JPH04229197A - アルカリ性フォスファタ−ゼの検出方法 - Google Patents

アルカリ性フォスファタ−ゼの検出方法

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JPH04229197A
JPH04229197A JP41507290A JP41507290A JPH04229197A JP H04229197 A JPH04229197 A JP H04229197A JP 41507290 A JP41507290 A JP 41507290A JP 41507290 A JP41507290 A JP 41507290A JP H04229197 A JPH04229197 A JP H04229197A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばEIA(エンザ
イムイムノアッセイ)等の、酵素を指標として試料中の
特定物質を測定する方法において頻繁に使用されるアル
カリ性フォスファタ−ゼ(ALP、EC.1.3.1)
の発光法による検出方法を提供するものである。
【0002】また、例えばEIA等の手法においては、
検出されるべきALPの量はすなわち試料中の特定物質
の量に相関している。従って本発明は更に、ALPの発
光法による検出工程を含む試料中の特定物質の検出方法
をも提供するものである。
【0003】
【従来の技術】EIA等の酵素を指標として試料中の特
定物質を検出する方法においては、安定性が良い、比活
性が高い、タ−ンオ−バ−数が高い(検出感度が高い)
といった理由からALPが頻繁に使用されている。
【0004】ALPの検出は、従来パラニトロフェニル
フォスフェ−ト等を使用する比色方法(Handboo
k  of  Enzymatic  Methods
of  Analysis、1976年、p151−1
60、Marcell  Deckker  Inc.
N.Y.)、4−メチルウンベリフェリルフォスフェ−
トを使用する蛍光方法(前記文献を参照)等により行わ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】EIAにおいては、い
かに微量のALPを検出し得るかということ、即ち検出
感度が結果に大きく影響する。例えば検出感度が低い場
合には、試料中に存在する、微量ではあるが重要な物質
を検出することが出来ず、臨床的に重大な過診を引き起
こすことになりかねない。
【0006】ALPのような酵素を検出する方法におい
ては、一般的に蛍光方法では比色方法の100倍程度の
感度を達成することが可能であり、更に発光法では蛍光
方法の100倍程度の感度を達成することが可能である
と言われている(J.Clin.Lab.Anal.3
、316−322、1989年、I.Bronstei
nとL.J.Kricka)。
【0007】従ってより高感度にALPを検出するため
には、現段階では発光法は比色方法や蛍光方法に比較し
て好ましい検出方法であると考えられるが、更に高感度
の検出方法が要求されていないということではなく、よ
り高感度な発光検出方法が望まれているのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような状況に鑑みて
、本発明者らはより高感度にALPを検出し得る方法に
ついて鋭意研究を行った結果、本発明を完成するに至っ
た。
【0009】即ち本発明は、検出されるべきアルカリ性
フォスファタ−ゼ(ALP)にアスコルビン酸−2−リ
ン酸エステルを接触させてアスコルビン酸を生じさせる
工程、生じたアルコルビン酸にルシゲニンを接触させて
光を生じさせる工程及び生じた光を測定する工程を含む
ALPの検出方法において、少なくとも前記光を生じさ
せる工程を1又はそれ以上の増感剤及び/又は1又はそ
れ以上の増感助剤の存在下で行うALPの検出方法を提
供するものである。
【0010】また前述した様に、ALPの検出は例えば
血液等の試料中の特定蛋白質(特定抗原)や特定の塩基
配列を有するDNAの検出といった、試料中の特定物質
の検出のための操作の一部分として実施されることがあ
る。
【0011】従って本発明は、少なくとも特定物質、特
定物質に対して親和性を有する物質及び検出されるべき
ALPからなる複合体を形成させる工程、複合体を形成
していない検出されるべきALPを分離する工程、複合
体を形成しているか又は複合体を形成していないALP
のいずれかあるいは両方にアスコルビン酸−2−リン酸
エステルを接触させてアスコルビン酸を生じさせる工程
、生じたアスコルビン酸にルシゲニンを接触させて光を
生じさせる工程及び生じた光を測定する工程を含む試料
中の測定物質の検出方法であって、少なくとも前記光を
生じさせる工程を1又はそれ以上の増感剤及び/又は1
又はそれ以上の増感助剤の存在下で行う特定物質の検出
方法を提供するものであり、又は特定物質又は特定物質
に対して親和性を有する物質との結合において特定物質
と同等の能力を有する物質と検出されるべきALPから
形成される既知量の複合体を特定物質に対して親和性を
有する物質に対して競合的に結合させる工程、特定物質
に対して親和性を有する物質と結合しなかった、特定物
質又は特定物質に対して親和性を有する物質との結合に
おいて特定物質と同等の能力を有する物質と検出される
べきALPから形成された複合体を分離する工程、特定
物質に対して親和性を有する物質を含む複合体中のAL
P又は分離された複合体中のALPのいずれか一方又は
両方にアスコルビン酸−2−リン酸エステルを接触させ
てアスコルビン酸を生じさせる工程、生じたアスコルビ
ン酸にルシゲニンを接触させて光を生じさせる工程及び
生じた光を測定する工程を含む試料中の特定物質の検出
方法であって、少なくとも前記光を生じさせる工程を1
又はそれ以上の増感剤及び/又は1又はそれ以上の増感
助剤の存在下で行う特定物質の検出方法を提供するもの
である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明は、アスコルビン酸−2−リン酸エ
ステルをALPの酵素基質として使用し、生じるアスコ
ルビン酸とルシゲニンが接触して生じる発光の光量を増
感剤及び/又は増感助剤の存在下で測定してALPを検
出するものである。
【0013】アスコルビン酸−2−リン酸エステルは、
例えば特公昭52−18191号公報、特公昭59−4
438号公報、特公昭63−214190号公報、昭和
63年度農芸化学会講演要旨集第48頁、平成2年度農
芸化学会講演要旨集第137頁等の記載から合成するこ
とが可能である。
【0014】アスコルビン酸−2−リン酸エステルとA
LPはALPが酵素活性を発現し得るpHの範囲で接触
させれば良く、その際の反応液の組成等に制限はない。 ALPは、pH9−11程度で酵素活性を発現し得る。
【0015】以上の工程により生じるアスコルビン酸を
アルカリ条件下、好ましくは強アルカリ条件下でルシゲ
ニンと接触させることで、光を生じさせることが出来る
。この工程は、前記したアスコルビン酸を生じさせる工
程と同時に行うことが可能である。即ち、pH11程度
の緩衝液中にアスコルビン酸−2−リン酸エステル、A
LP及びルシゲニンを添加することで、以上の全ての工
程を終了することも可能である。
【0016】本発明は、少なくとも光を生じさせる工程
を、増感剤の1又は2種以上及び/又は増感助剤の1種
又は2種以上の存在下で行うものである。従って本発明
においては、増感剤や増感助剤をアスコルビン酸とルシ
ゲニンを接触させる工程において添加しても、その前の
工程、即ちアスコルビン酸−2−リン酸エステルとAL
Pを接触させる工程で添加しても良いのである。
【0017】更に好ましくは、増感剤及び/又は増感助
剤、アスコルビン酸−2−リン酸エステル、ALP及び
ルシゲニンを適当な緩衝液に添加しておくことで、本発
明を実施することが可能である。
【0018】しかし、前述したようにルシゲニンに光を
生じさせるには、出来る限り強アルカリ条件下でアスコ
ルビン酸とルシゲニンを接触させることが好ましい。従
って本発明は、アスコルビン酸−2−リン酸エステルを
含むpH11以下の第1反応液及びルシゲニン、増感剤
及び/又は増感助剤を含む強アルカリ性の第2反応液を
別途調製し、第1反応液にALPを添加して反応を行わ
せた後、これを第2反応液に添加すること等を除外する
ものではない。
【0019】本発明で増感剤として使用されるのは、例
えばロ−ダミン、エオシン、フルオレセイン等の蛍光色
素や、これらの蛍光色素の水溶性の誘導体である。なか
でも後の実施例で示されるようにルシゲニンからの光を
うけて効率良く2次的蛍光を発するフルオレセインは好
ましい増感剤として例示できる。
【0020】一方、本発明において増感助剤として使用
されるのは、例えばシクロデキストリン等や、ドデシル
トリメチルアンモニウムブロミド、テトラデシルトリメ
チルアンモニウムブロミド、ヘキサデシルトリミチルア
ンモニウムブロミド、オクタデシルトリメチルアンモニ
ウムブロミド、ヘキサデシルエチルジメチルアンモニウ
ムブロミド、ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド
、ヘキサデシルピリジニウムクロリド、テトラデシルベ
ンザルコニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウ
ムブロジド、セチルエチルジメチルアンモニウムブロミ
ド等に代表される界面活性剤等の両親媒性物質が例示で
きるが、なかでもシクロデキストリンが好ましい増感助
剤として例示できる。
【0021】本発明においては、増感剤か増感助剤のど
ちらか一方のみを使用することによりより高感度のAL
Pの検出が可能となる。しかしながら、増感剤と増感助
剤の両方を使用することが好ましい。特に、後の実施例
で示されるように、フルオレセインとシクロデキストリ
ンを組み合わせてしようすることを好ましく例示できる
【0022】これら増感剤及び/又は増感助剤の使用濃
度については、実施者が実際の実施に先立ち、後の実施
例等を参照して簡単な試験を行うことで随時決定するこ
とが可能である。
【0023】生じた光は、通常のルミノメ−タ−等を使
用して、光を生じる反応を起こしてから一定時間の間の
光を積算する等の通常の測定法に従って行えば良いが、
場合によっては一定時間後の瞬間的な光強度を測定する
のみでも良い。
【0024】測定結果からALPの量を判断するには、
既知量のALPを使用して前もって実験した結果から作
成される標準曲線と未知のALPを含む試料からの結果
を比較するなどすれば良い。
【0025】以上に説明したALPの検出方法は、AL
Pが単独で試料中に存在している場合はもちろん、AL
Pが例えば核酸、抗原、抗体、アビジン、リガンド又は
レセプタ−等と結合している場合であっても、その結合
により酵素活性が阻害されていない限り適用し得、更に
これらを介して他の蛋白質、核酸等と複合体を形成して
いても良い。
【0026】本発明が提供するALPの検出方法は、前
述の通り試料中の特定物質を検出する場合の一部分をな
すものである。以下に、本発明のALPの検出方法を一
部分とする試料中の特定物質の検出方法について説明す
る。
【0027】本発明でいう特定物質とは、例えば抗原、
抗体、アビジン、リガンド、レセプタ−又は核酸等の、
血液や細胞抽出液等の生体試料等に、天然に又は何等か
の疾患やウイルス感染等に起因して観察される物質を意
味する。
【0028】本発明で提供される試料中の特定物質の検
出方法は、前述したALPの検出方法の工程に先立ちA
LPと特定物質とで複合体を形成させ、後に前述のよう
な方法でALPを検出することでこの特定物質の試料中
の量を知ろうとするものであり、大きく分けてサンドイ
ッチ法と競争法からなる。
【0029】まずサンドイッチ法について説明するが、
一部の説明は競争法についても適用し得ることは言うま
でもない。この方法では、まず少なくとも特定物質、特
定物質に対して親和性を有する物質及び検出されるべき
ALPからなる複合体を形成させるが、ALPを特定物
質に対して親和性を有する物質と直接又は間接的に結合
させておくことで、特定物質−特定物質に対して親和性
を有する物質−ALPからなる複合体は形成されるので
ある。
【0030】ここでALPと特定物質に対して親和性を
有する物質を直接的に結合させるには、例えばピリジル
ジスルフィド法(石川栄治  他編、酵素免疫測定法、
医学書院、1987年、p75−)等によれば良い。一
方これらを間接的に結合させるには、ALPを、特定物
質に対して親和性を有する物質に対して親和性を有する
物質に結合させておき、この物質を介して結合させれば
良い。
【0031】特定物質に対して親和性を有する物質とは
、例えば特定物質が蛋白質性の物質である場合には抗体
が例示でき、特に特定物質が抗体である場合には抗原及
び抗体が例示できる。また、特定物質が核酸である場合
には当該核酸の塩基配列と相補的な塩基配列を有する核
酸が例示できる。また例えば特定物質がサイトカインで
ある場合には、そのレセプタ−が例示でき、特定物質が
薬物や酵素である場合には阻害作用を有する化学物質や
低分子蛋白等のリガンドが例示できる。
【0032】このようにして、特定物質の量と相関する
量のALPが形成された複合体中に含まれることになる
。従って、続いて複合体に含まれないALPの除去を行
う。
【0033】このためには、複合体中に含まれる特定物
質に対して親和性を有する物質とは異なる部位で特定物
質と結合する、第2の特定物質に対して親和性を有する
物質を使用することが例示できる。例えば、複合体を形
成させる反応を生じさせる反応容器の内壁等にこのよう
な第2の特定物質に対して親和性を有する物質を固定化
しておけば、最終的には、ALP−特定物質に対して親
和性を有する物質−特定物質−第2の特定物質に対して
親和性を有する物質−内壁、という具合にALPを含む
複合体を固定化することとなり、後に反応容器を洗浄す
るなどすれば複合体に含まれないALP(ALPと特定
物質に対して親和性を有する物質が直接又は間接的に結
合したもの)を分離、除去することが可能となるのであ
る。
【0034】前記の例では、第2の特定物質に対して親
和性を有する物質を反応容器の内壁に固定化する例を示
したが、内壁ではなく、別途調製されたビ−ス等を使用
することもできる。このようなビ−ズに、例えば磁性物
質を混入しておけば、複合体を形成させ、当該ビ−ズに
固定化する反応の際に反応液を簡単に攪拌することもで
きる。このようなビ−ズは、従来のEIAにおいて公知
である。
【0035】一方、複合体に含まれないALPの分離、
除去は、前記したような固定化された第2の特定物質に
対して親和性を有する物質を使用することなく実施する
ことも可能である。即ち、複合体に含まれるALPと、
複合体に含まれていないALPでは見掛けの分子量が異
なることから、例えば高速液体クロマトグラフィ−等に
供することでこれを分離できるのである。
【0036】以上のようにして、複合体に含まれるAL
Pと複合体に含まれないALPを分離した後、前述した
ALPの検出方法に従っていずれかのALPの検出を行
うことで、試料中の特定物質の量を知ることができる。 ここで、複合体に含まれるALPの量は特定物質の量に
相関しているためこれを検出することが好ましいが、既
知量のALP(ALPと特定物質に対して親和性を有す
る物質が直接又は間接的に結合したもの)を使用した場
合には分離、除去されたALPの量を検出することによ
っても試料中の特定物質の量を知ることができる。
【0037】次に競争法について説明する。競争法にお
いても、特定物質に対して親和性を有する物質を使用す
る。また、この特定物質に対して親和性を有する物質と
の結合において、特定物と同等の能力を有する物質をも
使用する。このような特定物質と同等の能力を有する物
質としては、予め調製された特定物質そのもの、特定物
質中に存在する親和性を有する物質により認識される部
分等がある。
【0038】このような特定物質と同等の能力を有する
物質とALPを予め直接又は間接的に結合させた複合体
を、試料中の特定物と共に特定物質に対して親和性を有
する物質に対して競争的に結合させてALP−特定物質
と同等の能力を有する物質−特定物質に対して親和性を
有する物質からなる複合体を形成させ、後にこのような
複合体を形成していないALP−特定物質と同等の能力
を有する物質からなる複合体を分離する。
【0039】競争法においては、既知量のALP−特定
物質と同等の能力を有する物質からなる複合体を特定物
質と共に特定物質に対して親和性を有する物質に対して
結合させる点が特徴的である。
【0040】ALP−特定物質と同等の能力を有する物
質からなる複合体を分離するには、サンドイッチ法にお
ける複合体を形成していないALPを分離、除去するの
と同様に、特定物質に対して親和性を有する物質を反応
容器の内壁やビ−ズ等に固定化しておき洗浄したり、あ
るいは液体クロマトグラフィ−等を実施すれば良い。
【0041】競争法においては、分離された成分のAL
Pを検出しても良いし、ALP−特定物質と同等の能力
を有する物質−特定物質に対して親和性を有する物質と
の複合体中のALPを検出しても良い。
【0042】なお、競争法における特定物質、特定物質
に対して親和性を有する物質等はサンドイッチ法におけ
るそれと同様の意味である。また、サンドイッチ法及び
競争法の基本的な原理については、例えばE.Ishi
kawaら、Scand.J.Immunol.8、7
、1978年等の記載を参照することができる。
【0043】更に本発明は、以上のようなALPの検出
方法、ALPの検出方法をその一部とする試料中の特定
物質の検出方法を実施するための検出キットを提供する
ものである。具体的には少なくともアスコルビン酸−2
−リン酸エステル、ルシゲニン、増感剤及び/又は増感
助剤を含むものである。これらの薬品に加えて、例えば
試料中の特定物質を検出するため、特定物質に対して親
和性を有する物質等が加えられていても良い。これらは
、例えば凍結乾燥等の処理を施しておけば、長期の保存
にも適したものとなる。
【0044】先に説明したように、ALPの検出におい
ては、ALPとアスコルビン酸−2−リン酸エステルを
接触させる工程と生じたアスコルビン酸とルシゲニンを
接触させる際の好適なpHが微妙にずれているため、例
えば前記の検出キットは、ALPとアスコルビン酸−2
−リン酸エステルを接触させる工程のためのキットとア
スコルビン酸とルシゲニンを接触させる工程のためのキ
ットを包括するものであっても良い。
【0045】このような検出キットに、未知量のALP
を含む、例えば純粋なALP試料や先に説明したような
試料中の特定物質の量に相関して形成された複合体に含
まれたALPを添加することで、ALPの量を検出し強
いては試料中の特定物質の量を知ることができる。
【0046】
【実施例】以下に本発明を詳細に説明するために実施例
を記載するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0047】実施例1 1.4×10−11 MのALP溶液100マイクロl
に、10mMのアスコルビン酸−2−リン酸エステル、
1mMのMgCl2 、0.01%のBSAを含む10
0mMのTris−HCl溶液(pH9.8)を加え、
室温で30分間インキュベ−トした。
【0048】インキュベ−トの後、前記溶液のうち10
0マイクロlを取得し、0.1MのKOH、6×104
 %のルシゲニン及び増感剤として0.1%のシクロデ
キストリン(ベ−タ型)と0.002%のフルオレセイ
ンを含む溶液(pH11.5)の500マイクロlを添
加した。
【0049】ルミノメ−タ−(アロカ社製、BLR−2
01型)を使用して、溶液を添加後1秒の時点から30
0秒間の光(発光)の強度を検出した。
【0050】結果を図1に示す。図1によれば、後の増
感剤等を添加しなかった場合についての比較例の結果と
比較した場合、最大で約150倍の光強度が得られるた
ことが分かる。
【0051】実施例2インキュベ−トの後、溶液100
マイクロlに対して0.1MのKOH、6×104 %
のルシゲニン及び増感剤として0.1%のシクロデキス
トリン(ベ−タ型)と0.002%のエオシンYを含む
溶液の500マイクロlを添加した以外は実施例1と同
様の操作を行った。
【0052】結果を図2に示す。図2によれば、後の増
感剤等を添加しなかった場合についての比較例の結果と
比較した場合、最大で約50倍の光強度が得られたこと
が分かる。
【0053】実施例3 インキュベ−トの後、溶液100マイクロlに対して0
.1MのKOH、6×104 %のルシゲニン及び増感
剤として0.1%のシクロデキストリン(ベ−タ型)と
0.001%のロ−ダミンBを含む溶液の500マイク
ロlを添加した以外は実施例1と同様の操作を行った。
【0054】結果を図3に示す。図3によれば、後の増
感剤等を添加しなかった場合についての比較例の結果と
比較した場合、最大で約60倍の光強度が得られたこと
が分かる。
【0055】比較例1 インキュベ−トの後、溶液100マイクロlに対して0
.1MのKOH、6×104 %のルシゲニンのみから
なる溶液の500マイクロlを添加した以外は実施例1
と同様の操作を行った。
【0056】結果を図4に示す。図4によれば、先の増
感剤等を添加した場合に比較して、増感剤等を添加しな
い場合には測定開始後短い時間に小さな発光しか得られ
ず、しかも光強度の増加、減少の割合の変化が激しいこ
とが分かる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、アスコルビン酸−2−リン酸
エステルとルシゲニンに、増感剤及び/又は増感助剤を
併用することでより高感度のALPの検出方法を提供し
ようとするものである。
【0058】アスコルビン酸−2−リン酸エステルや増
感剤、増感助剤等は安定性が高く、かつ簡単に合成又は
入手し得るものである。従って本発明は低コストにて実
施できるという特徴を有する。
【0059】一般に比色方法、蛍光方法にてALPを検
出するのに対し、本発明のような発光法にてALPを検
出する場合には、それぞれ約1万倍(対比色方法)、1
00倍(対蛍光方法)の感度を達成し得ると言われてい
るが、ある感度を達成し得れば、例えばEIA等には十
分である、というものではなく、常により高感度の検出
方法が要望されている。
【0060】このような状況にあって、本発明は、単に
アスコルビン酸−2−リン酸エステルとルシゲニンを使
用するALPの検出方法に比較して、約100倍以上の
感度を達成し得る検出方法を提供するものである。特に
フルオレセインとシクロデキストリンを併用した場合に
は、実施例で示されたようにこれらを使用しない場合と
比較して約150倍の発光強度が得られる検出方法を提
供することが可能である。
【0061】より高感度の検出方法が提供されるのであ
れば、ALPを標識試薬として使用したEIA等により
、従来は疾患、ウイルス感染等の診断をし得なかったも
のについてより早期にその症状を察知し、適切な治療を
行う等の行為が可能となるであろう。また従来は、例え
ば癌等の特定の疾患に起因して血液中に抗体等が出現す
ることが予測されていたものの、当該抗体等が微量であ
り、検出感度が低すぎるために臨床診断等に利用されて
いなかったものも利用可能となり、より多種多様の疾患
を早期に発見し得るようにもなると予想される。
【0062】本発明の検出方法においては、実施例によ
り明確に示されたように、より強い発光を生じさせる効
果(より高感度の検出を実現するという効果)と共に、
アスコルビン酸とルシゲニンが接触してから最強強度の
発光が生じるまでに、通常の発光法と比較して長い時間
が得られるという効果も有している。
【0063】このことは例えば、アスコルビン酸とルシ
ゲンを増感剤及び/又は増感助剤の存在下で接触させた
後にいくばくかの余裕をもって光強度の測定を実施し得
ることを意味している。更には、このような検出を全自
動で実施する装置を構成する場合に、少なくともアスコ
ルビン酸とルシゲニンを増感剤及び/又は増感助剤の存
在下で接触させるための反応ポ−トと光強度の測定のた
めのポ−トを分離した位置に設置することが容易になる
のである。
【0064】通常、光強度測定のためのポ−トは、外部
からの入射光によるノイズを低減するために暗室化する
必要があり、一方、反応ポ−トは装置のメンテナンスや
クリ−ニングのために容易に内部まで手が届くように構
成しなければならないが、これらを離れた位置に別個に
設置することが可能であれば、それぞれを目的に沿った
最高の機能を発揮するようにデザインすることが可能と
なるであろう。
【0065】発光反応の開始から測定までに余裕がある
場合には、完全に分離して設置された反応ポ−トから測
定ポ−トまで反応容器を移送する等の操作が可能である
が、仮に、ルシゲニンや増感剤及び/又は増感助剤の分
注(添加)から光強度の測定までに余裕がないとすると
、反応ポ−トと光強度測定ポ−トの機能を合せ持つポ−
トを構成するか、あるいは非常に近い位置にこれらを設
置しなければならないことになり、込み入った、複雑な
装置であって、しかも機能的に中途半端な装置になるか
、あるいは非常に高価な装置となってしまう。
【0066】しかも、例えば試薬と反応液の温度差が化
学反応に影響を与えたり、添加された試薬が反応液に拡
散するまでに多少の時間を要したりする結果、発光反応
を開始させた直後では発光強度が不安定なことがある。 このような状況では、反応開始から光強度の測定までに
十分な時間が取れない場合には前記した理由により正確
な光強度の測定が不可能であるが、本発明の検出方法の
ように発光反応の開始から光強度の測定の間に十分な余
裕があれば、より正確な検出が可能である。
【0067】本発明の方法によれば、更には実施例によ
り明白にされたように生じる光強度の増加、減少の割合
の変化が小さいという効果も得られる。ALPの検出が
最終的には既知量のALPに対して本発明を実施して作
成される標準曲線から計算されることを考慮した時、例
えば光強度の増加、減少の割合の変化が急激である場合
には、少なくともアスコルビン酸とルシゲニンを増感剤
及び/又は増感助剤の存在下で接触させて発光反応を開
始した時点からの光強度の測定までの時間のわずかな違
いが測定結果の差となり、最終的な検出結果に重大な影
響を与えることも予想されるが、本発明ではその差を極
力排除し得るのである。
【0068】本発明のALPの検出方法は、以上に説明
したように高感度化、光強度測定までの長期化、光強度
の増加、減少の割合の変化の低減化という3つの効果を
有している。
【0069】従って、例えば、少なくともアスコルビン
酸とルシゲニンを増感剤及び/又は増感助剤の存在下で
接触させて発光反応を開始させた後、一定時間後の光強
度の値のみからALPの検出を行う場合においては、前
述した温度の違いや試薬の拡散等の物理的要因の差、厳
密な意味での反応開始から測定までの時間の差により生
じる測定結果の差を極力低減し得る高感度の検出が実現
できる。
【0070】一方、例えば発光反応を開始させた後、一
定期間の光強度を積算してその値からALPの検出を行
う場合においても温度の違いや試薬の拡散等の物理的要
因の差、厳密な意味での反応開始から測定までの時間の
差により生じる測定結果の差を極力低減し得ることは勿
論、特に光強度の減少の割合の変化が小さいことから測
定を行って積算を行う期間を長くすることでよりいっそ
う大きな測定結果を得ることが可能な高感度の検出が実
現できる。
【0071】本発明のALPの検出方法は、試料中の特
定物質の検出方法の一部としても実施できることは先に
説明した通りであるが、特に血液や血清等の生体試料中
の特定物質の量や濃度を知るためのEIAの一部として
有用である。この場合、ALPを含む複合体を形成させ
るまでの工程は、従来公知のサンドイッチ法や競争法に
従って実施することが可能である。特に標識酵素として
ALPを使用している検出方法では、その基本的な部分
を変えることなしに増感剤及び/又は増感助剤を添加す
る工程又は予めそれらを添加する工程を追加するのみで
、本発明を実施することが可能である。
【0072】このように、試料中の特定物質の検出方法
に本発明の検出方法を採用した場合にも、当然に本発明
により達成される高感度化、光強度の測定までの長期化
、光強度の増加、減少の割合の変化の低減化という3つ
の効果を享受し得、これまで説明したようなより正確で
高感度な検出を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1の結果を示すものである。その
横軸は、ALPとアスコルビン酸−2−リン酸エステル
の接触で生じさせたアスコルビン酸とルシゲニンを接触
させてからの時間を0とした時の経過時間を示し、縦軸
は光強度、KCPM(Kiro  count  pe
r  min、1分間当たり検出器に入光した光子の数
×10−3)を示すものである。なお実際の光強度の測
定は、ALPとアスコルビン酸−2−リン酸エステルの
接触により生じたアスコルビン酸を含む溶液を、ルシゲ
ニン等を含む反応液に添加して発光反応を開始した後1
秒から300秒まで行ったが、測定開始時点で得られた
光強度の値を便宜的に反応開始時点(横軸0秒の位置)
に記載した。増感剤等の不存在下でアスコルビン酸とル
シゲニンを接触させた比較例1の結果では最大約1.6
KCPMが約100秒後に認められた(図4参照)が、
実施例1の結果では、本図に示すように最大約250K
CPMの値が約150秒後に認められた。また、0−3
00秒までの間、光強度はなだらかに増加し又は減少し
た。
【図2】図2は実施例2の結果を示すものである。その
縦軸、横軸及び時間0秒での光強度の値については図1
と同様の意味である。増感剤等の不存在下でアスコルビ
ン酸とルシゲニンを接触させた比較例1の結果では最大
約1.6KCPMが約100秒後に認められた(図4参
照)が、実施例2の結果では、本図に示すように最大約
80KCPMの値が約200秒後に認められた。また、
0−300秒までの間、光強度はなだらかに増加し又は
減少した。
【図3】図3は実施例3の結果を示すものである。その
縦軸、横軸及び時間0秒での光強度の値については図1
と同様の意味である。増感剤等の不存在下でアスコルビ
ン酸とルシゲニンを接触させた比較例1の結果では最大
約1.6KCPMが約100秒後に認められた(図4参
照)が、実施例2の結果では、本図に示すように最大約
100KCPMの値が約300秒後に認められた。また
、0−300秒までの間、光強度はなだらかに増加した
【図4】図4は増感剤等の不存在下でアスコルビン酸と
ルシゲニンを接触させた比較例1の結果を示すものであ
り、その縦軸、横軸及び時間0秒での光強度の値につい
ては図1と同様の意味である。本図によれば、この場合
には約100秒後と短い時間の後に、約1.6KCPM
という小さな値を示している。また、0−300秒まで
の間、光強度は不規則に増加、減少した。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出されるべきアルカリ性フォスファタ−
    ゼ(ALP)にアスコルビン酸−2−リン酸エステルを
    接触させてアスコルビン酸を生じさせる工程、生じたア
    ルコルビン酸にルシゲニンを接触させて光を生じさせる
    工程及び生じた光を測定する工程を含むALPの検出方
    法において、少なくとも前記光を生じさせる工程を1又
    はそれ以上の増感剤及び/又は1又はそれ以上の増感助
    剤の存在下で行うALPの検出方法。
  2. 【請求項2】測定されるべきALPにアスコルビン酸−
    2−リン酸エステルを接触させてアスコルビン酸を生じ
    させる工程、生じたアルコルビン酸にルシゲニンを接触
    させて光を生じさせる工程及び生じた光を測定する工程
    の全ての工程を少なくとも測定されるべきALP、アス
    コルビン酸−2−リン酸エステル、ルシゲニン及び増感
    剤及び/又は増感助剤の存在下で行うことを特徴とする
    ALPの検出方法。
  3. 【請求項3】増感剤と増感助剤を共存させることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のALPの検出方法。
  4. 【請求項4】測定されるべきALPが、核酸、抗原、抗
    体、アビジン、リガンド又はレセプタ−と結合している
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載のA
    LPの測定方法。
  5. 【請求項5】少なくとも特定物質、特定物質に対して親
    和性を有する物質及び検出されるべきALPからなる複
    合体を形成させる工程、複合体を形成していない検出さ
    れるべきALPを分離する工程、複合体を形成している
    か又は複合体を形成していないALPのいずれかあるい
    は両方にアスコルビン酸−2−リン酸エステルを接触さ
    せてアスコルビン酸を生じさせる工程、生じたアスコル
    ビン酸にルシゲニンを接触させて光を生じさせる工程及
    び生じた光を測定する工程を含む試料中の測定物質の検
    出方法であって、少なくとも前記光を生じさせる工程を
    1又はそれ以上の増感剤及び/又は1又はそれ以上の増
    感助剤の存在下で行う特定物質の検出方法。
  6. 【請求項6】検出されるべきALPが特定物質に対して
    親和性を有する物質と直接又は間接的に結合しており、
    複合体を形成しているALPと複合体を形成していない
    ALPの分離が特定物質に対して親和性を有する物質と
    は異なる部位で特定物質と結合する物質であり水に不溶
    化されているものによって達成されることを特徴とする
    請求項5に記載の特定物質の検出方法。
  7. 【請求項7】特定物質又は特定物質に対して親和性を有
    する物質との結合において特定物質と同等の能力を有す
    る物質と検出されるべきALPから形成される既知量の
    複合体を特定物質に対して親和性を有する物質に対して
    競合的に結合させる工程、特定物質に対して親和性を有
    する物質と結合しなかった、特定物質又は特定物質に対
    して親和性を有する物質との結合において特定物質と同
    等の能力を有する物質と検出されるべきALPから形成
    された複合体を分離する工程、特定物質に対して親和性
    を有する物質を含む複合体中のALP又は分離された複
    合体中のALPのいずれか一方又は両方にアスコルビン
    酸−2−リン酸エステルを接触させてアスコルビン酸を
    生じさせる工程、生じたアスコルビン酸にルシゲニンを
    接触させて光を生じさせる工程及び生じた光を測定する
    工程を含む試料中の特定物質の検出方法であって、少な
    くとも前記光を生じさせる工程を1又はそれ以上の増感
    剤及び/又は1又はそれ以上の増感助剤の存在下で行う
    特定物質の検出方法。
  8. 【請求項8】特定物質に対して親和性を有する物質と結
    合しなかった、特定物質又は特定物質に対して親和性を
    有する物質との結合において特定物質と同等の能力を有
    する物質と検出されるべきALPから形成された複合体
    を分離する工程が固定化された特定物質に対して親和性
    を有する物質により達成されることを特徴とする請求項
    7に記載の特定物質の検出方法。
  9. 【請求項9】増感剤と増感助剤を共存させることを特徴
    とする請求項5又は7に記載の試料中の特定物質の検出
    方法。
  10. 【請求項10】特定物質に対して親和性を有する物質が
    、核酸、抗原、抗体、アビジン、リガンド又はレセプタ
    −であることを特徴とする請求項5〜7いずれかの項に
    記載の試料中の特定物質の検出方法。
  11. 【請求項11】請求項1、5又は7に記載の検出を行う
    ための検出キット。
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