JPH01100453A - 染料供給性組成物、診断試験キットおよびペルオキシダーゼ標識レセプターを用いるリガンドの測定方法 - Google Patents

染料供給性組成物、診断試験キットおよびペルオキシダーゼ標識レセプターを用いるリガンドの測定方法

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JPH01100453A JP23020788A JP23020788A JPH01100453A JP H01100453 A JPH01100453 A JP H01100453A JP 23020788 A JP23020788 A JP 23020788A JP 23020788 A JP23020788 A JP 23020788A JP H01100453 A JPH01100453 A JP H01100453A
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    • G01N2333/195Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria
    • G01N2333/315Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria from Streptococcus (G), e.g. Enterococci

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、過酸化水素およびペルオキシダーゼのような
過酸化物作用性(peroxidative)物質の存
在下で染料を供給するイミダゾール系ロイコ染料を含ん
でなる染料供給性組成物に関する。また、本発明は、こ
の組成物を含む試験キット並びに前記染料供給性組成物
およびリガンドに対するペルオキシダーゼ標識レセプタ
ーを用いるリガンド測定方法に関する。本発明は、診断
手段にとって有用である。
〔従来の技術〕
低濃度で生物学的流体に存在する生物学的な物質の迅速
かつ正確な測定のための診療、調査および診断方法は、
依然として必要性がある。例えば、血液、尿、唾液、腔
分泌物、精液および他の生物学的流体における医薬、麻
薬、ホルモン、ステロイド、ポリペプチド、プロスタグ
ランデインまたは感染性の生物の存在は、適切な診断ま
たは処置のためには正確かつ迅速公方法で測定しなけれ
ばならない。
かかる測定を実施するために、検出される物質(本明細
書では「リガンド」という)および該物質と特異的に反
応するレセプター間の特異的な結合反応を利用する生物
学的な物質の単離および同定のための多様な方法が提案
されている。放射性、蛍光または酵素標識が、得られる
反応複合体を測定するために使用されてきた。最近では
、酵素標識の使用が、放射性および蛍光標識の使用に対
して種々の利点があることからますます多くの注目を集
めている。酵素標識を用いるアッセイは、当該技術分野
で競合的エンザイムイムノアフセイ(EIA)並びに直
接的および間接的な酵素結合性イ ゛ムノソルベントア
ッセイ(ELISA)として知られているものを包含す
る。
開発されている別の種類のアッセイは、当該技術分野で
イムノメトリックまたは“サンドイッチ(sandwi
ch)”アッセイとして知られている。かかるアッセイ
は、リガンド(例えば、抗原)を妨害しない方法でかつ
別のエピトープ部位で標識化合物に結合した2以上のレ
セプター分子(例えば、抗体)で“はさみ込んだもの(
sandwiching)”を含む、殆どのサンドイッ
チアッセイでは、1以上のレセプター分子が不溶性担体
、例えば小粒子、膜、プレート、または類似の対象物上
に適当に固定化されておD、そして他のレセプターは、
例えば酵素により適当に標識されている。
ペルオキシダーゼは、すべての種類の特異的パインディ
ングアッセイを包含するいろいろなアッセイに標識とし
て用いられている酵素の一つである。ペルオキシダーゼ
は、基質としての過酸化水素に作用し、種々の色原体ま
たは染料供給性物質を酸化して、存在するペルオキシダ
ーゼの量に比例した検出可能な種を与えることができる
。多様な染料供給性物質が、当該技術分野で既知であD
、ベンジジンおよびそれらの誘導体を包含している。
米国特許筒4,596.770号明細書には、テトラア
ルキルベンジジンがイムノアッセイのペルオキシダーゼ
標識抗体を伴う染料供給性組成物としてのN−メチルピ
ロリドンと一緒に使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる組成、物は、調製して直ちに溶液アッセイに使用
される場合には有用であるとは言え、テトラアルキルベ
ンジジンの使用は、リガンドが試験液中に低濃度で存在
するような一定のアッセイでは十分な感度を示さないこ
とがわかっている。また、ベンジジン組成物は、かなり
不安定でもある。
さらに、濾過膜を用いて実施される一定のアッセイでは
、テトラメチルベンジジンのようなテトラアルキルベン
ジジンに由来する染料が水溶性であD、その他意図する
ところとは無関係に膜を通過する場合があるので、膜を
前処理しなければならない。長期貯蔵のためのキット状
にパッケージ化することができるより安定な染料供給性
組成物を入手することは有用であろう。また、医院や家
庭を含む多様な環境下で使用することを目的として販売
し得る、より感度の高い診断方法を入手することも要望
されるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、水溶性または水分散性ポリマー、並び
に過酸化水素および過酸化物作用性物質の存在下で染料
を供給し得るイミダゾール系ロイコ染料を含んでなD、
前記ポリマー対前記ロイコ染料の重量圧が10.000
 : 1〜100:1で、かつ前記ポリマーがビニルピ
ロリドンの重合体、アクリルアミドの重合体、アクリル
酸の重合体、メタクリル酸の重合体、ポリエチレングリ
コールまたはポリアミンである染料供給性組成物によっ
て解決される。
さらに本発明が提供するのは、ペルオキシダーゼの触媒
作用に由来する被分析物の測定のための診断試験キット
であって、 (a)ペルオキシダーゼに対する基質、および(b)前
記の染料供給性組成物を含んでなる前記キットである。
またさらに、 A、リガンドに対するペルオキシダーゼ標識レセプター
と、液体試料を接触させてレセプターとりガントの反応
生成物を形成し、 B、接触段階(A)より前にか、それと同時にか、また
はその後に、前記の染料供給性組成物と液体試料を接触
し、 C0接触段階(B)より前にか、それと同時にか、また
はその後に、未反応物質から前記反応生成物を分離し、
そして D、前記反応生成物の存否を測定すること、を含んでな
る水溶液におけるリガンドの測定方法も本発明により提
供される。
〔実施の態様〕
本発明の組成物は、ペルオキシダーゼのような過酸化物
作用性物質および過酸化水素の存在下で染料を供給する
ことにより有用である。本発明の組成物は、過酸化水素
またはペルオキシダーゼ、あるいは1以上の反応により
反応して過酸化水素を生ずるすべての被分析物の測定に
使用することができる。例えば、組成物は、一連の反応
にペルオキシダーゼが使用される場合に、被分析物の存
在の結果として検出可能な種を生ずるグルコース、ガラ
クトース、アミノ酸、尿酸、トリグリセリド、タレアチ
ンキナーゼ(そのものまたはそれらのアイソザイム)、
コレステロールおよび当該技術分野で既知のその他のも
のの如き被分析物のアッセイに有利に用いることができ
る。好ましくは、本発明の組成物は、以下により詳細に
記載されるように、イムノアッセイのような特異的なパ
インディング(binding)反応を伴うアッセイに
おいて使用される。
本発明の組成物は、1以上の水溶性または水分散性ポリ
マー、例えばビニルピロリドンの重合体、アクリルアミ
ドの重合体、アクリル酸の重合体、メタクリル酸の重合
体、ポリエチレングリコールおよびポリアミン類を含む
。これらのポリマーは、ホモポリマーかコポリマーのい
ずれであってもよい。限定されるものでないが、有用な
ポリマーの代表例としては、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸、コポリ (アクリル酸−アクリル酸メチル)
(重量比、90:10)、ポリアクリルアミド、コポリ
 (アクリルアミド−アクリル酸)(重量比、50:5
0)、米国特許第3.702.249号明細書および同
第4.689.359号明細書に記載されているものの
ようなポリアミン類が挙げられる。これらのポリマーは
、水溶液におけるロイコ染料の維持を容易にし、ならび
に濾過膜のような支持体上に、その膜の前処理を要する
ことなく得られる染料の固定化を促進する。
また、これらのポリマーは、本発明の機能またはロイコ
染料を妨害しない他のエチレン系不飽和重合性モノマー
を少量(即ち、50モル%未満)含むこともできる。殊
に、ポリビニルピロリドンが好ましいポリマーである。
また、本発明の組成物は、過酸化水素および過酸化物作
用性物質の存在下で染料を供給し得る1以上のロイコ染
料も含む。得られる染料は、一般に電磁スペクトラムの
可視領域(通常400〜700nm)で検出できる。好
ましくは、染料は500〜650nmで測定される。
本発明において有用なイミダゾール系ロイコ染料は、ジ
アリールイミダゾール系ロイコ染料であるか、またはト
リアリールイミダゾール系ロイコ染料である。数多くの
有用な化合物は、当該技術分野で既知であD、米国特許
第4,089.747号明細書並びにそこに引用されて
いるヨーロッパ特許出願公開第122.641号公報お
よび特開昭58−45,557号公報に記載されている
ものが含まれる。
次の一般式 (上式中、R1,RtおよびR3は、それらの少な(と
も1つが、炭素原子数18以下のオルソまたはパラ−ヒ
ドロキシ置換アリール基であるような有a基であD、他
の2つの基は、炭素をベースにした電極を用いる標識カ
ロメル電極に対してサイクリック・ボルタンミトリー(
cyclic voltam−me try)により測
定した場合に、イミダゾール酸化電位が一70〜+11
0mVであるように選ばれる了り−ル基である。)で示
されるトリアリールイミダゾール類が特に有用である。
なお、酸化電位の測定は、通常の電気化学的な手段(例
えば、Sawyer等、Ex erimental E
lectrochemistr  for Chemi
sts。
John Wiley & 5ons、New Yor
k、1974 、参照)に従い行うことができる。好ま
しいトリアリールイミダゾール化合物類およびそれらの
製造方法のより詳細は、米国特許第4.089.747
号明細書に示されている。
具体的に有用なトリアリールイミダゾールロイコ染料と
しては、 2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)
−4,5−ビス(4−メトキシフェニル)イミダゾール
、 2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール、2−(3−ブロモ−
5−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)−4,5−ビ
ス(4−メトキシフェニル)イミダゾール、 4.5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(
4−ヒドロキシフェニル)イミダゾール、4.5−ビス
(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−ヒドロキ
シ−3−メトキシフェニル)イミダゾール、 2−(4−ヒドロキシフェニル)−4,5−ビス(4−
メトキシフェニル)イミダゾール、および 4.5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(
4−ヒドロキシ)−3,5−ジメトキシフェニルイミダ
ゾールが挙げられる。
本発明の組成物におけるロイコ染料およびポリマーは、
組成物の使用方法に応じて多様であることができる。一
般に、ロイコ染料は、1o−6〜10−’モル濃度、好
ましくはio−’〜10−4モル濃度で存在する。ポリ
マー量は、使用されるロイコ染料の量に依存する。一般
に、前述の優位性を達成するには、ポリマー対ロイコ染
料の重量比は、通常10.000 : 1〜100:1
、好ましくは5.000:1〜500:1である。
前記組成物の成分は、多数の供給源から商業的に容易に
入手できる。他方、これらは、米国特許第4.089.
747号明細書および他に上記の引例に記載されている
ような公知の出発原料および公知の  −方法を用いて
製造することもできる。
組成物は、−gに、たとえ−の態様では水性媒体中で存
在するとしても、ロイコ染料または他の疎水性試薬を溶
解するために少量の水混和性の有機溶媒を含むことがで
きる。この様式では、メタノールまたは他のアルコール
類、アセトンまたはアセトニトリルが有用である。好ま
しくは、ロイコ染料は、直接ポリマー水溶液中に溶解さ
れる。
また、本発明の組成物は、具体的な使用の必要に応じて
他の成分を含むことができる。例えば、組成物は、過酸
化水素か、または過酸化物作用性物質のどちらかを含む
こともできるが、添加後にロイコ染料が早期に酸化され
ることから、両者を同時に含ませることはできない。過
酸化物作用性物質は、過酸化水素または他の過酸化物に
よって、他の物質の酸化を促進し得るものである。限定
されるものでないが、かかる物質は、天然および合成ペ
ルオキシダーゼ、チトクローム、ヘミン、ヘモグロビン
構成物、アルカリヘマチン、チオシアン化鉄、タンニン
酸鉄およびクロム酸塩等を包含する。ペルオキシダーゼ
が、特に有用な過酸化物作用性物質である。
また、本発明の組成物は、過酸化物作用性物質が結合し
ている特異的パインディング化合物、例えばペルオキシ
ダーゼ標識免疫反応性化合物を含むこともできる。特異
的パインディング化合物は、他の化合物と特異的に反応
する化学的または生物学的な物質、例えばビオチンに対
するアビジン、または対応する抗原に対する抗体である
。これらの物質は、以下にさらに詳細に記載する。
電子移動剤、すなわち、酸化−還元反応における化合物
間で1以上の電子の移動を促進する化合物を、組成物中
に含ませることもできる。数多くの有用な電子移動剤が
、当該技術分野で既知であD、例えば米国特許第4.7
46.607号明細書に記載されているようなフェナジ
ンメトスルフェート、ベンゾキノンまたはナフトキノン
が挙げられる。
特に有用な電子移動剤は、ヨーロッパ特許出願公開第2
52.747号公報に記載されているフェノール類およ
びアニリン類である。
本発明の好ましい組成物は、pH6〜8に緩衝化され、
そして過酸化水素、フェノール系の電子移動剤、ポリビ
ニルピロリドンおよび最も好ましいものとして2−(4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−メトキシフェニル)−4,
5−ビス(4−メトキシフェニル)イミダゾールを有す
る前述の好ましいロイコ染料の一覧から選ばれるトリア
リールイミダゾール系ロイコ染料を含んでなる。
本発明の診断試験キットは、前述の組成物、並びに1以
上の他の試薬、アッセイのための試験装置または試験容
器を包含する。該キットは、ペルオキシダーゼに対する
基質、即ち、過酸化水素の如き適当な過酸化物を含む。
かる装置は、1以上の試験区画(例えば試験ウェル)を
有する水不溶性の支持体からなる。支持体は、水不溶性
物質、例えばガラス、高分子材料、セルロース系材料お
よび当該技術分野で既知の他の材料から製造される。か
かる装置は、反応のための区画を有する試験管、ペトリ
皿、濾紙または試験ストリップであってもよい。また、
それは、多数のアッセイが実施できる試験ウェルを有す
る試験プレートであることもできる。
また、本発明のキットは、水不溶性の分離特異性パイン
ディング試薬(該試薬と特異的に反応することにより他
の化合物を不溶化し、そして不溶化物を他の物質から分
離するもの)、ペルオキシダーゼ標識特異的パインディ
ング化合物(例えば、ペルオキシダーゼ標識抗体)、洗
浄液、ビオチンを結合した抗体、緩衝溶液、試薬溶液、
試薬ビン、ピペット、試験装置、予備濾過装置、および
アッセイを容易にするために診断キットにおいて有用で
あることが知られている他の材料の1以上を含むことも
できる。
本発明は、リガンド(検出される物質)とレセプター(
リガンドと特異的に反応する化合物)との間の検出可能
な複合体を得ることによる測定方法を提供する。好まし
くは、本発明の方法は、簡便であD、そのために医院ま
たは家庭で実施して、直ちに結果を得ることができるも
のである。この試験キットを用いて、生物学的流体のよ
うな水溶液における一価、多価、または複数抗原決定基
(multideterminant)を有するリガン
ドの存否を検出することができる。好ましくは、それは
、hCGのような複数抗原決定基のリガンドの検出に使
用される。
一価のリガンドは、複合体化のためのただ1個のエピト
ープ部位を有する。多価のリガンドは、同一の特異的パ
インディングレセプターの複数のものと複合するための
2個以上のエピトープ部位を有する。複数抗原決定基の
リガンドは、多様な種々のレセプターと複合するための
2以上のエピトープ部位を有する。
より具体的には、本発明は、天然起源のまたは合成的に
調製した特異的パインディングレセプターの存在下で水
溶液中のりガントの測定(定性または定量分析)に使用
することができる。この測定は、リガンドの存否だけを
測定するか、またはりガントの量を定量的に測定するこ
とにより実施することができる。就中、本発明は、動物
、ヒトまたは植物の生物学的液体をアッセイするために
使用することができるが、好ましくはヒトの生物学的液
体に対して使用することができる。限定されるものでな
いが、かかる流体は、全血、血漿、血清、リンパ液、胆
汁、尿、を髄液、精液、涙液、膣分泌液、喀痰および汗
等、並びに便通検体を包含する。また、ヒトまたは動物
の組織、例えば骨格筋、心臓、腎、肺、脳、骨髄および
皮膚等の液状調製物をもアッセイすることが可能である
興味の対象となるリガンドは、(1)免疫担当宿主が存
在する場合に、ある物質とパインディングしうる特異的
な抗体の産生をもたらす可能性のあるすべての物質、ま
たは(2)そのように産生される抗体が、抗原−抗体反
応に関与するリガンド、である免疫学的な種であること
ができる。ある態様では、アビジン、ビオチンまたはア
ビジンもしくはビオチンの誘導体、あるいは酵素または
他の標識がリガンドと特異的に反応するレセプター分子
に適当に結合されている。
本発明により検出し得る代表的なリガンドは、−級アミ
ン、アミノ酸、ペプチド、ポリペプチド、タンパク、リ
ポタンパク、糖タンパク、医薬、ハプテン、酵素、ステ
ロイド、脂質、核酸、ホルモン、ビタミン、多糖、糖脂
質、アルカロイド、生物(細菌、プロトシア、カビ、レ
トロウィルスを含むウィルスおよびリケッチア等)およ
びそれらの構成要素、血液成分、細胞および器官の抗原
、並びに当業者に既知の他の物質を包含する。代表的な
リガンドとしては、医薬、ホルモン、抗生物質または抗
原的な特性を備える他の化合物に対して向けられる抗体
が挙げられる。他のリガンドは、抗原的物質であっても
よい。さらに他の態様では、免疫学的な種は、別の抗体
(即ち、抗−抗体)に対して向けられる抗体である。モ
ノクローナルおよびポリクローナルのいずれの抗体も使
用することができそれらは分子全体またはそれらの種々
の断片であることもできる。本発明のアッセイでは、好
ましくはモノクローナル抗体が使用される。
好ましい態様では、本発明の方法は、妊娠初期の指標と
してのhCGの検出にとって有用である。
この態様では、種々のエピトープ部位でhCGと複合体
を形成するところの試薬を提供する目的で、hccに対
する1以上の種々の抗体が、試験装置内に固定化される
一般に、本発明の方法は、試験装置内に存在するいずれ
かのりガントとレセプターの反応生成物を形成するよう
な方法で、リガンドを含有すると思われる液体試料を、
目的とする対象のリガンドに対するペルオキシダーゼ標
識レセプターと接触することにより実施される。一般に
、液体試料は、試験装置の形状に応じて、試験装置の試
験区分に供給されるか、または試験ウェル中に置かれる
次に、反応生成物の存否は、本発明の染料供給性組成物
と接触させた後、次いで未反応物質から反応生成物を分
離して適当な方法で測定される。
分離は、染料形成と同時にか、または前後の何時に生じ
てもよい。
本発明の方法は、標識したレセプターと標識していない
レセプターの両方を用いる競合的パインディングイムノ
アッセイであることができる。結合(即ち、複合化した
)または未結合(即ち、複合化していない)物質のどち
らかを測定することができる。結合および未結合物の物
理的な分離は、所望によD、何等かの適当な分離方法を
用いて実施することができる。
好ましい態様では、前記の方法は、イムノメトリックア
ッセイとして当該技術分野で既知のものである。かかる
アッセイの詳細は、米国特許第4.486.530号明
細書に示されている。かかるアッセイを用いれば、前述
したような多価のまたは複数抗原決定基のリガンドを測
定することができ、即ち、2以上のレセプター分子が免
疫反応のための2以上のエピトープ部位を有するからで
ある。
サンドイッチアッセイでは、試験装置とりガントとの接
触(従って、第1のレセプターとりガントの接触)より
前にか、それと同時にか、それともその後に第2のレセ
プターがリガンドとの接触に供される。その結果、2つ
の相違するレセプターとりガントとの複合体が形成する
ことになる。好ましくは、レセプターの少なくとも1つ
はビオチン化したものである。最も好ましくは、第1の
レセプターがE゛オチン化たものである。不溶性相のア
ビジンと第ルセブタ一部としてのビオチンが反応する場
合、得られる複合体は不溶性となD、こうして得られた
不溶性複合体は試験装置における未反応物質から分離す
ることができる。不溶性複合体の検出のためにレセプタ
ーかまたは不溶性相の一方を標識することができる。
好ましい態様としては、次の A、1以上の試験区画を有し、該試験区画の少なくとも
1つが固定化したhCGに対するビオチン化抗体を有す
る水不溶性支持体を含んでなる試験装置を液体試料と接
触させて、第1のエピトープ部位でビオチン化抗体とh
CGの反応生成物を形成し、 B、接触段階(A)より前にか、それと同時にか、また
はその後に、標識され、かつ、第2のエピトープ部位で
hccと反応するhCGに対する第2の抗体を液体試料
と接触させて、第1および第2の抗体とhCGの複合体
を形成し、 C,アビジンを結合した不溶性相を含んでなる不溶化し
た分離特異性試薬と前記複合体を接触させ、ビオチンと
アビジンの反応を介して不溶性複合体を形成し、 D、接触段階(C)より前にか、それと同時にか、また
はその後に、過酸化水素の存在下で本明細書に記載され
ている染料供給性組成物を前記複合体と接触し、 E、得られる標識化し、不溶化した複合体を未反応物か
ら分離し、そして F、前記複合体と関連する染料の量を測定することによ
D、標識化し、不溶化した複合体の存否を測定する、段
階を含んでなる水性溶液中のhCG−の測定方法が提供
される。
この方法は、医院または家庭において、尿試料をアッセ
イすることにより妊娠の早期測定を実施することができ
る。
以下の例は、本発明の実施の代表例を示すものであD、
本発明の範囲の限定を意図するものでない。
次の染料供給性組成物は、本発明の実施におけるLHの
測定に有用である。
ロイコ染料4.5−ビス(4−メトキシフェニル)−2
−(3,4−ジメトキシ−4−ヒドロキシ)イミダゾー
ルのメタノール溶液(15■/−)を調製した。
リン酸二水素ナトリウム(100ミリモル濃度、pH7
)、ポリビニルピロリドン(1%)、キレート剤ジエチ
レントリアミン五酢酸(5ミリモル濃度)および電子移
動剤4′−ヒドロキシアセトアニリド(5ミリモル濃度
)を水酸化ナトリウムでp117に調節した溶液500
 +dに前記試料溶液(5−)を添加した。
例2.  h(:Gの2  に   な  ゛本発明の
実施に従い、次の組成物を調製し、hCGの測定に使用
した。
第1水溶液は、リン酸二水素ナトリウム(10ミリモル
濃度)、キレート剤ジエチレントリアミン五酢酸(10
ミリモル濃度)および電子移動剤4′−ヒドロキシアセ
トアニリド(5ミリモル濃度)により調製した。この溶
液を10モル濃度の水酸化ナトリウムでpH6,8に調
節した。
第2水溶液は、2 Q (w/w)%ポリビニルピロリ
ドンおよび例1の0.01%のロイコ染料を用いて調製
した。
第2水溶液の1重量部を、第1水溶液の19重量部に添
加した。過酸化水素(30%、9.7モル濃度)を添加
し、10ミリモル濃度の過酸化水素最終濃度とした。
以下に略述される3種の溶液を、以下に示した速度によ
り80℃で脱酸素化した水を含有する1365dの容器
に連続的に添加した。
溶液1:スチレン(739g) 、mおよびp−(2−
クロロエチルスルホニルメチル)スチレン(82g)お
よび1〜ドデカンチオール(8,2g)。
2.5g/分の速度で、380分間で添加。
溶液2:過硫酸アンモニウム(19,7g )および蒸
留し、脱酸素化した水(1152g )。2.14g/
分の速度で、380分間で添加。
溶液3:ピロ亜硫酸ナトリウム(9,9g)および蒸留
水(1152g )。2.27g/分の速度で、380
分間で添加。
380分後、反応を停止して固体が33.4%のラテッ
クス約1218 gを得た。このラテックスを3日間透
析して、27.3%の固体を有し、そしてpH5のラテ
ックスを得た。このラテックスを13.5%の固体まで
希釈した。NMR分析で、スチレン対第2モノマーのモ
ル比96:4が確認された。得られたラテックス粒子は
、透過型電子顕微鏡により測定したところ約0.67−
の平均直径を有していた。
前記のラテックス試料(0,75tl)を、硼酸緩衝液
(50ミリモル濃度、pi a、 5 )で20dに希
釈し、次いでアビジン(5■)を添加した。得られた懸
濁液を37℃で18時間ぐるぐる回転させながら撹拌し
、次いで遠心した。上澄を廃棄し、緩衝液を用いて粒子
を遠心により1度洗浄し、そして硼酸緩衝液10−に再
び懸濁した。
ビオチンパインディング分析(即ち、トリチウム標識ビ
オチンによる滴定)は、アビエチンが前記粒子に共有結
合(0,3%のビーズ懸濁液光たり7X10−hモル濃
度パインディング部位)し、本発明の試薬を形成したこ
とを示した。
次の方法で試験装置を使用して尿試料中のhccを測定
した。3つの試験ウェルを含むこの装置は、スクシニル
化したカゼイン(1,07g / m)で被覆した市販
のナイロン膜から成る濾過膜をそれぞれ備えている。
試験装置の陰性対照の試験ウェルは、ポリアクリルアミ
ド(60■)中、MOPS緩衝剤(2■)を含有してい
る。試験試料ウェルは、それに固定化されているビオチ
ン化した抗−hCG抗体(3InZ)を含み、そしてM
OPS緩衝剤をそれらの別の場所に加えた。陽性対照の
試験ウェルは、ビオチン化した抗−hCG抗体(3I!
g)、それらの別の場所にMOPS緩衝剤(2■)およ
びhCG(400m1.U、)を含ませた。
濾過して不純物を除去し、hCG約50+w1.U、/
dを含有した尿検体を試験装置の各ウェルに添加し、次
いでペルオキシダーゼ標識抗−hCG抗体(10−”モ
ル濃度溶液の404)を添加した。1分間インキエベー
ションした後、前述の不溶性試薬を各ウェルに添加(0
,42%の分散物の40d)L、そして流動物を各ウェ
ル中の膜を通して徐々に排出した。
次に、洗浄した後、例2に記載したロイコ染料溶液(4
0J!1)を各試験ウェルに添加した。2分後、各ウェ
ルの膜上に形成された色を標準的な反射率測定装置およ
び測定方法を用いて測定し、ウィリアムス−クラッパ−
(Wi 11 faIls−C1apper)変換を用
いて透過率濃度に換算した。測定される染料の量は、試
験された尿検体中のhCG量を示すものであった。
チオメルサール(thiomersal :消毒剤)(
0,01%)を含有する硼酸緩衝溶液(50−10,0
5モル濃度、pi s、 5 )を、ポリプロピレン製
遠心管に入れ、次いで脱イオン化蒸留水6−に溶解した
卵白アビジン(6■)の溶液6−を加えた。この遠心管
に蓋をした後、激しく振盪し、次いでコポリ 〔スチレ
ン−mおよヒp −(2−クロロエチルスルホニルメチ
ル)スチレン〕 (モル比、95.5 : 4.5 )
のビーズ(平均径2.54Jlll+)の分散液(固体
、15.5%)1.351R1を添加し、そして24時
間ぐるぐる回転させた。
ポリマービーズにアビエチンが共有結合したビーズを、
0.01%のチオメルサールを含有するグリシン緩衝液
(0,1モル濃度、pat a、 5 )で洗浄した後
、0.01%のチオメルサールを含有するグリシン緩衝
液(0,1モル濃度)に再懸濁し、不溶性分離特異性パ
インディング試薬(固体、0.3%)を含有する分散液
を調製した。
4匡どL1±A− 本アッセイでは、カゼインで前処理した5I!mのナイ
ロン濾過膜を各ウェル中に備え、例3に記載した如き3
種の試験ウェルを有する試験装置を使用した。また本ア
ッセイでは、前述のhCGに対するビオチン化抗体と同
様に調製した、LHに対するビオチン化抗体(リン酸塩
で緩衝化した生理食塩水中、0.044■/d)、LH
に対するワサビペルオキシダーゼで標識した抗体(0,
5%のウシ血清を含有するリン酸塩で緩衝化した生理食
塩水中、0.0015■/d)、およびビーズに固定し
たアビジンを含む前述の試薬(固体、0.9%、pH8
,5)を使用した。
このアッセイでは、次の種々の尿試料を試験した。
(a)  18m1.U、 LH/−を含有する女性の
月経周期の第13日日に採取した試料、および(b) 
64m1.U、 LH/−を含有する前記女性の月経周
期の第14日月に採取した試料。
これらの両試料を同一人から採取し、Lll含量を、ダ
イアゴノスティック・プロダクツ・コーポレーション(
Diagnostic Products Corpo
ration)から入手したLHラジオイムノアッセイ
のキットで測定した。
尿試料(a ) (200m) 、ペルオキシダーゼ標
識抗体(35m)およびビオチン化抗体(10mf)の
混合物を調製し、室温で2分間インキュベーションした
。その後、不溶化アビジン試薬(40d)を、前記混合
物に添加し、さらに5分間インキュベーションを継続し
た。次に、試験装置の1の試験ウェルに混合物を移し、
インキュベーション過程で濾過膜上に形成される不溶化
した複合体を残して、流動物および未反応物を徐々に排
出させた。
残存する不溶化生成物を、界面活性剤ツウイーン(TW
Et!N)  20の0.1%を含有するリン酸塩緩衝
化生理食塩水(125+d)で2度洗浄した後、再度濾
過し、次いで例1の染料供給性組成’1%(50Ill
)と接触させた。
尿試料(b)は、試験装置の第2の試験ウェルを用いて
同様にアッセイした。
どちらの試験装置とも、5分以内で濾過膜上に色が観察
された。第1ウエルにおける色彩は、淡いピンクであっ
たが、一方、第2ウエルにおける色彩は、明るい赤色で
あった。
地方病院から入手したストレプトコッカスAの単離物(
20m)を、亜硝酸ナトリウム(8モル濃度、120μ
りおよびクエン酸(1,2モル濃度、10J1りを用い
て処理して抗原を抽出した。次に、抽出液を、3−(N
−モルホリノ)プロパンスルホン酸緩衝液(2モル濃度
)およびエチレンジアミン四酢酸(25ミリモル濃度、
pH7,5)の溶液120バを用いて中和した。
使い捨て装置に取り付けたナイロン膜をスクシニル化カ
ゼイン(1,07g/rrr)で被覆した。
ストレプトコッカスA〔バクト・ストレプトコッカス0
抗血清(Bacto 5treptococcus A
ntiserum)、A群、ロット112672−50
.Difco Labs製〕に対するラビット抗血清由
来のIgG画分を、45%の飽和硫酸アンモニウムで沈
殿させて精製し、次いで透析して過剰の塩を除去した。
次に、精製したIgG画分を、コポリ 〔スチレン−m
およびp−(2−クロロエチルスルホニルメチル)スチ
レン〕ビーズ(モル比、90 : 10)上に固定化し
、防腐剤として0.01%のチオメルサール(またはチ
メロサル)を含有する0、05モルのグリシン緩衝液(
pH8,5)中で分散試薬(固体、0.3%)を得た。
他方、Yoshitake等の方法(Bur、J、Bi
ochen、101+395〜399.1979)と同
様な方法で、スクシンイミジル4−(N−マレイミドメ
チル)シクロヘキサン−1〜カルボキシレートを用いて
ワサビペルオキシダーゼに精製1gG画分を抱合させ、
次いで希釈して0.1%カゼイン中にIgGを9 n 
/ ml含む抱合体溶液を得た。
ビーズg、濁液(40IJ1)を、使い捨て装置に加え
、次いで抗原抽出物(40m)、0.1%のカゼイン(
120Ilりおよび抱合体(40Ill)を添加した。
この混合物を25℃で2分間、膜上でインキュベーショ
ンした。次に、膜をリン酸塩で緩衝化した生理食塩水(
320t!1)で洗浄した後、ロイコ染料2−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)−4,5−ビ
ス(4−メトキシフェニル)イミダゾール(0,005
重量%)、リン酸ナトリウム(5ミリモル濃度、pH6
、8> 、ポリビニルピロリドン(1%)、過酸化水素
(10ミリモル濃度)、4′−ヒドロキシアセトアニリ
ド(5ミリモル濃度)およびジエチレントリアミン五酢
酸(10ミリモル濃度)を含む染料供給性組成物を加え
た。
3分後、さらに洗浄し、膜上の染料を反射率によって読
み取った。読み値をウィリアムス−クラッパ−(Wi 
11 tans−C1apper)変換によりD7に換
算した。抗原の各レベル(コロニー形成単位、CFU)
に対する2または3種の試験の平均として、以下の表に
結果を示した。
3 XIO’          0.1?41、4 
X 10’          0.1496、4 X
 10’          0.1153、 Ox 
10’          0.1011、4 X 1
0’          0.07?6、4 x 10
30.047 細胞の存在なしくバックグラウンド”)  0.044
〔発明の効果〕 本発明は、アッセイ系にペルオキシダーゼまたは他の過
酸化物作用性物質を含む場合に、有利に使用することが
できる大幅に改良された染料供給性組成物を提供する。
この染料供給性組成物は、過酸化水素およびペルオキシ
ダーゼのような過酸化物作用性物質の存在下で染料に酸
化されるイミダゾール系のロイコ染料と特有な水溶性ま
たは水分散性ポリマーの組み合わせであるので、改善さ
れた安定性を有する。
この染料供給性組成物は、感度の著しい低下を伴うこと
なく輸送や長期間の貯蔵をすることができる診断試験キ
ットとして容易にパッケージ化することができる。染料
供給性組成物が高感度であるために、本発明を用いて非
常に低濃度のペルオキシダーゼ標識と特異的にパインデ
ィングする化合物を測定することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性または水分散性ポリマー並びに過酸化水素お
    よび過酸化物作用性物質の存在下で染料を供給し得るイ
    ミダゾール系ロイコ染料を含んでなり、前記ポリマー対
    前記ロイコ染料の重量比が10,000:1〜100:
    1で、かつ前記ポリマーがビニルピロリドンの重合体、
    アクリルアミドの重合体、アクリル酸の重合体、メタク
    リル酸の重合体、ポリエチレングリコールまたはポリア
    ミンである染料供給性組成物。 2、ペルオキシダーゼの触媒作用に由来する被分析物の
    測定のための診断試験キットであって、(a)ペルオキ
    シダーゼに対する基質、および(b)水溶性または水分
    散性ポリマー並びに過酸化水素および過酸化物作用性物
    質の存在下で染料を供給し得るイミダゾール系ロイコ染
    料を含んでなり、前記ポリマー対前記ロイコ染料の重量
    比が10,000:1〜100:1で、かつ前記ポリマ
    ーがビニルピロリドンの重合体、アクリルアミドの重合
    体、アクリル酸の重合体、メタクリル酸の重合体、ポリ
    エチレングリコールまたはポリアミンである染料供給性
    組成物、を含んでなる前記キット。 3、A.リガンドに対するペルオキシダーゼ標識レセプ
    ターと、液体試料を接触させてレセプターとリガンドの
    反応生成物を形成し、 B、接触段階(A)より前にか、それと同時にか、また
    はその後に、水溶性または水分散性ポリマー、並びに過
    酸化水素および過酸化物作用性物質の存在下で染料を供
    給し得るイミダゾール系ロイコ染料を含んでなり、前記
    ポリマー対前記ロイコ染料の重量比が10,000:1
    〜100:1で、かつ前記ポリマーがビニルピロリドン
    の重合体、アクリルアミドの重合体、アクリル酸の重合
    体、メタクリル酸の重合体、ポリエチレングリコールま
    たはポリアミンである染料供給性組成物と、前記液体試
    料を接触し、 C、接触段階(B)より前にか、それと同時にか、また
    はその後に、未反応物質から前記反応生成物を分離し、
    そして D、前記反応生成物の存否を測定すること、を含んでな
    る水溶液におけるリガンドの測定方法。
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