JPH04222135A - タイミング抽出回路、タイミング抽出方法およびそれを用いた通信システム - Google Patents

タイミング抽出回路、タイミング抽出方法およびそれを用いた通信システム

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JPH04222135A
JPH04222135A JP2405638A JP40563890A JPH04222135A JP H04222135 A JPH04222135 A JP H04222135A JP 2405638 A JP2405638 A JP 2405638A JP 40563890 A JP40563890 A JP 40563890A JP H04222135 A JPH04222135 A JP H04222135A
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timing
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circuit
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徹 加沢
Toshiro Suzuki
鈴木 俊郎
Takashi Morita
隆士 森田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイミング抽出回路、及
び、ディジタル通信システムに関し、特に電話線を伝送
媒体として、交換機と端末との間で数メガビット・パー
・セカンド以上の高速伝送を行うのに適したタイミング
抽出回路、及び、通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信システムでは、受信波形
をある基準クロックに同期して識別することにより受信
データを得ている。このためには、受信波形から基準ク
ロックを生成する技術、すなわちタイミング信号の抽出
方式が重要となる。電話線を用いた数メガビット・パー
・セカンド以上の高速ディジタル伝送システムにおいて
は、電話線での信号損失が増え、またクロストーク雑音
も増加するため、周波数帯域の狭い多値伝送符号を用い
ることが望ましい。この条件を満たす伝送符号として、
例えばパーシャルレスポンス・クラス4符号(以後、単
にPR4符号と略す)がある。PR4符号に適したタイ
ミング抽出方式が特願平1−141016 号に示され
ている。 この方法は受信波形のゼロクロス検出によりボーレート
の2倍のクロックを抽出し、その後このクロックを分周
して2種類のボーレートクロックを生成し、受信波形の
識別点に一致したボーレートクロックを弁別するという
ものである。弁別の手段として、2種類のボーレートク
ロックでそれぞれ受信波形を識別しフレーム同期パター
ンが読める方を正しいクロックとみなす方法や、符号則
バイオレーションが検出されない方を正しいクロックと
みなす方法などが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
、フレーム同期パターンを読む方法ではビット同期をと
るためにフレーム同期の結果を用いることになる。一般
にはビット同期処理が完了した後フレーム同期処理を行
い、2つの処理の独立性を高めて、別々のLSIで処理
しやすいように設計するのが普通である。この点上記従
来技術は2つの処理が絡み合っており、あまり望ましく
ない。
【0004】また、符号則バイオレーションを検出する
方法では、十分な安全度をとってバイオレーションを検
出するには時間がかかるという問題点がある。たとえば
、3タイムスロットのバイオレーションを検出する場合
、バイオレーションパターンは(1,1,1),(−1
,−1,−1),(1,−1,1),(−1,1,−1
),(1,0,1),(−1,0,−1)の6つである
。実験によると1つのバイオレーションを検出する平均
タイムスロット長は約25である。ノイズによる誤動作
を防ぐため100個のバイオレーションを検出するとす
ると、2500タイムスロットの時間が最低必要となっ
てしまうわけである。
【0005】本発明の目的はビット同期とフレーム同期
が完全に分離されたタイミング抽出方式を提供すること
である。本発明の他の目的は、識別点に一致したクロッ
クの弁別を短時間で明確に行うことができるタイミング
抽出方式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、受信波形のゼロクロスの発生頻度に注目する。識
別点に一致するゼロクロスの発生頻度は識別点の中間に
位置するゼロクロスの発生頻度に比べて大きく、その比
はほぼ2対1となる。したがって、上記従来技術を用い
て抽出した2種類のクロックの各々を用いてゼロクロス
の数をカウントし、カウント数の大きい方を識別点に一
致したクロックとすれば良い。
【0007】ただし、この方法ではオール1などの特定
パターンが連続する場合、識別点の中間に位置するゼロ
クロスしか発生しないという問題点が生じる。スクラン
ブラを用いることで特定パターンの連続は小さい確率に
抑えることができるが、高い安定性を見込むためにはや
や不十分である。
【0008】この問題を解決する別の方法は、ゼロクロ
ス数ではなく、受信波形とデータ識別の閾値とのクロス
の数をカウントすることである。受信波形が正しく整形
されている限り、識別点で受信波形とデータ閾値がクロ
スすることは絶対にない。したがって、どの送信パター
ンに対しても、上記従来技術により抽出された2種類の
クロックのどちらが識別点に一致するかを短時間で判定
することができる。
【0009】
【作用】受信波形のゼロクロスの発生頻度に注目する場
合、図3に示すように識別点に一致するゼロクロス11
2の発生頻度は識別点の中間に位置するゼロクロスの発
生頻度111に比べて大きく、その比はほぼ2対1とな
る。その理由は識別点に一致するゼロクロスは(1,0
),(−1,0),(0,1),(0,−1)の遷移で
生じるのに対して、後者のゼロクロスは(1,−1),
(−1,1)の遷移でのみ生じるためである。したがっ
て、上記従来技術を用いて抽出した2種類のクロックの
各々を用いてゼロクロスの数をカウントし、カウント数
の大きい方を識別点に一致したクロックとすれば良い。 100個のゼロクロスをカウントするのに要する平均タ
イムスロット数は200程度であるので、従来法より短
時間で判定可能である。
【0010】また、受信波形とデータ識別の閾値とのク
ロスの数をカウントする場合、図5に示すように、受信
波形が正しく整形されている限り、識別点で受信波形と
データ閾値がクロスすることは絶対にない。したがって
、どのような送信パターンに対しても、上記従来技術に
より抽出された2種類のクロックのどちらが識別点に一
致するかを短時間で判定することができる。
【0011】
【実施例】図1に4MbpsのPR4伝送回路に適用さ
れた本発明の第1の実施例を示す。受信波形は等化器1
によって伝送歪を整形される。タイミング抽出回路2は
ゼロクロス検出器3,PLL4,分周器6,セレクタ7
,クロック位相判定部8から構成される。ゼロクロス検
出器3により検出されたゼロクロスパルスはボーレート
の2倍すなわち8MHzにチューニングされたPLL4
に入力され8MHzのクロックを出力する。分周器6は
PLL4から得られた8MHzクロックを分周して、互
いに位相の異なる2つの4MHzクロックを生成する。 2つの4MHzクロックはゼロクロスパルスと共にクロ
ック位相判定部8に入力され、セレクト信号を出力する
。セレクト信号に従って、セレクタ7は識別点に一致し
たクロックを弁別する。出力された受信クロックに従っ
て、識別器9は等化器1の出力波形からデータを識別す
る。
【0012】続いて、クロック位相判定部8の動作を図
2および図3を用いて説明する。図2はクロック位相判
定部8の構成例、図3は第1の実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。ゼロクロスパルスはエッジ検出回路
11により立上りタイミングを切り出される(図3信号
101)。フリップフロップ12により2つの4MHz
クロック(図3信号103,106)を8MHzクロッ
クの立ち下がりで打ち抜くことによりマスク信号(図3
信号104,107)を生成する。どちらのフリップフ
ロップ12からどちらのマスク信号104,107が出
力されるかを前もって知ることはできないが、本明細書
においてはフリップフロップ12aからマスク信号10
4が、フリップフロップ12bからマスク信号107が
出力されたと仮定して説明する。ANDゲートを用いて
マスク信号(図3信号104,107)とゼロクロスパ
ルス(図3信号101)の論理積をとり、2種類のゼロ
クロスパルス(図3信号105,108)が生成される
。ゼロクロスパルス105と108はアップダウンカウ
ンタ14で計数され、ゼロクロスパルス105の数が多
ければcarry信号が、ゼロクロスパルス108の数
が多ければborrow信号が、アップダウンカウンタ
14の段数に応じた時間後に出力される。上記仮定の下
ではゼロクロスパルス105と108の発生頻度はほぼ
2対1であり、数の多いゼロクロスパルス105が識別
点に一致するクロックに属することがわかる。この時確
かに4MHzクロック103の立ち下がりが等化波形1
00の識別点に一致している。セレクト信号生成回路1
5はセレクタ7がクロック103を選択するように制御
信号を発生させる。
【0013】続いて、やはり4MbpsのPR4伝送回
路に適用された本発明の第2実施例を示す。図4はこの
ブロック図である。受信波形は等化器1によって伝送歪
を整形される。タイミング抽出回路2はゼロクロス検出
器3,PLL4,分周器6,セレクタ7,クロック位相
判定部8から構成される。ゼロクロス検出器3により検
出されたゼロクロスパルスはボーレートの2倍すなわち
8MHzにチューニングされたPLL4に入力され8M
Hzのクロックを出力する。分周器6はPLL4から得
られた8MHzクロックを分周して、互いに位相の異な
る2つの4MHzクロックを生成する。以上の動作は既
に説明した第1実施例と同じである。異なる点は、クロ
ック位相判定部8の入力は、2つの4MHzクロックお
よびコンパレータ10の出力であるデータ閾値と受信波
形とのクロス点(以下データ変化点と呼ぶ)である点で
ある。クロック位相判定部8より出力されたセレクト信
号に従って、セレクタ7は識別点に一致したクロックを
弁別する。出力された受信クロックに従って、識別器9
はコンパレータ10の出力波形からデータを識別する。 弁別回路5の他の構成として、分周器6とセレクタ7を
一体化してセレクト信号を分周器6のリセット端子に入
力し、セレクト信号の入力タイミングに分周器6の1つ
だけの出力が立ち上がるかまたは立ち下がるようにして
も良い。
【0014】続いて、第2の実施例におけるクロック位
相判定部8の動作を図2および図5を用いて説明する。 図2はクロック位相判定部8の構成例、図5は第2の実
施例の動作を示すタイムチャートである。第1実施例と
異なり、ゼロクロス信号の代わりにデータ変化点信号が
入力され、エッジ検出回路11により立上りタイミング
を切り出される(図5信号110)。フリップフロップ
12により2つの4MHzクロック(図5信号103,
106)を8MHzクロックの立ち下がりで打ち抜くこ
とによりマスク信号(図5信号104,107)を生成
する。フリップフロップ12aからマスク信号104が
、フリップフロップ12bからマスク信号107が出力
されたと仮定する。ANDゲートを用いてマスク信号(
図5信号104,107)とデータ変化点パルス(図3
信号110)の論理積をとると、4MHzクロック10
3からつくられたデータ変化点パルス(図5信号111
)のみが検出される。したがって、一定時間後にcar
ry信号が必ず出力されることになる。この時確かに4
MHzクロック103の立ち下がりが等化波形100の
識別点に一致している。セレクト信号生成回路15はセ
レクタ7がクロック103を選択するように制御信号を
発生させる。
【0015】上記第1,第2の実施例ではマスク信号の
パルスデューティーを50%としているが、パルスデュ
ーティーをより狭めれば回路は若干複雑になるものの、
波形歪によりカウントパルスの位置がずれて誤ったタイ
ミングでカウントされる危険を減らすこともできる。
【0016】図6は本発明が適用されるディジタル伝送
回路の1実施例である。既に説明したタイミング抽出回
路2,等化器1,識別器9に加え、復号器21、デスク
ランブラ22から受信回路23が構成される。送信回路
27は特定パターンの連続送信を防ぐスクランブラ26
,PR4などの伝送符号化を行う符号化器25および余
計な高周波成分の発生を防ぐ送信フィルタから構成され
る。送信回路27と受信回路28はトランス29および
電話線30を介して接続される。
【0017】図7は上記伝送回路28を適用した通信シ
ステムの1実施例である。交換機36と音声,データ統
合端末34が電話線30を介して接続されている。交換
機36は交換回路35と、端末34の数だけの伝送回路
から構成される。端末34内の伝送回路28は受信回路
が交換機36内の伝送回路の送信回路に接続されるよう
にする。端末34内の伝送回路28およびプロトコル処
理部31から通信インタフェース32が構成され、さら
にデータ端末33aと電話器33bが接続されて音声、
データ統合端末34が構成される。
【0018】図8は特願平1−141016 号に開示
された従来技術の概念図である。N値入力信号に対して
、タイミング抽出回路41はゼロクロス検出器42、ボ
ーレートのN−1倍にチューニングされたPLL43を
用いてN−1倍クロックを抽出し、分周器44でN−1
種類のボーレートクロックを得た後、弁別回路45によ
り識別点に一致したボーレートクロックを弁別する。弁
別は識別器46の出力を用いて行われるため、本発明の
ようなゼロクロスカウントはできなかった。本発明では
識別器46の直前の信号やゼロクロス検出器42の出力
を用いている。
【0019】
【発明の効果】本発明ではビット同期とフレーム同期が
完全に分離されており、2つの処理を別のLSIで行う
場合にも容易に対応できる。また、識別点に一致したク
ロックの弁別を短時間で明確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゼロクロスパルスをカウントする本発明の第1
の実施例を示す図である。
【図2】クロック位相判定部の詳細実施例を示す図であ
る。
【図3】第1実施例の動作を示すタイムチャートを示す
図である。
【図4】データ変化点パルスをカウントする本発明の第
2の実施例を示す図である。
【図5】第2実施例の動作を示すタイムチャートを示す
図である。
【図6】本発明をディジタル伝送回路に適用した実施例
を示す図である。
【図7】本発明を通信システムに適用した実施例を示す
図である。
【図8】従来技術の概念図である。
【符号の説明】
1…等化器、2…タイミング抽出回路、3…ゼロクロス
検出器、4…PLL、6…分周器、7…セレクタ、8…
クロック位相判定部、9…識別器、10…コンパレータ
、11…エッジ検出回路、12…フリップフロップ、1
3…ANDゲート、14…アップダウンカウンタ、15
…セレクト信号生成回路、21…復号器、22…デスク
ランブラ、23…受信回路、24…送信フィルタ、25
…符号化器、26…スクランブラ、27…送信回路、2
8…伝送回路、29…トランス、30…電話線、31…
プロトコル処理回路、32…端末インタフェース、33
a…電話器、33b…データ端末、34…音声、データ
統合端末、35…交換回路、36…交換機、41…タイ
ミング抽出回路、42…ゼロクロス検出器、43…PL
L、44…分周器、45…弁別回路、46…識別器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のボーレートで送出され、該ボーレー
    トの整数倍の周波数タイミングに基準レベルとのクロス
    タイミングが発生する多値信号から、上記ボーレートの
    クロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から
    識別データを得るためのタイミング抽出回路において、
    上記多値信号と所定の閾値とのクロスタイミングを検出
    する検出器と、上記クロスタイミングに同期して上記ボ
    ーレートの整数倍のクロックを出力する同期制御回路と
    、上記整数倍のクロックを分周し互いに位相の異なる複
    数のボーレートクロックを生成するクロック生成器と、
    上記クロスタイミングおよび上記ボーレートの整数倍の
    クロックを用いて、上記複数のボーレートクロックから
    上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロックを
    弁別する弁別回路とを備えたことを特徴とするタイミン
    グ抽出回路。
  2. 【請求項2】上記タイミング抽出回路において、上記弁
    別回路は各ボーレートクロックを用いて上記クロスタイ
    ミングの数を計数、比較し、この比較結果に基づいて上
    記多値信号の識別点に同期したボーレートクロックを弁
    別することを特徴とする請求項1記載のタイミング抽出
    回路。
  3. 【請求項3】所定のボーレートで送出され、該ボーレー
    トの整数倍の周波数タイミングに基準レベルとのクロス
    タイミングが発生する多値信号から、上記ボーレートの
    クロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から
    識別データを得るためのタイミング抽出回路において、
    上記多値信号と所定の第1の閾値とのクロスタイミング
    を検出する検出器と、上記クロスタイミングに同期して
    上記ボーレートの整数倍のクロックを出力する同期制御
    回路と、上記整数倍のクロックを分周し互いに位相の異
    なる複数のボーレートクロックを生成するクロック生成
    器と、上記多値信号を第2の閾値と比較するコンパレー
    タと、上記コンパレータの出力信号および上記ボーレー
    トの整数倍のクロックを用いて、上記複数のボーレート
    クロックから上記多値信号の識別点に同期したボーレー
    トクロックを弁別する弁別回路とを備えたことを特徴と
    するタイミング抽出回路。
  4. 【請求項4】上記タイミング抽出回路において、上記弁
    別回路は各ボーレートクロックを用いて上記コンパレー
    タの出力信号パルスの数を計数、比較し、この比較結果
    に基づいて上記多値信号の識別点に同期したボーレート
    クロックを弁別することを特徴とする請求項3記載のタ
    イミング抽出回路。
  5. 【請求項5】送信装置と受信装置が通信回線を介して接
    続され、上記送信装置が、データを所定のボーレートで
    、かつ、該ボーレートの整数倍の周波数タイミングに基
    準レベルとのクロスタイミングが発生する多値信号とし
    て送信し、上記受信装置が上記多値信号から上記ボーレ
    ートのクロックを抽出し、該クロックに応じて上記多値
    信号から識別データを得るようにした通信システムにお
    いて、上記受信装置が上記多値信号と所定の閾値とのク
    ロスタイミングを検出する検出器と、上記クロスタイミ
    ングに同期して上記ボーレートの整数倍のクロックを出
    力する同期制御回路と、上記整数倍のクロックを分周し
    互いに位相の異なる複数のボーレートクロックを生成す
    るクロック生成器と、上記クロスタイミングおよび上記
    ボーレートの整数倍のクロックを用いて、上記複数のボ
    ーレートクロックから上記多値信号の識別点に同期した
    ボーレートクロックを弁別する弁別回路とを備えたこと
    を特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】上記通信システムにおいて、上記弁別回路
    は各ボーレートクロックを用いて上記クロスタイミング
    の数を計数、比較し、この比較結果に基づいて上記多値
    信号の識別点に同期したボーレートクロックを弁別する
    ことを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】送信装置と受信装置が通信回線を介して接
    続され、上記送信装置が、データを所定のボーレートで
    、かつ、該ボーレートの整数倍の周波数タイミングに基
    準レベルとのクロスタイミングが発生する多値信号とし
    て送信し、上記受信装置が上記多値信号から上記ボーレ
    ートのクロックを抽出し、該クロックに応じて上記多値
    信号から識別データを得るようにした通信システムにお
    いて、上記受信装置が上記多値信号と所定の第1の閾値
    とのクロスタイミングを検出する検出器と、上記クロス
    タイミングに同期して上記ボーレートの整数倍のクロッ
    クを出力する同期制御回路と、上記整数倍のクロックを
    分周し互いに位相の異なる複数のボーレートクロックを
    生成するクロック生成器と、上記多値信号を第2の閾値
    と比較するコンパレータと、上記コンパレータの出力信
    号および上記ボーレートの整数倍のクロックを用いて、
    上記複数のボーレートクロックから上記多値信号の識別
    点に同期したボーレートクロックを弁別する弁別回路と
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】上記通信システムにおいて、上記弁別回路
    は各ボーレートクロックを用いて上記コンパレータの出
    力信号の数を計数、比較し、この比較結果に基づいて上
    記多値信号の識別点に同期したボーレートクロックを弁
    別することを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 【請求項9】所定のボーレートを持ち、該ボーレートの
    整数倍の周波数タイミングに基準レベルとのクロスタイ
    ミングが発生する多値信号から、上記ボーレートのクロ
    ックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から識別
    データを得るためのタイミング抽出方法において、上記
    多値信号と所定の閾値とのクロスタイミングを検出し、
    上記クロスタイミングに同期して上記ボーレートの整数
    倍のクロックを生成し、上記整数倍のクロックを分周し
    て互いに位相の異なる複数のボーレートクロックを生成
    し、上記クロスタイミングおよび上記ボーレートの整数
    倍のクロックを用いて、上記複数のボーレートクロック
    から上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロッ
    クを弁別するようにしたことを特徴とするタイミング抽
    出方法。
  10. 【請求項10】上記タイミング抽出方法において、上記
    弁別においては各ボーレートクロックを用いて上記クロ
    スタイミングの数を計数、比較し、この比較結果に基づ
    いて上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロッ
    クを弁別するようにしたことを特徴とする請求項9記載
    のタイミング抽出方法。
  11. 【請求項11】所定のボーレートを持ち、該ボーレート
    の整数倍の周波数タイミングに基準レベルとのクロスタ
    イミングが発生する多値信号から、上記ボーレートのク
    ロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から識
    別データを得るためのタイミング抽出方法において、上
    記多値信号と所定の第1の閾値とのクロスタイミングを
    検出し、上記クロスタイミングに同期して上記ボーレー
    トの整数倍のクロックを生成し、上記整数倍のクロック
    を分周して互いに位相の異なる複数のボーレートクロッ
    クを生成し、上記多値信号を第2の閾値と比較し、上記
    比較結果および上記ボーレートの整数倍のクロックを用
    いて、上記複数のボーレートクロックから上記多値信号
    の識別点に同期したボーレートクロックを弁別するよう
    にしたことを特徴とするタイミング抽出方法。
  12. 【請求項12】上記タイミング抽出方法において、上記
    弁別においては各ボーレートクロックを用いて上記多値
    信号を第2の閾値との比較結果から生じたパルスの数を
    計数、比較し、この比較結果に基づいて上記多値信号の
    識別点に同期したボーレートクロックを弁別するように
    したことを特徴とする請求項11記載のタイミング抽出
    方法。
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JP2009182577A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Fujitsu Ltd 通信システム
JP2010252326A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 General Electric Co <Ge> ビット検出及び同期のための方法及びシステム

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