JPH0421806B2 - - Google Patents

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JPH0421806B2
JPH0421806B2 JP57016134A JP1613482A JPH0421806B2 JP H0421806 B2 JPH0421806 B2 JP H0421806B2 JP 57016134 A JP57016134 A JP 57016134A JP 1613482 A JP1613482 A JP 1613482A JP H0421806 B2 JPH0421806 B2 JP H0421806B2
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JP57016134A
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Koji Hasebe
Katsuo Fukatsu
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用表示装置に係り、特に、車両
に設けた燃料タンク内の燃料の残量や内燃機関冷
却系統内の冷却水温等の物理量の変化を、バーグ
ラフ表示するようにした車両用表示装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来、この種の車両用表示装置においては、例
えば、車両の燃料タンク内の燃料の残量を検出
し、この検出に応答して燃料の残量を表すバーグ
ラフ表示形態をバーグラフ表示指令信号として発
生し、これに応答して前記燃料の残量をバーグラ
フ表示形態でもつて所定のバーグラフ表示領域内
にて表示するようにした液晶表示装置がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような構成においては、燃料の残
量を単にバーグラフ表示形態でもつて所定のバー
グラフ表示領域内に表示するのみであるため、こ
のような表示によつては、燃料の残量が、内燃機
関の適正な作動に必要な量よりも少ない異常な量
に減少したとき、これを、燃料の正常な残量と明
確に区別して、速やかにかつ容易には視認しにく
い。その結果、内燃機関に生じると予測される異
常状態の発生を未然に防止すべく即座にその対策
を講じることができないという不具合がある。
これに対しては、実開昭57−66723号公報に示
されているように、液晶表示素子の表示面を構成
する透明ガラス板の内壁の半分部分に、燃料の残
量をバーグラフ表示形態で表示する複数のセグメ
ント電極を横方向に形成するとともに、同透明ガ
ラス板の内壁の残りの半分部分に、FUELという
文字形態を表示する文字電極を形成するように構
成する。そして、燃料の残量が異常な量に減少し
たとき、複数のセグメント電極のうちの異常な量
に対応するセグメント電極によりその異常な量を
バーグラフ表示形態で液晶表示するとともに、文
字電極によりFUELという文字形態で間欠的に液
晶表示することも考えられる。
しかし、かかる場合には、燃料の残量の異常な
量への減少を、燃料の正常な残量と明確に区別し
て、速やかにかつ容易に視認し得るとしても、上
述のように、透明ガラス板の内壁に対する文字電
極の形成領域が、透明ガラス板の内壁に対する複
数のセグメント電極の形成領域とは異なつてい
る。このため、液晶表示素子の表示面を更に縮小
するということができず、その結果、表示装置と
しての外形寸法のコンパクト化に制限が生ずると
いう不具合がある。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべ
く、車両に設けた作動機器の作動に応じて連続的
に変化する物理量が異常値になつたとき、これを
ボーグラフ表示形態でバーグラフ表示領域内にて
表示するとともに、前記異常値を表す警告表示形
態であつて前記バーグラフ表示形態とは異なる警
告表示形態をも前記バーグラフ表示領域内を有効
に活用して表示するようにして、外形寸法をより
一層コンパクトにした車両用表示装置を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決にあたり、本発明の構成上の特
徴は、車両に設けた作動機器の作動に応じて連続
的に変化する物理量を検出する検出手段と、この
検出手段の検出に応答して前記検出物理量を表す
バーグラフ表示形態をバーグラフ表示指令信号と
して発生する信号発生手段と、前記バーグラフ表
示指令信号に応答して前記検出物理量を前記バー
グラフ表示形態でもつて所定のバーグラフ表示領
域内にて表示する表示手段とを備えた車両用表示
装置において、前記検出物理量が異常値になる
と、前記信号発生手段が、前記異常値を表す警告
表示形態であつて前記バーグラフ表示形態とは異
なる警告表示形態を警告表示指令信号として前記
バーグラフ表示指令信号とともに発生し、かつ前
記表示手段が、前記バーグラフ表示領域内におけ
る前記バーグラフ表示形態による前記異常値の表
示とともに、前記警告表示指令信号に応答し、前
記バーグラフ表示領域内であつて前記バーグラフ
表示形態による異常値の表示領域部分以外の表示
領域部分に前記警告表示形態を表示するようにし
たことにある。
〔作用〕
このように本発明を構成したことにより、前記
物理量が異常値になつたとき、これを、前記検出
手段が検出すると、前記信号発生手段が、前記検
出物理量の異常値を表すバーグラフ表示形態をバ
ーグラフ表示指令信号として発生するとともに、
前記異常値を表す警告表示形態であつて前記バー
グラフ表示形態とは異なる警告表示形態を警告表
示指令信号として発生し、前記表示手段が、前記
バーグラフ表示指令信号に応答し、前記異常値を
前記バーグラフ表示形態でもつて前記所定のバー
グラフ表示領域内にて表示するとともに、前記警
告表示指令信号に応答し、前記バーグラフ表示領
域内であつて前記バーグラフ表示形態による異常
値の表示領域部分以外の表示領域部分に前記警告
表示形態を表示する。
〔発明の効果〕
このように、前記検出物理量の異常値を前記バ
ーグラフ表示領域内にてバーグラフ表示形態でも
つて表示するとともに、前記異常値を表す警告表
示形態であつて前記バーグラフ表示形態とは異な
る警告表示形態を、前記バーグラフ表示領域内で
あつて前記バーグラフ表示形態による異常値の表
示領域部分以外の表示領域部分に表示するように
したので、前記物理量がバーグラフ形態で表示さ
れるバーグラフ表示領域内を有効に活用して、前
記物理量の異常値を、バーグラフ表示形態及び警
告表示形態の双方にて、二重警告表示し得ること
となる。その結果、前記物理量の異常値への減少
に対する視認性をより一層向上させ得るのは勿論
のこと、この種表示装置の外形寸法が、上述のよ
うなバーグラフ表示領域内を有効に活用した二重
警告表示により、より一層コンパクトになるとい
う本発明に特有の効果を実現し得る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面により説明する
と、第1図は、本発明による車両用表示装置の一
例を示していて、この表示装置は、残量センサ1
0に接続したA−D変換器20と、このA−D変
換器20と選択スイツチ30に接続したマイクロ
コンピユータ40を備えている。残量センサ10
は当該車両の燃料タンク内に設けられており、か
かる燃料タンク内の燃料の残量を検出してアナロ
グ信号として発生する。A−D変換器20は、残
量センサ10からのアナログ信号を二進信号に変
換しこの二進信号をマイクロコンピユータ40に
その要求に応答して付与する。選択スイツチ30
は、その手動による開成(又は閉成)に応答して
表示器60における表示形態を選択するに必要な
第1(又は第2)の選択指令信号を生じる。なお、
選択スイツチ30は当該車両の車室内にて運転者
の操作し易い位置に設けられている。
マイクロコンピユータ40は、当該車両用直流
電源からの給電により生じる定電圧回路からの定
電圧(5V)に応答して作動するもので、主たる
構成要素として、中央処理装置(以下、CPUと
称する)、入出力装置(以下、I/Oと称する)、
リード・オンリ・メモリ(以下、ROMと称す
る)、ランダム・アクセス・メモリ(以下、
RAMと称する)及びクロツク回路を備えてい
る。I/OはA−D変換器20からの二進信号及
び選択スイツチ30からの第1(又は第2)の選
択指令信号をRAMに付与し、また前記クロツク
回路は水晶発振器(図示しない)との協働により
一連のクロツク信号を発生する。
ROMには、第4図に示すフローチヤートに従
いCPUが実行するに必要な所定のコンピユータ
プログラムが予め記憶されている。CPUは前記
クロツク回路からの一連のクロツク信号に応答し
てコンピユータプログラムを実行し、この実行中
において以下の作用説明にて述べるごとき各種の
演算処理を行ない、燃料の残量をバーグラフ表示
するに必要なバーグラフ表示指令信号が発生する
とともに、かかる燃料の残量がその許容限界値ま
で減少したとき、選択スイツチ30からの第1
(又は第2)の選択指令信号との関連にて警告パ
ターン表示指令信号(又はデイジタル表示指令信
号)を発生する。
駆動回路50はマイクロコンピユータ40と表
示器60との間に接続されており、CPUからの
バーグラフ表示指令信号に応答して表示器60に
おけるバーグラフ表示に必要な第1駆動信号を発
生する。また、駆動回路50は、CPUからの警
告パターン表示指令信号(又はデイジタル表示指
令信号)に応答して表示器60における警告パタ
ーン表示(又はデイジタル表示)に必要な第2
(又は第3)の駆動信号を発生する。表示器60
は、当該車両の車室内に設けたインストルメント
パネルの一部に組付けられており、この表示器6
0の所定の表示面の内側には、かかる表示面から
順次内方へかけて三層の液晶パネル61,62,
63が、第2図に示すごとく、互いに重量して配
列されている。なお、これら各液晶パネル61,
62,63はそれぞれ表示器60の表示面と同一
の表面積を有する。
液晶パネル61は、燃料タンク内の燃料の残量
をバーグラフ表示する使用されるもので、第3図
aに示すごとく、下方から上方へかけて順次配列
したn個の液晶セグメントS1,S2……,Sn(図に
おいては、液晶セグメントS1,……,S9のみが示
されている)によつて構成されている。この場
合、各液晶セグメントS1〜Snが燃料の所定単位
量(例えば5)にそれぞれ対応し、本実施例に
おいては、両液晶セグメントS1,S2に対応する燃
料の所定単位の和(10)が燃料タンク内におけ
る燃料の残量の許容限界値とする。液晶パネル6
2又は63は、燃料タンク内における燃料の残量
が前記許容限界値まで減少したときこれを警告表
示するために使用されるもので、液晶パネル62
は、給油装置のマークの形取つた液晶セグメント
Sa(第3図b参照)により構成されており、一方
液晶パネル63は、前記許容限界値(本実施例に
おいては、10)を形取つた液晶セグメントSb
(第3図c参照)により構成されている。この場
合、両液晶セグメントSa,Sbは、表示器60の
表示面内にて液晶セグメントS1,S2に対応した部
分を除く残余の表示面部分に対応して位置してい
る。しかして、表示器60は、駆動回路50から
の第1駆動信号に応答してかかる信号に対応した
数の液晶パネル61の液晶セグメントにより燃料
の残量をバーグラフ表示する。また、表示器60
は、駆動回路50からの第2駆動信号(又は第3
駆動信号)に応答して液晶パネル62の液晶セグ
メントSa(又は液晶パネル63の液晶セグメント
Sb)により、燃料の残量が前記許容限界値まで
減少したことを給油装置のマークにより(又はデ
イジタル的に)警告表示する。
以上のように構成した本実施例において、当該
車両が走行し始めるとともにマイクロコンピユー
タ40が作動状態におかれると、CPUが第4図
のフローチヤートに従いコンピユータプログラム
をステツプ70にて開始し、ステツプ71におい
てマイクロコンピユータ40の内容を初期設定
し、ステツプ72にて残量センサ10との協働に
より生じるA−D変換器20からの二進信号を読
込んでRAMに記憶し、然る後コンピユータプロ
グラムを判別ステツプ73に進める。然るに、現
段階においては、ステツプ72における二進信号
の読込回数N<128であるため、CPUがステツプ
73にて「NO」と判別してコンピユータプログ
ラムをステツプ72に戻す。
しかして、ステツプ72,73を通る演算を繰
返している間にステツプ73における判別結果が
「YES」になると、CPUが、ステツプ74にて、
128回に亘つてステツプ72において読込んだ二
進信号の値をRAMから読出して平均化処理を行
ない、これを燃料の残量(以下、燃料の残量Fと
称する)として求め、次のステツプ75におい
て、燃料の残量Fをボーグラフ表示指令信号とし
て発生する。すると、駆動回路50がCPUから
のバーグラフ表示指令信号に応答して第1駆動信
号を発生して表示器60に付与する。このため、
表示器60が駆動回路50からの第1駆動信号に
応答してかかる信号に対応した数の液晶パネル6
1の液晶セグメント(例えば、第3図aにて斜線
を施したセグメントS1〜T9)により燃料の残量
Fをバーグラフ表示する。
コンピユータプログラムが、燃料の残量Fをそ
の許容限界値(以下、許容限界値Kと称し、本実
施例にては10として予めROMに記憶されてい
る)と比較するステツプ76に進むと、現段階に
てはF>KであるとすればCPUが「YES」と判
別し、次のステツプ77において、ステツプ72
における二進信号の読込回数をN=Oとセツトす
る。然る後、燃料の残量Fが、当該車両の走行に
伴い10に減少すると、燃料のF=K=10を表
わすバーグラフ表示指令信号が上述した場合と同
様にしてCPUから生じ、表示器60が、CPUか
らのバーグラフ表示指令信号に応答する駆動回路
50の作用下にて液晶パネル61の液晶セグメン
トS1,S2により、燃料の残料F=K=10をバー
グラフ表示する。
しかして、CPUがステツプ76にてF=Kと
の関連にて「NO」と判別しコンピユータプログ
ラムをステツプ78に進めると、現段階にて選択
スイツチ30から第1選択指令信号が生じている
ものとすれば、かかる第1選択指令信号がCPU
によりRAMに記憶される。ついで、CPUが判別
ステツプ79にてステツプ78における記憶結果
に基き「YES」と判別して、次のステツプ79
aにて警告パターン表示指令信号を発生する。す
ると、駆動回路50がCPUからの警告パターン
表示指令信号に応答して第2駆動信号を発生す
る。このため、表示器60がかかる第2駆動信号
に応答して液晶パネル62の液晶セグメントSa
により、燃料の残量Fが許容限界値Kに減少した
ことを給油装置のマークにより警告表示する。一
方、ステツプ78において、選択スイツチ30か
らの第2選択指令信号がRAMに記憶されたもの
とすれば、CPUがステツプ79にて「NO」と判
別し、次のステツプ79bにてデイジタル表示指
令信号を生じ、これに応答して駆動回路50が第
3駆動信号を発生する。このため、表示器60が
駆動回路50からの第3駆動信号に応答して液晶
パネル63の液晶セグメントSbにより、燃料の
残量Fが許容限界値Kに減少したことをデイジタ
ル的に警告表示する。
以上の説明から理解されるとおり、燃料の残量
Fが許容限界値K=10に減少したとき、CPU
がかかる許容限界値Kをバーグラフ表示指令信号
として発生するとともに、選択スイツチ30から
の第1(又は第2)の選択指令信号との関連にて
警告パターン表示指令信号(又はデイジタル表示
指令信号)を発生し、駆動回路50がCPUから
のバーグラフ表示指令信号に応答して第1駆動信
号を発生するとともに、CPUからの警告パター
ン表示指令信号(又はデイジタル表示指令信号)
に応答して第2駆動信号(又は第3駆動信号)を
発生する。これにより、表示器60が駆動回路5
0からの第1駆動信号に応答してその所定の表示
面内にて液晶セグメントS1,S2により燃料の残量
P=K=10をバーグラフ表示するとともに、駆
動回路50からの第2駆動信号(又は第3駆動信
号)に応答して前記表示面の残余の部分にて液晶
セグメントSa(又はSb)により、燃料の残量が許
容限界値Kに減少したことを、給油装置のマーク
により(又はデイジタル的に)警告表示する。換
言すれば、燃料の残量Fが許容限界値に減少した
ことが、バーグラフ表示と共に給油装置のマーク
により(又はデイジタル的に)警告表示されるの
で、運転者は、これを燃料の残量の正常値とは明
確に区別して速やかにかつ容易に視認し得る。ま
た、この場合、上述した警告表示が表示器60の
所定の表示面たるバーグラフ表示面内にてバーグ
ラフ表示と共になされるので、バーグラフ表示面
内の有効な活用が可能となる。その結果、表示器
60の表示面の縮小につながり、この種表示装置
の外形寸法のコンパクト化に役立つ。
なお、前記実施例においては、表示器60に三
層の液晶パネル61〜63を設けてバーグラフ表
示、給油装置のマーク表示及びデイジタル表示を
するようにしたが、これに代えて、第5図に示す
ごとく一層の液晶パネルによつて構成してもよ
い。この場合、かかる液晶パネルは、前記液晶パ
ネル61の液晶セグメントS1〜Snに各一対の液
晶セグメントSn+1,Sn+2及びSn+3,Sn+4を付加
して形成したもので、これら各一対の液晶セグメ
ントSn+1,Sn+2及びSn+3,Sn+4は、液晶パネル
61の液晶セグメントS1,S2の上方に位置する液
晶セグメントの両端にそれぞれ上下方向に沿つて
配列されている。
しかして、このような構成にあつては、燃料の
残量Fが許容限界値(例えば、8)に減少した
とき、表示器60が、前記実施例と実質的に同様
にして、駆動回路50からの第1駆動信号に応答
してその所定の表示面内にて液晶セグメントS1
S2により燃料の残量F=8を第5図b又はcに
示すごとくバーグラフ表示するとともに、駆動回
路50からの第2駆動信号(又は第3駆動信号)
に応答して前記表示面の残余の部分にて液晶セグ
メントS6,S9,S12,Sn+1,Sn+2(又は液晶セグメ
ントS6,S9,S12,Sn+1,Sn+2,Sn+3,Sn+4)に
より、燃料の残量が許容限界値に減少したこと
を、第5図bに示すごとく英文字「E」により
(又は第5図cに示すごとく数字「8」により警
告表示するようにすればよい。なお、第5図a
は、燃料の残量が許容限界値より多い場合におけ
る表示器60によるバーグラフ表示を示す。
次に、前記実施例の変形例を第6図を参照して
説明すると、この変形例においては、水温センサ
80が、上述した残量センサ10に代えて採用さ
れ、当該車両の内燃機関冷却装置における冷却水
の温度をアナログ信号として検出してA−D変換
器20に付与するようになつている。また、この
変形例においては、上述した表示器60における
液晶パネル61が内燃機関冷却装置における冷却
水温をバーグラフ表示するに使用され、かつ液晶
パネル62,63が、冷却水温が異常値(本変形
例にては、120℃)に達したときこれを警告表示
するために使用される。しかして、液晶パネル6
2は、液晶セグメントSaに代えて、第7図bに
示すごとく、過熱警告マークを形取つた液晶セグ
メントScにより構成され、一方、液晶パネル6
3は、第7図cに示すごとく、液晶セグメント
Sbに代えて、異常値120℃を形取つた液晶セグメ
ントSdにより構成されており、これら両液晶セ
グメントSc,Sdは、表示器60の表示面内にて
液晶セグメントSi(120℃に対応する)の下方に位
置している。なお、この変形例においては、第4
図のフローチヤートと実質的に同様なフローチヤ
ートに従つてCPUが実行するために必要な他の
コンピユータプログラムが上述したコンピユータ
プログラムに代えて予めROMに記憶されてい
る。かかる場合、ステツプ76における判別基準
が、F>Kに代えて、冷却水温(以下、符号Tに
より表わす)<前記異常値(以下、符号tにより
表わす)となつている。
以上のように構成した本変形例において、マイ
クロコンピユータ40の作動下にて当該車両の走
行中、内燃機関冷却装置の冷却水温Tが異常値t
=120℃に達した場合には、表示器60が、前記
実施例と実質的に同様にして、駆動回路50から
の第1駆動信号に応答してその所定の表示面内に
て液晶セグメントSiにより冷却水温T=120℃を
第7図b又はcに示すごとくバーグラフ表示する
とともに、駆動回路50からの第2駆動信号(又
は第3駆動信号)に応答して前記表示面の残余の
部分にて液晶セグメントSc(又はSd)により、冷
却水温Tが異常値に達したことを、第5図bに示
すごとく過熱警告マークにより(又は第5図c)
に示すごとくデイジタル的に)警告表示する。こ
れにより、冷却水温Tが異常値tに達しているこ
とが、バーグラフ表示と共に過熱警告マークによ
り(又はデイジタル的に)警告表示されるのて、
運転者はかかる警告内容や冷却水温Tの正常値と
は明確に区別して速やかにかつ容易に視認し得
る。また、この場合、上述した警告表示が表示器
60の所定の表示面たるバーグラフ表示面内にて
バーグラ表示と共になされるので、バーグラフ表
示面内の有効な活用が可能となる。その結果、表
示器60の表示面の縮小につながり、この種表示
装置の外形寸法のコンパクト化に役立つ。なお、
第7図aは、冷却水温Tが正常である場合におけ
る表示器60によるバーグラフ表示をを示す。
また、前記変形例においては、表示器60に三
層の液晶パネル61〜63を設けて第7図に示す
ごとく、バーグラフ表示、過熱警告マーク表示及
びデイジタル表示をするようにしたが、これに代
えて、第8図に示すごとく一層の液晶パネルによ
つて構成してもよい。この場合、かかる液晶パネ
ルは、前記液晶パネル61の液晶セグメントS1
Snに液晶セグメントSn+5,Sn+6を付加して形成
したもので、これら各液晶セグメントSn+5
Sn+6は、液晶パネル61の液晶セグメントSiの下
方に位置する液晶セグメントの両端にそれぞれ上
下方向に沿つて配列されている。
しかして、このような構成にあつては、冷却水
温Tが異常値tに達したとき、表示器60が、前
記変形例と実質的に同様にして、駆動回路50か
らの第1駆動信号に応答してその所定の表示面内
にて液晶セグメントSiにより冷却水温T=120℃
をバーグラフ表示するとともに、駆動回路50か
らの第2駆動信号に応答して前記表示面の残余の
部分にて液晶セグメントS4,Sn+5,Sn+6により、
冷却水温Tが異常値に達したことを、英文字
「H」により警告表示するようにすればよい(第
8図b参照)。なお、第8図aは、冷却水温Tが
正常である場合における表示器60によるバーグ
ラフ表示を示す。また、第9図は、冷却水温Tが
低い場合の警告表示例を示す。この場合、英文字
「C」にて警告表示するために、液晶パネル61
の液晶セグメントS1の上方に位置する液晶セグメ
ントの一端に液晶セグメントSn+7が上下方向に
沿つて配列されている。
また、前記実施例及び変形例においては、燃料
の残量F及び冷却水温Tをそれぞれ表示するに当
り、駆動回路50及び三層の液晶パネル61〜6
3(又は単層の液晶パネル)を備えた表示器60
を採用した例について説明したが、これに代え
て、例えばブラウン管表示器をそのコントローラ
を介してマイクロコンピユータ40に接続した場
合にも、前記実施例及び変形例と同様の作用効果
を達成し得る。この場合、ブラウン管表示器とし
てカラーブラウン管を採用すれば、正常値の表示
と警告表示を色彩により区別することができて視
認性のより一層の向上という点から好ましいこと
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は、第1図における表示器に設けた三
層の液晶パネルの概略側面図、第3図は、第2図
における各液晶パネルの表示形態を示す概略図、
第4図は、第1図におけるマイクロコンピユータ
の作用を示すフローチヤート、第5図は、第2図
における液晶パネルの変形例を示す図、第6図
は、第1図における実施例の変形例を示すブロツ
ク図、第7図は、第6図の変形例における各液晶
パネルの表示形態を示す概略図、並びに第8図及
び第9図は、第6図の変形例における液晶パネル
の他の例を示す図である。 符号の説明、10……残量センサ、20……A
−D変換器、40……マイクロコンピユータ、5
0……駆動回路、60……表示器、Sn,Sa,
Sb,Sc,Sd……液晶セグメント。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両に設けた作動機器の作動に応じて連続的
    に変化する物理量を検出する検出手段と、 この検出手段の検出に応答して前記検出物理量
    を表すバーグラフ表示形態をバーグラフ表示指令
    信号として発生する信号発生手段と、 前記バーグラフ表示指令信号に応答して前記検
    出物理量を前記バーグラフ表示形態でもつて所定
    のバーグラフ表示領域内にて表示する表示手段と
    を備えた車両用表示装置において、 前記検出物理量が異常値になると、前記信号発
    生手段が、前記異常値を表す警告表示形態であつ
    て前記バーグラフ表示形態とは異なる警告表示形
    態を警告表示指令信号として前記バーグラフ表示
    指令信号とともに発生し、 かつ前記表示手段が、前記バーグラフ表示領域
    内における前記バーグラフ表示形態による前記異
    常値の表示とともに、前記警告表示指令信号に応
    答して前記バーグラフ表示領域内であつて前記バ
    ーグラフ表示形態による異常値の表示領域部分以
    外の表示領域部分に前記警告表示形態を表示する
    ようにしたことを特徴とする車両用表示装置。
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