JPH0422608Y2 - - Google Patents

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JPH0422608Y2
JPH0422608Y2 JP1987033241U JP3324187U JPH0422608Y2 JP H0422608 Y2 JPH0422608 Y2 JP H0422608Y2 JP 1987033241 U JP1987033241 U JP 1987033241U JP 3324187 U JP3324187 U JP 3324187U JP H0422608 Y2 JPH0422608 Y2 JP H0422608Y2
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camera body
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camera
stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子カメラに関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来、電子カメラに備えられているフアインダ
ーは、カメラ本体に内蔵されている電子回路に電
源が供給されていなくても覗ける状態になつてい
る。このため、電源スイツチがオフの状態でシヤ
ツター釦の押し込みができるカメラにあつては、
電源スイツチの入れ忘れで撮影機能が正常でない
状態の時でも撮影が行われてしまうという問題点
があつた。
また、カメラを使用したあと、電源スイツチを
切り忘れると無駄な電力消費がなされ、電池寿命
が短くなつてしまうという問題点もあつた。
この問題を解決するために、例えば実開昭61−
76424号公報に記載されているように、フアイン
ダー自体がカメラ本体の表面を90°回転摺動移動
できるようにし、フアインダーを使用する時の位
置を90°の位置、フアインダーの収納位置を0°の
位置とすると、0°の位置から90°の位置に向けて
回転移動させた時カメラ本体表面に設けられた押
釦スイツチの押圧が解除されて電源が入るように
することが考えられている。
しかしながら、このような方法では、フアイン
ダーが上記0°の位置から外れていると電源が入つ
てしまうものであり、そのため、フアインダーに
何かが当たつてフアインダーがわずかに移動した
時、或いは、カメラの使用が終わつてフアインダ
ーを上記0°の位置に戻すつもりであつたがそれ以
前に戻すのをやめてしまつたときなど電源が入り
つぱなしになつてしまう欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、撮影を行なう時のみ確
実に電源が供給され、撮影終了時には確実に電源
を切ることが出来無駄な電力消費を防止し得る電
子カメラを提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、フ
アインダーがカメラ本体に設けられていて、撮影
の時に前記フアインダーがホツプアツプされ、こ
のフアインダーのホツプアツプによつて電子カメ
ラの電源スイツチがオンにセツトされるようにし
たことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、この考案を図示の一実施例に基づいて詳
細に説明する。
図において、フアインダー1は通常カメラ本体
2の内部に押し込み操作によつて収納されてい
て、この状態では前記フアインダー1が覗けない
ようになつている。そして、前記フアインダー1
は撮影に際にこのフアインダー1を若干押し込む
とホツプアツプされて前記フアインダー1が前記
カメラ本体2の上面に突出され、正常な使用状態
にセツトされるようになつている。第1図におい
て、点線aで示されている状態は前記フアインダ
ー1が前記カメラ本体2内に収納されている状態
を示し、一点鎖線bで示す状態はフアインダー1
が使用状態の位置にホツプアツプされている状態
を示している。
なお、第1図に示されている3は撮像レンズ、
4はシヤツタ釦、5はビデオフロツピーデイスク
である。
第2図は前記フアインダー1が押し込みによつ
て前記カメラ本体2(図示せず)内に収納されて
いる状態を示ししている。前記フアインダー1は
自身と一体に形成されているスライドフレーム6
を有し、このスライドフレーム6の係止部6aと
図示しないカメラ本体側に設けられている係止部
2aとの間に係着されているスプリング7の牽引
により、常に上昇されるようになつている。そし
て、前記スライドフレーム6にはスライド動作を
スムーズに行う為にカメラ本体2の背面ケース部
が挿入されるスリツト6bと、カメラ本体2の内
部に設けられた係合ピン8が挿入されるスリツト
6cとが形成されており、特にスリツト6cの下
端はフアインダー1がホツプアツプされた時係合
ピン8が当接し、係合ピン8とで前記フアインダ
ー1の上昇位置を規制する役目をなす。
また、ストツパー9は前記フアインダー1がホ
ツプアツプされるのを阻止するためのもので、先
端に設けられているストツパーピン9aが前記フ
アインダー1の前記スライドフレーム6に形成さ
れている段部10に係止されており、この状態が
前記フアインダー1の上昇をロツクする状態にあ
る。
第3図は前記ストツパー9の係止機構部を拡大
して示したものである。前記ストツパー9は板ば
ね部材をその中間部で約90度ねじつて形成し、且
つ基端9bを図示されていない前記カメラ本体2
側に固定したもので、先端に設けられた前記スト
ツパーピン9aは前記スライドフレーム6の端面
11に切欠形成された段部10に側方より係合
し、且つ段部10の奥側に押圧されるようになつ
ている。そして、スライドフレーム6の内側には
前記段部10に係止される前記ストツパーピン9
aの先端側に面して前記段部10を塞ぐようにカ
ム板12が一体的に固定されて設けられている。
前記カム板12は左上隅が斜めに切り欠かれ、
且つ下端側がフレーム6から徐々に離間するよう
に折り曲げられた略方形を成す縦長の板で、前記
切欠き側の一側縁が前記フレーム6の端面11よ
りも突出し且つ端面11と平行となるように取り
付けられている。詳細は後述するが、カム板12
の左上隅の切欠部端面12a、フレーム6の端面
11と平行の突出部端面12b及び、折曲げ部1
2cの端面12dは、ストツパーピン9aと段部
10との係合を解除した後、ストツパーピン9a
が摺動する面である。
また、前記フアインダー1のスライドフレーム
6には電源スイツチ13に対向する突起14が設
けられており、前記フアインダー1が前記ストツ
パー9の係止解除でホツプアツプされると、図示
されていない前記カメラ本体2側に設けられてい
る前記電源スイツチ13が前記突起14に係接さ
れてオンに切り換えられるようになつている。
次に、前記ストツパー9の作動について説明す
る。
第2図及び第3図に示されている前記フアイン
ダー1の収納状態において、前記フアインダー1
を若干押し込むと、前記ストツパーピン9aが係
止されている前記段部10の上面に形成されてい
る前記スライドフレーム6の傾斜面10aによつ
て前記ストツパーピン9aが前記ストツパー9の
弾性に抗して係止解除方向に押し出される。する
と、前記ストツパー9の先端は第4図に示す如く
矢印A方向に弾性が付加されているので前記スト
ツパーピン9aが前記カム板12の外に押し出さ
れて前記ストツパーピン9aが前記切欠部端面1
2aで受け止められる位置に突出される。このた
め、ストツパーピン9aによるスライドフレーム
6の係止は解除され、スライドフレーム6はスプ
リング7の弾力により引き上げられると共に前記
ストツパーピン9aは前記端面12a,12b,
12dを順次滑り、且つ、端面12d上を滑つて
いる途中で端面12dから外れた後はフレーム6
の端面11上を滑る。このようにして前記スプリ
ング7の弾力で前記ピン8で受け止められる位置
まで前記フアインダー1がホツプアツプされ、第
1図に示されている使用状態bの位置に前記フア
インダー1が突出される。よつて、この状態にお
ける前記フアインダー1は覗ける状態になり、し
かも、前記電源スイツチ13が前記突起14によ
つてオンに切り換えられる。このため、前記フア
インダー1を覗いて前記シヤツタ釦4を押す際は
第6図に示す如く電源15が確実に電子カメラシ
ステム回路16及びビデオフロツピーデイスク駆
動用モータ部17に供給できる。
なお、上記電気回路において、前記電源スイツ
チ13の接続位置は例えば第7図に示す如くビデ
オフロツピーデイスク駆動用モータ部17側にの
み電源15が供給されるようになされていてもよ
い。
しかして、前記ストツパーピン9aは前記フア
インダー1がホツプアツプされた状態では、第5
図に示す如く前記スライドフレーム6の端面11
に当接された状態となつているので、前記フアイ
ンダー1が押し込み可能であり、この状態で前記
フアインダー1を収納方向に押圧すると前記スト
ツパーピン9aは先端が前記カム板12の側面で
受け止められて前記一次端面11に当接されなが
ら滑り、前記フアインダー1が所定の位置まで下
降されると前記ストツパー9の弾力で前記ストツ
パーピン9aが前記段部10に係合されるので、
前記フアインダー1を所定位置まで押し込んでそ
の押し込みを釈放すると前記フアインダー1が再
び収納位置にロツクされて保持される。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、フアイ
ンダーのホツプアツプでカメラに内蔵されている
電源スイツチがオンに切り換えられるように構成
されているので、撮影に必要なフアインダーが覗
ける状態にセツトされることによつて内蔵されて
いる電源スイツチの入れ忘れが解消できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は電子カメラの斜視図、第2図はフアインダー
が押し込まれている状態を示す斜視図、第3図は
ストツパー係止機構部の拡大図、第4図はフアイ
ンダーを押圧してストツパーを解除させた状態の
斜視図、第5図はフアインダーがホツプアツプさ
れた時のストツパー位置を示す斜視図、第6図は
カメラ本体内の電気回路図、第7図は第6図の他
例電気回路図である。 1……フアインダー、13……電源スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カメラ本体と、 このカメラ本体内の所定位置に配置されるフア
    インダーと、 このフアインダーを押して離すことによつて該
    フアインダーをカメラ本体より突出した位置で且
    つフアインダー内を覗ける位置にホツプアツプさ
    せ次に前記フアインダーを押すことによつて前記
    フアインダーを前記カメラ本体内の前記所定位置
    に配置させる作動部材と、 この作動部材によつて前記フアインダーが前記
    カメラ本体より突出した位置で且つフアインダー
    内を覗ける位置にホツプアツプされた際にオン状
    態に切換えられる電源スイツチと、 を備えてなる電子カメラ。
JP1987033241U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0422608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033241U JPH0422608Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033241U JPH0422608Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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Publication Number Publication Date
JPS63140778U JPS63140778U (ja) 1988-09-16
JPH0422608Y2 true JPH0422608Y2 (ja) 1992-05-25

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ID=30840669

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JP1987033241U Expired JPH0422608Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106233199A (zh) * 2014-05-01 2016-12-14 索尼公司 成像装置

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JPS6176424U (ja) * 1984-10-24 1986-05-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106233199A (zh) * 2014-05-01 2016-12-14 索尼公司 成像装置
JPWO2015166688A1 (ja) * 2014-05-01 2017-04-20 ソニー株式会社 撮像装置

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