JP2680197B2 - タイミング抽出回路、タイミング抽出方法およびそれを用いた通信システム - Google Patents

タイミング抽出回路、タイミング抽出方法およびそれを用いた通信システム

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JP2680197B2 JP2405638A JP40563890A JP2680197B2 JP 2680197 B2 JP2680197 B2 JP 2680197B2 JP 2405638 A JP2405638 A JP 2405638A JP 40563890 A JP40563890 A JP 40563890A JP 2680197 B2 JP2680197 B2 JP 2680197B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイミング抽出回路、及
び、ディジタル通信システムに関し、特に電話線を伝送
媒体として、交換機と端末との間で数メガビット・パー
・セカンド以上の高速伝送を行うのに適したタイミング
抽出回路、及び、通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信システムでは、受信波形
をある基準クロックに同期して識別することにより受信
データを得ている。このためには、受信波形から基準ク
ロックを生成する技術、すなわちタイミング信号の抽出
方式が重要となる。電話線を用いた数メガビット・パー
・セカンド以上の高速ディジタル伝送システムにおいて
は、電話線での信号損失が増え、またクロストーク雑音
も増加するため、周波数帯域の狭い多値伝送符号を用い
ることが望ましい。この条件を満たす伝送符号として、
例えばパーシャルレスポンス・クラス4符号(以後、単
にPR4符号と略す)がある。PR4符号に適したタイ
ミング抽出方式が特願平1−141016 号に示されている。
この方法は受信波形のゼロクロス検出によりボーレート
の2倍のクロックを抽出し、その後このクロックを分周
して2種類のボーレートクロックを生成し、受信波形の
識別点に一致したボーレートクロックを弁別するという
ものである。弁別の手段として、2種類のボーレートク
ロックでそれぞれ受信波形を識別しフレーム同期パター
ンが読める方を正しいクロックとみなす方法や、符号則
バイオレーションが検出されない方を正しいクロックと
みなす方法などが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、フレーム同期パターンを読む方法ではビット同期を
とるためにフレーム同期の結果を用いることになる。一
般にはビット同期処理が完了した後フレーム同期処理を
行い、2つの処理の独立性を高めて、別々のLSIで処
理しやすいように設計するのが普通である。この点上記
従来技術は2つの処理が絡み合っており、あまり望まし
くない。
【0004】また、符号則バイオレーションを検出する
方法では、十分な安全度をとってバイオレーションを検
出するには時間がかかるという問題点がある。たとえ
ば、3タイムスロットのバイオレーションを検出する場
合、バイオレーションパターンは(1,1,1),(−
1,−1,−1),(1,−1,1),(−1,1,−
1),(1,0,1),(−1,0,−1)の6つであ
る。実験によると1つのバイオレーションを検出する平
均タイムスロット長は約25である。ノイズによる誤動
作を防ぐため100個のバイオレーションを検出すると
すると、2500タイムスロットの時間が最低必要となって
しまうわけである。
【0005】本発明の目的はビット同期とフレーム同期
が完全に分離されたタイミング抽出方式を提供すること
である。本発明の他の目的は、識別点に一致したクロッ
クの弁別を短時間で明確に行うことができるタイミング
抽出方式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、受信波形のゼロクロスの発生頻度に注目する。識
別点に一致するゼロクロスの発生頻度は識別点の中間に
位置するゼロクロスの発生頻度に比べて大きく、その比
はほぼ2対1となる。したがって、上記従来技術を用い
て抽出した2種類のクロックの各々を用いてゼロクロス
の数をカウントし、カウント数の大きい方を識別点に一
致したクロックとすれば良い。
【0007】ただし、この方法ではオール1などの特定
パターンが連続する場合、識別点の中間に位置するゼロ
クロスしか発生しないという問題点が生じる。スクラン
ブラを用いることで特定パターンの連続は小さい確率に
抑えることができるが、高い安定性を見込むためにはや
や不十分である。
【0008】この問題を解決する別の方法は、ゼロクロ
ス数ではなく、受信波形とデータ識別の閾値とのクロス
の数をカウントすることである。受信波形が正しく整形
されている限り、識別点で受信波形とデータ閾値がクロ
スすることは絶対にない。したがって、どの送信パター
ンに対しても、上記従来技術により抽出された2種類の
クロックのどちらが識別点に一致するかを短時間で判定
することができる。
【0009】
【作用】受信波形のゼロクロスの発生頻度に注目する場
合、図3に示すように識別点に一致するゼロクロス11
2の発生頻度は識別点の中間に位置するゼロクロスの発
生頻度111に比べて大きく、その比はほぼ2対1とな
る。その理由は識別点に一致するゼロクロスは(1,
0),(−1,0),(0,1),(0,−1)の遷移
で生じるのに対して、後者のゼロクロスは(1,−
1),(−1,1)の遷移でのみ生じるためである。し
たがって、上記従来技術を用いて抽出した2種類のクロ
ックの各々を用いてゼロクロスの数をカウントし、カウ
ント数の大きい方を識別点に一致したクロックとすれば
良い。100個のゼロクロスをカウントするのに要する
平均タイムスロット数は200程度であるので、従来法
より短時間で判定可能である。
【0010】また、受信波形とデータ識別の閾値とのク
ロスの数をカウントする場合、図5に示すように、受信
波形が正しく整形されている限り、識別点で受信波形と
データ閾値がクロスすることは絶対にない。したがっ
て、どのような送信パターンに対しても、上記従来技術
により抽出された2種類のクロックのどちらが識別点に
一致するかを短時間で判定することができる。
【0011】
【実施例】図1に4MbpsのPR4伝送回路に適用さ
れた本発明の第1の実施例を示す。受信波形は等化器1
によって伝送歪を整形される。タイミング抽出回路2は
ゼロクロス検出器3,PLL4,分周器6,セレクタ
7,クロック位相判定部8から構成される。ゼロクロス
検出器3により検出されたゼロクロスパルスはボーレー
トの2倍すなわち8MHzにチューニングされたPLL
4に入力され8MHzのクロックを出力する。分周器6
はPLL4から得られた8MHzクロックを分周して、
互いに位相の異なる2つの4MHzクロックを生成す
る。2つの4MHzクロックはゼロクロスパルスと共にク
ロック位相判定部8に入力され、セレクト信号を出力す
る。セレクト信号に従って、セレクタ7は識別点に一致
したクロックを弁別する。出力された受信クロックに従
って、識別器9は等化器1の出力波形からデータを識別
する。
【0012】続いて、クロック位相判定部8の動作を図
2および図3を用いて説明する。図2はクロック位相判
定部8の構成例、図3は第1の実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。ゼロクロスパルスはエッジ検出回路
11により立上りタイミングを切り出される(図3信号
101)。フリップフロップ12により2つの4MHz
クロック(図3信号103,106)を8MHzクロッ
クの立ち下がりで打ち抜くことによりマスク信号(図3
信号104,107)を生成する。どちらのフリップフ
ロップ12からどちらのマスク信号104,107が出
力されるかを前もって知ることはできないが、本明細書
においてはフリップフロップ12aからマスク信号10
4が、フリップフロップ12bからマスク信号107が
出力されたと仮定して説明する。ANDゲートを用いて
マスク信号(図3信号104,107)とゼロクロスパルス
(図3信号101)の論理積をとり、2種類のゼロクロ
スパルス(図3信号105,108)が生成される。ゼロ
クロスパルス105と108はアップダウンカウンタ1
4で計数され、ゼロクロスパルス105の数が多ければ
carry信号が、ゼロクロスパルス108の数が多け
ればborrow信号が、アップダウンカウンタ14の
段数に応じた時間後に出力される。上記仮定の下ではゼ
ロクロスパルス105と108の発生頻度はほぼ2対1
であり、数の多いゼロクロスパルス105が識別点に一
致するクロックに属することがわかる。この時確かに4
MHzクロック103の立ち下がりが等化波形100の
識別点に一致している。セレクト信号生成回路15はセ
レクタ7がクロック103を選択するように制御信号を
発生させる。
【0013】続いて、やはり4MbpsのPR4伝送回
路に適用された本発明の第2実施例を示す。図4はこの
ブロック図である。受信波形は等化器1によって伝送歪
を整形される。タイミング抽出回路2はゼロクロス検出
器3,PLL4,分周器6,セレクタ7,クロック位相
判定部8から構成される。ゼロクロス検出器3により検
出されたゼロクロスパルスはボーレートの2倍すなわち
8MHzにチューニングされたPLL4に入力され8M
Hzのクロックを出力する。分周器6はPLL4から得
られた8MHzクロックを分周して、互いに位相の異な
る2つの4MHzクロックを生成する。以上の動作は既に
説明した第1実施例と同じである。異なる点は、クロッ
ク位相判定部8の入力は、2つの4MHzクロックおよ
びコンパレータ10の出力であるデータ閾値と受信波形
とのクロス点(以下データ変化点と呼ぶ)である点であ
る。クロック位相判定部8より出力されたセレクト信号
に従って、セレクタ7は識別点に一致したクロックを弁
別する。出力された受信クロックに従って、識別器9は
コンパレータ10の出力波形からデータを識別する。弁
別回路5の他の構成として、分周器6とセレクタ7を一
体化してセレクト信号を分周器6のリセット端子に入力
し、セレクト信号の入力タイミングに分周器6の1つだ
けの出力が立ち上がるかまたは立ち下がるようにしても
良い。
【0014】続いて、第2の実施例におけるクロック位
相判定部8の動作を図2および図5を用いて説明する。
図2はクロック位相判定部8の構成例、図5は第2の実
施例の動作を示すタイムチャートである。第1実施例と
異なり、ゼロクロス信号の代わりにデータ変化点信号が
入力され、エッジ検出回路11により立上りタイミング
を切り出される(図5信号110)。フリップフロップ
12により2つの4MHzクロック(図5信号103,
106)を8MHzクロックの立ち下がりで打ち抜くこ
とによりマスク信号(図5信号104,107)を生成
する。フリップフロップ12aからマスク信号104
が、フリップフロップ12bからマスク信号107が出
力されたと仮定する。ANDゲートを用いてマスク信号
(図5信号104,107)とデータ変化点パルス(図
3信号110)の論理積をとると、4MHzクロック1
03からつくられたデータ変化点パルス(図5信号11
1)のみが検出される。したがって、一定時間後にca
rry信号が必ず出力されることになる。この時確かに
4MHzクロック103の立ち下がりが等化波形100の
識別点に一致している。セレクト信号生成回路15はセ
レクタ7がクロック103を選択するように制御信号を
発生させる。
【0015】上記第1,第2の実施例ではマスク信号の
パルスデューティーを50%としているが、パルスデュ
ーティーをより狭めれば回路は若干複雑になるものの、
波形歪によりカウントパルスの位置がずれて誤ったタイ
ミングでカウントされる危険を減らすこともできる。
【0016】図6は本発明が適用されるディジタル伝送
回路の1実施例である。既に説明したタイミング抽出回
路2,等化器1,識別器9に加え、復号器21、デスク
ランブラ22から受信回路23が構成される。送信回路
27は特定パターンの連続送信を防ぐスクランブラ2
6,PR4などの伝送符号化を行う符号化器25および
余計な高周波成分の発生を防ぐ送信フィルタから構成さ
れる。送信回路27と受信回路28はトランス29およ
び電話線30を介して接続される。
【0017】図7は上記伝送回路28を適用した通信シ
ステムの1実施例である。交換機36と音声,データ統
合端末34が電話線30を介して接続されている。交換
機36は交換回路35と、端末34の数だけの伝送回路
から構成される。端末34内の伝送回路28は受信回路
が交換機36内の伝送回路の送信回路に接続されるよう
にする。端末34内の伝送回路28およびプロトコル処
理部31から通信インタフェース32が構成され、さら
にデータ端末33aと電話器33bが接続されて音声、
データ統合端末34が構成される。
【0018】図8は特願平1−141016 号に開示された従
来技術の概念図である。N値入力信号に対して、タイミ
ング抽出回路41はゼロクロス検出器42、ボーレート
のN−1倍にチューニングされたPLL43を用いてN
−1倍クロックを抽出し、分周器44でN−1種類のボ
ーレートクロックを得た後、弁別回路45により識別点
に一致したボーレートクロックを弁別する。弁別は識別
器46の出力を用いて行われるため、本発明のようなゼ
ロクロスカウントはできなかった。本発明では識別器4
6の直前の信号やゼロクロス検出器42の出力を用いて
いる。
【0019】
【発明の効果】本発明ではビット同期とフレーム同期が
完全に分離されており、2つの処理を別のLSIで行う
場合にも容易に対応できる。また、識別点に一致したク
ロックの弁別を短時間で明確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゼロクロスパルスをカウントする本発明の第1
の実施例を示す図である。
【図2】クロック位相判定部の詳細実施例を示す図であ
る。
【図3】第1実施例の動作を示すタイムチャートを示す
図である。
【図4】データ変化点パルスをカウントする本発明の第
2の実施例を示す図である。
【図5】第2実施例の動作を示すタイムチャートを示す
図である。
【図6】本発明をディジタル伝送回路に適用した実施例
を示す図である。
【図7】本発明を通信システムに適用した実施例を示す
図である。
【図8】従来技術の概念図である。
【符号の説明】
1…等化器、2…タイミング抽出回路、3…ゼロクロス
検出器、4…PLL、6…分周器、7…セレクタ、8…
クロック位相判定部、9…識別器、10…コンパレー
タ、11…エッジ検出回路、12…フリップフロップ、
13…ANDゲート、14…アップダウンカウンタ、1
5…セレクト信号生成回路、21…復号器、22…デス
クランブラ、23…受信回路、24…送信フィルタ、2
5…符号化器、26…スクランブラ、27…送信回路、
28…伝送回路、29…トランス、30…電話線、31
…プロトコル処理回路、32…端末インタフェース、3
3a…電話器、33b…データ端末、34…音声、デー
タ統合端末、35…交換回路、36…交換機、41…タ
イミング抽出回路、42…ゼロクロス検出器、43…P
LL、44…分周器、45…弁別回路、46…識別器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 隆士 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社 日立製作所 戸塚工場内 (72)発明者 山下 聡一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日立通信システム株式会社内

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のボーレートで送出され、該ボーレー
    トの整数倍の周波数タイミング基準レベルとのクロス
    タイミングが発生する多値信号から、上記ボーレートの
    クロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から
    識別データを得るタイミング抽出回路において、上記多
    値信号と所定の閾値とのクロスタイミングを検出する検
    出器と、上記クロスタイミングに同期して上記ボーレー
    トの整数倍のクロックを出力する同期制御回路と、上記
    整数倍のクロックを分周し互いに位相の異なる複数のボ
    ーレートクロックを生成するクロック生成器と、上記ク
    ロスタイミングおよび上記ボーレートの整数倍のクロッ
    クを用いて、上記複数のボーレートクロックから上記多
    値信号の識別点に同期したボーレートクロックを弁別す
    クロック位相判定回路と、該クロック位相判定回路か
    らのセレクト信号を用いて、上記複数のボーレートクロ
    ックから上記多値信号の識別点に同期したボーレートク
    ロックを選択するセレクタとを備えたことを特徴とする
    タイミング抽出回路。
  2. 【請求項2】上記タイミング抽出回路において、上記
    ロック位相判定回路は各ボーレートクロックを用いて上
    記クロスタイミングの数を計数、比較し、この比較結果
    に基づいて上記多値信号の識別点に同期したボーレート
    クロックを弁別することを特徴とする請求項1記載のタ
    イミング抽出回路。
  3. 【請求項3】所定のボーレートで送出され、該ボーレー
    トの整数倍の周波数タイミング基準レベルとのクロス
    タイミングが発生する多値信号から、上記ボーレートの
    クロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から
    識別データを得るタイミング抽出回路において、上記多
    値信号と所定の第1の閾値とのクロスタイミングを検出
    する検出器と、上記クロスタイミングに同期して上記ボ
    ーレートの整数倍のクロックを出力する同期制御回路
    と、上記整数倍のクロックを分周し互いに位相の異なる
    複数のボーレートクロックを生成するクロック生成器
    と、上記多値信号を第2の閾値と比較するコンパレータ
    と、上記コンパレータの出力信号および上記ボーレート
    の整数倍のクロックを用いて、上記複数のボーレートク
    ロックから上記多値信号の識別点に同期したボーレート
    クロックを弁別するクロック位相判定回路と、該クロッ
    ク位相判定回路からのセレクト信号を用いて、上記複数
    のボーレートクロックから上記多値信号の識別点に同期
    したボーレートクロックを選択するセレクタとを備えた
    ことを特徴とするタイミング抽出回路。
  4. 【請求項4】上記タイミング抽出回路において、上記
    ロック位相判定回路は各ボーレートクロックを用いて上
    記コンパレータの出力信号パルスの数を計数、比較し、
    この比較結果に基づいて上記多値信号の識別点に同期し
    たボーレートクロックを弁別することを特徴とする請求
    項3記載のタイミング抽出回路。
  5. 【請求項5】送信装置と受信装置が通信回線を介して接
    続され、上記送信装置が、データを所定のボーレート
    で、かつ、該ボーレートの整数倍の周波数タイミング
    基準レベルとのクロスタイミングが発生する多値信号と
    して送信し、上記受信装置が上記多値信号から上記ボー
    レートのクロックを抽出し、該クロックに応じて上記多
    値信号から識別データを得るようにした通信システムに
    おいて、上記受信装置が上記多値信号と所定の閾値との
    クロスタイミングを検出する検出器と、上記クロスタイ
    ミングに同期して上記ボーレートの整数倍のクロックを
    出力する同期制御回路と、上記整数倍のクロックを分周
    し互いに位相の異なる複数のボーレートクロックを生成
    するクロック生成器と、上記クロスタイミングおよび上
    記ボーレートの整数倍のクロックを用いて、上記複数の
    ボーレートクロックから上記多値信号の識別点に同期し
    たボーレートクロックを弁別するクロック位相判定回路
    と、該クロック位相判定回路からのセレクト信号を用い
    て、上記複数のボーレートクロックから上記多値信号の
    識別点に同期したボーレートクロックを選択するセレク
    タとを備えたことを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】上記通信システムにおいて、上記クロック
    位相判定回路は各ボーレートクロックを用いて上記クロ
    スタイミングの数を計数、比較し、この比較結果に基づ
    いて上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロッ
    クを弁別することを特徴とする請求項5記載の通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】送信装置と受信装置が通信回線を介して接
    続され、上記送信装置が、データを所定のボーレート
    で、かつ、該ボーレートの整数倍の周波数タイミング
    基準レベルとのクロスタイミングが発生する多値信号と
    して送信し、上記受信装置が上記多値信号から上記ボー
    レートのクロックを抽出し、該クロックに応じて上記多
    値信号から識別データを得るようにした通信システムに
    おいて、上記受信装置が上記多値信号と所定の第1の閾
    値とのクロスタイミングを検出する検出器と、上記クロ
    スタイミングに同期して上記ボーレートの整数倍のクロ
    ックを出力する同期制御回路と、上記整数倍のクロック
    を分周し互いに位相の異なる複数のボーレートクロック
    を生成するクロック生成器と、上記多値信号を第2の閾
    値と比較するコンパレータと、上記コンパレータの出力
    信号および上記ボーレートの整数倍のクロックを用い
    て、上記複数のボーレートクロックから上記多値信号の
    識別点に同期したボーレートクロックを弁別するクロッ
    ク位相判定回路と、該クロック位相判定回路からのセレ
    クト信号を用いて、上記複数のボーレートクロックから
    上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロックを
    選択するセレクタとを備えたことを特徴とする通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】上記通信システムにおいて、上記クロック
    位相判定回路は各ボーレートクロックを用いて上記コン
    パレータの出力信号の数を計数、比較し、この比較結果
    に基づいて上記多値信号の識別点に同期したボーレート
    クロックを弁別することを特徴とする請求項7記載の通
    信システム。
  9. 【請求項9】所定のボーレートを持ち、該ボーレートの
    整数倍の周波数タイミング基準レベルとのクロスタイ
    ミングが発生する多値信号から、上記ボーレートのクロ
    ックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から識別
    データを得るタイミング抽出方法において、上記多値信
    号と所定の閾値とのクロスタイミングを検出し、上記ク
    ロスタイミングに同期して上記ボーレートの整数倍のク
    ロックを生成し、上記整数倍のクロックを分周して互い
    に位相の異なる複数のボーレートクロックを生成し、上
    記クロスタイミングおよび上記ボーレートの整数倍のク
    ロックを用いて、上記複数のボーレートクロックから上
    記多値信号の識別点に同期したボーレートクロックを弁
    別するようにしたことを特徴とするタイミング抽出方
    法。
  10. 【請求項10】上記タイミング抽出方法において、上記
    弁別においては各ボーレートクロックを用いて上記クロ
    スタイミングの数を計数、比較し、この比較結果に基づ
    いて上記多値信号の識別点に同期したボーレートクロッ
    クを弁別するようにしたことを特徴とする請求項9記載
    のタイミング抽出方法。
  11. 【請求項11】所定のボーレートを持ち、該ボーレート
    の整数倍の周波数タイミング基準レベルとのクロスタ
    イミングが発生する多値信号から、上記ボーレートのク
    ロックを抽出し該クロックに応じて上記多値信号から識
    別データを得るためのタイミング抽出方法において、上
    記多値信号と所定の第1の閾値とのクロスタイミングを
    検出し、上記クロスタイミングに同期して上記ボーレー
    トの整数倍のクロックを生成し、上記整数倍のクロック
    を分周して互いに位相の異なる複数のボーレートクロッ
    クを生成し、上記多値信号を第2の閾値と比較し、上記
    比較結果および上記ボーレートの整数倍のクロックを用
    いて、上記複数のボーレートクロックから上記多値信号
    の識別点に同期したボーレートクロックを弁別するよう
    にしたことを特徴とするタイミング抽出方法。
  12. 【請求項12】上記タイミング抽出方法において、上記
    弁別においては各ボーレートクロックを用いて上記多値
    信号を第2の閾値との比較結果から生じたパルスの数を
    計数、比較し、この比較結果に基づいて上記多値信号の
    識別点に同期したボーレートクロックを弁別するように
    したことを特徴とする請求項11記載のタイミング抽出
    方法。
JP2405638A 1989-03-13 1990-12-25 タイミング抽出回路、タイミング抽出方法およびそれを用いた通信システム Expired - Lifetime JP2680197B2 (ja)

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