると、ほぼ長手方向中心軸線110を中心に螺
旋状に延びるレリーズばね480が、レリーズ方向90
でスイッチ側面60の方向に接触ブリッジ280を跳ね
飛ばすように押圧する。スイッチ側面60のケーシング
内には傾斜ストッパ490が1体成形されており、該ス
トッパ490は、レリーズ状態の接触ブリッジ280の
傾斜位置を規定している。
【0058】レリーズばね480は、支持部材510と
支持基体540との間で支承されている。支持部材51
0は、スイッチイン方向100で1体成形されたセンタ
リング突部530を介して、スイッチ側面に向い合うレ
リーズばね480の自由端部に結合されている。センタ
リング突部530は、ほぼ長手方向中心軸線100の周
辺でレリーズばね48の芯合せを行っている。つまり支
持部材510は、レリーズばね480と、レリーズ方向
90でその近傍に位置している圧縮ばね310との間に
挿入されており、かつ押釦120、接触ブリッジ280
及びセンタリング突部530によって芯合せされた圧縮
ばね310と共に、1体形の構造部材を形成している。 この構造部材はスイッチケーシング40の半割シェル2
0,30内に成形された軌道案内部内で移動可能に支承
されている。
【0059】右側狭側部130の方向に作用している遮
蔽部620が、レリーズ方向90で支持部材510から
突出している。遮蔽部620は、接触部材300と接触
突起320との間でレリーズの際に発生するアークから
圧縮ばね310を遮蔽している。支持基体540は、有
利には下半部シェル30内のスイッチケーシング40内
で成形され、かつ接続側面50の方向でレリーズばね4
80を制限している。支持基体540は、水平方向に延
びるU字横断面を有し、その自由端部はスイッチ側面6
0の方向を向いており、そこからレリーズばね480が
レリーズ方向に起立している。接続側面50の方向で支
持基体540の下方側面には、バイメタルストリップ3
30に支承されている隆起部350が1体成形されてい
る。支持基体540は、リベット孔230によって固定
方向200に貫通されている。
【0060】旋回接触部260の上方で垂直アーム27
0の上に、ケーシング内部の方に突出している安全スト
ッパ500が形成されている。遮蔽部620から離反す
る左側狭側面130′の方向で、連行器520が支持部
材510に1体成形されている。傾斜ストッパ490上
の接触ブリッジ280の傾斜位置によって、連行器52
0と安全ストッパ500とは、押釦120がスイッチイ
ン方向100に押圧された時に噛み合うようになる。こ
のような形式で接触ブリッジ280の復帰旋回が、手動
で下方に保持された押釦120の場合にも阻止されるよ
うになり、その結果、安全スイッチ10の保護作用は、
手動で下方に保持された押釦120の場合にも完全に保
証されるようになる。
【0061】バイメタルストリップ330がその出発位
置に復帰した時(図2)に初めて、安全スイッチは再び
スイッチイン位置に持ってこられる。そのため押釦12
0はスイッチイン方向100に押し込められる。押釦1
20の解除の際、接触突起320と接触領域300とは
再び係合状態になり、それによって接触ブリッジ28が
再び直線状に位置せしめられる。つまりその水平アーム
290が水平方向70に対し平行に延びて連行器520
と安全ストッパ500との係合が外れるようになる。
【0062】前述の過電流レリーズに対し付加的に、安
全スイッチ10は手動のレリーズも行うことができる。 このため手動レリーズ機構150は、スイッチイン位置
で水平方向70に対し平行に延びている旋回脚部550
と、これに垂直方向80で直角状に延びてスイッチ突起
560として形成されている作用脚部とを有している。 スイッチ突起560と旋回脚部550とは、その直角状
の位置により互いにシーソースイッチ状のタンブラスイ
ッチを形成している。
【0063】手動レリーズ機構150は、その端側面か
ら固定方向200に突出している2本の支承ピン570
を介して、対応するスイッチケーシング40の切欠き内
で水平方向に旋回可能に支承されている。安全スイッチ
10のスイッチインの位置では、スイッチ突起560が
、指の形状に基づきレリーズ方向90で接触突起320
の近傍に位置しているバイメタルストリップ330の自
由端部に当接している。
【0064】つまみ160が水平方向で押釦120の方
向に押圧されると、同時にスイッチ突起560は、水平
方向で右側狭側面130の方向に運動し、その指状の当
接により、バイメタルストリップ330の垂直部分を連
行して右側狭側面130の方向に移動せしめる。接触突
起320と接触部材330との係合が解除されると、そ
れによって接触ブリッジ280は、レリーズばね480
からレリーズ方向90で図3のスイッチオフの位置には
じき飛ばされる。
【0065】安全スイッチ10の別の実施例にあっては
、バイメタルストリップ330がメアンダールバイメタ
ルストリップ330′として設計されていても差支えな
い(図5,図6)。このような特別な実施例にあっては
、複数のバイメタル軌道580が固定方向200で互い
に平行に延びている。このように互いに並んで位置する
バイメタル軌道580は、変向点590を介して導線状
に互いに接続されている。それによって極めて長いバイ
メタルストリップ330,330′の結線上の効果が、
それから合成される大きな抵抗によって達成される。こ
の大きな抵抗によって、より小さくまた最小の電流が出
現する際にも、バイメタルの加熱に必要な加熱仕事の達
成が促進されるようになる。
【0066】調整のために調整偏心輪450に亘る必要
な機械的な性質を保証するため、横断面でU字状の金属
クランプ600が、変向点590の領域内の固定方向2
00でバイメタルストリップ330′に亘り包帯状に押
し込まれる。金属クランプ600は、同じように断面が
U字状の、その上に押し上げられた絶縁クランプ610
によって、結合アーム370乃至圧縮ばね310と、レ
リーズばね480とに対して電導的に遮断されている。 金属クランプ600はバイメタルストリップ330′を
強固に取り囲んでいるため、バイメタルストリップ33
0′上に作用する力が、「コンパクトな」バイメタルス
トリップ330の場合と全く同じようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組み立てられた状態における本発明の安全スイ
ッチの全体図である。
【図2】上半部シェルを取外した場合のスイッチイン位
置における図1に基づく安全スイッチの内面の図である
【図3】上半部シェルを取外した場合のレリーズ位置に
おける図1に基づく安全スイッチの内面の図である。
【図4】図1に基づく通常のバイメタルストリップを備
えた安全スイッチの第1実施例の分解図である。
【図5】図1に基づくメアンダバイメタルストリップを
備えた安全スイッチの実施例の分解図である。
【図6】図5に基づくメアンダバイメタルスイッチの詳
細分解図である。
【図7】歯を装着した回動ピンを備えている回動体の特
別な実施例の図である。
【符号の説明】

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱的にレリーズ可能な安全スイッチで
    あって、 −スイッチケーシング(40)の狭側接続側面(50)
    から平行に突出している2本の接続接触部材(170,
    170′)と、 −レリーズ機構としてのバイメタルストリップ(330
    ,330′)と、 −バイメタルストリップ(330,330′)に剛性的
    に結合されてレバーアームとして作用している結合アー
    ム(370)と、 −−結合アームに当接する円筒形套面(460)を備え
    、 −−スイッチケーシング(40)内で偏心的に旋回可能
    に支承され、 −−スイッチ外方側部から旋回運動せしめることができ
    、かつ −−スイッチの作用幅が拡大された突出部を持つことな
    しに、スイッチケーシング(40)内に挿入されたバイ
    メタルストリップ(330,330′)のレリーズ感度
    を調整するための絶縁材料から成る 回動体(390)と、を有している形式のものにおいて
    、 a)結合アーム(370)がその自由端部(371)で
    スイッチケーシング(40)内に張設されており、b)
    回動体(390)の套面(460)が零点固定のために
    面取り部(470)を有しており、c)両接続接触部材
    (170,170′)が結合アーム(370)に対しほ
    ぼ直角に延び、 d)回動体(390)が、それに無接触で側方に起立す
    る接触部材(170,170′)と、結合アーム(37
    0)との間に挿入されており、その際回動体(390)
    の側部に起立する接触部材(170,170′)の領域
    には、その幅が縮小した切欠き(380)が設けられて
    いることを特徴とする押釦操作式安全スイッチ。
  2. 【請求項2】  バイメタルストリップ(330,33
    0′)、結合アーム(370)及び回動体(390)の
    運動平面が、ほぼ接続接触部材(170,170′)を
    貫いて張設された平面内に位置していることを特徴とす
    る、請求項1記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】  接続接触部材(170,170′)が
    扁平なナイフラグであることを特徴とする、請求項1又
    は2記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】  差込み基体にスイッチを係合せしめる
    ため、スイッチケーシング(40)の接続側面(50)
    からばねフック(180,180′)が突出しており、
    該ばねフックは、その互いに離反した長手方向側部に起
    立していることを特徴とする、請求項1から3までのい
    ずれか1項記載のスイッチ。
  5. 【請求項5】  バイメタルストリップ(330,33
    0′)が、種々の長さのU字脚部を備えてその運動平面
    内に位置するU字の形状を有しており、−その水平方向
    に延びるU字ウェブ(331)が結合アーム(370)
    に対し平行に延びており、また−そのより短い垂直方向
    に向いている固定脚部(360)が、それに平行な結合
    アーム(370)の折曲り部に不動に結合されているこ
    とを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記
    載のスイッチ。
  6. 【請求項6】  スイッチケーシング(40)内のバイ
    メタルストリップ(330,330′)の運動平面内で
    回動可能に支承されているほぼ長方形の接触ブリッジ(
    280)が、スイッチインの位置でその水平アーム(2
    90)によって装着された接触部材(300)と共に、
    レリーズばね(480)によりレリーズ方向(90)で
    、バイメタルストリップ(330,330′)のより長
    いU字脚部の内方側部上に1体成形された接触突起部(
    320)に向かって当接していることを特徴とする、請
    求項1から5までのいずれか1項記載のスイッチ。
  7. 【請求項7】  接触ブリッジ(280)が、バイメタ
    ルストリップ(330,330′)のより短いU字脚部
    によって自由に開放されるスイッチケーシング室内に挿
    入されていることを特徴とする、請求項6記載のスイッ
    チ。
  8. 【請求項8】  バイメタルストリップ(330,33
    0′)の水平なU字ウェブが、ケーシング側部の2つの
    隆起部(350,350′)の間でより長いU字脚部の
    折曲り部(340)に保持されて挿入されており、−そ
    のスイッチ側の隆起部(350′)が、スイッチケーシ
    ング(40)に1体成形された支持基体(540)によ
    ってスイッチイン方向(100)に突出しており、また −その接続側の隆起部(350)が、バイメタルストリ
    ップ(330,330′)  と結合アーム(370)
    との間に対応支承部として挿入されていることを特徴と
    する、請求項1から7までのいずれか1項記載のスイッ
    チ。
  9. 【請求項9】  結合アーム(370)はその自由端部
    (371)が、スイッチケーシング(40)に1体成形
    され、かつ水平方向(70)でスイッチ内に突入してい
    る2つの側板(372,373)の間に張設されて挿入
    されていることを特徴とする、請求項1から8までのい
    ずれか1項記載のスイッチ。
  10. 【請求項10】  スイッチケーシング(40)が、プ
    ラスチックから射出された2つの半割シェル(20,3
    0)から成り、その際水平方向に延びる側板(372,
    373)は、半割シェル(20,30)の1つと1体に
    射出されていることを特徴とする、請求項1から9まで
    のいずれか1項記載のスイッチ。
  11. 【請求項11】  両方の半割シェル(20,30)内
    には、回動体(390)と、接触部材(170,170
    ′)の受容のための偏平な切欠き部とのために、夫々1
    つの窪んだ切欠き(380)が凹状成形されていること
    を特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記
    載のスイッチ。
  12. 【請求項12】  接続接触部の1つ(170)と、結
    合アーム(370)と、接続接触部(170)に隣接す
    るばねフック(180)とが1体形であり、またケーシ
    ングリブ(374)が、接続接触部(170)とばねフ
    ック(180)との間の中間空間内に挿入されているこ
    とを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項
    記載のスイッチ。
  13. 【請求項13】  結合アーム(370)、それに1体
    成形された接続接触部(170)及び隣接するばねフッ
    ク(180)が、結合アーム(370)を備えたP字状
    構造部材をP字形横ヨークとして形成していることを特
    徴とする、請求項12記載のスイッチ。
  14. 【請求項14】  窪んだ切欠き(380)が、接続接
    触部(170)と接続側の側板(373)とをばねフッ
    ク(180)の側方で起立せしめており、また窪んだ切
    欠き(380)、リブ(374)及び接続側の側板(3
    73)が、P字状構造部材のために、水平方向で有効な
    形状結合的不動支承部を形成していることを特徴とする
    、請求項12又は13記載のスイッチ。
  15. 【請求項15】  スイッチ側の側板(372)、接続
    側の側板(373)、リブ(374)の端面側部及びス
    イッチ側の隆起部(350′)が、P字状構造部材のた
    めに、垂直方向で有効な形状結合的不動支承部を形成し
    ていることを特徴とする、請求項12から14までのい
    ずれか1項記載のスイッチ。
  16. 【請求項16】  回動体(390)が、両側で偏心的
    に当て付けられた円筒状の回動ピン(400)を装着し
    ており、該回動ピンは、回動軸として両ケーシングシェ
    ル(20,30)内に支承されていることを特徴とする
    、請求項1から15までのいずれか1項記載のスイッチ
  17. 【請求項17】  回動体(390)の回動ピン(40
    0)の端面側部が、工具と噛合うための成形凹部(44
    0)を装着していることを特徴とする、請求項1から1
    6までのいずれか1項記載のスイッチ。
  18. 【請求項18】  回動体(390)が肉厚の薄いディ
    スクであることを特徴とする、請求項1から17までの
    いづれか1項記載のスイッチ。
  19. 【請求項19】  回動ピン(400)は、外周側部で
    半径方向に突出している歯(401)を装着しており、
    かつ歯車の技術に基づいて形成されていることを特徴と
    する、請求項1から18までのいずれか1項記載のスイ
    ッチ。
  20. 【請求項20】  外周上の係止突起(402)が、歯
    車状の回動ピン(400)の歯(401)と係合状に噛
    み合うための支承アイ(410)を有していることを特
    徴とする、請求項19記載のスイッチ。
  21. 【請求項21】  係止突起(402)が、支承アイ(
    410)内で水平方向(70)に起立していることを特
    徴とする、請求項19又は20記載のスイッチ。
  22. 【請求項22】  バイメタルストリップ(330)が
    、互いに並んで位置し、電気的に直列に接続された複数
    のバイメタル軌道(580)から成っていることを特徴
    とする、請求項1から21までのいずれか1項記載のス
    イッチ。
  23. 【請求項23】  並んで位置しているバイメタル軌道
    (580)が、これを取り囲むクランプ(600)によ
    って1体状のバイメタル軌道部材に統合されていること
    を特徴とする、請求項22記載のスイッチ。
  24. 【請求項24】  バイメタルストリップ(330)が
    、メアンダバイメタル(330′)として形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか
    1項記載のスイッチ。
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DE9017292 1990-12-21

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