JPH0422333Y2 - - Google Patents

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JPH0422333Y2
JPH0422333Y2 JP13457386U JP13457386U JPH0422333Y2 JP H0422333 Y2 JPH0422333 Y2 JP H0422333Y2 JP 13457386 U JP13457386 U JP 13457386U JP 13457386 U JP13457386 U JP 13457386U JP H0422333 Y2 JPH0422333 Y2 JP H0422333Y2
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aperture opening
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aperture
inner rail
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Priority to US07/382,109 priority patent/US5010357A/en
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、カメラの画面サイズを決定するアパ
ーチヤの規制装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 カメラの画面サイズ(フイルム上への露光領
域)は、JISによつて規制されており、35mmフイ
ルムのフルサイズの場合、縦は24.8mm〜24.0mm、
横は36.8mm〜36.0mmである。この画面サイズは一
般に、アパーチヤ形成部材に穿けたアパーチヤ開
口によつて規制されている。アパーチヤ形成部材
には、アパーチヤ開口の後端部の上下縁部に位置
しフイルムの上下縁と実質的に接触する上下の内
レールと、同左右縁部に位置しこの内レールより
前方(レンズ側)に位置するフイルム対向面とが
設けられている。このフイルム対向面を内レール
より前方に位置させるのは、フイルムの巻上巻戻
の際にフイルムに傷が付くのを防止するためで、
通常フイルム対向面は内レールより0.5mm程度前
方に位置する。この従来の画面サイズ規制装置
は、従来のレンズ系を備えたカメラにおいては、
十分JIS規格を満足させるものであつた。
ところが本出願人が開発中のズームレンズにお
いては、射出瞳の位置が一方の焦点距離端でフイ
ルム面側に大きく接近するために、光線がアパー
チヤ開口から外側に回り込む状態が生じ、このた
め画面サイズがJIS規格より大きくなる場合のあ
ることが判明した。
第5図は、アパーチヤ開口回りを、フイルム進
行方向と平行な断面で示すもので、アパーチヤ開
口Rは、アパーチヤ形成部材(カメラボデイ)P
に穿けられている。アパーチヤ形成部材Pの後面
は、このアパーチヤ開口Rの後端部から左右に延
び、かつフイルム面Fとの間に一定の距離を持つ
たフイルム対向面Qを形成している。従つて、画
面サイズの左右は、アパーチヤ開口Rとフイルム
対向面Qの交差するエツジCで規制される。いま
このアパーチヤの規制装置において、レンズ系の
射出瞳Eが位置Aにあるとき、レンズ系を通つた
光が100%フイルムに到達する領域を仮に完全画
面域とし、一部のみ到達する領域を不完全画面域
とする。そして完全画面域をつかさどる光線を
a、不完全画面域をつかさどる光線をbと表わ
し、実際に撮影を行なつたときにフイルム上で画
面と称される領域(実画面域)が線a,bの二等
分線c(実画面光線)によつてつかさどられると
すると、この実画面域がJIS規格を外れてしまう
ことがある。この傾向、つまり射出瞳の後方への
移動は、レンズ系のズーム倍率の増大、レンズ系
のコンパクト化によつて拡大する方向にあると考
えられ、従来の画面サイズ規制装置によつては、
これに対処することができない。
「考案の目的」 本考案は、画面サイズ規制装置についてのこの
ような問題点の発見に基づき、射出瞳が後方に移
動するレンズ系においても、規格内の画面サイズ
を確保できる装置を得ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、この目的を達成するために、アパー
チヤ形成部材に、アパーチヤ開口と;このアパー
チヤ開口のフイルム面側後端部の上下縁部に位置
する内レールと;この内レールより前方レンズ側
に位置し、アパーチヤ開口の後端部の左右縁部か
ら左右に連続するフイルム対向面と;このフイル
ム対向面の上記アパーチヤ開口縁部にフイルム面
側に突出させて形成され、その突出端が上記内レ
ールより前方レンズ側に位置する突出部と;を設
けたことを特徴としている。
このようにアパーチヤ開口の後端部周縁をフイ
ルム面側に突出させる理由は次の通りである。す
なわち上記問題点は、基本的には、上下の内レー
ル間のフイルム対向面をフイルム面側に接近させ
れば解決できる。しかし、フイルム対向面全体を
内レール側に接近させると、フイルムの移動空間
が狭くなり、どうしてもフイルムに傷が付きやす
くなる。従来装置において、フイルム対向面を内
レールより前方に位置させているのは主にこの理
由による。本考案は、このようにフイルム対向面
全体を内レール側に移動させることによる不都合
を生じさせずに、撮影画面サイズの左右方向の大
きさを一定にするために、アパーチヤ開口の周縁
のみをフイルム面側に突出させたのである。
フイルムは周知のように、その背面を外レール
に当接する圧板に案内され、そのフイルム面の上
下を内レールに案内されて、フイルム対向面に対
する非接触状態を保つて導かれるが、フイルムの
巻ぐせは、アパーチヤ開口に向けて徐々にとられ
ていくと考えられる。したがつて、パトローネ室
から出たばかりのフイルムは、よりフイルム対向
面に接触しやすく、アパーチヤ開口に近づくにつ
れて、接触しにくくなる。このため、アパーチヤ
開口周縁をフイルム面側に接近させるのは理にか
なう。つまりアパーチヤ開口の周縁をフイルム面
側に突出させても、この突出部と、フイルムとが
接触する可能性は殆どない。そしてアパーチヤ開
口周縁の突出部は確実にフイルムに接近している
ため、射出瞳が後方に移動しても、左右方向の画
面サイズの増大量は僅かで済み、JIS規格内に十
分納めることができる。
なおこのようにアパーチヤ開口の周縁をフイル
ム面側に突出させるのは、一般的にダイキヤスト
によつて形成されるカメラボデイの金型に簡単な
後加工を施すのみで足り、加工コストは実質的に
増加しない。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第4図は本考案の実施例を示すもの
で、ダイキヤスト製のカメラボデイ(アパーチヤ
形成部材)10の概略形状を示している。第2
図、第3図において、このアパーチヤ形成部材1
0には、パトローネ室11および巻取スプール室
12が一体に形成されている。周知のように、パ
トローネ室11にフイルムが装填され、これがス
プール室12の巻取スプール13に巻取られる。
アパーチヤ形成部材10には、左右のパトロー
ネ室11とスプール室12の間に位置させて、第
2図に正面形状を示すように、アパーチヤ開口1
7が穿設されている。このアパーチヤ開口17の
後端部の上下縁部にはそれぞれ、各一対の外レー
ル14と内レール15が形成されている。外レー
ル14は裏蓋の圧板(図示せず)と当接してその
位置を規制し、内レール15はフイルム表面(乳
剤面)の上下縁と当接する。この外レール14と
内レール15間の光軸方向の距離は、通常0.2mm
前後に設定され、両レール(圧板と内レール1
5)によつて形成されるトンネル状の空間内をフ
イルムが移動する。
アパーチヤ形成部材10には、アパーチヤ開口
17の後端部の左右縁部から左右に連続するフイ
ルム対向面16が形成されている。このフイルム
対向面16は、内レール15より前方レンズ側に
位置している。
本考案は、このフイルム対向面16のアパーチ
ヤ開口17の縁部に、フイルム面側に突出させて
突出部18を形成したことを特徴としている。こ
の突出部18は、その突出端が内レール15より
前方レンズ側に位置している。つまり、内レール
15は、アパーチヤ開口17周縁で、最もフイル
ム面側に接近している部材である。
第1図にアパーチヤ開口17の周縁を拡大して
示す。この突出部18は、左右方向の画面サイズ
を決定することを目的とするから、その幅sは、
この目的を達成できる範囲で、可及的に小さくす
るのが好ましい。そしてこの突出部18とフイル
ム対向面16表面とは滑らかな面で接続される。
また突出部18のフイルム対向面16からの突出
量は、レンズ系が最も後方に位置したときの射出
瞳の位置および大きさに応じて決定される。
次に突出部18のフイルム面F側への突出量の
計算例を具体的な数値で説明する。第1図におい
て、レンズ系がフイルムに最も近接した時の射出
瞳の位置をS、最も遠ざかつたとき射出瞳の位置
をLとし、その各々において、実画面域をつかさ
どる線をcS,cLとし、また各々の射出瞳半径を
rS,rLとすると、cS,cLによつて得られる実画
面域がJIS規格を満足するためのl1(突出部18か
らフイルム面迄の距離)の取るべき値は、フイル
ム面FからSあるいはLまでの距離dS,dL、射
出瞳の半径rS,rLおよびアパーチヤ開口寸法Ap
によつて決定される。仮に各値を dS=20.2mm dL=49.25mm rS=0.79mm rL=3.6mm Ap=35.9〜36.0mm とすると、l1の範囲は、 l1=0.44〜0.14mmとなる。
いまフイルムの乳剤面への影響、ダイキヤスト
成形上のばらつき、レンズ系のばらつき等を考慮
して、仮に Ap=35.9mm l1=0.35mm とするならば、S時、L時の画面サイズはそれぞ
れ、 S時;36.52mm L時;36.16mm となり、JIS規格を満足することになる。
例えばこのように各寸法を設定すると、パトロ
ーネ室11から出たばかりの巻ぐせの大きい35mm
フイルム(通常厚さ0.12〜0.16mm)は、内レール
15とフイルム対向面16との間の比較的大きい
空間を進行するために、フイルム対向面16に接
触するおそれがなく、アパーチヤ開口17近傍迄
進行したときは、外レール14(圧板)と内レー
ル15により平面性が高められている。フイルム
はこの平面性が高くなつている状態において、内
レール15と突出部18の間の狭い空間を通る。
よつてその乳剤面が突出部18に接触することは
なく、しかもフイルムは、確実に突出部18(ア
パーチヤ開口17)に接近しているために、左右
方向の画面サイズは、ズームレンズ系の射出瞳の
位置がどこにあろうと安定する。
「考案の効果」 以上のように本考案のカメラの画面サイズ規制
装置によれば、ズームレンズ系の設計によつて、
射出瞳が後方に位置するようになつても、特にそ
の左右方向の画面サイズを規定の大きさに保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカメラの画面サイズ規制装置
の実施例を示す第3図の部拡大図、第2図はダ
イキヤスト製のカメラボデイの背面図、第3図、
第4図は第2図の−線、−線に沿う断面
図、第5図は画面サイズに関する問題点を説明す
るための光路図である。 10……アパーチヤ形成部材(カメラボデイ)、
11……パトローネ室、12……スプール室、1
4……外レール、15……内レール、16……フ
イルム対向面、17……アパーチヤ開口、18…
…突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ズーミングに伴つて射出瞳の位置が前後に変化
    するズームレンズを備え、フイルム上への露光画
    面サイズが、この射出瞳の位置によつて変化する
    カメラにおいて、 上記画面サイズを決定するアパーチヤ開口を有
    するアパーチヤ形成部材に、 上記アパーチヤ開口のフイルム面側後端部の上
    下縁部に位置する内レールと; この内レールより前方のレンズ側に位置し、上
    記アパーチヤ開口の後端部の左右縁部から左右に
    連続するフイルム対向面と; このフイルム対向面の上記アパーチヤ開口縁部
    にフイルム面側に突出させて形成され、その突出
    端が上記内レールより前方のレンズ側に位置する
    突出部と;を設けたことを特徴とするカメラの画
    面サイズ規制装置。
JP13457386U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0422333Y2 (ja)

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DE8718120U DE8718120U1 (de) 1986-09-02 1987-09-01 Einrichtung zum Steuern des Bildebenenformats einer Kamera
DE3790511A DE3790511C2 (de) 1986-09-02 1987-09-01 Kompaktkamera mit eingebautem Varioobjektiv
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