JPH0422949Y2 - - Google Patents

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JPH0422949Y2
JPH0422949Y2 JP1986133158U JP13315886U JPH0422949Y2 JP H0422949 Y2 JPH0422949 Y2 JP H0422949Y2 JP 1986133158 U JP1986133158 U JP 1986133158U JP 13315886 U JP13315886 U JP 13315886U JP H0422949 Y2 JPH0422949 Y2 JP H0422949Y2
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cylinder
gripping
robot hand
segment
hand
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は小形NC旋盤用ロボツトのアーム先
端に設けられるロボツトハンドに関する。
従来技術 小形NC旋盤で加工される工作物は加工面積が
小さいので切削時間が比較的短く、着脱に要する
時間が大きな割合で占めることになり、ロボツト
等による自動着脱装置等が取り付けられ能率向上
が計られている。当然このマテハン時間が能率を
左右するキーポイントとなるので一本の手に同時
或いは別にして素材と製品を把持することのでき
るダブルハンド方式が採用されることが多い。例
えば実公昭55−37349号がある。
考案が解決しようとする問題点 小形NC旋盤ではチヤツクと刃物台との間の空
間が少なく従来のダブルハンドではチヤツクや刃
物台が干渉をしてチヤツク前で反転が出来ないの
で機外へ持ち出して反転する無駄な動作を行つて
いた。
問題点を解決するための手段 ハンド軸心と直交するすり割溝4bが先端部長
手方向に設けられた平たいロボツトハンド本体4
と、該ロボツトハンド本体にハンド軸心に対して
平行且つ対称に前記すり割溝の巾中央に穿設され
た第1シリンダ5及び第2シリンダ6と、前記す
り割溝4bに溝及びハンド軸心に対して直角で軸
心対称に該シリンダ軸心の間に設けられた2本の
旋回ピン15A,15Bと、前記第1シリンダ
5、第2シリンダ6にそれぞれ嵌挿されるピスト
ン7A,7Bと一体のそれぞれのラツク8A,8
Bと、該それぞれのラツク8A,8Bと噛合され
前記それぞれの旋回ピン15A,15Bを回転中
心とするとともにピン軸心方向にずれて配された
それぞれのセグメントギヤ9A,9Bと、該それ
ぞれのセグメントギヤ9A,9Bに噛合され前記
それぞれの他方の旋回ピン15B,15Aを回転
中心とするセクタギヤ16A,16Bと、前記セ
グメントギヤ9A,9Bとこれに噛合うセクタギ
ヤ16A,16Bを一対とするそれぞれに固着さ
れ把持中心を前記すり割溝4bと直角方向にする
とともに前記ロボツトハンド本体4より外側で把
持するように外方に突出させた把持爪11A,1
1B,11C,11Dを有する一対のフインガ1
0A,10B,10C,10Dでなり把持中心を
同心とする2組の把持爪部材とを含んでなるもの
である。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。公知のNCロボツトにおいて、図示しないロ
ボツトアームの旋回軸の先端にロボツトハンド1
が固着されている。ロボツトハンド1のジヨイン
ト2は片端が旋回軸に固着され他端に矩形状のフ
ランジ2aが設けられ、フランジ2aの端面に取
り付けガイド用壁2bを両縁に有する取り付け面
2cが削設され、凸字形状をなす蓋3の一面が固
着されている。蓋3は他面に旋回軸と同心の取り
付け案内ボス3aを有し、このボス3aに対応す
る案内穴を中心としてロボツトハンド本体4が固
着されている。ロボツトハンド本体4は平たい直
方体状をなし、先端部は先細の台形に形成され旋
回軸心と直角に長手方向のすり割溝4bが削設さ
れている。すり割溝4bの両壁に直角に旋回軸心
より等距離の位置に平行する2つの穴4c,4d
が穿設されている。更にロボツトハンド本体4に
はハンド軸心と平行且つ軸心より等距離で穴4
c,4dより外側の位置に蓋3側を大径とする段
付穴が2個所穿設され、この段付穴の大径穴は成
品用シリンダ5及び素材用シリンダ6に形成され
ている。成品用シリンダ5に圧力流体流路5a,
5bが設けられ、素材用シリンダ6に圧力流体流
路6a,6bが設けられ、それぞれの流路は蓋
3、ジヨイント2を貫通し旋回軸の基部に設けら
れた回転継手部によつて図示しない流体圧源と結
ばれている。
成品用把持装置22の成品用シリンダ5に嵌挿
されたピストン7Aと一体のピストンロツド7a
の先端にラツク棒8Aが設けられている。ラツク
棒8Aは歯面の両側に平行する平面が削設され、
歯面がハンド軸心に向くようになされている。ラ
ツク棒8Aと噛合されるセグメントギヤ9Aは穴
4cに嵌装した旋回ピン15Aに枢支され歯部が
180°の対称位置に2つの歯面9a,9bが設けら
れており歯部9aを残し厚みが1/2となるよう座
ぐり取られた凹平面9cが設けられている。セグ
メントギヤ9Aの他方の外側端面に固着される平
板形状の側面を有するフインガ10Aはく字形に
形成され片端部の旋回中心穴が旋回ピン15Aに
挿通され、先端部に把持爪11Aの取り付け部1
0aが設けられている。把持爪11AはV字形把
持面11aを有し把持面11aと直角に設けられ
た取り付け面11bを備え把持面11aをすり割
溝4bと直角となる把持中心に向けてフインガ取
り付け面10aの外側面に突出して固着されてい
る。セグメントギヤ9Aの片方の歯部9bに噛合
される歯部16aが円周の一部に設けられたセク
タギヤ16Aは穴4dに嵌装した旋回ピン15B
に枢支されている。セクタギヤ16Aの側面に固
着されフインガ10Aと対称形状のフインガ10
Bは旋回ピン15Bに挿通され把持爪11Aと対
称となるように把持爪11Bが設けられている。
把持爪11A,11Bが一対となつて相対するV
字形の把持面で成品20の外周をロボツトハンド
本体4の平たい側面の横で把持するようになされ
ている。以上詳述した成品用把持装置22はロボ
ツトハンド本体4の切欠き溝4bの溝内の片側寄
りにフインガ10A,10Bを外側として組付け
られている。
他方の素材用把持装置23はロボツトハンドの
軸心に対し成品用把持装置22と対称形に設けら
れている。即ちロボツトハンド本体4に設けられ
た成品用シリンダ5と同一の素材用シリンダ6に
ピストン7Aと同一のピストン7Bが嵌挿され、
ピストンロツドの先端にラツク棒8Aと同一のラ
ツク棒8Bが設けられ歯面を内側とされている。
ラツク棒8Bと噛合されるセグメントギヤ9Bは
セグメントギヤ9Aと、セグメントギヤ9Bに固
着されるフインガ10Cはフインガ10Aと、そ
れぞれ同形とされ切欠き溝4bの溝内の他方の外
側寄りにフインガ10Cを外側として組付けられ
セクタギヤ16A及びフインガ10Bと共有の旋
回ピン15Bによつて枢支され、フインガ10C
に把持爪11Aと同一の把持爪11cが外側に固
着されている。
またセグメントギヤ9Bに噛合されるセクタギ
ヤ16Bはセクタギヤ16Aと、セクタギヤ16
Bに固着されるフインガ10Dはフインガ10B
と、フインガ10Dに固着される把持爪11Dは
把持爪11Bとそれぞれ同一とされセグメントギ
ヤ9A及びフインガ10Aと共有の旋回ピン15
Aによつて旋回可能に軸支され、セグメントギヤ
9B及びフインガ10Cと並んで切欠き溝4bの
溝内にフインガ10Dを外側として組付けられ把
持爪11C,11Dによつて素材21の外周をロ
ボツトハンド本体4の平たい側面の横で把持する
ようになされている。以上の如く成品用把持装置
22と素材用把持装置23は旋回ピン15A,1
5Bを共有して相対して設けられそれぞれの把持
爪中心が同心となるようなされている。
作 用 今、小形NC旋盤は動力チヤツクに把持される
成品20が既に旋削加工が完了され、主軸の回転
が停止され、刃物台は後退端に戻されて停止され
ている。またロボツトアームは素材21をロボツ
トハンド1の素材用把持爪11C,11Dに把持
し、成品用把持爪11A,11Bは開口されて空
の状態とされ所定の待機位置で停止されているも
のとする。
NC装置の指令でロボツトアームが移動されて
成品用把持爪11A,11Bの把持中心がNC旋
盤の主軸と同心とされ動力チヤツクに把持される
成品の前面の所定の位置に割出されて停止する。
続いてNC装置の指令でロボツトアームがZ軸方
向成品側へ移動され成品20に把持爪11A,1
1Bの把持面が位置される。NC装置の指令で図
示しない電磁バルブが切り換えられて成品用シリ
ンダ5の流路5bから流体圧が供給されピストン
7Aと一体のラツク棒8Aが移動されセグメント
ギヤ9A、セクタギヤ16Aを介してフインガ1
0A,10Bが旋回され把持爪11A,11Bの
相対するV形の把持面が閉じられ成品20がロボ
ツトハンド1に把持され、NC装置の指令で動力
チヤツクの把持爪が開かれ成品20がチヤツクか
ら開放され、ロボツトアームがZ軸方向へ移動さ
れて成品20はロボツトハンド1に把持されたま
ま移動されチヤツク爪から抜き取られ所定の旋回
位置で位置決めされて停止する。図示しない旋回
駆動装置によりロボツトハンド1が180°旋回さ
れ、チヤツク前面に把持爪11C,11Dによつ
て把持された素材21が割出される。NC装置の
指令でロボツトアームがZ軸方向チヤツク側に移
動し素材21が開口されたチヤツク爪内に挿入さ
れチヤツク爪が閉じられて素材21が把持される
とNC装置の指令で素材用シリンダ6の流路が切
り換えられ流体圧が流路6aから供給されピスト
ン7Bと一体のラツク棒8Bが移動されセグメン
トギヤ9B、セクタギヤ16Bを介してフインガ
10C,10D旋回され、素材用把持爪11C,
11Dが開口され素材21がロボツトハンド1か
ら開放される。ロボツトアーム1がZ軸方向に移
動されて把持爪11C,11Dが素材21より離
れる。ロボツトアーム1は一方の成品用把持爪1
1A,11Bに成品20を把持したままNC装置
の指令によつて移動され所定の位置に設けられた
図示しない素材成品パレツトの指定場所に把持す
る成品を置きロボツトハンド1を180°旋回して素
材21を把持し再びNC装置の指令によつて移動
されて所定の待機位置で停止される。一方動力チ
ヤツクに把持された素材21はNC装置の指令に
よつて回転され刃物台のX軸方向及びZ軸方向の
移動で所定の旋削加工が行われ加工が完了すると
回転が停止され刃物台が後退端に戻され停止し、
再びロボツトハンド1によつて成品の取り外し、
素材21の取り付けが行われて切削加工が継続さ
れる。
効 果 以上詳述したように本考案はダブルハンド方式
のロボツトハンド本体のすり割溝に駆動手段及び
フインガを平面的となるように重ねた配置となし
フインガ旋回ピンを成品用と素材用と共用とし把
持爪の把持中心がすり割溝と直行方向で外方に突
出させたので、ロボツトハンドを小形軽量とする
ことができ工作物を把持したときの突出量が少な
く小形NC旋盤の狭いチヤツク前の空間で自由に
旋回反転が可能となりロボツトアームの動作が簡
素化され能率が向上し、更にロボツトハンドが安
価に提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図はB−B視図である。 1……ロボツトハンド、4……ロボツトハンド
本体、5……成品用シリンダ、6……素材用シリ
ンダ、8A,8B……ラツク棒、9A,9B……
セグメントギヤ、10A,10B,10C,10
D……フインガ、11A,11B,11C,11
D……把持爪、15A,15B……旋回ピン、1
6A,16B……セクタギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンド軸心と直交するすり割溝が先端部長手方
    向に設けられた平たいロボツトハンド本体と、該
    ロボツトハンド本体にハンド軸心に対して平行且
    つ対称に前記すり割溝の巾中央に穿設された第1
    シリンダ及び第2シリンダと、前記すり割溝に溝
    及びハンド軸心に対して直角で軸心対称に該シリ
    ンダ軸心の間に設けられた2本の旋回ピンと、前
    記第1シリンダ、第2シリンダにそれぞれ嵌挿さ
    れるピストンと一体のそれぞれのラツクと、該そ
    れぞれのラツクと噛合され前記それぞれの旋回ピ
    ンを回転中心とするとともにピン軸心方向にずれ
    て配されたそれぞれのセグメントギヤと、該それ
    ぞれのセグメントギヤに噛合され前記それぞれの
    他方の旋回ピンを回転中心とするセクタギヤと、
    前記セグメントギヤとこれに噛合うセクタギヤを
    一対とするそれぞれに固着され把持中心を前記す
    り割溝と直角方向にするとともに前記ロボツトハ
    ンド本体より外側で把持するように外方に突出さ
    せた把持爪を有する一対のフインガでなり把持中
    心を同心とする2組の把持爪部材とを含んでなる
    ことを特徴とするロボツトハンド。
JP1986133158U 1986-08-30 1986-08-30 Expired JPH0422949Y2 (ja)

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JP1986133158U JPH0422949Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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JP1986133158U JPH0422949Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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JPS6338989U JPS6338989U (ja) 1988-03-12
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5942126B2 (ja) * 2013-07-18 2016-06-29 Smc株式会社 クランプ装置
JP5917471B2 (ja) * 2013-10-09 2016-05-18 Ckd株式会社 クランプ装置

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JPS5537349U (ja) * 1978-09-01 1980-03-10

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JPS555212Y2 (ja) * 1974-02-27 1980-02-06

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