JP2518769B2 - β−ケトカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

β−ケトカルボン酸エステルの製造方法

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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/333Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C67/343Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アセトカルボン酸エス
テルとカルボン酸塩化物とから出発するβ−ケトカルボ
ン酸エステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】β−ケトエステルの製造方法としては、多
くの方法が公知である。従って、例えば、カルボニル成
分としてのカルボン酸エステルを不活性溶剤中で等モル
量の塩基、例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド
又はアルカリ金属アルコラートを用いて、CH−酸のカ
ルボン酸エステルと反応させて、β−ケトカルボン酸エ
ステルを得る。混合エステル縮合反応は一般にカルボニ
ル成分としてのギ酸エステルによってのみ実施される、
さもない場合には混合反応生成物が形成されるからであ
る。しかし、この場合に縮合反応で形成されるβ−ケト
エステルは転化されるべき出発化合物よりも高い反応性
を有し、多くの二次反応を生じうるので、この場合に達
せられる収率は比較的低い。このような製造方法は米国
特許第A2407942号及び第A2367632号明
細書に述べられている。
【0003】さらに、ドイツ特許第A2412784号
明細書では、β−ケトエステルを製造するために、少な
くとも等モル量の塩基を用いた。CH−酸のジアルキル
ケトンとジアルキルカルボネートとの縮合が述べられて
いる。しかし、この方法は良好な収率を得るために溶媒
として高毒性のヘキサメチルホスホロトリアミドを用い
なければならないという欠点を有する。
【0004】ジェイアムケムソク.(Am
ChemSoc.)67、2198(1945)に
は、アセト酢酸エステルナトリウムのカルボン酸塩化物
によるアシル化及び生ずるアセチルアセト酢酸エステル
のアンモニア又はナトリウムメチラートによる開裂によ
ってβ−ケトエステルを得ることが述べられている。し
かし、得られる収率は30〜40%のオーダーであるに
すぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】英国特許第B1000
709号明細書とヘルブ.(Helv.)35、228
0(1952)とから、マグネシウムアルコラートの存
在下でアセト酢酸エステルとカルボン酸塩化物とを反応
させ、2−アセチルアセト酢酸エステルを加水分解によ
って開裂させて、β−ケトエステルを製造することが公
知である。しかし、実際には、この方法でも困難が生ず
る。例えば、商業的に入手可能なマグネシウムアルコラ
ートの活性は不充分であるので、反応のために必要なマ
グネシウムアルコラートを常に新たに製造しなければな
らないが、このことは薬物学的に非常に有害な四塩化炭
素の使用を必要とする。
【0006】それ故、本発明の目的は、容易に入手可能
な物質から出発して、簡単で費用効果的な方法によっ
て、良好な収率でβ−ケトエステルを生ずるβ−ケトエ
ステルの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】不溶性溶媒中でアセトカ
ルボン酸エステルと水酸化カルシウム又は酸化カルシウ
ムとを反応させて、形成されたカルシウム錯体をカルボ
ン酸塩化物によってアシル化し、次に生成物をアンモニ
ウム塩によって開裂させてβ−ケトエステルを形成する
ことによって、β−ケトエステルが非常に良好な収率で
得られることが判明している。
【0008】本発明は、一般式: O O ‖ ‖ (I) R2 C−CHR3 −C−OR1 〔式中、R1 は炭素数1〜4のアルキルラジカルであ
り;R2 は炭素数2〜15のアルキルラジカルもしくは
アルケニルラジカル又はフェニルラジカルであり;R3
は水素又は炭素数1〜6のアルキルラジカルもしくはア
ルケニルラジカルである〕で示されるβ−ケトカルボン
酸エステルの製造方法において、 一般式: O O ‖ ‖ (II) CH3 −C−CHR3 −C−OR1 〔式中、R1 とR3 は上記で定義した通りである〕で示
されるアセトカルボン酸エステルを有機溶剤の存在下か
つ水の不存在下で水酸化カルシウム又は酸化カルシウム
と反応させ、形成されたカルシウムキレート錯体をカル
ボン酸塩化物によってアシル化し、生成物を次にアンモ
ニウム塩水溶液の添加によりpHを8.8〜9.5に調
節し、更に反応温度0〜50℃において開裂させて、式
(I)のβ−ケトカルボン酸エステルを形成することを
特徴とする方法に関する。
【0009】
【作 用】ラジカルR1 の好ましい例はメチルラジカル
又はエチルラジカルである。適当なラジカルR2 は線
状、分枝もしくは環式の飽和もしくは不飽和アルキルラ
ジカル又はアルケニルラジカル、例えばエチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、n−
ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、シクロ
ヘキシルメチル、ウンデセニル又はペンタデセニルラジ
カルである。他の適当なラジカルR2 は置換又は非置換
フェニルラジカルである。R3 の例は水素、又はメチ
ル、エチルもしくはn−プロピルラジカルである。R3
は水素であることが好ましい。
【0010】カルシウムキレート錯体を製造するには、
式(II) のアセトカルボン酸エステルを水酸化カルシウ
ム又は酸化カルシウムと、好ましくは水酸化カルシウム
と反応させる。カルシウム化合物は無水条件下で有機溶
剤中に懸濁するが、反応物質の良好な分布は機械的運動
によって保証される。非プロトン性溶媒を用いることが
好ましく、この例は例えば塩化メチレン、1,1,1−
トリクロロエタン及びトリクロロエチレンのような塩素
化炭化水素である。例えばベンゼンもしくはトルエンの
ような芳香族炭化水素、例えばジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテルもしくはテトラヒドロフランのよう
なエーテル、又は例えばイソプロピルメチルケトン又は
イソブチルメチルケトンのようなケトンを用いることも
可能である。塩化メチレン又は前記溶媒と塩化メチレン
との混合物が特に好ましい。
【0011】反応は0〜50℃、好ましくは20〜30
℃の温度において実施し、反応混合物は冷却によって反
応温度に維持する。カルシウム化合物はアセトカルボン
酸エステルを基準にして好ましくは少なくとも同等量
で、特に好ましくは過剰に、特に5モル%までの過剰に
用いられる。ラジカルR2 を導入するためには、予備工
程で製造されたカルシウムキレート錯体を適当なカルボ
ン酸塩化物によってアシル化する。カルボン酸塩化物は
その都度、アセトカルボン酸エステルを基準にして、好
ましくは少なくとも同等量で、特に好ましくは過剰に、
特に10〜20モル%までの過剰に、懸濁液に加えられ
る。反応温度は0〜50℃、好ましくは30〜40℃で
ある。
【0012】一般式(I)の所望のβ−ケトカルボン酸
エステルを形成するためには、懸濁液を次にアンモニウ
ム塩、好ましくはギ酸アンモニウム、酢酸アンモニウム
又は塩化アンモニウムの水溶液によって、好ましくは塩
化アンモニウム水溶液によって処理する。溶液中のアン
モニウム塩濃度は10〜20重量%であることが好まし
い。アンモニウム塩はアセトカルボン酸エステルを基準
にして大体等モル量で用いることが好ましい。塩基、好
ましくはアンモニア又は水溶性第一アミンもしくは第二
アミンの添加によって、特に好ましくはアンモニア水溶
液の添加によって懸濁液のpHを8.8〜9.5に調節
する。反応は0〜50℃、好ましくは30〜40℃の温
度において進行して、β−ケトカルボン酸エステルを形
成する。反応の終了後に、形成されたβ−ケトカルボン
酸エステルを例えば抽出又は蒸発のような通常の方法に
よって単離し、例えば分溜によってさらに精製すること
ができる。
【0013】本発明の方法によって容易に入手可能なβ
−ケトカルボン酸エステルは薬剤学的活性成分又は植物
保護剤の合成に重要な中間体として使用可能である。特
定のプロピオニル酢酸エステルは生分解性ポリマーの原
料としても適している。下記実施例によって本発明をさ
らに説明する:
【0014】
【実施例】実施例1 水酸化カルシウム77.8g(1.05モル)を塩化メ
チレン550ml中に入れ、アセト酢酸メチルエステル
116g(1.0モル)を20〜30℃において20分
間以内に激しく攪拌しながら滴加した。この後、攪拌を
1/2時間続けた。次に、塩化ブチリル122.6g
(1.15モル)を濃厚懸濁液中に30〜35℃におい
て1.5時間以内に配量した。この後、攪拌を40℃に
おいて2時間続けた。次に、水350ml中の塩化アン
モニウム56.2g(1.05モル)を30℃において
反応混合物に加え、生ずる混合物を1/2時間攪拌し
た。アンモニア水溶液の添加によってpHを8.9〜
9.0に調節した後に、混合物を30〜35℃において
さらに3時間攪拌した。次に、反応混合物を濃塩酸(p
H0.5〜1.0)によって酸性化(pH0.5〜1.
0)し、炭酸水素ナトリウム溶液と水とによって洗浄し
た。水相を分離後、塩化メチレンを蒸発器によって留去
した。これによってブチリル酢酸メチルエステル134
g(GC純度84%)が黄色液体として得られた(収率
78%)。
【0015】実施例2 酸化カルシウム56g(1モル)を塩化メチレン650
ml中に入れ、アセト酢酸メチルエステル116g
(1.0モル)を20〜30℃において0.5時間以内
に滴加した。この後、攪拌をこの温度において1時間続
けた。次に、酪酸塩化物116g(1.05モル)を粘
稠懸濁液中に30〜35℃において1時間以内に配量
し、この温度において攪拌を3時間続けた。次に、水3
00ml中の塩化アンモニウム54g(1モル)を30
℃において粘稠懸濁液に加え、生ずる混合物を30分間
攪拌した。アンモニア水溶液の添加によってpHを9に
調節し、攪拌を30℃においてさらに3時間続けた。次
に、反応混合物を濃塩酸によって酸性化(pH<1)し
た後に、炭酸水素ナトリウム溶液と水とによって洗浄し
た。水相を分離後、溶媒を蒸発器によって留去した。こ
れによって、ブチリル酢酸メチルエステル141g(G
C純度73%)が得られた(収率71%)。
【0016】実施例3 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン520mlとメ
チルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢酸メ
チルエステル116g(1.0モル)を水酸化カルシウ
ム77.8g(1.05モル)及びプロピオン酸塩化物
106.5g(1.15モル)と反応させた。この後の
アンモニアとの反応中のpHは9.1に調節した。プロ
ピオニル酢酸メチルエステル117g(GC純度79.
0%)が得られた(収率71.0%)。
【0017】実施例4 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン520mlとメ
チルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢酸メ
チルエステル116g(1.0モル)を水酸化カルシウ
ム77.8g(1.05モル)及びイソ酪酸塩化物12
2.6g(1.15モル)と反応させた。この後のアン
モニアとの反応中のpHは9.2に調節した。イソブチ
リル酢酸メチルエステル136g(GC純度79.8
%)が得られた(収率75.4%)。
【0018】実施例5 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン520mlとメ
チルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢酸メ
チルエステル116g(1.0モル)を水酸化カルシウ
ム77.8g(1.05モル)及び吉草酸塩化物13
8.7g(1.15モル)と反応させた。この後のアン
モニアとの反応中のpHは9.1に調節した。バレリル
酢酸メチルエステル151g(GC純度82.5%)が
得られた(収率79.0%)。
【0019】実施例6 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン520mlとメ
チルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢酸メ
チルエステル116g(1.0モル)を水酸化カルシウ
ム77.8g(1.05モル)及びヘキサン酸塩化物1
48.0g(1.1モル)と反応させた。この後のアン
モニアとの反応中のpHは9.2に調節した。ヘキシリ
ル酢酸メチルエステル165g(GC純度78.5%)
が得られた(収率75.0%)。
【0020】実施例7 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン520mlとメ
チルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢酸メ
チルエステル116g(1.0モル)を水酸化カルシウ
ム77.8g(1.05モル)及びシクロヘキシル酢酸
塩化物176.7g(1.1モル)と反応させた。アン
モニアを配量した後の反応時間はpH9.5において6
時間であった。4−シクロヘキシル酢酸メチルエステル
196g(GC純度75.0%)が得られた(収率7
4.5%)。
【0021】実施例8 実施例1と同じ条件下で、塩化メチレン1.2リットル
とメチルエチルケトン30mlとの混合物中のアセト酢
酸エチルエステル130g(1.0モル)を水酸化カル
シウム77.8g(1.05モル)及びプロピオン酸塩
化物106.5g(1.15モル)と反応させた。アン
モニアを配量した後の反応時間はpH9.3において4
時間であった。プロピオニル酢酸エチルエステル134
g(GC純度72.0%)が得られた(収率67.0
%)。
【0022】実施例のβ−ケトカルボン酸エステルは、
分溜後に、96〜99%純度で得られた。
【0023】以下、本発明の好ましい実施態様を次に挙
げる: 1. アセトカルボン酸エステルとしてアセト酢酸エス
テルを用いることを特徴とする請求項1記載の方法。
【0024】2. カルシウムキレート錯体の製造のた
めに、水酸化カルシウムを用いることを特徴とする請求
項1又は前項1に記載の方法。
【0025】3. アセト酢酸エステルを基準として少
なくとも同等量でカルシウム化合物を用いることを特徴
とする請求項1、前項1〜前項2のいずれか1項に記載
の方法。
【0026】4. 非プロトン性溶媒を用いることを特
徴とする請求項1、前項1〜前項3のいずれか1項に記
載の方法。
【0027】5. 溶媒として塩化メチレン又は塩化メ
チレンを含む混合物を用いることを特徴とする請求項
1、前項1〜前項4のいずれか1項に記載の方法。
【0028】6. アセトカルボン酸エステルを基準と
して少なくとも同等量で、カルボン酸塩化物を懸濁液に
加えることを特徴とする請求項1、前項1〜前項5のい
ずれか1項に記載の方法。
【0029】7. アシル化カルシウムキレート錯体の
開裂をpH8.8〜9.5の塩化アンモニウム水溶液中
で実施することを特徴とする請求項1、前項1〜前項6
のいずれか1項に記載の方法。
【0030】8. 請求項1、前項1〜前項7のいずれ
か1項に記載の方法によって製造したプロピオニル酢酸
エチルエステルの生分解性ポリマー製造への使用。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: O O ‖ ‖ (I) R2 C−CHR3 −C−OR1 〔式中、R1 は炭素数1〜4のアルキルラジカルであ
    り;R2 は炭素数2〜15のアルキルラジカルもしくは
    アルケニルラジカル又はフェニルラジカルであり;R3
    は水素又は炭素数1〜6のアルキルラジカルもしくはア
    ルケニルラジカルである〕で示されるβ−ケトカルボン
    酸エステルの製造方法において、 一般式: O O ‖ ‖ (II) CH3 −C−CHR3 −C−OR1 〔式中、R1 とR3 は上記で定義した通りである〕で示
    されるアセトカルボン酸エステルを有機溶剤の存在下か
    つ水の不存在下で水酸化カルシウム又は酸化カルシウム
    と反応させ、形成されたカルシウムキレート錯体をカル
    ボン酸塩化物によってアシル化し、生成物を次にアンモ
    ニウム塩水溶液の添加によりpHを8.8〜9.5に調
    節し、更に反応温度0〜50℃において開裂させて、式
    (I)のβ−ケトカルボン酸エステルを形成することを
    特徴とする方法。
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