JPH04217941A - アシラールの製造方法 - Google Patents

アシラールの製造方法

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JPH04217941A
JPH04217941A JP3078291A JP7829191A JPH04217941A JP H04217941 A JPH04217941 A JP H04217941A JP 3078291 A JP3078291 A JP 3078291A JP 7829191 A JP7829191 A JP 7829191A JP H04217941 A JPH04217941 A JP H04217941A
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ヴインフリート・ヘルツシユ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/08Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with the hydroxy or O-metal group of organic compounds

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  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式I
【化4】 で示されるアシルオキシメトキシアルキル化合物および
アシルオキシメトキシフェニル化合物(アシラール)の
製造方法に関する。
【0002】2−置換エタンジオールのアセトキシメト
キシ化合物、ならびに1,3−ジ置換および2,3−ジ
置換1,2,3−プロパントリオールのアセトキシメト
キシ化合物は、その良好なアセトキシ離脱基のために重
要な中間体生成物である。
【0003】本発明によって得られるアシラールは、た
とえば非環式ヌクレオシドの合成に有用な中間体生成物
である反応性化合物である(たとえばC.K.Chu,
 S. Cutler:J. Heterocycli
c Chem., 23巻、289頁以下、1986年
参照)。
【0004】アシラール、すなわちヘミアセタールのエ
ステルの製造方法として古くから知られている方法は、
等モル量のアセタールと有機酸無水物を、加熱下、好ま
しくは酸触媒の存在下に反応させる方法である〔たとえ
ば、Houben−Weyl:Methodender
 Organischen Chemie(Metho
ds of Organic Chemistry)、
Georg Thieme Verlag, Stut
tgart, 1965年、VI/3巻、286頁以下
参照〕。
【0005】他の方法では、α−ハロゲノ−エーテルと
カルボン酸のアルカリ金属塩が使用される(たとえば、
J.W. Farren:J. Am. Chem. 
Soc., 47:2422、1925参照)。
【0006】第三の方法としては、ビニルエーテルの高
反応性を利用し、ビニルエーテルへの有機の付加によっ
てアシラールの合成を行うものがある(E. Leva
s:ComptesRendues Hebdomad
aires des S’eances de l’A
cademie des Sciences, Par
is, 288:1443、1949参照)。
【0007】最後に、最近発表された方法では、スルフ
ィニル−メチルエーテルを有機酸無水物と、メタンスル
ホン酸を触媒として反応させ、アシラールが得られてい
る(O. Antonsen, T. Bennech
e, K. Undheim:Acta Chem. 
Scand. B42:515頁以下、1988)。
【0008】本発明は、式Iの化合物の製造のための著
しく簡易化された方法に関する。従来技術に比べて優る
本発明の方法の利点は、アシラールのアルコール成分が
直接、すなわち活性化中間体生成物を前もって単離する
ことなく使用できる点である。
【0009】すなわち、本発明は式I
【化5】 〔式中、R1および/またはR2および/またはR3は
水素、フェニルもしくはアルキルであり、これは1個ま
たはそれ以上のアルコキシ、アルケニルオキシ、アルキ
ルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ベンジル
オキシ、ベンジルチオ、ベンジルアミノ、ジベンジルア
ミノ、アシルオキシ、アシルチオ、アシルアミノ、ジア
シルアミノおよび/またはフタルイミド基および/また
は−(O)(OR5)(OR6)、−P(R5)(O)
(OR6)、−O−CH2−P(O)(OR5)(OR
6)もしくは−O−CH2−P(R5)(O)(OR6
)基(式中、R5およびR6はそれぞれ互いに独立にア
ルキルである)によって任意的に置換されていてもよく
、R4は水素、アルキル、トリフルオロメチルもしくは
フェニルであるか、またはR1は水素であり、R2およ
びR3は、両者で分岐または非分岐炭素環の部分であり
、この環は、アルキルおよび/またはアシルおよび/ま
たはベンジル基で保護された1個以上のヒドロキシル、
メルカプト、アミノまたはアルキルアミノ基を含んでい
てもよく、R4は上に定義した通りであるか、またはR
1は三級炭素原子とR2またはR3の間の付加的結合で
あり、R2およびR3は、両者でフェニル環の部分であ
り、このフェニル環はまた、アルキル基ならびに/また
は、アシルおよび/もしくはベンジルおよび/もしくは
アルキル基で保護されたヒドロキシル、メルカプト、ア
ミノもしくはアルキルアミノ基でさらに置換されていて
もよく、R4は上に定義した通りである〕で示される化
合物を製造するにあたり、式II
【0010】
【化6】 で示される化合物を、式III
【0011】
【化7】 (両式中、R1〜R4は上述の意義を有する)で示され
る化合物と、ジメチルスルホキシドおよび式IIIの無
水物に相当する有機酸の存在下に反応させることを特徴
とする方法。
【0012】この方法はとくに、式Iにおいて、R1お
よび/またはR2および/またはR3が水素、フェニル
またはC1〜C12−アルキルであり、これは3個まで
のC1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アルキルチオ
、C1〜C6−アルキルアミノ、C1〜C12−ジアル
キルアミノ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ベンジル
アミノ、ジベンジルアミノ、C1〜C8−アシルオキシ
、C1〜C8−アシルチオ、C1〜C8−アシルアミノ
および/またはC2〜C16−ジアシルアミル基で置換
されていてもよく(アシル基は脂肪族たとえばアセトキ
シもしくはピバロイルオキシ、または芳香族たとえばベ
ンゾイルオキシでもよく)、また−P(O)(OR5)
(OR6)、−P(R5)(O)(OR6)、−O−C
H2−P(O)(OR5)(OR6)もしくは−O−C
H2−P(R5)(O)(OR6)基(これらの場合、
R5およびR6はそれぞれ、互いに独立にC1〜C6−
アルキルである)で置換されていてもよく、R4は水素
、アルキル、トリフルオロメチルまたはフェニルである
か、またはR1が水素であり、R2およびR3は両者で
、分岐または非分岐炭素環基の部分を表し、その炭素環
部分は2〜8個の炭素原子、好ましくは3〜5個の炭素
原子を有し、またその炭素環基はC1〜C6−アルキル
および/またはC1〜C8−アシルおよび/またはベン
ジル基で保護された1個以上のヒドロキシル、メルカプ
ト、アミノまたはC1〜C6−アルキルアミノ基を含ん
でいてもよく、R4は上に定義した通りであるか、また
はR1は三級炭素原子とR2またはR3の間の付加的結
合であり、R2およびR3は両者でフェニル環の部分で
あり、このフェニル環はまた、アルキル基ならびに/ま
たは、C1〜C8−アシルおよび/もしくはベンジルお
よび/もしくはC1〜C6−アルキル基で保護されたヒ
ドロキシル、メルカプト、アミノもしくはC1〜C4−
アルキルアミノ基でさらに置換されていてもよく、R4
は上に定義した通りである化合物の製造に適している。
【0013】この方法はとくに、式Iにおいて、R1お
よびR2が水素であり、R3がC1〜C12−アルキル
であるかまたはR1が水素であり、R2およびR3がC
1〜C12−アルキルであり、このC1〜C12−アル
キルは、2個までのC1〜C6−アルコキシ、C1〜C
6−アルキルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ベ
ンジルアミノ、C1〜C8アシルオキシ、C1〜C8−
アシルチオおよび/またはC2〜C16−ジアシルアミ
ノ基(これらの場合のアシル基は、脂肪族たとえばアセ
トキシもしくはピバロイルオキシでも、芳香族たとえば
ベンゾイルオキシでもよい)によって置換されていても
よく、また−P(O)(OR5)(OR6)、−P(R
5)(O)(OR6)、−O−CH2−P(O)(OR
5)(OR6)または−O−CH2−P(R5)(O)
(OR6)基(式中、R5およびR6はそれぞれ互いに
独立にC1〜C6−アルキルである)によって置換され
ていてもよく、R4はアルキル、トリフルオロメチルま
たはフェニルである化合物の製造に好ましい。
【0014】上述の方法は、R4がC1〜C6−アルキ
ル、とくにC1〜C3−アルキルである上述の化合物の
製造に、とくに適している。
【0015】本発明の方法は、式IIIの化合物として
無水酢酸(すなわち、R4=CH3)を用いる反応の場
合にとくに重要である。
【0016】上述の化合物の基R1および/またはR2
および/またはR3がアシル基を有する場合には、とく
にこれらのアシル基が式IIIのR4−C(O)基と同
一である場合に均一な生成物が得られる。
【0017】置換基として述べたアルキル基は、直鎖状
、分岐状、環状のいずれであってもよい。
【0018】上述のアシル基は直鎖状、分岐状、脂環族
または芳香族のいずれであってもよい。
【0019】式Iの化合物は1個以上のキラル中心を含
むことができる。それらの化合物は一般にラセミ体とし
て存在するが、純粋なエナンチオーマーを製造し、単離
することも可能である。したがって、本発明は純粋なエ
ナンチオーマー、およびそれらの混合物たとえば会合ラ
セミ体の両者の製造方法に関する。
【0020】置換基R1〜R3のヒドロキシル、メルカ
プトまたはアミノ基が適宜保護されるアルキル、アシル
またはペンジル保護基は、慣用方法で、たとえばハロゲ
ン化ホウ素との反応、加水分解または加水素分解によっ
て切断除去できる。
【0021】本発明の方法を実施するにあたっては、式
IIのアルカノール、式IIIの無水物、その無水物に
相当するカルボン酸および乾燥ジメチルスルホキシドは
、−10〜40℃とくに好ましくは0〜30℃で、撹拌
しながら混合することが好ましい。アルカノール1モル
あたりの無水物:カルボン酸:ジメチルスルホキシドの
モル比は好ましくは2〜10:1.5〜20:1〜30
、とくに好ましくは4〜6:6〜14:10〜20、と
くに約5:約10:約15である。反応混合物は1〜2
4時間とくに好ましくは5〜7時間、0〜100℃とく
に30〜90℃で撹拌することが好ましい。
【0022】反応混合物は常法によって後処理できる。 後処理は、たとえば、得られた反応混合物を氷水中に注
ぎ、エーテル好ましくはジエチルエーテルまたはジイソ
プロピルエーテルと3回振盪して抽出することによって
行うのが好ましい。ついで有機相を水で3回、ついで濃
炭酸水素ナトリウム溶液と水性洗液が酸性反応を示さな
くなるまで振盪して抽出する。次に混合物を再び水と1
回振盪して抽出し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し
、濾過し、減圧下に溶媒を除去する。残留物をたとえば
分別蒸留すると、アシルオキシメチルチオメチルエーテ
ルのほかに、使用したアルカノールのアシルオキシメチ
ル化合物が得られる。本発明を、以下の実施態様によっ
て、さらに詳細に例示する。
【0023】実施例:式Iにおいて、R1=水素、R2
=R3=イソプロポキシメチル、R4=メチルの化合物 氷酢酸120m1および無水酢酸100m1の混合物を
撹拌しながら、混合物の温度が35℃を越えないように
して、乾燥ジメチルスルホキシドを滴加する。混合物を
さらに30分間撹拌したのち、1,3−ビス−イソプロ
ホキシプロパン(イソプロパノール中、ナトリウムイソ
プロピレートを2,3−エポキシプロピルイソプロピル
エーテルと反応させて製造)を滴加する。添加終了後直
ちに、混合物を90〜100℃に7時間加熱する。冷却
して反応混合物を氷−水中に注ぎ、ジエチルエーテルと
数回振盪して抽出する。次に、有機相を水、ついで濃炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥し、減圧下に濃縮する。淡黄色の油状物が残る。こ
れを分別蒸留に付す。圧力15mmHgにおいて沸点4
6〜47℃を示す最初の留分は、アセトキシメチルチオ
メチルエーテルである。反応生成物、2−アセトキシメ
トキシ−1,3−ビス−イソプロポキシプロパンは、1
mmHgの減圧下に87〜92℃で沸騰する。収量27
.3g(理論量の55%)。1H−NMR(60MHz
,CDCl3)、δ〔ppm〕:5.43(s,2H)
、4.0〜3.33(m,7H)、2.12(s,3H
)、1.33(d,12H)
【0024】同様にして以
下の化合物が製造できる。1−アセトキシメトキシ−2
−メトキシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−エト
キシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−プロポキシ
−エタン1−アセトキシメトキシ−2−イソプロポキシ
−エタン1−トリフルオロアセトキシメトキシ−2−イ
ソプロポキシ−エタン1−ベンゾイルオキシメトキシ−
2−イソプロポキシ−エタン1−アセトキシメトキシ−
2−ブトキシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−ベ
ンジルオキシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−フ
ェノキシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−アセト
キシ−エタン1−アセトキシメトキシ−2−ピバロイル
オキシ−エタン2−アセトキシメトキシ−3−メトキシ
−プロパン
【0025】(2−アセトキシメトキシ−エトキシ)メ
タンホスホン酸ジイソプロピルエステル〔(2−アセト
キシメトキシ−エトキシ)メチル〕−メチルホスフィン
酸イソプロピルエステル(3−アセトキシメトキシ)プ
ロパン−ホスホン酸ジイソプロピルエステル1−アセト
キシメトキシ−2−ベンジルオキシ−3−イソプロポキ
シ−プロパン1−ベンゾイルオキシメトキシ−2−ベン
ジルオキシ−3−イソプロポキシ−プロパン1−アセト
キシメトキシ−2−ベンジルオキシ−3−メトキシ−プ
ロパン1−アセトキシメトキシ−2−ベンジルオキシ−
3−エトキシ−プロパン1−アセトキシメトキシ−2,
3−ビス−ベンジルオキシ−プロパン1−アセトキシメ
トキシ−2,3−ビス−(イソプロポキシ)−プロパン
1−アセトキシメトキシ−2−ベンジルオキシ−3−(
N−フタルイミド)−プロパン
【0026】1−アセトキシメトキシ−2−ベンジルオ
キシ−3−メチルチオ−プロパン1−アセトキシメトキ
シ−2−ベンジルオキシ−3−エチルチオ−プロパン(
4−アセトキシメトキシ−3−ベンジルオキシ)ブタン
ホスホン酸ジイソプロピルエステル2−アセトキシメト
キシ−1,3−ビス(メトキシ)−プロパン2−アセト
キシメトキシ−1,3−ビス−(エトキシ)−プロパン
2−アセトキシメトキシ−1,3−ビス(プロポキシ)
−プロパン2−アセトキシメトキシ−1,3−ビス(イ
ソプロポキシ)−プロパン2−トリフルオロアセトキシ
メトキシ−1,3−ビス(イソプロポキシ)−プロパン
2−ベンゾイルオキシメトキシ−1,3−ビス−(イソ
プロポキシ)−プロパン2−アセトキシメトキシ−1,
3−ビス(プロプ−2−エン−1−オキシ)−プロパン
2−アセトキシメトキシ−1,3−ビス(ベンジルオキ
シ)−プロパン2−アセトキシメトキシ−1−イソプロ
ポキシ−1,3−(1,1,2,2−テトラフルオロエ
トキシ)−プロパン(3−アセトキシメトキシ−4−ベ
ンジルオキシ)ブタンホスホン酸ジイソプロピルエステ
ル2−アセトキシメトキシ−1,3−ビス(シクロペン
チルオキシ)−プロパン2−アセトキシメトキシ−1,
3−ビス(シクロヘキシルオキシ)−プロパン
【002
7】2−アセトキシメトキシ−1−ベンジルオキシ−3
−イソプロポキシ−プロパン2−アセトキシメトキシ−
1−ベンジルオキシ−3−メトキシ−プロパン2−アセ
トキシメトキシ−1−イソプロポキシ−3−メトキシ−
プロパン2−アセトキシメトキシ−1−イソプロポキシ
−3−〔1,3−ビス(イソプロポキシ)−2−プロポ
キシ〕−プロパン2−アセトキシメトキシ−1−イソプ
ロポキシ−3−ピバロイルオキシ−プロパン2−アセト
キシメトキシ−1−ベンジルオキシ−3−ピバロイルオ
キシ−プロパン2−アセトキシメトキシ−1,3−ビス
(ピバロイルオキシ)−プロパン2−アセトキシメトキ
シ−1−イソプロポキシ−3−フェノキシ−プロパン2
−アセトキシメトキシ−1−イソプロポキシ−3−(N
−フタルイミド)−プロパンアセトキシメトキシ−シク
ロヘキサンアセトキシメトキシ−ベンゼン
【0028】
相当するプロパノイルオキシメトキシ、ブタノイルオキ
シメトキシ、またはイソブタノイルオキシメトキシ化合
物は、プロピオン酸と無水プロピオン酸、酪酸と無水酪
酸、またはイソ酪酸と無水イソ酪酸を用い、同様の方法
で得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式I 【化1】 〔式中、R1および/またはR2および/またはR3は
    水素、フェニルもしくはアルキルであり、これは1個ま
    たはそれ以上のアルコキシ、アルケニルオキシ、アルキ
    ルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ベンジル
    オキシ、ベンジルチオ、ベンジルアミノ、ジベンジルア
    ミノ、アシルオキシ、アシルチオ、アシルアミノ、ジア
    シルアミノおよび/またはフタルイミド基および/また
    は−P(O)(OR5)(OR6)、−P(R5)(O
    )(OR6)、−O−CH2−P(O)(OR5)(O
    R6)もしくは−O−CH2−P(R5)(O)(OR
    6)基(式中、R5およびR6はそれぞれ互いに独立に
    アルキルである)によって任意的に置換されていてもよ
    く、R4は水素、アルキル、トリフルオロメチルもしく
    はフェニルであるか、またはR1は水素であり、 R2およびR3は、両者で分岐または非分岐炭素環の部
    分であり、この環は、アルキルおよび/またはアシルお
    よび/またはベンジル基で保護された1個以上のヒドロ
    キシル、メルカプト、アミノまたはアルキルアミノ基を
    含んでいてもよく、R4は上に定義した通りであるか、
    または R1は三級炭素原子とR2またはR3の間の付加的結合
    であり、 R2およびR3は、両者でフェニル環の部分であり、こ
    のフェニル環はまた、アルキル基ならびに/または、ア
    シルおよび/もしくはベンジルおよび/もしくはアルキ
    ル基で保護されたヒドロキシル、メルカプト、アミノも
    しくはアルキルアミノ基でさらに置換されていてもよく
    、R4は上に定義した通りである〕で示される化合物を
    製造するにあたり、式II 【化2】 で示される化合物を、式III 【化3】 (両式中、R1〜R4は上述の意義を有する)で示され
    る化合物と、ジメチルスルホキシドおよび式IIIの無
    水物に相当する有機酸の存在下に反応させることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  式IIのアルカノール1モル当り、反
    応原料式IIIの無水物/カルボン酸/ジメチルスルホ
    キシドの使用モル比は2〜10/1.5〜20/1〜3
    0とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  反応原料は−10〜30℃の温度で撹
    拌しながら混合し、得られた反応混合物を0〜100℃
    の温度で1〜24時間撹拌する請求項1記載の方法。
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