JPH04228619A - 紡績機械用の開繊ローラ - Google Patents
紡績機械用の開繊ローラInfo
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- JPH04228619A JPH04228619A JP3096663A JP9666391A JPH04228619A JP H04228619 A JPH04228619 A JP H04228619A JP 3096663 A JP3096663 A JP 3096663A JP 9666391 A JP9666391 A JP 9666391A JP H04228619 A JPH04228619 A JP H04228619A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G9/00—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
- D01G9/04—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton by means of beater arms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木綿繊維を開繊して除
塵するための開繊ローラの全周に分配して該開繊ローラ
の周面に固定されていて木綿繊維塊を捕捉して解繊する
ための所定数のビータエレメントを備えた紡績機械用の
開繊ローラに関するものである。
塵するための開繊ローラの全周に分配して該開繊ローラ
の周面に固定されていて木綿繊維塊を捕捉して解繊する
ための所定数のビータエレメントを備えた紡績機械用の
開繊ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような形式の開繊ローラは例えば
、いわゆる粗除塵機において公知である。例えば本出願
人は、このような粗除塵機を単ローラ型除塵機B4/1
という商品名で広く全世界にわたって販売しており、ま
た前記形式の別の除塵機をスイス国において特許出願し
ている(スイス国特許出願CH−00321/89−0
号)。
、いわゆる粗除塵機において公知である。例えば本出願
人は、このような粗除塵機を単ローラ型除塵機B4/1
という商品名で広く全世界にわたって販売しており、ま
た前記形式の別の除塵機をスイス国において特許出願し
ている(スイス国特許出願CH−00321/89−0
号)。
【0003】両除塵機は、開繊ローラの円周に分配して
配置された多数のビータエレメントを有し、該ビータエ
レメントは、前記開繊ローラの周面に半径方向に固定さ
れた丸形ピンから成っている。このようなピンは、特定
の分配方式で周面に固定されている。
配置された多数のビータエレメントを有し、該ビータエ
レメントは、前記開繊ローラの周面に半径方向に固定さ
れた丸形ピンから成っている。このようなピンは、特定
の分配方式で周面に固定されている。
【0004】前記の両除塵機の稼働方式は、開繊ローラ
の一方の軸方向端部で繊維材料を装入しビータエレメン
トによって把捉して除塵グリッドバーの上にもたらし、
かつ複数のガイド室を介して徐々に開繊ローラの他方の
軸方向端部へ移送し、こうして解繊された繊維塊を遠心
力によって除塵機の出口を通して搬出するように成って
いる。
の一方の軸方向端部で繊維材料を装入しビータエレメン
トによって把捉して除塵グリッドバーの上にもたらし、
かつ複数のガイド室を介して徐々に開繊ローラの他方の
軸方向端部へ移送し、こうして解繊された繊維塊を遠心
力によって除塵機の出口を通して搬出するように成って
いる。
【0005】すでにスイス国で特許出願されている前記
の除塵機は、図1及び図2に略示されており、この図示
に基づいて本発明の原理は後述される。
の除塵機は、図1及び図2に略示されており、この図示
に基づいて本発明の原理は後述される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで本発明の課題
は、このような除塵機の開繊作用もしくは解繊効果をよ
り効果的にすること、すなわち、できるだけ一定の消費
動力で、或いは、できるだけ少ない消費動力で、装入さ
れた繊維塊をより効果的に、可能ならばできるだけ繊維
屑を出さないようにいたわりつつ解繊することである。 その場合効果的な解繊とは、大きな繊維塊をできるだけ
多数の小さな繊維塊に強力解繊し、しかも除塵が一次的
には繊維塊を多数の繊維に解繊することを意味している
木綿除塵の原理に従って解繊し、こうして繊維自体に、
また繊維間にも付着した夾雑物を一層良好に除去しうる
ようにすることに他ならない。
は、このような除塵機の開繊作用もしくは解繊効果をよ
り効果的にすること、すなわち、できるだけ一定の消費
動力で、或いは、できるだけ少ない消費動力で、装入さ
れた繊維塊をより効果的に、可能ならばできるだけ繊維
屑を出さないようにいたわりつつ解繊することである。 その場合効果的な解繊とは、大きな繊維塊をできるだけ
多数の小さな繊維塊に強力解繊し、しかも除塵が一次的
には繊維塊を多数の繊維に解繊することを意味している
木綿除塵の原理に従って解繊し、こうして繊維自体に、
また繊維間にも付着した夾雑物を一層良好に除去しうる
ようにすることに他ならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、ビータエレメントが、開繊ローラの周
面から突出した少なくとも1つのスパイクを有し、該ス
パイクが前記開繊ローラの回転方向で見て前方に斜向し
て、該スパイクと、該スパイクの基部に接する、開繊ロ
ーラ横断面半径の延長線とが所定の角度を成している点
にある。要するに本発明によるビータエレメントは、開
繊ローラの回転軸線に対して半径方向に単純に方位づけ
られた面をもはや有していない訳である。
明の構成手段は、ビータエレメントが、開繊ローラの周
面から突出した少なくとも1つのスパイクを有し、該ス
パイクが前記開繊ローラの回転方向で見て前方に斜向し
て、該スパイクと、該スパイクの基部に接する、開繊ロ
ーラ横断面半径の延長線とが所定の角度を成している点
にある。要するに本発明によるビータエレメントは、開
繊ローラの回転軸線に対して半径方向に単純に方位づけ
られた面をもはや有していない訳である。
【0008】本発明の有利な構成手段は、請求項2乃至
9に記載したとおりである。
9に記載したとおりである。
【0009】本発明によるビータエレメントの利点は、
繊維塊が打撃によって搬送されることが少なく、むしろ
房状繊維塊の少部分がビータエレメントによって把捉さ
れ、次いで該繊維房が周辺空気によって羽根状に曳きず
られ、その際、該羽根状の繊維房が周辺空気による繊維
房の抑止傾向によって、従来技術のピンによる前記打撃
による以上に小さい部分に解繊されるチャンスが増大さ
れる点にある。
繊維塊が打撃によって搬送されることが少なく、むしろ
房状繊維塊の少部分がビータエレメントによって把捉さ
れ、次いで該繊維房が周辺空気によって羽根状に曳きず
られ、その際、該羽根状の繊維房が周辺空気による繊維
房の抑止傾向によって、従来技術のピンによる前記打撃
による以上に小さい部分に解繊されるチャンスが増大さ
れる点にある。
【0010】このような除塵機において良好な除塵を達
成するための前提条件は、繊維房をできるだけ長い時間
ビータエレメントに留まらせつつ該ビータエレメントに
よって除塵グリッドの方へ引寄せること、つまり、繊維
房を除塵グリッドの上へ引寄せるあいだ該繊維房とビー
タエレメントとの間の相対速度をできるだけ小さくする
ことである。
成するための前提条件は、繊維房をできるだけ長い時間
ビータエレメントに留まらせつつ該ビータエレメントに
よって除塵グリッドの方へ引寄せること、つまり、繊維
房を除塵グリッドの上へ引寄せるあいだ該繊維房とビー
タエレメントとの間の相対速度をできるだけ小さくする
ことである。
【0011】他面において繊維房は除塵グリッドを通過
したのち前記ビータエレメントから再び離れ、後述の移
行ガイド室を介して1段階分ずつ開繊ローラの軸方向に
移送され、次いで再び別のビータエレメントによって把
捉されねばならない。このような軸方向移送は、繊維房
が小さくされかつ除塵されて開繊ローラの軸方向他端部
で除塵機から再び進出するまで続く。
したのち前記ビータエレメントから再び離れ、後述の移
行ガイド室を介して1段階分ずつ開繊ローラの軸方向に
移送され、次いで再び別のビータエレメントによって把
捉されねばならない。このような軸方向移送は、繊維房
が小さくされかつ除塵されて開繊ローラの軸方向他端部
で除塵機から再び進出するまで続く。
【0012】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【0013】図1には、回転駆動可能に軸支された開繊
ローラ2を有する除塵機1が示されている。該開繊ロー
ラ2にはビータエレメント3が、周方向で見ても軸方向
で見ても所定のように配分されて該開繊ローラ2の回転
軸線に対して半径方向で固定されている。
ローラ2を有する除塵機1が示されている。該開繊ロー
ラ2にはビータエレメント3が、周方向で見ても軸方向
で見ても所定のように配分されて該開繊ローラ2の回転
軸線に対して半径方向で固定されている。
【0014】また除塵機1は、多数の個々のグリッドバ
ー5から構成された除塵グリッド4を有している。前記
グリッドバーは、前記開繊ローラ2の円周の少なくとも
一部に沿って、しかもビータエレメント3の端面に対し
て所定の間隔をおいて設けられている。
ー5から構成された除塵グリッド4を有している。前記
グリッドバーは、前記開繊ローラ2の円周の少なくとも
一部に沿って、しかもビータエレメント3の端面に対し
て所定の間隔をおいて設けられている。
【0015】除塵機1は、図1に対面して見て開繊ロー
ラ2の上位には、除塵グリッド4に対向して複数の室壁
6を有し、該室壁は、図2に示したように、開繊ローラ
の軸方向に対して斜向配置されており、これによってガ
イド室(図示せず)を制限することができる。該ガイド
室内において、供給される繊維塊は、開繊ローラ2が矢
印DRの方向に回転する際に、開繊乃至解繊された繊維
塊が出口8を通って除塵機1を出ていくまで、開繊ロー
ラの軸方向に搬送される。
ラ2の上位には、除塵グリッド4に対向して複数の室壁
6を有し、該室壁は、図2に示したように、開繊ローラ
の軸方向に対して斜向配置されており、これによってガ
イド室(図示せず)を制限することができる。該ガイド
室内において、供給される繊維塊は、開繊ローラ2が矢
印DRの方向に回転する際に、開繊乃至解繊された繊維
塊が出口8を通って除塵機1を出ていくまで、開繊ロー
ラの軸方向に搬送される。
【0016】以上述べた処理方式は、従来技術に基づい
て、すなわち周知の単ローラ型除塵機B4/1から公知
である。
て、すなわち周知の単ローラ型除塵機B4/1から公知
である。
【0017】なお図1及び図2に示したビータエレメン
ト3もやはり前記単ローラ型除塵機に基づいて公知であ
り、従って技術の水準状態を表している。
ト3もやはり前記単ローラ型除塵機に基づいて公知であ
り、従って技術の水準状態を表している。
【0018】ところで図3に示した本発明によるビータ
エレメント3.1はスパイク10とスパイク11を有し
、両スパイクは固定ループ12と共に1つの二重鉤状の
エレメントを形成している。
エレメント3.1はスパイク10とスパイク11を有し
、両スパイクは固定ループ12と共に1つの二重鉤状の
エレメントを形成している。
【0019】固定ループ12は、ねじ13を用いてビー
タエレメント3.1を開繊ローラ2の周面に固定するた
めに役立つ。
タエレメント3.1を開繊ローラ2の周面に固定するた
めに役立つ。
【0020】図3から判るように、スパイク10並びに
11は開繊ローラ2の表面に対して角度αを有している
。この斜向姿勢によって、開繊ローラの表面に対するビ
ータエレメント面の傾斜が生じる。
11は開繊ローラ2の表面に対して角度αを有している
。この斜向姿勢によって、開繊ローラの表面に対するビ
ータエレメント面の傾斜が生じる。
【0021】また図3に示したように、スパイク10及
び11は所定の直径Dを有している。この直径は4mm
と8mmとの間で変化することができるが、該ビータエ
レメントを製作するために熱処理可能な丸線材を使用す
れば、殊に直径5mmのスパイクが有利である。その場
合ばね鋼を使用するのが有利である。
び11は所定の直径Dを有している。この直径は4mm
と8mmとの間で変化することができるが、該ビータエ
レメントを製作するために熱処理可能な丸線材を使用す
れば、殊に直径5mmのスパイクが有利である。その場
合ばね鋼を使用するのが有利である。
【0022】図5から判るようにスパイク10,11は
、接線方向平面Eに対して所定の角度βを有し、前記接
線方向平面Eは、開繊ローラ軸線に対して半径方向に方
位づけられたねじ13の固定軸線Bに直交している。
、接線方向平面Eに対して所定の角度βを有し、前記接
線方向平面Eは、開繊ローラ軸線に対して半径方向に方
位づけられたねじ13の固定軸線Bに直交している。
【0023】図示の例では角度βは約90°であり、従
ってスパイク10,11は開繊ローラ横断面の半径Aの
延長線A.1に対して角度γだけ回転方向DRに傾斜さ
れている。
ってスパイク10,11は開繊ローラ横断面の半径Aの
延長線A.1に対して角度γだけ回転方向DRに傾斜さ
れている。
【0024】しかしながら角度β又は角度γは、除塵す
べき繊維塊量と繊維塊材質に応じて異なった値に選択す
ることができ、原則的には実験によって求められねばな
らない。
べき繊維塊量と繊維塊材質に応じて異なった値に選択す
ることができ、原則的には実験によって求められねばな
らない。
【0025】同等のことは図3の角度αについても当て
嵌まる。
嵌まる。
【0026】ビータエレメントを可撓性の鋼線材から製
作すれば、前記の角度を必要条件にきわめて簡単に適合
させることが可能になる。
作すれば、前記の角度を必要条件にきわめて簡単に適合
させることが可能になる。
【0027】図3及び図4に鎖線で示したように、ビー
タエレメント3.2はただ1つのスパイク14だけを有
することもでき、該スパイクは、図4に示したように開
繊ローラ2の周面に固定されており、かつ、図5に示し
たように角度β,γを有することができる。
タエレメント3.2はただ1つのスパイク14だけを有
することもでき、該スパイクは、図4に示したように開
繊ローラ2の周面に固定されており、かつ、図5に示し
たように角度β,γを有することができる。
【0028】ビータエレメント3.1をビータエレメン
ト3.2と組合せることも可能であり、その場合、ビー
タエレメント3.2はビータエレメント3.1の上位に
配置され、かつ両ビータエレメントは一緒にそれ相応に
長くされたねじ13によって固定されるので、図3及び
図4に示したような3本スパイク複合体が生じる。
ト3.2と組合せることも可能であり、その場合、ビー
タエレメント3.2はビータエレメント3.1の上位に
配置され、かつ両ビータエレメントは一緒にそれ相応に
長くされたねじ13によって固定されるので、図3及び
図4に示したような3本スパイク複合体が生じる。
【0029】この場合スパイク10,11,14の端面
は、グリッドバー5から等間隔を維持するために、開繊
ローラ2の表面から等しい距離になければならないのは
勿論である。
は、グリッドバー5から等間隔を維持するために、開繊
ローラ2の表面から等しい距離になければならないのは
勿論である。
【0030】図6〜図8には、図3〜図5に示したビー
タエレメントの変化実施例が示されている。
タエレメントの変化実施例が示されている。
【0031】この場合ビータエレメント3.3は夫々ス
パイク16及び17を有し、該スパイクの直径Dはビー
タエレメント3.1のスパイク10,11と等しく選ば
れるが、符号Rで示したいわば火炎状に波打った湾曲部
を有している。ビータエレメント3.3のその他の部分
はビータエレメント3.1に相応しているので、同一の
符号を付した。
パイク16及び17を有し、該スパイクの直径Dはビー
タエレメント3.1のスパイク10,11と等しく選ば
れるが、符号Rで示したいわば火炎状に波打った湾曲部
を有している。ビータエレメント3.3のその他の部分
はビータエレメント3.1に相応しているので、同一の
符号を付した。
【0032】前記湾曲部は、スパイク16,17の面に
よって捕捉される繊維が、前記波形状の「摺動路面」を
介してスパイク16,17の自由端部の方に向かって滑
り、かつその際前記湾曲部Rに相応して制動されるよう
にするためのものである。
よって捕捉される繊維が、前記波形状の「摺動路面」を
介してスパイク16,17の自由端部の方に向かって滑
り、かつその際前記湾曲部Rに相応して制動されるよう
にするためのものである。
【0033】本変化実施例においても、例えばビータエ
レメント3.4の単一のスパイク18を設けうることが
図示されている。この単一スパイクも、前記スパイク1
6,17と同じ効果を奏する湾曲部Rを有している。
レメント3.4の単一のスパイク18を設けうることが
図示されている。この単一スパイクも、前記スパイク1
6,17と同じ効果を奏する湾曲部Rを有している。
【0034】同様にビータエレメント3.3と3.4は
、図3〜図5に就いて説明した方式で組み合わせること
ができる。
、図3〜図5に就いて説明した方式で組み合わせること
ができる。
【0035】図9〜図11には、図3のビータエレメン
ト3.1の変化実施例がビータエレメント3.5で示さ
れている。この場合のスパイク19,20は、夫々複数
のノッチ22を有し、該ノッチは開繊ローラ2の長手方
向(図9)に開いている。該ビータエレメントのその他
の部分は、ビータエレメント3.1に相応しているので
、同一符号を付した。図5のビータエレメント3.2の
変化実施例を表すビータエレメント3.6では、図11
に示したようにノッチ22は開繊ローラの回転方向DR
に開いている。
ト3.1の変化実施例がビータエレメント3.5で示さ
れている。この場合のスパイク19,20は、夫々複数
のノッチ22を有し、該ノッチは開繊ローラ2の長手方
向(図9)に開いている。該ビータエレメントのその他
の部分は、ビータエレメント3.1に相応しているので
、同一符号を付した。図5のビータエレメント3.2の
変化実施例を表すビータエレメント3.6では、図11
に示したようにノッチ22は開繊ローラの回転方向DR
に開いている。
【0036】前記ノッチ22の目的は、図6の波形状の
湾曲部の目的と同じく、スパイク10,11についてす
でに説明したように、繊維がスパイク19,20の自由
端部の方に向かって滑っていく場合に該繊維とスパイク
19,20との間の摩擦を高めることにある。
湾曲部の目的と同じく、スパイク10,11についてす
でに説明したように、繊維がスパイク19,20の自由
端部の方に向かって滑っていく場合に該繊維とスパイク
19,20との間の摩擦を高めることにある。
【0037】ビータエレメントが、鋼線材の使用に限定
されるものでも、また円形横断面の使用に限定されるも
のでもないのは勿論であり、円形断面形状よりも空力的
に一層有効な別種の断面形状、例えば翼型断面に類似し
た断面形状を使用することも可能である。
されるものでも、また円形横断面の使用に限定されるも
のでもないのは勿論であり、円形断面形状よりも空力的
に一層有効な別種の断面形状、例えば翼型断面に類似し
た断面形状を使用することも可能である。
【0038】また開繊ローラの使用は前記除塵機に限定
されるものではなく、該開繊ローラに装備したビータエ
レメントを、ベールオープナーにおいて使用されるロー
ラ又はシリンダに装備して使用することも可能である。 ベールオープナーにおいて従来技術に基づいて公知にな
っている開繊ローラは、大抵は複数の歯付きローラから
成り、これらの歯付きローラは互いに並列されて1つの
歯付きローラ体を形成し、該歯付きローラ体は繊維ベー
ルの表面から繊維塊を剥離し空圧搬送装置に引き渡す。
されるものではなく、該開繊ローラに装備したビータエ
レメントを、ベールオープナーにおいて使用されるロー
ラ又はシリンダに装備して使用することも可能である。 ベールオープナーにおいて従来技術に基づいて公知にな
っている開繊ローラは、大抵は複数の歯付きローラから
成り、これらの歯付きローラは互いに並列されて1つの
歯付きローラ体を形成し、該歯付きローラ体は繊維ベー
ルの表面から繊維塊を剥離し空圧搬送装置に引き渡す。
【0039】このような公知の歯付きローラの代わりに
、前記ビータエレメントを装備してベールオープナーの
開繊ローラを形成するローラ体を使用することが可能で
あるのは勿論である。
、前記ビータエレメントを装備してベールオープナーの
開繊ローラを形成するローラ体を使用することが可能で
あるのは勿論である。
【図1】従来技術に基づく開繊ローラを装備したスイス
国特許出願CH−00321/89−0号による除塵機
の略示横断面図である。
国特許出願CH−00321/89−0号による除塵機
の略示横断面図である。
【図2】機械ケーシングを切り開いて示した図1の開繊
ローラを装備した除塵機の縦断面図である。
ローラを装備した除塵機の縦断面図である。
【図3】開繊ローラに固定して示した本発明によるビー
タエレメントの正面図である。
タエレメントの正面図である。
【図4】図3の矢印Iの方向に見たビータエレメントの
平面図である。
平面図である。
【図5】図4の矢印IIの方向に見た図3のビータエレ
メントの側面図である。
メントの側面図である。
【図6】図3に示したビータエレメントの変化態様の正
面図である。
面図である。
【図7】図6に示したビータエレメントの平面図である
。
。
【図8】図6に示したビータエレメントの側面図である
。
。
【図9】図3に示したビータエレメントの変化態様の正
面図である。
面図である。
【図10】図9に示したビータエレメントの平面図であ
る。
る。
【図11】図9に示したビータエレメントの側面図であ
る。
る。
1 除塵機、 2 開繊ローラ、 3
,3.1,3.2,3.3,3.4,3.5,3.6
ビータエレメント、 4 除塵グリッド
、 5 グリッドバー、6 室壁、
7 入口、 8 出口、10,11
スパイク、 12固定ループ、 13
ねじ、 14 スパイク、 15 固
定ループ、 16,17,18,19,20,21
スパイク、 22 ノッチ、D
スパイク直径、 DR 開繊ローラの回転方向
、 E 接線方向平面、 R 湾曲部
、 α 開繊ローラ表面に対するスパイクの成
す角度、 β接線方向平面に対するスパイクの成す角
度、 γ 開繊ローラ横断面半径の延長線に対
するスパイクの回転方向傾斜角度
,3.1,3.2,3.3,3.4,3.5,3.6
ビータエレメント、 4 除塵グリッド
、 5 グリッドバー、6 室壁、
7 入口、 8 出口、10,11
スパイク、 12固定ループ、 13
ねじ、 14 スパイク、 15 固
定ループ、 16,17,18,19,20,21
スパイク、 22 ノッチ、D
スパイク直径、 DR 開繊ローラの回転方向
、 E 接線方向平面、 R 湾曲部
、 α 開繊ローラ表面に対するスパイクの成
す角度、 β接線方向平面に対するスパイクの成す角
度、 γ 開繊ローラ横断面半径の延長線に対
するスパイクの回転方向傾斜角度
Claims (9)
- 【請求項1】 木綿繊維を開繊して除塵するための開
繊ローラの全周に分配して該開繊ローラの周面に固定さ
れていて木綿繊維塊を捕捉して解繊するための所定数の
ビータエレメントを備えた紡績機械用の開繊ローラにお
いて、ビータエレメント(3.1,3.2,3.3,3
.4,3.5,3.6)が、開繊ローラ(2)の周面か
ら突出した少なくとも1つのスパイク(10,11,1
6,17,18,19,20,21)を有し、該スパイ
クが前記開繊ローラ(2)の回転方向(DR)で見て前
方に斜向して、該スパイクと、該スパイクの基部に接す
る、開繊ローラ横断面半径(A)の延長線(A.1)と
が所定の角度(γ)を成していることを特徴とする、紡
績機械用の開繊ローラ。 - 【請求項2】 スパイクの直径(D)が4〜8mmで
ある、請求項1記載の開繊ローラ。 - 【請求項3】 各ビータエレメントが、開繊ローラ(
2)の回転方向(DR)で見て拡開した姿勢で配置され
た2つのスパイク(10,11,16,17,19,2
0)を有している、請求項1記載の開繊ローラ。 - 【請求項4】 2つの拡開して配置されたスパイク(
10,11,16,17,19,20)の間に、開繊ロ
ーラ(2)の回転方向(DR)で見て実質的に垂直に配
置された第3のスパイク(14,18,21)が設けら
れている、請求項3記載の開繊ローラ。 - 【請求項5】 スパイク(16,17;18)が、付
加的に火炎形状に成形されている、請求項1記載の開繊
ローラ。 - 【請求項6】 スパイク(19,20;21)が、そ
の表面にノッチを有している、請求項1記載の開繊ロー
ラ。 - 【請求項7】 ビータエレメントが、成形可能な材料
から製作されている、請求項2記載の開繊ローラ。 - 【請求項8】 ビータエレメントが、熱処理可能な丸
線材から成形されている、請求項7記載の開繊ローラ。 - 【請求項9】 丸線材がばね鋼である、請求項8記載
の開繊ローラ。
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