JPH0422294Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422294Y2
JPH0422294Y2 JP2393586U JP2393586U JPH0422294Y2 JP H0422294 Y2 JPH0422294 Y2 JP H0422294Y2 JP 2393586 U JP2393586 U JP 2393586U JP 2393586 U JP2393586 U JP 2393586U JP H0422294 Y2 JPH0422294 Y2 JP H0422294Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
plate
vertical sides
holding plate
raindrop detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2393586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62135958U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2393586U priority Critical patent/JPH0422294Y2/ja
Publication of JPS62135958U publication Critical patent/JPS62135958U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0422294Y2 publication Critical patent/JPH0422294Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動ワイパ駆動装置に用いられる雨
滴検出器の取付ブラケツトに関する。
「従来の技術」 従来の特開昭59−137858号公報などにより開示
される雨滴検出器は、その雨滴検出器を車体に取
付けるためにはケース底板をなすブラケツトを両
面接着テープにより車体部分に固定しているの
で、車体部分の振動が雨滴検出器に伝わり易く、
誤検出を生じるという問題がある。また、薄い両
面接着テープによつて車体部分に接着された雨滴
検出器がボンネツトなどの車体部分に傷を付け易
いという問題があり、更にアフターサービスの際
に脱着が容易ではないなどの問題があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上記の問題を解決するためになされ
たものであり、雨滴検出器に車体の振動が伝わり
難いと共に、車体部分に傷を付けることがなく、
かつ脱着が容易な雨滴検出器の取付ブラケツトを
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 しかして、本考案によれば、上記目的のため平
板状の固着辺およびその固着辺の両端より垂下す
る垂辺を有し、その両垂辺に二個の角孔をそれぞ
れ穿設された断面略コ字状の保持板と、二個の取
付ねじが螺合された取付辺、およびその取付辺よ
り延出されると共に、その取付辺の取付ねじと前
記保持板の両垂辺の間において対面するように折
曲され、かつ前記両垂辺の角孔に脱着可能に係合
する二本の挿入脚を有する取付板と、前記保持板
の固着辺をケース底板に固着すると共に、その保
持板および取付板の周囲を前記両垂辺の下端面よ
り下の位置まで覆う弾性体とを備えることを特徴
とする雨滴検出器の取付ブラケツトが提供され
る。
「作用」 上記構成によれば、前記弾性体と、取付板の取
付辺の間に車体板を挿入し、二個の取付ねじを車
体板の裏面に締付けることにより、雨滴検出器が
車体板に取付けられる。そして、保持板の固着辺
とケース底板との間にも前記弾性体が在ることに
より車体の振動が吸収され、また保持板の両垂辺
の下端面より下の位置まで弾性体が在ることによ
り車体板に傷が付かず、更に取付ねじを緩めるこ
とにより車体板から雨滴検出器が容易に取外され
る。
「実施例」 次に、本考案の取付ブラケツトの実施例を図面
について説明する。
第1図から第4図に示されるように、平板状の
固着辺1、およびその固着辺1の両端より垂下す
る垂辺2,2を有し、その両垂辺2,2の二個の
角孔3をそれぞれ穿設された断面略コ字形の保持
板4は、弾性体5を介して、雨滴検出器6のケー
ス底板7に焼付け固着されている。取付板8は、
二個の取付ねじ9が螺合された取付辺10、およ
びその取付辺10より延出された二本の挿入脚1
1を有する。その両挿入脚11は、取付辺10の
二個の取付ねじ9と、保持板4の両垂辺2の間に
おいて対面するように折曲されている。また、両
挿入脚11は保持板4の両垂辺2における各二個
の角孔3に脱着可能に係合されている。前記弾性
体5は、保持板4の固着辺1をケース底板7に固
着するばかりではなく、その保持板4および取付
板8を角状に取囲むように垂下し、かつ保持板4
の両垂辺2の下端面12より下の位置まで垂下し
ており、保持板4および取付板8はその周囲を弾
性体5により覆われている。また、図示の実施例
においては、保持板4の両垂辺2の下端面12も
弾性体5により覆われている。第3図から第4図
における符号13はリード線を通す絶縁チユーブ
である。また、符号14は車体板を示す。
「作動」 上記実施例の雨滴検出器6を製造する場合に
は、第2図に示されるように、保持板4から取付
板8を抜取る。そして、合成ゴムなどの弾性体5
を介して保持板4をその保持板4の固着辺1にお
いてケース底板7に焼付け固着する。また、弾性
体5は、取付板8を装着するスペースを予め見込
んで、保持板4の周囲を覆う壁状に形成される。
このように、弾性体5をケース底板7に焼付け形
成したのちにおいて、取付板8の両挿入脚11が
第2図の点線に示されるように、保持板4の各角
孔3に挿入され、雨滴検出器6が完成される。な
お、取付板8を保持板4に取付けるに際し、弾性
体5は容易に変形するから、その取付けも容易で
ある。
上記雨滴検出器6を車体板14に取付ける場合
には、収納式ワイパにおけるワイパブレード収納
箇所に延出された車体板14などに、第1図に示
されるように、車体板14の端部が取付板8の取
付辺10と壁状の弾性体5の間に入るように雨滴
検出器6を取付け、かつその雨滴検出器6が回ら
ないように二本の取付ねじ9が締付けられる。こ
の締付けにより、取付ねじ9の締付力が保持板4
の両垂辺2の間において車体板14に加えられる
ので、雨滴検出器6は浮上ることなく良好に車体
板14に固定される。また、車体板14の上面と
保持板4の両垂辺2の間には弾性体5が存在する
ため、その車体板14の上面に傷が付かない。更
に、車体板14の振動は、弾性体5によつて吸収
されるため、ケース底板7に僅かしか伝えられな
い。
なお、雨滴検出器6が故障した場合には、取付
ねじ9を緩めることにより、車体板14からその
雨滴検出器6を取外すことができ、修理が完了し
た雨滴検出器6は取付ねじ9の締付けにより容易
に車体板14に装着することができ、脱着が自在
である。
「効果」 以上述べたように、本考案の雨滴検出器の取付
ブラケツトは上記構成を有するから、雨滴検出器
に車体の振動が伝わり難く検出精度が高いととも
に、車体部分に傷を付けることがなく、かつ脱着
が容易であるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は保持板と取付板を下方より見た分割斜視図、第
3図は正面図、第4図は底面図である。 1……固着辺、2……垂辺、3……角孔、4…
…保持板、5……弾性体、7……ケース底板、8
……取付板、9……取付ねじ、10……取付辺、
11……挿入脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平板状の固着辺およびその固着辺の両端より垂
    下する垂辺を有し、その両垂辺に二個の角孔をそ
    れぞれ穿設された断面略コ字形の保持板と、 二個の取付ねじが螺合された取付辺、およびそ
    の取付辺より延出されると共に、その取付辺の取
    付ねじと前記保持板の両垂辺の間において対面す
    るように折曲され、かつ前記両垂辺の角孔に脱着
    可能に係合する二本の挿入脚を有する取付板と、 前記保持板の固着辺をケース底板に固着すると
    共に、その保持板および取付板の周囲を前記両垂
    辺の下端面より下の位置まで覆う弾性体と を備えることを特徴とする雨滴検出器の取付ブラ
    ケツト。
JP2393586U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0422294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2393586U JPH0422294Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2393586U JPH0422294Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62135958U JPS62135958U (ja) 1987-08-27
JPH0422294Y2 true JPH0422294Y2 (ja) 1992-05-21

Family

ID=30822702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2393586U Expired JPH0422294Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422294Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62135958U (ja) 1987-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0422294Y2 (ja)
JPS587767Y2 (ja) 配線器具のパネル壁取付用裏当金
JP2604678Y2 (ja) グロメット
JPH0338035Y2 (ja)
JPH052324Y2 (ja)
JPS6040061Y2 (ja) 蓋体取付け装置
JP3199676B2 (ja) 透光性プレートの取付構造
JPS6347550Y2 (ja)
KR0113904Y1 (ko) 배터리 하단 마운팅용 배터리 트레이
JPS5843261Y2 (ja) 裏蓋取付装置
JPS596501Y2 (ja) レコ−ドプレ−ヤ
JPS5921356Y2 (ja) 架台装置
JPS5937813Y2 (ja) 表示装置
JPH0321397Y2 (ja)
JPS6018856Y2 (ja) 自動車用ヒユ−ズボツクス
JP2541979Y2 (ja) U字穴付ブラケット
JPH0122175Y2 (ja)
JPS594484Y2 (ja) 照明器具
JPH0313020Y2 (ja)
JPS6036148Y2 (ja) カ−テンレ−ル用ブラケツト
JPS639220Y2 (ja)
JPS6317750Y2 (ja)
JPS6121907Y2 (ja)
JP2802822B2 (ja) シールド板固定装置
JPS631380Y2 (ja)