JPH0422782Y2 - - Google Patents

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JPH0422782Y2
JPH0422782Y2 JP18172786U JP18172786U JPH0422782Y2 JP H0422782 Y2 JPH0422782 Y2 JP H0422782Y2 JP 18172786 U JP18172786 U JP 18172786U JP 18172786 U JP18172786 U JP 18172786U JP H0422782 Y2 JPH0422782 Y2 JP H0422782Y2
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JP
Japan
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gear
gears
leg members
support shaft
rack member
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JP18172786U
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JPS6385297U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は人形本体に設けたラツク部材を移動さ
せることにより脚部材を交互に動作させることが
できる歩行動作人形に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の人形としては胴体部に対し脚部
材を回動自在に軸支した構成のものがある。とこ
ろが、この脚部材は直接手で回動させていたの
で、面白みに欠けるとともに、リアル感が得られ
ない等の難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、奇抜で意外性のある歩行動作を行な
わせることができる歩行動作人形を提案すること
を目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案に係る歩行動作人形は、下記要件を備える
ことを特徴とする。
(イ) 胴体部の中央下部には中空凸部を突出形成
し、該中空凸部の左右に両脚部材が配置されて
いること (ロ) 上記各脚部材の内側には支軸が突出形成さ
れ、該支軸は上記中空凸部の側壁に回動可能に
設けられ、且つ中空凸部内に位置する上記両支
軸の端部にはそれぞれ歯車が固定されているこ
と (ハ) 上記胴体部内には外部より操作可能なラツク
部材が一方向に付勢されて設けられるととも
に、このラツク部材は複数の歯車から成る駆動
機構に常時噛合されていること (ニ) 上記駆動機構は、一個又は奇数の歯車からな
る第1の歯車群と偶数の歯車からなる第2の歯
車群とから構成され、両歯車群は左右に配置さ
れ、各歯車群の一端の歯車は上記ラツク部材に
噛合し、他端の歯車は上記左右の各脚部材の支
軸の歯車に噛合していること (考案の作用、効果) 上記構成のように、本考案に係る歩行動作人形
は、ラツク部材を外側から移動させると人形本体
の胴体部内に設けられた駆動機構の左右の歯車群
が回転し、その端部は左右それぞれの脚部材の支
軸の歯車に噛合しているので、左右の脚部材がラ
ツクの移動量に応じて回動する。このとき、第1
の歯車群は奇数の歯車からなり、第2の歯車群は
偶数の歯車からなるので、左右の脚部材の支軸の
歯車は互いに逆向きに回動する。したがつて、脚
部材は交互に往復運動する。本考案によれば、こ
のように、簡単な操作によつて奇抜で意外性のあ
る歩行動作人形を得ることができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る歩行動作人
形を示す。この歩行動作人形Aは胴体部1の両側
に腕部材2,2が回動自在に取着されるととも
に、胴体部1の中央下部には中空凸部1aが形成
され、該中空凸部1aの左右の側壁には脚部材
3,3の支軸4,4aが回動自在に取着されてい
る。そして、この支軸4,4aの先端には歯車
5,6が固定されている。なお、歯車5,6間に
は抑止部材7が介在されている。すなわち、この
抑止部材7はほぼ立方体形状を有するとともに、
その上下面中央には係合凹溝7a,7aが形成さ
れる一方、一側面は上記支軸4aの先端に固定さ
れ、他側面に形成された嵌合凹孔8には支軸4a
の先端が遊嵌されている。そして、この抑止部材
7の係合凹溝7a,7aには第1図b及び第3図
a,bに示すように支軸9に巻装された弾性部材
10の先端10a,10aが係合されている。こ
れによつて、回動した脚部材3,3の一方はこの
弾性部材10によつて弾性復帰する。
次に、11は上記胴体部1の上部に設けられた
頭部材で、頭部材11は前部材11aと後部材1
1bとから形成され、前部材11aは胴体部1に
固定され、後部材11尾は胴体部1に対して出没
自在に形成されている。そして、後部材11bの
下部には第1図b及び第2図a,bに示すよう
に、ラツク部材12が設けられ、かつこのラツク
部材12の下部表面にはラツク13が形成されて
いる。14は弾性部材を示す。この弾性部材14
は上記胴体部1の内側裏面とラツク部材12間に
配されるとともに、ラツク部材12を常時上方に
付勢するように形成されている。これによつて、
ラツク部材12と固定されている上記頭部材11
の後部材11bは通常前部材11aの裏側に位置
している。
上記ラツク部材12のラツク13は胴体部1内
に設けられた駆動機構aに常時噛合するように形
成されている。この駆動機構は、第1図b及び第
2図a,bに示すように、支軸20に固定された
一個の歯車22(一個以上の奇数の歯車でもよ
い)からなる第1の歯車群(第1図bに向かつて
左側)と支軸20,23に固定された偶数の歯車
21,24からなる第2の歯車群(第1図bに向
かつて右側)とから構成され、両歯車群はそれぞ
れ左右に配置されている。そして、第1の歯車群
の歯車22はラツク部材12のラツク13に噛合
しているとともに、脚部材3の支軸4aの歯車6
に噛合し、また第2の歯車群の一端の歯車21は
上記ラツク13に噛合するとともに、他端の歯車
24は上記脚部材3の支軸4の歯車5に噛合して
いる。
以上の構成において、まず人形本体を手にもつ
て後部材11bを下方に押し下げると、第2図
a,bに示すように、ラツク部材12も下動し、
駆動機構を作動させる。第1の歯車群の歯車22
が回転すると、この回転力が歯車6に伝達され、
脚部材3が支軸4aを支点に回動する。同時に、
第2の歯車群の歯車21,24が回転すると、こ
の回転力は歯車5に伝達され、他方の脚部材3が
支軸4を支点に回動する。この場合、両脚部材
3,3の回動方向は互いに逆向きにとなる。次
に、上記後部材11bの押し下げ力を解除するこ
とによつてラツク部材12は弾性部材14の弾発
力によつて上方に引き上げられるので、同様にし
て両脚部材3,3は逆向きに復帰回動する。そし
て、以上のラツク部材12の移動操作を繰り返す
ことにより、脚部材3,3は互いに逆向きに前後
に往復の歩行動作を行なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歩行動作人形の実施態様
の一例を示し、同図aはその斜視図、同図bは内
部構造を示す説明図、第2図a,bは左右の脚部
材の回動状態説明図、第3図aは脚部材と胴体部
との取着関係を示す分解説明図、同図bは同図a
の取着状態を示す側面図である。 符号A……歩行動作人形、1……胴体部、3…
…脚部材、4,4a……支軸、5,6,21,2
2,24……歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えたことを特徴とする歩行動作人
    形。 (イ) 胴体部の中央下部には中空凸部を突出形成
    し、該中空凸部の左右に両脚部材が配置されて
    いること。 (ロ) 上記各脚部材の内側には支軸が突出形成さ
    れ、該支軸は上記中空凸部の側壁に回動可能に
    設けられ、且つ中空凸部内に位置する上記両支
    軸の端部にはそれぞれ歯車が固定されているこ
    と。 (ハ) 上記胴体部内には外部より操作可能なラツク
    部材が一方向に付勢されて設けられるととも
    に、このラツク部材は複数の歯車から成る駆動
    機構に常時噛合されていること。 (ニ) 上記駆動機構は、一個又は奇数の歯車からな
    る第1の歯車群と偶数の歯車からなる第2の間
    車群とから構成され、両歯車群は左右に配置さ
    れ、各歯車群の一端の歯車は上記ラツク部材に
    噛合し、他端の歯車は上記左右の各脚部材の支
    軸の歯車に噛合していること。
JP18172786U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0422782Y2 (ja)

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