JPH0741731B2 - プリンタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタに関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば電子写真式プリンタにおいては、予め定め
られた印字枚数毎に保守部品の交換を必要とするため、
印字総枚数を不揮発性メモリに記憶させている。総印字
枚数を知るには、テスト印字等で用紙に印字させるか、
または、プリンタのアラーム情報により判断していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のプリンタは、総印字枚数を知るためにテ
スト印字等で用紙に印字させると、その分、余分に用紙
が必要になり、また、アラーム情報による場合、印字中
にアラームになってしまうと、その時点で定期交換部分
を交換するまで印字が中断してしまうという欠点があっ
た。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のプリンタは、プリンタを総印字枚数表示状態に
するスイッチと、総印字枚数を記憶している不揮発性メ
モリと、総印字枚数を表示させるためのスイッチと、そ
の数を各桁毎に表示する表示素子とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図および第２図を参照すると、スイッチ１によっ
て、プリンタを総印字枚数表示状態にし、スイッチ２に
よって総印字枚数の各桁を選択すると、選択された桁を
示すLED3が点灯し、不揮発性メモリ７から読み出された
総印字枚数の内、スイッチ２で選択された桁に対応する
数を表示素子４（例えば７セグメントで０〜９）に表示
する。

スイッチ２は、押す毎に下位の桁から上位の桁へ変化
し、最上位の桁になったら次は最下位の桁に戻る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、総印字枚数表示状態にす
るスイッチと、総印字枚数を表示させるためのスイッチ
と、その数を表わす表示素子とを用いることにより、プ
リンタの総印字枚数を用紙に印字させることなく知る事
が出来るので、テスト印字させて余分な用紙を使う必要
がなく、また、アラーム状態になるのを待たずに定期交
換部品の交換時期がかわり、早めにそれらの用意が出来
るため、プリンタ使用中にアラーム状態になってもすぐ
に交換出来るため、作業能率が上がるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明の一実施例を示す制御プログラムの処理フローチ
ャートである。 １……総印字枚数表示状態セットスイッチ、２……総印
字枚数各桁選択スイッチ、３……LED、４……表示素
子、５……表示素子制御回路、６……スイッチ制御回
路、７……不揮発性メモリ制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】給紙カセットに蓄層して収容されている用
   紙に印字を行うプリンタにおいて、前記プリンタの総印
   字枚数を記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモ
   リに記憶されている総印字枚数を各桁毎に選択して表示
   させるスイッチと、前記スイッチにより設定された桁を
   示す複数のLED素子と、前記スイッチにより前記複数のL
   ED素子のうちのいずれか１つのLED素子に対応する数を
   表示する表示素子とを有することを特徴とするプリン
   タ。