JPH04230239A - アクリル酸デシルエステル組成物 - Google Patents
アクリル酸デシルエステル組成物Info
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- JPH04230239A JPH04230239A JP11742591A JP11742591A JPH04230239A JP H04230239 A JPH04230239 A JP H04230239A JP 11742591 A JP11742591 A JP 11742591A JP 11742591 A JP11742591 A JP 11742591A JP H04230239 A JPH04230239 A JP H04230239A
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Abstract
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Description
数10のアルコールのアクリル酸エステル組成物、更に
ブテン留分をヒドロホルミル化反応、アルドール縮合及
び水添反応させて得られる特定の組成を有する炭素数1
0のアルコールとアクリロニトリル又はアクリロイル基
含有化合物とを反応させて得られるアクリル酸デシルエ
ステル組成物に関するものである。
ゆる4大汎用エステルといわれているアクルリ酸メチル
エステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸ブチ
ルエステル、アクリル酸2−エチルヘキシルエステルが
工業的に製造され、主にこれらのエステルから乳化重合
、溶液重合法等で単独重合体または共重合体の製造に使
用されている。共重合体の他のモノマーとしては酢酸ビ
ニル、スチレン、メチルメタアクリレート等の共重合用
モノマー及び2−ヒドロキシエチルアクリレート、アク
リル酸、イタコン酸、アクリルアミド、グリシジルアク
リレート等の架橋用モノマーがある。このようにして得
られた重合体は、粘接着剤、塗料、樹脂改質剤、繊維助
剤等の巾広い用途に応用されている。
は単独重合体又は上記した他のモノマーとの組み合せに
よる共重合体として上記用途に使用されるものである。 一般にアクルリ酸エステルは耐熱性、柔軟性、耐候性、
耐水性、他ポリマーとの相溶性などに優れた物性を示す
。種々の用途に応じた特徴あるアクリル酸アルキルエス
テルの単独重合体又は共重合体を製造する際、脆化点と
正相関性のあるガラス転移点(以下Tgという)が柔軟
性、粘着性(タック)及び伸張性の基準として利用され
ている。一般にはアクリル酸アルキルエステルのアルキ
ル残基の炭素数の増加(但し炭素数8を越えると逆にT
gは上昇)、直鎖性の増加と共にTgは低下すると言わ
れている。よってアクリル酸ノルマルオクチルエステル
の単独重合体が室温において最も柔軟で粘着性(タック
)が大きいといわれている。そして、アクリル酸2−エ
チルヘキシルエステルは安価な4大汎用エステルの一つ
であって、炭素数が大きく比較的直鎖性のあるものとし
てTg及び脆化点が低く一般によく利用されている。
粘接着剤として主として使用されている。一般に、Tg
の低いアクリル酸エステルが主モノマーとして利用され
、これに接着性を向上させるためにTgが高いながらも
硬めの他のモノマーを加えたり、また、架橋モノマーや
官能基含有モノマーを加えて共重合して所望の粘接着剤
が製造される。しかしながらより高性能の粘接着剤を開
発するためには、より柔軟でかつ粘着性の高いアクリル
酸アルキルエステルを主モノマーとして利用するのが有
利であり、その開発が望まれている。
ル酸ブチルエステルが酢酸ビニル重合体の主可塑剤とし
て利用されている。そしてこの場合、表面への移行、揮
散等を防ぐため、更に他のアクリル酸アルキルエステル
で内部可塑化しTgを下げる方法が取られている。その
際、アクリル酸2−エチルヘキシルエステルが主に使用
されている。しかしながら、より高性能の内部塗装剤を
得るための内部可塑化剤として主モノマーの性質を大き
く損なわず、かつ、内部可塑化モノマーとしてTgの低
いものがより有利であり、その開発が望まれている。
といわれるアクリル系エマルジョンの需要の伸びが顕著
である。これはアクリル系ポリマーが耐候性、耐水性に
優れていること、また得られる塗膜の伸張性が優れてお
り漏水防止に効果的であること等による。この場合もよ
り高性能の塗料とするためにTgが低く柔らかい重合体
を与えうるアクリル酸エステルモノマーを用いることが
有利でありその開発が望まれている。
者等の間で安価であり工業的規模の製造が可能であり、
最もTgが低いとされている汎用アクリル酸2−エチル
ヘキシルエステルより得られる重合体より、更に高性能
、特に低いTgを有する重合体を得ることが出来る新規
なアクリル酸アルキルエステルの開発が望まれている。
技術に鑑み、その課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結
果、特定の組成を有する炭素数10のアルコールのアク
リル酸エステル組成物、例えば、ブテン留分をヒドロホ
ルミル化反応、アルドール縮合、及び水添反応させて得
られる、特定の組成を有する炭素数10のアルコールと
アクリロニトリル又はアクリロイル基含有化合物とを反
応させて得られるアクリル酸デシルエステル組成物は公
知の方法で重合させて、その重合体のTgがアクリル酸
2−エチルヘキシルエステルより得られる重合体のTg
より更に低く、且つ接着性も更に改善された高性能のも
のとなることを見出し、本発明を完成するに至った。
タノール(以下、PRHという)、n−バレルアルデヒ
ドと2−メチルブチルアルデヒドとの縮合生成物の骨格
を持つアルコール(以下、A成分という)、n−バレル
アルデヒドと3−メチルブチルアルデヒドとの縮合生成
物の骨格を持つアルコール(以下、B成分という)、n
−バレルアルデヒドとピバルアルデヒドとの縮合生成物
の骨格を持つアルコール(以下、C成分という)、及び
その他の炭素数10のアルコール(以下、D成分という
)の各成分が、モル%で、 A成分/PRH≦100 B成分/PRH≦30 C成分/PRH≦30 D成分/PRH≦30 の割合である炭素数10のアルコールのアクリル酸エス
テル組成物、並びに、 2−プロピルヘブタノール(以下、PRHという)、n
−バレルアルデヒドと2−メチルブチルアルデヒドとの
縮合生成物の骨格を持つアルコール(以下、A成分とい
う)、 n−バレルアルデヒドと3−メチルブチルアルデヒドと
の縮合生成物の骨格を持つアルコール(以下、B成分と
いう)、 n−バレルアルデヒドとピバルアルデヒドとの縮合生成
物の骨格を持つアルコール(以下、C成分という)、及
びその他の炭素数10のアルコール(以下、D成分とい
う)の各成分が、モル%で、 A成分/PRH≦100 B成分/PRH≦30 C成分/PRH≦30 D成分/PRH≦30 の割合である炭素数10のアルコールとアクリロイル基
含有化合物又はアクリロニトリルとを反応させてなるこ
とを特徴とするアクリル酸デシルエステル組成物に存す
る。
用いられるアルコールは炭素数10のアルコールであっ
て、上記したA〜Dの各成分及びPRHがモル%で、A
成分/PRH≦100 B成分/PRH≦30 C成分/PRH≦30 D成分/PRH≦30 の割合であるものが好適である。
となるものであればその製造方法については特に制限は
ない。例えば、炭素数4のオレフィンと炭素数5のオレ
フィンの反応等のオレフィンの共重合あるいはフロピレ
ンの三量化等により得られる炭素数9のオレフィンをヒ
ドロホルミル化反応及び水添反応させて得られる炭素数
10のアルコール、炭素数4のオレフィンをヒドロホル
ミル化反応、アルドール縮合反応及び水添反応させて得
られる炭素数10のアルコール、あるいは、これらから
各成分の配合割合を調整することによっても得ることが
できる。
留分を用い、ブテン留分をヒドロホルミル化反応、アル
ドール縮合反応及び水添反応させる方法を例にとり更に
具体的に説明する。出発原料であるブテン留分とは、ブ
テン類を主要な成分とするBB留分であり、ナフサ等の
炭化水素油の熱分解によって得られるBB留分あるいは
重軽質油等の炭化水素油の接触分解(FCCなど)によ
って得られるBB留分のいずれも使用することができる
。
よって得られたBB留分からブタジエンの大部分を取り
除いた後のいわゆるスペントBB留分や、更にイソブテ
ンの一部分を取り除いた後のいわゆるスペントスペント
BB留分なども好適に使用出来る。またこれらの混合物
も使用出来る。本発明に用いられるアルコールは、上記
したブテン留分を後述する如く、ヒドロホルミル化反応
、アルドール縮合反応及び水添反応させることによって
得ることができる、特定の組成を有する炭素数10のア
ルコールの混合物である。
われる。ヒドロホルミル化条件も特に臨界的なものでは
なく、従来公知のロジウム法やコバルト法のいずれも使
用出来るが、生成物たるバレルアルデヒド中のα−体の
比率が多い方が経済的にはある程度有利である。ロジウ
ム法の場合のロジウム源としては酢酸ロジウムなどの有
機塩、硝酸ロジウムなどの無機塩あるいはヒドリドカル
ボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウムなど
の錯体などいずれも使用できる。コバルト法の場合のコ
バルト源としては、ラウリン酸コバルトなどの有機酸塩
、硝酸コバルトなどの無機酸塩のほか、ジコバルトオク
タカルボニル、ヒドリドコバルトテトラカルボニルなど
の錯体が使用できる。
g/cm2 G、反応温度としては通常、50〜150
℃、H2 /CO比としてはモル比で通常、1〜10、
触媒濃度としては通常数ppm〜数wt%の条件が採用
される。配位子としてはトリフェニルホスフィン、トリ
フェニルホスファイトなどの3価の有機リン化合物やそ
のオキシドなどが上記触媒に対するモル比で通常1〜1
000で適宜用いられる。溶媒は用いなくても良いが、
必要に応じて溶媒を用いることができる。溶媒としては
触媒を溶解し、かつ反応に悪影響を与えないものであれ
ば、任意のものを用いることができる。例えばベンゼン
、トルエン、キシレン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭
化水素;シクロヘキサン等の脂環式炭化水素;ジブチル
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリ
コールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類;ジエチルフタレート、ジオクチルフタレート等
のエステル類などが用いられる。また、ヒドロホルミル
化反応により生成したアルデヒド類、アルコール類を溶
媒とすることもできる。またアルデヒドの重縮合物など
の高沸点副生物も用いることが出来る。
れでも行なうことが出来る。次に蒸留により生成バレル
アルデヒドを取得しかつその組成をコントロールするこ
ともできる。ヒドロホルミル化反応においては、ブテン
類の反応速度を各成分毎に違い、α−アルデヒドとイソ
−アルデヒドとの比率もある程度反応条件によって変化
させることが出来ることが知られている。
おいて適当な反応条件を採用することによってバレルア
ルデヒドの組成をある程度コントロールすることができ
る。また、バレルアルデヒド各成分は10数℃の沸点差
があり、通常の蒸留によっても組成をコントロールする
ことが出来る。本発明に用いられるアルコールを得るに
あたっては、バレルアルデヒドの組成をモル%で、2−
メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド≦30
、好ましくは5〜30 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド≦
5、好ましくは0.1〜3 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド≦5、好まし
くは0.1〜3にコントロールしてからアルドール縮合
反応に付するのが好ましい。
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を触
媒に用いるが、アミン類なども用いることが出来る。反
応温度は、通常50〜150℃、反応圧力は、通常、常
圧〜数kg/cm2 G、反応時間は通常数分〜数時間
で行われるが、バレルアルドヒドの転化率を各成分とも
少なくとも約90%以上好ましくは95%以上にするこ
とが好ましい。n−バレルアルデヒド以外のバレルアル
デヒドの縮合速度は比較的遅く、n−バレルアルデヒド
以外のバレルアルデヒドの、相互の縮合反応あるいは自
身の二量化反応はほとんどおこらないが、n−バレルア
ルデヒドとのクロスアルドール化反応は上記C5 アル
デヒド組成では比較的速やかに起り、所望の組成のデセ
ナール混合物を与える。デセナール混合物は次いで水添
反応に付される。水添反応は通常の方法で行なうことが
できる。すなわち、Ni、Cr、Cu等の通常の水添触
媒により、反応圧力は通常常圧〜150kg/cm2
G、反応温度は通常、40〜300℃で行われる。
数10のアルコールを取る。本発明に用いられるアルコ
ールは、2−プロピルヘプタノール(PRH)又はそれ
以外にn−バレルアルデヒドと2−メチルブチルアルデ
ヒドとの縮合生成物の骨格を有するもの(A成分):
n−バレルアルデヒドと3−メチルブチルアルデヒド
との縮合生成物の骨格を有するもの(B成分): n
−バレルアルデヒドとピバルアルデヒドとの縮合生成物
の骨格を有するもの(C成分): その他の炭素数10のアルコール(D成分)(以上水素
原子は省略)を含み、各成分がモル%でA成分/PRH
≦100、好ましくは、0.05〜100、更に好まし
くは4〜100、特に好ましくは10〜70、 B成分/PRH≦30、好ましくは、0.005〜30
、更に好ましくは0.1〜30、特に好ましくは0.2
〜10、 C成分/PRH≦30、好ましくは、0.001〜30
、更に好ましくは0.01〜30、特に好ましくは0.
1〜10、 D成分/PRH≦30、好ましくは10以下の割合であ
るものである。
組成物は前記の特定の炭素数10のアルコールとアクリ
ロイル基含有化合物又はアクリロニトリルとを反応させ
て得ることができる。ここで、アクリロイル基含有化合
物としては、アクリル酸、前記の炭素数10のアルコー
ルより低い沸点を有するアルコールから誘導されたアク
リル酸エステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸アミル、アクリル酸ヘキシル等が挙げられる。
方法としては前記の炭素数10のアルコールとアクリル
酸より、重合防止剤及び硫酸、パラトルエンスルホン酸
等の公知のエステル触媒の存在下でアクリル酸より直接
エステル化する方法、或いは前記炭素数10のアルコー
ルより低い沸点を有するアルコールから誘導されたアク
リル酸アルキルエステルと前記炭素数10のアルコール
とのエステル交換反応による方法、更にアクリロニトリ
ルと硫酸の存在下、前記炭素数10のアルコールを反応
させる方法等の公知の種々の方法がある。
は、汎用エステルとして、従来最もTgが低いとされて
いるアクリル酸2−エチルヘキシルエステルより、更に
高性能、特に、低いTgを有することから、粘接着剤、
塗料、樹脂改質剤、繊維助剤等の種々の用途に用いるこ
とができる。即ち、本発明のアクリル酸デシルエステル
組成物を単独で、あるいは、他の共重合モノマーと組み
合わせて単独重合体あるいは共重合体として使用するこ
とができる。
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル
酸ベンジル、アクリル酸シクロヘキシル等のアクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクルリ酸シクロヘキシル等のメタクリル酸アル
キルエステル、及び酢酸ビニル、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、スチレンなどが挙げられる。
酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フマール酸、シト
ラコン酸、グルタコン酸、イタコン酸等の多価カルボン
酸、及びこれらの無水物等のカルボキシル基含有モノマ
ーや2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ
−2−ヒドロキシルプロピル(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等やN−
メチロールアクリルアミド等のヒドロキシル基含有モノ
マー等の他に(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、ア
リルグリシジルエーテル等が挙げられる。かかるモノマ
ーを用いて重合を行うには溶液重合、乳化重合、懸濁重
合など任意の方法が実施可能であるが、モノマーを有機
溶剤中でラジカル重合させる溶液重合が容易に行なわれ
る。
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどのエステル類、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコールなどの脂肪族アルコール
類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンなどのケトン類などが挙げられる。前記
ラジカル重合に使用する重合触媒としては、通常のラジ
カル重合触媒であるアゾビスイソブチロニトリル、ベン
ゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド
、クメンハイドロパーオキサイドなどが具体例として挙
げられる。得られるアクリル系樹脂を粘着剤として使用
する時樹脂単独でも、勿論使用可能であるが、本発明の
効果をより顕著に発揮させるためには0.001〜10
重量%、好ましくは0.01〜5重量%程度の硬化剤が
併用される。
ート系化合物、エポキシ系化合物、アルデヒド系化合物
、アミン化合物、金属塩、金属アルコキシド、金属キレ
ート化合物、アンモニウム塩及びヒドラジン化合物等が
例示される。硬化剤のうちイソシアネート系化合物とし
ては、トリレンジイソシアネート、水素化トリレンジイ
ソシアネート、トリメチロールプロパンのトリレンジイ
ソシアネートアダクト、トリメチロールプロパンのキシ
リレンジイソシアネートアダクト、トリフェニルメタン
トリイソシアネート、メチレンビス(4−フェニルメタ
ン)トリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
など、及びこれらのケトオキシムブロック物またはフェ
ノールブロック物などが挙げられる。
ルA・エピクロルヒドリン型のエポキシ樹脂、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセリンジまたはトリグ
リシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジル
エーテル、ジグリシジルアニリン、ジグリシジルアミン
、N,N,N’,N’−テトラグリシジルm−キシレン
ジアミン、1,3−ビス(N,N’−ジグリシジルアミ
ノメチル)シクロヘキサンなどが挙げられる。
ール、マロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒド、マ
レインジアルデヒド、グルタルジアルデヒド、ホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒドなどが
挙げられる。アミン化合物としては、ヘキサメチレンジ
アミン、トリエチルジアミン、ポリエチレンイミン、ヘ
キサメチレンテトラミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチルテトラミン、イソフォロンジアミン、アミノ樹脂
、メラミン樹脂などが挙げられる。
亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモン、マグネシ
ウム、バナジウム、クロム、ジルコニウムなどの多価金
属の塩化物、臭化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩などの塩
、たとえば、塩化第二銅、塩化アルミニウム、塩化第二
鉄、塩化第二スズ、塩化亜鉛、塩化ニッケル、塩化マグ
ネシウム、硫酸アルミニウム、酢酸銅、酢酸クロムなど
が挙げられる。金属アルコキシドとしては、テトラエチ
ルチタネート、テトラエチルジルコネート、アルミニウ
ムイソプロピオネートなどが挙げられる。
ム、鉄、銅、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモ
ン、マグネシウム、バナジウム、クロム、ジルコニウム
等の多価金属のアセチルアセトンやアセト酢酸エステル
配位化合物などが挙げられる。アンモニウム塩としては
、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニ
ウム、フロピオン酸アンモニウムなどが挙げられる。 ヒドラジン化合物としては、ヒドラジン、ヒドラジンヒ
ドラート、およびそれらの塩基塩、硫酸塩、リン酸塩等
の無機塩類、ギ酸、シュウ酸等の有機酸塩類が挙げられ
る。
パラトルエンスルホン酸、リン酸、塩酸、塩化アンモニ
ウム等も随時添加可能である。該架橋促進剤の添加量は
架橋剤に対して1〜50重量%である。かくして得られ
る粘着剤組成物には本発明の目的を逸脱しない範囲で従
来公知の粘着剤用添加剤を必要に応じて添加することは
勿論可能である。かかる公知の添加剤としてはリン酸エ
ステル系、アミン系などの各種界面活性剤、シリコーン
樹脂、パラフィンワックス等の剥離性調節剤、テルペン
系樹脂、フェノール系樹脂、クマロン系樹脂、ロジン系
化合物、石油系樹脂等の粘着性付与剤等、更には顔料、
可塑剤等も配合できる。
とによって製品化されるが、塗布方法としては、該組成
物を有機溶剤、例えばトルエン、酢酸エチル、メチルセ
ロソルブ、エチルセルソルブ等の単独又は混合液に樹脂
固形分として10〜50重量%程度溶解した溶液を基材
上にドクターブレード、ロールコート、刷毛塗り等によ
って塗布し、乾燥後の膜厚が5〜50μ程度となるよう
に調節する。乾燥は常温、加温のいずれで行っても良い
。又、他の塗布方法としては、溶液を離型紙上にアプリ
ケーターで塗工し、乾燥する。その後、対象基材に転写
塗工し粘着シートを得る方法等がある。
ては特に制限はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)
、軟質ポリ塩化ビニル、アクリル−トリアセチルセルロ
ース等の各種プラスチック、もしくは紙、布、金属箔あ
るいはこれらを材料とする複合成形物が挙げられる。こ
れらの基材の形状はフィルム、シート状等、必ずしも均
一な形態をしている必要はなく、発泡体や織布、不織布
等の任意のものであって良い。
体は特に限定されないが、ステンレス板、アルミニウム
板、鋼板、銅板等をはじめとするあらゆる材質の金属板
、メラミン板、フェノール板等の合成樹脂化粧板、合板
、単板、ガラス板などのいわゆる板状物の他、棒状物、
陶器や各種成形物の表面に貼り付けることができる。即
ち、本発明のアクリル酸デシルエステル組成物を単独で
、あるいは、前記した、共重合用モノマー及び架橋用モ
ノマー等の各種モノマーと組合わせて用いて単独重合体
あるいは共重合体として使用することができる。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。 実施例−1 (1)2−プロピルヘプタノールの合成市販のn−バレ
ルアルデヒド純品を縮合反応に付した。 縮合条件は95℃で常圧下、3%水酸化ナトリウム水溶
液/n−バレルアルデヒド=1(重量比)にて、反応時
間30分でバッチ反応を行なった。n−バレルアルデヒ
ドの転化率は99.9%であった。次いで、気液分離後
のデセナールを、ニッケル系の固体触媒により水添した
。水添条件は圧力100kg/cm2 G、温度100
℃、触媒/デセナール=0.1(重量比)でバッチ反応
により3.0時間反応を行なった。デセナールの転化率
は99.9%であった。次に30段のガラス製オールダ
ーショウ蒸留塔によって粗2−プロピルヘプタノールを
精製し、初留カット1%、主留96%、釜残4%で精製
2−プロピルヘプタノールを取得した。
と単独重合体の製造) (1)の方法で得られた精製2−プロピルヘプタノール
とアクリル酸とを重合禁止剤としてハイドロキノンの存
在下、エステル化触媒としてパラトルエンスルホン酸を
使用して公知の方法によりエステル化しアクリル酸デシ
ルエステルを得た。このアクリル酸デシルエステル15
0g、トルエン60g、重合開始剤としてアゾビスイソ
ブチロニトリル0.5重量%(全仕込みに対して)を同
時に仕込み、70〜75℃で5時間反応させて単独重合
体のトルエン溶液を得た。重合率は100%であった。 更に、この単独重合体を溶剤で洗浄し、真空乾燥し単独
重合体を得た。これを示差熱測定法(DSC法)により
Tgを測定した。結果を表1に示す。
性能の評価) 上記(2)で得られたアクリル酸デシルエステルと、酢
酸ビニル及びアクリル酸を重量比で70/28/2で混
ぜモノマー混合液を作り、■ゴーセノールGM−14X
(日本合成化学工業株式会社製品)2部、ペレックスO
TP(花王石鹸株式会社製品)2.8部、炭酸水素ナト
リウム0.4部及び水140部、■過リン酸カリウム0
.2部及び水10部、並びに■モノマー混合液100部
の配合でエマルジョン重合体を作った。
℃まで昇温し、次に上記原料■を仕込み、以後温度を7
0〜75℃に保ちながら上記原料■を2時間で滴下した
。滴下終了後85℃に昇温し、更に1.5時間反応を行
った。得られたエマルジョン重合体は重合率がいずれも
100%であり、固形物39〜40%のものであった。 接着性試験: 上記で得られたエマルジョン重合体を用い粘着テープを
作製した。粘着テープの作製は上記重合体を離型紙上に
膜厚25〜30μmになる様に成膜し、乾燥後25μm
厚マイラーフィルムに転写させ粘着テープとし試験に供
した。該粘着テープ25mm×100mmを被着体(S
US304鋼板)に20℃にて貼合せ圧着後30分経過
した時点でオートグラフにて180℃剥離試験を行った
。なお、引張りスピードは300mm/分で行った。 結果を表1に示す。
イソブテンとを大部分除去したあとの、1−ブテン43
wt%、2−ブテン22wt%、イソブテン0.68w
t%、ブタジエン1.3wt%、C3 類0.3wt%
及びその他32.7wt%の組成のスペントスペントB
B留分を連続的にヒドロホルミル化した。反応条件は、
全圧力7kg/cm2 G、オキソガス分圧3kg/c
m2 G(H2 /CO=1)、 反応温度100℃、 触媒液: ロジウム触媒(濃度300ppm(Rh原子換算))ト
リフェニルホスフィン(濃度30重量%)溶媒キシレン 原料/触媒液=10(重量比)、 反応器滞留時間 2.0時間、 であった。
ルデヒドをほぼ全量回収したところ、モル比で2−メチ
ルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.08 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.006 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.001
であった。次にこのアルデヒドをそのまま反応温度95
℃、常圧、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液=
1(重量比)で101のオートクレーブにて1.8時間
縮合反応を行なった。
メチルブチルアルデヒド 99.8%3−メチルブチ
ルアルデヒド 97.5%ピバルアルデヒド
99.4%であった。
)におけるのと全く同一の方法で水添してデシルアルコ
ールを得て、精製した。また、この場合のデシルアルコ
ールの組成を、キャピラリーガスクロマトグラフで分析
したところ、モル比で A成分/PRH=0.14 B成分/PRH=0.008 C成分/PRH=0.002 D成分/PRH=0.01 であった。得られたデシルアルコールを精製2−プロピ
ルヘプタノールの代わりに用いた以外は実施例−1の(
2)と同様にしてアクリル酸デシルエステル及びその単
独重合体を製造し、そのTgを測定した。更に、実施例
−1の(3)と同様にしてエマルジョン重合体を製造し
、その接着性能を評価した。その結果を表1に示す。
ヒドを1:0.1(重量比)で混合したものを縮合反応
の原料とした以外は実施例−1におけるのと同様にして
デシルアルコールを得た。この場合の縮合でのバレルア
ルデヒドの転化率は n−バレルアルデヒド 99.9%2−
メチルブチルアルデヒド 99.2%であった。
A成分/PRH=0.22 B成分/PRH=0 C成分/PRH=0 D成分/PRH=0.01 であった。得られたデシルアルコールを精製2−プロピ
ルヘプタノールの代わりに用いた以外は実施例−1の(
2)と同様にアクリル酸デシルエステル及びその単独重
合体を製造し、そのTgを測定した。更に、実施例−1
の(3)と同様にしてエマルジョン重合体を製造し、そ
の接着性を評価した。結果を表1に示す。
イソブデンとを大部分除去したあとの下記組成のスペン
トスペントBB留分を連続的にヒドロホルミル化した。 組成: 1−ブテン 43wt% 2−ブテン 22wt% イソブテン 0.68wt% ブタジエン 1.3wt% C3 類 0.3wt% その他 32.7wt% 反応条件は、 全圧力8kg/cm2 G、オキソガス分圧4kg/c
m2 G(H2 /CO=1)、 反応温度100℃、 触媒液: ロジウム触媒(濃度300ppm(Rh原子換算))ト
リフェニルホスフィン(濃度30重量%)溶媒キシレン 原料/触媒液=10(重量比)、 反応器滞留時間 2.0時間、 であった。
ルデヒドをほぼ全量回収したところ、モル比で2−メチ
ルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.003 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.002
6 であった。次にこのアルデヒドをそのまま反応温度95
℃、常圧、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液=
1(重量比)で101のオートクレーブにて1.8時間
縮合反応を行なった。
メチルブチルアルデヒド 99.8%3−メチルブチ
ルアルデヒド 97.5%ピバルアルデヒド
99.4%であった。このデセナール
混合物を実施例−1におけるのと同様の方法で水添して
デシルアルコールを得て、精製した。
を、キャピラリーガスクロマトグラフで分析したところ
、モル比で A成分/PRH=0.22 B成分/PRH=0.004 C成分/PRH=0.006 D成分/PRH=0.01 であった。上記で得たデシルアルコールを用いて実施例
−1の(2)におけるのと同様にしてアクリル酸デシル
エステル及びその単独重合体を製造し、そのTgを測定
した。更に、実施例−1の(3)と同様にしてエマルジ
ョン重合体を製造し、その接着性を評価した。その結果
を表1に示す。
イソブテンとを大部分除去したあとの下記組成のスペン
トスペントBB留分を連続的にヒドロホルミル化した。 組成: 1−ブテン 43wt% 2−ブテン 22wt% イソブテン 4wt% ブタジエン 1.3wt% C3 類 0.3wt%その他
29.4wt%反応条件は、 全圧力18kg/cm2 G、オキソガス分圧15kg
/cm2 G(H2 /CO=1)、 反応温度100℃、 触媒液: ロジウム触媒(濃度300ppm(Rh原子換算))ト
リフェニルホスフィン(濃度30重量%)溶媒キシレン 原料/触媒液=10(重量比)、 反応器滞留時間 2.0時間、 であった。
ルデヒドをほぼ全量回収したところ、モル比で2−メチ
ルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.5 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.1 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1であ
った。
5℃、常圧、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液
=1(重量比)で101のオートクレーブにて1.5時
間縮合反応を行なった。各アルデヒドの転化率はn−バ
レルアルデヒド 99.9%2−メチル
ブチルアルデヒド 92.2%3−メチルブチルアル
デヒド 93.5%ピバルアルデヒド
91.8%であった。このデセナール混合物
を実施例−1の(1)におけるのと全く同一の方法で水
添してデシルアルコールを得た。
を、キャピラリーガスクロマトグラフで分析したところ
、モル比で A成分/PRH=1.3 B成分/PRH=0.3 C成分/PRH=0.3 D成分/PRH=0.03 であった。
ピルヘプタノールの代わりに用いた以外は実施例−1の
(2)と同様にしてアクリル酸デシルエステル及びその
単独重合体を製造し、そのTgを測定した。更に、実施
例−1の(3)と同様にしてエマルジョン重合体を製造
し、その接着性能を評価した。その結果を表1に示す。
大部分除去したあとの下記組成のスペントBB留分を連
続的にヒドロホルミル化した。組成: 1−ブテン 24wt% 2−ブテン 13wt% イソブテン 51wt% ブタジエン 0.1wt% C3 類 0.2wt%その他
11.7wt%反応条件は、 全圧力7kg/cm2 G、オキソガス分圧4kg/c
m2 G(H2 /CO=1)、 反応温度100℃、 触媒液: ロジウム触媒(濃度300ppm(Rh原子換算))ト
リフェニルホスフィン(濃度30重量%)溶媒キシレン 原料/触媒液=10(重量比)、 反応器滞留時間 1.0時間、 であった。
ルデヒドをほぼ全量回収したところ、モル比で2−メチ
ルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.2 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1であ
った。
5℃、常圧、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液
=1(重量比)で101のオートクレーブにて1.5時
間縮合反応を行なった。各アルデヒドの転化率はn−バ
レルアルデヒド 99.9%2−メチル
ブチルアルデヒド 92.2%3−メチルブチルアル
デヒド 93.5%ピバルアルデヒド
91.8%であった。このデセナール混合物
を実施例−1の(1)におけるのと全く同一の方法で水
添してデシルアルコールを得た。
を、キャピラリーガスクロマトグラフで分析したところ
、モル比で A成分/PRH=0.2 B成分/PRH=0.6 C成分/PRH=0.3 D成分/PRH=0.01 であった。
ピルヘプタノールの代わりに用いた以外は実施例−1の
(2)と同様にしてアクリル酸デシルエステル及びその
単独重合体を製造し、そのTgを測定した。更に、実施
例−1の(3)と同様にしてエマルジョン重合体を製造
し、その接着性能を評価した。その結果を表1に示す。
大部分除去したあとの下記組成のスペントBB留分を連
続的にヒドロホルミル化した。組成: 1−ブテン 24wt% 2−ブテン 13wt% イソブテン 51wt% ブタジエン 0.1wt% C3 類 0.2wt%その他
11.7wt%反応条件は、 全圧力7kg/cm2 G、オキソガス分圧4kg/c
m2 G(H2 /CO=1)、 反応温度100℃、 触媒液: ロジウム触媒(濃度300ppm(Rh原子換算))ト
リフェニルホスフィン(濃度30重量%)溶媒キシレン 原料/触媒液=10(重量比)、 反応器滞留時間 1.0時間、 であった。
ルデヒドをほぼ全量回収したところ、モル比で2−メチ
ルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.11 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.15で
あった。
5℃、常圧、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液
=1(重量比)で101のオートクレーブにて1.5時
間縮合反応を行なった。各アルデヒドの転化率はn−バ
レルアルデヒド 99.9%2−メチル
ブチルアルデヒド 92.2%3−メチルブチルアル
デヒド 93.5%ピバルアルデヒド
91.8%であった。このデセナール混合物
を実施例−1の(1)におけるのと全く同一の方法で水
添してデシルアルコールを得た。
を、キャピラリーガスクロマトグラフで分析したところ
、モル比で A成分/PRH=0.2 B成分/PRH=0.3 C成分/PRH=0.4 D成分/PRH=0.01 であった。
ピルヘプタノールの代わりに用いた以外は実施例−1の
(2)と同様にしてアクリル酸デシルエステル及びその
単独重合体を製造し、そのTgを測定した。更に、実施
例−1の(3)と同様にしてエマルジョン重合体を製造
し、そのTgを測定した。更に、実施例−1の(3)と
同様にしてエマルジョン重合体を製造し、その接着性を
評価した。結果を表1に示す。
物は高性能、特に低いTgを有することから、汎用エス
テルとして粘接着剤、塗料、樹脂改質剤、繊維助剤等の
種々の用途に供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 2−プロピルヘプタノール(以下、P
RHという)、n−バレルアルデヒドと2−メチルブチ
ルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアルコール(
以下、A成分という)、n−バレルアルデヒドと3−メ
チルブチルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアル
コール(以下、B成分という)、n−バレルアルデヒド
とピバルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアルコ
ール(以下、C成分という)、及びその他の炭素数10
のアルコール(以下、D成分という)の各成分が、モル
%で、 A成分/PRH≦100 B成分/PRH≦30 C成分/PRH≦30 D成分/PRH≦30 の割合である炭素数10のアルコールのアクリル酸デシ
ルエステル組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載のアクリル酸デシルエス
テル組成物の単独重合体又は他のエチレン性不飽和単量
体との共重合体を含んでなる粘着剤組成物。 - 【請求項3】 2−プロピルヘプタノール(以下、P
RHという)、n−バレルアルデヒドと2−メチルブチ
ルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアルコール(
以下、A成分という)、n−バレルアルデヒドと3−メ
チルブチルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアル
コール(以下、B成分という)、n−バレルアルデヒド
とピバルアルデヒドとの縮合生成物の骨格を持つアルコ
ール(以下、C成分という)、及びその他の炭素数10
のアルコール(以下、D成分という)の各成分が、モル
%で、 A成分/PRH≦100 B成分/PRH≦30 C成分/PRH≦30 D成分/PRH≦30 の割合である炭素数10のアルコールとアクリロイル基
含有化合物又はアクリロニトリルとを反応させてなるこ
とを特徴とするアクリル酸デシルエステル組成物。 - 【請求項4】 請求項3記載のアクリル酸デシルエス
テル組成物の単独重合体又は他のエチレン性不飽和単量
体との共重合体を含んでなる粘着剤組成物。
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---|---|---|---|
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JP2-212586 | 1990-08-10 | ||
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Family
ID=26455539
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03117425A Expired - Lifetime JP3134347B2 (ja) | 1990-08-10 | 1991-05-22 | アクリル酸デシルエステル組成物 |
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---|---|
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
WO2009106550A1 (de) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von (meth)acrylaten von c10-alkoholgemischen |
JP5541552B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2014-07-09 | Dic株式会社 | 粘着テープ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2773290B2 (ja) | 1988-10-25 | 1998-07-09 | 三菱化学株式会社 | 可塑剤及び可塑剤用アルコール |
JP2819659B2 (ja) | 1988-10-27 | 1998-10-30 | 三菱化学株式会社 | 可塑剤用アルコールの製造法 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP03117425A patent/JP3134347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009106550A1 (de) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von (meth)acrylaten von c10-alkoholgemischen |
CN101959838A (zh) * | 2008-02-27 | 2011-01-26 | 巴斯夫欧洲公司 | 制备c10醇混合物的(甲基)丙烯酸酯的方法 |
JP2011513275A (ja) * | 2008-02-27 | 2011-04-28 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | C10−アルコール混合物の(メタ)アクリラートの製造方法 |
US8318970B2 (en) | 2008-02-27 | 2012-11-27 | Basf Se | Process for preparing (meth)acrylates of C10-alcohol mixtures |
JP5541552B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2014-07-09 | Dic株式会社 | 粘着テープ |
JPWO2013047764A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2015-03-30 | Dic株式会社 | 粘着テープ |
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JP3134347B2 (ja) | 2001-02-13 |
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