JPH04226523A - 自己強化性ポリウレタン組成物 - Google Patents

自己強化性ポリウレタン組成物

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JPH04226523A
JPH04226523A JP3165895A JP16589591A JPH04226523A JP H04226523 A JPH04226523 A JP H04226523A JP 3165895 A JP3165895 A JP 3165895A JP 16589591 A JP16589591 A JP 16589591A JP H04226523 A JPH04226523 A JP H04226523A
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polyurethane reaction
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カネヨシ・アシダ
Mansour Ashtiani-Zarandi
マンソー・アシュティアニ−ザランディ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は,一般には,反応射出プロセスに
て容易に加工処理することのできる自己強化ポリウレタ
ン組成物に関する。さらに詳細には,本発明は,反応射
出成形プロセスにて容易に加工処理することのできる液
晶ポリマー強化のポリウレタン材料に関する。
【0002】反応射出成形(RIM)のプロセスは,こ
こ数年の間に急速に開発され,広く使用されている。同
時に,このプロセスに適用するための種々のRIM材料
も開発されている。これらの材料は殆どが非晶質の熱硬
化性ポリマーであり,例えばポリウレタンRIMやエポ
キシRIMがそうである。これらの材料は,多くの自動
車向け用途に適した優れた機械的強度と物理的特性を有
する。例えばポリウレタンRIMは,その物理的特性と
加工性が優れているので,自動車用バンパーに広く使用
されている。
【0003】自動車ボディパネル等のいくつかの用途に
対しては,かなり高い衝撃強さと高い曲げ弾性率を有す
る材料だけが使用できる。しかしながら,一般には,衝
撃強さが高くなるほど曲げ弾性率は低下するという点に
おいて,RIM材料の衝撃強さと曲げ弾性率は通常反比
例する。
【0004】繊維強化材の配合や液晶ポリマー(以後L
CPと呼ぶ)の使用なども含めて,プラスチック材料の
衝撃強さと曲げ弾性率を共に増大させる方法が開発され
ている。
【0005】繊維強化材は,自動車外装ボディパネル向
けの強化非発泡反応射出成形(RRIM)複合材の製造
に使用されている。繊維強化材の例としては,繊維の長
さが2.54〜0.51mm(1/10〜1/50イン
チ)のチョップトグラスファイバーやミルドグラスファ
イバー等がある。ケイ灰石やセッコウホイスカー等の鉱
物繊維も使用することができる。しかしながら,これら
の繊維を使用すると異方的な物理的特性をもつようにな
る。従って,この異方性を少なくするためには,ガラス
フレークやマイカをガラス繊維と共に併用する必要があ
る。
【0006】繊維強化材はさらに,加工処理する上で大
きな欠点や問題を引き起こす。例えば,繊維強化RIM
システムの粘度は極めて高く,従ってポンプやミキシン
グヘッドにおいて摩擦が起こるという問題を引き起こす
。さらに,粘度が高いことから,金型キャビティ中にお
けるRIMシステムの流れ性が低下する。
【0007】ポリウレタン液晶ポリマー(ポリウレタン
LCP)をウレタンRIMシステムに加えると,繊維強
化材によって引き起こされる加工処理上の問題や外観上
の問題が解消される。液晶ポリマーとは,液状(例えば
,溶液状態又は溶融状態)において結晶性を有している
ポリマーを意味する。
【0008】液晶ポリマーは繊維状の結晶質ポリマーで
あり,従ってその繊維構造が,RIMシステムに対する
強化材として作用する。ポリウレタンLCPについては
,例えば,K.イイムラ(Iimura)らによる「“
マクロモレキュール・ケミストリー”,Vol.182
,2569(1981)”」及びM.タナカ(Tana
ka)らによる「“ポリマー・リプリント”,ジャパン
,Vol.33,No.7,1647(1984)”」
に報告されている。しかしながら,これらのポリウレタ
ンLCPは熱的に不安定であり,従って溶融プロセス時
(例えば,射出成形時やブロー成形時)において分解を
起こす。これまで,ポリウレタンRIMへのポリウレタ
ンLCPの組み込み方については全く報告されていない
【0009】従って本発明の目的は,反応射出成形プロ
セスにて容易に加工処理することのできるLCP強化の
非発泡ポリウレタンRIM材料を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は,高い衝撃強さと高い
曲げ弾性率をもった部品を製造するための,優れた熱安
定性を有するLCP強化のポリウレタンRIM材料を提
供することにある。
【0011】本発明の好ましい態様によれば,反応射出
成形プロセスによって,優れた衝撃強さと曲げ弾性率を
有するLCP強化のポリウレタンRIM材料を得ること
ができる。この強化RIM材料は,高い衝撃強さと高い
曲げ弾性率をもった部品を造るための反応射出成形機に
て迅速に加工処理することができる。強化RIM材料の
製造においては,2種類の同時的な反応,すなわちポリ
ウレタンLCPの形成とポリウレタンRIMの形成が含
まれている。
【0012】ポリウレタンRIMの形成は,液状ポリイ
ソシアネートと高分子量ポリエーテルポリオールとの反
応によって起こる。
【0013】ポリウレタンLCPの形成は,2つの末端
ヒドロキシル基を有するC6 〜C10アルカン(すな
わち,1,6−ヘキサンジオール等のアルカンジオール
)と液状ポリイソシアネートとの反応によって起こる。
【0014】言い換えると,C6 〜C10アルカンジ
オールから選ばれる1種類のアルカンジオールを単に加
えることによって,ポリウレタンLCPをRIMシステ
ム中に導入することができる。これらのアルカンジオー
ルは,LCPのスペーサーセグメント(spacer 
 segment)として重要な役割を果たす。
【0015】従って,本発明の新規な方法によれば,ポ
リウレタンRIMマトリックス樹脂中にその場でポリウ
レタンLCPが生成され,反応射出成形プロセス時にポ
リウレタンLCPが生成と同時にマトリックス樹脂中に
導入される。本発明の新規な方法においては,ポリウレ
タンマトリックス樹脂中にポリウレタンLCPをブレン
ドすること(従来法において行われている)は不必要で
ある。通常,ポリウレタンLCPは溶融加工温度におい
て分解するので,ポリウレタン材料中にポリウレタンL
CPをブレンドするのは不可能である。従って,本発明
の新規な方法を使用すれば,他の技術者が頭を悩まして
いるポリウレタンLCPの分解という問題が解消される
。さらに重要なことには,本発明の新規な方法では,繊
維強化材を加えた場合に引き起こされるプロセス上の多
くの問題も解消される。
【0016】本発明は,反応性成分を金型中に射出して
ポリウレタンLCPとポリウレタンRIMを同時的に形
成させることによって,高衝撃強さ・高曲げ弾性率のR
IM物品の製造を可能にする新規な方法である。
【0017】本発明による新規な方法の利点は3つある
。第一に,繊維強化材が使用されていないので,ポンプ
やミキシングヘッドにおける摩擦という問題が起こらな
い。第二に,繊維強化材が加えられていないため粘度の
増大が起こらないので,多くのプロセス上の問題もなく
,RIM反応性成分の循環と射出を容易に行うことがで
きる。第三に,ポリウレタンLCPは,反応射出成形プ
ロセス時にポリウレタンRIMのマトリックス中にその
場で形成されるので,ポリウレタン材料中にブレンドし
た場合のLCPの分解という問題が避けられる。
【0018】本発明の新規な方法のプロセス流れ図が示
されている図1を参照すると,本方法は,2つの並行か
つ同時的な反応で構成されている。すなわち,2つの異
なるポリマーを形成するための,図1に示されている反
応1と反応2である。反応1においては,ポリオール1
0とポリイソシアネート12が反応してポリウレタンポ
リマー16が形成される。反応2(反応1と同時的に起
こる)においては,ポリイソシアネート12がC6 〜
C10アルカンジオール14と反応してウレタンLCP
18が形成される。同じ金型キャビティ中で2つの反応
が同時的に起こるので,ウレタンLCP18はポリウレ
タンポリマー16と共にその場で形成され,これにより
ウレタンLCP強化のポリウレタンRIM材料20が形
成される。
【0019】図2は,ノッチ付きアイゾッド衝撃強さに
及ぼすポリウレタンLCP形成剤の重量部の影響を示す
。使用されているアルカンジオールは,1,6−ヘキサ
ンジオール,1,8−オクタンジオール,及び1,4−
ブタンジオールである。
【0020】図2からわかるように,1,4−ブタンジ
オールは,LCPの形成におけるスペーサーセグメント
としての鎖長が短いために強化効果は認められなかった
。これとは対照的に,他の2種のジオールは,アイゾッ
ド衝撃強さにおいて顕著な強化効果を示した。これら2
種のジオールに対する最大衝撃強さは,スペーサーセグ
メントとしての鎖長に従ってシフトした。
【0021】図3は,RIM物品の曲げ弾性率に及ぼす
ポリウレタンLCP形成剤の重量部の影響を示す。
【0022】1,6−ヘキサンジオールを加えた場合,
最大値は約5重量%において達成されることがわかる。 1,8−オクタンジオールと1,4−ブタンジオールの
場合,曲げ弾性率はジオールの量と共に増大する。
【0023】図1と図2を比較検討することにより,1
,6−ヘキサンジオールを加える場合と1,8−オクタ
ンジオールを加える場合にのみ,曲げ弾性率と衝撃強さ
の両方の特性が改良されることがわかる。曲げ弾性率と
衝撃強さは,一般には互いに相反する関係にあると考え
られている。
【0024】表1
【0025】
【0026】表1は,対照標準ポリマーの配合処方と物
理的特性を示す。上記の配合処方は,長鎖のポリエーテ
ルトリオールと短鎖のポリエーテルトリオールとの組み
合わせを使用して,LCPを導入することなく高衝撃強
さと高曲げ弾性率の両方を同時に得る一連の処方から選
択した。
【0027】本発明において使用されるポリイソシアネ
ートは,芳香族ポリイソシアネート及び脂肪族ポリイソ
シアネートから選ばれる有機ポリイソシアネートである
【0028】芳香族ポリイソシアネートとしては,ジフ
ェニルメタンジイソシアネート(MDI),液状MDI
(例えばカルボジイミド変性MDI),ウレタン変性M
DI(例えばMDIプレポリマー),p−フェニレンジ
イソシアネート,m−フェニレンジイソシアネート,ト
ルエンジイソシアネート(TDI),及び1,5−ナフ
チレンジイソシアネート等がある。好ましいポリイソシ
アネートは液状MDIである。
【0029】アラルキルポリイソシアネートもポリイソ
シアネート成分として使用することができ,例えばm−
キシレンジイソシアネート,p−キシレンジイソシアネ
ート,及びテトラメチルキシレンジイソシアネート等が
ある。
【0030】本発明においてポリウレタンの作製に対し
使用されるポリオールとしては,少なくとも2の官能価
と少なくとも100(さらに好ましくは少なくとも10
00)の当量を有するポリエーテルポリオールとポリエ
ステルポリオールがある。
【0031】ポリエーテルポリオールとしては,ポリオ
キシプロピレンポリオール,ポリオキシプロピレン−ポ
リオキシエチレン・ブロックコポリマーポリオール,ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール,ならびにアクリ
ロニトリル及び/又はスチレングラフト・ポリエーテル
ポリオール等がある。
【0032】ポリエステルポリオールとしては,ポリカ
プロラクトンポリオール,及び脂肪族二塩基酸と脂肪族
グリコールとの反応によって作製される種々のポリエス
テルポリオールがある。
【0033】本発明において使用すべきLCPスペーサ
ー形成剤は,2つの末端ヒドロキシル基を有するC6 
〜C10アルカン(すなわちアルカンジオール)である
【0034】これらのLCPスペーサー形成剤は,有機
ポリイソシアネートと反応して,スペーサー(フレキシ
ブルな鎖)とメソーゲン部分(剛性セグメント)で構成
されたLCPを形成する。LCPは繊維構造を有し,ポ
リウレタンマトリックス樹脂中の強化材として作用する
【0035】表2は,使用した原材料を示す。
【0036】表2
【0037】
【0038】LCPの形成は,DSC(示差走査熱分析
法)や電子顕微鏡法を使用して確認した。
【0039】末端OHを有するアルカンとしては,ヘキ
サメチレングリコール(ヘキサン1:6−ジオール),
ヘプタン1:7−ジオール,オクタン1:8−ジオール
,ノナン1:9−ジオール,及びデカン1:10−ジオ
ール等がある。LCPを形成させるには,アルカン鎖の
長さが重要なポイントである。
【0040】ポリウレタン形成反応は,錫触媒(例えば
,ジブチル錫ジラウレートやオクタン酸第一錫など),
又はアミン触媒(例えば,トリエチレンジアミン,1,
8−ジアザビシクロ[5,4,9]ウンデカン−7,又
はビス[ジメチルアミノエチル]エーテルなど)のよう
な触媒を必要とする。
【0041】RPIM物品に対するマトリックス樹脂と
してのポリウレタンエラストマーを作製するために,必
要に応じて,ジエチルトルエンジアミンのような架橋剤
,又はエチレングリコールや1,4−ブタンジオールの
ような連鎖延長剤を使用することもできる。さらに,界
面活性剤,着色剤,及び内部離型剤なども使用すること
ができる。
【0042】NCO/OHの望ましいイソシアネートイ
ンデックスは100〜105である。しかしながら,9
0〜150のような異なったイソシアネートインデック
スも使用することができる。
【0043】図2と図3からわかるように,加えるべき
LCP形成化合物の適切な範囲は,1,6−ヘキサンジ
オール又は1,8−オクタンジオールに関し,ポリエー
テルポリオール100部当たり2〜10重量部である。 加えるべきLCP形成化合物の好ましい範囲は,1,6
−ヘキサンジオールの場合は,ポリエーテル100部当
たり約2〜8重量部であり,1,8−オクタンジオール
の場合は,ポリエーテル100部当たり約5〜10重量
部である。
【0044】表3は,アイゾッド衝撃強さと曲げ弾性率
に及ぼす,LCPのためのスペーサー形成剤としての1
,4−ブタンジオールの影響を示している。表4は,ア
イゾッド衝撃強さと曲げ弾性率に及ぼす,LCPのため
のスペーサー形成剤としての1,6−ヘキサンジオール
の影響を示している。表5は,アイゾッド衝撃強さと曲
げ弾性率に及ぼす,LCPのためのスペーサー形成剤と
しての1,8−オクタンジオールの影響を示している。 これらのデータについては,図2と図3にも示されてい
る。
【0045】表3
【0046】
【0047】表4
【0048】
【0049】表5
【0050】
【0051】いくつかの好ましい実施態様に関して本発
明を説明してきたが,上記の開示内容を考察すれば,当
技術者にとって,本発明の精神と範囲を逸脱することな
く種々の変形や改良形が可能であることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセス流れ図である。
【図2】本発明によるLCP強化ポリウレタンRIM材
料の衝撃強さの改良を示したグラフである。
【図3】本発明によるLCP強化ポリウレタンRIM材
料の曲げ弾性率の,LCP形成剤の重量部に対する依存
性を示したグラフである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)  有機ポリイソシアネート;
    (b)  少なくとも1種類のポリオール;及び(c)
      前記少なくとも1種類のポリオールの総重量100
    部当たり2〜10重量部の量の,6〜10個の炭素原子
    を有するアルカンジオール;を含む反応物の重合反応生
    成物であることを特徴とする,自己強化性非発泡ポリウ
    レタン反応射出成形物品。
  2. 【請求項2】  優れた衝撃強さと曲げ弾性率を有する
    ,液晶ポリマー強化の非発泡ポリウレタン反応射出成形
    組成物であることを特徴とし,そして (a)  有機ポリイソシアネート; (b)  100を越える平均当量と少なくとも2の官
    能価を有する少なくとも1種類のポリオール;及び(c
    )  前記少なくとも1種類のポリオールの総重量10
    0部当たり2〜10重量部の量の,6〜10個の炭素原
    子を有するアルカンジオール;を含む反応物の反応生成
    物であることを特徴とする,強化された非発泡ポリウレ
    タン反応射出成形組成物。
  3. 【請求項3】  前記アルカンジオールが,前記少なく
    とも1種類のポリオールの総重量100部当たり2〜8
    重量部の量の1,6−ヘキサンジオールであることを特
    徴とする,請求項2記載の強化された非発泡ポリウレタ
    ン反応射出成形組成物。
  4. 【請求項4】  前記アルカンジオールが,前記少なく
    とも1種類のポリオールの総重量100部当たり5〜1
    0重量部の量の1,8−オクタンジオールであることを
    特徴とする,請求項2記載の強化された非発泡ポリウレ
    タン反応射出成形組成物。
  5. 【請求項5】  前記有機ポリイソシアネートが,液状
    の変性ジフェニルメタンジイソシアネートであることを
    特徴とする,請求項2記載の強化された非発泡ポリウレ
    タン反応射出成形組成物。
  6. 【請求項6】  前記少なくとも1種類のポリオールが
    ,1000〜5000の当量を有する三官能ポリエーテ
    ルポリオールと,100〜500の当量を有する三官能
    ポリエーテルポリオールとのブレンド物であることを特
    徴とする,請求項2記載の強化された非発泡ポリウレタ
    ン反応射出成形組成物。
  7. 【請求項7】  強化された非発泡ポリウレタン反応射
    出成形物品の製造方法であって,このとき前記物品が液
    晶ポリマー強化の非発泡ポリウレタン反応射出成形物品
    であることを特徴とし,そして触媒の存在下にて,有機
    ポリイソシアネートを,2以上の官能価と100を越え
    る平均当量を有する少なくとも1種類のポリオール,及
    び6〜10個の炭素原子を有するアルカンジオールと反
    応させることを含む前記製造方法。
  8. 【請求項8】  前記アルカンジオールが1,6−ヘキ
    サンジオールであることを特徴とする,請求項7記載の
    強化された非発泡ポリウレタン反応射出成形物品の製造
    方法。
  9. 【請求項9】  前記アルカンジオールが1,8−オク
    タンジオールであることを特徴とする,請求項7記載の
    強化された非発泡ポリウレタン反応射出成形物品の製造
    方法。
  10. 【請求項10】  前記少なくとも1種類のポリオール
    が,1000〜5000の当量を有する三官能ポリエー
    テルポリオールと,100〜500の当量を有する三官
    能ポリエーテルポリオールとのブレンド物であることを
    特徴とする,請求項7記載の強化された非発泡ポリウレ
    タン反応射出成形物品の製造方法。
JP3165895A 1990-07-06 1991-07-05 自己強化性ポリウレタン組成物 Pending JPH04226523A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US54880590A 1990-07-06 1990-07-06
US548805 2000-04-14

Publications (1)

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JPH04226523A true JPH04226523A (ja) 1992-08-17

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JP3165895A Pending JPH04226523A (ja) 1990-07-06 1991-07-05 自己強化性ポリウレタン組成物

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