JPH0422633Y2 - - Google Patents

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JPH0422633Y2
JPH0422633Y2 JP9211685U JP9211685U JPH0422633Y2 JP H0422633 Y2 JPH0422633 Y2 JP H0422633Y2 JP 9211685 U JP9211685 U JP 9211685U JP 9211685 U JP9211685 U JP 9211685U JP H0422633 Y2 JPH0422633 Y2 JP H0422633Y2
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speaker
box
woofer
speakers
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のスピーカを内蔵したボツクス
型の車載用スピーカ装置に関し、特に低域再生限
界周波数を改善しようとするものである。
(従来の技術) 車載用スピーカシステムは埋め込み型とボツク
ス型に大別され、前者はリアトレイやドアトリム
等の車の構造材を利用してスピーカユニツトを取
付けるため、大口径のスピーカを取付けて効果的
な低音域の再生をすることも可能である。しか
し、車種によつては充分な取付けスペースがない
ためボツクス型とすることも多い。
第3図は従来の車載用ボツクス型スピーカシス
テムの一例で、aは正面図、bは側断面図であ
る。同図において、BOXはスピーカボツクス、
W,S,Tそこに内蔵された複数のスピーカユニ
ツトである。Wは低音域再生用ウーハ、Sは中音
域再生用のスコーカ、Tは高音域再生用のツイー
タで、これらで3ウエイのスピーカユニツトを構
成する。同図c実線総合の周波数特性で、150Hz
〜20KHzの間でフラツトな音圧再生レベルSPL
(本例では(90dB)が得られる。上記構成でスコ
ーカSを除くと2ウエイとなるが、周波数特性の
低域および高域はさほど変化しない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述したボツクス型スピーカシステムは車載用
として取付性に優れる(例えばリアトレイ上に設
置する)が、低音再生限界周波数が一般に100〜
150Hzであるため、70Hz程度まで再生できる埋め
込み型に比し低音再生効果が不足する。特にウー
ハWの口径が10〜13cm程度に小さくなるとスコー
カSとの差がなくなり、3ウエイでも150Hz程度
が再生限界となる。このため更に再生限界を低下
させる場合には別途スーパーウーハ(SW)と呼
ばれる低音再生専用のアンプ内蔵スピーカを設
け、第3図cの破線のように改良することも考え
られる。しかし、既にボツクス型スピーカシステ
ムを載置した上で更にスーパーウーハを設置する
スペースを確保することが困難なこともあり、ま
たスピーカユニツトの数を増加させる点からもコ
ストアツプにつながる。本考案はこの点を改善し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、共通のオーデイオ信号の異なる周波
数域を再生する複数のスピーカを共通のボツクス
に内蔵した車載用スピーカ装置において、最低音
域を再生するスピーカを他のスピーカより低いイ
ンピダンスとすると共に、専用の内蔵アンプで駆
動するようにしてなることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
共通のスピーカボツクスに収容される複数のス
ピーカのうち最も再生周波数域の低いスピーカを
専用アンプで駆動するするようにし、且つそのイ
ンピーダンスを他のスピーカより低く設定してお
くと、該アンプの利得および該低音再生スピーカ
の口径が小さくても70Hz程度の低音域を効率よく
再生することができる。以下、図示の実施例を参
照しながらこれを詳細を説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す構成図で、a
は正面図、bは側断面図、cは回路構成図であ
る。本例も第3図と同様に3ウエイのボツクス型
スピーカシステムを例としているが、本システム
で最も再生周波数域の低いウーハWのインピーダ
ンスは他のスピーカS,Tのインピーダンスより
低く設定してある。例えば後者が4Ωであるとき、
前者を例えば2Ωに設定する。また、スピーカS,
Tに対しては外部からのオーデイオ信号INを単
に周波数的に区分して与えるだけであるが(L1
C1とL2,C2は低域遮断フイルタ)、ウーハWに対
しては低域通過フイルタLPFを通過した信号を
専用のウーハーアンプAMPで増幅してから与え
るようにしてある。
本例では、第3図の例でウーハWも含めて再生
していた150Hz〜20KHzの帯域を、スコーカSと
ツイータTだけで再生し、ウーハWはそれ以下の
帯域を専用に再生する。第2図はこの周波数特性
で、70Hz〜150HzがウーハWによる再生帯域(補
正帯域)である。本例のウーハWが70Hz〜150Hz
を他と同じレベルで再生できるのは専用アンプ
AMPを内蔵しているからであるが、ウーハWの
インピーダンスが他のスピーカS,Tより低いの
で、アンプAMPの利得は小さくて済む。例えば、
80Hzが1KHzに比べ6dB低下しているとして、こ
れを1KHzと同じ90dBに上昇させるためには、ウ
ーハWが他のスピーカと同じ4Ωのインピーダン
スであればアンプAMP出力は4W必要であるが、
ウーハWを2ΩにすればアンプAMP出力は1/2で
済み、1Ωにすれば更に少なくて済む。
尚、本考案は上述したW,S,Tの3ウエイに
限らずW,Tの2ウエイ、或いはSW,W,Tの
変則システムにも適用でき、いずれもWまたは
SWを専用アンプで駆動する。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案の車載用スピーカ装置には次
の利点がある。(1)従来通りのボツクススピーカと
同等に取り付けが簡単である。(2)埋め込み大口径
スピーカと同等の迫力ある低域の再生が可能であ
る。(3)ウーハ部スコーカ、ツイータ部のインピー
ダンスより低くとることにより、駆動アンプを小
出力化でき、効率良いシステムが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその周波数特性図、第3図は従来のボツクス
型の車載用スピーカシステムの一例を示す説明図
である。 図中、Wはウーハ、AMPはウーハアンプ、
LPFは低域通過フイルタ、Sはスコーカ、Tは
ツイータ、BOXはスピーカボツクスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 共通のオーデイオ信号の異なる周波数域を再生
    する複数のスピーカを共通のボツクスに内蔵した
    車載用スピーカ装置において、最低音域を再生す
    るスピーカを他のスピーカより低いインピダンス
    とすると共に、専用の内蔵アンプで駆動するよう
    にしてなることを特徴とするボツクス型の車載用
    スピーカ装置。
JP9211685U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0422633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9211685U JPH0422633Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9211685U JPH0422633Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS621492U JPS621492U (ja) 1987-01-07
JPH0422633Y2 true JPH0422633Y2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=30648620

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JP9211685U Expired JPH0422633Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS621492U (ja) 1987-01-07

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