JPH042192Y2 - - Google Patents

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JPH042192Y2
JPH042192Y2 JP20063187U JP20063187U JPH042192Y2 JP H042192 Y2 JPH042192 Y2 JP H042192Y2 JP 20063187 U JP20063187 U JP 20063187U JP 20063187 U JP20063187 U JP 20063187U JP H042192 Y2 JPH042192 Y2 JP H042192Y2
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JP
Japan
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rail
cart
elevating
hangar
dust collector
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JP20063187U
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JPH01105642U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、格納庫から搬出した集塵船をダム
の水面に降ろして浮遊する塵埃を捕捉し、作業終
了後は集塵船を水面から揚げて再び格納庫に戻す
ようにするダム管理用繋船装置に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来のダム管理用繋船装置の一例を第4図に従
つて概説すると、40°程度の勾配とした護岸面に
レール1を平行に設置し、そのレール1上に載せ
た滑動自在な昇降台車2が昇降できるように、格
納庫3内の巻上機4から繰出したワイヤロープ5
の末端を昇降台車2に止着させている。また一
方、昇降台車2並びにその昇降手段4,5とは別
に、集塵船6の運搬台車7並びにその移動手段で
あるチエーンコンベア装置8が格納庫3内から屋
外へのびていて、チエーンコンベア装置8で運び
出された運搬台車7は前記した昇降台車2上に移
すことができるようになつている。したがつて第
4図に図示した状態では、巻上機4を動作させて
昇降台車2を降下させることでダム水面上に集塵
船6を浮かべることができ、また、集塵船6を載
せている運搬台車7を図では左側に押し動かして
からチエーンコンベア装置8の働きで格納庫3内
に引張り込むことができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記したような繋船装置では、昇降台車2は勿
論のこと、そのワイヤロープ5および運搬台車7
用のチエーンコンベア装置8は、その全部もしく
は大半が屋外に露出され風雨に曝されることにな
る。このため痛み方がひどく且つ早く、これを防
ぐのに手数を多く要するといつた、保守管理上、
問題点があつた。
そこでこの考案では叙上のような問題点を解決
することを目的としてなされたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は自走式の横行台車に前記昇降台車を
レールに沿つて昇降させるための巻上機を装着す
ると共に、該レールの上端において連接可能で且
つ同じ勾配を有する補助レールを取付けることに
よつて、その補助レール上に昇降台車を取込み、
この状態で自走で格納庫に戻し、従来屋外に露出
されたままとなつていたものを全てなくすように
したものである。
〈実施例〉 第1図に示したこの考案の実施例において、第
4図と同じものには同じ符号を付している。第1
図と第4図とを対比すれば、傾斜した護岸面にレ
ール1を設置し、そのレール1上に昇降台車2が
載り、また集塵船6の運搬台車7があるという点
では、両者共変りないことがわかる。集塵船6は
双胴式で、二つの胴部間に集塵籠6aを取付けて
いる。
第1図のものが第4図のものと違うのは、第4
図にはない横行台車10を設けている点である。
横行台車10の詳細は第2図と第3図に明らかと
している。以下に横行台車10の構成について説
明すると、横行台車10にはモータ12a、歯車
列12bといつた車輪11の駆動装置12(第3
図参照)が装着され、車輪11は格納庫3内から
屋外の所定位置まで敷設した軌条9上に載つてい
る。このように自走式とした横行台車10上に補
助レール13を斜向して取付けるための架台14
が立設されている。この補助レール13は護岸面
に設置したレール1の上端において連接可能で且
つ同じ勾配を呈するように配設される。
横行台車10の両側面には張出部材15を取付
けているが、これは地面側に設置したプツシヤー
16先端の押圧片17で押圧力を加えられる部材
であつて、この押圧力によつて横行台車10の端
面は地面側に設置した位置決め用のストツパー1
8に押し付けられ、横行台車10は不動の状態に
セツトされる。横行台車10のかかる不動固定位
置において、横行台車10の補助レール13と護
岸面のレール1とは正しく連接する。プツシヤー
16による押圧力を解除したときには、押圧片1
7は枢軸を中心として回動し、張出部材15の下
面レベルよりも下側に来るようにする。こうする
ことによつて、横行台車10を格納庫3へ戻す
際、押圧片17が障害となるようなことはない。
横行台車10には、また、巻上機4が自装され
ている。そこで横行台車10に一端5aを止着し
たワイヤロープ5が架台14上方に設けた滑車1
9から昇降台車2に設けた滑車20を経て、再び
架台14上方に設けたもう一つの滑車21に巻き
掛けられたのち、巻上機4で繰出し巻き取りされ
ると、レール1側に降下していた昇降台車2を補
助レール13上に持ち上げたり、反対に、補助レ
ール13上にある昇降台車2をレール1に沿つて
降下させることができる。第1図は、これから昇
降台車2の降下が始まるといえるし、また、プツ
シヤー16による押圧力を解除して、格納庫3へ
の移動が始まるともいえる状態である。
このようにして格納後、屋外に残るのは、軌条
9および護岸面のレール1である。尚、集塵船6
を載せた移動台車7は格納庫3内では横行台車1
0から離れた専用の場所に移動する。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、この考案は、
格納庫3内から屋外の所定位置まで敷設した軌条
9上を自走することができる横行台車10を設
け、その横行台車10にレール1の上端において
連接可能であり、且つレール1と同じ勾配を有す
る補助レール13を取付けると共に、巻上機4を
自装させ、補助レール1上に昇降台車2を取込み
可能としたから、昇降台車2とその昇降用のワイ
ヤロープ5および運搬台車7の運搬手段ともいえ
る自走式の横行台車10を風雨に曝されないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のダム管理用繋船装置の全体
図、第2図と第3図は第1図の横行台車廻りの拡
大図である側面図と平面図、第4図は従来の繋船
装置の全体図である。 1……レール、2……昇降台車、3……格納
庫、4……巻上機、5……ワイヤロープ、6……
集塵船、7……運搬台車、9……軌条、10……
横行台車、13……補助レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 勾配を有する護岸面にレール1を設置し、その
    レール1上に昇降台車2を載せて巻上機4に巻か
    れたワイヤロープ5により昇降可能となすと共
    に、集塵船6を載せた運搬台車7を前記昇降台車
    2上に搭載可能としたダム管理用繋船装置におい
    て、格納庫3内から屋外の所定位置まで敷設した
    軌条9上を自走することができる横行台車10を
    設け、その横行台車10に前記レール1の上端に
    おいて連接可能で且つ同じ勾配を有する補助レー
    ル13を取付けると共に、前記巻上機4を自装さ
    せ、補助レール13上に昇降台車2を取込み可能
    としたことを特徴とするダム管理用繋船装置。
JP20063187U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH042192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20063187U JPH042192Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH01105642U JPH01105642U (ja) 1989-07-17
JPH042192Y2 true JPH042192Y2 (ja) 1992-01-24

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