JPH05329724A - 複合加工装置 - Google Patents

複合加工装置

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JPH05329724A
JPH05329724A JP4139166A JP13916692A JPH05329724A JP H05329724 A JPH05329724 A JP H05329724A JP 4139166 A JP4139166 A JP 4139166A JP 13916692 A JP13916692 A JP 13916692A JP H05329724 A JPH05329724 A JP H05329724A
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JP
Japan
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work
laser
manipulator
machine
laser processing
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Application number
JP4139166A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hamanaka
憲一 浜中
Tokushi Ninomiya
徳嗣 二宮
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲げ加工機とレーザ加工機を複合化し、曲げ
加工,トリミング加工,穴明け加工,溶接加工等を行な
うことにより、トータルタクトの低減を図る。 【構成】 曲げ加工機としてのプレスブレーキ1に隣接
してレーザ加工機11を設け、前記プレスブレーキ1と
レーザ加工機11との間においてワークWの保持と搬出
入を行なう把持部23を備えた板材曲げ加工兼レーザ加
工用のマニピュレータ19を1基設けてなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複合加工装置に係
り、更に詳細には、マニピューレータにて曲げ加工機と
レーザ加工機との間のワークの保持と搬出入を行なう複
合加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材を所望形状に製品化するに
は、まず板材を所定の大きさにシャーにより切断し、こ
の板材を移動してタレットパンチプレスあるいはレーザ
加工機にて半完成品となし、この半完成品を移動して曲
げ加工機である曲げロボットを備えたプレスブレーキに
て製品としているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の板材から製品を作るための装置では、タレットパン
チプレスあるいはレーザ加工機とプレスブレーキとは別
々に設置されているため、機械間の板材移動に多くの時
間を要するという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、曲げ加工機とレーザ加工機を複合化し、曲げ加
工,トリミング加工,穴明け加工,溶接加工等を行ない
得るようにして、トータルタクトの低減を図った複合加
工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、曲げ加工機に隣接してレーザ加工機を
設け、前記曲げ加工機とレーザ加工機との間においてワ
ークの保持と搬出入を行なうワーククランプを備えた板
材曲げ加工兼レーザ加工用のマニピュレータを設けて複
合加工装置を構成した。
【0006】また、この発明は、曲げ加工機に隣接して
レーザ発振器とレーザ切断台を設け、前記曲げ加工機に
備えたワークの保持と搬出入を行なう板材折曲げ加工用
のマニピューレータのヘッド部に、ワークを把持するワ
ーククランプとレーザ加工用のレーザ加工ヘッドとを交
換自在に設けて複合加工装置を構成した。
【0007】
【作用】この発明の複合加工装置を採用することによ
り、マニピュレータにてレーザ加工機へワークを搬入
し、トリミング,穴明け,溶接等のレーザ加工を行なっ
た後、ワークをレーザ加工機に隣接して設けた曲げ加工
機へ前記マニピュレータにて供給し曲げ加工を施して製
品となして搬出する。
【0008】また、マニピュレータのヘッド部に、ワー
クを把持するワーククランプとレーザ加工用のレーザ加
工ヘッドとを交換自在に設けた。而して、レーザ加工ヘ
ッドをマニピュレータのヘッド部に装着してレーザ加工
機にてワークにトリミング,穴明け,溶接等のレーザ加
工を行ない、ついで曲げ加工用のワーククランプと交換
して、曲げ加工機にてワークに曲げ加工を施して製品と
なし搬出する。
【0009】このため、従来のごとく曲げ加工機とレー
ザ加工機との間をワークを移動させる必要がないので、
トータルタクトの低減が図られる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、曲げ加工機として例えばプレスブ
レーキを対象として説明するが、この機種に限定するも
のではない。また、プレスブレーキとレーザ加工機は、
既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明を省
略する。
【0011】図1および図2を参照するに、プレスブレ
ーキ1は、上部テーブル3を備えると共に下部テーブル
5を備えており、上部テーブル3には上型7が着脱自在
に装着されている。また、下部テーブル5には下型9が
装着されている。
【0012】公知のように、上記構成において、上下の
テーブル3,5の一方を昇降作動し、上型7と下型9と
の協働によって、上型7と下型9との間に介在されたワ
ークWに折曲げ加工が行われるものである。
【0013】前記プレスブレーキ1に隣接してレーザ加
工機11が設けられている。レーザ加工機11はレーザ
発振器13を備え、このレーザ発振器13より発振され
たレーザビームLBは固定式のレーザヘッド15よりワ
ークWに照射される。なお、ワークWにレーザ切断加工
を行なうためのレーザ切断台17を備えている。
【0014】前記プレスブレーキ1とレーザ加工機11
との間にワークWを把持、搬出入するマニピュレータ1
9が設けられている。このマニピュレータ19は既に公
知の構成のものであるため、詳細な図示と説明を省略す
るが、マニピュレータ19のアーム21の先端にワーク
クランプとしての把持部23が設けられ、このマニピュ
レータ19は例えば5軸すなわちX軸,Y軸,Z軸に移
行自在にしてA軸に旋回自在となり、このA軸に直交す
るB軸回りに旋回自在となる形式のものである。
【0015】上記構成により、レーザ加工機11にワー
クWが搬入されたら、マニピュレータ19の把持部23
で把持して所定の動きをさせて、レーザヘッド15より
レーザビームLBを照射して、ワークWに所望のトリミ
ング加工,穴明け加工,溶接加工を施す。そして、所望
の形状に加工したワークWをマニピュレータ19を作動
してプレスブレーキ1に搬入し曲げ加工を行なって製品
とする。
【0016】ワークWの搬入と製品の搬出を行なうワー
ク搬出入装置25の構成は、一般的な構成でよいもので
あるから、その詳細についての説明は省略する。
【0017】ワーク搬出入装置25は、前記レーザ加工
機11の前面側に、ワーク搬入コンベア27と製品搬出
コンベア29が平行して設けられていて、このワーク搬
入コンベア27と製品搬出コンベア29との間にワーク
移動装置31が設けられている。ワーク移動装置31に
はZ軸方向(上下方向)へ移動自在であると共に図中矢
印で示されているように旋回自在なアーム33が支柱3
5に設けられ、アーム33には複数個の吸着パット37
が垂設されている。
【0018】上記構成により、その作用としては、ワー
クWを載置したワーク搬入コンベア27を駆動して、ワ
ークWをワーク移動装置31の上下動自在なアーム33
の直下に位置決めする。そのワークWをワーク移動装置
31のアーム33に設けた吸着パット37にて吸着し
て、レーザ加工機11の前方に運び、前記マニピュレー
タ19にてワークWを挾持してレーザ切断台17上へ運
び、マニピュレータ19が動きワークWにトリミング加
工,穴明け加工,溶接加工等のレーザ加工が施される。
【0019】レーザ加工終了後、マニピュレータ19を
作動させ、隣接して設けた曲げ加工機であるプレスブレ
ーキ1へワークWを搬入し、曲げ加工が施されて製品G
となり、製品Gは再びマニピュレータ19の作動により
製品搬出コンベア29上に移載される。そして、製品G
は製品搬出コンベア29の駆動により所定の場所へ搬出
される。
【0020】而して、1基のマニピュレータ19にてワ
ークWにレーザ加工と曲げ加工を行なうことができ、従
来のごとく曲げ加工機とレーザ加工機との間でワークW
を移動させる必要がないので、トータルタクトの低減と
無人化を図ることができる。
【0021】図3には他の実施例が示されている。この
実施例は上述した実施例と比べマニピュレータにおける
アームのヘッド部にワークを把持するワーククランプと
レーザ加工を行なうレーザ加工ヘッドとを交換自在に設
けて構成したものである。
【0022】すなわち、図3を参照するに、曲げ加工機
である例えばプレスブレーキ1は、前述した第1の実施
例と同一の構成であり説明を省略する。このプレスブレ
ーキ1に隣接してレーザ発振器13が設けられていて、
プレスブレーキ1の前面側にはマニピュレータ39が設
けられている。このマニピュレータ39の本体構成は既
に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明は省略
するが、マニピュレータ39は例えば5軸すなわちX
軸,Y軸,Z軸に移動自在にしてA軸に旋回自在とな
り、このA軸に直交するB軸回りに旋回自在となる形式
のものである。
【0023】前記マニピュレータ39におけるアーム4
1の先端(ヘッド部)には曲げ加工用のワーククランプ
としての把持部43とレーザ加工用のレーザ加工ヘッド
45とが交換自在に装着されている。より詳細には、図
4乃至図7には把持部43をアーム41に装着した状態
を示し、図6と図7に示されているごとく、把持部43
は上部グリッパ47と下部グリッパ49とで構成されて
いて、上部グリッパ47には折曲げ加工されたワークの
折曲げ部を逃がす逃げ溝51が形成されている。
【0024】そして、上部グリッパ47の下面よりスプ
ラインギヤ軸53が垂設され、このスプラインギヤ軸5
3の下端にピストン部55が形成されている。このピス
トン部55は下部グリッパ49の回動中心に設けたシリ
ンダ57に組込まれていて、弾機59により常時グリッ
プ方向へ付勢されている。
【0025】下部グリッパ49の下側には係合鍔部61
と、この係合鍔部61より回動軸部63が段状に形成さ
れ、前記係合鍔部61の下面外周近傍に複数個(本実施
例では4個)の位置決め用の係合孔65が配設され、前
記回動軸部63の外周に軸芯に向って複数個(本実施例
では2個)の係止用の係合孔67が設けられている。更
に、前記シリンダ57の下部室Aに流体圧を供給する流
入路69が穿設されている。
【0026】図4を参照するに、アーム41にT形状を
した回動軸71がベアリング73を介して回動自在に装
着されている。この回動軸71を回転させるための駆動
電動機75が前記アーム41の側面に設けられ、この駆
動電動機75の出力軸に主動歯車77が固着され、この
主動歯車77に噛合する従動歯車79が前記回動軸71
の軸端に固着されている。
【0027】上記構成により、駆動電動機75を回転せ
しめると、主動歯車77より従動歯車79を介して回動
軸71は、図4に図中にA矢印で示されている方向に回
動する。
【0028】回動軸71に対して直角方向へ一体的に延
伸した支持軸71aの外周に嵌挿された円筒形状の旋回
軸81が旋回自在に装着されている。この旋回軸81の
下端には従動側のベベルギヤ83が刻設され、この従動
側のベベルギヤ83と噛合する主動側のベベルギヤ85
が、前記回動軸71に設けたグリッパ回転用電動機87
の出力軸に係止されている。また、旋回軸81の上面に
は係合ピン89が立設され、前記下部グリッパ49に形
成された位置決め用の係合孔65に嵌挿される。
【0029】上記構成により、把持部43である下部グ
リッパ49の係合鍔部61に形成した係合孔65を旋回
軸81に設けた係合ピン89に嵌着し、グリッパ回転用
電動機87を駆動せしめると、ベベルギヤ85,83を
介して旋回軸81が回転し、旋回軸81に係合ピン89
を介して装着された把持部43が、図4の図中にB矢印
で示されている方向へ旋回する。
【0030】前記回動軸71と、この回動軸71と一体
的に設けた支持軸71aとに直角状に形成された各種の
流入路が穿設されている。すなわち、図4と図5を併せ
て参照するに、支持軸71aの上部には前記把持部43
の下部グリッパ49に形成した回動軸部63が挿入され
る穴91が穿設され、この穴91の内方向へ出没自在な
保持ロッド93を備えたシリンダ95が複数個(本実施
例では2個)支持軸71aの内に内蔵されている。な
お、このシリンダ95の保持ロッド93の位置は、前記
下部グリッパ49に形成した回動軸部63に設けた係合
孔67に合致する位置に設けられている。
【0031】前記シリンダ95へ圧力流体を供給するた
めの流入路97が回動軸71に穿設されていると共に前
記把持部43の下部グリッパ49に内蔵したシリンダ5
7へ圧力流体を供給する流入路99が穿設され、更に回
動軸71の軸芯には後述するレーザ加工ヘッド用のレー
ザビームLBが通る管路101が形成され、管路101
内にはレーザビームLBを直角に曲折するためのベンド
ミラー103が設けられている。また、レーザ加工をす
る際に使用されるアシストガス用の管路105が穿設さ
れている。なお、シリンダ95には図示を省略したが保
持ロッド93をシリンダ95内に常時引込めるための弾
機が設けられている。
【0032】上記構成により、回動軸71へ把持部43
を組付けるには、把持部43の下部グリッパ49の係合
鍔部61に設けた係合孔65を、旋回軸81に設けた係
合ピン89に嵌挿し把持部43を位置決めする。そし
て、図外の流体圧発生源を作動し流入路97を経てシリ
ンダ95内へ圧力流体を供給して保持ロッド93を突出
せしめて、この保持ロッド93を下部グリッパ49の回
動軸部63に設けた係合孔67へ挿入して、下部グリッ
パ49と支持軸71aとを一体的に係止せしめる。
【0033】この状態で、流入路99へ流体圧を供給す
るとシリンダ57により上部グリッパ47と一体的に設
けたピストン部55は突上げられ、上,下部グリッパ4
7,49の口が開くので、この間にワークWを挿入する
ことができる。なお、挿入されたワークWはシリンダ5
7に供給されている圧力流体を排出させることで、弾機
59の弾撥力によりワークWは確実にグリップされる。
【0034】次に、把持部43を取外しレーザ加工ヘッ
ド45を装着するには、図8を参照するに、レーザ加工
ヘッド45が組付けられるアーム41に設けた回動軸7
1は前述した把持部43を組付けた回動軸71と同一部
材であり、同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0035】レーザ加工ヘッド45の軸芯には回動軸7
1に穿設したレーザビームLBが通る管路101に連通
した管路107が穿設され、管路107の途中に集光レ
ンズ109が設けられ、管路107の先端にはノズル1
11が装着されている。更に、レーザ加工ヘッド45に
は回動軸71に穿設したアシストガス用の管路105と
連通する管路113が設けられ、管路113の終端は前
記レーザビームLBが通る管路107に連通している。
なお更に、レーザ加工ヘッド45には回動軸71の支持
軸71aに設けた穴91に嵌挿される軸部115が突出
して設けられ、この軸部115に支持軸71aに内蔵さ
れたシリンダ95の保持ロッド93が嵌挿される係合孔
117が複数個設けられている。
【0036】上記構成により、レーザ加工ヘッド45を
回動軸71の支持軸71aに装着するには支持軸71a
に設けられた穴91内へレーザ加工ヘッド45の軸部1
15を挿入し、シリンダ95を作動させて保持ロッド9
3を突出させ、軸部115に設けた係合孔117に嵌挿
させることによって、回動軸71へレーザ加工ヘッド4
5を固定することができる。そして、図3に示したレー
ザ発振器13よりレーザビームLBを管路101および
ベンドミラー103にて折曲して管路107を通り、レ
ーザビームLBを集光レンズ109にて集光してノズル
111よりワークWに照射して、所望のレーザ加工が施
される。
【0037】なお、図9および図10には、アーム41
へ把持部43あるいはレーザ加工ヘッド45を組付けた
状態を示していて、図9はアーム41に把持部43を組
付けた状態を示し、把持部43は回動と旋回が可能とな
っている。また、図10はアーム41にレーザ加工ヘッ
ド45を組付けた状態を示し、レーザ加工ヘッド45は
回動可能となっている。
【0038】再び図3を参照するに、上述したごとくマ
ニピュレータ39のアーム41の回動軸71に、加工に
応じて把持部43あるいはレーザ加工ヘッド45を自在
に組替えることができ、この把持部43あるいはレーザ
加工ヘッド45を交換するためのロボットヘッド交換部
119がマニピュレータ39の前面側に設けられてい
る。
【0039】前記マニピュレータ39に隣接してレーザ
切断台121が設けられ、このレーザ切断台121へワ
ークWを供給したり、加工済の製品Gを搬出するための
ワーク搬出入装置123がレーザ切断台121に隣接し
て設けられている。ワーク搬出入装置123の構成は、
ワークWあるいは製品Gを載置するテーブル125が設
けられ、このテーブル125上にワーク移動装置127
が立設され、ワーク移動装置127には支柱129が立
設され、この支柱129に左右方向へ移動自在なアーム
131が装着され、このアーム131の先端近傍に上下
方向に移動自在なワーク吸着部133が垂設され、この
ワーク吸着部133にてワークWあるいは製品Gを搬出
入する。また、前記曲げ加工機であるプレスブレーキ1
に隣接してレーザ発振器13が設けられ、このレーザ発
振器13と前述したマニピュレータ39のアーム41に
係合した回動軸71に穿設されたレーザビームLBが通
る管路101とを連通するための導管135が設けられ
ている。なお、この導管135はマニピュレータ39の
動きに追従できる構成のものである。
【0040】上記構成により、その作用としては、テー
ブル125上に載置されたワークWを、ワーク移動装置
127のアーム131に設けたワーク吸着部133にて
吸着し、レーザ切断台121上へ移載する。一方、マニ
ピュレータ39にレーザ加工ヘッド45を組付けるた
め、ロボットヘッド交換部119にてマニピュレータ3
9のアーム41にレーザ加工ヘッド45をワンタッチ操
作で取付ける。そして、レーザ切断台121上に載置さ
れたワークWを固定して、マニピュレータ39を移動し
てワークWにトリミング加工、あるいは穴明け加工,溶
接加工等のレーザ加工を行なう。
【0041】レーザ加工終了後、ロボットヘッド交換部
119にてマニピュレータ39に組付けたレーザ加工ヘ
ッド45を把持部43に組替える。そして、レーザ加工
が終了したワークWをマニピュレータ39の把持部43
でクランプし、プレスブレーキ1にて曲げ加工する。曲
げ加工された製品Gは、レーザ切断台121上へ移載さ
れ、ワーク移動装置127のワーク吸着部133で吸着
してテーブル125に設けた例えば製品集積パレット上
へ載置される。
【0042】上述したごとく、1基のマニピュレータ3
9の把持部43をレーザ加工ヘッド45と組替え自在と
したことにより、ワーク外周のトリミング、ワークの穴
明け加工、あるいは、曲げ加工後のワーク穴明け加工、
曲げ加工後のレーザ溶接等種々の加工を同時に行なうこ
とができ、その効果は第1の実施例と同様に、トータル
タクトの低減を図ることができる。
【0043】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、マニピュレータにてレー
ザ加工と曲げ加工時におけるワーククランプとを行なう
ことができるので、ワーク外周のトリミング、ワーク穴
明け加工、曲げ加工後のワーク穴明け加工、曲げ加工後
のレーザ溶接等種々の加工を同時に行なうことができ、
トータルタクトの低減と無人化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示し、複合加工装置
の全体的配置を示す正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】この発明の第2の実施例を示し、複合加工装置
の全体的配置を示す平面図である。
【図4】この発明のマニピュレータの把持部組付構造を
示す断面図である。
【図5】図4におけるV矢視部の拡大図である。
【図6】この発明のマニピュレータの把持部を示す側面
図である。
【図7】図6における平面図である。
【図8】この発明のマニピュレータにレーザ加工ヘッド
を取付けた組付構造を示す断面図である。
【図9】この発明のマニピュレータのアームに把持部を
組付けた作用説明図である。
【図10】この発明のマニピュレータのアームにレーザ
加工ヘッドを組付けた作用説明図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(曲げ加工機) 11 レーザ加工機 13 レーザ発振器 19,39 マニピュレータ 23,43 把持部(ワーククランプ) 45 レーザ加工ヘッド 121 レーザ切断台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工機に隣接してレーザ加工機を設
    け、前記曲げ加工機とレーザ加工機との間においてワー
    クの保持と搬出入を行なうワーククランプを備えた板材
    折曲げ加工兼レーザ加工用のマニピュレータを設けてな
    ることを特徴とする複合加工装置。
  2. 【請求項2】 曲げ加工機に隣接してレーザ発振器とレ
    ーザ切断台を設け、前記曲げ加工機に備えたワークの保
    持と搬出入を行なう板材折曲げ加工用のマニピュレータ
    のヘッド部に、ワークを把持するワーククランプとレー
    ザ加工用のレーザ加工ヘッドとを交換自在に設けてなる
    ことを特徴とする複合加工装置。
JP4139166A 1992-05-29 1992-05-29 複合加工装置 Pending JPH05329724A (ja)

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