JPH0422420B2 - - Google Patents

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JPH0422420B2
JPH0422420B2 JP11779286A JP11779286A JPH0422420B2 JP H0422420 B2 JPH0422420 B2 JP H0422420B2 JP 11779286 A JP11779286 A JP 11779286A JP 11779286 A JP11779286 A JP 11779286A JP H0422420 B2 JPH0422420 B2 JP H0422420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
mat
mold
backing material
pile
Prior art date
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Expired
Application number
JP11779286A
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English (en)
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JPS62273831A (ja
Inventor
Kohei Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa KK
Original Assignee
Daiwa KK
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Publication date
Application filed by Daiwa KK filed Critical Daiwa KK
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Publication of JPS62273831A publication Critical patent/JPS62273831A/ja
Publication of JPH0422420B2 publication Critical patent/JPH0422420B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車用マツト或は玄関用マツト
等へのマーク取付方法に関する。
(従来の技術) 従来、第11図に示すように、マツト1上への
マーク2の取付けは、基布3にパイル4を打ち込
んだ状態(タフテイングした状態)のマツト1を
表に向けた状態でウエルダー(高周波誘電加熱溶
着機)の基台5上に置き、この基台5の縁部にマ
ツト1の縁部を合せてマツト1の位置を決定し、
次いで、マツト1表面の所定の位置に裏面に塩化
ビニル樹脂の裏打ち材6で裏打ちしたマーク2を
載せ、前記ウエルダーの上方に設けた型7を下降
させ、型7と基台5との間にマツト1とマーク2
とを挟み、高周波誘電加熱によつて前記マーク2
裏面の裏打ち材6と前記マツト1のパイル4とを
溶融・接着させ、マツト1上にマーク2を取付け
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この取付方法にあつては、タフテイ
ングしたマツト1を表に向けた状態でウエルダー
の基台5上に載置し、このマツト1の所定の位置
にマーク2を載置して、この後に型7を下降させ
てマツト1とマーク2とを溶融・接着していたた
め、マツト1の所定の位置にマーク2を常に正確
に載置することは、何百回にも及ぶマーク取付作
業においては大変に困難なことであり労作業であ
つた。
更に、何百回にも及ぶマーク取付作業中には、
マーク2が所定の位置からズレてマツト1上に載
置され、そのまま溶融・溶着されることも有り、
このため、マーク2が斜めになつた状態で溶融・
接着されると共にマツト1のマーク2以外の部分
が溶融され、商品としての有を為さなくなるとい
つた問題点があつた。
この発明は、このような問題点に鑑みなされた
ものであり、マークをマツトの所定の位置に常に
正確に載置することができ、マツトへのマークの
取付け作業の作業能率の向上及び生産性の向上を
図り得るマツトへのマーク取付方法を提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、この発明は、上下動可能な枠で囲まれた
型上に、合成樹脂よりなる裏打ち材を設けたマー
クを、裏を向けた状態で載置し、次いで、基布に
パイルを打ち込んだ状態のマツトを、裏を向けた
状態で基台上の縁部で位置を決定して、マツトを
前記マーク上に載置し、この後に押圧プレートを
降下させ、前記型と押圧プレートとの間にマーク
とマツトとを挟んだ状態に設け、高周波によつて
前記マークの裏打ち材と前記パイルとを溶着して
なるマツトへのマーク取付方法である。
(実施例) 以下、この発明のマツトへのマーク取付方法を
図面に従つて詳細に説明する。
まず、第1〜5図に示すように、上下動可能な
枠18で囲まれた型17上に、合成樹脂よりなる
裏打ち材16を設けたマーク12を、裏を向けた
状態で載置する。
第1図、第2図、第3図及び第8図に示すよう
に、型17は銅を素材とした縦100mm、横40mm、
高さ50mmの柱状のものであつて、上面がマーク1
2の大きさとほぼ同一に形成されている。
なお、型17の形状はこれに限らず、マークの
形状に合せて決定する。
又、型17は相対する押圧プレート21との誘
電によつて、この型17と押圧プレート21との
間に挟まれたマツト11とマーク12とを高周波
誘電加熱溶着できるようになつている。
この型17の周りには、型17と擦れ合わない
ようなクリアランスを設けて上下動可能な枠18
が取付けてある。枠18はその両端の底部に取付
けたバネ体19によつて支承され、通常は型17
よりも飛び出した状態にあり、マツト11や押圧
プレート21によつて押圧されて下降するように
なつている。
このように構成された枠18によつて囲まれた
型17の上面に、裏を向けた状態で合成樹脂より
なる裏打ち材16を設けたマーク12を載置する
のである。
第4図及び第5図に示すように、マーク12の
裏打ち材16は塩化ビニル樹脂であり、このマー
ク12を型17の上面に載置してこの枠18と型
17とによつて現出したパレツト状のへこみ20
内にマーク12を置くのである。こうして型17
上に載置したマーク12は、周囲の枠18によつ
て囲まれて左右にズレたり、斜めになつたりしな
いようになつている。
なお、マーク12の裏打ち材16の素材は、熱
可塑性樹脂が好ましく、特に塩化ビニル樹脂が最
適である。
次いで、第6図及び第7図に示すように、基布
13にパイル14を打ち込んだ状態のマツト11
を、裏を向けた状態で基台15上の縁部22で位
置決定する。マツト11は、不織布よりなる基布
13に合成樹脂、例えばポリエステル繊維よりな
るパイル14を複数本打ち込んで所定のボリユー
ムに作成したものである。このマツト11を裏を
向けた状態にして基台15上に載せるのである。
そして、このマツト11の縁を基台15の縁部
22に合せて位置を決定する。換言すれば、マツ
ト11のマーク12を付ける箇所と型17とが一
致するようにマツト11の位置を決定するのであ
る。
こうして位置を決定したマツト11を前記マー
ク12上に載置する。
つまり、位置を決定したマツト11を枠18の
上面に載置する。これによりマツト11を載置さ
れた枠18はマツト11の自重によつて下降し
て、枠18と型17上に載置されたマーク12と
の高さが一致し、マーク12上にマツト11を載
置した状態になるのである。
次いで、第8図及び第9図に示すように、押圧
プレート21を下降させ、前記型17と押圧プレ
ート21との間にマーク12とマツト11とを挟
んだ状態に設ける。
前述したマツト11のマーク12上面への載置
は単にマツト11がマーク12上にあるというだ
けであり、この押圧プレート21と型17とによ
つて、これらの間にマツト11とマーク12とを
挟んでマツト11のパイル14とマーク12裏面
のマーク12の裏打ち材16とを圧着させるので
ある。
そして、第10図に示すように、高周波によつ
てこれらのマツト11のパイル14とマーク12
裏面のマーク12の裏打ち材16とを溶着するの
である。高周波溶着はウエルダー(高周波誘電加
熱溶着機)によつて4KWの高周波出力で4秒間
行なう。なお、高周波波出力や時間はこれに限ら
ず、溶融すべきマツトのパイルやマーク裏面のマ
ークの裏打ち材の素材は、大きさ、或いは厚さ等
を考慮して決定する。
こうして高周波誘電加熱されたマツト11のパ
イル14とマーク12裏面のマーク12の裏打ち
材16とは、共に溶融して一つの樹脂層23を形
成し、これにより、マツト11とマーク12とが
溶着されるのである。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明は、上下動可能
な枠で囲まれた型上に、合成樹脂よりなる裏打ち
材を設けたマークを、裏を向けた状態で載置し、
次いで、基布にパイルを打ち込んだ状態のマツト
を、裏を向けた状態で基台上の縁部で位置を決定
して、マツトを前記マーク上に載置し、この後に
押圧プレートを降下させ、前記型と押圧プレート
との間にマークとマツトとを挟んだ状態に設け、
高周波によつて前記マークの裏打ち材と前記パイ
ルとを溶着してなるマツトへのマーク取付方法で
ある。
従つて、この発明のマツトへのマーク取付方法
にあつては、上下動可能な枠で囲まれた型上にマ
ークを載置するようになつているため、マークを
マツトの所定の位置に常に正確に載置することが
でき、マツトへのマークの取付け作業の作業能率
の向上及び生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のマツトへのマーク取付方法
で使用する型と枠とを示す斜視図、第2図は同じ
く第1図のAB線より切断した状態を示す縦断面
図、第3図は同じく第1図の平面図、第4図はこ
の発明のマツトへのマーク取付方法で使用する型
上にマークを載置した状態を示す断面図、第5図
は同じく第4図の平面図、第6図は型上に載置し
たマーク上にマツトを載置した状態を示す縦断面
図、第7図は同じく第6図の平面図、第8図はマ
ツトを押圧プレートで押圧した状態を示す縦断面
図、第9図は同じく第8図の平面図、第10図は
型と枠とに挟まれたマツトとマークとを高周波誘
電加熱溶着した状態を示す縦断面図、第11図は
従来のマツトのマーク取付けで使用する型と枠と
を示す縦断面図である。 符号の説明、11…マツト、12…マーク、1
4…パイル、16…裏打ち材、17…型、18…
枠、21…押圧プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下動可能な枠で囲まれた型上に、合成樹脂
    よりなる裏打ち材を設けたマークを、裏を向けた
    状態で載置し、次いで、基布にパイルを打ち込ん
    だ状態のマツトを、裏を向けた状態で基台上の縁
    部で位置を決定して、マツトを前記マーク上に載
    置し、この後に押圧プレートを降下させ、前記型
    と押圧プレートとの間にマークとマツトとを挟ん
    だ状態に設け、高周波によつて前記マークの裏打
    ち材と前記パイルとを溶着してなるマツトへのマ
    ーク取付方法。
JP11779286A 1986-05-22 1986-05-22 マツトへのマ−ク取付方法 Granted JPS62273831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11779286A JPS62273831A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 マツトへのマ−ク取付方法

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JP11779286A JPS62273831A (ja) 1986-05-22 1986-05-22 マツトへのマ−ク取付方法

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Publication Number Publication Date
JPS62273831A JPS62273831A (ja) 1987-11-27
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JPS62273831A (ja) 1987-11-27

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