JPH0117919Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117919Y2 JPH0117919Y2 JP4722883U JP4722883U JPH0117919Y2 JP H0117919 Y2 JPH0117919 Y2 JP H0117919Y2 JP 4722883 U JP4722883 U JP 4722883U JP 4722883 U JP4722883 U JP 4722883U JP H0117919 Y2 JPH0117919 Y2 JP H0117919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- low
- bass
- speaker
- pass filter
- stereo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は低音域の特性を任意に調節可能にした
ステレオ再生装置に関する。
ステレオ再生装置に関する。
従来のステレオ再生装置において、低域の音響
出力を増強するために低音再生専用スピーカシス
テムが用いられるが、これらはその再生帯域がス
テレオ感への影響が少ない低域であることを利用
して３Ｄ方式ステレオと同様に左右チヤンネルの
合成信号で駆動されているのが大部分であるがこ
の方式では一つのチヤンネルで駆動されるため、
好みやリスニングルームの特性に合せて再生帯域
の周波数特性を手軽に、任意に変化させることが
できなかつた。
出力を増強するために低音再生専用スピーカシス
テムが用いられるが、これらはその再生帯域がス
テレオ感への影響が少ない低域であることを利用
して３Ｄ方式ステレオと同様に左右チヤンネルの
合成信号で駆動されているのが大部分であるがこ
の方式では一つのチヤンネルで駆動されるため、
好みやリスニングルームの特性に合せて再生帯域
の周波数特性を手軽に、任意に変化させることが
できなかつた。
本考案は上記従来方式の欠点を無くし、再生帯
域の周波数特性を任意に、手軽に調節可能な低音
域再生システムを有するステレオ再生装置に関す
る。
域の周波数特性を任意に、手軽に調節可能な低音
域再生システムを有するステレオ再生装置に関す
る。
第１図は本考案のステレオ再生装置のブロツク
図であつて、プリアンプ１の左、右出力は、それ
ぞれ左、右のメインアンプ２１，２２に結合さ
れ、各々のメインアンプにはそれぞれ左、右スピ
ーカシステム３１，３２が結合されている。
図であつて、プリアンプ１の左、右出力は、それ
ぞれ左、右のメインアンプ２１，２２に結合さ
れ、各々のメインアンプにはそれぞれ左、右スピ
ーカシステム３１，３２が結合されている。
一方のチヤンネルのメインアンプ２１の出力か
ら分離して第１のローパスフイルタ４１と第１の
アテネータ５１を介して第１の低音専用スピーカ
６１に結合され、他方のチヤンネルのメインアン
プ２２の出力から分離して第２のローパスフイル
タ４２と第２のアテネータ５２を介して第２の低
音専用スピーカ６２に結合されている。
ら分離して第１のローパスフイルタ４１と第１の
アテネータ５１を介して第１の低音専用スピーカ
６１に結合され、他方のチヤンネルのメインアン
プ２２の出力から分離して第２のローパスフイル
タ４２と第２のアテネータ５２を介して第２の低
音専用スピーカ６２に結合されている。
２個の低音専用スピーカ６１，６２は共通のキ
ヤビネツト７に装着され3D方式ステレオの低音
専用システムとして用いられる。
ヤビネツト７に装着され3D方式ステレオの低音
専用システムとして用いられる。
第１のローパスフイルタと第２のローパスフイ
ルタはそれぞれ相異なつた遮断周波数F1，F2と
なるごとく設定されているので、各々のフイルタ
に結合された低音専用スピーカ６１，６２は第２
図に模擬的に示したごとく、それぞれ２ａ，２ｂ
で表わされる特性の低音を放射し、空間合成され
て本低音用システムとして２ｃで示される特性の
低音を再生するので、ステレオ再生装置全体とし
て左、右スピーカシステム３１，３２からの再生
音も加算され豊かな低音感を得ることができる。
ルタはそれぞれ相異なつた遮断周波数F1，F2と
なるごとく設定されているので、各々のフイルタ
に結合された低音専用スピーカ６１，６２は第２
図に模擬的に示したごとく、それぞれ２ａ，２ｂ
で表わされる特性の低音を放射し、空間合成され
て本低音用システムとして２ｃで示される特性の
低音を再生するので、ステレオ再生装置全体とし
て左、右スピーカシステム３１，３２からの再生
音も加算され豊かな低音感を得ることができる。
２個のアテネータ５１，５２を個々に調節する
ことにより、例えば低音用スピーカ６１のレベル
を低音用スピーカ６２のレベルより高くすれば２
ｃの特性となり、逆に十分に低くすれば２c′の特
性となりこの両特性の間を連続的に任意に変化さ
せたり、或は２個の低音用スピーカ６１，６２の
相対的レベル差を一定にしたまま総合的なレベル
を上下させることも可能である。
ことにより、例えば低音用スピーカ６１のレベル
を低音用スピーカ６２のレベルより高くすれば２
ｃの特性となり、逆に十分に低くすれば２c′の特
性となりこの両特性の間を連続的に任意に変化さ
せたり、或は２個の低音用スピーカ６１，６２の
相対的レベル差を一定にしたまま総合的なレベル
を上下させることも可能である。
また前記２個の低音用スピーカ６１，６２のみ
でなく２個のアテネータ５１，５２、及び２個の
ローパスフイルタ４１，４２をすべて共通のキヤ
ビネツト７に装着することにより使用上極めて便
利な低音専用システムを有するステレオ再生装置
とすることが可能である。
でなく２個のアテネータ５１，５２、及び２個の
ローパスフイルタ４１，４２をすべて共通のキヤ
ビネツト７に装着することにより使用上極めて便
利な低音専用システムを有するステレオ再生装置
とすることが可能である。
以上述べた如く本考案は、メインとなる左、右
スピーカシステムとともに上記構造、機能を有す
る低音専用システムを併用することにより部屋の
音響特性や聴取者の好みに合致した任意の低音特
性を簡単に得ることができるステレオ再生装置に
関するものである。
スピーカシステムとともに上記構造、機能を有す
る低音専用システムを併用することにより部屋の
音響特性や聴取者の好みに合致した任意の低音特
性を簡単に得ることができるステレオ再生装置に
関するものである。
第１図は本考案ステレオ再生装置のブロツク接
続図、第２図は本考案ステレオ再生装置の低音特
性を説明する特性図である。 １はプリアンプ、２１，２２はそれぞれ左右メ
インアンプ、３１，３２はそれぞれ左右スピーカ
システム、４１，４２はローパスフイルタ、５
１，５２はアテネータ、６１，６２は低音専用ス
ピーカ、７は共通のキヤビネツトである。
続図、第２図は本考案ステレオ再生装置の低音特
性を説明する特性図である。 １はプリアンプ、２１，２２はそれぞれ左右メ
インアンプ、３１，３２はそれぞれ左右スピーカ
システム、４１，４２はローパスフイルタ、５
１，５２はアテネータ、６１，６２は低音専用ス
ピーカ、７は共通のキヤビネツトである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ プリアンプ１の左右ステレオ信号をそれぞれ
増巾するメインアンプ２１，２２と、当該メイ
ンアンプにそれぞれ結合された左、右スピーカ
システム３１，３２とを有し、一方のチヤンネ
ルのメインアンプ３１の出力から分離して第１
のローパスフイルタ４１と第１のアテネータ５
１を介して第１の低音専用スピーカ６１を駆動
するごとく構成し、他方のチヤンネルのメイン
アンプ３２出力から分離して第２のローパスフ
イルタ４２と第２のアテネータ５２を介して第
２の低音専用スピーカ６２を駆動するごとくに
構成し、前記第１の低音用スピーカ６１と前記
第２の低音用スピーカ６２とが共通のキヤビネ
ツト７に装着され、前記第１のローパスフイル
タ４１と前記第２のローパスフイルタ４２のそ
れぞれの遮断周波数が相互に異なつていること
を特徴とするステレオ再生装置。 ２ 前記第１及び第２の各ローパスフイルタ４
１，４２と、同じく前記第１及び第２のアテネ
ータ５１，５２と、同じく前記第１及び第２の
低音用スピーカ６１，６２とが共通のキヤビネ
ツト７に装着されていることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第１項記載のステレオ再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4722883U JPS59152900U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ステレオ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4722883U JPS59152900U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ステレオ再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152900U JPS59152900U (ja) | 1984-10-13 |
| JPH0117919Y2 true JPH0117919Y2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=30177778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4722883U Granted JPS59152900U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ステレオ再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59152900U (ja) |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP4722883U patent/JPS59152900U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59152900U (ja) | 1984-10-13 |
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