JPH04223691A - 映像信号利得調整回路 - Google Patents
映像信号利得調整回路Info
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- JPH04223691A JPH04223691A JP2413760A JP41376090A JPH04223691A JP H04223691 A JPH04223691 A JP H04223691A JP 2413760 A JP2413760 A JP 2413760A JP 41376090 A JP41376090 A JP 41376090A JP H04223691 A JPH04223691 A JP H04223691A
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ビデオテープレコーダ
などの映像信号処理装置に関するものであり,特に,輝
度信号と色差信号などの映像信号の利得を調整する回路
に関する。
などの映像信号処理装置に関するものであり,特に,輝
度信号と色差信号などの映像信号の利得を調整する回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)などの
映像信号処理装置の記録系において,輝度信号がローパ
スフィルタにおいて帯域制限され,A/Dコンバータで
サンプリングされた後,時間軸圧縮される。同様に,2
種の色差信号PB とPR がローパスフィルタにおい
て帯域制限され,A/Dコンバータでサンプリングされ
た後,時間軸伸長される。このように信号処理された輝
度信号と色差信号とがさらに,シャフリング処理,FM
変調などの処理が施されて磁気テープなどの記録媒体に
記録される。また,再生系においては,記録系と逆の処
理が行われて輝度信号と色差信号とが再生される。
映像信号処理装置の記録系において,輝度信号がローパ
スフィルタにおいて帯域制限され,A/Dコンバータで
サンプリングされた後,時間軸圧縮される。同様に,2
種の色差信号PB とPR がローパスフィルタにおい
て帯域制限され,A/Dコンバータでサンプリングされ
た後,時間軸伸長される。このように信号処理された輝
度信号と色差信号とがさらに,シャフリング処理,FM
変調などの処理が施されて磁気テープなどの記録媒体に
記録される。また,再生系においては,記録系と逆の処
理が行われて輝度信号と色差信号とが再生される。
【0003】映像信号処理装置の記録系に印加された輝
度信号と2種の色差信号とは正規の信号レベルに対して
変動している場合があるから,上記ローパスフィルタに
印加される前に,それぞれの基準となる水平同期信号を
参照してその振幅偏差に応じて輝度信号成分と色差信号
成分の振幅が利得制御される。さらに,白色画像が多く
輝度信号成分が所定の振幅を越えるような場合,再生画
像の劣化となるので,その振幅調整用ボリュームなどを
手動で調整して記録画像信号の劣化を防止している。
度信号と2種の色差信号とは正規の信号レベルに対して
変動している場合があるから,上記ローパスフィルタに
印加される前に,それぞれの基準となる水平同期信号を
参照してその振幅偏差に応じて輝度信号成分と色差信号
成分の振幅が利得制御される。さらに,白色画像が多く
輝度信号成分が所定の振幅を越えるような場合,再生画
像の劣化となるので,その振幅調整用ボリュームなどを
手動で調整して記録画像信号の劣化を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように手動で映
像信号を利得制御した場合,輝度信号と色差信号との間
の相互関係がとられていないから,輝度信号の利得調整
に対応した色差信号の振幅調整が行われず,映像信号間
のバランスがとれていないという問題がある。映像信号
間のバランスを手動で行おうとすると,その手動調整が
難しいという問題に遭遇する。手動で利得制御する場合
,温度変化,経年変化に充分対応できないという問題が
ある。上記問題は,特に,民生用VTRなどにおいては
,通常の家庭における利用者が映像信号の利得調整を行
うことになり,一般的に,充分かつ正確な利得調整を行
うことが難しいという問題がある。すなわち,従来の利
得調整方法は保守性に問題がある。
像信号を利得制御した場合,輝度信号と色差信号との間
の相互関係がとられていないから,輝度信号の利得調整
に対応した色差信号の振幅調整が行われず,映像信号間
のバランスがとれていないという問題がある。映像信号
間のバランスを手動で行おうとすると,その手動調整が
難しいという問題に遭遇する。手動で利得制御する場合
,温度変化,経年変化に充分対応できないという問題が
ある。上記問題は,特に,民生用VTRなどにおいては
,通常の家庭における利用者が映像信号の利得調整を行
うことになり,一般的に,充分かつ正確な利得調整を行
うことが難しいという問題がある。すなわち,従来の利
得調整方法は保守性に問題がある。
【0005】以上,VTRを例示して述べたが,かかる
問題はVTRに係わらず,VTRと同様に映像信号を処
理する他の回路においても,上記同様の問題が発生して
いる。
問題はVTRに係わらず,VTRと同様に映像信号を処
理する他の回路においても,上記同様の問題が発生して
いる。
【0006】したがって,本発明は,映像信号間で利得
調整のバランスがとれ,温度変化,経年変化などに対し
ても自動的に適切かつ正確な利得調整を行われ得るメイ
ンテナンス・フリー(保守不要)形映像信号利得調整回
路を提供することを目的とする。
調整のバランスがとれ,温度変化,経年変化などに対し
ても自動的に適切かつ正確な利得調整を行われ得るメイ
ンテナンス・フリー(保守不要)形映像信号利得調整回
路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ため,本発明によれば,それぞれ水平同期信号を有し,
位相同期関係にある第1の映像信号と第2の映像信号の
利得を制御する映像信号利得調整回路に,第1の映像信
号の振幅が所定レベルを越えている場合その超過量を検
出する振幅超過量検出回路と,第1と第2の映像信号を
前記超過量とそれぞれの水平同期信号の振幅偏差に基づ
いて利得を自動調整する回路とを備える。第1の映像信
号としては,たとえば,輝度信号,第2の映像信号とし
ては色差信号がある。色差信号は,たとえば,第1の色
差信号PB と第2の色差信号PR とがある。利得調
整はこれら映像信号それぞれについて行う。
ため,本発明によれば,それぞれ水平同期信号を有し,
位相同期関係にある第1の映像信号と第2の映像信号の
利得を制御する映像信号利得調整回路に,第1の映像信
号の振幅が所定レベルを越えている場合その超過量を検
出する振幅超過量検出回路と,第1と第2の映像信号を
前記超過量とそれぞれの水平同期信号の振幅偏差に基づ
いて利得を自動調整する回路とを備える。第1の映像信
号としては,たとえば,輝度信号,第2の映像信号とし
ては色差信号がある。色差信号は,たとえば,第1の色
差信号PB と第2の色差信号PR とがある。利得調
整はこれら映像信号それぞれについて行う。
【0008】
【作用】振幅超過量検出回路は,第1の映像信号の振幅
が所定のレベルを越えているときその超過量を検出する
。利得調整回路としては,第1および第2映像信号用利
得調整回路とがあり,第1映像信号用利得調整回路は,
第1映像信号の水平同期信号の振幅偏差と上記超過量と
に基づいて第1映像信号の利得を調整する。第2映像信
号用利得調整回路は,第2の映像信号自身の水平同期信
号の振幅偏差と上記第1の映像信号振幅超過量とに基づ
いて第2の映像信号の利得を調整する。このように,ま
ず,第1の映像信号が基準となる水平同期信号の大きさ
とその振幅超過量に応じて自動的に利得調整される。次
いで,第2の映像信号も自己の水平同期信号の振幅偏差
による利得調整の他,第1の映像信号の振幅超過量に基
づいて自動利得調整される。すなわち,第2の映像信号
の利得も第1の映像信号の振幅超過量に対応して自動調
整される。これら第1および第2の映像信号の利得調整
は自動的に行われるからメインテナンス・フリーとなり
,さらに,個人差のない適切かつ正確な利得調整が行わ
れる。
が所定のレベルを越えているときその超過量を検出する
。利得調整回路としては,第1および第2映像信号用利
得調整回路とがあり,第1映像信号用利得調整回路は,
第1映像信号の水平同期信号の振幅偏差と上記超過量と
に基づいて第1映像信号の利得を調整する。第2映像信
号用利得調整回路は,第2の映像信号自身の水平同期信
号の振幅偏差と上記第1の映像信号振幅超過量とに基づ
いて第2の映像信号の利得を調整する。このように,ま
ず,第1の映像信号が基準となる水平同期信号の大きさ
とその振幅超過量に応じて自動的に利得調整される。次
いで,第2の映像信号も自己の水平同期信号の振幅偏差
による利得調整の他,第1の映像信号の振幅超過量に基
づいて自動利得調整される。すなわち,第2の映像信号
の利得も第1の映像信号の振幅超過量に対応して自動調
整される。これら第1および第2の映像信号の利得調整
は自動的に行われるからメインテナンス・フリーとなり
,さらに,個人差のない適切かつ正確な利得調整が行わ
れる。
【0009】
【実施例】以下,本発明の映像信号利得調整回路の1実
施例としてVTRにおける記録系に用いられる回路を例
示して述べる。
施例としてVTRにおける記録系に用いられる回路を例
示して述べる。
【0010】図1は第1実施例の映像信号利得調整回路
を示し,図2〜図4は図1における信号処理波形図を示
す。図1の映像信号利得調整回路は,VTRの記録系の
映像信号入力部に設けられる回路を示す。図1に図示の
回路の後段には,本実施例のVTRにおいては,ローパ
スフィルタ,A/Dコンバータ,時間軸圧縮/伸長回路
,信号シャフリング回路,FM変調回路,書き込み磁気
ヘッドなどが設けられる。
を示し,図2〜図4は図1における信号処理波形図を示
す。図1の映像信号利得調整回路は,VTRの記録系の
映像信号入力部に設けられる回路を示す。図1に図示の
回路の後段には,本実施例のVTRにおいては,ローパ
スフィルタ,A/Dコンバータ,時間軸圧縮/伸長回路
,信号シャフリング回路,FM変調回路,書き込み磁気
ヘッドなどが設けられる。
【0011】図1の映像信号利得調整回路は,輝度信号
入力端子41にベースバンドの入力輝度信号Y,第1の
色差信号入力端子42にベースバンドの第1の入力色差
信号PB ,ベースバンドの第2の色差信号入力端子4
3に第2の色差信号PR が印加されている。この実施
例においては,色差信号は第1の色差信号PB と第2
の色差信号PR とからなる。ただし,第1の色差信号
PB と第2の色差信号PR とは信号成分が同じであ
るから,以下,これらを総称して色差信号Cとして述べ
る。
入力端子41にベースバンドの入力輝度信号Y,第1の
色差信号入力端子42にベースバンドの第1の入力色差
信号PB ,ベースバンドの第2の色差信号入力端子4
3に第2の色差信号PR が印加されている。この実施
例においては,色差信号は第1の色差信号PB と第2
の色差信号PR とからなる。ただし,第1の色差信号
PB と第2の色差信号PR とは信号成分が同じであ
るから,以下,これらを総称して色差信号Cとして述べ
る。
【0012】第1の映像信号としての入力輝度信号Yと
第2の映像信号としての入力色差信号Cの信号形態を図
2(a),(b)に示す。入力輝度信号Yは3値水平同
期信号YH−SYNCとその後に続く輝度信号成分Yが
周期的に現れる。同様に,入力色差信号Cも3値水平同
期信号CH−SYNCとその後に続く色差信号成分Cが
周期的に現れる。入力端子41〜43に印加される時点
において,これらの信号は位相同期がとれている。また
,これらの信号はレベルクランプされているものとする
。
第2の映像信号としての入力色差信号Cの信号形態を図
2(a),(b)に示す。入力輝度信号Yは3値水平同
期信号YH−SYNCとその後に続く輝度信号成分Yが
周期的に現れる。同様に,入力色差信号Cも3値水平同
期信号CH−SYNCとその後に続く色差信号成分Cが
周期的に現れる。入力端子41〜43に印加される時点
において,これらの信号は位相同期がとれている。また
,これらの信号はレベルクランプされているものとする
。
【0013】第1の映像信号利得調整回路としての輝度
信号利得調整回路は,図1の上段に示す輝度水平同期信
号・利得調整回路1Aと,その後段に設けられる過大輝
度振幅・利得調整回路1Bとで構成される。輝度水平同
期信号・利得調整回路1Aは,輝度信号の水平同期信号
YH−SYNCの最低振幅(ピーク)と最高振幅(ピー
ク)との大きさ(ピーク・ピーク間電圧)に応じた輝度
信号Yの利得調整を行う。過大輝度振幅・利得調整回路
1Bは,輝度水平同期信号・利得調整回路1Aからの輝
度信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,輝度信号成
分Yを所定レベル以下に利得調整する。
信号利得調整回路は,図1の上段に示す輝度水平同期信
号・利得調整回路1Aと,その後段に設けられる過大輝
度振幅・利得調整回路1Bとで構成される。輝度水平同
期信号・利得調整回路1Aは,輝度信号の水平同期信号
YH−SYNCの最低振幅(ピーク)と最高振幅(ピー
ク)との大きさ(ピーク・ピーク間電圧)に応じた輝度
信号Yの利得調整を行う。過大輝度振幅・利得調整回路
1Bは,輝度水平同期信号・利得調整回路1Aからの輝
度信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,輝度信号成
分Yを所定レベル以下に利得調整する。
【0014】輝度水平同期信号・利得調整回路1Aは,
輝度信号入力端子41から入力される輝度信号Yの利得
を後述する制御信号に応じて増幅する利得(ゲイン)制
御増幅回路1,ゲイン制御増幅回路1からの振幅調整輝
度信号S1のうち水平同期信号YH−SYNCの最低ピ
ークと最大ピークとの間の電圧(ピーク・ピーク間電圧
)を検出するピーク検出回路2,ピーク検出回路2から
の輝度水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2と
基準電圧Vref1を出力するバッテリー4からの電圧
との偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回
路3,および,ローパスフィルタ5が図示のごとく接続
されている。
輝度信号入力端子41から入力される輝度信号Yの利得
を後述する制御信号に応じて増幅する利得(ゲイン)制
御増幅回路1,ゲイン制御増幅回路1からの振幅調整輝
度信号S1のうち水平同期信号YH−SYNCの最低ピ
ークと最大ピークとの間の電圧(ピーク・ピーク間電圧
)を検出するピーク検出回路2,ピーク検出回路2から
の輝度水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2と
基準電圧Vref1を出力するバッテリー4からの電圧
との偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回
路3,および,ローパスフィルタ5が図示のごとく接続
されている。
【0015】ピーク検出回路2は後述するように,同期
分離回路12からの水平同期検出パルス信号S12に応
じて動作して上記輝度水平パルスのピーク・ピーク間電
圧を検出する。
分離回路12からの水平同期検出パルス信号S12に応
じて動作して上記輝度水平パルスのピーク・ピーク間電
圧を検出する。
【0016】過大輝度振幅・利得調整回路1Bは,輝度
水平同期信号・利得調整回路1Aの後段に設けられ,ゲ
イン制御増幅回路1からの振幅調整輝度信号S1を利得
調整するゲイン制御増幅回路7,このゲイン制御増幅回
路7からの振幅調整輝度出力信号S7の最大振幅,この
例示においては白色信号成分の振幅を検出するピーク検
出回路8,ピーク検出回路8からの白色ピーク検出信号
S8としきい値電圧Vthを出力するバッテリィ10か
らの電圧と比較してその偏差電圧を増幅する演算増幅回
路9,および,ローパスフィルタ11が図示のごとく接
続されている。
水平同期信号・利得調整回路1Aの後段に設けられ,ゲ
イン制御増幅回路1からの振幅調整輝度信号S1を利得
調整するゲイン制御増幅回路7,このゲイン制御増幅回
路7からの振幅調整輝度出力信号S7の最大振幅,この
例示においては白色信号成分の振幅を検出するピーク検
出回路8,ピーク検出回路8からの白色ピーク検出信号
S8としきい値電圧Vthを出力するバッテリィ10か
らの電圧と比較してその偏差電圧を増幅する演算増幅回
路9,および,ローパスフィルタ11が図示のごとく接
続されている。
【0017】図3に図2(a)に示した輝度信号Yの水
平同期信号YH−SYNCの拡大波形図を示す。同期分
離回路12はこの輝度信号の3値水平同期信号YH−S
YNCの最低レベルパルスと最高レベルパルスが存在す
る期間を示す水平同期検出パルス信号S12を出力する
。この水平同期検出パルス信号S12を図3(b)に示
す。
平同期信号YH−SYNCの拡大波形図を示す。同期分
離回路12はこの輝度信号の3値水平同期信号YH−S
YNCの最低レベルパルスと最高レベルパルスが存在す
る期間を示す水平同期検出パルス信号S12を出力する
。この水平同期検出パルス信号S12を図3(b)に示
す。
【0018】ピーク検出回路2は水平同期検出パルス信
号S12が「ハイ」レベルであるとき動作して振幅調整
輝度信号S1の最低振幅レベルと最高振幅レベルとを検
出し,さらにこれらの間の大きさ,すなわち,輝度信号
の水平同期信号YH−SYNCのピーク・ピーク間電圧
を検出する。
号S12が「ハイ」レベルであるとき動作して振幅調整
輝度信号S1の最低振幅レベルと最高振幅レベルとを検
出し,さらにこれらの間の大きさ,すなわち,輝度信号
の水平同期信号YH−SYNCのピーク・ピーク間電圧
を検出する。
【0019】第2の映像信号利得調整回路としての色差
信号利得調整回路は同じ回路構成の第1の色差信号利得
調整回路(図1,中段)と,第2の色差信号利得調整回
路(図1下段)からなる。
信号利得調整回路は同じ回路構成の第1の色差信号利得
調整回路(図1,中段)と,第2の色差信号利得調整回
路(図1下段)からなる。
【0020】第1の色差信号利得調整回路は,第1の色
差水平同期信号・利得調整回路2Aと,その後段に設け
られるゲイン制御増幅回路21からなる第1の色差振幅
・利得調整回路2Bとで構成される。第1の色差水平同
期信号・利得調整回路2Aは,第1の色差信号PB の
水平同期信号CH−SYNCの最低振幅と最高振幅との
間のピーク・ピーク間電圧に応じた第1の色差信号PB
の利得調整を行う。第1の色差振幅・利得調整回路2
Bは,輝度水平同期信号・利得調整回路1Aからの輝度
信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,第1の色差信
号成分PB を所定レベル以下に利得調整する。
差水平同期信号・利得調整回路2Aと,その後段に設け
られるゲイン制御増幅回路21からなる第1の色差振幅
・利得調整回路2Bとで構成される。第1の色差水平同
期信号・利得調整回路2Aは,第1の色差信号PB の
水平同期信号CH−SYNCの最低振幅と最高振幅との
間のピーク・ピーク間電圧に応じた第1の色差信号PB
の利得調整を行う。第1の色差振幅・利得調整回路2
Bは,輝度水平同期信号・利得調整回路1Aからの輝度
信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,第1の色差信
号成分PB を所定レベル以下に利得調整する。
【0021】第1の色差水平同期信号・利得調整回路2
Aは,第1の色差信号入力端子42から入力される第1
の色差信号PB の利得を後述する制御信号に応じて増
幅するゲイン制御増幅回路15,ゲイン制御増幅回路1
5からの振幅調整第1色差信号S15のうち水平同期信
号CH−SYNCの最低ピークと最大ピークとの間の電
圧を検出するピーク検出回路16,ピーク検出回路16
からの第1色差水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信
号S16とバッテリー18からの基準電圧Vref2と
の偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回路
17,および,ローパスフィルタ19が図示のごとく接
続されている。第1の色差振幅・利得調整回路2Bは,
第1の色差水平同期信号・利得調整回路2Aの後段に設
けられ,ゲイン制御増幅回路15からの利得調整信号S
15をローパスフィルタ遅延信号S11によって調整す
るゲイン制御増幅回路21を有する。
Aは,第1の色差信号入力端子42から入力される第1
の色差信号PB の利得を後述する制御信号に応じて増
幅するゲイン制御増幅回路15,ゲイン制御増幅回路1
5からの振幅調整第1色差信号S15のうち水平同期信
号CH−SYNCの最低ピークと最大ピークとの間の電
圧を検出するピーク検出回路16,ピーク検出回路16
からの第1色差水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信
号S16とバッテリー18からの基準電圧Vref2と
の偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回路
17,および,ローパスフィルタ19が図示のごとく接
続されている。第1の色差振幅・利得調整回路2Bは,
第1の色差水平同期信号・利得調整回路2Aの後段に設
けられ,ゲイン制御増幅回路15からの利得調整信号S
15をローパスフィルタ遅延信号S11によって調整す
るゲイン制御増幅回路21を有する。
【0022】第2の色差水平同期信号・利得調整回路3
Aは,第2の色差信号PR の水平同期信号CH−SY
NCの最低振幅と最高振幅との間の電圧に応じた第2の
色差信号PR の利得調整を行う。第2の色差振幅・利
得調整回路3Bは,過大輝度振幅・利得調整回路1Bが
輝度信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,ローパス
フィルタ遅延信号S11に応じて第2の色差信号PR
を所定レベル以下に利得調整する。
Aは,第2の色差信号PR の水平同期信号CH−SY
NCの最低振幅と最高振幅との間の電圧に応じた第2の
色差信号PR の利得調整を行う。第2の色差振幅・利
得調整回路3Bは,過大輝度振幅・利得調整回路1Bが
輝度信号成分の振幅が所定レベル以上のとき,ローパス
フィルタ遅延信号S11に応じて第2の色差信号PR
を所定レベル以下に利得調整する。
【0023】第2の色差水平同期信号・利得調整回路3
Aは,第2の色差信号入力端子43から入力される第2
の色差信号PR の利得を後述する制御信号に応じて増
幅するゲイン制御増幅回路25,ゲイン制御増幅回路2
5からの振幅調整第2色差信号S25のうち水平同期信
号CH−SYNCの最低ピークと最大ピークとの間の電
圧を検出するピーク検出回路26,ピーク検出回路26
からの第2色差水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信
号S26とバッテリー28からの基準電圧Vref3と
の偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回路
27,および,ローパスフィルタ29が図示のごとく接
続されている。第2の色差振幅・利得調整回路3Bは,
第2の色差水平同期信号・利得調整回路3Aの後段に設
けられ,ゲイン制御増幅回路25からの振幅調整第2色
差信号S25をローパスフィルタ遅延信号S11に基づ
いて利得調整するゲイン制御増幅回路31を有する。
Aは,第2の色差信号入力端子43から入力される第2
の色差信号PR の利得を後述する制御信号に応じて増
幅するゲイン制御増幅回路25,ゲイン制御増幅回路2
5からの振幅調整第2色差信号S25のうち水平同期信
号CH−SYNCの最低ピークと最大ピークとの間の電
圧を検出するピーク検出回路26,ピーク検出回路26
からの第2色差水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信
号S26とバッテリー28からの基準電圧Vref3と
の偏差を検出し,その偏差電圧を増幅する演算増幅回路
27,および,ローパスフィルタ29が図示のごとく接
続されている。第2の色差振幅・利得調整回路3Bは,
第2の色差水平同期信号・利得調整回路3Aの後段に設
けられ,ゲイン制御増幅回路25からの振幅調整第2色
差信号S25をローパスフィルタ遅延信号S11に基づ
いて利得調整するゲイン制御増幅回路31を有する。
【0024】輝度水平同期信号・利得調整回路1Aの動
作を詳細に述べる。ゲイン制御増幅回路1は基準となる
輝度信号の水平同期信号YH−SYNCの最低振幅と最
高振幅との間の電圧の大きさに応じて入力輝度信号Yの
利得を調整するが,輝度信号の水平同期信号YH−SY
NCの最低振幅と最高振幅とは変動する場合がある。こ
の変動分を考慮して利得調整するため,ピーク検出回路
2,演算増幅回路3,バッテリィ4,ローパスフィルタ
5が設けられており,ゲイン制御増幅回路1はローパス
フィルタ5からの信号S11に応じて利得調整を行う。
作を詳細に述べる。ゲイン制御増幅回路1は基準となる
輝度信号の水平同期信号YH−SYNCの最低振幅と最
高振幅との間の電圧の大きさに応じて入力輝度信号Yの
利得を調整するが,輝度信号の水平同期信号YH−SY
NCの最低振幅と最高振幅とは変動する場合がある。こ
の変動分を考慮して利得調整するため,ピーク検出回路
2,演算増幅回路3,バッテリィ4,ローパスフィルタ
5が設けられており,ゲイン制御増幅回路1はローパス
フィルタ5からの信号S11に応じて利得調整を行う。
【0025】入力輝度信号Yが同期分離回路12に入力
されると,同期分離回路12はウィンドーをかけて,図
3(a)に示す輝度信号の水平同期信号YH−SYNC
を検出し,3値水平同期信号の最低レベルと最高レベル
が存在する期間に対応する,図3(b)に示す水平同期
検出パルス信号S12を出力する。ピーク検出回路2は
この水平同期検出パルス信号S12が「ハイ」レベルの
とき,ゲイン制御増幅回路1からの振幅調整輝度信号S
1のピークを検出する。すなわち,ピーク検出回路2は
輝度信号の水平同期信号YH−SYNCの最低ピークと
最高ピークを検出する。さらに,ピーク検出回路2はこ
れらのピーク・ピーク間電圧の大きさを算出して輝度水
平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2として演算
増幅回路3に出力する。
されると,同期分離回路12はウィンドーをかけて,図
3(a)に示す輝度信号の水平同期信号YH−SYNC
を検出し,3値水平同期信号の最低レベルと最高レベル
が存在する期間に対応する,図3(b)に示す水平同期
検出パルス信号S12を出力する。ピーク検出回路2は
この水平同期検出パルス信号S12が「ハイ」レベルの
とき,ゲイン制御増幅回路1からの振幅調整輝度信号S
1のピークを検出する。すなわち,ピーク検出回路2は
輝度信号の水平同期信号YH−SYNCの最低ピークと
最高ピークを検出する。さらに,ピーク検出回路2はこ
れらのピーク・ピーク間電圧の大きさを算出して輝度水
平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2として演算
増幅回路3に出力する。
【0026】輝度信号の水平同期信号YH−SYNCの
最低振幅および最高振幅は,たとえば,−350mV,
+350mVであるから,正規の輝度水平パルスピーク
・ピーク間電圧検出信号S2は,たとえば,700mV
となる。しかしながら,それぞれの振幅は,+/−35
mV程度は変動する。バッテリィ4の基準電圧Vref
1は,この例示においては正規のピーク・ピーク間電圧
,700mVに設定されている。
最低振幅および最高振幅は,たとえば,−350mV,
+350mVであるから,正規の輝度水平パルスピーク
・ピーク間電圧検出信号S2は,たとえば,700mV
となる。しかしながら,それぞれの振幅は,+/−35
mV程度は変動する。バッテリィ4の基準電圧Vref
1は,この例示においては正規のピーク・ピーク間電圧
,700mVに設定されている。
【0027】演算増幅回路3は基準電圧Vref1に対
する輝度水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2
の偏差を算出し,さらにその偏差電圧を所定のレベルま
で増幅する。演算増幅回路3から偏差信号S3がローパ
スフィルタ5で所定時間遅延されてゲイン制御増幅回路
1の制御端子に印加され,ゲイン制御増幅回路1はその
制御電圧に応じて入力される輝度信号Yの利得調整を行
う(増幅する)。なお,ローパスフィルタ5は偏差信号
S3が瞬間的に変動する場合,ゲイン制御増幅回路1が
その瞬間的な変動に応答しないように所定時間遅延して
いるが,ローパスフィルタ5を除去して直接,偏差信号
S3によってゲイン制御増幅回路1を答させるようにす
ることもできる。
する輝度水平パルスピーク・ピーク間電圧検出信号S2
の偏差を算出し,さらにその偏差電圧を所定のレベルま
で増幅する。演算増幅回路3から偏差信号S3がローパ
スフィルタ5で所定時間遅延されてゲイン制御増幅回路
1の制御端子に印加され,ゲイン制御増幅回路1はその
制御電圧に応じて入力される輝度信号Yの利得調整を行
う(増幅する)。なお,ローパスフィルタ5は偏差信号
S3が瞬間的に変動する場合,ゲイン制御増幅回路1が
その瞬間的な変動に応答しないように所定時間遅延して
いるが,ローパスフィルタ5を除去して直接,偏差信号
S3によってゲイン制御増幅回路1を答させるようにす
ることもできる。
【0028】過大輝度利得調整回路1Bの動作について
述べる。ゲイン制御増幅回路1からの初期振幅調整輝度
信号S1がゲイン制御増幅回路7に印加されるが,この
利得調整は,ローパスフィルタ11からのフィードバッ
ク信号,ローパスフィルタ遅延信号S11により行われ
る。ピーク検出回路8は振幅調整輝度出力信号S7のピ
ークを検出する。このピークはこの例示においては白色
成分に該当する。ピーク検出回路8からの白色ピーク検
出信号S8が演算増幅回路9に印加されて,バッテリィ
10からのしきい値電圧Vthと比較され,それらの偏
差に応じた増幅信号が偏差信号S9として出力される。
述べる。ゲイン制御増幅回路1からの初期振幅調整輝度
信号S1がゲイン制御増幅回路7に印加されるが,この
利得調整は,ローパスフィルタ11からのフィードバッ
ク信号,ローパスフィルタ遅延信号S11により行われ
る。ピーク検出回路8は振幅調整輝度出力信号S7のピ
ークを検出する。このピークはこの例示においては白色
成分に該当する。ピーク検出回路8からの白色ピーク検
出信号S8が演算増幅回路9に印加されて,バッテリィ
10からのしきい値電圧Vthと比較され,それらの偏
差に応じた増幅信号が偏差信号S9として出力される。
【0029】図4に上記動作を説明する信号波形図を示
す。入力輝度信号Yの輝度信号成分の振幅は,たとえば
,700mVプラス・マイナス70mVである。入力輝
度信号Yの輝度信号成分が700mVを越えている場合
,そのまま利得調整して磁気テープに記録した場合,再
生画像の白がつぶれるというような不具合が生ずる。 そこで,バッテリー10からは上記700mVに該当す
るしきい値電圧Vthを出力して演算増幅回路9で輝度
信号成分Yの超過量を検出する。この超過量はローパス
フィルタ11で遅延されてゲイン制御増幅回路7の制御
端子に印加され,ゲイン制御増幅回路7は振幅調整輝度
信号S1の利得を調整する。ただし,ローパスフィルタ
遅延信号S11が負の場合はゲイン制御増幅回路7は振
幅調整輝度信号S1をそのまま振幅調整輝度出力信号S
7として出力し,ローパスフィルタ遅延信号S11が正
の場合のみ振幅調整輝度出力信号S7を入力輝度信号成
分の700mVに相当するレベルまで制限する。その結
果,輝度信号出力端子45には,輝度水平同期信号利得
調整回路1Aで輝度信号の水平同期信号YH−SYNC
のピーク・ピーク間電圧に対応して利得調整され,過大
輝度利得調整回路1Bにおいて最大振幅に抑制された振
幅調整輝度出力信号S7が出力される。
す。入力輝度信号Yの輝度信号成分の振幅は,たとえば
,700mVプラス・マイナス70mVである。入力輝
度信号Yの輝度信号成分が700mVを越えている場合
,そのまま利得調整して磁気テープに記録した場合,再
生画像の白がつぶれるというような不具合が生ずる。 そこで,バッテリー10からは上記700mVに該当す
るしきい値電圧Vthを出力して演算増幅回路9で輝度
信号成分Yの超過量を検出する。この超過量はローパス
フィルタ11で遅延されてゲイン制御増幅回路7の制御
端子に印加され,ゲイン制御増幅回路7は振幅調整輝度
信号S1の利得を調整する。ただし,ローパスフィルタ
遅延信号S11が負の場合はゲイン制御増幅回路7は振
幅調整輝度信号S1をそのまま振幅調整輝度出力信号S
7として出力し,ローパスフィルタ遅延信号S11が正
の場合のみ振幅調整輝度出力信号S7を入力輝度信号成
分の700mVに相当するレベルまで制限する。その結
果,輝度信号出力端子45には,輝度水平同期信号利得
調整回路1Aで輝度信号の水平同期信号YH−SYNC
のピーク・ピーク間電圧に対応して利得調整され,過大
輝度利得調整回路1Bにおいて最大振幅に抑制された振
幅調整輝度出力信号S7が出力される。
【0030】輝度信号出力端子45の後段には,ローパ
スフィルタ,A/Dコンバータなどが設けられ,磁気テ
ープに記憶するための種々の信号処理が行われる。
スフィルタ,A/Dコンバータなどが設けられ,磁気テ
ープに記憶するための種々の信号処理が行われる。
【0031】なお,ローパスフィルタ11はローパスフ
ィルタ5と同様,ゲイン制御増幅回路7がローパスフィ
ルタ11からの瞬間的に変動するローパスフィルタ遅延
信号S11に応答しないようにするための回路であり,
ローパスフィルタ11を除去して,演算増幅回路9から
の偏差信号S9で直接,ゲイン制御増幅回路7を制御さ
せることもできる。
ィルタ5と同様,ゲイン制御増幅回路7がローパスフィ
ルタ11からの瞬間的に変動するローパスフィルタ遅延
信号S11に応答しないようにするための回路であり,
ローパスフィルタ11を除去して,演算増幅回路9から
の偏差信号S9で直接,ゲイン制御増幅回路7を制御さ
せることもできる。
【0032】第1の入力色差信号PB ,および,第2
の入力色差信号PR についても上記入力輝度信号Yと
同様の利得調整が行われる。すなわち,第1の色差水平
同期信号・利得調整回路2Aのゲイン制御増幅回路15
はローパスフィルタ19からのフィードバック信号,ロ
ーパスフィルタ遅延信号S19に応じて第1の入力色差
信号PB の色差成分を利得制御する。第2の色差水平
同期信号・利得調整回路3Aの動作も第1の色差水平同
期信号・利得調整回路2Aの動作と同様である。なお,
この例示においては,色差信号の水平同期信号CH−S
YNCの信号レベルは輝度信号の水平同期信号YH−S
YNCの信号レベルと同じであるから,バッテリー18
の基準電圧Vref2およびバッテリー28の基準電圧
Vref3はそれぞれ,バッテリー4の基準電圧Vre
f1に等しい。
の入力色差信号PR についても上記入力輝度信号Yと
同様の利得調整が行われる。すなわち,第1の色差水平
同期信号・利得調整回路2Aのゲイン制御増幅回路15
はローパスフィルタ19からのフィードバック信号,ロ
ーパスフィルタ遅延信号S19に応じて第1の入力色差
信号PB の色差成分を利得制御する。第2の色差水平
同期信号・利得調整回路3Aの動作も第1の色差水平同
期信号・利得調整回路2Aの動作と同様である。なお,
この例示においては,色差信号の水平同期信号CH−S
YNCの信号レベルは輝度信号の水平同期信号YH−S
YNCの信号レベルと同じであるから,バッテリー18
の基準電圧Vref2およびバッテリー28の基準電圧
Vref3はそれぞれ,バッテリー4の基準電圧Vre
f1に等しい。
【0033】第1の色差振幅・利得調整回路2Bとして
のゲイン制御増幅回路21は過大輝度利得調整回路1B
からのローパスフィルタ遅延信号S11によって,ゲイ
ン制御増幅回路15からの振幅調整第1色差信号S15
を利得調整する。第2の過大色差振幅・利得調整回路3
Bとしてのゲイン制御増幅回路31も同様に,過大輝度
利得調整回路1Bからのローパスフィルタ遅延信号S1
1によってゲイン制御増幅回路25からの振幅調整第2
色差信号S25を利得調整する。ゲイン制御増幅回路2
1,31はゲイン制御増幅回路7と同じ特性を有し,ロ
ーパスフィルタ遅延信号S11が正の場合のみ,入力信
号を振幅制限する。
のゲイン制御増幅回路21は過大輝度利得調整回路1B
からのローパスフィルタ遅延信号S11によって,ゲイ
ン制御増幅回路15からの振幅調整第1色差信号S15
を利得調整する。第2の過大色差振幅・利得調整回路3
Bとしてのゲイン制御増幅回路31も同様に,過大輝度
利得調整回路1Bからのローパスフィルタ遅延信号S1
1によってゲイン制御増幅回路25からの振幅調整第2
色差信号S25を利得調整する。ゲイン制御増幅回路2
1,31はゲイン制御増幅回路7と同じ特性を有し,ロ
ーパスフィルタ遅延信号S11が正の場合のみ,入力信
号を振幅制限する。
【0034】入力色差信号成分Cは,たとえば,プラス
・マイナス350mV,その変動範囲はプラス・マイナ
ス35mVである。
・マイナス350mV,その変動範囲はプラス・マイナ
ス35mVである。
【0035】このように,第1の色差信号PB および
第2の色差信号PR についても,輝度信号成分の振幅
が所定レベルを超過したとき,その超過分に応じて利得
調整することにより,輝度信号とバランスのとれた利得
調整が行われる。
第2の色差信号PR についても,輝度信号成分の振幅
が所定レベルを超過したとき,その超過分に応じて利得
調整することにより,輝度信号とバランスのとれた利得
調整が行われる。
【0036】利得調整された色差信号PB ,PR は
それぞれ,第1の色差信号PB 出力端子46,第2の
色差信号PR 出力端子47に,振幅調整第1色差出力
信号S21,振幅調整第2色差出力信号S31として出
力され,後段のローパスフィルタ,A/Dコンバータ(
いずれも図示せず)に印加される。
それぞれ,第1の色差信号PB 出力端子46,第2の
色差信号PR 出力端子47に,振幅調整第1色差出力
信号S21,振幅調整第2色差出力信号S31として出
力され,後段のローパスフィルタ,A/Dコンバータ(
いずれも図示せず)に印加される。
【0037】図5に本発明の映像信号利得調整回路の第
2実施例回路を示す。図5の映像信号利得調整回路は,
図1に示した映像信号利得調整回路に対して,初段のゲ
イン制御増幅回路1,15,25において,それぞれの
水平同期信号による利得調整と輝度信号振幅超過量に基
づく利得調整を同時に行わせるように構成したものであ
る。したがって,図1のゲイン制御増幅回路7,21,
31を除去し,演算増幅回路3,17,27とバッテリ
ー4,18,28とのそれぞれの間に加算回路6,20
,30を加えている。
2実施例回路を示す。図5の映像信号利得調整回路は,
図1に示した映像信号利得調整回路に対して,初段のゲ
イン制御増幅回路1,15,25において,それぞれの
水平同期信号による利得調整と輝度信号振幅超過量に基
づく利得調整を同時に行わせるように構成したものであ
る。したがって,図1のゲイン制御増幅回路7,21,
31を除去し,演算増幅回路3,17,27とバッテリ
ー4,18,28とのそれぞれの間に加算回路6,20
,30を加えている。
【0038】演算増幅回路3,17,27において,対
応する水平同期信号の振幅に基づく利得調整分と,ロー
パスフィルタ11からのローパスフィルタ遅延信号S1
1,すなわち,輝度信号振幅超過量に基づく利得調整分
とが算出される。ゲイン制御増幅回路1,15,25は
それぞれ,対応する水平同期信号の振幅に基づく利得調
整と,輝度信号振幅超過量に基づく利得調整とを合わせ
た利得調整を行う。したがって,図5の映像信号利得調
整回路の動作内容は図1の図示の映像信号利得調整回路
と実質的に同じになる。ただし,ゲイン制御増幅回路7
,21,31が不要なぶん,回路構成としては簡単にな
っている。
応する水平同期信号の振幅に基づく利得調整分と,ロー
パスフィルタ11からのローパスフィルタ遅延信号S1
1,すなわち,輝度信号振幅超過量に基づく利得調整分
とが算出される。ゲイン制御増幅回路1,15,25は
それぞれ,対応する水平同期信号の振幅に基づく利得調
整と,輝度信号振幅超過量に基づく利得調整とを合わせ
た利得調整を行う。したがって,図5の映像信号利得調
整回路の動作内容は図1の図示の映像信号利得調整回路
と実質的に同じになる。ただし,ゲイン制御増幅回路7
,21,31が不要なぶん,回路構成としては簡単にな
っている。
【0039】なお,図5において,ローパスフィルタ遅
延信号S11が負のとき,輝度振幅超過に基づく利得調
整を行わないようにするため,加算回路6,20,30
は,ローパスフィルタ11からの電圧が負の場合,バッ
テリー4からの基準電圧Vref1,バッテリー18か
らの基準電圧Vref2,バッテリー28からの基準電
圧Vref3から減じないように構成してある。あるい
は,加算回路6,20,30とローパスフィルタ11と
の間に,ローパスフィルタ遅延信号S11が負の場合,
「0」にクランプする回路を設けてもよい。
延信号S11が負のとき,輝度振幅超過に基づく利得調
整を行わないようにするため,加算回路6,20,30
は,ローパスフィルタ11からの電圧が負の場合,バッ
テリー4からの基準電圧Vref1,バッテリー18か
らの基準電圧Vref2,バッテリー28からの基準電
圧Vref3から減じないように構成してある。あるい
は,加算回路6,20,30とローパスフィルタ11と
の間に,ローパスフィルタ遅延信号S11が負の場合,
「0」にクランプする回路を設けてもよい。
【0040】本発明の実施に際しては,上述したものの
他,種々の変形形態をとることができる。たとえば,上
述した例示においては,輝度信号の水平同期信号YH−
SYNCと色差信号の水平同期信号CH−SYNCとが
完全に位相同期されているものとして,入力輝度信号Y
の水平同期信号YH−SYNCに基づく水平同期検出パ
ルス信号S12を基準して色差信号の水平同期信号CH
−SYNCのピーク・ピーク間電圧を検出したが,もし
,入力輝度信号Yと入力色差信号Cとの間に遅延が存在
する場合,色差信号の水平同期信号CH−SYNCを別
個に設けた同期分離回路を介して,水平同期検出パルス
信号S12に対応する同期検出パルス信号を検出し,こ
のパルス信号に基づいて,ピーク検出回路16,26が
色差信号の水平同期信号CH−SYNCのピーク・ピー
ク間電圧を検出することができる。この場合,ローパス
フィルタ遅延信号S11によってゲイン制御増幅回路2
1,31で利得調整するため,入力輝度信号と入力色差
信号との間に遅延時間に相当する時間だけ,ローパスフ
ィルタ遅延信号S11の信号を遅延する。たとえば,図
1の映像信号利得調整回路においては,ローパスフィル
タ11とゲイン制御増幅回路21の制御端子との間,ロ
ーパスフィルタ11とゲイン制御増幅回路31の制御端
子との間に遅延回路を設ける。また,図5においては,
ローパスフィルタ11と加算回路20との間,ローパス
フィルタ11と加算回路30との間に遅延回路を設ける
。
他,種々の変形形態をとることができる。たとえば,上
述した例示においては,輝度信号の水平同期信号YH−
SYNCと色差信号の水平同期信号CH−SYNCとが
完全に位相同期されているものとして,入力輝度信号Y
の水平同期信号YH−SYNCに基づく水平同期検出パ
ルス信号S12を基準して色差信号の水平同期信号CH
−SYNCのピーク・ピーク間電圧を検出したが,もし
,入力輝度信号Yと入力色差信号Cとの間に遅延が存在
する場合,色差信号の水平同期信号CH−SYNCを別
個に設けた同期分離回路を介して,水平同期検出パルス
信号S12に対応する同期検出パルス信号を検出し,こ
のパルス信号に基づいて,ピーク検出回路16,26が
色差信号の水平同期信号CH−SYNCのピーク・ピー
ク間電圧を検出することができる。この場合,ローパス
フィルタ遅延信号S11によってゲイン制御増幅回路2
1,31で利得調整するため,入力輝度信号と入力色差
信号との間に遅延時間に相当する時間だけ,ローパスフ
ィルタ遅延信号S11の信号を遅延する。たとえば,図
1の映像信号利得調整回路においては,ローパスフィル
タ11とゲイン制御増幅回路21の制御端子との間,ロ
ーパスフィルタ11とゲイン制御増幅回路31の制御端
子との間に遅延回路を設ける。また,図5においては,
ローパスフィルタ11と加算回路20との間,ローパス
フィルタ11と加算回路30との間に遅延回路を設ける
。
【0041】また,上記実施例においては,入力輝度信
号Y,入力色差信号Cともレベルクランプされているも
のとして述べたが,もし,クランプされていない状態で
これらの映像信号が入力されてる場合,ゲイン制御増幅
回路1,15,25の前段でクランプ処理を行う。
号Y,入力色差信号Cともレベルクランプされているも
のとして述べたが,もし,クランプされていない状態で
これらの映像信号が入力されてる場合,ゲイン制御増幅
回路1,15,25の前段でクランプ処理を行う。
【0042】以上,VTRに適用する映像信号利得調整
回路について述べたが本発明とVTRにかぎらず,上述
と同様の信号処理が必要な他の種々の映像信号処理装置
に適用することができる。他の装置において,上記VT
Rについて例示したピーク検出回路8における白色ピー
ク検出は,その装置における映像信号の最大出力に対応
し,上述したように,必ずしも最大振幅は白色ピークに
限らない。
回路について述べたが本発明とVTRにかぎらず,上述
と同様の信号処理が必要な他の種々の映像信号処理装置
に適用することができる。他の装置において,上記VT
Rについて例示したピーク検出回路8における白色ピー
ク検出は,その装置における映像信号の最大出力に対応
し,上述したように,必ずしも最大振幅は白色ピークに
限らない。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば,第
1の映像信号の振幅が所定レベルを越えた時,自動的に
所定レベル内に利得調整され,また,第1の映像信号と
関連をもつ第2の映像信号についても第1の映像信号の
利得調整に応じて利得調整することができる。本発明の
映像信号利得調整回路は自動的に動作するから,温度変
化による装置の変化,または経年変化に対しても自動的
に応答し,メインテナンス・フリーとなる。
1の映像信号の振幅が所定レベルを越えた時,自動的に
所定レベル内に利得調整され,また,第1の映像信号と
関連をもつ第2の映像信号についても第1の映像信号の
利得調整に応じて利得調整することができる。本発明の
映像信号利得調整回路は自動的に動作するから,温度変
化による装置の変化,または経年変化に対しても自動的
に応答し,メインテナンス・フリーとなる。
【0044】
【図1】本発明の映像信号利得調整回路の第1実施例の
回路図である。
回路図である。
【図2】図1における信号波形を示す図である。
【図3】図1における他の信号波形を示す図である。
【図4】図1におけるさらに他の信号波形を示す図であ
る。
る。
【図5】本発明の映像信号利得調整回路の第2実施例の
回路図である。
回路図である。
【0045】
【符号の説明】
1,15,25・・ゲイン制御増幅回路,2,16,2
6・・ピーク検出回路,3,19,29・・演算増幅回
路,4,20,30・・バッテリー,5,19,29・
・ローパスフィルタ,6,20,30・・加算回路,7
,21,31・・ゲイン制御増幅回路,8・・ピーク検
出回路,9・・演算増幅回路,10・・バッテリー,1
1・・ローパスフィルタ,12・・同期分離回路,1A
,1A’・・輝度水平同期信号・利得調整回路,1B,
1B’・・過大輝度利得調整回路,2A,2A’・・第
1の色差水平同期信号・利得調整回路,2B・・第1の
色差振幅・利得調整回路,3A,3A’・・第2の色差
水平同期信号・利得調整回路,3B・・第2の色差振幅
・利得調整回路。
6・・ピーク検出回路,3,19,29・・演算増幅回
路,4,20,30・・バッテリー,5,19,29・
・ローパスフィルタ,6,20,30・・加算回路,7
,21,31・・ゲイン制御増幅回路,8・・ピーク検
出回路,9・・演算増幅回路,10・・バッテリー,1
1・・ローパスフィルタ,12・・同期分離回路,1A
,1A’・・輝度水平同期信号・利得調整回路,1B,
1B’・・過大輝度利得調整回路,2A,2A’・・第
1の色差水平同期信号・利得調整回路,2B・・第1の
色差振幅・利得調整回路,3A,3A’・・第2の色差
水平同期信号・利得調整回路,3B・・第2の色差振幅
・利得調整回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ水平同期信号を有し,位相同
期関係にある第1の映像信号と第2の映像信号の利得を
制御する映像信号利得調整回路であって,第1の映像信
号の振幅が所定レベルを越えている場合その超過量を検
出する回路と,第1と第2の映像信号を前記超過量とそ
れぞれの水平同期信号の振幅偏差に基づいて利得を自動
調整する回路とを備えた映像信号利得調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2413760A JPH04223691A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 映像信号利得調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2413760A JPH04223691A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 映像信号利得調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223691A true JPH04223691A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18522332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2413760A Pending JPH04223691A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 映像信号利得調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223691A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227559B2 (en) | 2002-08-22 | 2007-06-05 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP2413760A patent/JPH04223691A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227559B2 (en) | 2002-08-22 | 2007-06-05 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US7719551B2 (en) | 2002-08-22 | 2010-05-18 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US7876301B2 (en) | 2002-08-22 | 2011-01-25 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US7898557B2 (en) | 2002-08-22 | 2011-03-01 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US8120560B2 (en) | 2002-08-22 | 2012-02-21 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
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