JPH04223485A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH04223485A
JPH04223485A JP2414059A JP41405990A JPH04223485A JP H04223485 A JPH04223485 A JP H04223485A JP 2414059 A JP2414059 A JP 2414059A JP 41405990 A JP41405990 A JP 41405990A JP H04223485 A JPH04223485 A JP H04223485A
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JP
Japan
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developer
toner
developing device
container
opening
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JP2414059A
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English (en)
Inventor
Masahide Kinoshita
正英 木下
Katsuaki Kobayashi
克彰 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機や静電
記録装置等の画像形成装置における現像装置、特に非磁
性一成分トナーを用いた現像装置及びプロセスカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾式一成分現像装置としては、各
種装置が提案され、また、実用化されている。しかし、
いずれの現像方式においても乾式一成分現像剤の薄層を
形成することは極めて難しい。しかるに、現像画像の解
像力、鮮明度などの向上が求められている現在、乾式一
成分現像剤の薄層形成方法及びその装置に関する開発は
必須となっており、またこれに応じていくつかの方策が
提案されている。例えば、特開昭54−43038に示
されるように、ゴムもしくは金属の現像剤規制部材たる
弾性ブレードを現像剤坦持体たる現像スリーブに圧接さ
せこの接触ニップ部にトナーを通過させて、現像スリー
ブ上にトナー薄層を形成し、かつそこでの摩擦によりト
ナーに十分なトリボを与える構成がある。
【0003】また、非磁性トナーの塗布規制を上記構成
で行なう場合、別途トナー供給部材が必要となる。磁性
トナーでは現像スリーブ内の磁石の磁力によって現像ス
リーブ上にトナーを供給することができるが、非磁性ト
ナーでは機械的な供給手段を必要とする。そこで、本出
願人は、図7に示すように特開昭58−116559に
おいて弾性ブレード3の現像スリーブ2回転方向上流側
に現像スリーブ2に接触させて現像剤供給手段たる供給
ローラ4を配設し、現像スリーブ2上の未現像トナーの
剥ぎ取り及び現像スリーブ2へのトナー供給を行なう現
像装置を提案している。
【0004】上記構成により装置の簡略化及び高濃度、
広面積のベタ黒画像を忠実に再現し、常に安定した画像
を提供することが可能となった。
【0005】この構成の現像装置は上述したように非磁
性トナーのみからなる一成分現像剤を使用しており、従
来の磁性キャリアとトナーの混合物からなる二成分現像
剤を使用する際に必要なトナーとキャリアの混合比を一
定に維持するような管理が不必要であり、その取り扱い
性の簡便さにおいて二成分現像方式に比べ優れている。 また非磁性トナーを使用できるためカラー化も容易であ
る。したがって、この現像方式は、近年複写機等の画像
形成装置のメンテナンスフリー化の傾向の強まる中で登
場した、使い捨てタイプの現像装置や、例えば、像坦持
体、クリーニング装置、帯電装置、現像装置等の複数の
画像形成の工程機器を有するプロセスカートリッジに適
用するのに優れている。上記構成の現像装置を含むプロ
セスカートリッジあるいは単体装置としての現像装置は
、工場出荷時から運搬、流通時におけるトナー漏れを防
止するために未使用の新品状態において図8に示すよう
に現像スリーブ2を具備した現像剤容器(以下、容器と
する)5と該容器5に取り付けられた現像剤収容容器(
以下、ホッパーとする)6との間にシール部材8が設け
られており、該ホッパー6には所定量の現像剤9が密封
収納されている。そして使用時にはそのシール部材を引
き抜き除去操作(開封操作)することによりホッパー6
内の現像剤9を容器5側へ供給し現像可能状態にする。
【0006】上記シール部材8はヒートシール、超音波
溶着等の手段により剥離可能に粘着されるため、4〜5
mm程度の取付幅を必要とする。そこで、ホッパー6内
トナーの大容量化と、現像装置の小型化、省スペース化
を図るために、図8に示したようにホッパー6、容器5
間にシール取付部材7を設け、そこにシール部材8を貼
着するような構成をとっている。このような構成とする
ことで、簡易、かつ小型でトナー容量の多い使い捨てタ
イプの現像装置(あるいは、現像装置を含むプロセスカ
ートリッジ)を提供することができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の現像装置に複写画像の高画質化に伴う小粒径の
現像剤を適用した場合、特に高湿環境下で必ずしも十分
な良画像が得られなくなるという問題点があった。
【0008】これは、小粒径トナーを用いると現像剤と
しての流動性が通常のトナーより悪く、さらに高湿環境
下で、トナーの凝集度が上がることから図8に示したよ
うに現像スリーブ表面の供給ローラや弾性ブレード当接
部近傍に直接トナーが供給される構成をとると、当該部
分でトナーのブロッキングが生じ易くなりその結果弾性
ブレードの現像スリーブ表面への圧接下を脱け出て現像
スリーブ上にコーティングされるトナー量が過多になる
ためである。現像スリーブ上にコーティングトナー量が
過多になるトナーの帯電量が不十分になり易く、かぶり
を生じる結果となる。
【0009】そこで、図9に示したように現像スリーブ
2表面のトナー供給ローラ4や弾性ブレード3当接部近
傍方向へ直接的にトナーが供給されるのを防止するため
の規制部材11を別途設けることが望ましい。また、現
像スリーブ近傍方向へのトナーの詰まりを防止するため
にこの部分に別途トナー撹拌部材を設ける構成もある。
【0010】しかしながら、上述したように現像スリー
ブ近傍方向へ送られるトナー供給量を規制するための部
材を別途設けることは、装置構成の複雑化をまねきコス
ト高となり、特に使い捨てタイプの現像装置や、カート
リッジへ適用するのに際し、不都合であった。
【0011】本発明は、上記問題点を解決し、装置を複
雑化することなく現像スリーブ近傍へのトナーの供給量
を規制できる現像装置及びプロセスカートリッジを提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、先ず、現像装置に関しては、前方に開口部を有す
る現像剤容器と、該開口部に回転自在に配設された現像
剤坦持体と、一端を上記現像剤容器に取り付け、他端を
上記現像剤坦持体の上部表面に摺接するように配設され
た現像剤規制部材と、該現像剤規制部材の摺接位置より
も上記現像剤坦持体の回転方向上流側で該現像剤坦持体
に回転しながら摺接するように配設された現像剤供給手
段と、該現像剤供給手段よりも後方で上記現像剤容器と
連通するように該現像剤容器と一体となって取り付けら
れた現像剤収容容器と、上記現像剤容器と現像剤収容容
器の連通部に配設され開口部を有する仕切り部材と、該
開口部に引き抜き自在に配設されたシール部材とを備え
た現像装置において、上記仕切り部材は、開口部の上端
部が、上記現像剤供給手段の近傍に位置するように取り
付けられ、上記現像剤坦持体における上記現像剤規制部
材の摺接部と上記現像剤供給手段の当接部に囲まれた領
域に供給される上記現像剤収容容器からの現像剤の量を
規制せしめることにより達成され、プロセスカートリッ
ジに関しては、上記構成の現像装置を画像形成装置本体
に対して着脱自在なプロセスカートリッジに組み込むこ
とによって達成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、仕切り部材に取り付けたシー
ル部材を引き抜くと現像剤収容容器内の現像剤が仕切り
部材の開口部を通って供給される。しかし、開口部の上
端部は現像剤供給手段の近傍に位置しているので、現像
剤供給手段へ供給する現像剤量を所定量に規制せしめる
。その結果、現像剤のブロッキングを発生させず、高湿
環境下でも良質な画像を得る。
【0014】
【実施例】次に本発明の第一実施例ないし第四実施例を
図面を用いて説明する。
【0015】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
を図1ないし図2を用いて説明する。
【0016】図1において、1は潜像担持体たる感光ド
ラムであり、矢印a方向に回転するように配設されてい
る。該感光ドラム1の上方には帯電器2が配設されてお
り上記感光ドラム1の表面を一様に帯電せしめる。帯電
された感光ドラム1の表面は被記録画像情報信号に対応
して変調されたレーザビーム34により走査露光され、
静電画像が形成される。上記レーザビーム34は、画像
形成装置本体30の上方に配設され、半導体レーザ、回
転多面鏡、f−θレンズ等を備えた光学装置35により
形成され、上記感光ドラム1の上方に配設されたミラー
36により該感光ドラム1の表面へ反射される。上記の
ように形成された静電画像は次のような現像装置Dによ
って現像される。
【0017】先ず、現像装置Dは、感光ドラム1に対抗
した開口を有する現像剤容器(以下、容器とする)5内
に現像剤坦持部材としての現像スリーブ2を有している
。該現像スリーブ2は図1において上記開口に右略半周
面を容器5内に突入させ左略半周面を容器外へ露出させ
て回転自在に軸受させて横設してあり、矢印b方向に回
転駆動される。該現像スリーブ2としては、例えばアル
ミニウム等の金属材料製を用いておりトナーとの摺擦確
率を高くし、かつトナーとの搬送性を向上させるために
表面に適度な凹凸を有している。また、導電性ゴムロー
ラを用いても良い。該現像スリーブ2の容器外露出面は
感光ドラム1の表面に僅小な隙間を有して、対面ないし
接触している。
【0018】上記現像スリーブ2の上方には現像剤規制
部材たる弾性ブレード3が当接しており、該弾性ブレー
ド3はJIS硬度40°〜80°のシリコン、ウレタン
等の軟弾性ゴム材料かステンレス、リン青銅等の金属薄
板を用いている。該弾性ブレード3は現像スリーブ2の
外表面に接触して設けられ、弾性ブレード3の現像スリ
ーブ2との対抗面の一部が面接触するごとく所定の圧力
で現像スリーブ2に圧接している。
【0019】また、上記現像スリーブ2の容器内突入面
には現像剤供給手段たる供給ローラ4が当接している。 該供給ローラ4はナイロン、レーヨン等を植毛したブラ
シかポリウレタンフォーム等のスポンジゴムから成り、
現像スリーブ2の外表面に接触し、かつ矢印c方向に回
転駆動される。接触点は弾性ブレード3よりも現像スリ
ーブ2回転方向上流側に位置するよう配設されている。
【0020】さらに、上記供給ローラ4の後方には上記
容器5に形成された斜め上向きの開口5aが有り、該開
口5aに対応する斜め下向きの開口6aを有する現像剤
収容容器(以下、ホッパーとする)6が配設されている
。その各開口5a,6aの縁部にはフランジ部5b,6
bが形成されており、シール部材8が取り付けられた仕
切り部材たる取付部材7を介して重ね合わせて溶着等を
することによりホッパー6と容器5とが一体的に固着さ
れている。
【0021】上記シール部材8はPET,PP等のテー
プ状のプラスチックフィルムを用いており、取付部材7
の開口7aの開口縁部にヒートシール、超音波溶着等の
手段により剥離可能に貼着されてそのシール部材8で密
封されたホッパー6内にはスチレン樹脂やアクリル樹脂
やポリエチレン樹脂等の各種熱可塑性樹脂中に顔料を分
散し、シリカ等を外添した非磁性一成分現像剤(以下、
トナーとする)9が充填されている。シール部材8の引
き抜き側端部は現像装置外へ突出しており、現像装置使
用時にユーザー(あるいはサービスマン)が該端部をつ
まんでシール部材8を貼着力に抗して引き抜き除去する
ことにより該シール部材8がホッパー6の開口面に設け
られた取付部材7の開口面から剥離除去されホッパー6
と容器5とが連通して、ホッパー6内のトナー9が容器
5内に供給されるものである。
【0022】上記シール部材8を除去後、ホッパー6内
に充填されたトナー9は、撹拌部材10がd方向に回転
することにより取付部材7の開口を通り、供給ローラ4
方向へ供給される。
【0023】供給ローラ4は矢印c方向に回転し、この
回転によりトナー9は現像スリーブ2近傍に運ばれ、現
像スリーブ2と供給ローラ4との当接部において供給ロ
ーラ4上に坦持されているトナー9が現像スリーブ2と
の摺擦により現像スリーブ2上に塗布される。その後現
像スリーブ2の回転に伴い、トナー9は弾性ブレード3
と現像スリーブ2の当接部に侵入し、ここを通過すると
きに現像スリーブ2表面と弾性ブレード3の両者に摺擦
され十分に摩擦帯電を受ける。このようにしてトリボ付
与されたトナー9は上記当接部を脱け出して現像スリー
ブ2上のトナー薄層として形成され感光ドラム1と対抗
する現像部へと送られる。現像スリーブ2と感光ドラム
1は現像部において微少間隙を有しており、この両者間
に直流あるいは直流を重畳した交流電圧を印加して現像
スリーブ2上に薄層形成されたトナー9を感光ドラム1
上の静電潜像に対応させて転移させ、可視像としてのト
ナー像を形成する。
【0024】一方、現像部において消費されなかった現
像剤は、現像スリーブ2の回転と共に現像スリーブ2の
下部より回収される。この回収部分には、漏れ防止部材
11が設けられ未現像トナーの容器5内への通過を許容
すると共に容器5内からトナー9が漏出するのを防止す
る。回収された現像スリーブ2上の未現像トナーは供給
ローラ4と現像スリーブ2との当接部において現像スリ
ーブ2から剥ぎ取られる。この剥ぎ取られたトナーの大
部分は供給ローラ4の回転に伴い搬送され容器5内のト
ナー9と混ざり合い、帯電されたトナーの電荷が分散さ
れる。同時に供給ローラ4の回転により現像スリーブ2
上に新たなトナーが供給され、上述の作用を繰り返す。
【0025】また、上記感光ドラム1上に形成されたト
ナー像は、後述する転写装置によって転写装置によって
記録材へ転写されるが、感光ドラム1の表面には転写さ
れずに残留したトナーが存在する。該残留したトナーは
、上記感光ドラム1に対向して配設されたクリーニング
装置7によって除去される。
【0026】以上説明した感光ドラム1、帯電器2、現
像装置D、クリーニング装置17は、枠体32中に支持
されて一体となり、プロセスカートリッジPを形成して
いる。該プロセスカートリッジPは、ガイド部材31に
沿って摺動することにより画像形成装置本体(以下、本
体とする)30に着脱自在となっている。例えば、現像
装置D内のトナーが消費され尽した場合等には、このプ
ロセスカートリッジPはオペレータにより本体30外に
取り出され、これに代えて現像装置D内に予めトナーが
充填されているプロセスカートリッジPがオペレータに
より本体30内に装填できる。また、所望の色のトナー
が収容されているプロセスカートリッジPを本体30内
に装填することによって、所望の色の画像を出力するこ
ともできる。
【0027】以上のようにプロセスカートリッジPをセ
ットした状態においては、感光ドラム1の下方が開状態
となっており、該感光ドラム1の表面には、転写帯電器
37と分離除電器38が対向して配設されている。上述
したように感光ドラム1の表面上に形成されたトナー像
は紙等の記録材上に、上記転写帯電器37の作用により
転写され、次いで上記分離除電器38の作用により感光
ドラム1から分離される。
【0028】上記記録材を搬送する装置は、記録材を収
納しているカセット39と、カセット39から記録材を
送り出すピックアップローラ40と、記録材をトナー像
の移動と同期して転写領域に搬送するレジストレーショ
ンローラ41と、搬送ガイド42,43,44を有して
いる。
【0029】感光ドラム1から分離された記録材はガイ
ド44を介して定着装置45に送られ、ここでトナー像
が記録材に定着される。定着後の記録材はトレイ46上
に排出される。
【0030】なお、本実施例はレーザビームを感光ドラ
ム1に露光するものであるが、画像信号で駆動される発
光ダイオードアレイの放射光により感光ドラムを露光し
てもよく、原稿の画像をレンズを介して感光ドラム1に
直接露光してもよい。
【0031】次に、以上のような本実施例装置における
容器5とホッパー6の連通部周辺の構成について図2を
用いて詳しく説明する。
【0032】上記取付部材7はポリスチレン、ABS、
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を使用しており、本実
施例においては厚み0.5mmのポリスチレンを用いた
。 この取付部材7はシール部材8を貼着するためのものだ
けでなく、使用時にシール部材8を除去した後、以下の
作用を行なう。取付部材7の開口部7aの上端部7bは
図1に示したように供給ローラ4に近接して設けられて
いる。該先端部7bにより供給ローラ4上に供給される
補給トナー9の塗布量を規制する。
【0033】取付部材7の開口部7aの上端部7bを供
給ローラに近接するところまで延ばさない構成をとった
場合、特に小粒径トナー使用時においてトナーの凝集度
が上がり、弾性ブレード3と供給ローラ4の間の現像ス
リーブ2近傍(図中矢印A部)にホッパー6から直接ト
ナー9が供給されるためトナーの過剰なパッキングを生
じて、トナー同士のブロッキングが起こり易く、そのま
ま弾性ブレード3の現像スリーブ2への当接部に送られ
ると、弾性ブレード3から脱け出て現像スリーブ2上に
コーティングされるトナー量が過大になり、かつ、コー
ティングトナー量がむらになり易く、かぶり、濃度むら
が発生し易くなる。この現象は高湿環境下におかれた場
合、より顕著となる。しかし、本実施例では弾性ブレー
ド3と供給ローラ4の間の現像スリーブ2近傍への過剰
なトナー供給を抑えているため、上記トラブルを防止で
きる。また同時に、供給ローラ4へ供給されるトナー量
は、上記取付部材7の開口7aの上端部7bにより規制
されているので、供給ローラ4から現像スリーブ2へ過
剰にトナー9が塗布されることがなく、弾性ブレード3
手前のトナーのブロッキングをも防止できる。
【0034】開口上端部7bは、上述した機能を発揮す
るためには供給ローラ4上部より下方に位置することが
好ましい。
【0035】以上述べたように、上記取付部材7はシー
ル部材8を貼着するためだけでなくホッパー6から現像
スリーブ2上の弾性ブレード3と供給ローラ4の両者の
当接部にはさまれた領域にトナー9が直接供給されるの
を防止する働きを兼ね備えている。
【0036】使い捨てタイプの現像装置及び該現像装置
を含むプロセスカートリッジに必要な構成要素であるシ
ール部材8の取付部材7を有効に活用でき、簡単な構成
でかぶり及び濃度薄を防止可能となる。
【0037】次に、本実施例装置を用いた実験例につい
て説明する。
【0038】本実験例において供給ローラ4として直径
5mmのステンレス芯金上に発泡骨格構造の状のスポン
ジであるエバーライトスポンジを巻き付け、直径14m
mのローラ状としたものを直径20mmのアルミニウム
スリーブの表面に定形ブラスト処理した現像スリーブ2
に当接させるが、その当接幅は1〜10mmが有効で、
実験例では、3mmとし、現像スリーブ2回転方向と同
方向に回転させた。また、この回転数は、供給ローラ4
と現像スリーブ2との相対速度を50〜300mm/s
にするのが望ましく、本実験例では70mm/sに設定
した。
【0039】次に弾性ブレード3は、硬度65°のウレ
タンブレード用い、現像スリーブ2にまた弾性ブレード
の設定圧として5〜200g/cm(スリーブ母線方向
の線圧)が有効で、実験例では50g/cmとした。な
お、線圧の測定方法は摩擦係数の既知の薄板を三枚重ね
にして弾性ブレード3当接部に挿入し、中央の薄板をば
ね秤で引き抜き、そのときの引き抜き力と、摩擦係数か
ら換算し、線圧とした。
【0040】また、使用する現像剤として、スチレン/
アクリル樹脂とスチレンブタジエン樹脂の共重合体と顔
料からなる平均粒径10mmのトナー粉体にコロイダル
シリカ1.0重畳パーセント外添した現像剤を用いた。
【0041】以上のような本実施例装置をキヤノン株式
会社製FC5複写機に組み込み、バイアス電源として周
波数1800Hz、ピーク・ピーク電圧1300Vの交
流電圧に、−250Vの直流を重畳させたものを用い、
感光ドラム上の潜像の表面電位を暗部−540V、明部
−150Vにし、現像スリーブ2と感光ドラム1(有機
光導電体)の間隙を250μmに設定して現像を行なっ
たところ、現像スリーブ2上に約30μmの均一なトナ
ー薄層が得られ、かぶり及び濃度むらのない良好な画像
が得られた。
【0042】また、平均粒径8μmの小粒径トナーを用
い、高湿環境下で現像を行なったところ2000枚の画
像形成までトナーブロッキングによる現像スリーブ上コ
ーティングトナー量過多の現象もおきず、濃度むら及び
かぶりのない良好な画像が得られた。
【0043】なお、実施例において各構成要素の設定条
件は、本発明の範囲内で任意に設定可能である。
【0044】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を添付図面の図3及び図4を用いて説明する。なお、第
一実施例との共通箇所には同一符号を付して説明を省略
する。
【0045】図3に示す本実施例装置は第一実施例と異
なり、現像装置Dが感光ドラム1等とは独立して、ガイ
ド31に摺動案内されて画像形成装置本体30に着脱で
きる。これにより、現像装置D内のトナーが消費され尽
くした場合等には、この現像装置Dはオペレータにより
本体30外に取り出され、これに代えて容器5内に予め
トナーが充填されている現像装置Dがオペレータにより
本体30内に装填できる。また所望の色のトナーが収容
されている現像装置Dを本体30内に装填することによ
って所望の色の現像画像を形成することができる。
【0046】また、上記現像装置Dは図4に示すように
第一実施例と異なっている。
【0047】図4は、シール部材8除去後の状態を示し
たものであり、本実施例ではシール取付部材7の開口部
上端7bを供給ローラ4に当接させたものである。この
構成とすることで、以下に述べるようにシール取付部材
7にトナー量規制部材及び供給ローラ上トナーのスクレ
ープ手段の働きを兼ねさせたものである。供給ローラ4
として本実施例では金属芯金にレーヨン繊維を植毛した
ファーブラシを用いている。ファーブラシローラのよう
にトナーの搬送力の強いローラを用いる場合は、供給ロ
ーラ4へのホッパー6からのトナー供給量の規制を強め
るのが好ましかった。無論、供給ローラとしてスポンジ
ローラを用いてもよいが、スポンジローラを用いた場合
、開口部上端7bのエッジ部が必要以上にスポンジロー
ラにくい込み、ローラを傷めることがないように留意す
る必要がある。
【0048】また、このように供給ローラ4へ当接させ
ることで、画像形成動作を繰り返した際の供給ローラ4
の内部へのトナー詰まりによる現像スリーブ上の未現像
トナーの剥ぎ取り能力低下や供給ローラ4の硬質化によ
る駆動トルクの増大等の弊害を防止することが可能とな
る。
【0049】さらには、取付部材7が供給ローラ4との
摺擦により適度に微振動して、ホッパー6内で取付部材
7近傍に存在するトナーの例えば長期放置によるブロッ
キングを防止し、トナーをほぐし、ホッパー6内のトナ
ーの流動性の維持に貢献する効果がある。
【0050】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
について図5を用いて説明する。なお、第一実施例との
共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0051】図5は、シール取付部材7を撹拌部材たる
トナー送り部材10に当接させる構成としたものである
。トナー送り部材10はPET、ウレタンシート等の可
撓性のシートから成っているが、画像形成動作を繰り返
しホッパー6内のトナー量が減少してくると、トナー送
り部材10の現像剤容器5への送り量が低下する。さら
に、耐久が進んだり、高湿環境下においてはトナーの凝
集度が増し、トナー9は、トナー送り部材10上に固着
し、トナー送り部材10が回転駆動されても、そのまま
の状態で留まり、回転に伴い、トナー9はつれまわり移
動するのみで現像剤容器5方向へトナーを送らなくなっ
てしまう。そこで、本実施例のように、シール取付部材
7の先端7bがトナー送り部材10に当接させる構成と
することで、トナー送り部材10の先端部に溜まるトナ
ー9を掻き落とし、確実に現像剤容器5の方向へトナー
9を送ることを可能にしたものである。
【0052】また、トナー送り部材10は該先端7bで
、付勢された後、トナー送り部材10の回転に伴いトナ
ー送り部材10が該付勢部をぬけたとき解放され、トナ
ー送り部材10近傍のトナー9をほぐす効果があり、高
湿環境下に長期放置し、ホッパー6内にトナーがブロッ
キングした場合は、特に有効となる。
【0053】〈第四実施例〉次に、本発明の第四実施例
について図6を用いて説明する。なお、第一実施例との
共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施例においては、シール部材8として
、1軸成形したPP等のプラスチックフィルムを用い、
シール部材8の一部を引き抜き除去し、残りの部分8b
を現像装置内に残し、開口7aを形成する構成のもので
もよい。
【0055】シール部材8bは可撓性を有しているため
、該開口7aの下端部7cを供給ローラ4にソフトに当
接することが可能となる。このような構成をとることで
、ホッパー6からトナー9が供給ローラ4と現像剤容器
5底面間に直接送られ、現像スリーブ2下部へトナーの
圧力が加わり、トナー漏れを生じ易くなる問題を防止し
つつ、該下端部7bに送られてきた供給ローラ4上のト
ナー9をスクレープすることなく、ホッパー6内に通過
するのを許容することが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切り部材の開口部の上端部を現像剤供給手段近傍に配
設することにより現像剤坦持体と現像剤供給手段の摺接
部及び現像剤規制部材との摺接部へ直接現像剤が供給さ
れるのを防止することで別途規制部材を設けることなく
、かぶり、濃度むらのない画像が得られ、簡易構成で使
い捨てタイプの現像装置及び該現像装置を含むプロセス
カートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の概略断面図である。
【図2】図1装置に用いられる現像装置の概略断面図で
ある。
【図3】本発明の第二実施例装置の概略断面図である。
【図4】図3装置に用いられる現像装置の概略断面図で
ある。
【図5】本発明の第三実施例装置の概略断面図である。
【図6】本発明の第四実施例装置の概略断面図である。
【図7】従来例装置の概略断面図である。
【図8】他の従来例装置の概略断面図である。
【図9】他の従来例装置の概略断面図である。
【符号の説明】
2  現像スリーブ(現像剤坦持体) 3  弾性ブレード(現像剤規制部材)4  供給ロー
ラ(現像剤供給手段) 5  現像剤容器(容器) 6  現像剤収容容器(ホッパー) 7  シール取付部材(仕切り部材) 8  シール部材 9  トナー(現像剤)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前方に開口部を有する現像剤容器と、
    該開口部に回転自在に配設された現像剤坦持体と、一端
    を上記現像剤容器に取り付け、他端を上記現像剤坦持体
    の上部表面に摺接するように配設された現像剤規制部材
    と、該現像剤規制部材の摺接位置よりも上記現像剤坦持
    体の回転方向上流側で該現像剤坦持体に回転しながら摺
    接するように配設された現像剤供給手段と、該現像剤供
    給手段よりも後方で上記現像剤容器と連通するように該
    現像剤容器と一体となって取り付けられた現像剤収容容
    器と、上記現像剤容器と現像剤収容容器の連通部に配設
    され開口部を有する仕切り部材と、該開口部に引き抜き
    自在に配設されたシール部材とを備えた現像装置におい
    て、上記仕切り部材は、開口部の上端部が、上記現像剤
    供給手段の近傍に位置するように取り付けられ、上記現
    像剤坦持体における上記現像剤規制部材の摺接部と上記
    現像剤供給手段の摺接部に囲まれた領域に供給される上
    記現像剤収容容器からの現像剤の量を規制せしめること
    を特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】  仕切り部材は、開口部の上端部が上記
    現像剤供給手段に近接また当接するように配設されてい
    ることとする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】  現像剤収容容器内に可撓性シートを有
    する現像剤送り部材を配設し、該現像剤送り部材の可撓
    性シートは、先端が仕切り部材の開口部の上端部に当接
    するように取り付けられていることとする請求項1また
    は請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】  画像形成装置内に着脱自在に取り付け
    られていることとする請求項1ないし請求項3のうちの
    一つに記載の現像装置。
  5. 【請求項5】  請求項1ないし請求項3のうちの一つ
    に記載の現像装置と、表面が無端移動自在な潜像坦持体
    とを枠体内に備え画像形成装置本体に着脱自在に取り付
    けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3406566A1 (de) * 1983-02-23 1984-08-30 Shimano Industrial Co., Ltd., Sakai, Osaka Kettenumwerfer fuer ein fahrrad
JPH08292634A (ja) * 1995-04-25 1996-11-05 Nec Corp トナーカートリッジ

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