JPH04225689A - 検波回路 - Google Patents

検波回路

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JPH04225689A
JPH04225689A JP2408209A JP40820990A JPH04225689A JP H04225689 A JPH04225689 A JP H04225689A JP 2408209 A JP2408209 A JP 2408209A JP 40820990 A JP40820990 A JP 40820990A JP H04225689 A JPH04225689 A JP H04225689A
Authority
JP
Japan
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signal
circuit
video
output signal
vco
Prior art date
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Pending
Application number
JP2408209A
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English (en)
Inventor
Hideo Imaizumi
英雄 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV(テレビジョン)
受像機の音声検波に用いられる検波回路に関するもので
、特に音声信号中に発生するバズ音の低減を計った検波
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】TV放送の音声受信方式として従来から
インターキャリア方式が用いられている。インターキャ
リア方式は、セパレートキャリア方式に比べ、回路構成
の簡単さ、安定度及び価格の点で優れている。ところが
、インターキャリア方式では映像IF(中間周波)増幅
回路の前段に配置されたフィルタによるナイキストスロ
ープの影響を受け、検波後の音声信号にバズ音が発生し
てしまうという問題がある。そこで、その様なバズ音の
発生を低減させたテレビジョン受像機が、特開昭59−
200587号公報に記載されている。前記公報に依れ
ば、フィルタのナイキストスロープの影響を防止する為
に、前記フィルタのフィルタ特性と軸方向に対称なフィ
ルタ特性を有する補正フィルタを配置し、映像IF信号
の寄生PM成分を除去している。そして、寄生PM成分
が除去された映像IF信号と音声IF信号とのビート成
分である4.5MHzの音声FM信号を検出し、該信号
をFM検波して音声信号を得ている。そうすることによ
って、バズ音を含まない音声を得ることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載された方法を用いると、補正フィルタとしてコ
イルなどを有するフィルタが必要となり、IC化に不適
であった。又、そのフィルタ特性も既存のフィルタ特性
と丁度逆の特性に設定しなければならず、調整が必要に
なるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
み成されたもので、映像IF信号を増幅する映像IF増
幅回路と、映像IF信号周波数で発振するVCOと、該
VCOの発振出力信号に応じて前記映像IF増幅回路の
出力映像IF信号を検波する映像検波回路と、前記映像
IF増幅回路の出力映像IF信号と前記VCOの発振出
力信号との位相比較を行なう位相比較回路と、該位相比
較回路の検波出力信号中のバズの原因となる周波数成分
を抽出するバンドパスフィルタと、前記検波出力信号の
反転信号を平滑する平滑回路と、前記バンドパスフィル
タの出力信号と前記平滑回路の出力信号とを混合し、制
御電圧として前記VCOに印加する混合回路と、から成
り、前記VCOの発振出力信号に応じて音声信号を検波
するようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に依れば、位相比較回路の検波出力信号
からバズの原因となる周波数成分のみを抽出し、抽出し
た信号と、前記検波出力信号を平滑した信号とを混合し
ている。そして、混合した信号によりVCOの発振を制
御しているので、前記VCOの発振出力信号中の寄生P
M分が低減されその結果としてバズ音の低減が計れる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図で、(
1)はチューナ、(2)はTV信号の伝送方式である残
留側波滞方式を補償するためのナイキストスロープを持
ったSAW(表面弾性波)フィルタ、(3)は前記SA
Wフィルタ(2)からの映像IF信号を増幅する映像I
F増幅回路、(4)は映像IF信号周波数で発振するV
CO、(5)は映像IF増幅回路(3)からの映像IF
信号を前記VCO(4)の発振出力信号に応じて検波し
、端子(6)に映像信号及び音声IF信号を出力する映
像検波回路、(7)は端子(6)からの映像信号を増幅
する映像増幅回路、(8)は映像IF増幅回路(3)か
らの映像IF信号とVCO(4)の発振出力信号とを位
相比較する位相比較回路、(9)は該位相比較回路(8
)の出力信号をインバータ(10)で反転した信号から
バズの原因となる周波数成分を抽出するバンドパスフィ
ルタ、(11)は前記位相比較回路(8)の出力信号を
平滑する平滑回路、(12)は該平滑回路(11)の出
力信号と前記バンドパスフィルタ(9)の出力信号とを
加算する混合回路、(13)は出力端子(14)の出力
信号から4.5MHzの音声IF信号を抽出するBPF
、(15)はリミッタ増幅器、及び(16)は4.5M
Hzの音声IF信号のFM検波を行なうFM検波回路で
ある。
【0007】図1において、チューナ(1)の出力信号
は、図2の如き周波数特性を有するSAWフィルタ(2
)に印加された後、映像IF増幅回路(3)で増幅され
る。増幅された映像IF信号は、位相比較回路(8)及
び映像検波回路(5)に印加される。映像IF信号周波
数で発振するVCO(4)の発振出力信号は、位相比較
回路(8)及び映像検波回路(5)に印加され、前記位
相比較回路(8)では両入力信号の位相比較が行なわれ
る。
【0008】又、映像検波回路(5)では映像IF信号
が検波され端子(6)に映像信号が発生するとともに、
4.5MHzの音声IF信号が発生する。端子(6)か
らの前記信号は、映像増幅回路(7)で増幅された後、
出力端子(14)に得られる。映像IF増幅回路(3)
からの映像IF信号は、前述の如く、SAWフィルタ(
2)の影響を受け寄生PM分を有している。その為、位
相比較回路(8)の出力信号中には本来の位相ずれ分の
他に前記寄生PM分によるリップル電圧が含まれている
。この寄生PM分によるリップル電圧がバズの原因とな
る。そこで、本発明においては前記リップル電圧信号と
逆相の信号を作り、加算させることで前記リップル電圧
を低減させている。即ち、前記リップル電圧の原因とな
る周波数帯域の信号をバンドパスフィルタ(9)で抽出
し、混合回路(12)で平滑回路(11)の出力信号に
混合している。そうすることにより前述のリップル電圧
の影響がVCO(4)に伝わらなくなる。
【0009】又、本発明においては位相比較回路(8)
の出力信号中でも、15KHz程度から500KHz程
度の周波数の信号がバズに大きな影響を与え、特に15
KHz成分を低下させることで、60Hzのバズも低減
させられる点に着目し、その帯域の周波数の信号レベル
を低下させるようにしている。位相比較回路(8)の本
来の位相ずれ分に対応する出力信号も直流から所定の周
波数帯域を有している。その為、15KHz程度から5
00KHz程度の周波数帯域の信号レベルの低下は、V
CO(4)、位相比較回路(8)、及び平滑回路(11
)から成るPLL回路の引き込み動作に影響を与える。 しかしながら、定常状態では平滑回路(11)の出力は
、直流が支配的であり、影響の度合いは低い。
【0010】それ故、混合回路(12)からは本来の位
相ずれを示す信号のみが発生し、VCO(4)に印加さ
れるので、VCO(4)は、前述の寄生PM分の影響を
受けず、安定に発振する。その為、出力端子(14)に
は寄生PMの影響を受けない4.5MHzの音声IF信
号が発生しBPF(13)で不要成分が除去された後、
リミッタ増幅器(15)を介して増幅されFM検波回路
(16)でFM検波される。FM検波回路(16)に印
加される音声FM信号は、寄生PMの影響を受けていな
いので、FM検波後の音声信号中にバズ音が発生するこ
とは無い。
【0011】図3は、図1の具体回路例を示すもので、
図1と同一の回路については同一の符号を付す。VCO
(4)の発振出力信号は、位相比較回路(8)の入力端
子(17)及び(18)に印加される。又、図1の映像
IF増幅回路(3)の出力IF信号が前記位相比較回路
(8)の入力端子(19)及び(20)に印加され、前
記発振出力信号と位相比較される。位相比較結果は、ダ
イオード接続型のトランジスタ(21)及び(22)の
コレクタに、互いに逆相で発生する。そして、出力回路
(23)及び(24)で増幅された後、点A及び点Bに
発生する。一点鎖線で示す回路(25)は、図1のバン
ドパスフィルタ(9)、平滑回路(11)及び混合回路
(12)を示すもので、点Aから回路(25)を見ると
抵抗(26)、コンデンサ(27)及び抵抗(28)か
らなるラグリード型のローパスフィルタが見える。該ロ
ーパスフィルタの周波数特性は、図4の実線の如くなる
。又、点Bから回路(25)を見ると抵抗(29)及び
コンデンサ(30)からなるローパスフィルタと、抵抗
(28)、コンデンサ(27)及び抵抗(26)からな
るハイパスフィルタが見え、前記ローパスフィルタの特
性は図5の点線の如くなり、前記ハイパスフィルタの特
性は図5の一点鎖線の如くなる。そして、点Aからの信
号と点Bからの信号とが点Cで混合されて、図4に示す
15KHzから500KHzの帯域の信号のみが相殺さ
れることになる。図4の実線の特性は、一点鎖線の特性
をPLL回路に実際に組み込んだ場合を示すものである
。図4と図5のレベルの単位は等しく設定しており、図
4の一点鎖線のレベルに比べ図5の通過帯域レベルを低
く設定している。それにより、15KHzから500K
Hzの帯域における、本来の位相ずれ信号に対する影響
を小さくしている。
【0012】従って、点Cに発生する制御電圧によりV
CO(4)を制御することでバズの発生を防止出来る。 尚、図1の回路においては、インターキャリア方式の検
波回路に用いる場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものでは無く、VCO(4)の出力を疑似
セパレートキャリア方式の検波回路に用いても良い。
【0013】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依ればナイキ
ストスロープに起因する寄生PMの影響を受けずにVC
Oを発振させることが出来るのでバズ音を含まない音声
信号を得ることが出来る。又、本発明に依れば従来の回
路に簡単なフィルタを追加するだけで良いので素子数の
増加を防止出来るという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検波回路である。
【図2】図1のSAWフィルタ(2)の特性図である。
【図3】図1の具体回路例である。
【図4】図3の説明に供する為の特性図である。
【図5】図3の説明に供する為の特性図である。
【符号の説明】
(3)  映像IF増幅回路 (4)  VCO (5)  映像検波回路 (8)  位相比較回路 (9)  バンドパスフィルタ (11)  平滑回路 (12)  混合回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  映像IF信号を増幅する映像IF増幅
    回路と、映像IF信号周波数で発振するVCOと、該V
    COの発振出力信号に応じて前記映像IF増幅回路の出
    力映像IF信号を検波する映像検波回路と、前記映像I
    F増幅回路の出力映像IF信号と前記VCOの発振出力
    信号との位相比較を行なう位相比較回路と、該位相比較
    回路の検波出力信号中のバズの原因となる周波数成分を
    抽出するバンドパスフィルタと、前記検波出力信号の反
    転信号を平滑する平滑回路と、前記バンドパスフィルタ
    の出力信号と前記平滑回路の出力信号とを混合し、制御
    電圧として前記VCOに印加する混合回路と、から成り
    、前記VCOの発振出力信号に応じて音声信号を検波す
    るようにしたことを特徴とする検波回路。
  2. 【請求項2】  前記平滑回路の出力信号に対する前記
    バンドパスフィルタの出力信号の混合比率を1以下とす
    ることを特徴とする請求項1記載の検波回路。
JP2408209A 1990-12-27 1990-12-27 検波回路 Pending JPH04225689A (ja)

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