JPH0423007Y2 - - Google Patents

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JPH0423007Y2
JPH0423007Y2 JP17622684U JP17622684U JPH0423007Y2 JP H0423007 Y2 JPH0423007 Y2 JP H0423007Y2 JP 17622684 U JP17622684 U JP 17622684U JP 17622684 U JP17622684 U JP 17622684U JP H0423007 Y2 JPH0423007 Y2 JP H0423007Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、印刷機のカウンタ装置、さらに詳し
く言えば、印刷機の使用開始時からの使用頻度情
報をカウントして記憶しておき、故障発生時等の
必要な時に表示させる印刷機のカウンタ装置に関
する。
(従来の技術) 印刷機に故障が発生したときに、その印刷機の
使用頻度がわかれば、部品の耐久年数等から部品
の交換の判断などができて便利である。このた
め、印刷機には使用開始からの使用頻度を記憶し
て必要なときに表示できるカウンタ装置が設けら
れているものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、この種のカウンタ装置では、印刷機の使
用頻度を知るために給紙枚数または給紙ジヤム回
数などをカウントするものが殆どであつた。
一方、印刷機には、自動給排版装置や用紙の二
枚送り検出装置等を備えたものが普及している。
このため、自動給版装置を備えた印刷機では、給
版回数、給版ジヤム回数、排版回数または排版ジ
ヤム回数も印刷機の使用頻度の情報として使用で
きる。また、用紙の二枚送り検出装置を備えた印
刷機では、二枚送り検出回数も印刷機の使用頻度
の情報として使用できる。しかし、これらの使用
頻度の回数を示すための表示部をそれぞれ別個に
設けると、多くの表示部を必要とする。
印刷機には印刷枚数を表示部するための表示部
が設けられているので、この表示部を使用頻度の
表示部と併用することが考えられる。印刷枚数の
表示部は4桁の数字しか表示できないのが普通で
ある。これは、1枚の版では数千枚の印刷が限度
であり、印刷用紙の単位も数千枚であるので、4
桁以上の表示が不要だからである。しかし、その
印刷機の使用開始時からの合計印刷枚数となる
と、少なくとも8桁の表示が必要である。例え
ば、1日2万枚の印刷を年間300日で10年間行つ
たとすると、6000万枚にもなり8桁の表示が必要
となる。また、給版回数にしても、1日100版の
印刷をすると前記日数では30万枚にもなり、6桁
の表示が必要になる。
本考案の目的は、印刷枚数を表示する表示部を
用いて印刷機の種々の使用頻度を表す回数を表示
できる印刷機のカウンタ装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案による印刷
機のカウンタ装置は、印刷枚数の表示部を有する
印刷機の使用頻度を表す情報を計数して表示する
印刷機のカウンタ装置において、 印刷用紙の給紙を検出して給紙信号を出力する
給紙検出器と、 前記用紙の通紙ジヤムを検出して通紙ジヤム信
号を出力する通紙ジヤム検出器をすくなくとも備
え、 前記各検出器の信号を計数して前記印刷機の使
用開始時からの使用頻度情報として記憶する不揮
発性の記憶部と、 前記表示部に各版に係る印刷枚数と前記使用頻
度情報の何れを表示させるかを選択する第1の選
択手段と、 前記使用頻度情報中のいずれの情報を表示させ
るかを選択する第2の選択手段と、 前記第1の選択手段が前記使用頻度情報の表示
を選択しており、前記印刷機が印刷状態にないこ
とを条件にして、前記第2の選択手段で選択した
情報から選択情報毎に予め決められた桁数分下位
桁を削除した値を表示部に表示させる表示駆動回
路とから構成されている。
前記構成によれば本考案の目的は完全に達成で
きる。
(実施例) 以下、図面等を参照して、実施例につき、本考
案を詳細に説明する。
第1図は本考案による印刷機のカウンタ装置の
実施例を示したブロツク図、第2図〜第6図は動
作を説明するための流れ図である。
スタートスイツチ1は印刷機の始動を指示する
ためのスイツチである。例えば、モーメンタリ動
作スイツチが使用されている。
テンキー2は印刷枚数等を入力するキーであ
り、本実施例ではさらに何れの使用頻度の情報を
表示するかを選択するためのスイツチでもある。
給紙検出器3は印刷用紙の給紙を検出する検出
器であり、用紙積載部と圧胴間に取り付けた
LEDとホトトランジスタ間を用紙が通過した際
に遮光されることにより給紙されたか否かを検出
する。排紙検出器4は印刷用紙の排紙を検出する
検出器であり、圧胴と排紙台間にLEDとホトト
ランジスタを取り付け、給紙検出器3と同様の動
作をする。
排紙検出タイミング発生器5は印刷胴に設けら
れた円板のスリツトをホトセンサで検出して計数
することにより排紙検出タイミング信号を発生す
るためのものである。
給版ジヤム検出部6は給版ジヤムを検出する部
分である。給版ジヤム検出部6は、例えば給版台
と版胴間にマイクロスイツチまたはLEDとホト
トランジスタによる光電センサ等を設け、給版ス
タート動作後に、胴に同期した回転円板のスリツ
トをホトセンサで検出することによりタイミング
パルスを発生するタイミングパルス発生器により
出力されるセンサが版を検出しているべきタイミ
ングでセンサが版を検出している。その後、給版
動作を終了してから前記タイミングパルス発生器
から出力されるタイミングで、センサが版を検出
していないことにより給版動作が正常と判断する
ように構成されている。
排版ジヤム検出部7は排版ジヤムを検出する部
分である。排版ジヤム検出部7は、例えば版胴と
排版トレーの間にセンサを設け、給版ジヤム検出
と同様に排版動作開始後に、版がセンサを通過す
るタイミングに合わせてタイミングパルス発生器
から出力されて、そのタイミングで版の有無を検
出するように構成されている。
補助カウンタ表示スイツチ8は印刷枚数か補助
カウンタである使用頻度の表示をさせるかを選択
するスイツチである。例えば、オルタネート動作
スイツチが使用されている。
スタートスイツチ1、テンキー2、給紙検出器
3、排紙検出器4、排紙検出タイミング発生器
5、給版ジヤム検出部6、排版ジヤム検出部7、
補助カウンタ表示スイツチ8の出力は、I/Oイ
ンタフエース9を介してマイクロコンピユータ内
のCPU10に接続されている。
マイクロコンピユータは、CPU10、ROM1
1、RAM12等から構成されている。CPU10
は、後述の第2図〜第6図に示す流れ図にしたが
つて動作する。RAM12は、電源がオフの状態
でも記憶が消されないように、バツクアツプ電源
13により電流が供給されている。CPU10の
出力はI/Oインタフエース14を介して表示部
15に接続されている。
表示部15は、4桁の表示ができ、通常は印刷
設定枚数を表示し、補助カウンタ表示スイツチ8
がオンされたときは指定された使用頻度を表示す
る表示部である。
つぎに、本考案による印刷機のカウンタ装置の
動作を説明する。
スタートスイツチ1をオンしたのち、テンキー
2で印刷枚数を設定すると、CPU10は表示部
15に印刷設定枚数を表示する。
給版時には、第2図に示すように、CPU10
から給版指令信号が出力されたのち(101)、給版
ジヤム検出部6から給版ジヤム信号により給版ジ
ヤムか否かが判断される(102)。給版ジヤムでな
いときにはRAM12内の給版回数記憶TMFに
1を加算し(103)、給版ジヤムのときにはRAM
12内の給版ジヤム回数記憶TMFJに1を加算す
る(104)。
印刷動作時には、第3図に示すように、CPU
10は他の動作指令を発したのち(201)、排紙検
出タイミング発生器5からの排紙検出タイミング
信号があつたか否かを判断する(202)。排紙検出
タイミング信号があつたときには排紙検出器4か
ら排紙検出信号があつたか否かが判断される
(203)。排紙検出信号がないときには用紙ジヤム
と判断して、RAM12内の用紙ジヤム回数記憶
TPJに1を加算し(204)、他の動作指令のステツ
プ205へ進む。排紙検出タイミング信号がないと
き、または排紙検出信号があつたときには、他の
動作指令のステツプ206に進む。給紙検出器3か
らの給版検出信号があつたか否かが判断され
(207)、給紙検出信号があつたときには給紙枚記
憶TPFに1を加算し(208)、他の動作指令のス
テツプ209に進む。給紙検出信号がないとき、ま
たはステツプ209が行われたのち、印刷が終了し
たか否かが判断され(210)、終了するまで前記ス
テツプ201〜210が繰り換えされる。
排版時には、第4図に示すように、CPU10
から排版指令信号が出力されたのち(301)、排版
ジヤム検出部7から排版ジヤム信号により排版ジ
ヤムか否かが判断される(302)。排版ジヤムでな
いときにはRAM12内の排版回数記憶TMDに
1を加算し(303)、排版ジヤムのときにはRAM
12内の排版ジヤム回数記憶TMDに1を加算す
る(304)。
このようにして、各使用頻度の記憶、給版回数
記憶TMF、給版ジヤム回数記憶TMFJ、給紙回
数記憶TPF、給紙ジヤム回数記憶TPJ、排版回
数記憶TMDおよび排版ジヤム回数記憶TMDJ
が、RAM12内に記憶される。
各記憶の内容を知りたいときには、印刷機が待
機状態にあり、補助カウンタ表示スイツチ8がオ
ンしているときにのみ行われる。具体的には、第
5図に示すように、CPU10では補助カウンタ
表示スイツチ8の出力があつたか否かが判断され
(402)、出力がないときには表示部15で印刷枚
数表示を行い(403)、出力があつたときには表示
部15で補助カウンタ表示を行う(404)。スター
トは、補助カウンタ表示スイツチ8がオフしてか
ら、スタートスイツチ1が押されることにより行
われる(405)。
本実施例では、テンキー2と表示部10は印刷
枚数設定用と共用して、補助カウンタ表示スイツ
チ8のオン・オフによりその用途を区別してい
る。補助カウンタ表示が選択されると(第5図ス
テツプ404)、第6図に示すような表示が行われ
る。テンキー2のキー“1”が押されたときには
(501)、RAM12内の給紙枚数記憶TPFのうち
上位4桁を表示部15で表示させる(502)。テン
キー2のキー“2”が押されたときには(503)、
RAM12内の給紙ジヤム枚数記憶TPJのうち上
位4桁を表示部15で表示させる(504)。テンキ
ー2のキー“3”が押されたときには(505)、
RAM12内の給版枚数記憶TMFのうち上位4
桁を表示部15で表示させる(506)。テンキー2
のキー“4”が押されたときには(507)、RAM
12内の給版ジヤム枚数記憶TMFJのうち上位4
桁を表示部15で表示させる(508)。テンキー2
のキー“5”が押されたときには(509)、RAM
12内の排版枚数記憶TMDのうち上位4桁を表
示部15で表示させる(510)。テンキー2のキー
“6”が押されたときには(512)、RAM12内
の排版ジヤム枚数記憶TMDJのうち上位4桁を
表示部15で表示させる(513)。
なお、補助カウンタスイツチ8のオン・オフ動
作の代わりに、テンキー2による桁の多いキーワ
ードによる動作を用いれば、テンキー2に補助カ
ウンタスイツチ8の選択機能を持たせることがで
きる。
上位4桁だけ表示することにより、補助カウン
タの使用目的が達成できるのは以下のような理由
による。例えば、印刷枚数の場合には、8桁分の
記憶を残しておくとする。表示の際は上位4桁の
み表示すれば、1万枚単位の表示となる。通常の
印刷枚数は、1日当たり数千枚から2万枚程度で
あるので、機械の使用頻度を知るためには1万枚
単位の表示で充分である。また、8桁分の記憶が
一杯になるのは、1日2万枚印刷しても、15年程
度を要し、通常の印刷機の寿命、技術革新による
買換え等を考慮すれば充分な桁数である。さら
に、万が一8桁の記憶が不足する場合には、
「9999 9999」の次に「0」となるようにすれば繰
り返し使用も可能である。別の例として、給版枚
数を6桁分記憶して、上位4桁を表示し、100枚
単位の表示をすれば、給版枚数が1日当たり数十
版であることを考慮すれば、機械の使用頻度を知
るには充分である。記憶が一杯になるのは、この
場合30年を要し、機械の寿命を越えているので、
6桁分の記憶で充分である。以上述べたように、
指定された各表示の単位を明確にしておけば、4
桁の表示で充分な頻度情報を得ることができる。
また用紙の2枚送り検出装置のある印刷機で
は、その出力を計数して記憶すれば、さらに多く
の情報を表示できる。この他にも必要な使用頻度
を計数して記憶すれば、同様な効果が得られる。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案によれば印
刷枚数を表示する桁数の少ない表示部を用いて、
使用頻度を表す情報を選択的に表示できるので、
桁の多い表示部を別に幾つも設ける必要はなくな
つた。つまり、安価でしかも充分な機能をもつた
印刷機の使用頻度を表示するカウンタが実現でき
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による印刷機のカウンタ装置の
実施例を示したブロツク図、第2図〜第6図は動
作を説明するための流れ図である。 1……スタートスイツチ、2……テンキー、3
……給紙検出器、4……排紙検出器、5……排紙
検出タイミング発生器、6……給版ジヤム検出
部、7……排版ジヤム検出部、8……補助カウン
タ表示スイツチ、9,14……I/Oインタフエ
ース、10……CPU、11……ROM、12……
RAM、13……バツクアツプ電源、15……表
示部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印刷枚数の表示部を有する印刷機の使用頻度を
    表す情報を計数して表示する印刷機のカウンタ装
    置において、 印刷用紙の給紙を検出して給紙信号を出力する
    給紙検出器と、 前記用紙の通紙ジヤムを検出して通紙ジヤム信
    号を出力する通紙ジヤム検出器をすくなくとも備
    え、 前記各検出器の信号を計数して前記印刷機の使
    用開始時からの使用頻度情報として記憶する不揮
    発性の記憶部と、 前記表示部に各版に係る印刷枚数と前記使用頻
    度情報の何れを表示させるかを選択する第1の選
    択手段と、 前記使用頻度情報中のいずれの情報を表示させ
    るかを選択する第2の選択手段と、 前記第1の選択手段が前記使用頻度情報の表示
    を選択しており、前記印刷機が印刷状態にないこ
    とを条件にして、前記第2の選択手段で選択した
    情報から選択情報毎に予め決められた桁数分下位
    桁を削除した値を表示部に表示させる表示駆動回
    路とから構成したことを特徴とする印刷機のカウ
    ンタ装置。
JP17622684U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0423007Y2 (ja)

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JP17622684U JPH0423007Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6194965U JPS6194965U (ja) 1986-06-19
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