JPH04229A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定子を合成樹脂材の一体成形により覆い固
定子とコイルの間を絶縁する電動機に関する。

〔従来の技術〕

従来の電動機の代表例については、特開昭６０−３２５
３４号公報にある如く、固定子に合成樹脂材を一体成形
することが述べられているが、本発明に関する、合成樹
脂材の流れを考慮した構造については記述されていない
。

〔発明が解決しようとする課題〕

電動機の固定子を合成樹脂材の一体成形により覆い固定
子とコイルの間を絶縁する場合、合成樹脂材の一体成形
時、固定子にががる圧力により固定子が変形し、合成樹
脂材の流れが妨げられてしまい、合成樹脂材が目的箇所
に流れ込まない状態の時がある。

本発明は、合成樹脂材の一体成形時、固定子の変形を防
止し、合成樹脂材の流れを妨げず、目的箇所に合成樹脂
材を流すことのできる電動機を提供しようとするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的は、合成樹脂材の一体成形時、固定子に固定子
変形防止のための型との接触部を設け、成形時の圧力に
耐え、固定子が変形しないようにすることにより、合成
樹脂材の流れを妨げられず。

合成樹脂材を目的箇所に流すことが出来る。

〔作用〕

固定子２を合成樹脂材１で第１図〜第３図の如く覆う時
、固定子に型との接触面３がなければ。

第５図の如くセットした固定子２は、合成樹脂材１を注
入した時、その圧力により固定子２は第６図の如く変形
し、合成樹脂１の流れが妨げられ、目的箇所まで合成樹
脂１が流れない場合が生じる。

しかし、第４図の如く、固定子２に型５との接触面３を
設けることにより、固定子２の変形がなくなり、合成樹
脂材１の流れが妨げられなくなり、目的箇所に合成樹脂
材１を流すことが出来る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図〜第７図を用いて説明す
る。

第７図は電動機の断面図である。

固定子２を合成樹脂材１で第１図〜第３図の如く覆い、
そこにコイル７が巻き付けられている。

これをブラケット６で固定し、回転子８が固定子２の内
側に具備されている。

合成樹脂材１は固定子２に一体成形される。第４図は、
その成形時の状態を型内部を断面し示している。この時
、固定子２は上から下に強い圧力が加わる１本実施例に
おける１１の圧力は２００〜８００ｋｇ／ｊである。本
発明は、固定子に型との接触面を内径側接触面９の他に
外径側接触面３を設けているため、圧力に耐えることが
出来るが、第５図の如く、接触面３がないと、第６図の
如く、固定子２は変形してしまう。このことにより、合
成樹脂材１は固定子２の下面に流れずらくなってしまう
。合成樹脂材１の肉厚を薄くしようとした時、この効果
は大きい。本実施例における合成樹脂材１の肉厚ｔｉ　
ｊ　　２　ｆ　ｔ、は０．２５〜Ｏ１６閣であり、固定
子２の積厚ｔ４は１１＋＋ｏである。

〔発明の効果〕

本発明は、固定子の合成樹脂材の成形時による変形をお
さえることにより、合成樹脂材の薄肉化に効果がある。

このことにより電動機の小形化。

信頼性に非常に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明により、固定子に合成樹脂材を
一体成形した時の外形図で、それぞれ平面図、正面図、
下面図、第４図は、固定子に合成樹脂材を一体成形する
ときの本発明の側面断面図。 第５図、第６図は、固定子に合成樹脂材を一体成形する
ときの一般の側面断面図、第７図は電動機の断面構造図
である。 １・・・合成樹脂材、６・・・ブラケット、１１・・・
合成樹２・・・固定子、　　７・・・コイル、　　　　
　脂材流３・・・型接触面、　８・・・回転子、　　　
　　れ方向。 ４・・・成形上型、　９・・・型接触面。 ５・・・成形下型、　　　１０・・・合成樹脂材注入口
、第１図 代理人　弁理士　高　橋　明　夫、５ （ほか１名） 第３図 第 図 第７ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、固定子を合成樹脂材の一体成形により覆い、コイル
   との絶縁を図っている電動機において、合成樹脂材の一
   体成形時、固定子の変形をおさえるため、固定子に固定
   子変形防止のための型との接触部を設けた電動機。